JPH06205327A - インターレース型及びノンインターレース型ビデオ信号表示装置 - Google Patents

インターレース型及びノンインターレース型ビデオ信号表示装置

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JPH06205327A
JPH06205327A JP5205399A JP20539993A JPH06205327A JP H06205327 A JPH06205327 A JP H06205327A JP 5205399 A JP5205399 A JP 5205399A JP 20539993 A JP20539993 A JP 20539993A JP H06205327 A JPH06205327 A JP H06205327A
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video
video signal
auxiliary
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/01Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/44Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
    • H04N5/445Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards for displaying additional information
    • H04N5/45Picture in picture, e.g. displaying simultaneously another television channel in a region of the screen

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  • Studio Circuits (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ノンインターレース型ビデオソースからの信
号にロックされたディスプレイにノンインターレース型
ビデオソースからの信号を表示するシステム。 【構成】 ビデオ表示装置と偏向システムは第1のビデ
オ信号に同期させられる。ビデオ表示装置は広幅形式の
表示比を有する。検出回路820は第1のビデオ信号が
2以上のフィールドタイプU/Lを有するか否かを決定
する。マルチプレクサは第1及び第2のビデオ信号を複
合する。ビデオ信号プロセッサは2つの動作モードを有
する。第1の動作モードでは、第2のビデオ信号の全フ
ィールドがマルチプレクサへの出力である。第2の動作
モードでは、第2のビデオ信号の1フィールドタイプだ
けがマルチプレクサへの出力である。第2の動作モード
中は、ビデオ信号の1フィールドタイプだけがメモリに
書き込み読みだし該に書き込まれた各フィールドは、マ
ルチプレクサへ2回にわたり読みだされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、幅広な表示形式比画面
を有する広幅画面テレビジョンのような非同期ビデオ信
号用多重画像表示を有するテレビジョンの分野に係り、
特に、インターレース型及びノンインターレース型の両
方のビデオ信号ソースからのビデオ信号を同時に表示す
ることができるテレビジョンに関する。広幅画面テレビ
ジョンは、表示形式比、すなわち水平幅と垂直高さの比
が、従来の表示形式比4:3(4×3)よりも大きく、
例えば16:9(16×9)を有する。本発明は、直視
型テレビジョンと投射型テレビジョンの両方に適用でき
る。
【0002】
【従来の技術】例えば主画像と補助画像による多重画像
表示における全画像のインターレース保全性(インテグ
リティ)は、維持されなければならない。上位と下位、
或いは偶数と奇数と呼ばれることが多いインターレース
型フィールドのタイプは多重画像表示の全画像に対して
同時に同一でなければならない。補助チャネルビデオの
インターレース保全性を維持することは、主信号に対し
て非同期的に補助信号パスのビデオデータを読み書きす
ることから生ずる課題である。ディスプレイは主チャネ
ルビデオにロックされるので、現時点で表示されるフィ
ールドタイプ、即ち上位或いは下位フィールドは、主信
号により決定される。主信号との同期のために補助信号
パス又はチャネルでビデオRAMメモリに記憶され、主
チャネルフィールドの開始時に読み出されるよう準備さ
れるフィールドタイプは、表示されたフィールドタイプ
と一致することも異なることもある。ビデオRAMに記
憶された補助信号フィールドタイプを主チャネル表示の
それと合致するよう変更する必要がある。
【0003】概括的に、NTSC信号に対するディジタ
ル化処理は、NTSC信号の262.5走査線フィール
ドを上位フィールド263走査線(U、奇数フィールド
とも呼ばれる)と下位フィールド262走査線(L、偶
数フィールドとも呼ばれる)とに量子化する。このこと
は垂直同期信号が水平同期信号を表すパルスによりサン
プルされることによる。上位フィールドは、1ないし2
63の奇数走査線を含む。下位フィールドは、2ないし
262の偶数走査線を含む。主及び補助チャネル信号は
非同期のため、互いに関して先に進むので、フィールド
タイプ上位又は下位は、補助チャネルフィールドタイプ
表示に関連して変化する。複合された表示におけるイン
ターレース保全性を維持するよう第1のビデオ信号に整
合する必要がある場合には、フィールド反転回路は第2
のビデオ信号のフィールドタイプを変更する。
【0004】あるビデオゲームとコンピュータの場合の
ように、主ビデオ信号がノンインターレース型のソース
で、補助ビデオソースがインターレース型ソースの場合
には、もう一つの課題が生まれ、この理由もまたディス
プレイが主信号にロックされるためである。ノンインタ
ーレース型ディスプレイは、1行おきにインターレース
された位置にその代わりのフィールドを表示せず、即
ち、夫々のフィールドの走査線は互いの間に空間的な隔
たりがある。従って、補助インターレース型ソースの各
フレームの上位及び下位フィールドは、ノンインターレ
ース型ディスプレイに表示される場合にはお互いの上に
直接表示される。インターレース型の画像は垂直方向に
滲んで表示され、概して全く好ましくないと考えられ
る。上記課題は、画像内への小画像の挿入(ピクチュア
−イン−ピクチュア、PIPとも呼ばれる)と比較し
て、横並び表示において一層重大である。横並び表示で
は、ノンインターレース型ソースからの主画像とインタ
ーレース型ソースからの補助画像とが実質的に同程度の
大きさであり、両者は典型的なPIPと比較して大き
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる課題
を解決するためノンインターレース型ビデオソースから
の信号にロックされたディスプレイにノンインターレー
ス型ビデオソースからの信号を表示するシステムを提供
する。本発明は特に、広幅画面テレビジョンに配置でき
る多重ビデオディスプレイに適用でき、例えば主画像及
び補助画像を横並び表示し、ここで、主画像はノンイン
ターレース型ビデオソースから生じ、補助画像はインタ
ーレース型ビデオソースから生ずる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の配置に従い、主
画像チャネル上のノンインターレース型ビデオソースか
らの信号の存在が検出される。この検出は連続するフィ
ールドが同一フィールドタイプを有することを検出する
ことにより実現される。ノンインターレース型ソースか
らの信号の存在は、ビデオRAM及び付随する制御回路
の動作モードの変更に利用される。あるモードでは、ビ
デオRAMは補助ビデオ信号の連続するフィールドを記
憶するために利用される。これらのフィールドは、主画
像チャネルがインターレース型信号の場合に連続して読
みだされる。
【0007】主信号がノンインターレース型の場合に
は、ビデオRAMと制御回路は別のモードで動作し、こ
こで、たとえ全フィールドが既にビデオRAMに書き込
まれているとしても、その他すべての補助信号のフィー
ルドだけがビデオRAMから読みだされて主信号に結合
される。或いは、その他すべてのフィールドだけがビデ
オRAMに書き込まれ、次にビデオRAMから読みださ
れることもある。いずれの場合においても、上位フィー
ルド(奇数フィールド)のみ、或いは、下位フィールド
(偶数フィールド)のみがビデオRAMから読みだされ
る。いずれかのフィールドが2回読みだされ、同一垂直
位置に表示される。垂直解像度は幾分損失するが、垂直
滲みはない。総括的にみて、補助信号の画質がかなり改
善される。
【0008】全体の工程は、例えばマイクロプロッセッ
サのような中央制御システムにより制御される。マイク
ロプロセッサはノンインターレース型信号ソース検出器
を監視し、検出或いは非検出に従って、補助ビデオ信号
の全フィールド、又は、補助ビデオ信号の上位フィール
