JPH06208190A - フォトサーモグラフィ要素の処理方法 - Google Patents

フォトサーモグラフィ要素の処理方法

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JPH06208190A
JPH06208190A JP5299523A JP29952393A JPH06208190A JP H06208190 A JPH06208190 A JP H06208190A JP 5299523 A JP5299523 A JP 5299523A JP 29952393 A JP29952393 A JP 29952393A JP H06208190 A JPH06208190 A JP H06208190A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 改良したフォトサーモグラフィ要素を提供
し、フォトサーモグラフィ要素の潜像安定性を改善する
方法を提供する。 【構成】 フォトサーモグラフィ要素が、化学線に対す
る像様露光によりハロゲン化銀から、有機銀塩と還元剤
との間の画像生成反応を促進する触媒を生じる濃度にお
いて、感光性ハロゲン化銀、有機銀塩および還元剤から
成り、(1)化学線に対して要素を像様露光して、要素
中に潜像を形成すること、(2)像様露光した要素を、
潜像を強めるには十分であるが、可視画像を生成するに
は不十分な、一定温度および一定時間、第一加熱工程に
供すること、その後、(3)前記要素を、可視画像を生
成するのに十分な一定温度および一定時間、第二加熱工
程に供すること、の工程からなる方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的にフォトサーモ
グラフィ、特に、改良されたフォトサーモグラフィ要素
の処理方法に関する。より具体的には、その様な要素の
実用性を著しく高める、フォトサーモグラフィ要素の潜
像安定性を改良する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】熱処理により画像を生成する熱処理可能
な画像要素(フィルム、ペーパーを含む)は、周知であ
る。これらの要素は、画像が、光に対して像様露光し、
続いてその要素を均一に加熱して現像することにより生
成されるフォトサーモグラフィ要素を含んでいる。その
様な要素は、典型的に、本来の場所および/もしくは他
の場所で調製され、感光性成分として、酸化−還元画像
生成結合体(例えばベヘン酸銀とフェノール性還元剤)
と組み合さる感光性ハロゲン化銀を包含する。そのよう
な要素は、例えば、リサーチディスクロージャー(Rese
arch Disclosure),1978年6月、17029項、
米国特許第3,457,075号および同3,933,
508合明細書に開示されている。
【0003】フォトサーモグラフィ要素は典型的に、そ
の要素を化学線に対して像様露光してその中に潜像を形
成し、次いで像様露光した要素を加熱して、潜像を可視
画像に変換することから成る方法によって処理される。
この方法の簡単さは、大変有利である。しかし、前記要
素の問題点の一つは、潜像を維持することが十分でない
ということである。ある状況では、像様露光工程と可視
画像を生じる加熱工程との間で、相当の時間の経過を許
すことができるのは非常に有利である。しかしフォトサ
ーモグラフィ要素の潜像維持特性が十分でないので、
0.1〜0.4logEもしくはそれ以上の感度損失
が、像様露光工程と加熱工程との経過時間(例えば1〜
24時間)に従って起こり得る。その上、望ましくない
センシトメトリー変化(例えば、濃度損失および/もし
くはコントラストの減少)も生じ得る。感度損失および
望ましくないセンシトメトリー変化は、前記要素を像様
露光工程に供した後直ちに加熱工程に供する処理を用い
ることにより、完全に避けることができる。しかし、こ
のことは、最も都合の良い方法でフォトサーモグラフィ
