JPH0621059Y2 - リ−ルブレ−キ装置 - Google Patents
リ−ルブレ−キ装置Info
- Publication number
- JPH0621059Y2 JPH0621059Y2 JP17183986U JP17183986U JPH0621059Y2 JP H0621059 Y2 JPH0621059 Y2 JP H0621059Y2 JP 17183986 U JP17183986 U JP 17183986U JP 17183986 U JP17183986 U JP 17183986U JP H0621059 Y2 JPH0621059 Y2 JP H0621059Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reel
- spring
- lever
- brake device
- pressing force
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 この考案は、例えば駆動力を与えてビデオテープの早送
り、巻戻等を行なうためのリール台において、そのビデ
オテープのリールを停止するリールブレーキ装置に関す
る。
り、巻戻等を行なうためのリール台において、そのビデ
オテープのリールを停止するリールブレーキ装置に関す
る。
（ロ）従来の技術 従来のリールブレーキ装置Ｄａは第３図に示すように、
スプリング６ａ，６ｂの端部を駆動機構（図示省略）に
接続し、その駆動機構を制御することによって回転レバ
ー４ａ，４ｂのリール台１ａへの摩擦押圧力を変換した
り組合せたりしてリール台１ａの制御力及びその制御力
の強弱を確保していた。
スプリング６ａ，６ｂの端部を駆動機構（図示省略）に
接続し、その駆動機構を制御することによって回転レバ
ー４ａ，４ｂのリール台１ａへの摩擦押圧力を変換した
り組合せたりしてリール台１ａの制御力及びその制御力
の強弱を確保していた。
（ハ）考案が解決しようとする問題点 しかし、リールブレーキ装置Ｄａでは制動モードに応じ
て回転レバー４ａ，４ｂを押圧したり切離したりする機
構が個別に必要となり、部品点数も多く組立ても煩雑で
あるという問題があった。
て回転レバー４ａ，４ｂを押圧したり切離したりする機
構が個別に必要となり、部品点数も多く組立ても煩雑で
あるという問題があった。
この考案は上記の事情に鑑みてなされたものであり、リ
ールへの制動が可変であって且つ部品点数も少なく組立
ても簡便なリールブレーキ装置を提供するものである。
ールへの制動が可変であって且つ部品点数も少なく組立
ても簡便なリールブレーキ装置を提供するものである。
（ニ）問題点を解決するための手段 この考案は、回動レバーに付勢力を与えるスプリングの
他端をリンク掛止めにしたリールブレーキ装置である。
他端をリンク掛止めにしたリールブレーキ装置である。
その詳細な構成は、テープを巻取りするためのリールが
載置され、回転停止のための摩擦押圧力を受ける被押圧
部が設けられたリール台と、一端が摩擦部材を介して上
設リール台の被押圧部に当接し、他端にばね掛け部が設
けられた回動レバーと、一端が回転レバーのばね掛け部
に掛けられ、上記リール台の被押圧部に回転レバーが回
転停止の押圧力を与えるように付勢するスプリングと、
そのスプリングの他端を掛けるばね掛け部が設けられた
リンク装置とを備え、そのリンク装置のばね掛け部が、
スプリングの張力を変えることで回動レバーのリール台
への摩擦押圧力を変化可能とするように移動可能とした
ことを特徴とするリールブレーキ装置である。
載置され、回転停止のための摩擦押圧力を受ける被押圧
部が設けられたリール台と、一端が摩擦部材を介して上
設リール台の被押圧部に当接し、他端にばね掛け部が設
けられた回動レバーと、一端が回転レバーのばね掛け部
に掛けられ、上記リール台の被押圧部に回転レバーが回
転停止の押圧力を与えるように付勢するスプリングと、
そのスプリングの他端を掛けるばね掛け部が設けられた
リンク装置とを備え、そのリンク装置のばね掛け部が、
スプリングの張力を変えることで回動レバーのリール台
への摩擦押圧力を変化可能とするように移動可能とした
ことを特徴とするリールブレーキ装置である。
（ホ）作用 リンクが揺動すると、リンクのばね掛け部の位置が移動
し、スプリングの張力が変わる。
し、スプリングの張力が変わる。
（ヘ）実施例 この考案を第１〜２図に示す実施例に基づき詳述する
が、これによってこの考案が限定されるものではない。
が、これによってこの考案が限定されるものではない。
リールブレーキ装置Ｄにおいて、１はリール台であり、
テープを巻取りするためのリール（図示省略）が載置さ
れる。２は、リール台１に設けられた、回転停止つまり
制動のための摩擦押圧力を受ける被押圧部である、３
は、リール軸である。
テープを巻取りするためのリール（図示省略）が載置さ
れる。２は、リール台１に設けられた、回転停止つまり
制動のための摩擦押圧力を受ける被押圧部である、３
は、リール軸である。
４はリール台１に制動のための摩擦押圧力を与える回動
レバーであり、リール台１側の端部に摩擦部材５が配設
されている。摩擦部材５は、例えばフェルトからできて
いる。回動レバー４の他端には、スプリング６を掛ける
ためのばね掛け部７が設けられている。２０は枢支軸で
ある。
レバーであり、リール台１側の端部に摩擦部材５が配設
されている。摩擦部材５は、例えばフェルトからできて
いる。回動レバー４の他端には、スプリング６を掛ける
ためのばね掛け部７が設けられている。２０は枢支軸で
ある。
８はリンク装置である。リンク装置８にはスプリング６
の他端が掛けられるばね掛け部９が設けられている。そ
うして、リンク装置８の揺動に伴ないばね掛け部９がそ
の位置を変えスプリング６の張力が変化する構成となっ
ている。つまり、リンク装置８は、固定ピン１３と、連
結ピン１０，１２と、部材１４，１７及び連結ピン１０
の挿通する長形の孔部１６を有する部材（図示省略）と
