JPH06209823A - 回転洗浄用複合ブラシ - Google Patents

回転洗浄用複合ブラシ

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JPH06209823A
JPH06209823A JP733093A JP733093A JPH06209823A JP H06209823 A JPH06209823 A JP H06209823A JP 733093 A JP733093 A JP 733093A JP 733093 A JP733093 A JP 733093A JP H06209823 A JPH06209823 A JP H06209823A
Authority
JP
Japan
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brush
cleaning
composite
shape
thick
Prior art date
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Pending
Application number
JP733093A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Hiroki
稔 廣木
Yasuhiko Ishida
康彦 石田
Katsuyoshi Isozaki
勝義 礒崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】機械加工された部品の洗浄が不十分である場合
が多い、加工表面をミクロ的に観察すると10〜2μm
の微小な溝が有りその部分の汚れは一般のブラシ洗浄で
は残ってしまう、これらの汚れを十分に除去できるブラ
シを開発する事が目的である。 【構成】一つのブラシ内に剛性の有る太めのハケ部(一
般には、300〜100μm)と極細繊維のハケ部(3
0〜1μm)を組み合わせた、回転複合ブラシ構造。 【効果】複合ブラシにより全体的な粗洗浄から精密な洗
浄が同時にできる。及び複合ブラシの採用でブラシの交
換の削減や洗浄時間の短縮が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】機械加工部品などの自動ブラシ洗
浄作業に使われる回転洗浄用複合ブラシ、及び、その回
転洗浄用複合ブラシを採用した自動ブラシ洗浄装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来、自動ブラシ洗浄に使用さ
れている回転式のブラシで、代表的なものとして、ひと
つのブラシ内に、同種類のハケ部(太さ300〜100
μm)1、を有するロール状の回転式洗浄ブラシと、カ
ップ状の回転式洗浄ブラシを示す。
【0003】尚、図7に被洗浄部材のミクロ表面14と
ハケの太さの組合わせ状態を示すが、図7より、従来の
ハケの太さ約200μm1であると洗浄部材のミクロ面
14は、一般に機械加工の仕上面であると幅6μ以下の
溝状に成っており溝部に示す汚れの残渣15は、ハケが
太い為、溝に入れず除去が出来ず洗浄に限界が有るもの
と成っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】真空部品として使われ
る部品は、真空中での放出ガスが問題となるその多くは
機械加工された部品の洗浄が不十分である場合が多い、
加工表面をミクロ的に観察すると10〜2μmの微小な
溝が有りその部分の汚れは一般のブラシ洗浄では残って
しまう、これらの汚れを十分に除去できるブラシを開発
する必要が有る。
【0005】
【課題を解決するための手段】回転洗浄を行なうブラシ
において、一つのブラシ内に剛性の有る太めのハケ部
(一般には、300〜100μm)と極細繊維のハケ部
(30〜1μm)を組み合わせた、回転複合ブラシを開
発した。
【0006】
【作用】図7の被洗浄部材のミクロ表面14において回
転洗浄を行なう回転複合ブラシ内で太めのハケ部1(一
般には、300〜100μm)が洗浄表面に接触すると
被洗浄部材に固着した汚れを強力にこすりとり、一方、
一体と成っている極細繊維のハケ部2(30〜2μm)
は、ミクロな表面14の粗さ形状の谷部に対し極細の数
ミクロンの繊維2が谷部に入り込み汚れをかき出してく
れる、以上の様に、加工表面の状況に対応した洗浄を行
うことが出来高清浄な洗浄が達せられる。
【0007】
【実施例】図1〜図5に、本発明の、ひとつのブラシ内
に剛性の有る太めのハケ部と極細繊維のハケ部とを組み
合わせて配置した回転洗浄式複合ブラシ構造を示す。
【0008】例えば、図2より、ひとつのブラシ内に剛
性の有る太めのハケ部1と極細繊維のハケ部2とを円周
方向で交互に配置して軸方向に真っ直な帯状にした場
合、また、図3,図4,図5、のようなカップ状の各々
のブラシ端面部に剛性の有る太めのハケ部1と極細繊維
のハケ部2とを組み合わせてリング状5や螺旋状6,2
分割7,放射状8に、またブラシ先端が円錐状9,防錘
状10,球状11とした回転洗浄式複合ブラシ構造とす
る事により、次の様な洗浄部位に対応できる、即ち、図
6に洗浄部材形状を示すが図より、外形面Aには、図1
の軸方向区分ブラシ3と円周方向区分式ブラシ4が、形
状に対応出来る、またフランジ端面Bには図3,図4に
示す様な、端面がおのおのリング状ブラシ5,螺旋状ブ
ラシ6,2分割ブラシ7,放射状ブラシ8、が形状に対
応出来る、また、R加工内径面Cには図5の端面球状カ
ップ式ブラシが、テーパー加工面D形状には図5の端面
が円錐状カッブ式ブラシが対応し、多段内径面Eには図
5の端面紡錘状カップ式ブラシが、それぞれに対応出来
るものと成っている。
【0009】以上図1〜図5の回転洗浄式複合ブラシを
洗浄に採用する事により、洗浄部材の種々の形状に対応
した洗浄部位に対して、図7に示す被洗浄部材の加工仕
上げ面のミクロ表面14に於ける溝部の汚れ残渣15を
極細繊維の布状部材である2μmのハケ部2により除去
し全体的には太めのハケ(300〜100μm)部1で
強固な汚れなどを洗浄するものと成っている。
【0010】本発明の効果のポイントは、鏡面の前段階
の微小な仕上げ面状態での洗浄作業の時、特に効果が発