要素を処理する利用者の技量を厳しく制約する。
【0004】従来より、フォトサーモグラフィ要素の潜
像維持特性を改良する努力が成されて来た。例えば、E
dward L.DedioおよびJohn W.Re
evesの米国特許第4,857,439号(1989
年8月15日発行)明細書は、潜像安定性を増す目的の
ためにフォトサーモグラフィ要素にアルキルカルボン酸
を組み入れることを記載する。米国特許第4,857,
439号明細書に記載される方法では、アルキルカルボ
ン酸を含有する要素を、光に像様露光する前に加熱工程
に供する。加熱工程の結果として要素中に起きる反応
が、潜像安定性を高める。この方法は非常に有効である
が、フォトサーモグラフィ要素のコストと複雑さが増す
ことになる。
【0005】フォトサーモグラフィ要素中の潜像の不安
定性の問題を克服する他の技法もまた提案されている。
例えば、J.E.Reeceの米国特許第4,352,
872号(1982年10月5日発行)明細書は、潜像
画像が褪せるのに対して要素を安定にする目的でフォト
サーモグラフィ要素中に組み込んだジアゼピン類を記載
し、J.E.Reeceの米国特許第4,450,22
9号(1984年5月22日発行)明細書は、同じ目的
のためのある種のジアミン類の使用を記載する。フォト
サーモグラフィ要素に感光性を与える目的のために光に
対して像様露光する前に、その要素を加熱することもま
た当該技術分野では既知である(例えば、米国特許第
3,764,329号、同3,802,888号、同
3,816,132号および同4,113,496号明
細書を参照されたい)。しかし、この技法は、潜像維持
特性の改善に関するものではない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の示唆するとこ
ろは、特別な添加剤をそこに組み入れることなしに、フ
ォトサーモグラフィ要素の潜像安定性を高める技法を提
供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、潜像安定性を
改善したフォトサーモグラフィ要素の新しい処理方法で
ある。本発明が適用できるフォトサーモグラフィ要素
は、化学線に対して像様露光が、ハロゲン化銀から有機
銀塩と還元剤との画像生成反応を促進する触媒が生じる
濃度において、 (a)本来の場所にもしくは本来の場所の外に調製され
た感光性ハロゲン化銀; (b)有機銀塩;および (c)還元剤、 から成る一以上の層を担持してなる支持体から成る。
【0008】本発明に従って、フォトサーモグラフィ要
素は、(1)化学線に対して要素を像様露光してそこに
潜像を形成すること、(2)像様露光した要素を、潜像
を強めるには十分であるが、可視画像を生成するには不
十分な、ある一定温度および一定時間、第一加熱工程に
供すること、その後、(3)前記要素を、可視画像を生
成するのに十分なある一定温度および一定時間、第二加
熱工程に供すること、の工程からなる方法により処理さ
れる。
【0009】工程(1)と(2)間および工程(2)と
(3)間の許される経過時間は、フォトサーモグラフィ
要素が用いられる個々の条件および環境に合うように選
択する。第一加熱工程は、典型的に像様露光工程と直列
に実施される、従って実質的にその後直ちに続けられ
る。ロール形状で使用される場合、フォトサーモグラフ
ィ要素は、典型的に第一加熱工程後巻き戻され、第二加
熱工程を実施するためにほどかれる。
【0010】通常のハロゲン化銀の潜像補力(即ち、潜
像を強める処理)は周知の技法である。それは、露光し
た要素を適切な溶液に漬けることにより、もしくは全体
を低照度光に露光する(「The Theory of The Photogra
phic Process」T.H.James編集、第4版、17
7頁、Macmillan PublishingC
o.,Inc.,1977年を参照)ことにより達成さ
れる。類推して、本発明において使用したフォトサーモ
グラフィ要素の潜像を強める方法を、「熱潜像補力」と
