JPH06205757A - 核磁気共鳴検査装置 - Google Patents

核磁気共鳴検査装置

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JPH06205757A
JPH06205757A JP5001091A JP109193A JPH06205757A JP H06205757 A JPH06205757 A JP H06205757A JP 5001091 A JP5001091 A JP 5001091A JP 109193 A JP109193 A JP 109193A JP H06205757 A JPH06205757 A JP H06205757A
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JP
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magnetic resonance
magnetic field
sound collecting
nuclear magnetic
signal
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JP5001091A
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Yukio Yabusaki
征雄 薮崎
Munetaka Tsuda
宗孝 津田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成でありながら、騒音の混入が抑制
され、高精度な通話が可能な通話手段を備えた核磁気共
鳴検査装置を実現する。 【構成】 指向性を有するマイク30が、磁石40内の
被検者20の口部近辺に配置されている。被検者20が
口部から発する音声は、マイク30で受信され、被検者
の口部以外からの音はマイク30には受信されないよう
になっている。このマイク30には、一方向側が開放状
態となった円筒形状のコリメータが取り付けられ、一方
向からの音のみマイク本体に取り込まれるように構成さ
れ、上記一方向以外の方向からの音は、マイク本体に
は、取り込まれない。したがって、簡単な構成でありな
がら、被検者20の音声のみマイク本体に取り込まれ、
傾斜磁場コイル等からの騒音は、遮断される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生体中の水素や燐等か
らの核磁気共鳴信号を測定し、核の密度分布や緩和時間
分布等を映像化する、核磁気共鳴検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、人体の頭部、腹部などの内部構
造を、非破壊的に検査する装置として、X線CTや超音
波撮像装置が広く利用されている。これに対し、近年、
NMR現象、つまり核磁気共鳴現象を用いて同様の検査
が行われ、X線CTや超音波撮像装置では得られなかっ
た多種類の情報を取得できるようになっている。まず、
NMR現象の基本原理について以下に簡単に説明する。
原子核は陽子と中性子から構成され、全体で角運動量I
で回転する核スピンとみなされる。
【0003】ここで、水素の原子核を取り上げて考える
ことにする。水素原子核は、1個の陽子を有し、スピン
量子数1/2で回転している。陽子は、正の電荷がある
ため原子核が回転するにともなって磁気モーメントμが
生じるので、原子核一つ一つを非常に小さな磁石と考え
ることができる(例えば、鉄のような強磁性体では上述
した磁石の方向が揃っているために全体として磁化が生
じる。一方、水素などでは上述した磁石の方向がバラバ
ラで全体としては磁化は生じない。しかし、この場合で
も静磁場Hを印加するとそれぞれの原子核は静磁場の方
向に揃うようになる)。
【0004】水素原子核の場合には、スピン量子数は1
/2であるので−1/2と+1/2の2つのエネルギー
準位に分かれる。このエネルギー準位間の差ΔEは一般
的に次式(1)で示される。 ΔE=γhH/2π −−− (1) ここで、γ:磁気回転比、h:プランク定数、H:静磁
場強度である。ところで、一般に原子核には静磁場Hに
よってμ×Hの力が加わるため、原子核は静磁場の軸の
回りを次式(2)で示す角速度ω(ラーモア角速度)で
歳差運動する。 ω=γH −−− (2) このような状態の系に周波数ωの電磁波(ラジオ波)を
印加すると、核磁気共鳴現象が発生し、一般に原子核は
