JPH0620870A - 積層貫通型コンデンサアレイ - Google Patents

積層貫通型コンデンサアレイ

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JPH0620870A
JPH0620870A JP4196595A JP19659592A JPH0620870A JP H0620870 A JPH0620870 A JP H0620870A JP 4196595 A JP4196595 A JP 4196595A JP 19659592 A JP19659592 A JP 19659592A JP H0620870 A JPH0620870 A JP H0620870A
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JP
Japan
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sheet
conductor
ceramic dielectric
holes
conductors
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Application number
JP4196595A
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English (en)
Inventor
Masaru Shimura
優 志村
Haruo Hiraoka
春生 平岡
Masami Masuda
政美 増田
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クロストークを生じることなく高周波ノイズ
を除去し高密度に回路基板に実装して電子機器を小型化
できかつリードインダクタンスを生じにくい。 【構成】 誘電体シート10と20とを積層して一体化
した積層体40に線路L1〜L3が通る複数の第1及び第
2貫通孔11a〜21cを設ける。シート10は表面の
貫通孔周囲に線路に接続されかつ孔毎に独立して形成さ
れた内部導体12a〜12cと、内部導体と絶縁される
間隔13a〜13cを有しシート表面に外周部にかけて
形成された分離導体14を備える。シート20は第2貫
通孔と絶縁される間隔22a〜22cを有し表面にその
外周部にかけて形成された接地導体23を備え、シート
20を介して内部導体と接地導体との間でキャパシタン
スを形成するように構成する。積層体の側面に露出した
分離導体及び接地導体に接続する外部電極50を側面に
形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ノイズフィルタとして
用いられる積層貫通型コンデンサアレイに関する。更に
詳しくは貫通孔を通る信号線路間のクロストークを防止
するに適した積層貫通型コンデンサアレイに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ等のデジタル機器では、信
号線路に高周波のノイズが混入すると誤動作を生じ易
く、しかも他の電子機器等に障害をもたらす恐れのある
不要な電磁波を配線から放射する問題点がある。このた
め、信号線路にはコンデンサ素子を用いた高周波ノイズ
を除去するノイズフィルタが多用されている。この種の
ノイズフィルタとしては、単板コンデンサ、積層チップ
コンデンサ、貫通型コンデンサ、貫通型コンデンサアレ
イ等がある。単板コンデンサ、積層チップコンデンサ及
び貫通型コンデンサはそれぞれ1つの信号線路に対して
1個用いられ、複数のコンデンサを内蔵した貫通型コン
デンサアレイは単品で複数の信号線路に対して用いられ
る。
【0003】しかし、上記単板コンデンサ、積層チップ
コンデンサ、貫通型コンデンサ、及び貫通型コンデンサ
アレイには、次に述べる欠点がある。 単板コンデンサは、1枚のディスク状のコンデンサ
素子の両面に外部電極をそれぞれ設け、そこに一対のリ
ード線を接続している。単板コンデンサはこの構造に起
因して回路基板への高密度の実装が妨げられ、電子機器
を小型化しにくい。また回路基板に実装する時にリード
線を含むことから、図8に示すようにこの単板コンデン
