JPS63312023A

JPS63312023A - 放電加工装置

Info

Publication number: JPS63312023A
Application number: JP14404387A
Authority: JP
Inventors: Tetsuhiro Asamoto; 朝本　哲博
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1987-06-11
Filing date: 1987-06-11
Publication date: 1988-12-20
Anticipated expiration: 2009-03-23
Also published as: JPH0620671B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】【産業上の利用分野］本発明は、電極と被加工物との間に電圧を印加して被加
工物を加工する放電加工装置に関するものである。

［従来の技術］第３図は一部を断面示した従来の放電加工装置の一例を
示す側面図で、被加工物に細穴を加工する例が示しであ
る。図において、（１）はベッド、（２）はコラム、（
３）はヘッド、（４）は加工槽（５）内に溜められた加
工液である。（６）は電極、（７）は電極（６）をガイ
ドする電極ガイドで、ガイドホルダ（８）に保持されて
いる。（９）は加工中に電極（８）を回転させるための
電極回転装置、（１０）は細穴加工を行なう被加工物で
ある。

上記のような放電加工装置においては、被加工物（１０
）は加工槽（５）内に固定され、加工液タンク（図示せ
ず）より加工槽（５）内へ加工液（４）を送給し、被加
工物（１０）を加工液（４）中に浸漬させる。

ついで電極（６）を回転装置（９）により一定速度で回
転させながら電極ガイド（７）でガイドさせ、被（カニ
□１０　）　（ＩＱへ一、−−、工９０．被ヵエウ（１
ｏ２゜。

穴加工を行なう。なお、細穴加工用の電極としては、通
常鋼パイプが使用される。

［発明が解決しようとする問題点コ従来の放電加工装置、特に細穴放電加工装置は上記のよ
うに構成されているので、−凹加工が終るごとに加工液
（４）を加工槽（５）から加工液タンクへ排圧して被加
工物（１０）を手で取外し、新しい被加工物（１０）を
再固定したのち加工液（４）を送給しなければならない
ので、効率的かつ連続的に放電加工を行なうことができ
なかった。

本発明は、上記の問題点を解決すべくなされたもので、
効率的かつ連続的に加工を行なうことのできる放電加工
装置を得ることを目的としたものである。

［問題点を解決するための手段］本発明は上記の問題点を解決し、目的を達成するために
、ベッド上に設けられ間欠的に回動する割出テーブルに
複数個のクランプ治具を等間隔に設けると共に、前記ク
ランプ治具の停止位置の少なくとも１か所に加工槽及び
放電加工機のヘッドを配備したものである。

また本発明は、上記の装置に被加工物の搬入装置及び搬
出装置を設けたものである。

［作用］クランプ治具にクランプされた被加工物は、間欠的に送
られその間に加工槽内の加工液に浸漬されて停止し、放
電加工されて再び間欠的に送り出される。

また、第２の発明においては被加工物は搬入装置で自動
的に搬入されてクランプ治具にクランプされ、放電加工
が終った被加工物は搬出装置で自動的に搬出される。

［発明の実施例］第１図は一部を省略して示した本発明実施例の平面図、
第２図は一部を断面で示した第１図のＡ−Ａ矢視図であ
る。なお、第３図の従来例と同−又は相当部分には同じ
符号を付し、説明を省略する。図において、（１１）は
ベッド（１）上に設置された割出テーブルで、その上面
には被加工物（１０）のクランプ治具（１２ａ）〜（１
２Ｆ）が等間隔（図には６０°間隔の場合が示しである
）に取付けられており、割出テーブル（１１）は図示し
ないモータにより６０″ずつ間欠回転し、ステーション
Ｉ−Ｖｌでそれぞれ停止する。（１３）は加工槽（５）
より加工液（４）が漏れないようにするために、クラン
プ治具（１２ａ）−’（１２ｆ）上に取付けられた取付
金で、各クランプ治具（１２ａ）〜（ｔ２ｒ）に対応し
て被加工物（１０）を取付けるための穴（１３ａ）が設
けられている。

（１４）は加工槽（５ａ）をクランプ治具（１２ａ）　
〜（１２ｆ）上に固定するための加工槽ホルダで、加工
槽（５ａ）はクランプ治具（１２ａ）〜（１２ｆ）のう
ちの少なくとも１つのクランプ治具（１２ａ）〜（１２
ｆ）の停止装置（実施例ではステーション■と■に、取
付金（１３）と僅かな間隙を隔て一配設されており、加
工液タンク（図示せず）から加工液が送給される。

（１５）は被加工物（１０）をパーツフィーダ（ＩＢ）
からクランプ治具（１２ａ）〜（１２ｆ）へ搬入するた
めの搬入装置で、加工槽（５ａ）が配設されたクランプ
治具（Ｌ２ａ）〜（１２ｒ）の停止位置より前段の停止
位置（実施例ではステーションＩ）の近傍に配置されて
いる。（１７）は放電加工が完了した被加工物（１０）
を搬出する搬出装置で、加工槽（５ａ）が配設された位
置より後段のクランプ治具（１２ａ）〜（１２ｆ）の停
止位置（実施例ではステーション■）の近傍に配設され
ており、これら搬入装置（１５）及び搬出装置（１７）
はそれぞれ被加工物（１０）の把持機構（１５ａ）を備
えていて、矢印ａ、ｂ方向に回動する。（１８）は搬出
装ｒ１１（１７）で搬出された被加工物（１０）を溜め
ておく容器である。なお、加工槽（５ａ）の上方には、
放電加工機のヘッド（３）が配設される。

