JPH06207678A - ロッカ弁部材および隔離ダイアフラムを有する弁 - Google Patents

ロッカ弁部材および隔離ダイアフラムを有する弁

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JPH06207678A
JPH06207678A JP8115393A JP8115393A JPH06207678A JP H06207678 A JPH06207678 A JP H06207678A JP 8115393 A JP8115393 A JP 8115393A JP 8115393 A JP8115393 A JP 8115393A JP H06207678 A JPH06207678 A JP H06207678A
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JP
Japan
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valve
diaphragm
valve member
port
rocker
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JP8115393A
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Joseph W Baker
ダブリュ ベーカー ジョセフ
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Automatic Switch Co
Original Assignee
Automatic Switch Co
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Publication date
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16K11/00Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves
    • F16K11/02Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves with all movable sealing faces moving as one unit
    • F16K11/04Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves with all movable sealing faces moving as one unit comprising only lift valves
    • F16K11/052Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves with all movable sealing faces moving as one unit comprising only lift valves with pivoted closure members, e.g. butterfly valves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16K11/02Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves with all movable sealing faces moving as one unit
    • F16K11/022Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves with all movable sealing faces moving as one unit comprising a deformable member
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ロッカ弁部材と隔離ダイアフラムを有する弁
において、弁部材とダイアフラムが取扱われつつある作
動圧力と無関係に均衡状態に置かれ、作動圧力の増大に
伴う漏洩の傾向をなくすようにする。 【構成】 弁体18に複数のポート42,43,44と
連通する弁室49を形成し、ポートのうち少くも1個を
加圧流体源に接続する。弁室内にロッカ弁部材50を枢
着し、ポートの少くも1個を開閉する2つの末端位置の
間で揺動させる。弁室内にロッカ弁部材の周縁から延
び、その縁を弁体に固着させたダイアフラム56を設け
る。ロッカ弁部材はピストン58を有する作動器により
揺動し、弁体のすべてのポートがダイアフラムの片側に
対面する。弁室の一部は、ダイアフラムのポートに面し
た側と反対の側に対面する壁を構成し、ダイアフラムと
