JPH0620671B2 - 放電加工装置 - Google Patents

放電加工装置

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JPH0620671B2
JPH0620671B2 JP14404387A JP14404387A JPH0620671B2 JP H0620671 B2 JPH0620671 B2 JP H0620671B2 JP 14404387 A JP14404387 A JP 14404387A JP 14404387 A JP14404387 A JP 14404387A JP H0620671 B2 JPH0620671 B2 JP H0620671B2
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JP
Japan
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clamp
machining
stop position
electric discharge
jig
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JP14404387A
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JPS63312023A (ja
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哲博 朝本
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電極と被加工物との間に電圧を印加して被加
工物を加工する放電加工装置に関するものである。
[従来の技術] 第3図は一部を断面で示した従来の放電加工装置の一例
を示す側面図で、被加工物に細穴を加工する例が示して
ある。図において、(1)はベッド、(2)はコラム、(3)は
ヘッド、(4)は加工槽(5)内に溜められた加工液である。
(6)は電極、(7)は電極(6)をガイドする電極ガイドで、
ガイドホルダ(8)に保持されている。(9)は加工中に電極
(6)を回転させるための電極回転装置、(10)は細穴加工
を行なう被加工物である。
上記のような放電加工装置においては、被加工物(10)は
加工槽(5)内に固定され、加工液タンク(図示せず)よ
り加工槽(5)内へ加工液(4)を送給し、被加工物(10)を加
工液(4)中に浸漬させる。ついで電極(6)を回転装置(9)
により一定速度で回転させながら電極ガイド(7)でガイ
ドさせ、被加工物(10)側へサーボ送りして被加工物(10)
の細穴加工を行なう。なお、細穴加工用の電極として
は、通常銅パイプが使用される。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の放電加工装置、特に細穴放電加工装置は上記のよ
うに構成されているので、一回加工が終るごとに加工液
(4)を加工槽(5)から加工液タンクへ排出して被加工物(1
0)を手で取外し、新しい被加工物(10)を再固定したのち
加工液(4)を送給しなければならないので、効率的かつ
連続的に放電加工を行なうことができなかった。
本発明は、上記の問題点を解決すべくなされたもので、
効率的かつ連続的に加工を行なうことのできる放電加工
装置を得ることを目的としたものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明の第1の発明に係る放電加工装置は、ベッド上に
間欠的に回動する割出テーブルを設けて該割出テーブル
上に複数個のクランプ治具を等間隔に配設すると共に、
これらクランプ治具の上に、該各クランプ治具に対応し
て被加工物を収容する複数の穴が設けられた取付金を設
置し、前記クランプ治具の停止位置の少なくとも1か所
に、底部に前記取付金の穴と連通する孔を有し、下面が
該取付金の上面と僅かな間隙を隔てゝ対向する加工槽を
固定し、該加工槽の上に放電加工機のヘッドを配設した
ものである。
また、本発明の第2の発明に係る放電加工装置は、加工
槽を配設したクランプ治具の停止位置より前段のクラン
プ治具の停止位置に近接して被加工物の搬入装置を設け
ると共に、加工槽を配設したクランプ治具の停止位置よ
り後段のクランプ治具の停止位置に近接して被加工物の
搬出装置を設けたものである。
[作 用] 本発明の第1の発明において、クランプ治具にクランプ
された被加工物は、割出テーブルによって間欠的に送ら
れ、その間に加工槽位置にて停止し、この位置にて加工
槽底部の孔より取付金の穴内に流入する加工液に浸漬さ
れ、この状態で放電加工される。放電加工された被加工
物は、再び割出テーブルによって間欠的に送り出され
る。
また、本発明の第2の発明において、被加工物は、加工
槽を配設したクランプ治具の停止位置より前段のクラン
プ治具の停止位置にて、搬入装置によってクランプ治具
上に自動的に搬入されクランプされる。放電加工が終わ
った被加工物は、加工槽を配設したクランプ治具の停止
位置より後段のクランプ治具の停止位置にて、搬出装置
によってクランプ治具上から搬出される。
