JPH0620959B2 - シートの反転装置 - Google Patents

シートの反転装置

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JPH0620959B2
JPH0620959B2 JP22464590A JP22464590A JPH0620959B2 JP H0620959 B2 JPH0620959 B2 JP H0620959B2 JP 22464590 A JP22464590 A JP 22464590A JP 22464590 A JP22464590 A JP 22464590A JP H0620959 B2 JPH0620959 B2 JP H0620959B2
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sheet
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belt conveyor
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隆 小長谷
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は段ボール、合紙等のシートの反転装置に関す
る。
【従来の技術】
従来の段ボール製造機におけるシートの反転装置として
は、特公昭47−9461号のシート材反転装置があ
る。 この装置は、シートの送り込みコンベアと送り出しコン
ベアとの間に回動枠を軸架し、この回動枠内に、積層さ
れたシートを送り込み、その上下両面を挟持した後、回
動枠を180゜回転させて上下両面を挟持を解除し、反
転されたシートを回動枠から送り出しコンベアに移送す
るように形成したものである。
【発明が解決しようとする課題】 この種のものは、大きなシートを反転させるためには、
大型の回動枠が必要であり、これを回動させるためのス
ペースも必要である。そのため装置が大型となり、また
装置も複雑となるため、設備費が嵩む欠点があった。 またシートを確実に挟持して反転しなければならないの
で、シートの表面を傷付け易く、更に反転時間がかかる
ため、生産ラインがスピード化された昨今の段ボール製
造機には対応できないという問題もあった。
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために開発したもので、そ
のシートの反転装置は、多条ベルトコンベアの各間隙
に、互いに内側に回動して起立し、外側に回動して伏倒
する受渡しアームと受取アームを、やや間隙を保って対
設し、上記各受渡しアームの基部には、伏倒状態から多
条ベルトコンベア条に起立してシートを支持するストッ
プアームを軸着し、各受取アームの基部には、該受取ア
ームの起立時に回動してストップアームと共にシートを
保持する支持アームを軸着し、且つ前記多条ベルトコン
ベアの経路中にシート検出手段を設け、これがシートを
検出したとき、ストップアームの起立、受渡しアームと
受取アームの起立、後部支持アームの起立、ストップア
ームと伏倒、受渡しアームと受取アームの伏倒、支持ア
ームの伏倒の各動作が順次繰り返されるようにする作動
制御手段を備えたことを特徴とする。
【作用】
本発明に係る上記シートの反転装置は、シート7が第5
図(1)に示すように搬送コンベア2より多条ベルトコン
ベア1に送られて来ると、前側の各受渡しアーム5に装
着されたストップアーム12が第5図(2)のように多条
ベルトコンベア1上に起立する。 このストップアーム12にシート7の先端が接近し、シー
ト7が受渡しアーム5上に位置すると、第5図(3)に矢
印で示すように前側の受渡しアーム5と後側の受取アー
ム6が互いに内側に回動して起立し、第5図(4)の状態
となる。これと同時に後側の各支持アーム13が回動して
前側の各支持アーム12の間に挿入され、第5図(5)の状
態となる。 次に前側のストップアーム12が下方へ反転し、シート7
が後側の受取アーム6と支持アーム13に受け渡される
と、受取しアーム5と受取アーム6は第5図(6)に矢印
で示すように互いに外側に回動し、第5図(7)のように
多条コンベア1の表面下に沈む。そして反転されたシー
ト7は多条ベルトコンベア1上に移されて移送が再開さ
れ、後側の支持アーム13は、第5図(8)に示すように多
条コンベア1の表面下に沈み、次のシート7の反転に備
えるのである。
【実施例】
次に本発明の一実施例を、段ボール製造機の場合に付き
図面に基づいて説明すると、1はモータMにより搬送コ
ンベア1と同一速度で回転する多条ベルトコンベアであ
り、該コンベアは連続的に回転させてもよく、反転時に
は停止するようにしてもよい。また各ベルト間には一定
の間隙aが形成されている。 3及び4は上記多条ベルトコンベア1内に、所定間隙L
を保って対設した前後一対の回動軸である。上記所定間
隙Lは、段ボールシート7の最大積重ねの高さより、や
や長目に設定する。 5及び6は後端を前側の回動軸3に固定した複数本の段
ボールシート7の受渡しアームと、前端を後側の回動軸
4に固定した複数本の段ボールシート7の受多アームで
あり、前記間隙aに対応した位置に固定されている。 Aは回動時3及び4に連結した駆動装置であり、ギヤー
ドモータ8の出力軸の回転をカップリング9を介して回