係合することのないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、弁、一層詳しくは、ロッカ弁部材と、流体ポ
ートを弁作動器から隔離するダイアフラムとを有するタ
イプの弁に関する。このタイプの弁は米国特許第5,027,
857 号に記載されている。この米国特許に示されている
弁は、流体の入口ポートと2つの出口ポートを包含する
3方向タイプである。弁部材は、出口ポートのいずれか
を閉ざし、入口ポートを常時開放する2つの末端位置間
で揺動する。弁部材は、弁体に形成した弁室内に設置さ
れ、弁ポートは弁室に開いている。弁作動器(電気的に
制御できる)は、弁部材をその2つの末端位置の間で揺
動させる。弁室内で、可撓性のダイアフラムが弁部材を
取り囲んでおり、そこから半径方向外方へ延びている。
ダイアフラムの半径方向外方縁は弁体によって把持され
ている。ダイアフラムは、弁ポートから弁作動器を隔離
し、弁作動器が弁によって取扱われている流体と決して
接触しないように作動する。米国特許第5,027,857 号の
弁は、使用時に或る種の問題を提起することがわかっ
た。この弁は、取扱おうとしている流体圧力で漏洩する
傾向があるのである。特に、流体は、弁部材を収容して
いる弁室から弁部材によって閉ざされている出口ポート
から漏出する傾向がある。この問題を解決すべく、弁作
動器がロッカ弁部材に加える力を高める試みがなされ
た。しかしながら、この解決策は、弁の寿命に悪い影響
を与えるのである。それは、弁部材が出口ポートを取り
囲む弁座に向かってより大きな力で押し付けられるから
である。弁の漏洩の理由は、難しく、直観的にも明らか
でない。しかしながら、本発明者は、この問題の原因を
発見した。弁が加圧流体で加圧されたとき、ダイアフラ
ムは弁ポートから離れる方向にふくらむ。弁がその末端
位置の各々で傾けられるので、開いている出口ポートに
近い方のダイアフラム部分は、弁部材の、弁ポートを含
む壁と反対の側の壁にも近くなる。その結果、ダイアフ
ラムの、開いている出口ポートに近い方のふくらんだ部
分が弁室の、ポートを含む壁と反対側の壁と係合する。
ダイアフラムと弁室壁とのこの係合の結果、ロッカ弁部
材とダイアフラムとに力の不均衡が生じ、それにより、
弁部材を閉ざされているポートから離れる方向に持ち上
げ、このポートを通して漏洩を生じさせる傾向が生じる
のである。したがって、本発明の目的は、米国特許第5,
027,857 号に示されているタイプの、ロッカ弁部材およ
び隔離ダイアフラムを有する弁であって、弁部材とダイ
アフラムが取扱われつつある作動圧力と無関係に均衡状
態に置かれ、作動圧力の増大に伴う漏洩の傾向をなくし
た弁を提供することにある。本発明の別の目的は、従来
の弁よりも有効寿命が長い上記タイプの弁を提供するこ
とにある。本発明のまた別の目的は、弁部材に加えられ
る作動器の力をより小さくしてなんの問題もなく作動で
きる上記タイプの弁を提供することにある。本発明の付
加的な目的および特徴は、添付図面を参照しながらの以
下の説明から明らかとなろう。図1は、米国特許第5,02
7,857 号の弁を示しており、実際、この米国特許の図1
と同様のものである。しかしながら、米国特許の図1で
は弁は加圧されていないが、本発明の図1では、弁には
流体圧力が加えられている。図1の従来弁は、円筒形の
内径孔11を有する弁体10を包含する。この弁体に
は、たとえば、ねじ12によって、ボンネット13が固
着してあり、このボンネットには、流体圧力の入口ポー
ト14と2つの出口ポート15、16が形成してある。
弁体10とボンネット13は間に弁室19を構成してお
り、この弁室にポート14−16が連通している。弁室
19内にはロッカ弁部材20が収容されている。ロッカ
弁部材は、弾性のゴム状材料22内に埋め込まれた剛性
材料のコア21を包含する。弁部材20が軸23上で回
動し、図1に示す、出口ポート16を閉ざし、出口ポー
ト15を開いたままにする1つの末端位置と、出口ポー
ト15を閉ざし、出口ポート16を開く別の末端位置と
の間で揺動する。弁作動器は、シリンダ11内で長手方
向に摺動するピストン26と、電気ソレノイドのアーマ
チャ27とを包含する。ステム24が弁部材20からピ
ストン26の拡大内径孔25内に突出している。ステム
24と内径孔25の協働により、ピストン26の長手方
向運動が弁部材20の揺動運動に変換される。シリンダ
11内には圧縮スプリング28が設けてあり、ピストン
26を図1で右に向かって常時押圧しており、このスプ
リング28の作用の下に、作動器は、図示のように、弁
部材20を移動させてポート16を閉ざし、ポート15
を開く。ソレノイドが付勢されたとき、アーマチャ27
が左に動き、スプリング28の力に抗してピストン26
をアーマチャと一緒に引っ張る。このピストン26の動
きはステム24を介して弁部材20に伝えられ、弁部材
を軸23まわりに揺動させて出口ポート15を閉ざし、
ポート16を開く。ダイアフラム11が弁部材20を完