ド或いは下位フィールドの一方のみを同時表示用に信号
が複合された回路に供給するように、ビデオRAMと付
随する制御回路の動作モードを設定する。
【0009】
【実施例】ここで教示される発明は、特に直視型又は投
射型の広幅画面テレビジョンに有効であるが、従来のテ
レビジョンに実施することも可能である。よって、ここ
では、本発明を広幅画面テレビジョンに関連して説明す
る。ここで示す特定の広幅画面テレビジョンは、PCT
/US91/030740(WO 91/19388)
に記載される広幅画面テレビジョンに一致する。簡単化
のためにここでは省略した多数の詳細については、そこ
に説明されている。図1の(b)ないし図1の(f)
は、広幅画面テレビジョンで実施し得る単一或いは複数
画像表示形式の多様な組合せの全部ではないが幾つかを
示す。ここでの図示及び説明の都合上、ビデオソース又
は信号に対する従来の表示形式の幅対高さ比を概略的に
4×3と想定し、一方、ビデオソース又は信号に対する
広幅画面表示形式の幅対高さ比を概略的に16×9と想
定する。本発明の実施は、かかる定義に限定されるもの
ではない。
【0010】図1の(a)は直視型又は投射型で従来の
表示形式比4×3を有するテレビジョンを示す。16×
9の表示形式比の画像が4×3の表示形式比信号として
伝送されると、上部と下部とに黒い帯が現れる。これは
通常レターボックスフォーマットと呼ばれる。この場合
には、見られる画像は全有効表示領域に対してかなり小
さい。或いは、4×3表示形式の視野表面の垂直範囲を
埋めるように16×9表示形式比のソースが伝送前に変
換される。しかしながら、左右両方又は何れかの側から
大量の情報が切り落とされる。或いはさらに、レターボ
ックス画像が垂直方向に拡大され水平方向には拡大され
ず、それにより、結果の画像は垂直方向の延長による歪
みを明らかに示す。3つの選択は何れも特に興味あるも
のではない。
【0011】図1の(b)は16×9画面を示す。16
×9表示形式比のビデオソースは、切り落としなく歪み
もなく完全に表示される。4×3表示形式比の信号に含
まれる16×9表示形式比のレターボックス画像は、走
査線の倍増又は走査線の追加により前進方向に走査され
て、その結果、充分な垂直解像度を備えるより大きな表
示を提供する。本発明による広幅画面テレビジョンは、
主ソース、補助ソース又は外部RGBソースに関わらず
このような16×9表示形式比の信号を表示することが
できる。
【0012】図1の(c)は4×3表示形式比の挿入画
像を含む16×9表示形式比の主信号を示す。主及び補
助ビデオ信号が共に16×9表示形式比ソースならば、
挿入画像も16×9表示形式比を有する。挿入画像は多
くの異なる位置に表示され得る。図1の(d)は、一つ
の表示形式を示し、ここで、主及び補助ビデオ信号が同
じ大きさの画像として表示される。各々の表示領域は8
×9の表示形式比を有し、当然ながら16×9と4×3
の両方とは異なる。このような表示領域に水平或いは垂
直歪みを生ずることなく4×3表示形式比のソースを表
示するためには、信号が左右の両方又は何れかの側で切
り落とされることが必要である。仮に画像の水平方向の
圧縮によるある程度のアスペクト比歪みが許容されるな
らば、切り落としをより小さくして、画像のより広い部
分を表示することができる。水平方向の圧縮の結果とし
て画像内の対象物が垂直方向に伸びる。広幅画面テレビ
ジョンは、アスペクト比歪みのない最大切り落としから
最大アスペクト比歪みを有する切り落としなしまで、切
り落としとアスペクト比歪みとのあらゆる組合せを提供
しうる。
【0013】補助ビデオ信号処理パスにおけるデータサ
ンプリングの限界が主ビデオ信号からの表示と同じ大き
さの高解像度画像の発生を複雑にする。これらの複雑さ
を解決する様々な方法が展開されうる。図1の(e)は
一つの表示形式を示し、ここで、16×9表示形式比の
画面の中央に4×3表示形式比の画像が表示される。暗
い帯が右及び左側に明らかに示される。
【0014】図1の(f)は一つの表示形式を示し、こ
こで、4×3表示形式比の大きな画像1つと4×3表示
形式比のより小さな画像3つが同時に表示される。大き
な画像の境界の外側にある小さな画像は、画像内画像P
IPではなく、POP(ピクチュア−アウトサイド−ピ
クチュア)、即ち、画像外画像と呼ばれることがある。
ここで、用語PIP又は画像内画像は両方の表示形式に
対しても利用される。広幅画面テレビジョンに、例えば
ビデオカセットレコーダのように2台共に内部又は内部
1台と外部1台のチューナーが設けられる状況では、表
示された画像中の2つはソースに従って実時間で動画を
表示することができる。残りの画像は静止フレーム形式
で表示される。さらなるチューナーの追加及び補助信号
処理パスの追加は、3以上の動画を提供しうると認めら
れる。一方の側の大きな画像と他方の側の3つの小さな
画像との位置の入れ換えが可能であることも認められ
る。多数のより小さいPOPが作成され得る。
【0015】図1の(b)ないし1の(f)に示す各種
形式は、その例に限定することなく例示されており、以
下に図面に示し詳細に説明する広幅画面テレビジョンに
より実施される。本発明の配置に従い、2fH 水平走査
により動作するように適合された広幅画面テレビジョン
の全体ブロック図を図2に示し、概括的に全体をテレビ
ジョン10で示す。テレビジョン10は、ビデオ信号入
力部20と、シャシー又はテレビジョンマイクロプロセ
ッサ216と、広幅画面プロセッサ30と、1fH から
2fH への変換器40と、偏向回路50と、RGBイン
タフェース60と、YUVからRGBへの変換器240
と、受像管駆動回路242と、直視又は投射撮像管24
4及び電源70とにより概括的に構成される。各種回路
の種々の機能ブロックへの分類は説明の都合上なされて
おり、かかる回路相互の物理的な位置を限定することを
意図しない。
【0016】ビデオ信号入力部20は、様々なビデオソ
ースからの複数の複合ビデオ信号を受信するように適合
される。ビデオ信号は主ビデオ信号及び補助ビデオ信号
として表示用に選択的に切り換えられる。無線周波数
(RF)スイッチ204は、2つのアンテナ入力ANT
1とANT2とを有する。これらは有線アンテナ受信と
ケーブル受信両方に対する入力を表す。RFスイッチ2
04は第1チューナー206と第2チューナー208に
いずれのアンテナ入力が供給されるかを制御する。第1
チューナー206の出力は、チューニングと水平及び垂
直偏向とビデオ制御とに関する多数の機能を実行するワ
ンチップ202の入力である。ここで示す特別なワンチ
ップは製品名タイプTA7777である。ワンチップで
作りだされ第1チューナー206からの信号に起因する
ベースバンドビデオ信号VIDEOOUTは、ビデオス
イッチ200と広幅画面プロセッサ30のTV1入力と
の両方の入力である。ビデオスイッチ200への他のベ
ースバンドビデオ入力はAUX1及びAUX2と表示す
る。これらはビデオカメラと、レーザーディスクプレイ
ヤーと、ビデオテーププレイヤーと、ビデオゲームその
他に利用される。シャーシ又はテレビジョンマイクロプ
ロセッサ216により制御されるビデオスイッチ200
の出力はスイッチド ビデオ(SWITCHED VI
DEO)と表示する。スイッチド ビデオは広幅画面プ
ロセッサ30へのもう一つの入力である。
【0017】図3を更に参照すると、広幅画面プロセッ
サのスイッチSW1はY/C復号化器210への入力で
ある選択複合出力(SEL COMP OUT)ビデオ
信号としてTV1とスイッチド ビデオ信号との間で切
り換わる。Y/C復号化器210は、適応線路櫛形フィ
ルタとして実装される。S1及びS2各々は異なるS−
VHSソースを表し、各々は分離した輝度及びクロミナ
ンス信号から成る。Y/C復号化器の一部として適応線
路櫛形フィルタに組み込まれるか、又は単独のスイッチ
として実装されるスイッチは、夫々にY_M及びC_I
Nと呼ばれる出力として1対の輝度とクロミナンス信号
を選択するようにテレビジョンマイクロプロセッサ21
6に応答する。輝度とクロミナンス信号の選択された対
は次に主信号と想定され主信号パスに沿って処理され
る。_M又は_MNを含む信号名は主信号パスに関連す
る。色差信号U_M及びV_Mを作りだすためにクロミ
ナンス信号C_INは広幅画面プロセッサによりワンチ
ップに戻るように向き直される。この事に関し、Uは
(R−Y)と等価な表示でありVは(B−Y)と等価な
表示である。Y_MとU_MとV_M信号とは更なる信
号処理のために広幅画面プロセッサ内でディジタル形式
に変換される。
【0018】広幅画面プロセッサ30の一部として機能
上定義できる第2チューナー208はベースバンドビデ
オ信号TV2を作りだす。スイッチSW2はTV2とス
イッチド ビデオとの間でY/C復号化器220への入
力として切り換わる。Y/C復合化器220は適応線路
櫛形フィルタとして実装可能である。スイッチSW3及
びSW4は、Y/C復号化器220の輝度及びクロミナ
ンス出力と、Y_EXT及びC_EXTと夫々に呼ばれ
る外部ビデオソースの輝度及びクロミナンス信号との間
