JPH06204960A - 同期伝送装置および同期伝送装置の信号のデータバイトの検出回路装置 - Google Patents

同期伝送装置および同期伝送装置の信号のデータバイトの検出回路装置

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JPH06204960A
JPH06204960A JP5170159A JP17015993A JPH06204960A JP H06204960 A JPH06204960 A JP H06204960A JP 5170159 A JP5170159 A JP 5170159A JP 17015993 A JP17015993 A JP 17015993A JP H06204960 A JPH06204960 A JP H06204960A
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counter
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byte
count
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Application number
JP5170159A
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Inventor
Klaus Scheffel
シェッフェル クラウス
Michael Niegel
ニーゲル ミヒャエル
Helmut Leuschner
ロイシュナー ヘルムート
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Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Electronics NV
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/16Time-division multiplex systems in which the time allocation to individual channels within a transmission cycle is variable, e.g. to accommodate varying complexity of signals, to vary number of channels transmitted
    • H04J3/1605Fixed allocated frame structures
    • H04J3/1611Synchronous digital hierarchy [SDH] or SONET

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 僅かなハードウェアコストしか要しない、受
信または送信すべき信号のデータバイトを検出するため
の回路装置を有している同期伝送装置。 【構成】 高いビットレートの搬送ユニットのポインタ
バイトをマーキングするカウンタ11,19と、高いビ
ットレートの搬送ユニットのデータバイトをカウントに
よってマーキングするカウンタ6,17と、低いビット
レートの搬送ユニットのそれぞれの群に対する位置カウ
ンタ6,17とを備えた制御回路2,14を有し、位置
カウンタは、前記群の低いビットレートの搬送ユニット
におけるデータバイトをカウントによってマーキング
し、前記制御回路はカウントおよび信号の搬送ユニット
についての情報に基づいてペイロードバイトおよびポイ
ンタバイトを識別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受信または送信すべき
信号のデータバイトを検出するための回路装置を有して
いる同期伝送装置に関する。この種の同期伝送装置は、
同期デジタルハイアラーキ(SDH)または同期オプチ
カルネットワーク(SONET)の系を含んでいること
を表している。
【0002】
【従来の技術】同期伝送装置のこの種の回路装置は、西
独国特許出願第4108429号明細書から公知であ
り、そこでは、同期デジタルハイアラーキのSTM−1
信号が処理される。同期伝送装置は、ポインタバイトを
検出しかつ評価し、更にはデータバイト、例えば受信さ
れたSTM−1信号の書き込みを制御するために使用さ
れる。この装置は更に、ポインタバイトを形成しかつ送
信すべきSTM−1信号に対するバッファからのデータ
バイトの読み出しを制御するために使用される。