上記式(1)で表されるエネルギー差ΔEに相当するエ
ネルギーを吸収し、エネルギー準位が高い方に遷位す
る。このとき、種々の原子核が多数存在していても、す
べての原子核が核磁気共鳴現象を起こすわけではない。
これは原子核毎に磁気回転比γが異なるために、式
(2)で示される共鳴周波数が原子核毎に異なり印加さ
れた周波数に対応するある特定の原子核だけが共鳴する
ためである。
【0005】次に、ラジオ波によって高い準位に遷位さ
せられた原子核は、ある時定数(緩和時間と呼ばれる)
で決まる時間の後に元の準位に戻る。このときに、ラジ
オ波によって高い準位に遷位させられた原子核から角周
波数ωの核磁気共鳴信号が放出される。ここで、上述し
た緩和時間は、更にスピン−格子緩和時間(縦緩和時
間)T1とスピン−スピン緩和時間(横緩和時間)T2に
分けられる。一般に、固体の場合には、スピン同士の相
互作用が生じ易いためにスピン−スピン緩和時間T2は
短くなる。また、吸収したエネルギーはまずスピン系
に、次に格子系に移っていくためスピン−格子緩和時間
T1は、スピン−スピン緩和時間T2に比べて非常に大き
い値となる。ところが、液体の場合には分子が自由に運
動しているためスピン−スピンとスピン−格子とのエネ
ルギー交換の生じ易さは同程度である。
【0006】上述した現象は、水素原子核以外にもリン
原子核、炭素原子核、ナトリウム原子核、フッ素原子核
や酸素原子核などについても同様に発生する。
【0007】上述した基本原理に基づくNMR現象を用
いた検査装置においては、検査物体からの信号を分離・
識別する必要があるが、その一つに、検査物体に傾斜磁
場を印加し、物体各部の置かれた磁場を異ならせ、次に
各部の共鳴周波数あるいはフェーズエンコード量を異な
らせることで位置の情報を得る方法がある。この方法の
基本原理については、特開昭55−20495号公報、
ジャーナル・オブ・マグネティック・レゾナンス誌
(J.Magn.Reson.)第18巻、第69頁〜83頁
(1975年)、フィジックス・オブ・メディスン・ア
ンド・バイオロジー誌(Phys.Med.&Biol.)第2
5巻、第751頁〜756頁(1980年)等に記載さ
れているので詳細な説明は省略するが、以下にもっとも
多く用いられているスピンエコー法について簡単にその
原理を説明する。
【0008】図16は、一般的な核磁気共鳴検査装置の
概略構成図である。この図16に示すように、被検者2
0は、静磁場Hを発生するコイル18と、互いに直交す
る3方向の傾斜磁場を発生するX軸、Y軸、Z軸の傾斜
磁場コイル13、14、12(図18、図19、図17
参照)と、高周波磁場を発生する高周波磁場コイル8と
の中に設置されている。ここで、静磁場の方向をZ軸と
することが、一般的であるから、X軸とY軸との方向
は、図16に示すようになる。ここで、被検者20の横
断面(X−Y面)を撮像するには図20に示すスピンエ
コーシーケンスに従って、傾斜磁場と高周波磁場を駆動
する。
【0009】以下、図20を参照して説明すると、期間
Aでは被検者20に傾斜磁場Gz(図20の(B))を
印加した状態で、振幅変調された高周波磁場(図20の
(A))を高周波コイル8に印加する。横断面の磁場強
度は、静磁場Hと位置zの傾斜磁場強度zGzの和H+
zGzで示される。一方、振幅変調された周波数ωの高
周波電力は特定の周波数帯域ω±Δωを有しているの
で、次式(3)を満足するように周波数ωあるいは傾斜
磁場強度Gzを選ぶことで、横断面の部分の水素原子核
スピンを励起する事になる。 ω±Δω=γ(H+zGz) −−− (3) ここで、γは水素原子核の磁気回転比を示す。期間Bで
は傾斜磁場Gy(図20の(C))をΔtの間、印加す
ることで先に励起された核スピンは位置yにより次式
(4)で示される周波数変移をその共鳴信号に起こす。 Δωa=γyGyΔt −−− (4) 期間Dで傾斜磁場Gx(図20の(D))を印加した状
態で、核磁気共鳴信号を収集する。このとき、期間Aで
励起された核スピンは、位置xによって次式(5)で示
される周波数差を有する事になる。 Δωb=γxGx −−− (5) 期間Cでは、励起された核スピンのスピンエコーを得る
ために180度の高周波磁界と傾斜磁場Gzが印加され
ている。期間Eは、核スピンが平衡に戻るまでの待ち時
間である。期間Bの傾斜磁場Gyの振幅値を256ステ
ップ変化させて繰り返し共鳴信号を収集すれば、256
×256のデータが得られる。これらのデータを2次元
フーリエ変換することで画像が得られる。