で切り換わる。Y_EXT及びC_EXT信号はS_V
HSの入力S1に一致する。Y/C復号化器220とス
イッチSW3及びSW4とは適応線路櫛形フィルタとし
て組み合わされる。スイッチSW3及びSW4の出力
は、その後補助信号と想定され、補助信号パスに沿って
処理される。選択された輝度出力をY_Aと表示する。
_Aと_AXと_AUXとを含む信号名は補助信号パス
に関連する。選択されたクロミナンスは色差信号U_A
及びV_Aに変換される。Y_AとU_AとV_Aとは
更なる信号処理のためにディジタル形式に変換される。
主及び補助信号パスに切り換わるビデオ信号ソースの配
置は、種々な画像表示形式の種々な部品に対するソース
選択処理における柔軟性を最大限に生かす。
【0019】Y_Mに対応する複合同期信号COMP
SYNCは、広幅画面プロセッサにより同期分離器21
2に供給される。水平及び垂直同期成分HとVは夫々に
垂直カウントダウン回路214への入力である。垂直カ
ウントダウン回路は広幅画面プロセッサ30に向けられ
る垂直リセット信号を作りだす。広幅画面プロセッサは
RGBインタフェース60に供給される内部垂直リセッ
ト出力信号INT VERT RST OUTを発生す
る。RGBインタフェース60のスイッチは内部垂直リ
セット出力信号と外部RGBソースの垂直同期成分との
間で切り換わる。このスイッチの出力は偏向回路50に
供給される選択された垂直同期成分SEL_VERT_
SYNCである。補助ビデオ信号の水平及び垂直同期信
号が広幅画面プロセッサ内の同期分離器250で作りだ
される。
【0020】1fH から2fH への変換器40はインタ
ーレース型ビデオ信号の前進方向に走査されるノンイン
ターレース型信号への変換を担い、例えばここで各水平
走査線は2回表示されるか、又は、水平走査線の追加セ
ットが同一フィールドの隣接する水平走査線の補間によ
り作りだされる。この場合には、前の走査線を利用する
か、或いは、補間された走査線を利用するかは隣接する
フィールド或いはフレーム間で検出される動きのレベル
に依存する。変換回路40はビデオRAM420と共に
動作する。ビデオRAMは1フレーム内の1或いはそれ
以上のフィールドを記憶し、前進方向表示を可能とする
ために利用される。Y_2fH 、U_2fH 及びV_2
H 信号のように変換されたビデオデータはRGBイン
タフェース60に供給される。
【0021】RGBインタフェース60は変換されたビ
デオデータ又は外部RGBビデオデータのビデオ信号入
力部による表示のための選択を可能とする。外部RGB
信号は2fH 走査に適合された幅広表示形式比の信号と
想定される。主信号の垂直同期成分はINT VERT
RST OUTとして広幅画面プロセッサによりRG
Bインタフェースに供給され、選択された垂直同期(f
Vm又はfVext)の偏向回路50における利用を可能とす
る。広幅画面テレビジョンの動作は内部/外部制御信号
INT/EXTを発生することにより外部RGB信号を
ユーザが選択することを可能とする。しかしながら、か
かる信号が無い場合に外部RGB信号入力を選択する
と、ラスタの垂直方向の潰れを引き起こし、陰極線管又
は投射管に損害を与える。従って、RGBインタフェー
ス回路は存在しない外部RGB入力の選択を無効とする
ために外部同期信号を検出する。WSPマイクロプロセ
ッサ340は外部RGB信号用の色及び色合い制御を提
供する。
【0022】広幅画面プロセッサ30は補助ビデオ信号
の特殊信号処理用画像内画像回路301から成る。画像
内画像という用語はPIPまたはpix−in−pix
と時には略される。ゲートアレイ300は、図1の
(b)ないし図1の(f)に示すように多数の表示形式
の主ビデオ信号データと補助ビデオ信号データとを組み
合わせる。画像内画像回路301とゲートアレイ300
は広幅画面マイクロプロセッサ(WSP μP)340
の制御下にある。マイクロプロセッサ340は直列バス
を介してテレビジョンマイクロプロセッサ216に応答
する。直列バスは4本の信号線、データ、クロック信
号、イネーブル信号及びリセット信号を有する。広幅画
面プロセッサ30は3レベルのサンドキャスル信号とし
て複合垂直ブランキング/リセット信号も発生する。或
いは、垂直ブランキング及びリセット信号は別々の信号
として発生され得る。複合ブランキング信号はビデオ信
号入力部によりRGBインタフェースに供給される。
【0023】図6により詳細に示される偏向回路50
は、広幅画面プロセッサから垂直リセット信号を、RG
Bインタフェース60から選択された2fH 水平同期信
号を、そして広幅画面プロセッサから付加制御信号を受
信する。これらの付加制御信号は水平整相と垂直サイズ
調整と横方向ピン調整とに関係する。偏向回路50は2
H フライバックパルスを広幅画面プロセッサ30と、
1fH から2fH への変換器40と、YUVからRGB
への変換器240とに供給する。
【0024】全広幅画面テレビジョンの動作電圧は交流
主電源により電圧を供給され得る電源70により発生さ
れる。広幅画面プロセッサ30を図3にさらに詳細に示
す。図3に示す多数の素子は既に詳細に説明している。
広幅画面プロセッサの主要な構成部は、ゲートアレイ3
00と、画像内画像回路301と、A/D及びD/A変
換器と、第2チューナー208と、広幅画面プロセッサ
マイクロプロセッサ340と、広幅画面出力符号化器2
27とである。広幅画面プロセッサをより詳細に図4に
示す。ゲートアレイ300を図5にさらに詳細に示す。
【0025】第2チューナー208はIFステージ22
4とオーディオステージ226とに接続される。第2チ
ューナー208はWSPマイクロプロセッサ340とも
接続して動作する。WSPマイクロプロセッサ340は
入出力I/O部340Aとアナログ出力部340Bとか
ら成る。I/O部340Aは、色合いと色との制御信号
と、外部RGBビデオソースを選択するためのINT/
EXT信号と、スイッチSW1ないしSW6用制御信号
とを供給する。I/O部は偏向回路と陰極線管とを保護
するようにRGBインタフェースからのEXT SYN
C DET信号の監視も行う。アナログ出力部340B
は、垂直サイズと、横方向調整と、水平位相との制御信
号を夫々のインタフェース回路254、256及び25
8を介して供給する。
【0026】ゲートアレイ300は、例えば図1の様々
な部分に示す中の一つのように複合広幅画面表示を実施
するよう主及び補助信号パスからのビデオ情報を結合す
る役割を担う。ゲートアレイへのクロック情報はローパ
スフィルタ376と共に動作するフェイズロックドルー
プ374により供給される。主ビデオ信号はアナログ形
式、及びYUV形式でY_M、U_M、V_Mと呼ばれ
る信号として広幅画面プロセッサに供給される。これら
の主信号は図4にさらに詳細に示すA/D変換器342
と346とによりアナログからディジタル形式に変換さ
れる。
【0027】R−Y及びB−Y信号、或いはI及びQ信
号とも呼ばれる色成分信号は一般的な表示U及びVと言
われる。システムクロックレートが約16MHzである
1024fH であるためサンプルされる輝度帯域幅は8
MHzに制限される。U及びV信号は500KHz或い
は広いIに対しては1.5MHzに制限されるため単一
のA/D変換器とアナログスイッチが色成分データをサ
ンプルするために使用される。アナログスイッチ用選択
線UV_MUX又はマルチプレクサ344はシステムク
ロックの2分割により得られた8MHz信号である。1
クロック幅の走査線開始SOLパルスは各水平ビデオ走
査線の先頭で同期してこの信号を零にリセットする。U
V_MUX線は水平走査線にわたりクロック周期毎に状
態がトグルする。走査線長は偶数クロック周期数である
ので、UV_MUXの状態は一旦初期化されると、さえ
ぎられることなく0、1、0、1...とトグルする。
A/D変換器342と346は各々に1クロック周期の
遅延を有するのでA/D変換器342と346とから出
力されるデータ系列Y及びUVはシフトされる。このデ
ータシフトに適合するために主信号処理パス304から
のクロックゲート制御信号は同様に遅延される。クロッ
クゲート制御信号が遅延されない場合にはUVデータが
消去される時に正確に対をなさない。各UV対は一つの
ベクトルを表すのでこれは重要である。色シフトを引き
起こすことなくあるベクトルからのU要素は他のベクト
ルからのV要素と対にされ得ない。その代わりに、前の
対からのVサンプルが現在のUサンプルと一緒に消去さ
れる。色成分(U,V)サンプルの各対に2個の輝度サ
ンプルが対応するため、このUV複合方法は2:1:1
と呼ばれる。U及びV両方のナイキスト周波数は輝度の
ナイキスト周波数の半分に効果的に低減される。従っ
て、輝度成分に対するA/D変換器の出力のナイキスト
周波数は8MHzであり、一方、色成分に対するA/D
変換器の出力のナイキスト周波数は4MHzである。
【0028】PIP回路及び/又はゲートアレイはデー
タ圧縮にも関わらず補助データの解像度を高める手段も
含む。ディザーリングとデディザーリングを含む多数の
データ削減及びデータ復元機構が明らかにされている。
その上、種々のビット数を含む様々なディザーリング手
