JPH06206048A - 鋼管内面現場自動塗装方法及び検査方法 - Google Patents
鋼管内面現場自動塗装方法及び検査方法Info
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- JPH06206048A JPH06206048A JP5003847A JP384793A JPH06206048A JP H06206048 A JPH06206048 A JP H06206048A JP 5003847 A JP5003847 A JP 5003847A JP 384793 A JP384793 A JP 384793A JP H06206048 A JPH06206048 A JP H06206048A
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- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】口径７００Ａ以下の管路の管内の溶接部の塗装
及びその検査を自動的に行う。 【構成】管内研掃塗装機１、走行駆動車２、制御台車３
をピンで連結して配管２０内を走行させ、管外にコンプ
レッサ４、流体供給装置５、操作盤６を置き作業位置の
確認、研掃、塗装、カメラによる確認を行う。流体供給
装置５にはコンプレッサ４の圧力が低下したとき、代り
の圧力流体を自動的に切替供給する装置を備え、管内研
掃塗装機１等が鉛直管内で落下することがないようにす
る。
及びその検査を自動的に行う。 【構成】管内研掃塗装機１、走行駆動車２、制御台車３
をピンで連結して配管２０内を走行させ、管外にコンプ
レッサ４、流体供給装置５、操作盤６を置き作業位置の
確認、研掃、塗装、カメラによる確認を行う。流体供給
装置５にはコンプレッサ４の圧力が低下したとき、代り
の圧力流体を自動的に切替供給する装置を備え、管内研
掃塗装機１等が鉛直管内で落下することがないようにす
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は水道管等の管路の布設工
事における鋼管内面現場自動塗装方法及び検査方法に関
するものである。
事における鋼管内面現場自動塗装方法及び検査方法に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】水道管等の鋼管の管路の布設工事には溶
接継手が多く使用されている。一般に口径７００Ａ以下
の鋼管の場合には、人が鋼管内で作業をすることができ
ないため、鋼管内面用自動塗装機を使用して溶接継手部
の内面を塗装する方法が行われている。
接継手が多く使用されている。一般に口径７００Ａ以下
の鋼管の場合には、人が鋼管内で作業をすることができ
ないため、鋼管内面用自動塗装機を使用して溶接継手部
の内面を塗装する方法が行われている。
【０００３】従来の内面自動塗装機には次のような問題
がある。 （ａ）急傾斜管路や垂直管路に適用できない。 （ｂ）作業位置の検出精度が低い。 （ｃ）研掃、塗装作業直後に目視検査ができない。 （ｄ）水平管路から垂直管路への曲り管の通過ができな
い。 （ｅ）２個以上の曲り管の通過ができない。
がある。 （ａ）急傾斜管路や垂直管路に適用できない。 （ｂ）作業位置の検出精度が低い。 （ｃ）研掃、塗装作業直後に目視検査ができない。 （ｄ）水平管路から垂直管路への曲り管の通過ができな
い。 （ｅ）２個以上の曲り管の通過ができない。
【０００４】また、自動塗装機による塗装後の検査はテ
レビジョンカメラによる外観検査、ファイバースコープ
による外観検査、鏡による外観検査が行われているが、 （ｆ）塗膜厚さが測定できないし、またピンホール検査
ができないという問題がある。
レビジョンカメラによる外観検査、ファイバースコープ
による外観検査、鏡による外観検査が行われているが、 （ｆ）塗膜厚さが測定できないし、またピンホール検査
ができないという問題がある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は上記