【0010】また、一般に核磁気共鳴検査装置は、ガン
トリ等が設置される撮影室と、撮影室とは電波的及び音
響的に遮断され、操作者がオペレータコンソール(操作
卓)を用いて各種のスキャン条件の設定や画像処理を行
う操作室とを備えている。この場合、操作者の呼びかけ
や指示に対する被検者の応答、被検者の身体の変調を等
の操作者への訴え等、撮影室内の被検者と操作室内の操
作者との間で相互の通話が可能なようにする必要が有
る。
【0011】ところで、X線CT装置ではガントリ内に
ファンやその他の動的な部分が有り、常に機械音などが
発生されている。したがって、被検者から操作者への通
話においては周囲雑音が混入し被検者の音声が聞き取り
にくくなる。このような問題点を解決する一方法として
被検者との通話手段に関しては実開平1−65010号
公報に記載された「断層撮影装置の通話装置」がある。
この通話装置は、X線CT装置を対象にしたもので、ガ
ントリ開口部近傍で開口部の長手方向または円周方向に
沿って複数個のマイクを設置し、複数のマイクの各々の
集音状態と非集音状態を切り換えるスイッチ手段と、撮
影部位及び被検者の位置、スキャン条件の設定に対応し
てスイッチ手段の切り換えを制御するスイッチ制御手段
とを設け、マイクを切り換える構成となっている。
【0012】また、特開昭63−158048号公報に
は、核磁気共鳴装置において、被検体が発生した音声を
受信する手段として、光ファイバハイドロホンを使用
し、磁場の均一性を損なうことなく双方通話を可能とす
る通話方法が記載されている。さらに、特開平3−49
738号公報には、磁気共鳴磁気共鳴撮像装置におい
て、操作者と被検者との通話性能を降下させることなく
撮像画質を向上させるため、通気性を有するシールド部
材の外面部にマイクロホンとスピーカとが配置されてい
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、核磁気共鳴
検査装置においては、操作者と被検者との通話が高精度
に行われ、効率良く検査が行われる必要がある。しかし
ながら、上記従来技術においては、傾斜磁場コイル等か
らの騒音が依然として混入しており、高精度な通話が困
難で、検査効率の低下原因となる可能性があった。そこ
で、傾斜磁場コイル等からの騒音の混入が抑制された通
話手段を有する核磁気共鳴検査装置が望まれていた。本
発明の目的は、簡単な構成でありながら、騒音の混入が
抑制され、高精度な通話が可能な通話手段を備えた核磁
気共鳴検査装置を実現することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、次のように構成される。静磁場、傾斜磁場
及び高周波磁場を発生する磁場発生手段と、核磁気共鳴
信号を検出する信号検出手段と、信号検出手段からの検
出信号の演算を行う演算部と、上記磁場発生手段及び信
号検出手段の動作を制御する制御部と、を有する核磁気
共鳴検査装置において、磁場発生手段により発生される
磁場空間内又は磁場空間外に配置され、集音部と、集音
部に装着された集音方向規定部材とを有する集音手段を
備え、上記集音方向規定部材により規定された一方向か
らの音のみを上記集音部が集音するように構成される。
【0015】好ましくは、上記核磁気共鳴検査装置にお
いて、集音方向規定部材は、一端部が開放状態となった
略円筒状の部材であり、この円筒状部材の内面側に集音
部が配置される。また、好ましくは、上記核磁気共鳴検
査装置において、集音方向規定部材は、略凹面状の反射
板であり、集音部は、反射板の凹面部に対向して配置さ
れる。また、好ましくは、上記核磁気共鳴検査装置にお
いて、検査対象の移動に応じて、集音手段の集音方向を
移動させる駆動手段を、さらに備える。また、好ましく
は、上記核磁気共鳴検査装置において、上記磁場空間内
の第1の位置に配置される第1の集音手段と、上記磁場
空間内の第2の位置に配置される第2の集音手段と、上
記第1の集音手段の出力信号と上記第2の集音手段の出
力信号との減算処理を行う減算手段と、をさらに備え
る。
【0016】また、静磁場、傾斜磁場及び高周波磁場の
磁場発生手段と、核磁気共鳴信号を検出する信号検出手
段と、信号検出手段からの検出信号の演算を行う演算部
と、磁場発生手段及び信号検出手段の動作制御部と、を
有する核磁気共鳴検査装置において、信号検出手段は略
円筒状のコイルボビンを有し、このコイルボビンの内周
側に配置され、検査対象に音声を伝達する通話手段を備
える。
【0017】好ましくは、上記核磁気共鳴検査装置にお