順と種々のビット数を含む様々な対にされた画素の圧縮
とが図られている。各々に固有の画像表示形式に対して
表示されたビデオの解像度を最大にするために、WSP
マイクロプロセッサ340により多数の固有なデータ削
減及び復元機構の中から一つが選択される。
【0029】ゲートアレイは先入れ先出しFIFO35
6及び358として実装されるラインメモリと共に動作
する補間器を含む。補間器とFIFOとは必要により主
信号を再サンプリングするために利用される。付加補間
器は補助信号を再サンプリングする。ゲートアレイのク
ロック及び同期回路は、Y_MXとU_MXとV_MX
成分とを有する単一出力ビデオ信号への複合を含む主及
び補助信号両方のデータ操作を制御する。これらの出力
成分はD/A変換器360と362と364とによりア
ナログ形式に変換される。Y、U及びVと呼ばれるアナ
ログ形式の信号はノンインターレース型走査への変換用
の1fH から2fH への変換器40に供給される。パネ
ルのジャックで利用できる広幅形式比の出力信号Y_O
UT_EXT/C_OUT_EXTを定義するように
Y、U及びV信号は符号化器227によりY/C形式に
さらに符号化される。スイッチSW5は符号化器227
用の同期信号をゲートアレイからのC_SYNC_MN
或いはPIP回路からのC_SYNC_AUXに切り換
える。スイッチSW6は、広幅画面パネル出力用同期信
号としてY_MとC_SYSC_AUXとの間で切り換
わる。
【0030】偏向回路50を図6にさらに詳細に示す。
回路500が様々な表示形式を実施するために必要な垂
直オーバースキャンの所望量に従ってラスタの垂直サイ
ズを調整するために設けられる。図示するように、定電
流源502は垂直ランプキャパシタ504を充電する一
定量電流IRAMPを供給する。トランジスタ506が垂直
ランプキャパシタに並列に接続され、垂直リセット信号
に応じてキャパシタを周期的に放電させる。何ら調整を
施さない場合には、電流IRAMPはラスタの最大有効垂直
サイズを設ける。このことは、図1の(a)に示すよう
に、拡大された4×3表示形式比の信号ソースにより広
幅画面表示を埋めるのに必要とされる垂直オーバースキ
ャンの拡大に一致する。より小さい垂直ラスタサイズが
必要とされる範囲では、可調整電流源508は可変電流
量IADJ をIRAMPから迂回させ、その結果、垂直ランプ
キャパシタ504はより緩やかにより小さいピーク値ま
で充電される。垂直電流源508は垂直サイズ制御回路
により、例えばアナログ形式で、発生される垂直サイズ
調整信号に応じる。垂直サイズ調整500は、ポテンシ
ョメータ又は背面パネルの調整ノブにより実装される手
動垂直サイズ調整510とは独立している。何れの場合
においても、垂直偏向コイル512は適度な大きさの駆
動電流を受ける。水平偏向は位相調整回路518と横方
向ピン補正回路514と2fH フェーズロックドループ
520と水平出力回路516とにより設けられる。
【0031】図4は図3に示す広幅画面プロセッサ30
のさらに詳細を示すブロック系統図である。Y_AとU
_AとV_A信号とは解像度処理回路370を含む画像
内画像プロセッサ320への入力である。本発明の面に
よる広幅画面テレビジョンはビデオを拡大し、圧縮する
ことが可能である。図1の一部に示す様々な複合表示形
式により実現される特殊な効果は、解像度処理回路37
0からの解像度処理がなされたデータ信号Y_RPとU
_RPとV_RPとを入力する画像内画像プロセッサ3
20によりもたらされる。解像度処理は常時ではなく選
択された表示形式の期間に実行される。
【0032】画像内画像プロセッサ320はトムソンコ
ンシューマエレクトロニクス社(Thomson Consumer Ele
ctronics,Inc. )により開発された基本CPIPチップ
の改良型として実施できる。基本CPIPチップは「C
PIP技術教育マニュアル(The CTC 140 Picture in P
icture (CPIP) Technical Training Manual)」、トムソ
ンコンシューマエレクトロニクス社、インディアナ州イ
ンディアナポリスにより詳細に説明されている。多数の
特殊な特徴或いは特殊な効果が得られ、それらの中の幾
つかは図1の(b)から(f)に示される。
【0033】改良された画像内画像プロセッサ320は
選択可能な複数の表示モードの一つにおいてビデオデー
タを非対称に圧縮する。この動作モードでは、画像は水
平方向に4:1に圧縮され、垂直方向に3:1に圧縮さ
れる。この非対称圧縮モードはビデオRAMに記憶する
ようアスペクト比が歪められた画像を作りだす。画像内
の物体は水平方向に圧迫される。しかし、これらの画像
が例えばチャネル走査モードとして16×9表示形式比
画面の表示用に正常に読みだされると、画像は正しく現
れる。画像は画面を満たし、アスペクト比歪みはない。
本発明のこの面により非対称圧縮モードは外部高速化回
路を用いることなく16×9画面上に特殊な表示形式を
作りだすことを可能とする。
【0034】全画面PIPモードでは、画像内画像プロ
セッサは自走発振器348と共に、例えば適応線路櫛形
フィルタである復号化器からY/C入力を得て、信号を
YとUとVとの色成分に復号し、水平及び垂直同期パル
スを発生する。これらの信号はズーム、フリーズ及びチ
ャネル走査のような種々の全画面モード用画像内画像プ
ロセッサで処理される。例えばチャネル走査モード期間
中には、サンプルされた信号(種々のチャネル)は関連
のないパルスを有し、見かけ上不規則な時期に切り換え
られるため、ビデオ信号入力部から現れる水平及び垂直
同期には多数の不連続箇所がある。従って、サンプルク
ロック(及び読み/書きビデオRAMクロック)は自走
発振器により決定される。フリーズ及びズームモードに
対しては、サンプルクロックはこれらの特殊な場合には
表示クロック周波数と同一である入力ビデオ水平同期に
ロックされる。
【0035】概括的に、画像内画像プロセッサ320は
ビデオ信号を輝度(Y)と色差信号(U,V)とにディ
ジタル化し、上述の通りサブサンプリングしてその結果
を1メガバイトビデオRAM350に記憶する。画像内
画像プロセッサ320と組み合わされるビデオRAM3
50は8ビットサンプルによるビデオデータの全フィー
ルドを記憶するには充分な大きさではない1メガバイト
のメモリ容量を有す。メモリ容量の増加はコスト高とな
り、さらに複雑な管理回路を必要とする。補助チャネル
における1サンプルあたりのビット数の減少は、終始8
ビットで処理される主信号と比較して量子化解像度又は
帯域幅の低減を示す。このような帯域幅の効果的な低減
は補助表示画像が相対的に小さい場合には通常問題では
ないが、補助表示画像がさらに大きく、例えば主表示画
像と同じ程度の大きさの場合には問題である。解像度処
理回路370は補助ビデオデータの量子化解像度または
有効帯域幅を高めるため一つ以上の機構を実装すること
ができる。例えばディザーリングとデディザーリングを
含む多数のデータ圧縮及びデータ復元機構が開発されて
いる。デディザーリング回路はビデオRAM350の下
流、例えば以下に更に詳細に説明するようにゲートアレ
イの補助信号パスにおいて機能するのが良い。さらに、
様々なビット数を含む種々のディザーリング及びデディ
ザーリング手順が実施される。各々に固有の画像表示形
式に対して表示されたビデオの解像度を最大にするため
に、WSPマイクロプロセッサ340により多数の固有
なデータ削減及び復元機構の中から一つが選択される。
【0036】補助信号の輝度及び色差信号は画像内画像
プロセッサの一部を構成するビデオRAM350に8:
1:1の6ビットY、U、V形式で記憶される。換言す
ると、各成分は6ビットサンプルに量子化される。色差
サンプルの対毎に8個の輝度サンプルがある。簡単に
は、画像内画像プロセッサ320は、代わって入力する
補助ビデオ同期信号にロックされるクロックレート64
0fH により入力するビデオデータがサンプルされるモ
ードで動作させられる。このモードでは、ビデオRAM
350に記憶されたデータは直交的にサンプルされる。
画像内画像プロセッサビデオRAM350からデータが
読みだされるとき、入力する補助ビデオ信号にロックさ
れた同一クロック640fH を利用して読まれる。しか
し、たとえこのデータが直交的にサンプルされ記憶さ
れ、直交的に読みだされるとしても、主及び補助ビデオ
ソースの非同期特性のためビデオRAM350から直接
に直交的表示はされない。
【0037】アナログ形式による画像内画像プロセッサ
からのY、U、V及びC_SYNC(複合同期)出力
は、3.58MHz発振器380と共に符号化回路36
6によりY/C成分に再符号化される。このY/C_P
IP_ENC信号は、主信号のY/C成分に適合するよ
うY/C成分を再符号化させる図示されていないY/C
スイッチに接続される。この観点から、Y、U、V及び
同期信号が符号化されたPIPは、残りのシャーシにお
ける水平及び垂直タイミングに対する基礎になる。この
動作モードは主信号パスの補間器とFIFOとの動作に
基づくPIP用ズームモードを実施するのに適当であ
る。