サを接続した回路はLC直列共振回路に近似して、ある
周波数以上ではノイズフィルタとして機能しなくなる。 積層チップコンデンサは、1つのシート外周辺まで
延びこのシート外周辺と反対側のシート外周辺とは間隔
をあけてシート表面に内部電極が形成された角形のセラ
ミックシート2枚を一組とし、これら2枚のセラミック
シートを内部電極の延びたシート外周辺がそれぞれ反対
側になるように重ね合せ、この重ね合せた一組のセラミ
ックシートを複数組積層し一体化してなる積層体と、積
層体の両側面にそれぞれ露出した内部電極に接続して形
成された一対の外部電極とを備える。積層チップコンデ
ンサは、単板コンデンサと比べて回路基板により高密度
に実装できるものの、コンデンサの内部電極や接地点ま
での配線の引き回しが避けられない。このため、このコ
ンデンサを含む回路は単板コンデンサと同様に図8に示
すLC直列共振回路に近似して、ある周波数以上ではノ
イズフィルタとして機能しなくなる。
【0004】 貫通型コンデンサは、例えばディスク
状のコンデンサ素子の中央に信号線路が通る貫通孔をあ
け、コンデンサ素子の片面の貫通孔周縁に信号線路に接
続する第1導体を形成し、コンデンサ素子の他面及びそ
の外周面に第1導体と間隔をあけて接地用の第2導体層
を形成し、コンデンサ素子を介して第1導体層と第2導
体層との間でキャパシタンスを形成するように構成され
る。貫通型コンデンサは、単板コンデンサや積層チップ
コンデンサのように回路基板に実装する時にリード線や
配線を引き回す必要がなく、図7に示す理想の回路に近
づけることができる。しかし、貫通型コンデンサはその
構造に起因して回路基板への高密度の実装が妨げられ、
電子機器を小型化しにくい。また実装に手間がかかるた
め実装コストの上昇を招いている。 貫通型コンデンサアレイは、例えば方形状のコンデ
ンサ素子にそれぞれ信号線路が通る複数の貫通孔をあ
け、コンデンサ素子の片面の各貫通孔の周縁に信号線路
に接続する第1導体をそれぞれ形成し、コンデンサ素子
の他面及びその外周面に第1導体と間隔をあけて接地用
の第2導体層を形成し、コンデンサ素子を介して第1導
体層と第2導体層との間でキャパシタンスを形成するよ
うに構成される。貫通型コンデンサアレイは、貫通型コ
ンデンサと同様の理由で図7に示す理想の回路に近づけ
ることができ、貫通型コンデンサが有する欠点、即ち高
密度化の困難性と実装コストの上昇の問題点を解消す
る。しかし、この貫通型コンデンサアレイでは隣接して
配設された複数の貫通孔のそれぞれにリード線等の導体
が通るため、貫通孔の間隔をあまりに狭めてそれぞれの
第1導体の間隔を狭めるとリード線等の信号線路に高周
波信号が流れたときに、配線間に存在する浮遊キャパシ
タンスのために、所定の周波数以上のノイズが伝搬さ
れ、クロストークを生じ易い。このため、高密度化には
クロストーク防止の観点から一定の制限があった。
【0005】この貫通型コンデンサアレイの欠点を解消
するために、隣接する各コンデンサ間、即ち隣接する導
体間の誘電体基板にスリットを形成し、各コンデンサ間
の浮遊キャパシタンスをなくすことにより、クロストー
クをなくした貫通型コンデンサアレイが開示されている
(実開昭61−4420)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記貫通型コ
ンデンサアレイはスリットの形成のために製造コストが
上昇するとともに、アレイ自体の強度が低下し易く、し
かも導体間にスリットを形成しただけでは未だ十分にク
ロストークを防止できない不具合があった。
【0007】本発明の目的は、リード線を有しないた
め、高密度に回路基板に実装して電子機器を小型化で
き、かつリードインダクタンスを生じにくい積層貫通型
コンデンサアレイを提供することにある。本発明の別の
目的は、高周波ノイズを除去し、より高密度に実装して
も各線路を流れる信号の他の線路へのクロストークを確
実に防止できる積層貫通型コンデンサアレイを提供する
ことにある。本発明の更に別の目的は、強度低下の恐れ
がなく、安価に製造及び実装し得る積層貫通型コンデン
サアレイを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の構成を図1、図4及び図5に基づいて説明す
