JPH08141891A - 輸送管内の研掃装置 - Google Patents

輸送管内の研掃装置

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JPH08141891A
JPH08141891A JP32975094A JP32975094A JPH08141891A JP H08141891 A JPH08141891 A JP H08141891A JP 32975094 A JP32975094 A JP 32975094A JP 32975094 A JP32975094 A JP 32975094A JP H08141891 A JPH08141891 A JP H08141891A
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JP
Japan
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transport pipe
pipe
inner peripheral
peripheral surface
running carriage
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Pending
Application number
JP32975094A
Other languages
English (en)
Inventor
Itsuo Higashimoto
五男 東本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Chuki Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Chuki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 輸送管内を機械的に構成される研掃装置を
定期的に挿通することにより、低コストで効率的に管内
を研掃して、輸送管の長期的な維持、保全を図らんとす
る。 【構成】 輸送管の内周面の上下に沿って回転する走
行車輪を走行台車に取着して走行台車を輸送管内を安定
して走行する様にし、該走行台車の中央には電動機によ
り正逆回転する回転軸を配設すると共に、この回転軸の
先端にはホイールを取着し且つこのホイールには輸送管
の内周面をシリンダー等により弾圧しつつ独自の小型電
動機により回転数が可変する複数個の研掃材を軸着して
形成してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行台車の端部に正逆
回転自在として取着するホイールに、大口径の輸送管の
内周面を弾圧しつつ独自に回転数が可変する砥石、ブラ
シ又はサンダーペーパー等の研掃材を複数個取着し、こ
れを索道により牽引するか若しくは牽引台車により輸送
管内を一定期間毎に挿通して研掃し、長期間の使用によ
りその内周面に滞留物が付着して腐食、割れ等が生じる
のを事前に防止する様にした輸送管内の研掃装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より大口径の輸送管により種々の液
体等を輸送する石油精製・液化石油ガス・工業用ガス等
のエネルギープラントの他、石油化学・ガス化学等の化
学プラント及び石油備蓄基地・油槽所のパイプライン並
びに上・下水道等の備蓄、流通施設においては、貯溜施
設・加工施設間又は当該貯溜施設等より配設される埋設
管や海底パイプライン等の輸送管は社会的に極めて重要
な使命を有しているので、この輸送管の維持、保全を万
全として、腐食による漏洩や割れ等の事故を未然に防止
する安全性が強く要望されているものである。
【0003】而して、これらの大口径の輸送管は一旦配
設されると、その内周面を清掃したり研掃する等して滞
留物が輸送管の内周面に付着しない様にするには大変困
難を伴うものである為に、そのまま長期間使用されてい
るのが現状であり、希に輸送物による滞留物が輸送管の
内周面に付着して浸蝕、腐食を生じて漏洩や割れ等の支
障が時として生じているものである。
【0004】この為、近年においては、かかる社会的使
命を有する輸送管に浸蝕、腐食を生じて漏洩や割れ等の
支障による社会的混乱を避け、かつ長期間の配設による
定量供給の重要性に鑑みて、大口径の輸送管に対しては
定期的に輸送管内を検査、補修する手段として、 .一定期間毎に一旦輸送物を停止して、高圧水を噴水
して管内を高圧ジェット洗浄し、 .先端に柔軟性を有し管内周面に緊密に接触する管内
栓(ピグ)を装着して管内を緊密とした後、化学薬剤に
よる洗浄剤を充填してその後端にも先に装填したと同様
な管内栓(ピグ)を装填してこれら一定区間の洗浄区域
を圧縮空気により管内を移動させて管内洗浄し、 .更に先端にロボットビデオカメラを搭載した管内検
査の専用車を挿通して、該輸送管の内周面の浸蝕、腐食
状況をロボットにより検査・確認して、この結果によ
り、 .比較的浸蝕、腐食状況が軽度の場合には上記と同
様の方法により洗浄剤を補修樹脂に変更して管内樹脂ラ
イニング補修するか或いは更に浸蝕、腐食が酷い場合に
は、 .管内を作業員が腹這いになって潜入して溶接補修し
ているものである。
【0005】しかしながら、かかる輸送管内を検査、補
修に際して、上記より迄の高圧ジェット洗浄、管内
洗浄及びロボットによる検査、確認までは機械器具の使
用により比較的に容易に行えるものであるが、の管内
樹脂ライニング補修には、管内の浸蝕、腐食状況に応じ
て的確に浸蝕、腐食箇所に最適の樹脂を一定圧塗布する
必要があるので、長年の経験を必要とし、更にによる
管内補修作業に当たっては狭隘な管内を作業台車に腹這