いて、通話手段は、外部からの電気信号に応答して振動
する圧電体、又は機械的振動により信号を伝達する信号
伝達手段により振動される機械的振動体を有する。ま
た、好ましくは、上記核磁気共鳴検査装置において、検
査対象は人体頭部であり、人体頭部の耳部と上記通話手
段とを外部音から遮蔽する防音手段が上記コイルボビン
の内周側に配置される。また、好ましくは、上記核磁気
共鳴検査装置において、制御部からの指令信号に従って
上記防音手段が移動され、上記耳部と通話手段との外部
音からの遮蔽と開放とが行われる。
【0018】また、好ましくは、上記核磁気共鳴検査装
置において、コイルボビン内周側に配置され、集音部
と、この集音部に装着された集音方向規定部材とを有す
る集音手段を、さらに備える。また、好ましくは、上記
核磁気共鳴検査装置において、上記通話手段と上記集音
手段とは、可撓性の線部材に接続され、この可撓性の線
部材が振動することにより、音声信号が上記通話手段に
伝達され、上記集音手段から外部に音声信号が伝達され
る。
【0019】
【作用】集音方向規定部材により、集音部の集音方向が
規定され、これにより、集音手段は、指向性を有する。
この指向性は、検査対象からの音声のみを受信するよう
に設定される。したがって、傾斜磁場コイル等から発生
される騒音の集音部への混入が抑制される。また、検査
対象の移動に応じて、集音手段の集音方向が、駆動手段
により移動される。これにより、検査対象が移動しても
検査対象の音声のみを受信する事ができる。また、第1
の集音手段には、検査対象からの音声が受信され、第2
の集音手段には、騒音が受信されるように配置され、第
1の集音手段の出力信号から第2の集音手段の出力信号
が減算手段により、減算される。これにより、第1の集
音手段に騒音が混入したとしても、この騒音に相当する
第2の集音手段からの出力信号が第1の集音手段の出力
信号から減算されるので、検査対象からの音声信号のみ
を得ることができる。また、信号検出手段のコイルボビ
ン内に通話手段を配置することにより、検査対象に効率
良く音声情報が伝達される。さらに、防音手段を配置す
れば、騒音が混入すること無く音声情報が検査対象に伝
達される。コイルボビン内に、集音手段と、通話手段と
が配置されれば、検査対象に効率良く音声情報が伝達さ
れるとともに、検査対象からの音声情報が効率良く受信
される。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図16は、核磁気共鳴検査装置の全体概略
構成図である。図16において、5は制御部、6は高周
波パルス発生器、7は電力増幅器である。また、8は高
周波磁場を発生すると共に検査対象20から生ずる信号
を検出するための送受信兼用コイル(高周波コイル)、
9は増幅器、10は検波器、11は信号処理部、37は
操作卓である。この図16の例では、コイル8を送受信
兼用コイルとしているが、送信及び受信を別々のコイル
で行っても良い。また、12、13、14は、それぞ
れ、z方向及びこれに直角の方向(x方向及びy方向)
の傾斜磁場を発生させるコイル、15、16、17はそ
れぞれ、上記コイル12、13、14を駆動する電源部
である。これらのコイルにより発生する傾斜磁場によ
り、検査対象20が配置される空間の磁場分布が所望の
傾斜を有する分布とされる。
【0021】図16の例では、コイル13、14、8の
順に大きさが小さくなっているようになっているが、図
示のための便宜的なものでありこの大きさ、順番でなく
ともよい。制御部5は、各部に種々の命令を一定のタイ
ミングで出力する機能を有するものである。高周波パル
ス発生器6の出力は、電力増幅器7で増幅され、コイル
8を励振する。コイル8で受信された信号成分は、増幅
器9を通過し、検波器10で検波された後、信号処理部
11で画像に変換される。
【0022】なお、静磁場は、電源19により駆動され
るコイル18により発生される。静磁場の発生は、コイ
ル18による常電導方式でもよいし、励磁時以外は電源
19が不要な超電導方式でもよい。検査対象である被検
者20は、ベッド21上に配置され、ベッド21は支持
台22上を移動可能に構成されている。図17、図1
8、図19は、図16における傾斜磁場コイル12、1
3、14の構成及び電流の方向を示した例である。コイ
ル12でz方向傾斜磁場を、コイル13でx方向傾斜磁
場を、コイル14でy方向傾斜磁場を発生する。コイル
13とコイル14とは、同じ形状のコイルであってz軸
回りに互いに90度回転した構成となっている。実際に
