JP2603588B2 - 重量物反転装置 - Google Patents

重量物反転装置

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JP2603588B2 JP33241892A JP33241892A JP2603588B2 JP 2603588 B2 JP2603588 B2 JP 2603588B2 JP 33241892 A JP33241892 A JP 33241892A JP 33241892 A JP33241892 A JP 33241892A JP 2603588 B2 JP2603588 B2 JP 2603588B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、金型、工作物等の重
量物を反転(90度又は180度)する際に使用する重
量物反転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】重量物を90度回転させる為の重量物回
転装置が公知である(特開平2−89709号)。横架
軸の回りで回転可能とした起伏盤が横架軸を挟んで対向
して設置してあり、各起伏盤の下面に、起伏用のカム溝
を有するカムプレートが、前記横架軸と直交する方向で
設けてあると共に、前記カムプレートのカム溝にはカム
フォロワが係合され、該カムフォロワには直線駆動機構
が連結された構造を備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の重量物回転装置
は、重量物を90度回転することができたものである
が、重量物を180度回転させて反転しようとする場合
には、クレーン、フォークリフト等の外部装置を必要と
し、作業性が損なわれる問題点があった。
【0004】
【課題を解決する為の手段】この発明は、前記の如くの
問題点に鑑みてなされたもので、クレーン、フォークリ
フト等の外部装置を使用しなくても重量物の反転ができ
る装置を提供することを目的としたものである。
【0005】斯る目的を達成するこの発明の重量物反転
装置は、横架軸の回りで、水平状態と垂直状態の間を回
転可能とした起伏盤が、横架軸を挟んで両側に設置して
あり、各起伏盤に起伏機構が設けてあると共に、前記起
伏盤の両側で、横架軸と直交する方向に、水平移送装置
が設置してあり、前記水平移送装置は移送面が水平状態
の起伏盤の上面の上方と下方の間で昇降可能としたこと
を特徴としている。
【0006】平移送装置自体は、ベルトコンベア又は
スライダーで構成する。
【0007】この発明の別の重量物反転装置は、2本の
横架軸が互いに平行に設置してあり、各横架軸を挟んで
両側に、横架軸の回りで、水平状態と垂直状態の間を回
転可能とした起伏盤が設置してあり、各起伏盤に起伏機
構が設けてあると共に、2本の横架軸の間の分割された
複数の起伏盤33b、33b、34b、34bが互い違
いに嵌挿し、共通水平支持面を構成してあることを特徴
としている。
【0008】
【作用】この発明の第1の重量物反転装置によれば、起
伏盤の起伏動作による重量物の回転(90度)と、水平
移送装置による重量物の水平移動を組み合わせて、重量
物を反転することができ、クレーン、フォークリフト等
の外部装置を不要にできる。
【0009】また、この発明の第2の重量物反転装置に
よれば、夫々の横架軸を挟んで両側に設置した起伏盤の
起伏動作による重量物の回転(90度)を順次行うこと
によって、重量物を反転することができ、クレーン、フ
ォークリフト等の外部装置を不要にできる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図を参照して説明
する。図1乃至図3において、1は水平に架設した横架
軸であり、該横架軸1を挟んで両側に、起伏盤2a、2
bが水平状態と垂直状態の間で回転可能に設置してあ
る。起伏盤2a、2bの起伏機構は図3に示したよう
に、起伏盤2a、2bの下面に固着したカムプレート3
a、3bのカム縁4に、筺体5内で水平方向に移動可能
に設置したカムフォロワ6を当接して構成してあるが、
他の起伏機構とすることもできる。前記カムフォロワ6
は、筺体5内に設置したスライドテーブル7上に載置し
た走行ブロック8に設けたもので、走行ブロック8には
油圧シリンダー9のロッド10が連結してあり、走行ブ
ロック8を矢示11の方向に移動することによって、起
伏盤2a、2bが矢示12の方向に起伏するようにした
ものである。
【0011】前記起伏盤2a、2bの両側には、横架軸
1と直交する方向に、ベルトコンベア13a、13b