（ａ）〜（ｆ）の問題点をすべて解決することにより、
人が管内で作業できない口径の管路において、水管橋の
ような垂直管路を含むパイプラインの鋼管内面の現場塗
装を行う方法を提供することにある。また、本発明はテ
レビジョンカメラによる外観検査とビデオレコーダによ
る録画が可能であると共に、電磁膜厚計による塗膜厚の
測定、ホリデーディテクターによるピンホール検査が可
能であり、さらにパーソナルコンピュータによる記録の
実施が可能である、塗膜の自動検査方法によって水平管
路、傾斜管、垂直管路内で検査を行うことを目的とする
ものである。
（ａ）〜（ｆ）の問題点をすべて解決することにより、
人が管内で作業できない口径の管路において、水管橋の
ような垂直管路を含むパイプラインの鋼管内面の現場塗
装を行う方法を提供することにある。また、本発明はテ
レビジョンカメラによる外観検査とビデオレコーダによ
る録画が可能であると共に、電磁膜厚計による塗膜厚の
測定、ホリデーディテクターによるピンホール検査が可
能であり、さらにパーソナルコンピュータによる記録の
実施が可能である、塗膜の自動検査方法によって水平管
路、傾斜管、垂直管路内で検査を行うことを目的とする
ものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため次の技術手段を講じたものである。すなわち
本発明の第１の発明は、管路内を走行して研掃、塗装を
行う管内研掃塗装機、該管内研掃塗装機を駆動する走行
駆動車、該走行駆動車を制御する制御台車を直列に連結
して管路内を走行させ、流体供給圧が低下したとき他の
流体供給源から代りの圧力流体を自動的に切替供給する
切替装置を用いて、垂直管路内や傾斜管路内における前
記管内研掃塗装機、走行駆動車、制御台車の後退落下を
防止すると共に、作業位置の確認、管内面の研掃、塗装
を行い、かつ管内研掃塗装機に内蔵したカメラにより作
業後の結果の確認を行うことを特徴とする鋼管内面現場
自動塗装方法である。
成するため次の技術手段を講じたものである。すなわち
本発明の第１の発明は、管路内を走行して研掃、塗装を
行う管内研掃塗装機、該管内研掃塗装機を駆動する走行
駆動車、該走行駆動車を制御する制御台車を直列に連結
して管路内を走行させ、流体供給圧が低下したとき他の
流体供給源から代りの圧力流体を自動的に切替供給する
切替装置を用いて、垂直管路内や傾斜管路内における前
記管内研掃塗装機、走行駆動車、制御台車の後退落下を
防止すると共に、作業位置の確認、管内面の研掃、塗装
を行い、かつ管内研掃塗装機に内蔵したカメラにより作
業後の結果の確認を行うことを特徴とする鋼管内面現場
自動塗装方法である。
【０００７】また、本発明の第２の発明は、管路内面壁
塗装の点検装置、該管内面壁塗装の点検装置を駆動する
走行駆動車、該走行駆動車を制御する制御台車を直列に
連結して管路内を走行させ、流体供給圧が低下したとき
他の流体供給源から代りの圧力流体を自動的に切替供給
する切替装置を用いて、垂直管路内や傾斜管路内におけ
る管路内面壁塗装の点検装置、走行駆動車、制御台車の
後退落下を防止すると共に、作業位置の確認、管内面の
塗装塗膜の外観検査、膜厚測定、ピンホール検査を行
い、外観検査結果を操作盤に装備されたビデオレコーダ
に記録し、膜厚測定及びピンホール検査の結果をパーソ
ナルコンピュータに記録することを特徴とする鋼管内面
現場自動検査方法である。
塗装の点検装置、該管内面壁塗装の点検装置を駆動する
走行駆動車、該走行駆動車を制御する制御台車を直列に
連結して管路内を走行させ、流体供給圧が低下したとき
他の流体供給源から代りの圧力流体を自動的に切替供給
する切替装置を用いて、垂直管路内や傾斜管路内におけ
る管路内面壁塗装の点検装置、走行駆動車、制御台車の
後退落下を防止すると共に、作業位置の確認、管内面の
塗装塗膜の外観検査、膜厚測定、ピンホール検査を行
い、外観検査結果を操作盤に装備されたビデオレコーダ
に記録し、膜厚測定及びピンホール検査の結果をパーソ