【0003】STM−1信号(同期デジタルハイアラー
キ信号)は、フレームにおいて構成されておりかつ、信
号の実ペイロードに加えて、データギャップと称され
る、制御指示ビットおよび調整データを有している。S
TM−1フレームは、270の列および9つの行(行毎
に270バイト)を有している。列1ないし9すべての
行1ないし3および5ないし9は、オーバヘッドに対す
るセクションオーバヘッド(SOH)およびエラー検出
情報バイトを支持しかつストラクチャの残り(AUペイ
ロード)は、信号のデータ、調整データおよび更にオー
バヘッドバイトを支持する。
【0004】複数の種々のコンテナ(C−4,C−3,
C−2,C−12およびC−11)は、AU−ペイロー
ドに収容することができる。コンテナは、デジタルペイ
ロードのキャリッジに対する基本ユニットを意味するも
のと解される。例えば、STM−1フレームは、13
9.264Mbit/secビットレートに対するコン
テナC−4を備えた管理用ユニットAU−4を有するこ
とができる。選択的に、3つの管理用ユニットAU−3
がSTM−1フレーム内に収容されていることも可能で
ある。例えば、そのうち管理用ユニットAU−3は、4
.736Mbit/secビットレートに対するコン
テナC−3を有している。第2の管理用ユニットAU−
3は、例えば、6.312Mbit/secビットレー
トに対するそれぞれ1つのコンテナC−2を有している
7つの従属ユニット群TUG−2を有することができ
る。2.048Mbit/secビットレートに対する
それぞれ3つのコンテナC−12を有している7つのT
UG−2は更に、第3の管理用ユニットAU−3に収め
ることができる。制御指示および調整指示ビットをコン
テナに付加することによって、一層高いオーダの高いレ
ートおよび低いビットレートの搬送ユニット(VC−
4,VC−3,TU−3,TU−2,TU−12および
TU−11)が形成される。高いビットレートの搬送ユ
ニット(VC−4,VC−3)は、別の搬送ユニットを
含むことができる搬送ユニットを意味するものと解され
る。低いビットレートの搬送ユニットは、別の搬送ユニ
ットを含むことができない搬送ユニットを意味するもの
と解される。
【0005】冒頭に挙げた特許出願明細書には、STM
−1信号に含まれているそれぞれの搬送ユニットがデー
タバイトをカウントするための固有のカウンタを有して
いることが記載されている。例えば、VC−12のみを
含んでいる1つのVC−4を有するSTM−1信号が伝
送されるとき、VC−4およびそれぞれのVC−12は
固有のカウンタを有している。その後同じ回路装置は、
VC−4およびそれぞれのVC−11に対する別のカウ
ンタが使用可能になるまで、VC−11を含んでいるV
C−4を有するSTM−1信号を伝送するために使用す
ることはできない。従ってVC−12を含んでいるVC
−4に対して使用されるのと同じカウンタは、VC−1
1を含んでいるVC−4に対して使用することはできな
い。従って、STM−1信号における考えられるあらゆ
る搬送ユニット形態は、生じるそれぞれの搬送ユニット
に対して、別の搬送ユニット形態に対して使用すること
ができない固有のカウンタを必要とする。このような回
路装置は極めて高価である。
【0006】
【発明の課題】本発明の課題は、僅かなハードウェアコ
ストしか必要としない、冒頭に述べた形式の回路装置を
提供することである。
【0007】
【発明の概要】この課題は、本発明によれば、冒頭に述
べた形式の、受信または送信すべき信号のデータバイト
を検出するための回路装置を有している同期伝送装置に
おいて、次の特徴によって解決される:この回路措置は
制御回路を有しており、該制御回路は、生じる可能性が
ある、それぞれの高いビットレートの搬送ユニットのポ
インタバイトをマーキングするための少なくとも1つの
カウンタを含んでおり、かつ生じる可能性がある、それ
ぞれの高いビットレートの搬送ユニットのデータバイト
をカウントによってマーキングするための少なくとも1
つのカウンタを有しており、かつそれぞれ最大ビットレ
ートの搬送ユニットにおいて生じる可能性がある、低い
ビットレートの搬送ユニットのそれぞれの群に対して少
なくとも1つの位置カウンタを有しており、該カウンタ
は、前記群の低いビットレートの搬送ユニットにおける
データバイトをカウントによってマーキングするために
設けられており、かつ少なくとも、前記カウントおよび
前記信号の搬送ユニットについての情報に基づいてペイ
ロードバイトおよびポインタバイトを識別するために設
けられている。
【0008】本発明の同期伝送装置は、搬送ユニットの