名付ける。
【0011】
【具体的な態様】本発明で用いられるフォトサーモグラ
フィ要素は、白黒画像要素もしくは色素生成要素とする
ことができ、画像受容層に色素画像を転写するのに用い
る要素を包含する。フォトサーモグラフィ要素を記載す
る多くの特許明細書の例は、米国特許第3,457,0
75号、同3,764,329号、同3,802,88
8号、同3,839,049号、同3,871,887
号、同3,933,508号、同4,260,667
号、同4,267,267号、同4,281,060
号、同4,283,477号、同4,287,295
号、同4,291,120号、同4,347,310
号、同4,459,350号、同4,741,992
号、同4,857,439号、および同4,942,1
15号の各明細書である。
【0012】前記先行技術に記載されるように、フォト
サーモグラフィ要素は、多種多様の支持体から成ってい
る。有用な支持体の例は、ポリ(ビニルアセタール)フ
ィルム、ポリスチレンフィルム、ポリ(エチレンテレフ
タレート)フィルム、ポリカーボネートフィルムおよび
関連するフィルム並びに樹脂材料、同様にガラス、紙、
金属および熱処理温度に耐えることができるその他の支
持体を包含する。
【0013】フォトサーモグラフィ要素の各層は、ディ
ップコーティング、エアナイフコーティング、カーテン
コティング、もしくはコーティングホッパーを使った押
出コーティングの、写真技術における既知の塗布方法に
よって支持体上に塗布される。必要ならば、二以上の層
が同時に塗布される。普通に用いられるフォトサーモグ
ラフィ要素は、反応性の関係で、バインダー(例えば、
ポリ(ビニルブチラール))中に、(a)本来の場所お
よび/もしくは他の場所で調製された感光性ハロゲン化
銀、並びに(b)(i)有機銀塩酸化剤、好ましくは長
鎖脂肪酸の銀塩(例えば、ベヘン酸銀)と(ii)有機
銀塩酸化剤の還元剤(好ましくはフェノール性還元剤)
とから成る酸化−還元画像生成結合体を担持する支持体
から成る。フォトサーモグラフィハロゲン化銀要素は、
有効な画像を生成する助けとなる、任意の調色剤および
画像安定剤のような、当該技術分野において既知のその
他の添加物から成ることができる。
【0014】好ましいフォトサーモグラフィ要素は、反
応性の関係で、バインダー(特に、ポリ(ビニルブチラ
ール)バインダー)中に、(a)本来の場所および/も
しくは他の場所で調製された感光性ハロゲン化銀、
(b)(i)ベヘン酸銀と(ii)ベヘン酸銀のフェノ
ール性還元剤とから成る酸化−還元画像生成結合体、
(c)スクシンイミドのような調色剤、および(d)2
−ブロモ−2−(4−メチルフェニルスルホニル)−ア
セトアミドのような画像安定剤を担持する支持体から成
る。
【0015】フォトサーモグラフィ要素は、典型的に、
望ましくないきずから前記要素を保護する助けと成る上
塗り層を有する。そのような上塗り層は、例えば、フォ
トサーモグラフィの技術分野において説明されているポ
リマーとすることができる。それらは、米国特許第4,
741,992号明細書に記載されるポリ(珪酸)およ
びポリ(ビニルアルコール)からなる上塗り層とするこ
ともできる。
【0016】フォトサーモグラフィ要素の層の最適な層
厚は、処理条件、熱処理方法、要素の個々の成分および
所望する画像のような因子に依存する。前記層は典型的
に約1μ〜約10μの範囲の層厚を有する。フォトサー
モグラフィ要素は、本質的に感光性ハロゲン化銀から成
る感光成分を含んで成る。フォトサーモグラフィ要素で
は、感光性ハロゲン化銀に由来する潜像銀が、処理中に
前記の酸化−還元画像生成結合体の触媒としてはたらく
と信じられる。感光性ハロゲン化銀の好ましい濃度は、
フォトサーモグラフィ要素中のベヘン酸銀のハロゲン化
銀1モル当り約0.01〜約10モルの範囲である。必
要ならば、感光性ハロゲン化銀との組み合せで、他の感
光性銀塩も有効である。好ましい感光性ハロゲン化銀
