JPH01212413A - 核磁気共鳴形診断装置のマグネット構造 - Google Patents

核磁気共鳴形診断装置のマグネット構造

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JPH01212413A
JPH01212413A JP63036813A JP3681388A JPH01212413A JP H01212413 A JPH01212413 A JP H01212413A JP 63036813 A JP63036813 A JP 63036813A JP 3681388 A JP3681388 A JP 3681388A JP H01212413 A JPH01212413 A JP H01212413A
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JP
Japan
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magnetic field
field coil
sound
gradient magnetic
inclined magnetic
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Pending
Application number
JP63036813A
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English (en)
Inventor
Haruo Ono
春雄 小野
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Containers, Films, And Cooling For Superconductive Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、核磁共鳴現象を応用した断層診断装置(以
下MR工装置と略称する)におけるマグネット装置、こ
とに傾斜磁場コイルの防音構造に関する。
〔従来の技術〕
第3図は従来のMR工装置のマグネット装置を簡略化し
て示す側断面図である。図において、10は超電導形の
静磁場コイル部であシ、超電導静磁場コイル1はクライ
オスタット2のヘリウム容器5内に収納され液体ヘリウ
ム9によシ冷却される。ヘリウム容器5は液体窒素8に
よって冷却される輻射シールド4および真空容器31C
より外部からの侵入熱が遮断されて液体ヘリウム9の蒸
発損失が低減され、超電導静磁場コイル1を励磁するこ
とによ勺真空容器3の非磁性材からなるボアチェーブ3
Aで包囲された中空部7の中央部に磁場の強さが高度に
均一な静磁場を発生する。
11は傾斜磁場コイル部であ)、円筒状の絶縁支持材1
3と、静磁場方向をZ軸とする三次元直交座標X、Y、
Z上で2軸方向の磁場の強度がパルス状に変化する傾斜
磁場を発生する傾斜磁場コイル12とで構成され、クラ
イオスタット2の非磁性材からなる常瀧ボアチェーブ3
Aと同軸状忙真空容器3に支持される。15は高周波磁
場の送受信コイルであり、傾斜磁場コイル部11の内側
の中空部7内に配される。
第4図は傾斜磁場コイル部を簡略化して示す斜視図であ
シ、傾斜磁場コイル12としてX方向の傾斜磁場コイル
12Xのみを示したものである。
図において、X方向の傾斜磁場コイル12Xは、円筒状
の絶縁支持材13の外周面に図示しない緊縛テープなど
によ〕固定された2対のくら形コイル12L−12X*
からな〕、X軸上(図では上下方向)で2軸方向(図で
は左右方向)の磁場の強度が線形に変化するX方向の傾
斜磁場を発生する。また図示しないY軸方向の傾斜磁場
コイルも2対のくら形コイルで構成されてX方向の傾斜
磁場コイル12Xとは90°異なる絶縁支持材13の外
周面に固定され、z軸方向の傾斜磁場コイルは円筒状く
形成されて絶縁支持材131C巻装される。さらに、絶
縁支持材13として紘一般に繊維強化プラスチツク円筒
が用いられるが、ときとして樹脂モールド円筒が用いら
れ、X、Y、X方向の3種類の傾斜磁場コイル12が樹
脂モールド円筒中に埋設された樹脂モールド形の傾斜磁
場コイル部として形成される。
上述のように構成されたMR工装置のマグネット構造に
おいては、被検者を中空部7内に収容−静磁場の存在下
で傾斜磁場および高周波磁場を所定のパルスシーケンス
に基づいて発生させることによル、被検者の特定断層面
内に核磁気共鳴を発生させ、断層面の位置情報がエンコ
ードされた核磁気共鳴信号を送受信コイル15で検出し