全に取り囲み、弁部材から弁体10とボンネット13の
境界面まで半径方向に延びている。ダイアフラムの全周
縁32は、弁体とボンネットとの間にしっかりと挟まれ
ている。この構成により、ダイアフラムが所定位置に保
持され、本体10とボンネット13の間で流体シールと
して役立つことになる。明らかなように、ダイアフラム
31は、作動器26、27を収容しているシリンダ11
からポート14−16を隔離するのに役立ち、弁によっ
て扱われている流体がシリンダ11すなわち弁作動器の
部分に達することはない。弁が図1に示す状態にあると
き、すなわち、ソレノイドが消勢され、加圧流体が入口
ポート14に加えられているとき、弁室19の、弁部材
20およびダイアフラム31の下の部分は加圧流体を満
たされるが、弁室19の、弁部材20およびダイアフラ
ム31の上方の部分は大気圧下にある。流体圧力は、ダ
イアフラム31を上方へふくらませ、ダイアフラム31
の、開いている出口ポート15に近い部分が弁室19の
壁33と係合する。一方、ダイアフラム31の、閉じて
いる出口ポート16に近い部分は弁室の壁33と係合す
ることはない。ダイアフラムの一部のみが壁33と係合
する理由は、弁部材20が傾斜して開いている出口ポー
トに近い方のダイアフラム部分を弁室壁33に接近させ
るからである。ダイアフラム31の開いている出口ポー
ト15に近い方の部分が弁室壁33によって支持されて
いるため、弁部材が閉じている弁ポート16から離れる
ように上昇して弁の漏洩を生じさせる望ましくない傾向
が生じるのである。この欠点の理由は次のように説明で
きると考える。ダイアフラムの、開いている出口ポート
15に近い部分は、弁室壁33と弁部材20の両方で支
持されている。しかしながら、ダイアフラムの、閉じて
いる出口ポート16に近い部分は、弁部材20によって
のみ支持されており、弁室壁33によっては支持されて
いない。その結果、弁部材の、閉じている出口ポートに
近い部分に、弁部材の、開いている出口ポートに近い部
分よりも大きな流体圧力がかかり、この力の不均衡が弁
部材20を閉じている出口ポート16から離れる方向に
押す傾向を生じさせる。この問題を分析する別の方法
は、ダイアフラム31が加圧されてふくらまされ、開い
ているポート15に近い部分が弁室壁33に押し付けら
れたとき、壁がその部分でダイアフラムに反動力を加え
るということである。ダイアフラム31の、閉じている
ポート16に近い部分にはなんら類似の反動力は加えら
れない。それ故、ダイアフラムにかかる力に不均衡が生
じ、閉じているポート16に近い側にかかる、そのポー
トを開こうとする力が、開いているポート15に近いダ
イアフラム部分にかかる合力より大きくなる。ロッカ弁
部材20を閉じているポートから持ち上げる傾向(漏洩
に通じる)のために、スプリング28およびソレノイド
引張り力は、漏洩を最小限に抑えるために比較的強くな
ければならない。ソレノイド引張り力が強くなればなる
ほど、弁が使用する動力は大きくなる。さらに、スプリ
ングおよびソレノイドの力が高くなると、弾性材料22
をより大きい力で出口ポート15、16の弁座に押し付
け、弁の有効寿命を縮めることになる。図2、3に示す
本発明の弁は、従来の弁に存在する上記の問題を克服す
る。本発明の弁は、従来の弁に類似しているが、内部シ
リンダ39を形成した弁体38を包含する。この弁体に
は4本のボルト(図示せず)によってボンネット40が
固着してある。これらのボルトは、ボンネットの4つの
孔41(図5)を貫通し、弁体に設けたタップ孔に螺合
している。ボンネット40は、加圧流体の入口ポート4
2と2つの出口ポート43、44が形成してある(図2
−5)。ポート43の内端は弁座45によって囲まれて
おり、出口ポート44の内端は弁座46によって囲まれ
ている。これら3つのポートは、すべて、弁体38とボ
ンネット40の間に構成された弁室49内に開いてい
る。この弁室49内には、ロッカ弁部材50が収容され
ており、このロッカ弁部材50は、シリンダ39の長手
方向に対して直角に延びる軸51上で揺動できるように
枢着してある。ロッカ弁部材50は、弾力性のあるゴム
状材料53内に埋め込まれた剛性材料のコア52を包含
する。柔軟で可撓性があるゴム状材料のダイアフラム5
6が弁部材50を取り囲み、弁部材と弁体の間を半径方
向に延びている。好ましくは、ダイアフラムは、弁部材
の埋め込み材料53と一体に形成される。ダイアフラム
56の半径方向外方の縁57は、弁体38とボンネット
40の間にしっかりと挟まれている。これを確実にする
ために、ボンネットによって提供される連続した幅狭の
隆起55(図5)がポートを取り囲み、弁体に向かって
突出している。こうして、ダイアフラムの縁は、所定位
置に保持され、弁体とボンネットとの間のシールとして
役立つ。弁を作動させる作動器は、弁体38に形成した
シリンダ39内で長手方向に摺動できるピストン58を
包含する。このピストン58には横方向の内径孔59が