ポインタバイトおよびデータバイトを検出するための種
々のカウンタを含んでいる制御回路を有している。この
目的のために、少なくとも1つのカウンタが、それぞれ
の高いビットレートの搬送ユニット(例えばSTM−1
信号におけるVC−4)に対して使用可能である。3つ
の高いビットレートの搬送ユニットVC−3がSTM−
1信号において転送される場合、3つのカウンタが要求
される。STM−1信号における、VC−4またはVC
−3それぞれに対するポインタバイトは、少なくとも1
つの別のカウンタによって識別される。それぞれの低い
ビットレートの搬送ユニットに対して、1つまたは複数
の低いビットレートの搬送ユニットにおけるデータバイ
トをマーキングする、使用可能な少なくとも1つの位置
カウンタがある。その場合この種の位置カウンタは、低
いビットレートの搬送ユニットまたは低いビットレート
の搬送ユニットの群それぞれの特定のタイプに対するS
TM−1信号における形態にかかわりなく使用される。
例えば、TUG−2に含まれているすべてのVC−11
に対して1つの位置カウンタを使用することができる。
ペイロードバイトおよびポインタバイトは、カウントに
基づいて制御回路において識別される。
【0009】この種の制御回路は、従来の形式の回路装
置より僅かなハードウェアしか有しずかつ搬送ユニット
のそれぞれの種類の要素のデータバイトを、それぞれマ
ーキングまたはカウントすることができる。
【0010】本発明の手段は、同期伝送装置に含まれて
いるバッファを制御するように具体設計することができ
る。その場合制御回路は、−信号のペイロードバイトを
バッファに書き込みまたはバッファから読み出し、−そ
の都度書き込みまたは読み出しカウンタを信号の搬送ユ
ニットに割り当て、−少なくとも、前記ペイロードバイ
トに割り当てられた前記書き込みまたは読み出しカウン
タのカウントからバッファアドレスを形成し、かつ−ペ
イロードバイトの発生時に前記バッファを解除するため
に設けられている。
【0011】制御回路は、信号(例えば、STM−1信
号)において生じる搬送ユニットを検出しかつ、例え
ば、書き込みカウンタを、バッファにペイロードバイト
を書き込むためにそれぞれのコンテナに割り当てる。ペ
イロードバイトをバイトから読み出すために、1つの読
み出しカウンタがそれぞれのコンテナに割り当てられ
る。ペイロードバイトは、伝送すべき信号の実際の情報
を含んでいる。ペイロードバイトは、そのバッファアド
レスが少なくとも書き込みカウントから形成される、バ
ッファのロケーションに記憶される。特定の低いビット
レートの搬送ユニット(TU−2,TU−12,TU−
11)によって殊に、バッファアドレスは、一層簡便な
記憶プロシージャが実現されるように、搬送ユニットお
よび書き込みカウントに割り当てられたアドレスから形
成することができる。
【0012】データバイトは、それがペイロードバイト
である場合にのみ、バッファに書き込むことができる。
同様に、ペイロードバッファのみがバッファから読み出
される。それがペイロードバイトであるかどうかを検出
するために、信号(例えば、STM−1信号)およびペ
イロードバイトが属する搬送ユニットにおけるそれぞれ
のデータバイトの位置が、カウンタを用いて制御回路に
よって検出される。ペイロードバイトをバッファに書き
込むべきとき、バッファは、書き込まれるために解除さ
れる。反対に、ペイロードバイトを信号(例えば、ST
M−1信号)内に収めるべきとき、バッファは読み出さ
れるために解除される。
【0013】同期伝送装置の回路装置はまた、ポインタ
バイトを評価する。この目的のために、制御回路は、識
別されたポインタバイトから少なくともポインタ値を推
定するかまたは少なくともポインタ値を識別されたポイ
ンタバイトに挿入するために設けられている。
【0014】制御回路は、カウンタを用いて信号におけ
るポインタバイトを検出する。STM−1フレームの5
番目の行における列1ないし9において搬送される、管
理用ユニットAU−4またはAU−3に対する所謂AU
−ポインタバイト(H1,H2およびH3−ポインタバ
イト)は、例えば、AU−ペイロード(行1ないし9、
列10ないし270)におけるVC−4またはVC−3
の始めについての情報および調整指示バイトを含んでい
る。AU−ペイロードにおける適当なロケーションにお
いて、通例言われているところのTU−ポインタバイト
(TU−2,TU−12およびTU−11に対するV
1,V2およびV3−ポインタバイトおよびTU−3に
対するH1,H2およびH3−ポインタ)が搬送され
る。VC−4,VC−3,TU−3,TU−2,TU−