は、コイル12、13、14は、一つの円筒形ボビンに
巻回される。これらの傾斜磁場コイルは静磁場と同一方
向(z軸方向)磁場を発生し、それぞれz軸、x軸、y
軸に沿って直線勾配(傾斜)を持つ磁場を発生するもの
である。
【0023】図1は、本発明の一実施例の要部概略構成
図である。図1において、指向性を有するマイク(集音
手段)30が、磁石40のボア内の被検者20の口部の
近辺に配置されている。被検者20が口部から発する音
声は、指向性を有するマイク30で受信され、被検者の
口部以外からの音(例えば、傾斜磁場コイルが発生する
音等)はマイク30には受信されないようになってい
る。
【0024】図2は、マイク30の拡大断面図であり、
このマイク30は、コリメータ方式であり、静電方式の
マイク本体(集音部)32の周囲は、コリメータ(集音
方向規定部材)31が取付られている。このコリメータ
31は、円筒形状であり、一方向側が開放状態となって
いる。つまり、図2の(A)の矢印でに示すように、一
方向からの音のみマイク本体32に取り込まれるように
構成されている。したがって、図2の(B)に示すよう
に、上記一方向以外の方向からの音は、マイク本体32
には、取り込まれない。これにより、被検者20の音声
のみマイク本体32に取り込まれ、傾斜磁場コイル等か
らの騒音は、遮断される。なお、図2の例において、コ
リメータ31の内周面に吸音材を貼付して、図2の
(B)に矢印で示すような方向からの音を吸収させるよ
うに構成してもよい。
【0025】図3は、指向性を有するマイクの他の例を
示す図である。図3において、マイク30A(集音手
段)は、パラボラ方式であり、マイク本体32がパラボ
ラアンテナ状(凹面状)の反射板(集音方向規定部材)
33の焦点に配置されている。これにより、反射板33
の正面の一方向からの音のみが、マイク本体32に取り
込まれる。つまり、被検者20の音声のみマイク本体3
2に取り込まれ、傾斜磁場コイル等からの騒音は遮断さ
れる。なお、この図3においては、マイク本体32及び
反射板33の指示部材等は、省略してある。
【0026】図4は、本発明の他の実施例の要部概略構
成図である。図4において、磁石40の外部に指向性を
有するマイク34が配置されている。このマイク34に
は、図3に示した反射板33と同様な反射板34Aが取
り付られている。そして、制御部5は、操作卓37から
の操作信号に従って、マイク34が被検者20の移動に
伴って移動するように、マイク駆動部38を動作させ
る。つまり、被検者20が実線で示す位置から破線で示
す位置に移動すると、これに伴ってマイク34が破線で
示す位置に移動される。これにより、マイク34は、実
線20Aで示す指向性から破線20Bで示す指向性に変
更され、被検者20の音声のみマイク34に取り込ま
れ、傾斜磁場コイル等からの騒音は遮断される。
【0027】図5は、本発明のさらに他の実施例の要部
概略構成図であり、2つのマイク35及び36を用いる
場合の例である。図5において、指向性を有するマイク
(第1の集音手段)36は、磁石40のボア内の被検者
20の口部付近に配置され、マイク35(第2の集音手
段)は、磁石40のボア内であって、マイク36から所
定の間隔だけ離れた位置(例えば、被検者の腹部付近)
に配置される。そして、マイク36からの出力信号B及
びマイク35からの出力信号Aは、減算器50の入力端
子に供給され、信号Bから信号Aが減算される。
【0028】マイク35には、主に背景雑音(例えば、
傾斜磁場コイルが発生する騒音等)が、受信され、マイ
ク36には、被検者20が発する音声及び背景雑音の混
合信号が受信される。したがって、図6に示すように、
出力信号Bから出力信号Aを減算すれば、背景雑音が除
去され、被検者20からの音声のみを示す信号Cを得る
ことができる。なお、図6に示した例では、信号A及び
Bの単純な差分を取る構成を示したが、設置環境等の状
況に応じて減算器50の構成を変化させてもよい。例え
ば、信号A及びBの振幅を調整した後、両信号の差分を
取るなどの信号処理を行ってもよい。また、図6の例に
おいては、2個のマイクを用いた場合について示した
が、3個以上のマイクを用いて構成することもできる。
【0029】図7は、本発明のさらに他の実施例の概略
構成図であり、信号検出手段であるコイル8のボビン8
0の内側であって、被検者20の耳部近辺に通話手段6
0を配置した場合の概略断面図である。図8は、図7の
例において、通話手段60に圧電素子(電気−音波変換