ナルコンピュータに記録することを特徴とする鋼管内面
現場自動検査方法である。
【０００８】
【作用】本発明は、人間が内部に入ることのできない管
路内を走行して研掃、塗装を行う管内研掃塗装機、この
管内研掃塗装機を駆動する走行駆動車、走行駆動車を制
御する制御台車を直列に連結して管路内を走行させ、管
内の研掃、塗装を行うものである。図１にその概略図を
示した。管路２０内を走行する管内研掃塗装機１、走行
駆動車２、制御台車３からなる管路内面作業装置は、管
の外に流体供給装置５、操作盤６、コンプレッサ４を配
置し、これらをエアホース及び制御ケーブル７により管
路内面作業装置と結び、操作盤６の指示により管内研掃
塗装機１、走行駆動車２、制御台車３が管内を走行し、
位置の検出、研掃、塗装、走行の作業を行う。
路内を走行して研掃、塗装を行う管内研掃塗装機、この
管内研掃塗装機を駆動する走行駆動車、走行駆動車を制
御する制御台車を直列に連結して管路内を走行させ、管
内の研掃、塗装を行うものである。図１にその概略図を
示した。管路２０内を走行する管内研掃塗装機１、走行
駆動車２、制御台車３からなる管路内面作業装置は、管
の外に流体供給装置５、操作盤６、コンプレッサ４を配
置し、これらをエアホース及び制御ケーブル７により管
路内面作業装置と結び、操作盤６の指示により管内研掃
塗装機１、走行駆動車２、制御台車３が管内を走行し、
位置の検出、研掃、塗装、走行の作業を行う。
【０００９】管内研掃塗装機１、走行駆動車２、制御台
車３が垂直管路や傾斜管路内にて作業中、コンプレッサ
４が停止した場合、流体供給装置５は流体供給装置に別
に装備された圧力源に自動的に切替え、管内研掃塗装機
１、走行駆動車２、制御台車３が後退したり、落下した
りするのを自動的に防止するようになっている。みずか
ら作業位置の確認、研掃、塗装のほか、カメラにより作
業後の結果の確認を行うものである。
車３が垂直管路や傾斜管路内にて作業中、コンプレッサ
４が停止した場合、流体供給装置５は流体供給装置に別
に装備された圧力源に自動的に切替え、管内研掃塗装機
１、走行駆動車２、制御台車３が後退したり、落下した
りするのを自動的に防止するようになっている。みずか
ら作業位置の確認、研掃、塗装のほか、カメラにより作
業後の結果の確認を行うものである。
【００１０】また、本発明の第２の発明は、図２に示す
ように、管路内面壁塗装の点検装置１０、管内面壁塗装
の点検装置を駆動する走行駆動車２、走行駆動車を制御
する制御台車３を直列に連結して管路２０内を走行さ
せ、管路内面の塗装の現場自動検査を行う方法である。
管路の外に流体供給及び検査を行う総括制御装置１２、
操作盤６、コンプレッサ４を配置し、これらをエアホー
ス及び制御ケーブル１３により管路内面壁塗装の点検装
置の制御台車３と結び、作業位置の確認、管内面壁の塗
装塗膜の外観検査、膜厚測定、ピンホール検査を行う。
管路内面壁塗装点検装置１０、走行駆動車２、制御台車
３が垂直管路や傾斜管路２１内にて作業中，コンプレッ
サ４が停止した場合、総括制御装置１２に別に装備され
た圧力源に自動的に切替え、管路内面壁塗装点検装置１
０、走行駆動車２、制御台車３の後退、落下を自動的に
防止する。
ように、管路内面壁塗装の点検装置１０、管内面壁塗装
の点検装置を駆動する走行駆動車２、走行駆動車を制御
する制御台車３を直列に連結して管路２０内を走行さ
せ、管路内面の塗装の現場自動検査を行う方法である。
管路の外に流体供給及び検査を行う総括制御装置１２、
操作盤６、コンプレッサ４を配置し、これらをエアホー
ス及び制御ケーブル１３により管路内面壁塗装の点検装
置の制御台車３と結び、作業位置の確認、管内面壁の塗
装塗膜の外観検査、膜厚測定、ピンホール検査を行う。
管路内面壁塗装点検装置１０、走行駆動車２、制御台車
３が垂直管路や傾斜管路２１内にて作業中，コンプレッ
サ４が停止した場合、総括制御装置１２に別に装備され
た圧力源に自動的に切替え、管路内面壁塗装点検装置１
０、走行駆動車２、制御台車３の後退、落下を自動的に
防止する。
