JPH06205445A - ビデオ信号変換装置 - Google Patents

ビデオ信号変換装置

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JPH06205445A
JPH06205445A JP36026292A JP36026292A JPH06205445A JP H06205445 A JPH06205445 A JP H06205445A JP 36026292 A JP36026292 A JP 36026292A JP 36026292 A JP36026292 A JP 36026292A JP H06205445 A JPH06205445 A JP H06205445A
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JP
Japan
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signal
format
video signal
output
machine
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JP36026292A
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English (en)
Inventor
Tadao Fujita
忠男 藤田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンポーネント信号からコンポジット信号に
変換する場合に、常に歪みがなく、また、忠実に変換さ
れたコンポジット信号を出力する。 【構成】 D−1機1からはコンポーネント信号が出力
され、その輝度信号Y、色差信号R−Y及びB−Yがレ
ート変換器4、5及び6に供給される。各変換器4、5
及び6の出力信号は、それぞれ2クロックシフト回路
7、1クロックシフト回路8及び9に供給され、所定の
クロック数だけシフトされる。2クロックシフト回路
7、1クロックシフト回路8及び9は、コンポーネント
信号のカラーフレームとコンポジット信号のカラーフレ
ームとの比較結果に基づいて使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、入力されるビデオ信
号のフォーマットを変換し、入力ビデオ信号の位相と同
期したビデオ信号を出力することができるビデオ信号処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル信号を記録するVTRにおい
て、コンポーネント信号を対象とするディジタルVTR
(以下、D−1機とする)及びコンポジット信号を対象
とするディジタルVTR(以下、D−2機とする)が知
られている。例えば、編集等のために、D−2機で記録
したビデオ信号をD−1機でコンポーネント信号に変換
し、さらに、このコンポーネント信号をD−2機でコン
ポジット信号に再変換するような処理が行なわれる場合
がある。この場合、D−1機とD−2機とのフォーマッ
ト及び信号レベル等が異なるので、それらの変換を行な
わなければならない。
【0003】ところで、コンポジット信号からコンポー
ネント信号(またはその逆)に変換する場合、クロマ信
号のカラー位相について言及すると、外部からD−2機
に入力されるリファレンスビデオ(以下、RVとする)
信号によって、エンコードのための位相が決定される。
または、D−1機からビデオ信号と共にD−2機に供給
されるカラーフレーム(ビデオ信号のフレーム数を示す
信号であり、以下、CFとする)によって、エンコード
のための位相が決定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のような変換が行
われると、クロマ信号の位相は1ライン毎に反転し、ま
た、1フィールド目と3フィールド目の、また、2フィ
ールド目と4フィールド目の位相が反転してしまう。こ
れにより、例えば、ビデオ信号処理部において、1フレ
ームの遅延があると、1フレーム分遅延して出力される
クロマ信号のCFが反転してしまう。また、4フィール
ドシーケンスのために位相がずれてしまい、クロマ信号
の変調を入力ビデオ信号のCFと逆の位相で行なってし
まうことになる。また、CFのみを帰還させると、リフ
ァレンス信号に対する送出側の遅延特性等の違いによ
り、変換されたコンポジット信号の特性が所望のものと
異なってしまう。さらに、D−1機で記録されたコンポ
ーネント信号中に残留信号成分(クロスカラーやクロス
ルミナンス)がある場合には、D−1機から出力される
再生信号が歪んでしまう。
【0005】したがって、この発明の目的は、編集等の
ために、ビデオ信号を異なるフォーマットのビデオ信号
に変換する場合、入力ビデオ信号と出力ビデオ信号との
RV信号及びCFを同期させて、歪み等の影響を受けな
いビデオ信号を形成できるようなビデオ信号処理装置を
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、第1のフォ
ーマットの信号から第2のフォーマットの信号に変換す
るビデオ信号変換装置において、第1のフォーマットの
信号を第2のフォーマットの信号に変換するレート変換
手段と、入力される第1のフォーマットの信号と出力さ
れる第2のフォーマットの信号との状態に応じてレート
変換手段の出力信号を水平方向にシフトさせるシフト手
段と、第1のフォーマットの信号のカラーフレームと第
2のフォーマットの信号のカラーフレームとを比較し、
比較に応じてシフト手段が使用されるビデオ信号変換装
置である。
【0007】
