JPH06207646A - 平行軸差動歯車装置 - Google Patents
平行軸差動歯車装置Info
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- JPH06207646A JPH06207646A JP5307509A JP30750993A JPH06207646A JP H06207646 A JPH06207646 A JP H06207646A JP 5307509 A JP5307509 A JP 5307509A JP 30750993 A JP30750993 A JP 30750993A JP H06207646 A JPH06207646 A JP H06207646A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- pair
- housing
- gears
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H48/00—Differential gearings
- F16H48/20—Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices
- F16H48/28—Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices using self-locking gears or self-braking gears
- F16H48/285—Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices using self-locking gears or self-braking gears with self-braking intermeshing gears having parallel axes and having worms or helical teeth
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/048—Type of gearings to be lubricated, cooled or heated
- F16H57/0482—Gearings with gears having orbital motion
- F16H57/0483—Axle or inter-axle differentials
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
- Retarders (AREA)
- Motor Power Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エレメントギヤとこれを回転可能に支持する
ポケットとの間の潤滑を改良する。 【構成】 平行軸差動歯車装置は、ハウジング(10)
に形成されたポケット(36)の内部に組み付けられた
複数対のエレメントギヤ(34)を含む。ハウジング
(10)には、ハウジング(10)の外面とポケット
(36)の内部との間に潤滑油を流すための小通路(4
4,46)を形成する。さらに、各対のポケット(3
6)の形状は、ポケットとエレメントギヤの表面との間
の空間を増大させるように、エプロン部(a)と開口部
(b)との間において修正する。
ポケットとの間の潤滑を改良する。 【構成】 平行軸差動歯車装置は、ハウジング(10)
に形成されたポケット(36)の内部に組み付けられた
複数対のエレメントギヤ(34)を含む。ハウジング
(10)には、ハウジング(10)の外面とポケット
(36)の内部との間に潤滑油を流すための小通路(4
4,46)を形成する。さらに、各対のポケット(3
6)の形状は、ポケットとエレメントギヤの表面との間
の空間を増大させるように、エプロン部(a)と開口部
(b)との間において修正する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、平行軸タイプの車両
用差動歯車装置に係り、特に差動歯車装置のハウジング
のポケットに組み付けられた遊星歯車列の潤滑に関す
る。
用差動歯車装置に係り、特に差動歯車装置のハウジング
のポケットに組み付けられた遊星歯車列の潤滑に関す
る。
【0002】
【従来の技術】差動歯車装置は、差動ハウジングの内部
に支持され、かつ一対の出力軸をハウジングに関して逆
方向に回転し得るように連結する遊星歯車機構を含む。
ハウジングを出力軸の共通の軸の周りに回転させるため
に、一つの入力軸がハウジングに連結される。遊星歯車
機構のサイドギヤとも称される太陽歯車は、出力軸の内
側の端部に連結される。遊星歯車機構のエレメントギヤ