【００１１】パーソナルコンピュータ１４及びプリンタ
１５は管路内面壁塗装点検装置１０の検査条件及び結果
を記録する装置である。外観検査結果は総括制御装置１
２に装備されたビデオテープレコーダに記録し、膜厚測
定及びピンホール検査の結果はパーソナルコンピュータ
１４に記録をしておくことができる。これらの記録は、
プリンタ１５にアウトプットすることができる。
１５は管路内面壁塗装点検装置１０の検査条件及び結果
を記録する装置である。外観検査結果は総括制御装置１
２に装備されたビデオテープレコーダに記録し、膜厚測
定及びピンホール検査の結果はパーソナルコンピュータ
１４に記録をしておくことができる。これらの記録は、
プリンタ１５にアウトプットすることができる。
【００１２】
【実施例】図１に実施例の鋼管内面現場自動塗装方法を
実施する装置の構成の概略を示した。管内研掃塗装機
１、走行駆動車２、制御台車３は連結して走行駆動車に
より管路内を走行する。鋼管直管、曲り管を通過させ、
管内研掃塗装機１に装備されたカメラにより管路の溶接
継手部の位置を確認し、管内研掃塗装機１に搭載された
研掃装置により管路内面の溶接継手部の下地処理を行
い、次に管内研掃塗装機に装備された塗装機により塗装
を行う。管路の外部に設置した流体供給装置５は操作盤
６を介して機能するもので、管内研掃塗装機１、走行駆
動車２、制御台車３が垂直管路内で作業中、管内研掃塗
装機１等の管路内面作業装置の落下を防止する装置であ
る。
実施する装置の構成の概略を示した。管内研掃塗装機
１、走行駆動車２、制御台車３は連結して走行駆動車に
より管路内を走行する。鋼管直管、曲り管を通過させ、
管内研掃塗装機１に装備されたカメラにより管路の溶接
継手部の位置を確認し、管内研掃塗装機１に搭載された
研掃装置により管路内面の溶接継手部の下地処理を行
い、次に管内研掃塗装機に装備された塗装機により塗装
を行う。管路の外部に設置した流体供給装置５は操作盤
６を介して機能するもので、管内研掃塗装機１、走行駆
動車２、制御台車３が垂直管路内で作業中、管内研掃塗
装機１等の管路内面作業装置の落下を防止する装置であ
る。
【００１３】水平管路内においても管内研掃塗装機、管
路内面作業装置を連絡して同様の作業を行い、水平管路
の内面の塗装を行う。また、傾斜管路内においても同様
の作業を行うことが可能である。研掃、塗装作業結果の
確認は管内研掃塗装機に内蔵されたカメラにより行う。
管内研掃塗装機１は、伸縮可能な車輪、固定車輪を有
し、曲り管２個目の通過は管内研掃塗装機１の姿勢を変
化させることにより可能である。管内研掃塗装機１は、
また管の中心部に位置する回転体を有し、この回転体に
は研掃ブラシ、塗装ノズル、目視用カメラ、回転モー
タ、集塵ヘッドを装備し、クランプ機構を有し、研掃、
塗装、目視検査を行う。
路内面作業装置を連絡して同様の作業を行い、水平管路
の内面の塗装を行う。また、傾斜管路内においても同様
の作業を行うことが可能である。研掃、塗装作業結果の
確認は管内研掃塗装機に内蔵されたカメラにより行う。
管内研掃塗装機１は、伸縮可能な車輪、固定車輪を有
し、曲り管２個目の通過は管内研掃塗装機１の姿勢を変
化させることにより可能である。管内研掃塗装機１は、
また管の中心部に位置する回転体を有し、この回転体に
は研掃ブラシ、塗装ノズル、目視用カメラ、回転モー
タ、集塵ヘッドを装備し、クランプ機構を有し、研掃、
塗装、目視検査を行う。
【００１４】走行駆動車２は、パンタグラフで構成され
たリンク機構と、複数箇の駆動車輪とを有し、シリンダ
とピストンとからなる前進後退機構により管路内を走行
し、他の管内装置を駆動する。被駆動装置とはピン結合
され、曲管内を管に沿って屈曲走行させることができ
る。制御台車３は、１２０度ピッチで管周方向に取付け
られた車輪を備え、内部に電源、空気源、信号送受信制
御装置を内蔵しており、管内研掃塗装機１、走行駆動車
２の作動を制御する。
たリンク機構と、複数箇の駆動車輪とを有し、シリンダ
とピストンとからなる前進後退機構により管路内を走行