は、塩化銀、臭化銀、臭沃化銀、塩臭沃化銀およびこれ
らハロゲン化銀の混合物である。極微粒子感光性ハロゲ
ン化銀が特に有効である。感光性ハロゲン化銀は、写真
の技術分野において、既知のいずれの方法によっても調
製することができる。感光性ハロゲン化銀を生成する方
法は、例えば Research Disclosure 、1978年12
月、17643項、および Research Disclosure 、1
978年6月、17029項に記載されている。例え
ば、米国特許第4,453,499号明細書に記載され
るような、平板状粒子感光性ハロゲン化銀もまた有効で
ある。
【0017】感光性ハロゲン化銀を、上記 Research D
isclosure に記載されるように非洗浄もしくは洗浄
し、化学増感し、カブリ生成物に対して保護し、そして
保存中の感度損失に対して安定にすることができる。前
記ハロゲン化銀は、例えば、米国特許第3,457,0
75号明細書に記載されるように本来の場所に調製する
ことができる。必要ならば、ハロゲン化銀は、写真の技
術分野において知られている、本来の場所の以外に調製
することもできる。
【0018】このフォトサーモグラフィ要素は、有機銀
塩酸化剤(長鎖の脂肪酸が好ましい)を含有する典型的
な酸化−還元画像生成結合体から成る。その様な有機銀
塩酸化剤は、照明時の黒化を防止する。好ましい有機銀
塩酸化剤は、10〜30の炭素原子を含む長鎖の脂肪酸
の銀塩である。有用な有機銀酸化剤は、ベヘン酸銀、ス
テアリン酸銀、オレイン酸銀、ラウリン酸銀、カプリン
酸銀、ミリスチン酸銀、およびパルミチン酸銀である。
有機銀塩酸化剤の組み合せもまた有用である。脂肪酸の
銀塩ではない有用な銀塩酸化剤は、例えば、安息香酸銀
および銀ベンゾトリアゾールを包含する。フォトサーモ
グラフィ材料中の有機銀塩酸化剤の最適な濃度は、所望
する画像、フォトサーモグラフィ成分の特定の有機銀塩
酸化剤、特定の還元剤、特定の脂肪酸および特定のフォ
トサーモグラフィ要素に依存して変化する。有機銀塩酸
化剤の好ましい濃度は、典型的に、フォトサーモグラフ
ィ要素中の総銀量一モル当り0.5モル〜0.90モル
の範囲である。有機銀塩酸化剤の結合体が存在する場合
は、有機銀塩酸化剤の全濃度は、前記の濃度範囲であ
る。
【0019】酸化−還元画像生成結合体では、種々の還
元剤が有効である。有用な還元剤の例は、ビス−β−ナ
フトールのような置換されたフェノール類およびナフト
ール類;ヒドロキノン類のようなポリヒドロキシベンゼ
ン類;カテコール類およびピロガロール類、2,4−ジ
アミノフェノール類およびメチルアミノフェノール類の
ようなアミノフェノール還元剤、アスコルビン酸、アス
コルビン酸ケタールおよびその他のアスコルビン酸誘導
体;ヒドロキシルアミン還元剤;3−ピラゾリドン還元
剤;米国特許第3,933,508号明細書および Re
search Disclosure 、1978年6月、17029項
に記載されるようなスルホンアミドフェニル還元剤を包
含する。有機還元剤の結合体もまた有用である。
【0020】フォトサーモグラフィ材料中の好ましい有
機還元剤は、米国特許第3,801,321号明細書に
記載されるようなスルホンアミドフェノール還元剤であ
る。有用なスルホンアミドフェノール還元剤の例は、
2,6−ジクロロ−4−ベンゼンスルホンアミドフェノ
ール;ベンゼンスルホンアミドフェノール;2,6−ジ
ブロモ−4−ベンゼンスルホンアミドフェノールおよび
それらの混合物を包含する。フォトサーモグラフィ材料
中の還元剤の最適濃度は、特定のフォトサーモグラフィ
要素、所望する画像、処理条件、特定の有機銀塩酸化剤
およびフォトサーモグラフィ材料の製造条件の因子に依
存して変化する。有機還元剤の特に有効な濃度は、フォ
トサーモグラフィ材料中の銀量一モル当り0.2モル〜
2.0モルの範囲の還元剤量である。有機還元剤の結合
体が存在する場合は、還元剤の全濃度が、上記の濃度範
囲内であることが好ましい。
【0021】フォトサーモグラフィ要素は、好ましく