とも称される遊星歯車は、二つのサイドギヤが相互に駆
動して相対回転するようにそれらを連結する。
に支持され、かつ一対の出力軸をハウジングに関して逆
方向に回転し得るように連結する遊星歯車機構を含む。
ハウジングを出力軸の共通の軸の周りに回転させるため
に、一つの入力軸がハウジングに連結される。遊星歯車
機構のサイドギヤとも称される太陽歯車は、出力軸の内
側の端部に連結される。遊星歯車機構のエレメントギヤ
とも称される遊星歯車は、二つのサイドギヤが相互に駆
動して相対回転するようにそれらを連結する。
【0003】一つの公知の遊星歯車列においては、サイ
ドギヤとエレメントギヤとが互いに平行な軸の周りに回
転し得るようにハウジングの内部に配置されている。こ
の種の遊星歯車列を有する差動歯車装置は、「平行軸」
差動歯車装置と称されている。この種の差動歯車装置の
エレメントギヤは、通常、ハウジングの内部に複数対組
み付けられている。できることなら、エレメントギヤと
サイドギヤには捩れ歯を形成するのが望ましい。各エレ
メントギヤの一部は二つのサイドギヤの一方と噛み合
う。一方、各エレメントギヤの他の部分は対をなすエレ
メントギヤと噛み合う。
ドギヤとエレメントギヤとが互いに平行な軸の周りに回
転し得るようにハウジングの内部に配置されている。こ
の種の遊星歯車列を有する差動歯車装置は、「平行軸」
差動歯車装置と称されている。この種の差動歯車装置の
エレメントギヤは、通常、ハウジングの内部に複数対組
み付けられている。できることなら、エレメントギヤと
サイドギヤには捩れ歯を形成するのが望ましい。各エレ
メントギヤの一部は二つのサイドギヤの一方と噛み合
う。一方、各エレメントギヤの他の部分は対をなすエレ
メントギヤと噛み合う。
【0004】この発明は、ハウジングに形成されたポケ
ットにエレメントギヤが回転可能にそれぞれ支持された
公知の平行軸差動歯車装置に関する。エレメントギヤ用
のポケットは、予め決定された次の形状を有している。
(a)エレメントギヤの外周面と嵌合し、かつそれを滑
動可能に支持するための軸受を提供する内部。(b)各
エレメントギヤがサイドギヤと噛み合うための隙間を提
供する開口部。(c)この開口部に近接したエプロン
部。このエプロン部は、エレメントギヤが外方への推力
を受けた状態で適切に位置固定され続けるように、エレ
メントギヤを支持するのに必要な軸受面の外端を定め
る。
ットにエレメントギヤが回転可能にそれぞれ支持された
公知の平行軸差動歯車装置に関する。エレメントギヤ用
のポケットは、予め決定された次の形状を有している。
(a)エレメントギヤの外周面と嵌合し、かつそれを滑
動可能に支持するための軸受を提供する内部。(b)各
エレメントギヤがサイドギヤと噛み合うための隙間を提
供する開口部。(c)この開口部に近接したエプロン
部。このエプロン部は、エレメントギヤが外方への推力
を受けた状態で適切に位置固定され続けるように、エレ
メントギヤを支持するのに必要な軸受面の外端を定め
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そのようなポケットを
形成すると、多くの重要な有利性が得られる反面、エレ
メントギヤを支持するポケットとエレメントギヤの外周
面との間に比較的厳密な許容差が要求されるため、それ
ら嵌合面の潤滑が非常に困難になる。
形成すると、多くの重要な有利性が得られる反面、エレ
メントギヤを支持するポケットとエレメントギヤの外周
面との間に比較的厳密な許容差が要求されるため、それ
ら嵌合面の潤滑が非常に困難になる。
【0006】
【課題を解決するための手段】私の発明は、エレメント
ギヤ用のポケットの形状に簡単な修正を加えることによ
り、そのような潤滑の改良を達成する。この発明によれ
ば、各対のポケットの形状は、ポケットとエレメントギ
ヤの嵌合面との間の空間を増大させるために、エプロン
部と開口部との間において修正される。それにより、小
通路からの潤滑油の流れのための容積を増大させるとと
もに、潤滑油の背圧を減少させて潤滑を改良する。この
発明の好ましい実施例において、差動ハウジングには、
その外面と各対のポケットとの間に小通路が形成され、
その小通路によって潤滑油のための通路が形成される。
一つのそのような小通路は、各対のエレメントギヤによ
って共有される各噛み合い領域に近接して配置される。
ギヤ用のポケットの形状に簡単な修正を加えることによ
り、そのような潤滑の改良を達成する。この発明によれ
ば、各対のポケットの形状は、ポケットとエレメントギ
ヤの嵌合面との間の空間を増大させるために、エプロン
部と開口部との間において修正される。それにより、小
通路からの潤滑油の流れのための容積を増大させるとと
もに、潤滑油の背圧を減少させて潤滑を改良する。この
発明の好ましい実施例において、差動ハウジングには、