る。なお、図1は説明を容易にするためにセラミックシ
ート部分を厚さ方向に拡大して示している。本発明の積
層貫通型コンデンサアレイは、第1セラミック誘電体シ
ート10と第2セラミック誘電体シート20とを積層し
て一体化され、一体化された両シート10,20に線路
1,L2,L3がそれぞれ通る複数の第1貫通孔11
a,11b,11c及び第2貫通孔21a,21b,2
1cがそれぞれ設けられた積層体40を含む。第1セラ
ミック誘電体シート10は、そのシート表面の第1貫通
孔周囲に線路L1,L2,L3に接続されかつ孔毎に独立
して形成された内部導体12a,12b,12cと、こ
れらの内部導体とそれぞれ電気的に絶縁される間隔13
a,13b,13cを有しシート表面にその外周部にか
けて形成された分離導体14とを備える。また第2セラ
ミック誘電体シート20は、第2貫通孔とそれぞれ電気
的に絶縁される間隔22a,22b,22cを有しシー
ト表面にその外周部にかけて形成された接地導体23を
備え、誘電体シート20を介して内部導体12a,12
b,12cと接地導体23との間でキャパシタンスを形
成するように構成される。積層体40の側面には露出し
た分離導体14及び接地導体23にそれぞれ接続する外
部電極50がこの側面に形成される。なお、隣接する貫
通孔同士に十分な間隔がある場合には、図示するように
分離導体14は内部導体12a,12b,12c間を通
って第1セラミック誘電体シート10の外周部にかけて
形成されることがより一層クロストークを防止でき、好
ましい。また、積層体40の最上層にシート表面に導体
の形成されない第3セラミック誘電体シート30を積層
して一体化し、一体化した第1、第2及び第3セラミッ
ク誘電体シート10〜30に線路L1,L2,L3がそれ
ぞれ通る複数の第1、第2及び第3貫通孔11a,11
b,11c,21a,21b,21c,31a,31
b,31cをそれぞれ設けることがコンデンサアレイの
信頼性を向上する上で、好ましい。
【0009】
【作用】第1セラミック誘電体シート10上の隣接する
内部導体12aと12bの間、また内部導体12bと1
2cの間に、外部電極50を介して接地される分離導体
14を配置することにより、隣接する線路L1〜L3の間
の浮遊キャパシタンスが実質的になくなり、信号やノイ
ズの線路間のクロストークを解消できる。また、第2セ
ラミック誘電体シート20を介して内部導体12a,1
2b,12cと接地導体23との間でキャパシタンスが
形成されるため、線路L1〜L3と通電状態にある内部導
体12a,12b,12cと接地導体23との間に電位
差が生じ、コンデンサとして機能して高周波ノイズが吸
収される。
【0010】
【実施例】次に本発明の実施例を説明する。本発明はこ
の実施例に限られるものではない。先ず、厚さ約30μ
mの誘電体グリーンシートを多数枚用意した。この誘電
体グリーンシートはポリエステルベースシートの上面に
例えばチタン酸バリウム系のJIS−R特性を有する誘
電体スラリーをドクターブレード法によりコーティング
した後、乾燥して形成される。これらのグリーンシート
のうち、ある1群を第1セラミックグリーンシートと
し、別の群を第2セラミックグリーンシートとした。次
いで第1セラミックグリーンシートと、第2セラミック
グリーンシートの各表面にそれぞれ別々のパターンでP
dを主成分とする導電性ペーストをスクリーン印刷し、
80℃で4分間乾燥した。即ち、図4に示すように第1
セラミックグリーンシート10には、円中心で約2.5
mmの等間隔に3つの小円の内部導体12a,12b,
12cが印刷形成され、同時にこれらの周囲に間隔13
a,13b,13cをあけて内部導体間を通りかつシー
ト外周部にかけて分離導体14が印刷形成される。また
第2セラミックグリーンシート20には、3つの小円部
分22a,22b,22cを除いて接地導体23がシー
ト外周部にかけて印刷形成される。小円部分22a,2
2b,22cは円中心で約2.5mmの等間隔に設けら
れる。
【0011】スクリーン印刷した第1セラミックグリー
ンシート10と第2セラミックグリーンシート20とを
交互に複数枚積層し、最上層には導電性ペーストを全く
印刷していない第3セラミックグリーンシート30を重