形成してあり、この内径孔59は弁部材50のコア52
から突出する剛性ステム60を収容している。シリンダ
39内で、ピストン58カラ突出するぴん62を取り囲
んでいる圧縮スプリング61がピストン58を図2で右
に常時押圧している。この動きは、内径孔59およびス
テム60によって弁部材50に伝えられ、弁部材を時計
方向に揺動させ、それを弁座46と係合させ、出口ポー
ト44を閉じる。弁部材50の傾斜により、それは弁座
45から隔たり、出口ポート43を開く。弁体38の、
スプリング61が設置してある端と反対側の端には、円
筒形のハウジング71が装着してあり、このハウジング
は、ソレノイド・コイル64を収容している。このソレ
ノイド・コイル64内には、コア・チューブ65が軸線
方向に延びている。チューブ65の、ピストン58から
遠い方の端の中には、固定アーマチャ66が固定してあ
る。固定アーマチャ66に対して前後方向にチューブ6
5内で摺動できるように可動アーマチャ67が設けてあ
る。圧縮スプリング68が可動アーマチャ67の軸線方
向の内径孔内に収容されており、スプリングの一端が固
定アーマチャ66に着座している。ソレノイド64が消
勢されたとき、図3に示すように、スプリング61より
も強いスプリング68は可動アーマチャ67およびピス
トン58を左へ押圧し、弁部材50を軸51のまわりに
反時計方向に揺動させる。こうして、弁部材50は弁座
45と係合させられ、弁座46から離脱し、出口ポート
43を閉ざし、出口ポート44を開く。ソレノイド64
が付勢されると、可動アーマチャ67が固定アーマチャ
66に向かって引っ張られ、したがって、スプリング6
8を圧縮してスプリング61がピストン58を右(図
2)に移動させるのを許し、それによって、弁部材50
が揺動して弁座46と係合し、弁座45から離れるよう
に移動する。こうして、出口ポート43が開き、出口ポ
ート44が閉じる。弁が加圧されていないときには、ダ
イアフラム56は図4に示すふくらんでいない状態にあ
る。加圧流体が入口ポート42に加えられると、圧力が
弁部材50およびダイアフラム56の、ポートに面した
側、すなわち、図2、3で下側に加えられる。その結
果、ダイアフラム56が弁室49の壁69、すなわち、
ポート42−44が開いている壁と反対側の壁に向かっ
てふくらむ。本発明と従来技術の重要な差異は、図2、
3を図1と比較するとわかる。本発明のふくらんだダイ
アフラム56は、従来のダイアフラム31が壁33と接
触しているのに対して、壁69と接触していない。事
実、ダイアフラム56は、弁の全作動圧力を通じて壁6
9から離れたままである。ダイアフラム56が弁室壁6
9と決して係合しないので、従来技術の弁の弁部材20
で経験する不均衡状態が本発明の弁では決して生じな
い。その結果、従来技術の弁における、弁部材20が閉
じているポートから持ち上げられて漏洩を生じさせると
いう傾向は本発明の弁では生じない。したがって、同等
の流体圧力を取扱う場合にも、弁部材と弁座の間に付与
してポートを閉ざすのに必要は力が小さくて済み、それ
故、スプリングをより軽くすることができ、ソレノイド
の力が小さくて済む。もちろん、ソレノイドの力が小さ
いということは、電力消費量が少ないということを意味
する。さらに、より軽いスプリングおよびより力の弱い
ソレノイドを使用するため、弁部材50が、従来技術の
弁に存在するような高い力で弁座45、46に押し付け
られず、それ故、弁部材の寿命が延びる。上記の弁は3
方向弁であるが、本発明は、2方向弁にも同等に応用で
きる。上記の弁は、出口ポート43、44の一方を恒久
的に塞ぐだけで2方向弁に変換可能である。さらに、ポ
ート42は入口ポートとし、ポート43、44を出口ポ
ートとして説明してきたが、ポート42を出口ポートと
し、ポート43、44のうちいずれか一方あるいは両方
を入口ポートとしてもよい。本発明を好ましい形態につ
いてのみ説明してきたが、本発明の精神に含まれる多く
の変更をなし得る。したがって、本発明がいかなる特定
の形態または実施例に限定されるものではなく、限定は
添付の特許請求の範囲にのみ含まれることは了解された
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術の米国特許第5,027,857 号に示される
弁の縦断面図である。
【図2】本発明による弁の縦断面図であり、加圧状態で
弁部材がその末端位置の1つのあるところを示す図であ
る。
【図3】弁部材が他方の末端位置にあるところを示す、
図2と同様の図である。
【図4】本発明による弁の断片図であり、弁が不加圧状
態にあるところを示す図である。
【図5】弁ポートを示す弁ボンネットの正面図である。
【符号の説明】