連結ピン１０を長形の孔部１６に沿って駆動する部材
（図示省略）からなる。
の他端が掛けられるばね掛け部９が設けられている。そ
うして、リンク装置８の揺動に伴ないばね掛け部９がそ
の位置を変えスプリング６の張力が変化する構成となっ
ている。つまり、リンク装置８は、固定ピン１３と、連
結ピン１０，１２と、部材１４，１７及び連結ピン１０
の挿通する長形の孔部１６を有する部材（図示省略）と
連結ピン１０を長形の孔部１６に沿って駆動する部材
（図示省略）からなる。
従って、この考案のリールブレキ装置Ｄにおいては、リ
ールに弱い制動力を与える場合には、第１図に示すよう
に孔部１６の端部１８側に固定ピン１０が位置するよう
にリンク装置８を操作し、スプリング６の張力を小さく
する。この時、回転レバー４はスプリング６に弱く引張
られて摩擦部材５を介してリール台１を弱い力で押圧
し、よってリール台１に載置されるリールに加わる制動
力は弱い。
ールに弱い制動力を与える場合には、第１図に示すよう
に孔部１６の端部１８側に固定ピン１０が位置するよう
にリンク装置８を操作し、スプリング６の張力を小さく
する。この時、回転レバー４はスプリング６に弱く引張
られて摩擦部材５を介してリール台１を弱い力で押圧
し、よってリール台１に載置されるリールに加わる制動
力は弱い。
一方、リールに強い制動力を与える場合には、第２図に
示すように孔部１６の端部１９側に連結ピン１０が位置
するようにリンク装置８を操作し、スプリング６の張力
を大きくする。この時、回転レバー４はスプリング６に
強く引張られて摩擦部材５を介してリール台１を強い力
で押圧し、よってそのリール台１に載置されるリールに
加わる制動力は強い。
示すように孔部１６の端部１９側に連結ピン１０が位置
するようにリンク装置８を操作し、スプリング６の張力
を大きくする。この時、回転レバー４はスプリング６に
強く引張られて摩擦部材５を介してリール台１を強い力
で押圧し、よってそのリール台１に載置されるリールに
加わる制動力は強い。
なお、所望の強さの制動力は、固定ピン１０が孔部１６
の両端部１８，１９の間に位置するようにリンク装置８
を操作することによって得ることができる。
の両端部１８，１９の間に位置するようにリンク装置８
を操作することによって得ることができる。
（ト）考案の効果 この考案によれば、リールへの制動力が可変であって、
かつ部品点数が少なく組立ても簡便であるという効果が
得られている。
かつ部品点数が少なく組立ても簡便であるという効果が
得られている。
第１図はこの考案の一実施例で弱い制動力が作用してい
る状態を示す構成説明図、第２図は強い制動力が作用し
ている場合の第１図相当図、第３図は従来例の構成を示
す説明図である。 Ｄ……リールブレーキ装置、 １……リール台、２……被押圧部、 ４……回動レバー、５……スプリング、 ７，９……ばね掛け部、８……リンク装置。
る状態を示す構成説明図、第２図は強い制動力が作用し
ている場合の第１図相当図、第３図は従来例の構成を示
す説明図である。 Ｄ……リールブレーキ装置、 １……リール台、２……被押圧部、 ４……回動レバー、５……スプリング、 ７，９……ばね掛け部、８……リンク装置。
Claims (1)
- 【請求項１】テープを巻取りするためのリールが載置さ
れ、回転停止のための摩擦押圧力を受ける被押圧部が設
けられたリール台と、一端が摩擦部材を介して上設リー
ル台の被押圧部に当接し、他端にばね掛け部が設けられ
た回動レバーと、一端が回転レバーのばね掛け部に掛け
られ、上記リール台の被押圧部に回転レバーが回転停止
の押圧力を与えるように付勢するスプリングと、そのス
プリングの他端を掛けるばね掛け部が設けられたリンク
装置とを備え、 そのリンク装置のばね掛け部が、スプリングの張力を変
えることで回動レバーのリール台への摩擦押圧力を変化
可能とするように移動可能としたことを特徴とするリー
ルブレーキ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17183986U JPH0621059Y2 (ja) | 1986-11-07 | 1986-11-07 | リ−ルブレ−キ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17183986U JPH0621059Y2 (ja) | 1986-11-07 | 1986-11-07 | リ−ルブレ−キ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6378322U JPS6378322U (ja) | 1988-05-24 |
| JPH0621059Y2 true JPH0621059Y2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=31107839
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17183986U Expired - Lifetime JPH0621059Y2 (ja) | 1986-11-07 | 1986-11-07 | リ−ルブレ−キ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0621059Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2531541Y2 (ja) * | 1990-04-03 | 1997-04-02 | 株式会社ダイフク | リニアモータ式搬送設備の制動装置 |
-
1986
- 1986-11-07 JP JP17183986U patent/JPH0621059Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6378322U (ja) | 1988-05-24 |
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