動時3に伝え、更にギヤ10とギヤ11とにより回動軸4に
伝動することにより、両回動軸3,4を互いに反対方向
に正逆回転させ、前後一対の櫛歯状の受渡しアーム5と
受取アーム6を多条ベルトコンベア1上に起立させた
り、コンベア1の表面下に伏倒させたりする。 尚、第2図に鎖線で示すように、前側を受渡しアーム5
の回転角を90゜よりやや大きく、後側の受取アーム6の
回転角を90゜よりやや小さくして、段ボールシート7が
確実に後側の受取アーム6側に倒れるようにするため
に、前記ギヤ10の歯数を少なく、ギヤ11の歯数を多くし
ている。 12は受渡しアーム5の基部にそれぞれ回動自在に軸着し
たストップアーム、13は受取アームの基部にそれぞれ
回動自在に軸着した支持アームであり、第5図(5)に示
す状態において、横方向に交互に位置するように軸着さ
れている。またストップアーム12と支持アーム13は、起
立した受渡し、受取アーム5,6間の下部を塞ぐことが
可能な長さが必要である。そのため第1図、第2図のよ
うにこのストップアーム12と支持アーム13を多条ベルト
コンベア1の表面下に伏倒した場合、該両アーム12,13
は、前後両回動軸3,4のなす間隔L内に突出した状態
となる。 14,15はストップアーム12と支持アーム13を受渡し及び
受取アーム5,6に対し、水平状態及び垂直状態となる
ように回動させるエアシリンダであり、第2図〜第4図
に示すようにエアシリンダ14はその一端を各受渡しアー
ム5に軸支し、他端をストップアーム12の突部16に軸着
し、エアシリンダ15はその一端を各受渡しアーム5に軸
支し、他端を支持アーム13の突部17に軸着している。 尚、符号18は所定枚数毎に重ねられた段ボールシート7
が搬送コンベア2から多条ベルトコンベア1に差し掛か
ったことを検知し、制御盤(図示せず)に電気信号を送
ってエアシリンダ14の回動を制御する光電管スイッチで
あり、重ねられた段ボールシート7を交互に反転する場
合は、この光電管スイッチ18にカウンターを設け、カウ
ントが例えば偶数の場合は光電管スイッツ18が作動し、
奇数の場合は作動しないようにすれば良い。 19は段ボールシート7が前側の受渡しアーム5上に移送
されたことを検知し、制御盤に電気信号を送って、駆動
装置A、エアシリンダ14、15の回動を制御する光電管ス
イッチである。 上記実施例は、段ボールの製造機に装備した場合である
が、ボール紙に化粧しを貼着した合紙等の反転に使用し
得ることはいうまでもない。またシートは、多数枚を積
み重ねたブロック単位で反転する場合と、一枚毎に反転
する場合がある。
【効 果】
このように本発明に係るシートの反転装置は、多条ベル
トコンベアの表面下に設置するものであるから、装置が
コンパクトであり、設置空間を設ける必要もないので、
設備費を大幅に節減することができ、また受渡しアーム
と受取アームとストップアームと支持アームとの一連の
動作により、シートを正確且つ迅速に反転することがで
きるで、シートの走行速度の速い段ボール製造機等に適
応し得るものである。 殊に、第5図(4)〜(6)に示すようにシートを前側の受渡
しアームから後側の受取アームに移し代える場合、シー
トの下端は、交互に反転する前側のストップアームから
後側の支持アームに無理なく受け渡されるため、端面を
傷付けるようなことがなく、また表裏を挟持して反転す
る場合と違ってシートの表面を押圧して損傷することも
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す平面図、第2図は第1
図に示すX−X線の断面図、第3図は同上実施例の要部
を示す平面図、第4図は同上要部の縦断面図、第5図
(1)〜(8)は本実施例の反転動作の順序を示す説明図。 1;多条ベルトコンベア、2;搬送コンベア a;間隙、3,4;回動軸 5,受渡しアーム、6;受取アーム 7;段ボールシート、8;ギャードモータ 9;カップリング、10,11;ギヤ 12;ストップアーム、13;支持アーム 14,15;エアシリンダ、16,17;突部 18,19;光電管スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多条ベルトコンベアの各間隙に、互いに内
    側に回動して起立し、外側に回動して伏倒する受渡しア
    ームと受取アームを、やや間隔を保って対設し、上記各
    受渡しアームの基部には、伏倒状態から多条ベルトコン
    ベア上に起立してシートを支持するストップアームを軸
    着し、各受取アームの基部には、該受取アームの起立時
    に回動してストップアームと共にシートを保持する支持
    アームを軸着し、且つ前記多条ベルトコンベアの経路中
    にシート検出手段を設け、これがシートを検出したと
    き、ストップアームの起立、受渡しアームと受取アーム
    の起立、後部支持アームの起立、ストップアームの伏
    倒、受渡しアームと受取アームの伏倒、支持アームの伏
    倒の各動作が順次繰り返されるようにする作動制御手段
    を備えたことを特徴とするシートの反転装置。
JP22464590A 1990-08-27 1990-08-27 シートの反転装置 Expired - Fee Related JPH0620959B2 (ja)

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