て再構成することによシ断層僚を可視化することができ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
MHI装置においては、超電導静磁場コイル1が静磁場
を発生した状態で傾斜磁場コイル12に立上シの速い台
形波状の励磁電流を所定の時間間隔をおいて供給して傾
斜磁場を発生させるために、傾斜磁場コイル12には励
磁電流が流れるたびに電磁機械力力2作用し、この電磁
機械力によるコイルの振動が騒音(打音)となって中空
部Z内に放射される。また、傾斜磁場の繰返し発生頻度
が高い場合には打音が連続した状態となったいわゆる一
動音が発生する。一方被検者は細憂い中空部7に収容さ
れ、かつ撮偉中に身体の動きが規制されるたJOK、不
安感をともなう苦痛を余儀なくされる状態にあ)、この
状111に打音または振動音等の騒音が加わるととKよ
〕、精神的外不安定状態が高まシ、これが原因で呼吸や
拍動が変化して撮僚に少なからぬ悪影響を及ぼすという
問題を生ず4打音または振動音等の騒音は静磁場および
傾斜磁場の強度に比例して増加するので、超電導静磁場
コイルを用いた高磁場形の装置においては傾斜磁場コイ
ル部で発生する騒音がことに問題に&る。
また、従来の傾斜磁場コイル部はコイル12に作用する
電磁機械力に基づく機械的振動が剛性を有する筒状の絶
縁支持材に直接伝わり、傾斜磁場コイル部11全体が騒
音源となって騒音を放射すると、いう問題がある。
この発明の目的は、傾斜磁場コイルを防音構造とするこ
とによシ、騒音を低減し、被検者に与える不安感を排除
するとともに防音構造を簡素化することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、この発明によれば、超電導
静磁場コイルを収納したクライオスタットの常温ボアチ
為−プ内側の中空部内に傾斜磁場を発生する傾斜磁場コ
イルと、この傾斜磁場コイルのさらに内側に高周波卑界
の送受信コイルとを具備したものにおいて、前町常温ボ
アチ為−プを外筒とし非磁性材からなる内筒を巻枠とし
て形成された前記傾斜磁場コイルの遮音容器を備え、前
記傾斜磁場コイルが防振支持体を介して前記巻枠の外周
面に固定されてなるものとする。
〔作用〕
上記手段において、傾斜磁場コイルを収納する遮音容器
がクライオスタットの常温ボアチニープを外筒に兼用し
、非磁性材からなる内筒を傾斜磁場コイ〃の巻枠として
、隼密に形成されたことによシ、遮音容器の構成が簡素
!ヒされる。また、傾斜磁場コイルをゴム弾性体、あ子
いはばね材等の防振支持体を介在させて巻枠である内筒
に弾性支持させたことによシ、電磁機械力によって傾斜
磁場コイルに発生した機械的振動は防振支持体くよシ遮
音容器への伝搬が阻止され、傾斜磁場コイルから放射さ
れる音波は遮音容器によシ外部への透過が阻止されるの
で、傾斜磁場コイルが低騒音化さへ騒音が被検者に与え
る心理的影響が大幅に軽減される。
〔実施例〕
以下この発明を実施例に基づいて説明する。
第1図はこの発明の実施例装置を示す側断面図、第2図
は実施例装置の要部の拡大斜視図であ〕、従来技術と同
じ部分には同一参照符号を用いることによシ詳細な説明
を省略する。図忙おいて、21は遮音容器であシ、繊維
強化プラスチック、ステンレス鋼板等の非磁性材からな
シ両端部に7ランジ22Aを有する内筒22と、7ラン
ジ22Aとクライオスタット2の側板とをバッキングを
介して気密に連結する平板リング状の連結板23とKよ
り、クライオスタット2の常温ポアチエ−、プ3Aが外
筒を兼ねた遮音容器21が形成される。
また内筒22は傾斜磁場コイルの巻枠を兼ね、第2図に
その拡大斜視図を示すように、傾斜磁場コイル12がゴ
ム弾性材ま九はばね材等からなる防振支持体24を介し
て内筒22の外周面に接着剤または図示しない緊縛テー
プなどくよル固定される。また、傾斜磁場コイル12が
防振支持体を介して固定された内筒22は、その7ラン
ジ部22Aが連結板23を介してクライオスタット2の
真空容器3に気密に固定される仁とKよ〕、傾斜磁場コ
イル12は遮音容器21中に封入される。なお、遮音容
器1の内部空間26は小孔によシ外気と連通ずるよう構
成してもよいが、粉状または繊維状の吸音材を充填して
もよく、あるい紘非圧縮性の絶縁性液体を封入するよう
構成してもよい。
上述のように構成された実施例装置においては、クライ
オスタット2の常温ボアチェープ3Aが遮音容器の外筒
を兼ねることKよシ、遮音容器21をクライオスタット
と別体に形成する場合に比べて部材数が減シ、その構成