し、他の管内装置を駆動する。被駆動装置とはピン結合
され、曲管内を管に沿って屈曲走行させることができ
る。制御台車３は、１２０度ピッチで管周方向に取付け
られた車輪を備え、内部に電源、空気源、信号送受信制
御装置を内蔵しており、管内研掃塗装機１、走行駆動車
２の作動を制御する。
【００１５】流体供給装置５は、管内研掃塗装機１、走
行駆動車２、制御台車３が垂直管路内で作業中、管内研
掃塗装機１、走行駆動車２、制御台車が下方に落下する
のをを防止する圧力流体切替装置を搭載している。この
圧力流体切替装置は、コンプレッサ４の他に、複数の流
体供給源、例えば高圧気体のボンベを備え、コンプレッ
サ４の圧力が何らかの原因で低下したとき、これを検出
し、直ちに弁を切替えて高圧気体のボンベから圧力ガス
を供給し、管内装置へ供給する流体の圧力を保つように
作動する。
行駆動車２、制御台車３が垂直管路内で作業中、管内研
掃塗装機１、走行駆動車２、制御台車が下方に落下する
のをを防止する圧力流体切替装置を搭載している。この
圧力流体切替装置は、コンプレッサ４の他に、複数の流
体供給源、例えば高圧気体のボンベを備え、コンプレッ
サ４の圧力が何らかの原因で低下したとき、これを検出
し、直ちに弁を切替えて高圧気体のボンベから圧力ガス
を供給し、管内装置へ供給する流体の圧力を保つように
作動する。
【００１６】次に、鋼管内面塗装の現場自動検査を行う
方法の実施例装置について説明する。図２に示すよう
に、管路内面壁塗装点検装置１０、走行駆動車２、走行
駆動車２を制御する制御台車３を直列に連結して管路２
０内を走行させ、管路内面塗装の現場自動検査を行う。
管路の外に、流体供給及び検査を行う総括制御装置１
２、操作盤６、コンプレッサ４、コンピュータ１４、プ
リンタ１５を配置し、これらをエアホース及び制御ケー
ブル１３により管路内面壁塗装点検装置の制御台車３と
結び、作業位置の確認、管内面壁の塗装塗膜の外観検
査、膜厚測定、ピンホール検査を行う。
方法の実施例装置について説明する。図２に示すよう
に、管路内面壁塗装点検装置１０、走行駆動車２、走行
駆動車２を制御する制御台車３を直列に連結して管路２
０内を走行させ、管路内面塗装の現場自動検査を行う。
管路の外に、流体供給及び検査を行う総括制御装置１
２、操作盤６、コンプレッサ４、コンピュータ１４、プ
リンタ１５を配置し、これらをエアホース及び制御ケー
ブル１３により管路内面壁塗装点検装置の制御台車３と
結び、作業位置の確認、管内面壁の塗装塗膜の外観検
査、膜厚測定、ピンホール検査を行う。
【００１７】管路内面壁塗装点検装置１０は、カメラ、
電磁膜厚計を備え、ピンホール検査を行うホリデーディ
テクターを搭載している。走行駆動車２は、パンタグラ
フで構成されたリンク機構と、複数箇の駆動車輪とを有
し、シリンダとピストンとからなる前進後退機構により
管路内を走行し、被駆動装置を駆動する。被駆動装置と
ピン結合され、曲管内を管に沿って屈曲走行させること
ができる。
電磁膜厚計を備え、ピンホール検査を行うホリデーディ
テクターを搭載している。走行駆動車２は、パンタグラ
フで構成されたリンク機構と、複数箇の駆動車輪とを有
し、シリンダとピストンとからなる前進後退機構により
管路内を走行し、被駆動装置を駆動する。被駆動装置と
ピン結合され、曲管内を管に沿って屈曲走行させること
ができる。
【００１８】制御台車３は、車輪を備え、内部に電源、
空気源、信号送受信制御装置を内蔵しており、管路内面
壁塗装の点検装置１０、走行駆動車２の作動を制御す
る。総括制御装置１２は、管路内面壁塗装の点検装置１
０、走行駆動車２、制御台車３の管内移動、検査項目の
選定、点検作業の推進、データの採取保存、などを総括
制御すると共に、管路内面壁塗装の点検装置１０、走行
駆動車２、制御台車３が垂直管路内や傾斜管路内で作業
中、コンプレッサ４が故障等により停止した場合、別の
圧力源に自動的に切替え、管路内面壁塗装の点検装置１
０等の落下を防止する。
空気源、信号送受信制御装置を内蔵しており、管路内面
壁塗装の点検装置１０、走行駆動車２の作動を制御す