手段)を用いた例の概略構成図であり、図9は、図7の
例において、通話手段60に機械的振動体(振動−音波
変換手段)を用いた例の概略構成図である。
【0030】図8において、(A)は断面を示し、
(B)は平面を示している。ボビン80上に支持体65
を配置し、その上に圧電体66を固定する。そして、こ
の圧電体66の裏表面に信号電極67、68が配置さ
れ、圧電体66は、供給される電気信号に応じて振動す
る。したがって、圧電体66に音声に応じた電気信号を
供給すれば、音声情報を被検者20に、効率良く伝達す
ることができる。
【0031】また、図9において、ボビン80に支持体
65を配置し、この支持体65に機械的振動体69を固
定する。そして、この振動体69のほぼ中央部に、可撓
性を有する線状部材である信号伝達手段70を接続す
る。この信号伝達手段70を音声に応じて振動させ、振
動板69を振動させれば、音声情報を被検者20に、効
率良く伝達することができる。この図9の例の場合に
は、機械的振動で音声を伝達するため、外部からの雑音
が信号伝達手段70を介して、磁石内部に引き込まれる
ことが無い。なお、図9の例の場合には、ボビン80と
信号伝達手段70とが接触しないように、ボビン80に
孔を形成する必要が有る。
【0032】図10は、本発明のさらに他の実施例の概
略構成図であり、図7に示した通話手段60と同様な通
話手段61と被検者20の耳部との間に、防音手段90
を配置した例である。防音手段90は、ボビン80から
被検者20までの間を移動可能に構成されており、検査
中は被検者20の耳部に接するように移動され、傾斜磁
場コイル等から発生する騒音から耳部を遮断するように
構成されている。防音手段90は、検査中以外の状態で
は、被検者20の耳部から離れ、開放し、被検者20に
圧迫感を与えないようになっている。この防音手段90
の移動を検査と連動させることで被検者20に検査の開
始及び終了を伝達することができる。また、防音手段9
0で被検者20の頭部を固定できるという効果も有る。
【0033】図11は、上記防音手段90の移動を空気
等の流体を遠隔操作する事により行う例の説明図であ
る。図11において、リング状の管状部材(自転車など
のタイヤのチューブのようなもの)が複数個積層され、
これら管状部材内に空気等の流体を吸気及び排気させ
る。これにより、防音手段90を拡張(図11の
(A))及び収縮(図11の(B))させ、ボビン80
から被検者20までの間を移動させる構成となってい
る。この防音手段90により、騒音に妨害されること無
く、必要な情報を被検者20に伝達することができる。
【0034】図12及び図13は、指向性を有するマイ
ク30が、ボビン80内であって、被検者20の口部付
近に配置された場合の横断面図及び縦断面図である。こ
の図12及び図13に示す例の場合には、外部からの騒
音はボビン80で遮断されるので直接傾斜磁場コイルの
騒音を受信することが無く、被検者20からの音声信号
のみを高精度に受信することができる。
【0035】図14は、本発明のさらに他の実施例の概
略構成図であり、ボビン80内に、指向性を有するマイ
ク30を被検者20の口部付近に配置し、さらに、耳部
付近に通話手段61を配置した例である。この図14の
例のように、マイク30と通話手段61とをボビン内周
側に配置すれば、被検者20に騒音が混入すること無
く、確実に音声情報を伝達できるのみならず、被検者2
0からの音声情報もまた、外部に確実に伝達することが
できる。
【0036】図15は、図14の例において、マイク3
0及び通話手段61を機械的振動手段で構成した場合の
模式図である。この図15の例において、71は、信号
伝達手段であり、マイク30と通話手段61とに共通し
て用いられている。このように、マイク30と通話手段
61とを機械的振動手段とし、信号伝達手段71をこれ
ら手段30及び61に共通とすれば、集音及び通話の両
信号を一つの信号伝達手段71で外部に送受信でき、簡
単な構成とすることができる。
【0037】なお、図14の例において、通話手段61
に図10に示した防音手段90を取り付けるように構成
することもできる。また、図1の例においても、図4の
例と同様に、被検者20の移動に連動して、マイク30
を移動するように構成することもできる。また、図7〜
図15の例と図1〜図6の例とを組み合わせて構成する
事も可能である。
【0038】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、以下のような効果がある。磁場発生手段