[発明の実施例] 第1図は一部を省略して示した本発明実施例の平面図、
第2図は一部を断面で示した第1図のA−A矢視図であ
る。なお、第3図の従来例と同一又は相当部分には同じ
符号を付し、説明を省略する。図において、(11)はベッ
ド(1)上に設置された割出テーブルで、その上面には被
加工物(10)のクランプ治具(12a)〜(12f)が等間隔(図に
は60゜間隔の場合が示してある)に取付けられており、
割出テーブル(11)は図示しないモータにより60゜ずつ間
欠回転し、ステーションI−VIでそれぞれ停止する。(1
3)は加工槽(5a)より加工液(4)が漏れないようにするた
めに、クランプ治具(12a)〜(12f)上に取付けられた取付
金で、各クランプ治具(12a)〜(12f)に対応して被加工物
(10)を収容するための穴(13a)が設けられている。
(14)は加工槽(5a)をクランプ治具(12a)〜(12f)上に固定
するための加工槽ホルダで、加工槽(5a)はクランプ治具
(12a)〜(12f)のうちの少なくとも1つのクランプ治具(1
2a)〜(12f)の停止位置(実施例ではステーションIIIと
V)に、取付金(13)の上面と僅かな間隙を隔てゝ対向配
置され、その底部(5b)に取付金(13)の穴(13a)と連通す
る孔(5c)が穿設されており、加工液タンク(図示せず)
から加工液が送給される。(15)は被加工物(10)をパーツ
フィーダ(16)からクランプ治具(12a)〜(12f)へ搬入する
ための搬入装置で、加工槽(5a)が配設されたクランプ治
具(12a)〜(12f)の停止位置より前段の停止位置(実施例
ではステーションI)の近傍に配置されている。(17)は
放電加工が完了した被加工物(10)を搬出する搬出装置
で、加工槽(5a)が配設された位置より後段のクランプ治
具(12a)〜(12f)の停止位置(実施例ではステーションV
I)の近傍に配設されており、これら搬入装置(15)及び
搬出装置(17)はそれぞれ被加工物(10)の把持機構(15a)
を備えていて、矢印a,b方向に回動する。(18)は搬出
装置(17)で搬出された被加工物(10)を溜めておく容器で
ある。なお、加工槽(5a)の上方には、放電加工機のヘッ
ド(3)が配設される。
次に上記のように構成した本発明の作用を説明する。被
加工物(10)はパーツフィーダ(16)内に入れられ、搬入装
置(15)の近くまで移動する。このとき搬入装置(15)が矢
印(a)方向に回動して把持機構(15a)により被加工物(10)
を把持し、ついで矢印(b)方向に回動して被加工物(10)
をステーションIに停止しているクランプ治具(12a)上
に載置し、被加工物(10)はクランプ治具(12a)によりク
ランプされる。被加工物(10)がクランプされると、割出
テーブル(11)は60゜回動して次のクランプ治具(12f)を
ステーションIに停止させ、前記と同様に被加工物(10)
を搬入してクランプさせる。このようにして順次クラン
プされて被加工物(10)がステーションIIIに達すると、
加工槽(5a)内の加工液(4)が加工槽底部(5b)の孔(5c)よ
り取付金(13)の穴(13a)内に流入し浸漬され、電極(6)に
より例えば細穴放電加工が行なわれる。
ステーションIIIで放電加工が終ると割出テーブル(11)
は再び60゜ずつ間欠的に回動し、加工が終った被加工物
(10)がステーションVIに達するとクランプ治具(12a)に
よるクランプが解除され、被加工物(10)は搬出装置(17)
で把持され、ついで搬出装置(17)が矢印(b)方向に回動
して被加工物(10)を容器(18)内に入れる。このようにし
て、パーツフィーダ(16)から送られた被加工物(10)は、
自動的にクランプ治具(12a)〜(12f)に把持されて放電加
工機に送られ、放電加工されたのち容器(18)に入れられ
る。なお、本実施例では放電加工機を2台設け、被加工
物(10)に2か所の加工を行なう場合を示してある。
本実施例においては、各クランプ治具(12a)〜(12f)上に
は全周に亘って取付金(13)が取付けられており、加工槽
(5a)はこの取付金(13)と僅かな隙間を介して加工槽ホル
ダ(14)によりベッド(1)上に固定される。このため割出
テーブル(11)を回転させても加工槽(5a)の下部の隙間か
ら漏れる加工液(4)の量はごく僅かであり、一方加工槽
(5a)へは加工液タンクから常に漏洩量以上の加工液(4)
が送給されているので、被加工物(10)は放電加工中常に
加工液(4)内に浸漬させており、加工に支障を来すこと
はない。
上記の説明では、本発明により細穴放電加工を行なう例
について述べたが、他の部品加工にも本発明を実施する
ことができる。また割出テーブル(11)に60゜間隔で6個
のクランプ治具(12a)〜(12f)を設け、割出テーブル(11)
を60゜ずつ間欠回転させる場合について述べたが、クラ
ンプ治具(12a)〜(12f)は適宜増減することができ、これ
に対応して割出テーブル(11)を回動させればよい。さら
に加工槽(5a)は加工槽ホルダ(14)を介してベッド(1)に
固定した場合を示したが、コラム(2)に固定してもよ