ね合わせた。これらのグリーンシートはそれぞれ本発明
の誘電体シートになる。この積層体を熱圧着して一体化
した後、3つの内部導体12a,12b,12c及び小
円部分22a,22b,22cの各中心位置に直径が約
1mmの第1貫通孔11a〜11c、第2貫通孔21a
〜21c及び第3貫通孔31a〜31cを穿設した。こ
れにより、内部導体12a〜12cは第1貫通孔11a
〜11cに臨み、接地導体23は第2貫通孔21a〜2
1cと間隔22a〜22cをあけて設けられる。
【0012】図5に示される貫通孔が設けられた積層体
40を1300℃で約1時間焼成して厚さ約1mmの焼
結体を得た。図5に示すようにこの焼結体をバレル研磨
して焼結体の周囲側面に内部導体14及び接地導体23
を露出させた。次いで分離導体14及び接地導体23が
露出した焼結体の周囲側面にAgを主成分とする導電性
ペーストを塗布し、更に第1貫通孔11a〜11c、第
2貫通孔21a〜21c及び第3貫通孔31a〜31c
の各孔壁に同一の導電性ペーストを塗布した後、これら
を一括して焼付け、焼結体の周囲側面に外部電極50
を、各孔壁に導体層41a,41b,41cをそれぞれ
形成した(図6)。これにより導体層41a,41b,
41cがそれぞれ内部導体12a,12b,12cに、
また分離導体14及び接地導体23が外部電極50にそ
れぞれ電気的に接続された積層貫通型コンデンサアレイ
が得られた。
【0013】この積層貫通型コンデンサアレイの特性を
調べるために、その外部電極50を接地された金属板に
はんだ付けにより接続した。また第1貫通孔11a〜1
1c、第2貫通孔21a〜21c及び第3貫通孔31a
〜31cにそれぞれ信号線路である金属導体L1,L2
3を通し、孔壁に形成された導体層41a,41b,
41cにはんだ付けにより接続した。金属導体L1
2,L3の一端から高周波信号を入力し、その他端で出
力信号を測定し、挿入損失を求めた。その結果、周波数
が高くなるに従って、急峻に挿入損失が大きくなり、実
施例の積層貫通型コンデンサアレイは良好なフィルタ特
性を有することが判った。また隣接する金属導体L1
2の各他端で、また金属導体L2とL3の各他端で出力
信号を測定して、クロストークの有無を調べたところ、
このクロストークは検出できない程小さく、従来の貫通
型コンデンサアレイの測定例と比較して非常に改善され
ていることが確認された。
【0014】なお、上記例では内部導体間に分離導体を
通したが、内部導体同士の間隔が狭い場合には、内部導
体間を横切らずに内部導体に近接して分離導体を設ける
こともできる。また、第1セラミックグリーンシートと
第2セラミックグリーンシートの積層数は、内部導体と
接地導体との間で形成される所望のキャパシタンスに応
じて適宜変更することができる。従って第1セラミック
グリーンシートと第2セラミックグリーンシートは各1
枚ずつでもよい。また、各シートにあけられる貫通孔の
数は3つに限らず、2つ或いは4つ以上設けてもよい。
また一列に限らず、複数列に配置してもよい。また、上
記例では各貫通孔に通る線路として、信号線路を挙げた
が、電源線路、接地線路等の他の線路に対しても本発明
を適用することができる。更に、最上層の第3セラミッ
ク誘電体シートは第2セラミック誘電体シート上に別の
保護手段を設ける場合には、特に積層しなくてもよい。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、信
号伝達のために用いられる信号線路の金属導体を貫通孔
に挿通して、外部電極を接地すると、第1セラミック誘
電体シートの内部導体と第2セラミック誘電体シートの
接地導体の間でキャパシタンスが形成されるため、信号
線路に侵入する高周波ノイズを除去することができる。
また内部導体に近接した分離導体も接地されるため、従
来の内部導体間のスリットを形成した貫通コンデンサア
レイと比べてより確実に浮遊キャパシタンスを除去し、
隣接する信号線路間相互のクロストークを防止すること
ができる。更に、従来のスリットを形成した貫通コンデ
ンサアレイと比較して、貫通孔の間隔を狭めて、より一
層小型で高密度化でき、強度を低下することなく安価に