次に上記のように構成した本発明の詳細な説明する。被
加工物（１０）はワークフィーダ（１６）内に入れられ
、搬入位置（１５）の近くまで移動する。このとき搬入
装置（１５）が矢印（ａ）方向に回動して把持機構（１
５ａ）により被加工物（ｌＯ）を把持し、ついで矢印（
ｂ）方向に回動して被加工物（１０）をステーションＩ
に停止しているクランプ治具（１２ａ）上に載置し、被
加工物（１０）はクランプ治具（１２ａ）によりクラン
プされる。被加工物（ｌＯ）がクランプされると、割出
テーブル（１１）は６０＠回動して次のクランプ治具（
１２ｆ’）をステーションＩに停止させ、前記と同様に
被加工物（ｌＯ）搬入してクランプさせる。

このようにして順次クランプされて被加工物（ｌＯ）が
ステーション■に達すると、加工槽（５ａ）内の加工液
（４）中に浸漬され、電極（６）により例えば細穴放電
加工が行なわれる。

ステーション■で放電加工が終ると割出テーブル（１１
）は再びＢＯ″ずつ間欠的に回動し、加工が終った被加
工物（ｌＯ）がステーション■に達するとクランプ治具
（１２ａ）によるクランプが解除され、被加工物（１０
）は搬出装置（１７）で把持され、ついで搬出装置（１
７）が矢印（ｂ）方向に回動して被加工物（１０）を容
器（１８）内に入れる。このようにして、パーツフィー
ダ（１Ｂ）から送られた被加工物（１０）は、自動的に
クランプ治具（１２ａ）〜（１２ｆ）に把持されて放電
加工機に送られ、放電加工されたのち容器（１８）に入
れられる。なお、本実施例では放電加工機を２台設け、
被加工物（ｌＯ）に２か所の加工を行なう場合を示しで
ある。

本実施例においては、各クランプ治具（１２ａ）〜（１
２ｆ’）上には全周に亘って取付金（１３）が取付けら
れており、加工槽（５ａ）はこの取付金（１３）と僅か
な隙間を介して加工槽ホルダ（１４）によりベッド（１
）上に固定される。このため割出テーブル（１１）を回
転させても加工槽（５ａ）の下部の隙間から漏れる加工
液（４）の量はごく僅かであり、一方加工槽（５ａ）へ
は加工液タンクから常に漏洩量以上の加工液（４）が送
給されているので、被加工物（ｌＯ）は放電加工中宮に
加工液（４）内に浸漬させており、加工に支障を来すこ
とはない。

上記の説明では、本発明により細穴放電加工を行なう例
について述べたが、他の部品加工にも本発明を実施する
ことができる。また割出テーブル（１１）に６０°間隔
で６個のクランプ治具（１２ａ）〜（１２ｆ’）を設け
、割出テーブル（１１）をｅｏｅずつ間欠回転させる場
合について述べたが、クランプ治具（１２ａ）〜（１２
ｆ’）は適宜増減することができ、これに対応して割出
テーブル（１１）を回動させればよい。

さらに加工槽（５ａ）は加工槽ホルダ（１４）を介して
ベッド（１）に固定した場合を示したが、コラム（２）
に固定してもよい。

［発明の効果］以上の説明から明らかなように、本発明は間欠回転する
割出しテーブル上に複数個のクランプ治具を設けると共
に、クランプ治具の停止位置に加工槽及び放電加工機を
配設したので、被加工物の放電加工を効率よく連続的に
行なうことができる。

さらに、被加工物のクランプ治具への搬入及び搬出を自
動的に行なう搬入・搬出装置を設ければ、作業能率を一
層向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は一部を断面で示した本発明実施例の平面図、第
２図はそのＡ−Ａ矢視図、第３図は従来の放電加工装置
の側面図である。１：ベッド、２：コラム、３二ヘツド、４：加工液、５
ａ：加工槽、６：電極、１０：被加工物、ｌｌ：割出テ
ーブル、１２ａ　−１２ｆ　：クランプ治具、１３；取
付金、１４：加工槽ホルダ、１５：搬入装置、ｌＢ＝パ
ーツフィーダ、１７：搬出装置、１〜■：ステーション
（クランプ治具の停止装置）。なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ベッド上に間欠的に回動する割出テーブルを設け
て該割出テーブル上に複数個のクランプ治具を等間隔に
配設すると共に、これらクランプ治具の上に加工液をシ
ールする取付金を設け、前記クランプ治具の停止位置の
少なくとも１か所に前記取付金と僅かな間隙を隔てゝ加
工槽を固定し、該加工槽の上に放電加工機のヘッドを配
設してなる放電加工装置。
（２）ベッド上に間欠的に回動する割出テーブルを設け
て該割出テーブル上に複数個のクランプ治具を等間隔に
配設すると共に、これらクランプ治具の上に加工液をシ
ールする取付金を設け、前記クランプ治具の停止位置の
少なくとも１か所に前記取付金と僅かな間隔を隔てゝ加
工槽を固定して該加工槽の上に放電加工機のヘッドを配
設し、前記加工槽を配設したクランプ治具の停止位置より前段
のクランプ治具の停止位置に近接して被加工物の搬入装
置を設けると共に、前記加工槽を配設したクランプ治具
の停止位置より後段のクランプ治具の停止位置に近接し
て被加工物の搬出装置を設けてなる放電加工装置。