い。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明の第1の発明によれば、ベッ
ド上に間欠的に回動する割出テーブルを設けて該割出テ
ーブル上に複数個のクランプ治具を等間隔に配設すると
共に、これらクランプ治具の上に、該各クランプ治具に
対応して被加工物を収容する複数の穴が設けられた取付
金を設置し、前記クランプ治具の停止位置の少なくとも
1か所に、底部に前記取付金の穴と連通する孔を有し、
下面が該取付金の上面と僅かな間隙を隔てゝ対向する加
工槽を固定し、該加工槽の上に放電加工機のヘッドを配
設して、加工槽位置にて加工槽底部の孔より取付金の穴
内に流入する加工液中に被加工物を浸漬させ、この状態
で放電加工し、放電加工後は、被加工物を再び割出テー
ブルによって間欠的に送り出すようにしたので、被加工
物の放電加工を効率よく連続的に行うことができる。
また、本発明の第2の発明によれば、加工槽を配設した
クランプ治具の停止位置より前段のクランプ治具の停止
位置に近接して被加工物の搬入装置を設けると共に、前
記加工槽を配設したクランプ治具の停止位置より後段の
クランプ治具の停止位置に近接して被加工物の搬出装置
を設けて、搬入装置により、加工槽を配設したクランプ
治具の停止位置より前段のクランプ治具の停止位置に
て、被加工物をクランプ治具上に自動的に搬入すると共
に、搬出装置により、放電加工が終わった被加工物を、
加工槽を配設したクランプ治具の停止位置より後段のク
ランプ治具の停止位置にて、クランプ治具上から搬出す
るようにしたので、作業能率を一層向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部を断面で示した本発明実施例の平面図、第
2図はそのA−A矢視図、第3図は従来の放電加工装置
の側面図である。 (1):ベッド、(3):ヘッド、(5a):加工槽、(5b):底
部、(5c):孔、(10):被加工物、(11):割出テーブル、
(12a)〜(12f):クランプ治具、(13):取付金、(13a):
穴、(15):搬入装置、(17):搬出装置、I〜VI:ステー
ション(クランプ治具の停止位置)。 なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベッド上に間欠的に回動する割出テーブル
    を設けて該割出テーブル上に複数個のクランプ治具を等
    間隔に配設すると共に、これらクランプ治具の上に、該
    各クランプ治具に対応して被加工物を収容する複数の穴
    が設けられた取付金を設置し、前記クランプ治具の停止
    位置の少なくとも1か所に、底部に前記取付金の穴と連
    通する孔を有し、下面が該取付金の上面と僅かな間隙を
    隔てゝ対向する加工槽を固定し、該加工槽の上に放電加
    工機のヘッドを配設してなる放電加工装置。
  2. 【請求項2】ベッド上に間欠的に回動する割出テーブル
    を設けて該割出テーブル上に複数個のクランプ治具を等
    間隔に配設すると共に、これらクランプ治具の上に、該
    各クランプ治具に対応して被加工物を収容する複数の穴
    が設けられた取付金を設置し、前記クランプ治具の停止
    位置の少なくとも1か所に、底部に前記取付金の穴と連
    通する孔を有し、下面が該取付金の上面と僅かな間隙を
    隔てゝ対向する加工槽を固定して該加工槽の上に放電加
    工機のヘッドを配設し、前記加工槽を配設したクランプ
    治具の停止位置より前段のクランプ治具の停止位置に近
    接して被加工物の搬入装置を設けると共に、前記加工槽
    を配設したクランプ治具の停止位置より後段のクランプ
    治具の停止位置に近接して被加工物の搬出装置を設けて
    なる放電加工装置。
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JPS63312023A JPS63312023A (ja) 1988-12-20
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JPH0463627A (ja) * 1990-07-04 1992-02-28 Uta Seimitsu Kogyo:Yugen 全自動電解研磨装置
JP3382982B2 (ja) * 1992-10-26 2003-03-04 株式会社ソディック 放電加工機の加工液噴流・吸引装置
DE4320530C1 (de) * 1993-06-21 1994-09-15 Agie Ag Ind Elektronik Funkenerosionsmaschine mit Dielektrikumsbehälter
US5391850A (en) * 1994-01-28 1995-02-21 Ford Motor Company Apparatus and method for fast hole drilling by electrical discharge machining

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