10・・・弁体 11・・・内径孔 13・・・ボンネット 14・・・入口ポート 15・・・出口ポート 16・・・出口ポート 19・・・弁室 20・・・ロッカ弁部材 21・・・コア 26・・・ピストン 27・・・アーマチャ 28・・・圧縮スプリング 31・・・ダイアフラム 38・・・弁体 39・・・内部シリンダ 40・・・ボンネット 42・・・入口ポート 43・・・出口ポート 44・・・出口ポート 45・・・弁座 46・・・弁座 49・・・弁室 50・・・ロッカ弁部材 52・・・コア 56・・・ダイアフラム 58・・・ピストン 60・・・ステム 61・・・圧縮スプリング 64・・・ソレノイド・コイル 65・・・コア・チューブ 66・・・固定アーマチャ 67・・・可動アーマチャ 68・・・圧縮スプリング
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年2月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】追加
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、弁、一層詳しくは、ロッカ弁部
材と、流体ポートを弁作動器から隔離するダイアフラム
とを有するタイプの弁に関する。
【0002】このタイプの弁は米国特許第5,027,857 号
に記載されている。この米国特許に示されている弁は、
流体の入口ポートと2つの出口ポートを包含する3方向
タイプである。弁部材は、出口ポートのいずれかを閉ざ
し、入口ポートを常時開放する2つの末端位置間で揺動
する。弁部材は、弁体に形成した弁室内に設置され、弁
ポートは弁室に開いている。
【0003】弁作動器(電気的に制御できる)は、弁部
材をその2つの末端位置の間で揺動させる。弁室内で、
可撓性のダイアフラムが弁部材を取り囲んでおり、そこ
から半径方向外方へ延びている。ダイアフラムの半径方
向外方縁は弁体によって把持されている。ダイアフラム
は、弁ポートから弁作動器を隔離し、弁作動器が弁によ
って取扱われている流体と決して接触しないように作動
する。
【0004】米国特許第5,027,857 号の弁は、使用時に
或る種の問題を提起することがわかった。この弁は、取
扱おうとしている流体圧力で漏洩する傾向があるのであ
る。特に、流体は、弁部材を収容している弁室から弁部
材によって閉ざされている出口ポートから漏出する傾向
がある。この問題を解決すべく、弁作動器がロッカ弁部
材に加える力を高める試みがなされた。しかしながら、
この解決策は、弁の寿命に悪い影響を与えるのである。
それは、弁部材が出口ポートを取り囲む弁座に向かって
より大きな力で押し付けられるからである。
【0005】弁の漏洩の理由は、難しく、直観的にも明
らかでない。しかしながら、本発明者は、この問題の原
因を発見した。弁が加圧流体で加圧されたとき、ダイア
フラムは弁ポートから離れる方向にふくらむ。弁がその
末端位置の各々で傾けられるので、開いている出口ポー
トに近い方のダイアフラム部分は、弁部材の、弁ポート
を含む壁と反対の側の壁にも近くなる。その結果、ダイ
アフラムの、開いている出口ポートに近い方のふくらん
だ部分が弁室の、ポートを含む壁と反対側の壁と係合す
る。ダイアフラムと弁室壁とのこの係合の結果、ロッカ
弁部材とダイアフラムとに力の不均衡が生じ、それによ
り、弁部材を閉ざされているポートから離れる方向に持
ち上げ、このポートを通して漏洩を生じさせる傾向が生
じるのである。
【0006】したがって、本発明の目的は、米国特許第
5,027,857 号に示されているタイプの、ロッカ弁部材お
よび隔離ダイアフラムを有する弁であって、弁部材とダ
イアフラムが取扱われつつある作動圧力と無関係に均衡
状態に置かれ、作動圧力の増大に伴う漏洩の傾向をなく
した弁を提供することにある。
【0007】本発明の別の目的は、従来の弁よりも有効
寿命が長い上記タイプの弁を提供することにある。
【0008】本発明のまた別の目的は、弁部材に加えら
れる作動器の力をより小さくしてなんの問題もなく作動
できる上記タイプの弁を提供することにある。
【0009】本発明の付加的な目的および特徴は、添付
図面を参照しながらの以下の説明から明らかとなろう。
【0010】図1は、米国特許第5,027,857 号の弁を示
しており、実際、この米国特許の図1と同様のものであ
る。しかしながら、米国特許の図1では弁は加圧されて
いないが、本発明の図1では、弁には流体圧力が加えら
れている。
【0011】図1の従来弁は、円筒形の内径孔11を有
する弁体10を包含する。この弁体には、たとえば、ね
じ12によって、ボンネット13が固着してあり、この
ボンネットには、流体圧力の入口ポート14と2つの出
口ポート15、16が形成してある。
【0012】弁体10とボンネット13は間に弁室19
を構成しており、この弁室にポート14−16が連通し
ている。弁室19内にはロッカ弁部材20が収容されて
いる。ロッカ弁部材は、弾性のゴム状材料22内に埋め
込まれた剛性材料のコア21を包含する。弁部材20が
軸23上で回動し、図1に示す、出口ポート16を閉ざ
