JPH0620983Y2 - 荷重測定用油圧回路 - Google Patents
荷重測定用油圧回路Info
- Publication number
- JPH0620983Y2 JPH0620983Y2 JP1988065377U JP6537788U JPH0620983Y2 JP H0620983 Y2 JPH0620983 Y2 JP H0620983Y2 JP 1988065377 U JP1988065377 U JP 1988065377U JP 6537788 U JP6537788 U JP 6537788U JP H0620983 Y2 JPH0620983 Y2 JP H0620983Y2
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- JP
- Japan
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- hydraulic
- oil
- tank
- valve
- pump
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- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は荷重測定用油圧回路に関する。
〔従来の技術〕 油圧式重量測定機にて被検重量物の重量を測定するに
は、第2図系統図に示すように、被検重量物2の両端を
一対の支持台3,3で水平に支持し、支持台3,3のそれぞれ
内側寄りに配設されピストン12の上端にロードセル1を
有する油圧シリンダー13,13に油圧を供給し、両ピスト
ン12,12で被検重量物2を支持し、その際のロードセル
1,1の出力によりその重量を測定する。
は、第2図系統図に示すように、被検重量物2の両端を
一対の支持台3,3で水平に支持し、支持台3,3のそれぞれ
内側寄りに配設されピストン12の上端にロードセル1を
有する油圧シリンダー13,13に油圧を供給し、両ピスト
ン12,12で被検重量物2を支持し、その際のロードセル
1,1の出力によりその重量を測定する。
しかしながら、このような油圧式重量測定機において
は、下記のような問題がある。
は、下記のような問題がある。
(1)重量測定中は、油圧シリンダー13,13を伸長し、ロ
ードセル1で被検重量物2を支持するので、その間、ポ
ンプの発生する油圧脈動が油圧シリンダーに伝わり、測
定値が変動する。
ードセル1で被検重量物2を支持するので、その間、ポ
ンプの発生する油圧脈動が油圧シリンダーに伝わり、測
定値が変動する。
(2)測定が終了したとき、直ちにロードセル1を下降さ
せて、被検重量物から離さないと、ロードセルは徒らに
負荷されてその耐用命数が短くなる。
せて、被検重量物から離さないと、ロードセルは徒らに
負荷されてその耐用命数が短くなる。
本考案はこのような事情に鑑みて提案されたもので、測
定中にロードセルの測定値が変動することを防止すると
ゝもに測定後はすぐにロードセルを無負荷にして高精度
で重量測定を行う長寿命の荷重測定油圧回路を提供する
ことを目的とする。
定中にロードセルの測定値が変動することを防止すると
ゝもに測定後はすぐにロードセルを無負荷にして高精度
で重量測定を行う長寿命の荷重測定油圧回路を提供する
ことを目的とする。
そのために本考案は、長尺被検重量物1を油圧の供給に
より伸長する左右1対の油圧シリンダーでそれぞれロー
ドセルを介して支持することによりその重量を測定する
ようにした荷重測定用油圧回路において、タンクの油を
ポンプを介して吸込み、これを三方弁の一方の出口を経
て上記タンクに戻す第1の管路と、上記三方弁の他方の
出口を開閉弁を介して上記タンクに接続する第2の管路
と、上記三方弁と上記開閉弁とを接続する管路より分岐
し上記1対の油圧シリンダーに油圧を給排する分岐管と
を具えたことを特徴とする。
より伸長する左右1対の油圧シリンダーでそれぞれロー
ドセルを介して支持することによりその重量を測定する
ようにした荷重測定用油圧回路において、タンクの油を
ポンプを介して吸込み、これを三方弁の一方の出口を経
て上記タンクに戻す第1の管路と、上記三方弁の他方の
出口を開閉弁を介して上記タンクに接続する第2の管路
と、上記三方弁と上記開閉弁とを接続する管路より分岐
し上記1対の油圧シリンダーに油圧を給排する分岐管と
を具えたことを特徴とする。
このような構成により、測定中は油圧シリンダーへの油
圧供給回路を遮断するので、ポンプの油圧脈動が油圧シ
リンダーに伝達されることがなく、また測定後は油圧シ
リンダーの油はポンプの戻り油管路とは別の戻り油管路
を経て油タンクに戻るから、ポンプの戻り油管路に発生
する油の流過抵抗に基づく圧力が油圧シリンダーを付勢
することがない。
圧供給回路を遮断するので、ポンプの油圧脈動が油圧シ
リンダーに伝達されることがなく、また測定後は油圧シ
リンダーの油はポンプの戻り油管路とは別の戻り油管路
を経て油タンクに戻るから、ポンプの戻り油管路に発生
する油の流過抵抗に基づく圧力が油圧シリンダーを付勢
することがない。
本考案を車両重量計測機に適用した一実施例を図面につ
いて説明すると、第1図はその系統図である。
いて説明すると、第1図はその系統図である。
上図において、第2図と同一の符番はそれぞれ同図と同
一の部材を示し、8はタンク11、ポンプ6,2ポジショ
