JPH0620978Y2 - ラジエータ用リザーバタンク - Google Patents

ラジエータ用リザーバタンク

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JPH0620978Y2
JPH0620978Y2 JP1988076415U JP7641588U JPH0620978Y2 JP H0620978 Y2 JPH0620978 Y2 JP H0620978Y2 JP 1988076415 U JP1988076415 U JP 1988076415U JP 7641588 U JP7641588 U JP 7641588U JP H0620978 Y2 JPH0620978 Y2 JP H0620978Y2
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JP
Japan
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tank
tank body
liquid level
radiator
main body
Prior art date
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JP1988076415U
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JPH01179227U (ja
Inventor
徹也 市橋
耕一 大野
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UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、ラジエータ用リザーバタンクに関し、特に、
タンク本体のレイアウト構造とタンク本体内冷却液の液
面確認構造に関する。
〈従来の技術〉 エンジンの冷却液が充填されるラジエータ用リザーバタ
ンクとしては、実開昭62−21433号公報、実開昭
60−128934号公報及び実開昭60−12253
0号公報等に示されるものがある。
〈考案が解決しようとする課題〉 このようなラジエータ用リザーバタンクのタンク本体を
半透明若しくは透明なポリプロピレン等の樹脂で成形し
て、タンク本体内の冷却液面を目視確認できるようにし
たものが、従来よりあるが、このものでは、車外に配設
されるタンク本体内部に透過した太陽光の紫外線によ
り、例えば不凍液の沈澱を生じる等冷却液の早期劣化を
招き、エンジンやラジエータ等へも悪影響が出る。
又、樹脂そのものも紫外線によって劣化し、白濁、脆弱
化する。
従って、このものでは、タンク本体を太陽光が極力当た
らない部位に設置しなければならない等、設置場所に制
約を受ける。
一方、タンク本体を金属で成形し、該タンク本体の上・
下部に夫々形成された口金部をタンク本体外でビニール
チューブ等で繋ぎ、該ビニールチューブ内の冷却液の液
面を視認することで、タンク本体内の液面確認を行うよ
うにしたものもあるが、このものでは、透過光で液面を
確認するので、水等の無色透明な冷却液では視認し難
く、液面が全く確認できないという欠点もある。
又、タンク本体を金属で成形すると共に別途口金部やビ
ニールチューブ等を設ける必要があるので、製作コスト
が高いという欠点がある。
更に、従来、実開昭63−166621号公報に示され
る技術のように、タンク本体の側面に液面確認部を設け
たものがあるが、例えば、タンク本体の幅の大きい側の
側面に液面確認部を設けた場合には、液面確認部の視認
性を良くするため、タンク本体の幅の大きい側の側面を
車両外方に臨ませる必要があり、この場合、タンク本体
の幅大の両側面を車両の左・右側に位置させる必要があ
るため、車両の前・後方向の幅の狭い部位にはタンク本
体を設置できず、タンクのレイアウト性に劣るという問
題点が生じる。
そこで、本考案は以上のような従来の問題点に鑑み、液
面確認をタンク本体外方から視認可能にしつつ、タンク
のレイアウト性を高め、しかも、液の紫外線等による影
響を防止することのできるラジエータ用リザーバタンク
を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 このため、本考案は、トラックのキャブと荷台との間の
下方側部の車外位置に設置されるラジエータ用リザーバ
タンクであって、半透明樹脂で成形されたタンク本体の