【0038】ゲートアレイ300の主信号パス304と
補助信号パス306と出力信号パス312とを図5にブ
ロック図形式で示す。ゲートアレイはさらにクロック/
同期回路322とWSPマイクロプロセッサ復号化器3
10とから成る。WSP DATAとして示されるWS
Pマイクロプロセッサ復号化器310のデータ及びアド
レス出力線は、画像内画像プロセッサ320と解像度処
理回路370は勿論、上記の主たる回路及びパス各々に
供給される。ある回路がゲートアレイの一部分として定
義されているか又はされていないかどうかは、主として
説明を容易に行う都合上の問題であることは認められる
であろう。
【0039】ゲートアレイは種々の画像表示形式を実施
するために、必要ある場合に主ビデオチャネルのビデオ
データを拡大し、圧縮し、切り落とす役割を担う。輝度
成分Y_MNは、輝度成分の補間特性に依存する時間長
さにわたる先入れ先出し(FIFO)ラインメモリ35
6に記憶される。複合クロミナンス成分U/V_MNは
FIFO358に記憶される。補助信号輝度及びクロミ
ナンス成分Y_PIPとU_PIPとV_PIPとがデ
マルチプレクサ355により作られる。輝度成分は必要
があれば回路357で解像度処理を受け、信号Y_AU
Xを発生する補間器359により出力として必要な程度
に拡大される。
【0040】ある場合には、例えば図1の(d)に示す
ように、補助表示が主信号表示と同程度の大きさであ
る。画像内画像プロセッサ及びビデオRAM350とに
関連するメモリ限界はかかる大表示領域を満たすには不
十分な数のデータ点或いは画素を供給する。そのような
場合には、データ圧縮或いは削減中に失われた画素を置
き換えるために、解像度処理回路357が画素を補助ビ
デオ信号に復元するために利用される。この解像度処理
は図4に示す回路370により引き受けられる解像度処
理と一致する。一例として、回路370はディザーリン
グ回路であり、回路357はデディザーリング回路であ
る。図4及び図5を参照して、補助ビデオ入力データは
640fH レートでサンプルされ、ビデオRAM350
に記憶される。ビデオRAM350から読みだされる補
助データはVRAM_OUTと呼ばれる。画像内画像プ
ロセッサ320はその上補助画像を非対称だけでなく、
水平方向と垂直方向とに同一の整数係数で縮小すること
ができる。4ビットラッチ352A及び352Bと、補
助FIFO354と、タイミング回路369と同期回路
368とから成る4ビットから8ビットへの回路352
により補助チャネルデータはバッファされ、主チャネル
ディジタルビデオに同期させられる。VRAM_OUT
データはデマルチプレクサ355によりY(輝度)と、
U及びV(色成分)と、FSW_DAT(高速スイッチ
データ)とに記憶される。FSW_DATはいずれのフ
ィールドタイプがビデオRAMに書き込まれたかを示
す。PIP_FSW信号はPIP回路から直接入力さ
れ、ビデオRAMから読みだされたいずれのフィールド
が小画像モード中に表示されるかを決定する出力MUX
制御回路321に供給される。
【0041】補助チャネルは640fH レートでサンプ
ルされ、一方、主チャネルは1024fH レートでサン
プルされる。補助チャネルFIFO354は補助チャネ
ルサンプルレートから主チャネルクロックレートにデー
タを変換する。この過程で、ビデオ信号は8/5(10
24/640)の圧縮を被る。これは補助チャネル信号
を正確に表示するために必要な4/3の圧縮を上回る。
従って、補助チャネルは4×3小画像を正確に表示する
よう補間器359により拡張される必要がある。補間器
359はWSPマイクロプロセッサ340により直接ま
たは間接に制御される。必要とされる補間拡張量は5/
6である。拡張係数Xは次のように決まる: X=(640/1024)×(3/4)=5/6 輝度成分U_PIPとV_PIPとは、出力としてU_
AUXとV_AUXとを発生する回路367により輝度
成分の補間特性に依存する時間長さにわたり遅延され
る。主及び補助信号のY、U及びV成分は夫々に、出力
信号パス312のマルチプレクサ315、317及び3
19夫々でFIFO354、356及び358の読みだ
しイネーブル信号を制御することにより複合される。マ
ルチプレクサ315、317及び319は出力マルチプ
レクサ制御回路321に応答する。出力マルチプレクサ
制御回路321はクロック信号と、走査線開始信号と、
水平走査線カウンタ信号と、垂直ブランキングリセット
信号と、画像内画像プロセッサ及びWSPマイクロプロ
セッサ340とからの高速スイッチ出力とに応答する。
複合化された輝度及びクロミナンス成分Y_MXと、U
_MXと、V_MXとは夫々のD/A変換器360、3
62及び364に夫々に供給される。D/A変換器36
0、362及び364の次にはローパスフィルタ36
1、363及び365が夫々に接続される。画像内画像
プロセッサと、ゲートアレイと、データ削減回路との種
々な機能は、WSPマイクロプロセッサ340により制
御される。WSPマイクロプロセッサ340は直列バス
により接続されるテレビジョンマイクロプロセッサ(T
V μP)216に応答する。直列バスは、データと、
クロック信号と、イネーブル信号とリセット信号とを有
する上述の4線バスである。WSPマイクロプロセッサ
340はWSPマイクロプロセッサ復号化器310を介
してゲートアレイの種々の回路と通信する。
【0042】ある場合には、表示される画像のアスペク
ト比歪みを避けるように4×3NTSCビデオ信号を係
数4/3により圧縮することが必要である。別の場合に
は、ビデオは通常垂直ズーミングを伴う水平ズーミング
動作を実行するように拡大される。33%までの水平ズ
ーム動作は圧縮を4/3以下に抑えて実現される。S−
VHS形式で5.5MHzまでの輝度ビデオ帯域幅は1
024fH に対して8MHzであるナイキストのフォー
ルドオーバー周波数の大きな割合を占めるので、サンプ
ル補間器が新しい画素位置に入力されるビデオを再計算
するために利用される。
【0043】図5に示すように、輝度データY_MNは
ビデオの圧縮或いは拡大に基づいてサンプル値を再計算
する補間器337を介して主信号パス304に出力され
る。スイッチ又はルート選択器323及び331の機能
は主信号パス304の位相をFIFO356と補間器3
37の相対的な位置に関して反転することである。特
に、これらのスイッチは画像圧縮が要求される場合には
補間器337がFIFO356の前にくるか、或いは、
画像拡大が要求される場合にはFIFO356が補間器
337の前にくるかを切り換える。スイッチ323及び
331はそれ自身はWSPマイクロプロセッサ340に
応答するルート制御回路335に応答する。補助ビデオ
信号はビデオRAM350への記憶のために圧縮され、
実際の目的では拡大だけが必要とされることが注目さる
べきである。従って、補助信号パスには同等なスイッチ
ングは必要とされない。
【0044】FIFOの利用によりビデオ圧縮を実施す
るためには、例えば4番目のサンプル毎にFIFO35
6への書き込みが禁止される。これは一つの4/3圧縮
を構成する。FIFOから読みだされたデータが荒れて
おらず滑らかになるように、FIFOに書き込まれた輝
度サンプルを再計算することは補間器337の機能であ
る。拡大は圧縮と全く反対の方法で実行される。圧縮の
場合には、書き込み許可信号は禁止パルスの形式で付け
られたクロックゲート制御情報を有する。拡大データに
対しては、クロックゲート制御情報は読みだし許可信号
に加えられる。これはデータがFIFO356から読み
だされる場合にデータを途切れさせる。この場合に、荒
い状態から滑らかな状態にサンプルされたデータを再計
算するのは、この処理中はFIFO356の後につなが
る補間器337の機能である。拡大の場合には、FIF
O356から読みだされる間及び補間器337にクロッ
ク入力される間にデータは途切れる。これは、データが
絶え間なく補間器337を介してクロック出力される圧
縮の場合とは異なる。圧縮と拡大の両方の場合におい
て、クロックゲート制御動作は同期的手法で容易に実行
され、即ち、システムクロック1024fH の立ち上が
りエッジに基づいて事象が発生する。
【0045】補助信号の補間は補助信号パス306で生
ずる。画像内画像プロセッサ320は6ビットY、U、
V、8:1:1フィールドメモリ、ビデオRAM350
を操作し到来するビデオデータを記憶する。ビデオRA
M350は、複数のメモリ配置に2フィールドのビデオ
データを保持する。各メモリ配置は8ビットデータを保
持する。各8ビット配置は1個の6ビットY(輝度)サ
ンプル(640fH でサンプル)と別の2ビットから成
る。別の2ビットは、高速スイッチデータ(FSW_D
AT)と、U又はVサンプル(80fH でサンプル)の
一部とのいずれかを保持する。FSW_DATの値はい
ずれのタイプのフィールドがビデオRAMに書き込まれ
たかを示す。ビデオRAM350には2つのデータフィ
ールドが記憶され、表示周期中に全ビデオRAM350
が読みだされるので、両方のフィールドが表示走査中に
読まれる。画像内画像プロセッサ320は高速スイッチ