12またはTU−11の始めは、ポインタバイトにおい
て搬送されるポインタ値に含まれている。
【0015】識別後、少なくとも1つのポインタ値が受
信された信号におけるポインタバイトから推定される
か、または少なくともポインタ値が、伝送すべき信号の
ポインタバイト内に挿入される。ポインタバイトにおい
て伝送すべき別の指示バイトは、同様にに推定または挿
入することも可能である。
【0016】本発明の別の実施例において、制御回路
は、カウンタのカウントの評価によって、−AU−ペイ
ロードバイトおよびAU−ポインタバイトを識別し、−
AUペイロードバイトを個々の搬送ユニットに割り当
て、−TUポインタバイトを識別し、かつ−否定調整動
作があるとき、否定調整機会をペイロードバイトとして
識別しかつ肯定調整動作があるとき、肯定調整機会をペ
イロードバイトとしてもはや識別しないために設けられ
ている。
【0017】データの、搬送ユニットに対する割り当て
は、カウントの評価によって制御回路において行われ
る。スタートバイトが検出されると、AU−ペイロード
バイトおよびAU−ポインタバイトが、カウントの検出
によって検出されかつそれから識別される。例えば、A
U−ペイロードバイトを指示するポインタがセットされ
る。更に、AU−ペイロードバイトが付加的に配分さ
れ、即ちそれらは、それらがペイロードを含んでいると
ころの搬送ユニットに割り当てられる。肯定調整動作が
あるとき、ペイロードは信号から取り出されずまたは信
号内に収めされる。肯定調整動作があるとき、ペイロー
ドは省略される。これとは反対に、否定調整動作がある
とき、ペイロードはこの調整機会において転送される。
この種の調整動作は、ポインタバイトの評価によって書
き込み操作の期間に検出すべきである。ポインタバイト
が評価されると、この調整機会においてペイロードバイ
トがあるかどうかを確定することができる。読み出し操
作期間に、例えば、西独国特許出願第4108429号
明細書から公知の調整決定回路が、調整動作を実施すべ
きかどうかを指示する。
【0018】信号におけるAU−ポインタバイトの位置
を検出するために、制御回路は、AU−ポインタバイト
をカウントするために設けられている少なくとも1つの
カウンタを有している。特定のカウントに達したとき、
前記制御回路は更に、AU−ポインタバイトまたは可能
な調整機会に対するポインタ識別子を形成するために設
けられている。ポインタ識別子は、データバイトを、ポ
インタバイトまたは可能な肯定または否定調整機会とし
て識別する。肯定調整動作によってペイロードは省略さ
れる。このことは、AU−ポインタ後の次のデータバイ
トがペイロードを含んでいないことを意味するものと解
される。これとは異なって、否定調整動作があるとき、
ペイロードはこの調整ロケーションにおいて転送され
る。H3−ポインタは、その場合1つのペイロードバイ
トを有することになる。
【0019】信号におけるTU−ポインタバイトの位置
を検出するために、制御回路は、AU−ペイロードにお
けるデータバイトをカウントするために設けられている
少なくとも1つのカウンタ回路を有している。カウンタ
回路のカウントを評価することによって、制御回路は更
に、AU−ペイロード構造におけるデータバイトの位置
を検出し、データバイトをTU−搬送ユニットに割り当
てかつTU−ポインタバイトまたは可能な調整バイトに
対するポインタ識別子を形成するために設けられてい
る。カウンタ回路は、AU−ペイロード構造におけるデ
ータバイトの位置を検出し、その際それはTU−3,T
U−2,TU−12またはTU−11(TU搬送ユニッ
ト)をデータバイトに割り当てかつTU搬送ユニットに
おいてデータバイトの位置を検出し、ひいては少なくと
も1つのカウントの検出によってポインタバイトの位置
および可能な調整バイトの位置を検出する。
【0020】カウンタ回路に対する実施例は、−VC−
4またはVC−3における列を検出するための少なくと
も1つの列カウンタおよび行を検出するための少なくと
も1つの行カウンタ、−TU−3におけるペイロードバ
イトを識別するための少なくとも1つのTU−3に対す
る1つの位置カウンタ、−TUG−2を識別するための
1つのカウンタ、−少なくとも1つのTUG−2におけ
るTU−12を識別するための少なくとも1つのカウン
タ、−少なくとも1つのTU−11におけるTU−11
を識別するための少なくとも1つのカウンタ、および−
TU−2,TU−12およびTU−11におけるペイロ
ードバイトを識別するための少なくともそれぞれのTU
−2,TU−12およびTU−11に対する少なくとも
1つの位置カウンタを有している。