が、筺体5の全長に亘って設置してある。ベルトコンベ
ア13a、13bの上面は、前記起伏盤2a、2bの、
水平状態における上面より若干高くなるようにしてあ
り、上面を形成するベルトは、多数のフリーローラ1
4、14で支承されている。
【0012】図中15は筺体内に設置した油圧ユニッ
トで、前記油圧シリンダー9(4個)に加圧油を給排す
ると共に、ベルトコンベア13a、13bを駆動する為
の油圧モータ16a、16bに加圧油を供給する制御系
を構成しているものである。
【0013】次に、図4、5は、前記ベルトコンベア1
3a、13bを、スライダー17a、17bに代えた実
施例で、起伏盤2a、2bの両側に、横架軸1と直交す
る方向で設置したガイドレール18a、18b上に、ス
ライダー17a、17bが夫々摺動自在に設置してあ
る。スライダー17a、17bの上面は、起伏盤2a、
2bの水平状態の時の上面より若干高くなるようにして
ある。スライダ−17a、17bには、夫々、筺体5内
に設置した油圧シリンダー19a、19bのロッド20
a、20bが連結ブロック21a、21bを介して連結
してあり、油圧シリンダー19a、19bを介してスラ
イダー17a、17bは矢示22のように移動するよう
になっている。
【0014】上記二実施例の動作を図6に基づいて説明
する。図6において、23が、金型、工作物などの重量
物である。重量物23が回転を繰り返して反転する様子
を判り易くする為に、一側にハッチングを付して表わし
てある。
【0015】先ず、重量物23を(a) に示したように、
起伏盤2aの上に載置する。図4、5の実施例では、ス
ライダー17a、17bを起伏盤2a側に移動させてお
く。スライダー17a、17bの上面又はベルトコンベ
ア13a、13bの上面は起伏盤2aの上面より若干高
いので、重量物23は、ベルトコンベア13a、13b
又はスライダー17a、17bで支承されることになる
が、簡略化する為に、ベルトコンベア又はスライダーの
図示は省略してある。
【0016】(a) に示した状態で、起伏機構を介して起
伏盤2bを矢示24の方向に90度回転させて、(b) に
示したように垂直状態にし、次いで、起伏盤2aと起伏
盤2bを、同一速度で、矢示25の方向に90度回転さ
せることによって、重量物23は(c) に示したように9
0度回転する。
【0017】次に、(c) のように垂直状態になった起伏
盤2aを、矢示26の方向に90度回転させて(d) に示
したように、水平状態とした後、ベルトコンベア13
a、13b又はスライダー17a、17bを矢示27の
方向に移動させると、起伏盤2bの上側に移された重量
物23を、再び(e) に示したように、起伏盤2aの上側
に移送することができる。
【0018】そこで再び、前記の動作を繰り返す。即
ち、起伏盤2bを矢示28の方向に90度回転させて、
(f) に示したように垂直状態とし、次いで起伏盤2a、
2bを同一速度で矢示29の方向に回転させることによ
って、(g) に示したように重量物23を90度回転させ
る。
【0019】次に、起伏盤2aを矢示30の方向に回転
させて、(h) に示したように水平状態とすれば、作業は
完了で、重量物23を180度反転することができる。
【0020】尚、上記実施例のベルトコンベア13a、
13bの油圧モータ16a、16bは電動モータで駆動
するようにすることも可能であり、ベルトコンベア13
a、13bをチェーンコンベアとすることも可能であ
る。また、スライダー17a、17bの油圧シリンダー
19a、19bも空気圧シリンダーや電動シリンダーな
どの他のアクチュエータとすることが可能である。
【0021】ベルトコンベア13a、13bおよびスラ
イダー17a、17bの上面を起伏盤2a、2bの上面
より高くした構成は、これらの水平移送装置を、昇降装
置上に設置して、起伏盤2a、2bの上面の上方と下方
の間で昇降可能の構成とすることが可能である。
【0022】図7および図8は、この発明の第2の重量
物反転装置の実施例である。この実施例は、前記実施例
におけるベルトコンベアやスライダーによる水平移送装
置を使用していない。
【0023】即ち、水平な2本の横架軸、31、32が
互いに平行に設置してあり、各横架軸31、32の両側
に、水平状態と垂直状態の間で回転可能とした起伏盤3
3a、33b、34a、34bが設置してある。横架軸
31、32の間で、一対の起伏盤33b、33b、34
、34bは、夫々、互い違いに嵌装できるようにし
て、両方の一対の起伏盤33b、33b、34b、34
で共通の水平支持面35が構成できるようにしてあ
る。
【0024】前記起伏盤33a、33b、34a、34