は、アクチベーター調色もしくはトナー−促進剤として
もまた知られている調色剤を含む。調色剤の結合体は、
フォトサーモグラフィ要素では有用である。最適な調色
剤もしくは調色剤結合体は、特定のフォトサーモグラフ
ィ要素、所望する画像および処理条件の因子に依存す
る。有用な調色剤および調色剤結合体は、例えば、Rese
arch Disclosure 、1978年6月、17029項およ
び米国特許第4,123,282号明細書に記載される
ものを包含する。有用な調色剤の例は、フタルイミド、
N−ヒドロキシフタルイミド、N−カリウムフタルイミ
ド、スクシンイミド、N−ヒドロキシ−1,8−ナフタ
ルイミド、フタルアジン、1−(2H)−フタルアジノ
ンおよび2−アセチルフタルアジノンを包含する。
【0022】フォトサーモグラフィ要素では、安定剤も
また有用である。安定剤および安定剤先駆体の例は、例
えば、米国特許第4,459,350号および同3,8
77,940号明細書に記載されている。そのような安
定剤は、写真的に活性な安定剤および安定剤先駆体、ア
ゾールチオエーテル類並びにブロックされたアゾリンチ
オン(azolinethione )安定剤先駆体およびカルバモイ
ル安定剤先駆体を包含する。
【0023】フォトサーモグラフィ材料は、好ましく
は、種々のコロイドおよびポリマーを、単独もしくは組
合せて、種々の層に用いるベヒクルもしくは結合剤とし
て含有する。有用な材料は、疎水性もしくは親水性であ
る。それ等は透明もしくは半透明であり、蛋白質のよう
な天然物、例えばゼラチン、ゼラチン誘導体、セルロー
ス誘導体、デキストランのような多糖類、アラビアゴム
等;並びにポリ(ビニルピロリドン)およびアクリルア
ミドポリマー類似のポリビニル化合物のような合成高分
子物質の両方を包含する。有用なその他の合成高分子化
合物は、ラテックス状のような分散したビニル化合物か
つ特に写真材料の寸法安定性を高めるものを包含する。
効果的なポリマー類は、アルキルアクリレートおよびメ
タクリレートのポリマー、アクリル酸、スルホアクリレ
ート並びに固化もしくは硬化を促進する架橋結合部位を
有するものを包含する。好ましい高分子量ポリマーおよ
び樹脂は、ポリ(ビニルブチラール)、セルロースアセ
テートブチラール、ポリ(メチルメタクリレート)、ポ
リ(ビニルピロリドン)、エチルセルロース、ポリスチ
レン、ポリ(ビニルクロライド)、塩化ゴム、ポリイソ
ブチレン、ブタジエン−スチレンコポリマー、塩化ビニ
ル−酢酸ビニルコポリマー、ポリ(ビニルアルコール)
およびポリカーボネートを包含する。
【0024】フォトサーモグラフィ材料は、増感化合
物、増感色素、硬化剤、帯電防止層、可塑剤および潤滑
剤、コーティング助剤、蛍光増白剤、吸収およびフィル
ター色素、として機能する現像改質剤、並びに Resear
ch Disclosure 、1978年6月、17029項およ
Research Disclosure 、1978年12月、17
643項に記載されるようなその他の化合物を含有する
ことができる。
【0025】フォトサーモグラフィ材料において、前記
要素および組成物に追加の感光性を付与するのに、分光
増感色素が有効である。有用な増感色素は、例えば Re
search Disclosure 、1978年6月、17029項
および Research Disclosure 、1978年12月、
17643項に記載されている。記載するように、フォ
トサーモグラフィ要素は、像様露光および熱処理の前に
フォトサーモグラフィ要素を安定にするのを助ける熱安
定剤を含むのも好ましい。熱安定助剤は、貯蔵中にフォ
トサーモグラフィ要素の安定性を改善する。典型的な熱
安定剤は、(a)2−ブロモ−2−p−トリスルホニル
アセトアミドのような2−ブロモ−アリールスルホニル
アセトアミド;(b)2−(トリブロモメチルスルホニ
ル)ベンゾチアゾールおよび(c)6−メチルもしくは
6−フェニル−2,4−ビス(トリブロモメチル)−s