【0021】管理用ユニットAU−3において、コンテ
ナC−3,C−2,C−12およびC−11を支持する
ことができる。高次の従属ユニットTU−2,TU−1
2およびTU−11は、従属ユニット群TUG−2に収
められる。この種の搬送ユニットTUにおける有効デー
タバイトおよびポインタバイトおよびいずれかの使用可
能な固定および可変の調整ロケーションを検出するため
に常に、列および行カウンタ、TUG−2,TU−12
およびTU−11を識別するためのカウンタおよび使用
可能なTU−2,TU−12およびTU−11に対する
位置カウンタがある。その場合、TUG−2において常
に、データバイトがどのように分配されているかを検出
することだけが必要である。同様に、TUG−2におい
て搬送すべきTU−2,TU−12またはTU−11の
内容のみを検出すべきである。それぞれの可能なコンテ
ナに対して固有のカウンタを使用することが択一的に可
能でありかつ一層高価である。その場合カウンタ回路
は、管理用ユニットAU−4かまたはAU−3に対し
て、搬送ユニットのそれぞれ考えられる構成配置を検出
しかつ更に位置カウンタを用いてペイロードバイトを検
出しかつ、例えば、列および行カウンタを用いて固定の
調整ロケーションを検出する。
【0022】従属ユニットTU−3に対する位置カウン
タは、AU−3の内容を識別するために要求されない。
TU−3は、管理用ユニットAU−4において搬送する
ことができるにすぎない。簡単なカウンタ回路を有しか
つ2つの管理用ユニットAU−3およびAU−4に対し
て同じカウンタ回路を使用するために、この位置カウン
タは、AU−3に対しても存在している。STM−1フ
レームにおいて搬送すべき3つの管理用ユニットAU−
3に対して、3つのこの種のカウンタ回路が必要であ
る。これらの3つのカウンタ回路を管理用ユニットAU
−4に対しても利用するために、AU−4は、交番する
列を有する3つのストラクチャに細分割してもよい。本
発明において使用されるカウンタ回路は、この形式のカ
ウンタ回路の現状と比較して、著しく小さな数のカウン
タを有している。
【0023】制御回路に含まれているアドレッシング回
路は、バッファアドレスを形成するために使用され、そ
の際アドレス指定回路は、−VC−4またはVC−3が
あるとき、それぞれ割り当てられた書き込みまたは読み
出しカウンタのカウントからバッファアドレスを形成
し、−TU−2があるとき、それぞれ割り当てられた書
き込みまたは読み出しカウンタのカウントからおよびT
UG−2の識別子に対するカウンタのカウントからバッ
ファアドレスを形成し、−TU−12またはTU−11
があるとき、それぞれ割り当てられた書き込みまたは読
み出しカウンタのカウントからおよびTUG−2の識別
子に対するカウンタのカウントおよびTU−12または
TU−11の識別に対するカウンタのカウントからバッ
ファアドレスを形成するために設けられている。
【0024】従って、アドレッシング回路においてま
ず、どの搬送ユニットにペイロードバイトが属するかが
検出される。バーチャルコンテナVC−4またはVC−
3のペイロードバイトあれば、バッファアドレスは、こ
のバーチャルコンテナに割り当てられた、それぞれモジ
ュロカウンタであるそれぞれの書き込みまたは読み出し
カウンタのカウントから取り出される。モジュロカウン
タの値は、補償すべき書き込みおよび読み出し操作の間
で時間とともに移動する必要なバッファ深度に依存して
いる。TU−2によって、バッファアドレスは、TUG
−2の識別子に対するカウンタのカウントからおよび割
り当てられた書き込みおよび読み出しカウンタのカウン
トから形成される。その場合バッファアドレスの最上位
ビットは、TUG−2の識別子に対するカウンタのカウ
ントによって形成されかつ下位ビットは、書き込みまた
は読み出しカウンタのカウントから形成される。付加的
に、TU−12またはTU−11の識別子に対するカウ
ンタのカウントは、TU−12またはTU−11に対す
るバッファアドレスの最上位ビットに付加される。
【0025】本発明の別の実施例において、制御回路
は、それぞれH1またはV1およびH2またはV2−ポ
インタに対するポインタ識別子があるとき、ポインタバ
イトからポインタ値の部分を推定するためまたはポイン
タ値の部分をポインタバイト内に挿入するために設けら
れているポインタ回路を有している。その場合ポインタ
回路は、H1,H2,V1またはV2−ポインタバイト
に対する少なくともポインタ識別子を検出しかつポイン
タ値が作られた部分からその都度、H1,H2,V1ま
たはV2−ポインタバイトを推定しかつそれぞれ、H