bの起伏機構は前記実施例と同様に、各起伏盤の下面に
固着したカムプレート36a、36b、37a、37b
と、油圧シリンダー38を介して水平方向に移動するカ
ムフォロワ39で構成してある。
【0025】上記実施例の動作は図9に示した通りであ
る。初めに、重量物40を(a) に示したように起伏盤3
4aの上に載置する。起伏盤34b、34bを矢示41
の方向に90度回転して、(b) に示したように垂直状態
とした後、起伏盤34a、34b、34bを同一速度で
矢示42の方向に90度回転することによって、(c)に
示したように重量物40は90度回転する。
【0026】次に、起伏盤34aを矢示43の方向に9
0度回転させて水平状態に復帰させると共に、起伏盤3
3aを矢示44の方向に90度回転させて、(d) に示し
たように垂直状態とし、続いて、起伏盤33a、33
、33bを、矢示45の方向に同一速度で90度回転
することによって、(e) に示したように、重量物40は
再び90度回転する。そこで起伏盤33b、33bを矢
示46の方向に90度回転させて、(f) に示したように
水平状態とすれば作業は完了で、重量物40は180度
の反転状態とすることができる。
【0027】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明によれ
ば、起伏盤の起伏動作の繰り返しによって重量物を反転
することができ、クレーン、フォークリフト等の外部装
置を不要とできる効果がある。従って、反転作業の能
率、安全性等を向上できる効果がある。また起伏盤の両
側に設置した水平移送装置を昇降可能にしたので不使用
時には起伏盤の上面より下方に下降させておくことがで
きる効果がある。更に2本の横架軸の間の分割された起
伏盤(33b、33b、34b、34b)が互い違いに
嵌挿し、共通水平支持面を構成し、該共通水平支持面で
物体を支持できるようにしたので重量物でも安定かつ無
理なく反転支持できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の一部を破切した平面図
である。
【図2】同じく第1実施例の正面図である。
【図3】同じく第1実施例の起伏機構部分の図で、(a)
は拡大正面図、(b) は拡大側面図である。
【図4】この発明の第2実施例の一部を破切した平面図
である。
【図5】同じく第2実施例の正面図である。
【図6】(a) 乃至(h) は、この発明の第1、第2実施例
の動作を説明する概略図である。
【図7】この発明の第3実施例の平面図である。
【図8】同じく第3実施例の図で、(a) は縦断正面図、
(b) は起伏盤を除いた平面図である。
【図9】(a) 乃至(f) は、この発明の第3実施例の動作
を説明する概略図である。
【符号の説明】
1、31、32 横架軸 2a、2b、33a、33b、34a、34b 起伏盤 3a、3b、36a、36b、37a、37b カムプ
レート 6、39 カムフォロワ 9、38 油圧シリンダー 13a、13b ベルトコンベア 14 フリーローラ 16a、16b 油圧モータ 17a、17b スライダー 18a、18b ガイドレール 19a、19b 油圧シリンダー 23、40 重量物 35 共通の水平支持面

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横架軸の回りで、水平状態と垂直状態の
    間を回転可能とした起伏盤が、横架軸を挟んで両側に設
    置してあり、各起伏盤に起伏機構が設けてあると共に、
    前記起伏盤の両側で、横架軸と直交する方向に、水平移
    送装置が設置してあり、前記水平移送装置は移送面が水
    平状態の起伏盤の上面の上方と下方の間で昇降可能とし
    ことを特徴とした重量物反転装置。
  2. 【請求項2】 水平移送装置は、ベルトコンベアとした
    請求項1記載の重量物反転装置。
  3. 【請求項3】 水平移送装置は、スライダーとした請求
    項1記載の重量物反転装置。
  4. 【請求項4】 2本の横架軸が互いに平行に設置してあ
    り、各横架軸を挟んで両側に、横架軸の回りで、水平状
    態と垂直状態の間を回転可能とした起伏盤が設置してあ
    り、各起伏盤に起伏機構が設けてあると共に、2本の横
    架軸の間の分割された複数の起伏盤(33b、33b、
    34b、34b)が夫々互い違いに嵌挿し共通水平支持
    面を構成してあることを特徴とした重量物反転装置。
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