し、出口ポート15を開いたままにする1つの末端位置
と、出口ポート15を閉ざし、出口ポート16を開く別
の末端位置との間で揺動する。
【0013】弁作動器は、シリンダ11内で長手方向に
摺動するピストン26と、電気ソレノイドのアーマチャ
27とを包含する。ステム24が弁部材20からピスト
ン26の拡大内径孔25内に突出している。ステム24
と内径孔25の協働により、ピストン26の長手方向運
動が弁部材20の揺動運動に変換される。シリンダ11
内には圧縮スプリング28が設けてあり、ピストン26
を図1で右に向かって常時押圧しており、このスプリン
グ28の作用の下に、作動器は、図示のように、弁部材
20を移動させてポート16を閉ざし、ポート15を開
く。ソレノイドが付勢されたとき、アーマチャ27が左
に動き、スプリング28の力に抗してピストン26をア
ーマチャと一緒に引っ張る。このピストン26の動きは
ステム24を介して弁部材20に伝えられ、弁部材を軸
23まわりに揺動させて出口ポート15を閉ざし、ポー
ト16を開く。
【0014】ダイアフラム11が弁部材20を完全に取
り囲み、弁部材から弁体10とボンネット13の境界面
まで半径方向に延びている。ダイアフラムの全周縁32
は、弁体とボンネットとの間にしっかりと挟まれてい
る。この構成により、ダイアフラムが所定位置に保持さ
れ、本体10とボンネット13の間で流体シールとして
役立つことになる。明らかなように、ダイアフラム31
は、作動器26、27を収容しているシリンダ11から
ポート14−16を隔離するのに役立ち、弁によって扱
われている流体がシリンダ11すなわち弁作動器の部分
に達することはない。
【0015】弁が図1に示す状態にあるとき、すなわ
ち、ソレノイドが消勢され、加圧流体が入口ポート14
に加えられているとき、弁室19の、弁部材20および
ダイアフラム31の下の部分は加圧流体を満たされる
が、弁室19の、弁部材20およびダイアフラム31の
上方の部分は大気圧下にある。流体圧力は、ダイアフラ
ム31を上方へふくらませ、ダイアフラム31の、開い
ている出口ポート15に近い部分が弁室19の壁33と
係合する。一方、ダイアフラム31の、閉じている出口
ポート16に近い部分は弁室の壁33と係合することは
ない。ダイアフラムの一部のみが壁33と係合する理由
は、弁部材20が傾斜して開いている出口ポートに近い
方のダイアフラム部分を弁室壁33に接近させるからで
ある。ダイアフラム31の開いている出口ポート15に
近い方の部分が弁室壁33によって支持されているた
め、弁部材が閉じている弁ポート16から離れるように
上昇して弁の漏洩を生じさせる望ましくない傾向が生じ
るのである。
【0016】この欠点の理由は次のように説明できると
考える。ダイアフラムの、開いている出口ポート15に
近い部分は、弁室壁33と弁部材20の両方で支持され
ている。しかしながら、ダイアフラムの、閉じている出
口ポート16に近い部分は、弁部材20によってのみ支
持されており、弁室壁33によっては支持されていな
い。その結果、弁部材の、閉じている出口ポートに近い
部分に、弁部材の、開いている出口ポートに近い部分よ
りも大きな流体圧力がかかり、この力の不均衡が弁部材
20を閉じている出口ポート16から離れる方向に押す
傾向を生じさせる。
【0017】この問題を分析する別の方法は、ダイアフ
ラム31が加圧されてふくらまされ、開いているポート
15に近い部分が弁室壁33に押し付けられたとき、壁
がその部分でダイアフラムに反動力を加えるということ
である。ダイアフラム31の、閉じているポート16に
近い部分にはなんら類似の反動力は加えられない。それ
故、ダイアフラムにかかる力に不均衡が生じ、閉じてい
るポート16に近い側にかかる、そのポートを開こうと
する力が、開いているポート15に近いダイアフラム部
分にかかる合力より大きくなる。
【0018】ロッカ弁部材20を閉じているポートから
持ち上げる傾向(漏洩に通じる)のために、スプリング
28およびソレノイド引張り力は、漏洩を最小限に抑え
るために比較的強くなければならない。ソレノイド引張
り力が強くなればなるほど、弁が使用する動力は大きく
なる。さらに、スプリングおよびソレノイドの力が高く
なると、弾性材料22をより大きい力で出口ポート1
5、16の弁座に押し付け、弁の有効寿命を縮めること
になる。
【0019】図2、3に示す本発明の弁は、従来の弁に
存在する上記の問題を克服する。本発明の弁は、従来の
弁に類似しているが、内部シリンダ39を形成した弁体
38を包含する。この弁体には4本のボルト(図示せ
ず)によってボンネット40が固着してある。これらの
ボルトは、ボンネットの4つの孔41(図5)を貫通
し、弁体に設けたタップ孔に螺合している。
【0020】ボンネット40は、加圧流体の入口ポート
42と2つの出口ポート43、44が形成してある(図
2−5)。ポート43の内端は弁座45によって囲まれ
ており、出口ポート44の内端は弁座46によって囲ま