−トリアジンのような6位置換の2,4−ビス(トリブ
ロモメチル)−s−トリアジンである。
【0026】フォトサーモグラフィ要素は、種々の形態
のエネルギー手段により像様露光する。そのようなエネ
ルギーの形態は、感光性ハロゲン化銀が感光するもので
あって、かつ電磁スペクトルの紫外、可視および赤外領
域並びに電子ビームおよびβ−線、γ−線、X−線、α
粒子、中性子放射線、並びにレーザーにより生じる非コ
ヒーレント(非同位相)もしくはコヒーレント(同位
相)の波動状の放射エネルギーの形態を包含する。露光
は、感光性ハロゲン化銀の分光増感に従って、単色性、
整色性、もしくは全色性である。像様露光は、フォトサ
ーモグラフィ要素中に現像可能な潜像が生成するのに十
分な時間および強度であるのが好ましい。
【0027】フォトサーモグラフィの技術分野において
既知の加熱手段は、所望する処理温度を得るのに有用で
ある。その加熱手段は、例えば、簡単な熱板、アイロ
ン、ローラ、加熱ドラム、超音波加熱手段、熱風等であ
る。熱処理は、周囲圧および湿度の周囲条件下で実施す
るのが好ましい。必要ならば、大気圧条件以外の条件も
使用し得る。
【0028】フォトサーモグラフィ要素の組成物は、所
望する画像を与える前記要素中のいずれの場所でも存在
できる。必要ならば、前記要素の一以上の組成物を、要
素の二以上の層の間に配置することができる。例えば、
ある場合では、有機還元剤、調色剤、安定剤先駆体およ
び/またはその他の添加物をフォトサーモグラフィ要素
の上塗り層中に含むのが望ましい。
【0029】所望する画像を生成するために、お互い組
合わさる画像結合体の組成物が必要である。この場合、
「組合わさる」の語は、フォトサーモグラフィ要素中
で、感光性ハロゲン化銀および画像生成結合体が、所望
する処理を可能にし有効な画像を生じる相互に関連する
場所に存在することを意味する。本明細書で、前述した
ように、本発明の方法は、(1)フォトサーモグラフィ
要素を化学線に対して像様露光し、その中に潜像を形成
すること、(2)像様露光した要素を、潜像を強めるに
は十分であるが、可視画像を生成するには不十分な、あ
る一定温度および一定時間、第一加熱工程に供するこ
と、その後、(3)前記要素を、可視画像を生成するの
に十分なある一定温度および一定時間、第二加熱工程に
供すること、の工程からなる。
【0030】本発明の方法では、可視画像が通常通り、
即ち、中程度に温度を上げ、フォトサーモグラフィ要素
を均一に加熱して形成される。しかし、熱潜像補力のた
めの予備加熱工程を含む従来のフォトサーモグラフィ処
理方法とは異なる。熱潜像補力工程は、均一にフォトサ
ーモグラフィ要素を加熱する(但し、この目的に適合す
る時間および温度条件を用いる)ことによっても実施さ
れる。工程(1)および(2)間の経過時間は、熱潜像
補力を行う前に著しい感度損失が生じない、十分に短い
時間である。工程(2)および(3)間経過時間は、典
型的に、工程(1)および(2)間の経過時間より著し
く長く、潜像を安定にする本発明の有益な効果を都合良
く利用するのに十分である。
【0031】本発明の実施においては、フォトサーモグ
ラフィ要素中の可視画像を生成する適切な画像生成装置
を必要とし、潜像が形成するように前記要素を化学線に
対対して像様露光する露光手段、潜像を強める条件下で
前記要素を加熱する第一加熱手段、強めた潜像を可視画
像に変換する条件下で前記要素を加熱する第二加熱手
段、から成る。第一番目および第二番目の加熱工程のそ
れぞれにおいて同じタイプの加熱装置を使用することが
でき、もしくは必要に応じて各工程毎に異なるタイプの
加熱装置を選ぶこともできる。
【0032】本発明の方法では、工程(1)および
(2)間の経過時間は、典型的に10分未満であり、ほ
とんど通常1分未満である。工程(2)および(3)間
の経過時間は、もちろん、選択事項であり、大変広く変
えることができる。ほとんどの場合、少なくとも数時間
である。典型的に約1時間〜約48時間、より一般的に
は約6時間〜24時間である。