と、核磁気共鳴信号検出手段と、検出信号の演算を行う
演算部と、上記磁場発生手段及び信号検出手段の動作制
御部と、を有する核磁気共鳴検査装置において、磁場発
生手段により発生される磁場空間内又は磁場空間外に配
置され、集音部と、集音部に装着された集音方向規定部
材とを有する集音手段を備え、上記集音方向規定部材に
より規定された一方向からの音のみを上記集音部が集音
するように構成される。これにより、簡単な構成であり
ながら、騒音の混入が抑制され、高精度な通話が可能な
集音手段を備えた核磁気共鳴検査装置が実現される。
【0039】また、磁場発生手段と、核磁気共鳴信号検
出手段と、検出信号の演算を行う演算部と、磁場発生手
段及び信号検出手段の動作制御部と、を有する核磁気共
鳴検査装置において、信号検出手段は略円筒状のコイル
ボビンを有し、このコイルボビンの内周側に配置され、
検査対象に音声を伝達する通話手段を備える。これによ
り、簡単な構成でありながら、騒音の混入が抑制され、
高精度な通話が可能な通話手段を備えた核磁気共鳴検査
装置が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略構成図である。
【図2】図1の例におけるマイクの一例を示す図であ
る。
【図3】図1の例におけるマイクの他の例を示す図であ
る。
【図4】本発明の他の実施例の概略構成図である。
【図5】本発明のさらに他の実施例の概略構成図であ
る。
【図6】図5の例において得られる音声信号の説明図で
ある。
【図7】本発明のさらに他の実施例の要部概略構成図で
ある。
【図8】図7の例における通話手段の一例を示す図であ
る。
【図9】図7の例における通話手段の他の例を示す図で
ある。
【図10】本発明のさらに他の実施例の要部概略構成図
である。
【図11】図10の例における防音手段の一例を示す図
である。
【図12】本発明のさらに他の実施例の要部概略構成図
である。
【図13】図12の例の概略縦断面図である。
【図14】本発明のさらに他の実施例の概略構成図であ
る。
【図15】図14の例においてマイク及び通話手段を機
械的振動手段で構成した場合の模式図である。
【図16】核磁気共鳴検査装置の概略全体構成図であ
る。
【図17】核磁気共鳴検査装置のZ軸方向傾斜磁場コイ
ルの説明図である。
【図18】核磁気共鳴検査装置のX軸方向傾斜磁場コイ
ルの説明図である。
【図19】核磁気共鳴検査装置のY軸方向傾斜磁場コイ
ルの説明図である。
【図20】核磁気共鳴検査装置におけるスピンエコー法
のタイムチャートである。
【符号の説明】
5 制御部 6 高周波パルス発生器 7 電力増幅器 8 送受信コイル 9 増幅器 10 検波器 11 信号処理部 12、13、14 傾斜磁場コイル 15、16、17 電源部 18 静磁場コイル 19 電源部 20 被検者 21 ベッド 22 支持台 30、30A、34マイク 35、36 マイク 31 コリメータ 33、34A 反射板 37 操作卓 38 駆動部 40 磁石 50 減算器 60、61 通話手段 66 圧電素子 69 機械的振動体 70、71 信号伝達手段 80 ボビン 90 防音手段

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静磁場、傾斜磁場及び高周波磁場を発生
    する磁場発生手段と、検査対象からの核磁気共鳴信号を
    検出する信号検出手段と、この信号検出手段により検出
    された信号の演算を行う演算部と、少なくとも上記磁場
    発生手段及び信号検出手段の動作を制御する制御部と、
    を有する核磁気共鳴検査装置において、 上記磁場発生手段により発生される磁場空間内に配置さ
    れ、集音部と、この集音部に装着された集音方向規定部
    材とを有する集音手段を備え、上記集音方向規定部材に
    より規定された一方向からの音のみを上記集音部が集音
    することを特徴とする核磁気共鳴検査装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の核磁気共鳴検査装置にお
    いて、上記集音方向規定部材は、一端部が開放状態とな
    った略円筒状の部材であり、この円筒状部材の内面側に
    上記集音部が配置されることを特徴とする核磁気共鳴検
    査装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の核磁気共鳴検査装置にお