製造及び実装することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の積層貫通型コンデンサアレイの
図6のA−A線断面図。
【図2】そのB−B線断面図。
【図3】そのC−C線断面図。
【図4】その積層体の分解斜視図。
【図5】その積層体を焼成した焼結体の斜視図。
【図6】その焼結体の周囲に外部電極を設けて作製され
た積層貫通型コンデンサアレイの要部破断斜視図。
【図7】インダクタンス成分を有しない理想的なコンデ
ンサの回路図。
【図8】LC直列共振回路に近似したコンデンサの回路
図。
【符号の説明】
10 第1セラミック誘電体シート(第1セラミックグ
リーンシート) 11a,11b,11c 第1貫通孔 12a,12b,12c 内部導体 13a,13b,13c 電気的に絶縁される間隔 14 分離導体 20 第2セラミック誘電体シート(第2セラミックグ
リーンシート) 21a,21b,21c 第2貫通孔 22a,22b,22c 電気的に絶縁される間隔 23 接地導体 30 第3セラミック誘電体シート(第3セラミックグ
リーンシート) 31a,31b,31c 第3貫通孔 40 積層体 50 外部電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 増田 政美 埼玉県秩父郡横瀬町大字横瀬2270番地 三 菱マテリアル株式会社セラミックス研究所 内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1セラミック誘電体シート(10)と第2
    セラミック誘電体シート(20)とを積層して一体化され、
    一体化された両シート(10,20)に線路(L1,L2,L3)がそれ
    ぞれ通る複数の第1及び第2貫通孔(11a,11b,11c,21a,2
    1b,21c)がそれぞれ設けられた積層体(40)を含み、 前記第1セラミック誘電体シート(10)は、そのシート表
    面の前記第1貫通孔周囲に前記線路(L1,L2,L3)に接続さ
    れかつ孔毎に独立して形成された内部導体(12a,12b,12
    c)と、前記内部導体とそれぞれ電気的に絶縁される間隔
    (13a,13b,13c)を有しシート表面にその外周部にかけて
    形成された分離導体(14)とを備え、 前記第2セラミック誘電体シート(20)は、前記第2貫通
    孔とそれぞれ電気的に絶縁される間隔(22a,22b,22c)を
    有しシート表面にその外周部にかけて形成された接地導
    体(23)を備え、 前記第2セラミック誘電体シート(20)を介して前記内部
    導体(12a,12b,12c)と前記接地導体(23)との間でキャパ
    シタンスを形成するように構成され、 前記積層体(40)の側面に露出した前記分離導体(14)及び
    前記接地導体(23)にそれぞれ接続する外部電極(32)がこ
    の側面に形成されたことを特徴とする積層貫通型コンデ
    ンサアレイ。
  2. 【請求項2】 分離導体(14)が隣接する内部導体(12a,1
    2b,12c)間を通って第1セラミック誘電体シート(10)の
    外周部にかけて形成された請求項1記載の積層貫通型コ
    ンデンサアレイ。
  3. 【請求項3】 積層体(40)はその最上層にシート表面に
    導体の形成されない第3セラミック誘電体シート(30)が
    積層して一体化され、一体化された第1、第2及び第3
    セラミック誘電体シート(10,20,30)に線路(L1,L2,L3)が
    それぞれ通る複数の第1、第2及び第3貫通孔(11a,11
    b,11c,21a,21b,21c,31a,31b,31c)がそれぞれ設けられた
    請求項1又は2記載の積層貫通型コンデンサアレイ。
JP4196595A 1992-06-30 1992-06-30 積層貫通型コンデンサアレイ Pending JPH0620870A (ja)

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Cited By (4)

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