【0033】工程(2)および(3)のそれぞれで用い
られる温度および時間は、所望する画像、フォトサーモ
グラフィ要素の特定の組成物、使用する加熱手段のタイ
プ等に依存する。一般的に、本発明の第一加熱工程は、
100℃未満の温度で実施され、第二加熱工程は、約1
00℃を超える温度で実施される。両方の加熱工程で、
典型的に、加熱時間が長くなるとより低い処理温度が使
用され、その逆もまた同じである。
【0034】第一加熱工程の好ましい時間および温度範
囲は、約1秒〜約30秒の範囲の時間および約80℃〜
98℃の温度範囲であるが、特に好ましい時間および温
度範囲は、約3秒〜約6秒の範囲の時間および約90℃
〜95℃の温度範囲である。第二加熱工程の好ましい時
間および温度範囲は、約2秒〜約10秒の範囲の時間お
よび約115℃〜125℃の温度範囲であるが、特に好
ましい時間および温度範囲は、約4秒〜約6秒の範囲の
時間および約118℃〜120℃の温度範囲である。
【0035】
【実施例】次の実施例により本発明をさらに詳細に説明
する。例1〜6 以下の例1〜3では、露光後の熱潜像補力の効果を、W
ojciech M.Przezdzieckiの、米
国特許第4,741,992号明細書、「ポリ(珪酸)
含有上塗り層から成る熱処理可能要素」(1988年5
月3日発行)の実施例1に記載される熱現像可能なマイ
クロフィルムについて評価した。以下の例4〜6では、
カブリ防止剤として有用なHgBr2 を除いたこと以
外、さらにモノブロモ安定剤の濃度が、米国特許第4,
741,992号明細書の実施例1に記載する量の約1
/6であったこと以外は、例1〜3で使用したものと同
じフィルムを使用した。
【0036】次に報告するデータは、フィルムの潜像維
持(LIK)特性を表す。報告する値は、温度85℃、
90℃および95℃並びに時間0、1、3、6、15お
よび30秒で露光後の熱潜像補力に供したサンプルを、
34℃で24時間貯蔵したことから生じた感度損失Lo
gEである。
【0037】
【表1】
【0038】上記報告データは、熱潜像補力工程を使用
しないと、水銀含有フィルムで1.28LogE、そし
て水銀を除いたフィルムで0.47Log Eの高い感
度損失があるが、短時間の露光後の熱潜像補力工程が、
潜像維持感度損失を除くのに完全に有効であることを表
している。上記例により表されるように、本発明の方法
は、フォトサーモグラフィ要素に通常生じる一連の感度
損失の問題を実質的に軽減する。この方法を用いること
により、著しい感度損失を起こすことなしに可視画像を
生成するために、フォトサーモグラフィ要素を熱処理に
供する前に、24時間もしくはそれ以上長く、それらを
維持することができる。さらに、本発明の方法は、高い
効果があるばかりでなく使用するのに簡便で安価であ
る。
【0039】本発明の好ましい態様を特に詳細に記載し
たが、本発明の精神および範囲内で変更および改造が可
能であることは、理解されるであろう。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可視画像を生成するフォトサーモグラフ
    ィ要素の処理方法であって、前記要素が、化学線に対す
    る像様露光によりハロゲン化銀から有機銀塩と還元剤と
    の間の画像生成反応を促進する触媒を生じる濃度におい
    て、感光性ハロゲン化銀、有機銀塩および還元剤から成
    り、前記方法が、(1)化学線に対して要素を像様露光
    して、要素中に潜像を形成すること、(2)像様露光し
    た要素を、潜像を強めるには十分であるが、可視画像を
    生成するには不十分な一定温度および一定時間、第一加
    熱工程に供すること、その後、(3)前記要素を、可視
    画像を生成するのに十分な一定温度および一定時間、第
    二加熱工程に供すること、の工程からなる方法。
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