    いて、上記集音方向規定部材は、略凹面状の反射板であ
    り、上記集音部は、上記反射板の凹面部に対向して配置
    されることを特徴とする核磁気共鳴検査装置。
  4. 【請求項4】 静磁場、傾斜磁場及び高周波磁場を発生
    する磁場発生手段と、検査対象からの核磁気共鳴信号を
    検出する信号検出手段と、この信号検出手段により検出
    された信号の演算を行う演算部と、少なくとも上記磁場
    発生手段及び信号検出手段の動作を制御する制御部と、
    を有する核磁気共鳴検査装置において、 上記磁場発生手段により発生された磁場空間外に配置さ
    れ、集音部と、この集音部に装着された集音方向規定部
    材とを有する集音手段を備え、上記集音方向規定部材に
    より規定された一方向からの音のみを上記集音部が集音
    することを特徴とする核磁気共鳴検査装置。
  5. 【請求項5】 請求項1又は4記載の核磁気共鳴検査装
    置において、上記検査対象の移動に応じて上記集音手段
    の集音方向を移動させる駆動手段を、さらに備えること
    を特徴とする核磁気共鳴検査装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の核磁気共鳴検査装置にお
    いて、上記磁場空間内の第1の位置に配置される第1の
    集音手段と、上記磁場空間内の第2の位置に配置される
    第2の集音手段と、上記第1の集音手段の出力信号と上
    記第2の集音手段の出力信号との減算処理を行う減算手
    段と、をさらに備えることを特徴とする核磁気共鳴検査
    装置。
  7. 【請求項7】 静磁場、傾斜磁場及び高周波磁場を発生
    する磁場発生手段と、検査対象からの核磁気共鳴信号を
    検出する信号検出手段と、この信号検出手段により検出
    された信号の演算を行う演算部と、少なくとも上記磁場
    発生手段及び信号検出手段の動作を制御する制御部と、
    を有する核磁気共鳴検査装置において、 上記信号検出手段は、検査対象が内部に配置される略円
    筒状のコイルボビンを有し、このコイルボビンの内周側
    に配置され、検査対象に音声を伝達する通話手段を備え
    ることを特徴とする核磁気共鳴検査装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の核磁気共鳴検査装置にお
    いて、上記通話手段は、外部からの電気信号に応答して
    振動する電気−音波変換手段である圧電体を有すること
    を特徴とする核磁気共鳴検査装置。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の核磁気共鳴検査装置にお
    いて、上記通話手段は、機械的振動により信号を伝達す
    る信号伝達手段により振動される振動−音波変換手段を
    有することを特徴とする核磁気共鳴検査装置。
  10. 【請求項10】 請求項7、8又は9記載の核磁気共鳴
    検査装置において、上記検査対象は、人体頭部であり、
    この人体頭部の耳部と上記通話手段とを外部音から遮蔽
    する防音手段が上記コイルボビンの内周側に配置される
    ことを特徴とする核磁気共鳴検査装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の核磁気共鳴検査装置
    において、上記制御部からの指令信号に従って上記防音
    手段が移動され、上記耳部と通話手段との外部音からの
    遮蔽と開放とが行われることを特徴とする核磁気共鳴検
    査装置。
  12. 【請求項12】 請求項7記載の核磁気共鳴検査装置に
    おいて、上記コイルボビン内周側に配置され、集音部
    と、この集音部に装着された集音方向規定部材とを有す
    る集音手段を、さらに備えることを特徴とする核磁気共
    鳴検査装置。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の核磁気共鳴検査装置
    において、上記通話手段と上記集音手段とは、可撓性の
    線部材に接続され、この可撓性の線部材が振動すること
    により、音声信号が上記通話手段に伝達され、上記集音
    手段から外部に音声信号が伝達されることを特徴とする
    核磁気共鳴検査装置。
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