その外面と各対のポケットとの間に小通路が形成され、
その小通路によって潤滑油のための通路が形成される。
一つのそのような小通路は、各対のエレメントギヤによ
って共有される各噛み合い領域に近接して配置される。
【0007】
【作用】各対のポケットの形状がエプロン部と開口部と
の間において修正されることにより、ポケットとエレメ
ントギヤの嵌合面との間の空間が増大する。それによ
り、エレメントギヤの回転する歯によって移動させられ
る潤滑油の量が増大するとともに、ポケットの内部とエ
レメントギヤの表面との間の潤滑油の圧力を減少し、ひ
いてはポケットとエレメントギヤとの間の潤滑が改良さ
れる。特に、小通路を形成した場合には、潤滑油が小通
路を通ってハウジングの外面とポケットとの間を流れる
ので、潤滑性の向上が助長される。
の間において修正されることにより、ポケットとエレメ
ントギヤの嵌合面との間の空間が増大する。それによ
り、エレメントギヤの回転する歯によって移動させられ
る潤滑油の量が増大するとともに、ポケットの内部とエ
レメントギヤの表面との間の潤滑油の圧力を減少し、ひ
いてはポケットとエレメントギヤとの間の潤滑が改良さ
れる。特に、小通路を形成した場合には、潤滑油が小通
路を通ってハウジングの外面とポケットとの間を流れる
ので、潤滑性の向上が助長される。
【0008】
【実施例】図1および図2に示す好ましい具体例におい
て、この発明の差動歯車装置は、ボルトによって互いに
固定された二つのハウジング部10,12から組み立て
られる。ハウジング部12には、リングギヤ(図示せ
ず)を組み付けるためのフランジ部が一体に形成されて
いる。ハウジングを駆動軸26,28の回りに回転可能
に支持するために、円筒突出部20,22の内部に軸受
が組み付けられている。
て、この発明の差動歯車装置は、ボルトによって互いに
固定された二つのハウジング部10,12から組み立て
られる。ハウジング部12には、リングギヤ(図示せ
ず)を組み付けるためのフランジ部が一体に形成されて
いる。ハウジングを駆動軸26,28の回りに回転可能
に支持するために、円筒突出部20,22の内部に軸受
が組み付けられている。
【0009】遊星歯車列がハウジング部10の中に組み
付けられている。すなわち、サイドギヤ30,32が、
共通軸35の周りに回転する駆動軸26,28の内側の
端部にスプライン結合されている。エレメントギヤ34
は、サイドギヤの周囲に等間隔をもって形成された複数
対のポケット36にそれぞれ組み付けられている。各エ
レメントギヤ34は、共通軸35と平行な軸の周りに回
転可能に配置されており、サイドギヤの一方と噛み合う
第一歯車部38、対をなすエレメントギヤの第一歯車部
38と噛み合う第二歯車部40、および二つの歯車部3
8,40を互いに結合する胴部42を有している。
付けられている。すなわち、サイドギヤ30,32が、
共通軸35の周りに回転する駆動軸26,28の内側の
端部にスプライン結合されている。エレメントギヤ34
は、サイドギヤの周囲に等間隔をもって形成された複数
対のポケット36にそれぞれ組み付けられている。各エ
レメントギヤ34は、共通軸35と平行な軸の周りに回
転可能に配置されており、サイドギヤの一方と噛み合う
第一歯車部38、対をなすエレメントギヤの第一歯車部
38と噛み合う第二歯車部40、および二つの歯車部3
8,40を互いに結合する胴部42を有している。
【0010】複数の小通路44,46がハウジング部1
0を貫通して形成されており、小通路は、ハウジングの
外面とポケット36との間に潤滑油を流すための通路を
提供する。小通路44,46は、エレメントギヤ34の
噛み合い歯車部38,40に近接して配置されている。
0を貫通して形成されており、小通路は、ハウジングの
外面とポケット36との間に潤滑油を流すための通路を
提供する。小通路44,46は、エレメントギヤ34の
噛み合い歯車部38,40に近接して配置されている。
【0011】この発明と現在周知の設計とが、図3Aと
図3Bとに比較して示されている。それらの図は、ポケ
ットに支持されたエレメントギヤ38,40の同様な略
図を示している。図3Aに示される設計は周知の先行技
術であり、図3Bに示されるポケットはこの発明にした
がって修正されている。両方の図において、点aはポケ
ットのエプロン部を確認するために使用されている。す
なわち、点aは、エレメントギヤが外方への推力を受け
た状態で位置固定され続けるよう、エレメントギヤを支
持するのに必要な軸受面の外端を定める。
図3Bとに比較して示されている。それらの図は、ポケ
ットに支持されたエレメントギヤ38,40の同様な略
図を示している。図3Aに示される設計は周知の先行技
術であり、図3Bに示されるポケットはこの発明にした
がって修正されている。両方の図において、点aはポケ