が簡素化されるとともに、外筒の厚みおよび外筒と常温
ボアチ為−ブ3Aとの間の隙間が排除されるのでマグネ
ット装置の直径を縮小できる。まえ、超電導静磁場コイ
ル1を励磁して中空部7に高度に均一な静磁場を発生さ
せた状態で傾斜磁場コイルに供給するパルス電流をシー
ケンス制御すると、パルス電流を通ずるコイルに電磁機
械力が発生し、コイルが振動するが、この振動は防振支
持体24に吸収されて遮音容器21への振動の伝搬が阻
止され、遮音容器の振動を介して中空部に放射される打
音または振動音等の騒音の発生を排除できる。また、傾
斜磁と空気の界面で大部分が反射して外部への透過が阻
止されるので、遮音容器が防音室として機能して騒音が
低減され、中空部7内に収容され九被検者に与える心理
的影響が大幅に軽減できる。
なお、遮音容器21の内部空間26に吸音材を充填する
よう構成すれば、吸音材の吸音作用により筒状容器を透
過する騒音を一層低減することが可能であり、また非圧
縮性の絶縁性液体を封入することくよシ、そのダンピン
グ作用によって傾斜磁場コイルおよび遮音容器の振動を
抑制できる利点が得られる。
〔発明の効果〕
この発明は前述のように、超電導静磁場コイルを収納し
九クライオスタットの常瀧ボアチェーブを外筒に兼用し
て遮音容器を形成し、遮音容器の内筒を巻枠として傾斜
磁場フィルを防振支持体を介して内筒に支持させるよう
構成した。その結果、遮音容器をクライオスタットと別
体く形成する場合に比べてその構成を簡素化し、かつマ
グネット装置を小形化することができる。また、電磁機
械力による傾斜磁場コイルの機械的振動が防振支持体で
吸収されて遮音容器への伝搬が阻止され、遮音容器外に
透過する騒音が遮音容器の遮音作用によってほとんど排
除されるので、従来装置で問題となった騒音が大幅に低
減され、騒音が被検者に及t!す心理的影響が軽減され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例装置を示す側断面銖1!2図
は実施的装置における要部の斜視図、第3図は従来装置
を示す側断面図、第4図は従来装置の要部の斜視図であ
る。 1・・・超電導静磁場コイル、2川クライオスタツト、
3・・・真空容器、3A・・・常温ボアチ為−プ、7・
・・中空部、10・・・静磁場コイル部、12・・・傾
斜磁場コイル、15・・・送受信コイル、21・・・遮
音容器、22・・・内筒、22A・・・7ランジ、23
・・・連結板、第1121 笥2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)超電導静磁場コイルを収納したクライオスタットの
    常瀧ボアチェーブ内側の中空部内に傾斜磁場を発生する
    傾斜磁場コイルと、この傾斜磁場コイルのさらに内側に
    高周波磁界の送受信コイルとを具備したものにおいて、
    前記常温ボアチェーブを外筒とし非磁性材からなる内筒
    を巻枠として形成された前記傾斜磁場コイルの遮音容器
    を備え、前記傾斜磁場コイルが防振支持体を介して前記
    巻枠の外周面に固定されてなることを特徴とする核磁気
    共鳴形診断装置のマグネット構造。
JP63036813A 1988-02-19 1988-02-19 核磁気共鳴形診断装置のマグネット構造 Pending JPH01212413A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5688491A (en) * 1994-09-15 1997-11-18 The Procter & Gamble Company Oral compositions
JP2002200055A (ja) * 2000-12-28 2002-07-16 Toshiba Medical System Co Ltd 磁気共鳴イメージング装置
JP2011078501A (ja) * 2009-10-05 2011-04-21 Toshiba Corp 磁気共鳴診断装置

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JP2002200055A (ja) * 2000-12-28 2002-07-16 Toshiba Medical System Co Ltd 磁気共鳴イメージング装置
JP2011078501A (ja) * 2009-10-05 2011-04-21 Toshiba Corp 磁気共鳴診断装置

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