る。総括制御装置１２は、管路内面壁塗装の点検装置１
０、走行駆動車２、制御台車３の管内移動、検査項目の
選定、点検作業の推進、データの採取保存、などを総括
制御すると共に、管路内面壁塗装の点検装置１０、走行
駆動車２、制御台車３が垂直管路内や傾斜管路内で作業
中、コンプレッサ４が故障等により停止した場合、別の
圧力源に自動的に切替え、管路内面壁塗装の点検装置１
０等の落下を防止する。
【００１９】パーソナルコンピュータ１４及びプリンタ
１５は管路内面壁塗装点検装置１０の検査条件及び結果
を記録する装置である。外観検査結果は総括制御装置１
２に装備されたビデオテープレコーダに記録し、膜厚測
定及びピンホール検査の結果はパーソナルコンピュータ
１４に記録をしておくことができる。これらの記録は、
プリンタ１５にアウトプットすることができる。
１５は管路内面壁塗装点検装置１０の検査条件及び結果
を記録する装置である。外観検査結果は総括制御装置１
２に装備されたビデオテープレコーダに記録し、膜厚測
定及びピンホール検査の結果はパーソナルコンピュータ
１４に記録をしておくことができる。これらの記録は、
プリンタ１５にアウトプットすることができる。
【００２０】実施例装置は、総括制御装置１２、操作盤
６、コンプレッサ４を管路の外に配置し、これらをエア
ホース及び制御ケーブル１３により管路内面壁塗装の点
検装置１０の制御台車３に連結し、走行駆動車２により
管路内を走行させ、鋼管直管、曲り管を通過させ、垂直
管路内の検査位置を管路内面壁塗装点検装置１０に装備
されたカメラにより確認し、管路内面壁塗装点検装置１
０に搭載された電磁膜厚計により塗膜厚を測定し、その
結果をパーソナルコンピュータ１４に記録する。さらに
管路内面壁塗装の点検装置１０に装備されたホリデーデ
ィテクターによりピンホール検査を行い、その結果をパ
ーソナルコンピュータ１４に記録する。
６、コンプレッサ４を管路の外に配置し、これらをエア
ホース及び制御ケーブル１３により管路内面壁塗装の点
検装置１０の制御台車３に連結し、走行駆動車２により
管路内を走行させ、鋼管直管、曲り管を通過させ、垂直
管路内の検査位置を管路内面壁塗装点検装置１０に装備
されたカメラにより確認し、管路内面壁塗装点検装置１
０に搭載された電磁膜厚計により塗膜厚を測定し、その
結果をパーソナルコンピュータ１４に記録する。さらに
管路内面壁塗装の点検装置１０に装備されたホリデーデ
ィテクターによりピンホール検査を行い、その結果をパ
ーソナルコンピュータ１４に記録する。
【００２１】外観検査は管路内面壁塗装の点検装置１０
に装備されたテレビジョンカメラで撮影し、操作盤に備
えたテレビジョンに画像を出力し、外観検査の結果を判
断すると共に操作盤に備えたビデオレコーダに記録す
る。
に装備されたテレビジョンカメラで撮影し、操作盤に備
えたテレビジョンに画像を出力し、外観検査の結果を判
断すると共に操作盤に備えたビデオレコーダに記録す
る。
【００２２】
【発明の効果】本発明によれば、水道管等の管路の人間
が入れない寸法の管径の内部の溶接部の塗装、塗装部の
検査、確認を自動的に行うことが可能になり、特に、急
傾斜管路や、垂直管路に好適に適用することができ、位
置の検出精度が高く、これを確認することができ、塗膜
厚さの測定、ピンホールの検査も可能となった。
が入れない寸法の管径の内部の溶接部の塗装、塗装部の
検査、確認を自動的に行うことが可能になり、特に、急
傾斜管路や、垂直管路に好適に適用することができ、位
置の検出精度が高く、これを確認することができ、塗膜
厚さの測定、ピンホールの検査も可能となった。
【図１】実施例の鋼管内面現場自動塗装方法を実施する
装置の構成の概略図である。
装置の構成の概略図である。
【図２】鋼管内面の塗装の現場自動検査を行う方法の実
施例装置の概略図である。
施例装置の概略図である。