れている。
【0021】これら3つのポートは、すべて、弁体38
とボンネット40の間に構成された弁室49内に開いて
いる。この弁室49内には、ロッカ弁部材50が収容さ
れており、このロッカ弁部材50は、シリンダ39の長
手方向に対して直角に延びる軸51上で揺動できるよう
に枢着してある。ロッカ弁部材50は、弾力性のあるゴ
ム状材料53内に埋め込まれた剛性材料のコア52を包
含する。
【0022】柔軟で可撓性があるゴム状材料のダイアフ
ラム56が弁部材50を取り囲み、弁部材と弁体の間を
半径方向に延びている。好ましくは、ダイアフラムは、
弁部材の埋め込み材料53と一体に形成される。ダイア
フラム56の半径方向外方の縁57は、弁体38とボン
ネット40の間にしっかりと挟まれている。これを確実
にするために、ボンネットによって提供される連続した
幅狭の隆起55(図5)がポートを取り囲み、弁体に向
かって突出している。こうして、ダイアフラムの縁は、
所定位置に保持され、弁体とボンネットとの間のシール
として役立つ。
【0023】弁を作動させる作動器は、弁体38に形成
したシリンダ39内で長手方向に摺動できるピストン5
8を包含する。このピストン58には横方向の内径孔5
9が形成してあり、この内径孔59は弁部材50のコア
52から突出する剛性ステム60を収容している。シリ
ンダ39内で、ピストン58カラ突出するぴん62を取
り囲んでいる圧縮スプリング61がピストン58を図2
で右に常時押圧している。この動きは、内径孔59およ
びステム60によって弁部材50に伝えられ、弁部材を
時計方向に揺動させ、それを弁座46と係合させ、出口
ポート44を閉じる。弁部材50の傾斜により、それは
弁座45から隔たり、出口ポート43を開く。
【0024】弁体38の、スプリング61が設置してあ
る端と反対側の端には、円筒形のハウジング71が装着
してあり、このハウジングは、ソレノイド・コイル64
を収容している。このソレノイド・コイル64内には、
コア・チューブ65が軸線方向に延びている。チューブ
65の、ピストン58から遠い方の端の中には、固定ア
ーマチャ66が固定してある。固定アーマチャ66に対
して前後方向にチューブ65内で摺動できるように可動
アーマチャ67が設けてある。圧縮スプリング68が可
動アーマチャ67の軸線方向の内径孔内に収容されてお
り、スプリングの一端が固定アーマチャ66に着座して
いる。
【0025】ソレノイド64が消勢されたとき、図3に
示すように、スプリング61よりも強いスプリング68
は可動アーマチャ67およびピストン58を左へ押圧
し、弁部材50を軸51のまわりに反時計方向に揺動さ
せる。こうして、弁部材50は弁座45と係合させら
れ、弁座46から離脱し、出口ポート43を閉ざし、出
口ポート44を開く。ソレノイド64が付勢されると、
可動アーマチャ67が固定アーマチャ66に向かって引
っ張られ、したがって、スプリング68を圧縮してスプ
リング61がピストン58を右(図2)に移動させるの
を許し、それによって、弁部材50が揺動して弁座46
と係合し、弁座45から離れるように移動する。こうし
て、出口ポート43が開き、出口ポート44が閉じる。
【0026】弁が加圧されていないときには、ダイアフ
ラム56は図4に示すふくらんでいない状態にある。加
圧流体が入口ポート42に加えられると、圧力が弁部材
50およびダイアフラム56の、ポートに面した側、す
なわち、図2、3で下側に加えられる。その結果、ダイ
アフラム56が弁室49の壁69、すなわち、ポート4
2−44が開いている壁と反対側の壁に向かってふくら
む。本発明と従来技術の重要な差異は、図2、3を図1
と比較するとわかる。本発明のふくらんだダイアフラム
56は、従来のダイアフラム31が壁33と接触してい
るのに対して、壁69と接触していない。事実、ダイア
フラム56は、弁の全作動圧力を通じて壁69から離れ
たままである。
【0027】ダイアフラム56が弁室壁69と決して係
合しないので、従来技術の弁の弁部材20で経験する不
均衡状態が本発明の弁では決して生じない。その結果、
従来技術の弁における、弁部材20が閉じているポート
から持ち上げられて漏洩を生じさせるという傾向は本発
明の弁では生じない。したがって、同等の流体圧力を取
扱う場合にも、弁部材と弁座の間に付与してポートを閉
ざすのに必要は力が小さくて済み、それ故、スプリング
をより軽くすることができ、ソレノイドの力が小さくて
済む。もちろん、ソレノイドの力が小さいということ
は、電力消費量が少ないということを意味する。さら
に、より軽いスプリングおよびより力の弱いソレノイド
を使用するため、弁部材50が、従来技術の弁に存在す
るような高い力で弁座45、46に押し付けられず、そ
れ故、弁部材の寿命が延びる。
【0028】上記の弁は3方向弁であるが、本発明は、
2方向弁にも同等に応用できる。上記の弁は、出口ポー
ト43、44の一方を恒久的に塞ぐだけで2方向弁に変