データを利用していずれのフィールドが表示されるメモ
リから読みだされるかを決定する。PIP回路はモーシ
ョンテア問題を解決するよう書き込まれている逆のフィ
ールドタイプを常時読む。もし読み取られたフィールド
タイプが表示されているのと逆のタイプの場合には、フ
ィールドがメモリから読みだされる時にフィールドの先
頭走査線を消去することによりビデオRAMに記憶され
た偶数フィールドが反転される。その結果、小さな画像
はモーションテア無しに正確なインターレ−スを維持す
る。
【0046】クロック/同期回路322はFIFO35
4と356と358とを動作させるのに必要なリード、
ライト及びイネーブル信号を発生する。主及び補助チャ
ネル用FIFOは、次の表示で必要とされる各ビデオ走
査線の該当部分に関してデータを記憶場所に書き込むこ
とを許可される。各ソースからのデータをディスプレイ
の同一ビデオ走査線上で複合する必要が有る場合には、
データが主又は補助チャネルの両方からではなく一方か
ら書き込まれる。補助チャネルのFIFO354は補助
ビデオ信号に同期して書き込まれるが、主ビデオ信号に
同期してメモリから読みだされる。主ビデオ信号成分は
主ビデオ信号に同期してFIFO356と358とに読
み込まれ、主ビデオに同期してメモリから読みだされ
る。読みだし機能が主チャネルと補助チャネルとの間で
切り換えられる頻度は、選択された個別な特別効果の関
数である。
【0047】切り落とされて横に並ぶ画像のような種々
の特殊効果がラインメモリFIFOへの読みだしと書き
込みとの許可制御信号を操作することにより発生され
る。図1の(d)に示すこの表示形式は、ほぼ全フィー
ルドの2つの画像が横に並ぶ形式に表示される場合には
殊に望ましい。この表示は例えば16×9のような広幅
表示形式比のディスプレイに殊に有効かつ適当である。
NTSC信号の多くは、12×9に当然一致する4×3
形式で表される。画像の33%切り落としか、又は、画
像の33%圧縮とアスペクト比歪みの誘発とのいずれか
により、2つの4×3表示形式比のNTSC画像が同一
の16×9表示形式比のディスプレイに表される。ユー
ザの好み次第で、画像切り落としとアスペクト比歪みと
の割合を0%と33%との限界の間でどこにでも設定す
ることができる。一例として、2つの横に並ぶ画像が1
6.7%圧縮され、16.7%切り落とされ表示され得
る。
【0048】16×9表示形式比のディスプレイの水平
表示時間は4×3表示形式比のディスプレイと同じであ
り、その理由は共に62.5マイクロ秒の正規走査線長
さを有するためである。従って、歪みのない正確なアス
ペクト比を保持するようNTSCビデオ信号は係数4/
3で高速化される必要がある。係数4/3は2つの表示
形式の比として次のように計算される。
【0049】4/3=(16/9)/(4/3) 本発明によればビデオ信号を高速化するために可変補間
器が利用される。従来は、入力と出力とで異なるクロッ
クレートを有するFIFOが同様な機能を実施するため
に利用されている。比較として、もし4×3表示形式比
の2つのNTSC信号が単一の4×3表示形式比のディ
スプレイに表示されると、各画像は50%まで歪まされ
るか、切り落とされるか、それらの組合せを必要とす
る。広幅画面応用に必要とされるのと同等な高速化は不
要である。
【0050】概括的に、ビデオディスプレイ及び偏向シ
ステムは主ビデオ信号に同期する。上述のように広幅画
面表示を埋めるためには主ビデオ信号は高速化される必
要がある。補助ビデオ信号は第1ビデオ信号とビデオデ
ィスプレイとに垂直に同期する必要がある。補助ビデオ
信号はフィールドメモリ内の1フィールド周期の端数に
より遅延され、ラインメモリ内で拡大される。補助ビデ
オ信号の主ビデオデータとの同期は、フィールドメモリ
としてのビデオRAM350と、信号を拡大するために
先入れ先出し(FIFO)ラインメモリ装置354とを
利用することにより達成される。
【0051】しかし、読みだし及び書き込みクロックの
非同期特性は、読みだし/書き込みポインタ衝突を回避
する段階がとられることを必要とする。読みだし/書き
込みポインタ衝突は、新しいデータがFIFOに書き込
まれる機会を得る前に古いデータがFIFOから読みだ
される場合に生ずる。FIFOの大きさは、読みだし/
書き込みポインタ衝突を回避するに合理的に必要と想定
される最小ライン記憶容量に関連する。
【0052】ディスプレイは主チャネルビデオにロック
されるので、表示されている現在のフィールドタイプ、
即ち上位フィールド又は下位フィールドが、主信号によ
り決定される。ビデオRAM350メモリに記憶され主
チャネルフィールドの先頭で読みだされるよう用意され
ているフィールドタイプは、表示されたフィールドタイ
プと同じであってもよく同じでなくともよい。ビデオR
AM350に記憶された補助フィールドタイプを主チャ
ネル表示のフィールドタイプに整合させるよう変える必
要がある。
【0053】画像内画像プロセッサ320とゲートアレ
イ300とはNTSC信号の262.5走査線フィール
ドを263走査線上位フィールド(奇数フィールドと呼
ばれることがある)と262走査線下位フィールド(偶
数フィールドと呼ばれることがある)とに量子化する。
これは垂直同期が水平同期を表すパルスと共にサンプル
される事実による。このことを図7の線図に示す。上位
/下位(奇数/偶数)フィールドタイプ表示は、上位フ
ィールドに対しては値1を有し、下位フィールドに対し
ては値0を有する。上位フィールドは1ないし263の
奇数走査線を含む。下位フィールドは2ないし262の
偶数走査線を含む。図8中、第1フィールドタイプ表示
U/L主信号は主ビデオチャネルのフィールドタイプを
表す。信号HSYNC_AXは補助チャネルの各走査線
に対する水平同期信号を表す。
【0054】各補助チャネル走査線が「通常通り」書き
込まれたならば、フィールドタイプ表示U/L(A)は
ビデオRAM350に記憶されたフィールドタイプを表
す。「通常」という用語はここでは、上位フィールドが
受信され復号化される場合に奇数走査線1ないし263
がビデオRAM350に書き込まれることを示す。上位
フィールド受信中に上位フィールドの第1走査線がビデ
オRAM350に書き込まれないならば、フィールドタ
イプ表示U/L(B)はビデオRAM350に記憶され
たフィールドタイプを表す。代わりに、第1走査線は下
位フィールドの最終走査線(番号262)に実際には付
加される。これは、フレーム内で走査線2が最初に表示
される走査線となり走査線3が2番目に表示される走査
線となるので、フィールドタイプを効果的に反転する。
受信された上位フィールドはここに下位フィールドとな
り、逆もまたしかりである。下位フィールドの受信中に
上位フィールドの最終走査線がビデオRAM350に追
加されるならば、フィールドタイプ表示U/L(C)
は、ビデオRAM350に記憶されたフィールドタイプ
を表す。これは、走査線263が最初に表示される走査
線となり走査線1が2番目に表示される走査線となるの
で、フィールドタイプを効果的に反転する。
【0055】B及びCモードにおける走査線の追加及び
削除は、これらの走査線が垂直帰線又はオーバースキャ
ン中に生ずるので補助チャネル画像の質を低下させな
い。表示される走査線の順序が図10に示され、そこで
は実線が上位フィールド走査線を表し、点線が下位フィ
ールド走査線を表す。主及び補助チャネル信号が前進す
ると、U/L主信号が補助チャネルフィールドタイプ表
示U/L(A,B,C)に関して左又は右にシフトす
る。図に示す位置では、決定エッジがA区域にあるの
で、データはAモードによりビデオRAM350に書き
込まれる。Aモードが適している理由は、画像内画像プ
ロセッサが垂直同期を受信するときに、V_SYNC_
MN(主チャネル垂直同期)と共に始まるビデオRAM
350からの読みだしのためにディスプレイにより必要
とされるのと同じフィールドタイプをビデオRAM35
0に書き込むからである。上記信号が前進すると、それ
らの相対位置に応じてモードが変化する。有効なモード
が図8の上部に図示され図9の表に示される。Bモード
とCモードとの間に重なりがあるのは、Bモードが有効
な大部分の時間においてCモードも有効であり、逆もま
た成り立つためである。これは262走査線中の2走査
線を除くすべてについて真である。B及びCモードの両
方が有効な時には、B又はCモードのいずれでも利用す
ることができる。
【0056】本発明の配置に従いインターレース保全性
を維持するための回路700のブロック系統図を図12
に示す。回路700の出力信号は、図9に示すように、
ビデオRAM350と、補助信号パスのFIFO354
と、主信号パスのFIFO356とに対する読みだし及
び書き込みリセット制御信号である。主ビデオ信号のフ
ィールドタイプは1対の信号VSYNC_MNとHSY
NC_MNとから決定される。補助ビデオ信号のフィー
ルドタイプは対応する1対の信号VSYNC_AXとH
SYNC_AXとから決定される。いずれの信号対もゲ
ートアレイで設定される所定の位相関係を有する。この
関係を両方の信号対に適用できる図11の(a)ないし