一側に相対向する両側面の幅を大きく、他側に相対向す
る両側面の幅を小さく夫々形成し、該タンク本体の幅小
の両側面をトラックの左・右側に位置させる一方、前記
タンク本体の幅小の両側面のうち車両外側方に面する側
面において縦方向に延びるスリット状平面部を除くタン
ク本体外表面に紫外線不透過塗装を施し、未塗装の前記
スリット状平面部によりタンク本体内冷却液の液面確認
部を構成するようにした。
〈作用〉 かかる構成においては、タンク本体外表面の殆ど大部分
に施された紫外線不透過塗装によって、タンク本体内部
に太陽光の紫外線が透過せず、不凍液の沈澱等が防止さ
れ、冷却液の早期劣化が阻止される。
又、樹脂そのものも紫外線から保護される。
この場合、トラックの前・後方向の幅の狭い部位にタン
ク本体を設置でき、タンク本体内液の液面は、未塗装の
スリット状平面部から容易に視認可能となる。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図に基づいて説明する。
本考案の第1実施例を示す第1図において、ラジエータ
用リザーバタンク1の本体1Aは、頂部の一側に相対向
する隅部を斜めに切除したかたちの方形体形状に半透明
樹脂によってブロー成形される。
タンク本体1Aの一側に相対向する両側面の幅は大き
く、他側に相対向する両側面の幅は小さく夫々形成され
る。
かかるタンク本体1Aの頂部の隅部には、斜めに突出す
るネック部1aが成形され、該ネック部1aの開口が注
入口1bとして形成される。この注入口1bには着脱自
在なキャップ2が装備されている。又、タンク本体1A
の底部の一側に相対向する隅部の一方には、パイプ状の
ウォータホース取付口部1cが突出成形されている。更
に、タンク本体1Aの前記ネック部1a形成側の幅小の
側面と該側面と相対向する、幅の側面と他側に相対向す
る幅大の両側面のうちの一方に、水平に連続して線状に
延びる微小突起部からなる水位線部1dが成形されてい
る。
以上のタンク本体1A外表面には、タンク本体1Aの幅
小の両側面のうち一方の側面において縦方向に延びるス
リット状平面部3を除いて黒色の紫外線不透過塗装が施
されており、未塗装のスリット状平面部3によりタンク
本体1A内冷却液の液面確認部が構成されている。
前記スリット状平面部3は、前記ネック部1a形成側の
タンク本体1A側面の該ネック部1a位置から横に外れ
た個所に、前記水位線1d上端と下端を夫々越えて形成
されている。
以上のように構成されたラジエータ用リザーバタンク1
は、第2図に示すように、タンク本体1Aの幅小の両側
面をトラックの左・右側に位置させて、前記スリット状
平面部3がトラック外側方に面するように、トラックの
キャブ4と荷台5との間の下方側部の車外位置に設置さ
れる。
以上のラジエータ用リザーバタンク1によると、タンク
本体1A外表面の紫外線不透過塗装によって、タンク本
体1A内部に太陽光の紫外線が透過しない。特に、液面
確認部は、スリット状平面部3から構成されているの
で、紫外線不透過塗装のない部分が極力小さく抑えら
れ、紫外線不透過効果をより向上できる。
従って、不凍液の沈澱等が防止され、冷却液の早期劣化
が阻止されるので、エンジンやラジエータ等へも悪影響
が出ず、樹脂そのものも紫外線から保護される。
この結果、タンク本体1Aの設置場所にも制約を受け
ず、設置場所を自由にレイアウトすることができる。
一方、タンク本体1Aの幅の小さい側の側面に液面確認
部を設けるようにし、この液面確認部をトラック外方に
臨ませるように、タンク本体1Aの幅小の両側面をトラ
ックの左・右側に位置させて、トラックの前・後方向の
幅の狭い部位、即ち、トラックのキャブ4と荷台5との
間の下方側部の車外位置にタンク本体1Aを設置するの
で、タンク本体1のレイアウト性を向上でき、しかも、
タンク本体1A内冷却液の液面は、トラック外方に臨む
未塗装のスリット状平面部3から容易に視認可能とな
り、液面レベルの確認が容易に行える。
特に、液面レベルの確認は、スリット状平面部3の半透
明樹脂部分に表れる液のある部分と液の無い部分との色
の明度の相違によって行うので、従来の透過光で液面を
確認するのとは違って、水等の、無色透明な冷却液であ
っても視認し易い。
因に、例えば、白の濁色等の半透明樹脂色に対して、液
のある部分が黒く写り、この色の明度の相違によって液
面レベルの確認がなされる。
更に、液面確認部は、スリット状平面部3から構成され
ており、タンク本体1A外表面とは同一面に形成され