ン3ポート型油圧コントロールバルブ4を経て油をタン
ク11に戻す第1の戻り油管路、7はリリーフバルブ、10
は油圧コントロールバルブ4の他方の出口より2ポジシ
ョン3ポート型油圧コントロールバルブ5を経てタンク
11に油を戻す第2の戻り油管路、9は第2の戻り油管路
10のコントロールバルブ4,5を接続する部分より分岐
し、油を油圧シリンダー13,13に給排する分岐管であ
る。
一の部材を示し、8はタンク11、ポンプ6,2ポジショ
ン3ポート型油圧コントロールバルブ4を経て油をタン
ク11に戻す第1の戻り油管路、7はリリーフバルブ、10
は油圧コントロールバルブ4の他方の出口より2ポジシ
ョン3ポート型油圧コントロールバルブ5を経てタンク
11に油を戻す第2の戻り油管路、9は第2の戻り油管路
10のコントロールバルブ4,5を接続する部分より分岐
し、油を油圧シリンダー13,13に給排する分岐管であ
る。
このような装置において、コントロールバルブ4は三方
弁として作用し、上動したときは図示のようにポンプ6
の吐出油を第1の管路8を経てタンク11に戻し、下動し
たときはポンプ6の吐出油を分岐管9に連通する。
弁として作用し、上動したときは図示のようにポンプ6
の吐出油を第1の管路8を経てタンク11に戻し、下動し
たときはポンプ6の吐出油を分岐管9に連通する。
また、コントロールバルブ5は開閉弁として作用し、上
動位置では図示のように分岐管9を第2の戻り油管路10
に連通し、下動位置では分岐管9を閉鎖するようになっ
ている。
動位置では図示のように分岐管9を第2の戻り油管路10
に連通し、下動位置では分岐管9を閉鎖するようになっ
ている。
I.そこで、まず、重量測定に先立って、コントロールバ
ルブ4及び5をともに図示のように上動位置にシフトす
る。
ルブ4及び5をともに図示のように上動位置にシフトす
る。
そうすると、ポンプ6の油はコントロールバルブ4,第
1の戻り油管路8を経てタンク11に戻り、分岐管9の油
はコントロールバルブ5及び第2の戻り油管路10を経て
タンク11に戻るから、油圧シリンダー13,13に油圧はか
ゝらず、従ってロードセル1,1はそれぞれピストン12の
自重で下位置に下がっている。
1の戻り油管路8を経てタンク11に戻り、分岐管9の油
はコントロールバルブ5及び第2の戻り油管路10を経て
タンク11に戻るから、油圧シリンダー13,13に油圧はか
ゝらず、従ってロードセル1,1はそれぞれピストン12の
自重で下位置に下がっている。
II.次に、被検重量物を支持台3,3による支持から、油圧
シリンダー13,13により支持するためにコントロールバ
ルブ4及び5をともに下動位置にシフトする。
シリンダー13,13により支持するためにコントロールバ
ルブ4及び5をともに下動位置にシフトする。
そうすると、コントロールバルブ5は閉塞され、ポンプ
6の油は分岐管9を経て油圧シリンダー13,13に供給さ
れるから、両油圧シリンダーは伸長し、ロードセル1は
それぞれ被検重量物2に当接し、これを支持し被検重量
物2は支持台3,3から離れて、油圧シリンダー13,13に
より支持されることになる。
6の油は分岐管9を経て油圧シリンダー13,13に供給さ
れるから、両油圧シリンダーは伸長し、ロードセル1は
それぞれ被検重量物2に当接し、これを支持し被検重量
物2は支持台3,3から離れて、油圧シリンダー13,13に
より支持されることになる。
III.測定中はコントロールバルブ4は上動位置に、コン
トロールバルブ5は下動位置にそれぞれシフトする。
トロールバルブ5は下動位置にそれぞれシフトする。
そうすると、分岐管9はともに両コントロールバルブに
より閉塞されるから、油圧シリンダー13の油は閉じ込め
られ、ピストン12はそれぞれその時の長さで固定され
る。
より閉塞されるから、油圧シリンダー13の油は閉じ込め
られ、ピストン12はそれぞれその時の長さで固定され
る。
従って、ポンプ6の油圧脈動はコントロールバルブ4で
ブロックされるので、ロードセル1は正確な重量計測を
行うことを可能とする。
ブロックされるので、ロードセル1は正確な重量計測を
行うことを可能とする。
このような装置によれば、下記の効果が奏せられる。
(1)重量計測中は、ポンプがロードセルを有する油圧シ
リンダー回路から切り離されるので、ロードセルは油圧
脈動の影響を受けることなく、正確な荷重測定が可能と
なる。
リンダー回路から切り離されるので、ロードセルは油圧
脈動の影響を受けることなく、正確な荷重測定が可能と
なる。
(2)ロードセル下降時には、油圧シリンダーは分岐管及
び第2の戻り油管路よりなる独立した管路でタンクに接
続されるのでタンクの戻り回路に発生する圧損分の背圧
を受けてロードセルが被検重量物に接触し続けることが
ない。
び第2の戻り油管路よりなる独立した管路でタンクに接
続されるのでタンクの戻り回路に発生する圧損分の背圧
を受けてロードセルが被検重量物に接触し続けることが
ない。
要するに本考案によれば、長尺被検重量物1を油圧の供
給により伸長する左右1対の油圧シリンダーでそれぞれ
ロードセルを介して支持することによりその重量を測定
するようにした荷重測定用油圧回路において、タンクの
油をポンプを介して吸込み、これを三方弁の一方の出口
を経て上記タンクに戻す第1の管路と、上記三方弁の他
方の出口を開閉弁を介して上記タンクに接続する第2の
管路と、上記三方弁と上記開閉弁とを接続する管路より