図11の(c)に示す。いずれの場合にも、HSYNC
は立ち上がりエッジが夫々の信号の水平走査線の先頭に
一致する矩形波である。補助信号のフィールドタイプを
主信号のフィールドタイプに整合させるに必要な手順は
何かを決定するために夫々の信号対の立ち上がりエッジ
間の関係が回路700によりテストされる。曖昧さを避
けるため、主信号対の立ち上がりエッジは水平走査線周
期の1/8以内に決して近づかない。補助信号対の立ち
上がりエッジは水平走査線周期の1/10以内に決して
近づかない。これは立ち上がりエッジ相互のジッターを
防止する。この関係はゲートアレイ内のタイミング回路
により保証される。
【0057】主信号対VSYNC_MNとHSYNC_
MNとは、D型フリップフロップ2個により構成される
第1のフィールドタイプ検出回路702への入力であ
る。ある場合には、HSYNC_MNがVSYNC_M
Nによりサンプルされ、即ち、VSYNC_MNはクロ
ック入力となる。このフリップフロップの出力は主信号
用上位/下位フィールド表示UL_MNであり、上位フ
ィールドタイプに対しては論理的「ハイ」となり下位フ
ィールドタイプに対しては論理的「ロー」となるが、こ
れはどちらでも構わない。別の場合には、VSYNC_
MNがHSYNC_MNによりサンプルされる。これは
水平位置に対して同期された垂直位置である出力VH
供給する。
【0058】補助信号対VSYNC_AXとHSYNC
_AXとは、D型フリップフロップ2個によりやはり構
成される第2のフィールドタイプ検出回路710への入
力である。ある場合には、HSYNC_AXがVSYN
C_AXによりサンプルされ、即ち、VSYNC_AX
はクロック入力となる。このフリップフロップの出力は
補助信号用上位/下位フィールド表示UL_AXであ
り、上位フィールドタイプに対しては論理的「ハイ」と
なり下位フィールドタイプに対しては論理的「ロー」と
なるが、これはどちらでも構わない。別の場合には、V
SYNC_AXがHSYNC_AXによりサンプルされ
る。水平位置に対して同期された垂直位置である出力V
H を供給する。
【0059】図11の(b)に示すようにフィールド開
始立ち上がりエッジが水平走査線周期の最初の半分で起
きるならば、そのフィールドは下位或いは偶数フィール
ドタイプである。図11の(c)に示すようにフィール
ド開始立ち上がりエッジが水平走査線周期の次の半分で
起きるならば、そのフィールドは上位或いは奇数フィー
ルドタイプである。
【0060】主信号に対するVH とHSYNC_MNと
は、出力信号WR_RST_FIFO_MNと、RD_
RST_FIFO_MNと、RD_RST_FIFO_
AXとの適切な位相関係を保証するよう水平走査線周期
遅延を提供する遅延回路704と、706と708とへ
の入力である。遅延動作はD型フリップフロップにより
行なわれる。書き込みポインタと読みだしポインタとの
間に2ないし3水平走査線周期の遅延が設けられる。
【0061】図8の上部に示すU/L主信号に対応する
上位/下位フィールドタイプ表示UL_MNは、UL_
SEL比較器714への1入力である。比較器714へ
の他の入力はUL_AXテスト発生器712により供給
される。テスト発生器712は、HSYNC_AXをク
ロック入力とすると共に、UL_AXフィールド表示を
入力とする。テスト発生器712は、可能な3モード
A、B及びCに対応し、図8の下部に示された信号U/
L(A)と、U/L(B)と、U/L(C)とを供給す
る。各々の信号U/L(A)と、U/L(B)と、U/
L(C)とは図8に示すUL_MNの決定エッジ時点で
UL_MNと比較される。UL_MNがU/L(A)と
整合するならば、フィールドタイプが整合し、インター
レース保全性を維持するための動作を必要としない。U
L_MNがU/L(B)と整合するならば、フィールド
タイプは整合しない。インターレース保全性を維持する
ように上位フィールドの書込みを1走査線だけ遅延する
必要がある。UL_MNがU/L(C)と整合するなら
ば、フィールドタイプは整合しない。インターレース保
全性を維持するように下位フィールドの書込みを1走査
線だけ早める必要がある。
【0062】上記比較の結果はRST_AX_SEL選
択回路718への1入力である。他の入力は、RST_
AX_GEN発生器716により発生される3つの垂直
同期信号RST_Aと、RST_Bと、RST_Cとで
ある。3つの垂直同期信号RST_Aと、RST_B
と、RST_Cとは、比較器714の出力に従ってイン
ターレース保全性を維持するよう調整動作を実施したり
無調整動作を実施したりするために、互いに関して位相
差を有する。遅延回路722はWR_RST_VRAM
_AXを発生するよう選択された垂直同期信号を補助ビ
デオ入力と再同期させる。遅延回路720はRD_RS
T_VRAM_AXとWR_RST_FIFO_AXと
を発生する同様な機能を実行する。図8に示すように、
B及びCモードは多くの時間で重なり合う。実際、全5
25の比較中2つだけがB又はCモードの両方ではなく
一方だけを必要とする。比較器714は両モードが有効
な時にCモードよりBモードを選択するように配置でき
る。この選択は自由であり、或いは他の回路の考慮に基
づいてもよい。
【0063】ビデオゲームとコンピュータの場合のよう
に、主ビデオソースがノンインターレース型ソースで、
補助ビデオソースがインターレース型ソースである時
は、ディスプレイが主信号にロックされるので問題が生
ずる。ノンインターレース型ディスプレイは、インター
レースされる位置に代わりのフィールドの表示がなく、
即ち、夫々の走査線は空間的にずれて互いに間に位置す
る。本発明の配置により、ノンインターレース型ビデオ
ソースからの信号の主画像チャネルへの出現は検出され
る。この検出は連続するフィールドが同一フィールドタ
イプを有することを検出することにより実施できる。
【0064】ノンインターレース型ソースからの信号の
出現はビデオRAMと付随する制御回路の動作モードの
変更に利用される。あるモードでは、ビデオRAMは補
助ビデオ信号の連続フィールドを記憶するために利用さ
れる。これらのフィールドは主画像チャネルがインター
レース型信号の時に連続して読みだされる。主信号がノ
ンインターレース型の場合には、ビデオRAMと制御回
路とは別のモードで動作し、ここで、たとえ全フィール
ドがビデオRAMに依然として書き込まれているとして
も、その他すべての補助信号のフィールドだけがビデオ
RAMから読みだされ主信号と複合される。或いは、そ
の他すべてのフィールドだけがビデオRAMに書き込ま
れ、それに従ってビデオRAMから読みだされてもよ
い。いずれの場合においても、上位フィールド(奇数フ
ィールド)だけ又は下位フィールド(偶数フィールド)
だけがビデオRAMから読みだされる。これらのフィー
ルドはいずれも2回にわたり読みだされて同一垂直位置
に表示される。
【0065】マイクロプロセッサはノンインターレース
型信号ソース検出器を監視し、検出か非検出かに応じ
て、ビデオRAMと、それに付随し補助ビデオ信号の全
フィールドを、又は、補助ビデオ信号の上位フィールド
だけ或いは下位フィールドだけを、同時表示用信号を複
合した回路に供給する制御回路の動作モードを設定す
る。
【0066】図13を参照するに、V_SYNCは立ち
上がりエッジがビデオ信号の垂直同期の開始に一致し、
処理された垂直同期パルスである。H_SYNC信号は
立ち上がりエッジがビデオ信号の水平同期パルスの立ち
上がりエッジに一致し、処理された水平同期パルスであ
る。図11の(c)に示すように、V_SYNCがH_
SYNCの立ち上がりエッジの直前で発生するとき奇数
フィールドが検出される。図11の(b)に示すよう
に、V_SYNCがH_SYNCの立ち上がりエッジの
1走査線の半分以上前に発生するとき偶数フィールドが
検出される。
【0067】フィールドタイプ検出器800はパルス発
生器802とD型フリップフロップ810とから成る。
パルス発生器802はゲート制御された2個のフリップ
フロップ804及び806とANDゲート808とから
成る。V_SYNC信号はフリップフロップ804の入
力である。フリップフロップ804の出力Qはフリップ
フロップ806の入力及びANDゲート808の1入力
である。フリップフロップ806の反転Q出力は、AN
Dゲート808のもう一つの入力である。フリップフロ
ップ804、806及び810は1024fH によるク
ロック入力を受ける。パルス発生器の出力Qは、垂直同
期開始時に発生する1クロック幅パルスである。この1
クロック幅パルスはフリップフロップ810に対するイ
ネーブル(EN)入力である。このパルスは、フリップ
フロップ810の入力DにおけるH_SYNC信号をサ
ンプルする。フリップフロップ810の出力Qは、上位
/下位(U/L)フィールドタイプ表示である。
【0068】図14にインターレース型とノンインター
レース型の信号を検出する回路820を示す。回路82
0はフィールドタイプ検出器800と、D型フリップフ
ロップ822と、排他的論理和(XOR)ゲート824
から成る。フリップフロップ810の反転Q出力は、フ