【作用】入力ビデオ信号に対するクロマ信号の変調位相
を、リファレンス信号のカラーフレームに対して合わせ
る場合と、カラーフレームを反転させる場合と、カラー
フレームを合わせて入力ビデオ信号を2クロック分シフ
トさせる場合とを設け、入力ビデオ信号の状況によって
使い分ける。
【0008】
【実施例】以下、この発明によるビデオ信号処理装置の
一実施例を図面を参照して説明する。図1には、D−1
機及びD−1機に記録されたコンポーネント信号をコン
ポジット信号に変換するためのビデオ信号処理装置が示
される。なお、図1において、D−1機には、例えば、
D−2機のコンポジットビデオ信号がコンポーネントビ
デオ信号に変換された信号が予め記録されているものと
する。なお、コンポーネントビデオ信号は、その輝度信
号Yが13.5MHzで、、色差信号R−Y及びB−Y
が6.75MHzでそれぞれサンプリングされたもので
ある。コンポジットビデオ信号発生器2の出力信号が供
給されるD−1機1のビデオ信号は、デコーダ3により
輝度信号Y、色差信号R−Y、色差信号B−Y及び同期
信号Sにデコードされる。レート変換器4によって、輝
度信号Yは14.318MHzでサンプリングされる。
これと共に、レート変換器5及びレート変換器6によっ
て、色差信号R−Y及びB−Yは7.16MHzでそれ
ぞれサンプリングされる。
【0009】各レート変換器4、5及び6の出力信号
は、2クロックシフト回路7、1クロックシフト回路8
及び1クロックシフト回路9に供給され、それぞれ所定
のクロック数だけシフトされる。なお、各クロックシフ
ト回路7、8及び9には、シフトオン/オフ端子10か
らの制御信号が供給される。このシフトオン/オフ端子
10は、例えば手動で操作されるものであり、オンされ
た場合には、輝度信号Yが水平方向に2クロック(サブ
キャリア周波数の半波長(4fscのクロックで2クロ
ック分))、色差信号R−Y及びB−Yが水平方向に1
クロック分シフトされる。なお、レート変換器及びクロ
ックシフト回路によって、輝度信号Y、色差信号R−Y
及びB−Yが1フレーム遅延される。
【0010】2クロックシフト回路7の出力信号である
輝度信号Yは、加算器11に供給される。また、1クロ
ックシフト回路8及び9の出力信号は、モジュレータ1
2に供給され、直交二相変調されて色信号Cとされる。
なお、デコーダ3からの同期信号Sとコンポジットビデ
オ信号発生器2からのRV信号とが供給されるタイミン
グ発生器13からのタイミング信号がモジュレータ12
に供給される。モジュレータ12からの色信号Cは、加
算器11に供給される。なお、タイミング発生器13か
らは、上述の2つの信号に基づいてモジュレータにタイ
ミング信号を供給する。
【0011】加算器11では、輝度信号Y及び色信号C
が加算され、これにより、コンポジット信号が形成され
る。このコンポジット信号は、加算器14に供給され
る。加算器14には、シンク及びバースト信号発生器1
5が接続され、これにより、コンポジットビデオ信号に
対して同期信号及びバースト信号が付加される。なお、
シンク及びバースト信号発生器15には、タイミング発
生器13からのタイミング信号が印加される。加算器1
4から出力されるコンポジットビデオ信号は、遅延調整
回路16に供給される。加算器11及び14の間に1ラ
インシフト回路(図示せず)を挿入して、コンポジット
信号を1ラインずらすようにしても良い。遅延調整回路
16には、タイミング発生器13から遅延制御信号DS
が印加される。この遅延制御信号DSが印加された場合
にのみ、加算器14からのコンポジットビデオ信号が1
フレーム分遅延される。遅延調整回路16の出力信号
は、端子17を介してD−2機(図示せず)に供給され
る。
【0012】このようにして、水平方向にずらすことに
より、D−2機に対する出力信号をRV信号と同じCF
の状態で出力することが可能になる。なお、上述の回路
において、シフトオン/オフ端子10は手動操作される
ものであるが、例えば、D−1機1の出力信号のうちの
CFと、タイミング発生器13の出力信号とから制御信
号を発生し、これによりシフトオン/オフ端子10から
入力される制御信号を自動的に制御するようにしても良
い。
【0013】ところで、図2及び図3には、D−1機及
びD−1機に記録された信号の変換器の例が示される。
図2において、D−1機21からは、例えば、D−2機
のコンポジットビデオ信号がコンポーネントビデオ信号
に変換された信号が出力されるものとする。D−1機2
1のビデオ信号は、レート変換器22に供給される。レ
ート変換器22では、コンポーネントビデオ信号をコン
ポジットビデオ信号にするために、レート変換が行なわ
れる。レート変換器22から出力されるコンポジットビ
デオ信号は、端子24を介してD−2機(図示せず)に
供給される。また、端子23からは、RV信号が入力さ
れ、レート変換器22に供給されると共に、RV信号の
リファレンスシンク(以下、RSとする)がD−1機2
1に供給される。なお、D−1機21からは、RSと同
じCFが、またはRSよりも1フレーム分遅延されたC
Fがレート変換器22に対して出力される。
【0014】レート変換器22からは、1フレーム前の
CFがD−1機21に帰還される。D−1機21からR
Sと同じCFがレート変換器22に供給される場合に
は、1フレーム前のCFを帰還することにより、D−1
機21からの信号をそのままD−2機に供給することが
できる。すなわち、RV信号のCFに対してクロマ変調
の位相を合わせるモードを形成することができる。D−
1機21から、RSよりも1フレーム分遅延されたCF
がレート変換器22に対して出力される場合には、1フ