いになって作業員が乗り込み、この状態の儘補修箇所ま
で進んで溶接作業及び必要により研磨作業等の付帯作業
も同時に腹這いの儘行わなければならず、これらの作業
には作業員の他に溶接器材等の搬入と共に作業員用の酸
素器材を必要として大変な装備を要し、更にこれに従事
する作業員は大変な作業環境下による作業となるので極
めて作業効率が悪く、この為、定期的な輸送管内の検
査、補修には長期間を必要としてコスト高に繋がる等、
輸送管内を事前にして容易に研掃することにより、複雑
な作業工程を要する補修工程を省略する手段が希求され
ているものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明により解決しよ
うとする課題は、輸送管内の洗浄に際して、該輸送管内
を機械的に構成される研掃装置を定期的に挿通すること
により、この内周面に滞留物が付着して腐食、割れ等が
生じるのを事前に防止して、低コストで効率的に管内を
研掃することにより、従前の如き複雑な管内樹脂ライニ
ング補修若しくは溶接補修等の工程をも省略して輸送管
の長期的な維持、保全を図らんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、大口径の輸送
管の内周面に沿って走行する様に上下に車輪を設けた走
行台車を設け、該走行台車の端部に向け取着した正逆回
転自在とする回転軸に、方形のホイールを取り付けると
共に該ホイールの隅各部には、輸送管の内周面を弾圧し
つつ独自に回転数が可変する小型電動機により砥石、ブ
ラシ又はサンダーペーパー等の研掃材を複数個軸着し
て、これら独自に回転する研掃材により長期間の使用に
よりその内周面に付着する滞留物を研掃して上記する目
的を達成するものである。
【0008】
【作 用】本発明によれば、大口径の輸送管の内周面に
沿うように形成される走行台車の左右の上下に走行車輪
を取着して該走行台車の安定性を保持すると共に、この
走行台車に設ける電動機により緩慢に正逆回転する回転
軸の端部に取着する方形のホイールを設け、且つこのホ
イールの隅各部には回転数が可変する研掃材により一様
に輸送管の内周面を研掃するようにした一連の研掃装置
を、索道により牽引するか若しくは牽引台車により輸送
管内を一定期間毎に挿通して研掃して、事前にその内周
面に滞留物が付着して腐食、割れ等が生じるのを防止し
ているものである。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を添付図面により説明すれ
ば、大口径の輸送管1の内周面2の上下に沿って回転す
る走行車輪3、4を走行台車5に取着して走行台車5を
輸送管1内を安定して走行する様にし、該走行台車5の
中央には電動機6により緩慢に正逆回転する回転軸7を
配設すると共に、この回転軸7の先端には方形のホイー
ル8を取着し且つこの隅各部には輸送管1の内周面2を
シリンダー9等により弾圧しつつ独自の小型電動機10
により回転数が可変する砥石、ブラシ又はサンダーペー
パー等の研掃材11を軸着して形成したものを、図示し
ない索道若しくは牽引台車により輸送管1内を牽引する
様にしてなるものである。
【0010】本発明は叙上の如き構成によりなるもので
あって、これにより形成した本装置を輸送管1外に設け
る巻取装置による索道、若しくは本装置に連結する牽引
台車により牽引して一定区間の輸送管1の内周面2を研
掃する様にしているもので、緩慢に正逆回転するホイー
ル8と回転数が可変する研掃材11は、該輸送管1の輸
送部物の性状又は一定の研掃期間に応じて選定する砥
石、ブラシ又はサンダーペーパー等の適宜の研掃材を使
用して内周面2を研掃するものである。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、緩慢に
正逆回転するホイール8に複数個取着し、回転数が可変
する研掃材11を交換自在としているので、輸送物の特
性等の性状又は一定の研掃期間により選定した研掃材に
より定期的に内周面2を研掃することにより、事前にそ
の内周面に滞留物が付着して腐食、割れ等が生じるのを
防止しているので、従来の如く高圧ジェット洗浄、管内
洗浄及びロボット検査、確認をする必要がなく、まして
は余程の期間に亘り定期点検を怠たらなければ管内樹脂
ライニング補修更には管内溶接補修等の作業員にとって
は極めて過酷な作業環境もなく、長期間安定した輸送管
の維持、保全が図れて社会的使命を全う出来るものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す側面図である。
【図2】図1の縦断面図である。
【符号の説明】
1 輸送管 2 内周面 3,4 走行車輪 5 走行台車 6 電動機 7 回転軸 8 ホイール 9 シリンダー 10 小型電動機 11 研掃材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輸送管の内周面の上下に沿って回転する
    走行車輪を走行台車に取着して走行台車を輸送管内を安
    定して走行する様にし、該走行台車の中央には電動機に
    より回転する回転軸を配設すると共に、この回転軸の先
    端には正逆回転するホイールを取着し且つこのホイール
    には輸送管の内周面をシリンダー等により弾圧しつつ独
    自の小型電動機により回転数が可変する複数個の研掃材
    を軸着して形成してなることを特徴とする輸送管内の研
    掃装置。
JP32975094A 1994-11-22 1994-11-22 輸送管内の研掃装置 Pending JPH08141891A (ja)

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