ットのエプロン部を確認するために使用されている。す
なわち、点aは、エレメントギヤが外方への推力を受け
た状態で位置固定され続けるよう、エレメントギヤを支
持するのに必要な軸受面の外端を定める。
【0012】図3Aは、現在周知の一対のポケット3
6′に支持されたエレメントギヤ38,40を示してい
る。ポケット36′の内部はその全長にわたって囲まれ
ており、ポケットは、点aのエプロン部から点bのポケ
ットの開口部まで、エレメントギヤの外周面と厳密な許
容差を保持している。
6′に支持されたエレメントギヤ38,40を示してい
る。ポケット36′の内部はその全長にわたって囲まれ
ており、ポケットは、点aのエプロン部から点bのポケ
ットの開口部まで、エレメントギヤの外周面と厳密な許
容差を保持している。
【0013】図3Aに示される周知の設計に比して、図
3Bはこの発明にしたがって修正された一対のポケット
36に支持されたエレメントギヤ38,40を示してい
る。私の修正は、潤滑油の通路を提供するために、ハウ
ジング10とポケット36との間の小通路44を含んで
いる。さらに、ポケット36は、エレメントギヤが外側
への推力を受けた状態で位置固定され続けるよう、いま
だエプロン部aを保持しているが、ポケット36の形状
は、ポケットとエレメントギヤの表面との間の空間を増
大させるために、エプロン部aと開口部bとの間におい
て修正されている。ポケットの開口部におけるこの増大
した空間は、エレメントギヤの回転する歯によって移動
させられる潤滑油の量を増大させるとともに、ポケット
の内部とエレメントギヤの表面との間の潤滑油の圧力を
減少させる。そしてそれにより、小通路44からの潤滑
油の流れを増大させるとともに、エレメントギヤの潤滑
を容易にする。
3Bはこの発明にしたがって修正された一対のポケット
36に支持されたエレメントギヤ38,40を示してい
る。私の修正は、潤滑油の通路を提供するために、ハウ
ジング10とポケット36との間の小通路44を含んで
いる。さらに、ポケット36は、エレメントギヤが外側
への推力を受けた状態で位置固定され続けるよう、いま
だエプロン部aを保持しているが、ポケット36の形状
は、ポケットとエレメントギヤの表面との間の空間を増
大させるために、エプロン部aと開口部bとの間におい
て修正されている。ポケットの開口部におけるこの増大
した空間は、エレメントギヤの回転する歯によって移動
させられる潤滑油の量を増大させるとともに、ポケット
の内部とエレメントギヤの表面との間の潤滑油の圧力を
減少させる。そしてそれにより、小通路44からの潤滑
油の流れを増大させるとともに、エレメントギヤの潤滑
を容易にする。
【0014】
【発明の効果】エプロン部と開口部との間におけるポケ
ットの形状を、ポケットとエレメントギヤの表面との間
の空間が増大するように修正しているので、エレメント
ギヤの回転する歯によって移動させられる潤滑油の量を
増大させるとともに、ポケットの内部とエレメントギヤ
の表面との間の潤滑油の圧力を減少させることができ、
これによってエレメントギヤの潤滑を容易にすることが
できる。特に、小通路を形成した場合には、潤滑油が小
通路を通ってハウジングの外面とポケットとの間を流れ
るので、潤滑性の向上が助長される。
ットの形状を、ポケットとエレメントギヤの表面との間
の空間が増大するように修正しているので、エレメント
ギヤの回転する歯によって移動させられる潤滑油の量を
増大させるとともに、ポケットの内部とエレメントギヤ
の表面との間の潤滑油の圧力を減少させることができ、
これによってエレメントギヤの潤滑を容易にすることが
できる。特に、小通路を形成した場合には、潤滑油が小
通路を通ってハウジングの外面とポケットとの間を流れ
るので、潤滑性の向上が助長される。
【図1】図1は、私の発明の好ましい具体例にしたがっ
て修正された平行軸差動歯車装置の縦断面図である。
て修正された平行軸差動歯車装置の縦断面図である。
【図2】図2は、図1に示すハウジングのA−A平面に
沿う概略部分断面図であり、互いに噛み合う一対のエレ
メントギヤを示すとともに、サイドギヤの一方と噛み合
うエレメントギヤの一方を示している。
沿う概略部分断面図であり、互いに噛み合う一対のエレ
メントギヤを示すとともに、サイドギヤの一方と噛み合
うエレメントギヤの一方を示している。
【図3】図3(A)は公知の方法で形成されたエレメン
トギヤ用ポケットの概略図であり、図3(B)はこの発
明にしたがって改良されたポケットの図3Aと同様の図
である。
トギヤ用ポケットの概略図であり、図3(B)はこの発
明にしたがって改良されたポケットの図3Aと同様の図
である。
a エプロン部 b 開口部 10 差動ハウジング 26 駆動軸 28 駆動軸 30 サイドギヤ 32 サイドギヤ 34 エレメントギヤ 35 共通軸 36 ポケット 44 小通路 46 小通路