分岐し上記1対の油圧シリンダーに油圧を給排する分岐
管とを具えたことにより、測定中にロードセルの測定値
が変動することを防止するとゝもに測定後はすぐにロー
ドセルを無負荷にして高精度で重量測定を行う長寿命の
荷重測定油圧回路を得るから、本考案は産業上極めて有
益なものである。
給により伸長する左右1対の油圧シリンダーでそれぞれ
ロードセルを介して支持することによりその重量を測定
するようにした荷重測定用油圧回路において、タンクの
油をポンプを介して吸込み、これを三方弁の一方の出口
を経て上記タンクに戻す第1の管路と、上記三方弁の他
方の出口を開閉弁を介して上記タンクに接続する第2の
管路と、上記三方弁と上記開閉弁とを接続する管路より
分岐し上記1対の油圧シリンダーに油圧を給排する分岐
管とを具えたことにより、測定中にロードセルの測定値
が変動することを防止するとゝもに測定後はすぐにロー
ドセルを無負荷にして高精度で重量測定を行う長寿命の
荷重測定油圧回路を得るから、本考案は産業上極めて有
益なものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案を車両重量計測機に適用した一実施例を
示す油圧回路図である。 第2図は従来の油圧式車両重量計測回路図である。 1……ロードセル、2……被検重量物、3……支持台、
4……コントロールバルブ、5……コントロールバル
ブ、6……ポンプ、7……リリーフバルブ、8……第1
の戻り油管路、9……分岐管、10……第2の戻り油管回
路、11……タンク、12……ピストン、13……油圧シリン
ダー
示す油圧回路図である。 第2図は従来の油圧式車両重量計測回路図である。 1……ロードセル、2……被検重量物、3……支持台、
4……コントロールバルブ、5……コントロールバル
ブ、6……ポンプ、7……リリーフバルブ、8……第1
の戻り油管路、9……分岐管、10……第2の戻り油管回
路、11……タンク、12……ピストン、13……油圧シリン
ダー
Claims (1)
- 【請求項1】長尺被検重量物1を油圧の供給により伸長
する左右1対の油圧シリンダーでそれぞれロードセルを
介して支持することによりその重量を測定するようにし
た荷重測定用油圧回路において、タンクの油をポンプを
介して吸込み、これを三方弁の一方の出口を経て上記タ
ンクに戻す第1の管路と、上記三方弁の他方の出口を開
閉弁を介して上記タンクに接続する第2の管路と、上記
三方弁と上記開閉弁とを接続する管路より分岐し上記1
対の油圧シリンダーに油圧を給排する分岐管とを具えた
ことを特徴とする荷重測定用油圧回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988065377U JPH0620983Y2 (ja) | 1988-05-18 | 1988-05-18 | 荷重測定用油圧回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988065377U JPH0620983Y2 (ja) | 1988-05-18 | 1988-05-18 | 荷重測定用油圧回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01167630U JPH01167630U (ja) | 1989-11-24 |
JPH0620983Y2 true JPH0620983Y2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=31290815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988065377U Expired - Lifetime JPH0620983Y2 (ja) | 1988-05-18 | 1988-05-18 | 荷重測定用油圧回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0620983Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5756070B2 (ja) * | 2012-09-27 | 2015-07-29 | 株式会社クボタ | コンバイン |
KR102022594B1 (ko) * | 2012-09-26 | 2019-11-20 | 가부시끼 가이샤 구보다 | 콤바인 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS518002B2 (ja) * | 1971-08-12 | 1976-03-12 | ||
JPS5255562A (en) * | 1975-10-31 | 1977-05-07 | Komatsu Mfg Co Ltd | Apparatus for measuring weight of vessel loadage |
-
1988
- 1988-05-18 JP JP1988065377U patent/JPH0620983Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01167630U (ja) | 1989-11-24 |
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