１ 管内研掃塗装機 ２ 走行駆動車 ３ 制御台車 ４ コンプレッサ ５ 流体供給装置 ６ 操作盤 １０ 点検装置 １２ 総括制御装置 １３ エアホース及び制御ケーブル １４ パーソナルコンピュータ １５ プリンタ ２０ 管路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋田 充穂 東京都千代田区内幸町２丁目２番３号 川 崎製鉄株式会社東京本社内 (72)発明者 藤原 茂 広島県呉市西中央２丁目１番12号 株式会 社シーエックスアール内
Claims (2)
- 【請求項１】 管路内を走行して研掃、塗装を行う管内
研掃塗装機、該管内研掃塗装機を駆動する走行駆動車、
該走行駆動車を制御する制御台車を直列に連結して管路
内を走行させ、流体供給圧が低下したとき他の流体供給
源から代りの圧力流体を自動的に切替供給する切替装置
を用いて、垂直管路内や傾斜管路内における前記管内研
掃塗装機、走行駆動車、制御台車の後退落下を防止する
と共に、作業位置の確認、管内面の研掃、塗装を行い、
かつ管内研掃塗装機に内蔵したカメラにより作業後の結
果の確認を行うことを特徴とする鋼管内面現場自動塗装
方法。 - 【請求項２】 管路内面壁塗装の点検装置、該管内面壁
塗装の点検装置を駆動する走行駆動車、該走行駆動車を
制御する制御台車を直列に連結して管路内を走行させ、
流体供給圧が低下したとき他の流体供給源から代りの圧
力流体を自動的に切替供給する切替装置を用いて、垂直
管路内や傾斜管路内における管路内面壁塗装の点検装
置、走行駆動車、制御台車の後退落下を防止すると共
に、作業位置の確認、管内面の塗装塗膜の外観検査、膜
厚測定、ピンホール検査を行い、外観検査結果を操作盤
に装備されたビデオレコーダに記録し、膜厚測定及びピ
ンホール検査の結果をパーソナルコンピュータに記録す
ることを特徴とする鋼管内面現場自動検査方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5003847A JPH06206048A (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 鋼管内面現場自動塗装方法及び検査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5003847A JPH06206048A (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 鋼管内面現場自動塗装方法及び検査方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06206048A true JPH06206048A (ja) | 1994-07-26 |
Family
ID=11568582
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5003847A Withdrawn JPH06206048A (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 鋼管内面現場自動塗装方法及び検査方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06206048A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100646079B1 (ko) * | 2005-09-16 | 2006-11-14 | 주식회사 비즈탑 | 옥내 급수관 진단 및 세척용 마이크로 로봇 |
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-
1993
- 1993-01-13 JP JP5003847A patent/JPH06206048A/ja not_active Withdrawn
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|---|---|---|---|
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