揮されるものとなっている。
【0011】
【発明の効果】
(1)複合ブラシにより全体的な粗洗浄から精密な洗浄
が同時にできる。
【0012】(2)面粗さに対応した精密な洗浄作業法
が確立できる。
【0013】(3)複合ブラシの採用でブラシの交換の
削減や洗浄時間の短縮が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ひとつのブラシ内に剛性の有る太めのハケ部と
極細繊維のハケ部とを軸方向で左右に分割配置した内外
面洗浄用ブラシを示す図である。
【図2】ひとつのブラシ内に剛性の有る太めのハケ部と
極細繊維のハケ部とを円周方向で交互に配置した内外面
洗浄用ブラシを示す図である。
【図3】カップ状ブラシ端面が剛性の有る太めのハケ部
と、極細繊維の布状部材を交互にリング状、或いは、交
互に渦巻状に配置したフランジ等の端面洗浄用ブラシを
示す図である。
【図4】カップ状ブラシ端面が剛性の有る太めのハケ部
と、極細繊維の布状部材を2分割、或いは、放射状に交
互に配置したフランジ等の端面洗浄用ブラシを示す図で
ある。
【図5】カップ状ブラシで、ブラシ部が剛性の有る太め
のハケ部と、極細繊維の布状部材を組み合わせ且つ、端
面形状が円錐状,球状,紡錘状(砲弾状)とした、内径
部の複雑な形状部洗浄用ブラシを示す図である。
【図6】洗浄部材の各洗浄部位を示す図である。
【図7】被洗浄部材のミクロ表面、とハケの太さ約20
0μmの場合と極細繊維太さ2μmの場合とにおけるハ
ケの入り込み状態を示す図である。
【図8】従来の回転洗浄式ブラシでひとつのブラシ内
に、同種類のハケ部太さ300〜100μm)を有した
内外面、及び端面洗浄用のロール状の回転式洗浄ブラシ
と、カップ状の回転式洗浄ブラシを示す図である。
【符号の説明】
1…太めのハケ部(平均200μm)、2…極細繊維の
ハケ部(数μm)、3…軸方向区分式ブラシ、4…円周
方向区分式ブラシ、5…端面リング状カッブ式ブラシ、
6…端面螺旋状カッブ式ブラシ、7…端面2分割カッブ
式ブラシ、8…端面放射状カッブ式ブラシ、9…端面が
円錐状カッブ式ブラシ、10…端面が紡錘状カッブ式ブ
ラシ、11…端面が球状カッブ式ブラシ、12…従来の
ロールブラシ(平均200μm)、13…従来のカッブ
式ブラシ(平均200μm)、14…被洗浄部材のミク
ロ表面、15…汚れの残渣、A…外径面、B…フランジ
端面、C…R加工面、D…テーパー加工面、E…多段内
径面。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転洗浄を行なうブラシにおいて、一つの
    ブラシ内に剛性の有る太めのハケ部(300〜100μ
    m)と極細繊維のハケ部(30〜1μm)を組み合わせ
    た事を特徴とする回転洗浄用複合ブラシ。
  2. 【請求項2】ひとつのブラシ内に剛性の有る太めのハケ
    部と極細のハケ部とを軸方向で左右に分割、或いは、交
    互に配置する事を特徴とする請求項1の回転洗浄用複合
    ブラシ。
  3. 【請求項3】ひとつのブラシ内に剛性の有る太めのハケ
    部と極細のハケ部とを円周方向で2分割、或いは、交互
    に配置して軸方向に真っ直な帯状にする、或いは螺旋状
    にする事を特徴とする請求項1の回転洗浄用複合ブラ
    シ。
  4. 【請求項4】ひとつのカップ状ブラシ端面が剛性の有る
    太めのハケ部と、極細繊維の布状部材を交互にリング
    状、或いは、交互に渦巻状に配置した事を特徴とする請
    求項1の回転洗浄用複合ブラシ。
  5. 【請求項5】ひとつのカップ状ブラシ端面が剛性の有る
    太めのハケ部と、極細繊維の布状部材を2分割、或い
    は、放射状に交互に配置した事を特徴とする請求項1の
    回転洗浄用複合ブラシ。
  6. 【請求項6】請求項4又は5のブラシ端面が円錐状,球
    状,紡錘状(砲弾状),平面状、等である事を特徴とし
    た請求項1の回転洗浄用複合ブラシ。
  7. 【請求項7】請求項2から請求項6のいずれか1項の回
    転洗浄用複合ブラシを採用する事を特徴とする回転ブラ
    シ式洗浄装置。
  8. 【請求項8】ひとつのブラシ内に剛性の有る太めのハケ
    部と、極細繊維の布状部材を円形とし積み重ねて作った
    円柱状ブラシ部とを請求項2又は3と同様な配列とした
    回転洗浄複合ブラシを採用する事を特徴とする請求項1
    の回転洗浄用複合ブラシ。
JP733093A 1993-01-20 1993-01-20 回転洗浄用複合ブラシ Pending JPH06209823A (ja)

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JP733093A JPH06209823A (ja) 1993-01-20 1993-01-20 回転洗浄用複合ブラシ

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JP733093A Pending JPH06209823A (ja) 1993-01-20 1993-01-20 回転洗浄用複合ブラシ

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JP (1) JPH06209823A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003001196A (ja) * 2001-06-20 2003-01-07 Ricoh Co Ltd 粘着部品剥離装置
JP2011530378A (ja) * 2008-08-12 2011-12-22 アニサ インターナショナル,インコーポレイテッド 両側使いの化粧用ブラシ
US9089200B2 (en) 2008-08-12 2015-07-28 Anisa International, Inc. Dual sided cosmetics brush and methods for making same

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