リップフロップ802の出力Qによりイネーブル(E
N)化されるフリップフロップ822の入力Dである。
フリップフロップ810の反転Q出力はフィールドタイ
プ表示U/Lである。フリップフロップ810の反転Q
出力及びフリップフロップ822の出力QはXORゲー
ト824の入力である。フリップフロップ822の目的
は前のフィールドのフィールドタイプを記憶することで
ある。XORゲート824は現在のフィールドのフィー
ルドタイプと記憶された前のフィールドのフィールドタ
イプとを比較する。フィールドタイプが一致するなら
ば、XORゲート824の出力はロー(LO)となり、
ノンインターレース型ビデオソースを意味する。フィー
ルドタイプが異なるならば、XORゲート824の出力
はハイ(HI)となり、インターレース型ビデオソース
を意味する。
【0069】テレビジョンマイクロプロセッサ216
は、直列テレビジョンバスを介して出力信号INTER
LACEDの状態を読みだす。マイクロプロセッサは、
概括的には新しいチャネルに変化した後、主ビデオ信号
(ディスプレイはこれに同期させられる)がインターレ
ース型であるか又はノンインターレース型であるかを決
定する。もし主ビデオ信号がインターレース型ならば、
画像内画像プロセッサ320は補助ビデオ信号の全フィ
ールドの読み書きにより動作するよう命令される。図7
ないし図11と共に説明したようにインターレース保全
性は維持される。もしマイクロプロセッサが主ビデオ信
号はインターレース型であると決定するならば、画像内
画像プロセッサ320はその他すべてのフィールドだけ
をビデオRAM350に書き込むように命令される。1
フィールドタイプのみが書き込まれるので、1フィール
ドタイプだけが読みだされる。かかるフィールドは各々
2回読みだされる。その結果、補助チャネルはノンイン
ターレース型ビデオに変換される。かかるノンインター
レース型ビデオは、インターレース型補助画像と比べて
ノンインターレース型ディスプレイ上の補助画像として
さらに一層望ましい画像である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)ないし(f)は、広幅画面テレビジョン
の各種表示形式を説明するための図である。
【図2】2fH 水平走査周波数での動作に適合する本発
明による広幅画面テレビジョンのブロック系統図であ
る。
【図3】図2に示す広幅画面プロセッサのブロック系統
図である。
【図4】図3に示す広幅画面プロセッサの詳細を示すブ
ロック系統図である。
【図5】図4に示すゲートアレイのブロック系統図であ
り主、補助及び出力信号パスを示す。
【図6】図2に示す偏向回路の結合ブロックと回路系統
を示す図である。
【図7】上位/下位フィールド表示とビデオフレームの
水平走査線との対応を示すタイミングチャートである。
【図8】相対的な進みを示す同時に表示されたビデオ信
号のインターレース保全性の維持を説明するための図で
ある。
【図9】相対的な進みを示す同時に表示されたビデオ信
号のインターレース保全性の維持を説明するための図で
ある。
【図10】相対的な進みを示す同時に表示されたビデオ
信号のインターレース保全性の維持を説明するための図
である。
【図11】図12に示す回路の動作を説明するための波
形を示す図である。
【図12】図8ないし図11と共に説明するインターレ
ース保全性を維持する回路のブロック系統図である。
【図13】フィールドタイプ検出器のブロック系統図で
ある。
【図14】インターレース信号及びノンインターレース
信号を検出する回路のブロック系統図である。
【符号の説明】
10 テレビジョン 20 ビデオ信号入力部 30 広幅画面プロセッサ 40 1fH から2fH への変換器 50 偏向回路 60 RGBインタフェース 70 電源 200 ビデオスイッチ 202 ワンチップ 204 RF周波数スイッチ 206、208 チューナー 210、220 Y/C復号化器 212、250 同期分離器 214 垂直カウントダウン回路 216 テレビジョンマイクロプロセッサ 224 IFステージ 226 オーディオステージ 227 符号化器 240 YUVからRGBへの変換器 242 受像管駆動回路 244 撮像管 254 垂直サイズインタフェース回路 256 横方向調整インタフェース回路 258 水平位相調整インタフェース回路 300 ゲートアレイ 301 画像内画像回路 304 主信号パス 306 補助信号パス 310 WSPマイクロプロセッサ復号化器 312 出力信号パス 315、317、319 マルチプレクサ 320 画像内画像プロセッサ 321 出力マルチプレクサ制御回路 322 クロック/同期回路 323、331 スイッチ 335 ルート制御回路 340 広幅画面プロセッサ(WSP)マイクロプロセ
ッサ 340A 入出力I/O部 340B アナログ出力部 342、346 A/D変換器 344 マルチプレクサ 350 ビデオRAM 352 4ビットから8ビットへの回路 352A、352B 4ビットラッチ 353,355 デマルチプレクサ 354、356、358 補助先入れ先出しFIFO 357、370 解像度処理回路 359 補間器 360、362、364 D/A変換器 361、363、365、376 ローパスフィルタ 366 符号化回路 367 遅延回路 368 同期回路 369 タイミング回路 374 フェーズロックドループ 380 発振器 420 ビデオRAM 500 回路 502 定電流源 504 垂直ランプキャパシタ 506 トランジスタ 508 可調整電流源 500 垂直サイズ調整 510 手動垂直サイズ調整 512 垂直偏向コイル 514 横方向ピン補正回路 516 水平出力回路 518 位相調整回路 520 2fH フェーズロックドループ 700 インターレース保全性維持回路 702 第1のフィールドタイプ検出回路 704、706、708 遅延回路 710 第2のフィールドタイプ検出回路 712 テスト発生器 714 比較器 716 発生器 718 選択回路 720、722 遅延回路 800 フィールドタイプ検出器 802 パルス発生器 804、806 ゲート制御フリップフロップ 808 ANDゲート 810 D型フリップフロップ 820 検出回路 822 D型フリップフロップ 824 XORゲート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ナサニエル ハルク エルソズ アメリカ合衆国 インディアナ 46112 ブラウンズバーグ イースト・ステイト・ ロード 136,6565 (72)発明者 ティモシー ウィリアム シーガー アメリカ合衆国 インディアナ 46260 インディアナポリス ナシュア・ドライブ 8318

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のビデオ信号に同期したビデオ表示
    手段と、 該第1のビデオ信号が2以上のフィールドタイプを有す
    るかを検出する手段と、 2以上のフィールドタイプを有する第2のビデオ信号を
    前記第1のビデオ信号と前記ビデオ表示手段上に同時に
    表示して結合する手段と、 前記第1のビデオ信号が2以上のフィールドタイプを有
    し、ここで前記第2のビデオ信号の全フィールドが前記
    同時表示用の前記結合手段への出力である場合には、第
    1の動作モードを有し、前記第1のビデオ信号が単一の
    フィールドタイプを有し、ここで前記第2のビデオ信号
    の1フィールドタイプだけが前記同時表示用の前記結合
    手段への出力である場合には、第2の動作モードを有
    し、前記検出手段に応答するビデオ信号処理手段とから
    成る装置。
  2. 【請求項2】 前記第2のビデオ信号と前記表示手段と
    のインターレース保全性を維持するよう前記第1の動作
    モード中に作動する手段から成る請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記第2のビデオ信号を前記第1のビデ
    オ信号と同期させる前記ビデオ信号処理手段から成る請
    求項1記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の動作モード中に前記第2のビ
    デオ信号の1フィールドタイプだけが書き込まれ読み出
    される、前記第2のビデオ信号を記憶する手段から成る
    請求項1記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の動作モード中に前記記憶手段
    に書き込まれた各フィールドが前記結合手段に2回読み
    出される請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の動作モード中に前記第2のビ
    デオ信号の1フィールドタイプが1回書き込まれ2回読
    み出される、前記第2のビデオ信号を記憶するための手
    段から成る請求項1記載の装置。
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