る。このため、液面確認部を、タンク本体1Aの形状や
レイアウトに制約を受けることなく形成することがで
き、狭いスペースにタンク本体1Aを設置した場合で
も、タンク本体1Aの側面を見る方向から液面確認を容
易に行うことができる。しかも、従来からあるタンク本
体形状を一切変える必要がないので、タンクの形式変更
が不要で、製品として安価に市場に提供できる。
〈考案の効果〉 以上説明したように、本考案のラジエータ用リザーバタ
ンクによれば、トラックのキャブと荷台との間の下方側
部の車外位置に設置されるものであって、半透明樹脂で
成形されたタンク本体の一側に相対向する両側面の幅を
大きく、他側に相対向する両側面の幅を小さく夫々形成
し、該タンク本体の幅小の両側面をトラックの左・右側
に位置させると共に、半透明樹脂で成形されたタンク本
体外表面に紫外線不透過塗装を施すようにし、未塗装の
スリット状平面部をタンク本体内液の液面確認部とした
から、タンク本体内部に太陽光の紫外線が透過するのを
防止でき、特に、液面確認部がスリット状平面部から構
成されているので、紫外線不透過塗装のない部分が極力
小さく抑えられ、紫外線不透過効果をより向上でき、も
って、冷却液の早期劣化が阻止されるので、エンジンや
ラジエータ等へも悪影響が出ず、樹脂そのものも紫外線
から保護され、タンク本体の設置場所にも制約を受け
ず、設置場所を自由にレイアウトすることができる。
更に、タンク本体内液の液面は、未塗装のスリット状平
面部から容易に視認可能となり、液面レベルの確認が容
易の行え、水等の無色透明な冷却液であっても視認し易
いという利点がある。
更に、液面確認部を、タンク本体の形状やレイアウトに
制約を受けることなく形成することができ、タンク本体
形状を一切変える必要がないので、製品として安価に市
場に提供でき、特に、タンク本体の幅の小さい側の側面
に液面確認部を設けるようにし、この液面確認部をトラ
ック外方に臨ませるように、タンク本体の幅小の両側面
をトラックの左・右側に位置させて、トラックの前・後
方向の幅の狭い部位、即ち、トラックのキャブと荷台と
の間の下方側部の車外位置にタンク本体を設置するの
で、タンクのレイアウト性を向上でき、しかも、タンク
本体内冷却液の液面は、トラック外方に臨む未塗装のス
リット状平面部から容易に視認可能となるという利点が
ある実用的効果大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係わるラジエータ用リザーバタンクの
一実施例を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図、第2
図は同上タンクの車両への搭載位置を示す側面図であ
る。 1……ラジエータ、1A……タンク本体、3……スリッ
ト状平面部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】トラックのキャブと荷台との間の下方側部
    の車外位置に設置されるラジエータ用リザーバタンクで
    あって、半透明樹脂で成形されたタンク本体の一側に相
    対向する両側面の幅を大きく、他側に相対向する両側面
    の幅を小さく夫々形成し、該タンク本体の幅小の両側面
    をトラックの左・右側に位置させる一方、前記タンク本
    体の幅小の両側面のうち車両外側方に面する側面におい
    て縦方向に延びるスリット状平面部を除くタンク本体外
    表面に紫外線不透過塗装を施し、未塗装の前記スリット
    状平面部によりタンク本体内冷却液の液面確認部を構成
    してなるラジエータ用リザーバタンク。
JP1988076415U 1988-06-10 1988-06-10 ラジエータ用リザーバタンク Expired - Lifetime JPH0620978Y2 (ja)

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JP1988076415U JPH0620978Y2 (ja) 1988-06-10 1988-06-10 ラジエータ用リザーバタンク

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JPH01179227U JPH01179227U (ja) 1989-12-22
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