レーム前のCFを帰還することにより、D−1機21か
らの信号を反転してD−2機に供給することができる。
従って、4フィールドシーケンスによって位相がずれた
信号に対しても、正しい位相の信号としてD−2機に供
給することができる。
【0015】図3に示されるD−1機31からは、上述
と同様に、D−2機のコンポジットビデオ信号がコンポ
ーネントビデオ信号に変換された信号が出力されるもの
とする。D−1機31から出力されるビデオ信号は、レ
ート変換器32に供給される。レート変換器32によ
り、コンポーネントビデオ信号をコンポジットビデオ信
号にするために、レート変換が行なわれる。レート変換
器32から出力されるコンポジットビデオ信号は、端子
34を介してD−2機(図示せず)に供給される。ま
た、端子33からは、RV信号が入力されて、D−1機
31及びレート変換器32に供給される。なお、D−1
機31では、供給されたRV信号からCFを検出する。
従って、その出力信号は、RV信号と同期したものとさ
れる。この場合には、D−1器21のCFを考慮するこ
となくエンコードされ、D−1信号の中に輝度信号Y及
びクロマ信号Cの残留成分が存在しない時には適用でき
る。また、上述の残留成分が存在する場合には、ビデオ
信号を2クロック分シフトすることにより対応できる。
このように、入力されるコンポーネント信号の性質に合
わせて、エンコードするCF及びビデオ信号の位相を制
御して最適な特性を得ることができる。
【0016】図4は、残留成分が存在するコンポーネン
ト信号のミスエンコードによるエンコード出力の違いを
示す波形図である。図4aのコンポジット信号がクロマ
信号(コンポーネント信号)に変換された時、輝度信号
に色信号が残留していると、図4bのような信号とな
る。図4cには、正しくないCFでエンコードされた出
力信号が示される。図4cからも理解されるように、正
しいCFが使用されないと、本来の信号レベルをエンコ
ードすることができない。しかしながら、本発明による
ビデオ信号変換装置を用いると、正しいCFでエンコー
ドされるので、図4dに示すような出力信号を得ること
ができる。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、入力ビデオ信号に対
するクロマ信号の変調位相を、リファレンス信号のカラ
ーフレームに対して合わせる場合と、カラーフレームを
反転させる場合と、カラーフレームを合わせて入力ビデ
オ信号を2クロック分シフトさせる場合とを設け、入力
ビデオ信号の状況によって使い分けることにより、常に
歪みのない出力ビデオ信号を提供することができる。ま
た、残留成分が存在する信号に対しても、対処すること
が可能になる。さらに、再生機のリファレンス信号が違
う場合にも対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ビデオ信号処理装置の回路ブロック図である。
【図2】変換器の回路ブロック図である。
【図3】変換器の回路ブロック図である。
【図4】残留成分を含むコンポーネント信号のミスエン
コードによるエンコード出力の違いを示す波形図であ
る。
【符号の説明】
1 D−1機 4、5、6 レート変換器 7 2クロックシフト回路 8、9 1クロックシフト回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のフォーマットの信号から第2のフ
    ォーマットの信号に変換するビデオ信号変換装置におい
    て、 上記第1のフォーマットの信号を上記第2のフォーマッ
    トの信号に変換するレート変換手段と、 入力される上記第1のフォーマットの信号と出力される
    上記第2のフォーマットの信号との状態に応じて上記レ
    ート変換手段の出力信号を水平方向にシフトさせるシフ
    ト手段と、 上記第1のフォーマットの信号のカラーフレームと上記
    第2のフォーマットの信号のカラーフレームとを比較
    し、上記比較に応じて上記シフト手段が使用されるビデ
    オ信号変換装置。
  2. 【請求項2】 上記比較は、第1のフォーマットの信号
    のカラーフレーム及び上記第2のフォーマットの信号の
    カラーフレームに基づいて自動的に行われることを特徴
    とする請求項1記載のビデオ信号変換装置。
  3. 【請求項3】 第1のフォーマットの信号から第2のフ
    ォーマットの信号に変換するビデオ信号変換装置におい
    て、 上記第1のフォーマットの信号を上記第2のフォーマッ
    トの信号に変換するレート変換手段と、 入力される上記第1のフォーマットの信号と出力される
    上記第2のフォーマットの信号との状態に応じて上記レ
    ート変換手段の出力信号を垂直方向にシフトさせるシフ
    ト手段と、 上記第1のフォーマットの信号のカラーフレームと上記
    第2のフォーマットの信号のカラーフレームとを比較
    し、上記比較に応じて上記シフト手段が使用されるビデ
    オ信号変換装置。
  4. 【請求項4】 上記シフト手段は、上記第1のフォーマ
    ットの信号が上記第2のフォーマットの信号に変換され
    る前または後で使用されることを特徴とする請求項3記
    載のビデオ信号変換装置。
JP36026292A 1992-12-28 1992-12-28 ビデオ信号変換装置 Pending JPH06205445A (ja)

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ID=18468630

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