換可能である。さらに、ポート42は入口ポートとし、
ポート43、44を出口ポートとして説明してきたが、
ポート42を出口ポートとし、ポート43、44のうち
いずれか一方あるいは両方を入口ポートとしてもよい。
【0029】本発明を好ましい形態についてのみ説明し
てきたが、本発明の精神に含まれる多くの変更をなし得
る。したがって、本発明がいかなる特定の形態または実
施例に限定されるものではなく、限定は添付の特許請求
の範囲にのみ含まれることは了解されたい。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁室を有する弁体と、この弁体に設けて
    あり、弁室と連通する複数のポートであって、その少な
    くとも1つのポートが加圧流体源に接続できるようにな
    っているポートと、弁室内に設置してあり、前記ポート
    のうちの少なくとも1つを開閉するように回動できるロ
    ッカ弁部材と、ロッカ弁部材の周縁と弁体の間に延在す
    るように弁室内に設けたダイアフラムであって、その周
    縁が弁体内に固着してあり、このダイアフラムの片面に
    すべてのポートが対向しているダイアフラムと、ロッカ
    弁部材を回動させる作動器手段であって、ダイアフラム
    のポートの向いた側と反対の側でロッカ弁部材と係合
    し、それによって、ダイアフラムがこの作動器手段から
    ポートを隔離するのに役立つ作動器手段とを包含し、弁
    体が、弁のすべての作動圧力で、ロッカ弁部材の周縁と
    弁体の間にダイアフラムを支持する手段を欠いているこ
    とを特徴とする弁。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の弁において、弁室が、ダ
    イアフラムの、ポートに向いた側と反対の側に底面する
    壁によって一部構成されており、この壁が、弁室の、ダ
    イアフラムとポートの間の部分が加圧されてダイアフラ
    ムを壁の方向にふくらませたときでも壁がダイアフラム
    と係合することがないように充分にダイアフラムから隔
    たっていることを特徴とする弁。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の弁において、弁室に開口
    が設けてあり、この開口を通して作動器手段がロッカ弁
    部材と連絡しており、また、この開口が、ダイアフラム
    の、ポートに面する側と反対の側に面していることを特
    徴とする弁。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の弁において、弁体内にシ
    リンダを包含し、作動器手段がシリンダ内で長手方向に
    摺動できるピストンを包含し、弁室とシリンダの間で弁
    体に開口が設けてあり、さらに、この開口を貫いて延
    び、ピストンの長手方向の往復動に応答してロッカ弁部
    材を回動させる手段が設けてあることを特徴とする弁。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の弁において、ロッカ弁部
    材が、弾性材料の外層内に埋め込まれた剛性材料のコア
    を包含し、ダイアフラムがこの弾性埋め込み材料と一体
    であり、環状の延長部となっていることを特徴とする
    弁。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の弁において、弁体が入口
    ポートと2つの出口ポートを有し、ロッカ弁部材50
    が、それが出口ポートの一方を閉ざし、他方を開く1つ
    の末端位置と、前記一方の出口ポートを開き、前記他方
    の出口ポートを閉ざす別の末端位置との間で回動できる
    ことを特徴とする弁。
JP8115393A 1992-03-18 1993-03-17 ロッカ弁部材および隔離ダイアフラムを有する弁 Pending JPH06207678A (ja)

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US07/854,880 US5199462A (en) 1992-03-18 1992-03-18 Valve having rocker valve member and isolation diaphragm

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CA (1) CA2092685A1 (ja)
DE (1) DE4308679B4 (ja)
ES (1) ES2068124B1 (ja)
FR (1) FR2688857A1 (ja)
GB (1) GB2265206B (ja)
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