Claims (3)
- 【請求項1】 (イ)差動ハウジング。 (ロ)一対の駆動軸の各端部を共通軸の周りに回転可能
に支持する上記ハウジングに配置された一対のサイドギ
ヤ。 (ハ)上記ハウジングに配置された少なくとも一対のエ
レメントギヤ。各対の各エレメントギヤは、上記サイド
ギヤの一方とそれぞれ噛み合うとともに、対をなすエレ
メントギヤと噛み合うことにより、上記一対のサイドギ
ヤを相互駆動関係において有効に結合する。 (ニ)上記ハウジングに形成された少なくとも一対のポ
ケット。このポケットは、上記エレメントギヤを上記サ
イドギヤの上記共通軸と平行に延びる軸の周りに回転可
能に支持する。このポケットは、予め定められた次の
(a)〜(c)の形状を有している。(a)上記エレメ
ントギヤの表面と嵌合する内部。(b)上記各エレメン
トギヤが上記サイドギヤの一方と噛み合うための隙間を
提供する開口部。(c)上記開口部に隣接したエプロン
部。このエプロン部は、エレメントギヤが外方への推力
を受けた状態で適切に位置固定され続けるように、エレ
メントギヤを支持するのに必要な軸受面の外端を定め
る。 上記(イ)〜(ニ)を備えた平行軸差動歯車装置におい
て、 上記ポケットの形状が、上記ポケットと上記エレメント
ギヤの表面との間の空間を増大させて上記ポケットの内
部と上記エレメントギヤの表面との間の潤滑油の流れを
容易にするために、上記エプロン部と上記開口部の間に
おいて修正されたことを特徴とする平行軸差動歯車装
置。 - 【請求項2】 上記ハウジングが、上記ハウジングの外
面と上記少なくとも一対のポケットとの間に、潤滑油の
通路を提供するための少なくとも一つの小通路をさらに
備えている請求項1の平行軸差動歯車装置。 - 【請求項3】 上記小通路が、上記少なくとも一対のエ
レメントギヤによって共有される噛み合い領域の一つに
近接して配置されている請求項2の平行軸差動歯車装
置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/977,648 US5295923A (en) | 1992-11-17 | 1992-11-17 | Lubrication modification for parallel-axis differential |
US07/977,648 | 1992-11-17 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06207646A true JPH06207646A (ja) | 1994-07-26 |
Family
ID=25525364
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5307509A Pending JPH06207646A (ja) | 1992-11-17 | 1993-11-12 | 平行軸差動歯車装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5295923A (ja) |
JP (1) | JPH06207646A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1130288A2 (en) | 1995-01-12 | 2001-09-05 | Tochigi Fuji Sangyo Kabushiki Kaisha | Differential apparatus |
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JPH0798051A (ja) * | 1993-04-28 | 1995-04-11 | Tochigi Fuji Ind Co Ltd | デファレンシャル装置 |
US5433673A (en) * | 1993-05-06 | 1995-07-18 | Zexel Torsen Inc. | Differential with pivotable gear mountings |
US5415599A (en) * | 1993-05-06 | 1995-05-16 | Zexel-Gleason Usa, Inc. | Gear mounting system for differential |
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JP3761972B2 (ja) * | 1996-05-30 | 2006-03-29 | Gkn ドライブライン トルクテクノロジー株式会社 | ディファレンシャル装置 |
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