1,H2,V1またはV2−ポインタバイトを挿入す
る。
【0026】実ポインタ値は常に、それまでの実ポイン
タ値が既知である間に形成される。実ポインタ値とは、
かかわりのある搬送ユニットの始めを表すポインタ値を
意味するもとと解される。それ故に、ポインタ回路にお
けるポインタメモリは少なくとも、制御回路に含まれて
いるアドレッシング回路によって形成すべきポインタア
ドレスによって識別されるメモリロケーションにポイン
タ値を記憶するために設けられている。固定された所定
のポインタアドレスはVC−4およびVC−3に対して
発生され、TUG−2を識別するためのカウンタに依存
するポインタアドレスはTU−2に対して発生され、か
つTUG−2を識別するためのカウンタに依存しかつT
U−12またはTU−11を識別するためのそれぞれの
カウンタに依存するポインタアドレスは、TU−12ま
たはTU−11に対して発生される。
【0027】受信された信号において、搬送ユニットT
Uに対する実ポインタ値が、それまでの実ポインタ値、
新しく受信されたポインタ値および最後に受信されたポ
インタ値の評価によって形成される。新しく受信された
ポインタ値と最後に受信されたポインタ値とが相応しか
つそれまでの実ポインタ値と新しいポインタ値とが相応
しないとき、ポインタ回路は大抵、新しく受信されたポ
インタ値を実ポインタ値としてセットするために設けら
れている。その他の場合、それまでの実ポインタ値が実
ポインタ値であり続ける。
【0028】調整動作は、例えば、V−3ポインタバイ
トとともにスタートするTU−搬送ユニットTU−2,
TU−12およびTU−11において実施される。調整
動作を実施すべきであれば、TU−搬送ユニットの始め
は、1データバイトだけシフトされる。このことは、T
U−ポインタ値が、単位分デクリメントまたはインクリ
メントされることを意味している。TU−搬送ユニット
TU−2,TU−12またはTU−11のV1およびV
2−ポインタバイトの評価後ポインタ値が、V2および
V3−ポインタバイトの間にある、かかわりのあるコン
テナの始めを指示するならば、実際の調整機会の前にシ
フトがある。管理用ユニットAU−4およびAU−3に
対して同じことが維持される。実際の調整機会のシフト
を回避するために、ポインタ回路は、肯定または否定調
整動作があるとき、搬送ユニットのH3またはV3−ポ
インタバイトの発生まで、ポインタ値をインクリメント
またはデクリメントすることはない。
【0029】カウンタ回路のカウンタが同期デジタルハ
イアラーキの受信された信号のフレームに対して共通の
基準点を有するように、カウンタ回路のカウンタは、A
U−4またはAU−3管理用ユニットの始めにその都度
初期化される。
【0030】西独国特許出願第4205959号明細書
には、AU−ペイロードバイトおよび別のデータバイト
を含んでいる到来する信号と出て行く信号との間の周波
数および/または位相変化を等化するための回路装置が
開示されている。この回路装置は、AU−ポインタの始
めをマーキングするペイロードバイトおよびAU−ポイ
ンタコードを一時記憶するためのキャッシュメモリと、
調整の場合に阻止信号を発生する制御回路とを有してい
る。調整は、周波数および/または位相変化の発生時お
よびSTM−1フレームのSOHデータとともに生じ
る。その場合ペイロードバイトがキャッシュメモリから
読み出されないとき、阻止信号が生じる。
【0031】受信されたSTM−1信号のポインタバイ
トの評価のための、本発明による回路装置の制御回路
は、AU−ペイロードバイトがないとき阻止信号を受信
しかつ、阻止信号が生じるとき、ペイロードバイトの不
在を指示するためのポインタを発生するために設けられ
ている。阻止信号は、例えば、西独国特許出願第420
5959号明細書から公知のキャッシュメモリによって
供給される。ポインタは、AUペイロードバイトがある
かどうかを指示する。更に、阻止信号が生じるとき、カ
ウント操作を中断する、AU−ペイロードバイトをカウ
ントするための位置カウンタが存在する。この位置カウ
ンタは、AU−ポインタバイトを検出するために必要で
ある。
【0032】実ポインタ値が、関連の位置カウンタの内
容に相応すれば、制御回路は、AU−4,AU−3,T
U−3,TU−2,TU−12またはTU−11の始め
に対してその都度インジケータを出力するために設けら
れている。例えば、AU−位置カウンタのカウントが、
適当な管理用ユニットAU−3またはAU−4のポイン
タ値に等しければ、STM−1信号のペイロードバイト
を一時記憶しかつペイロードバイトの読み出しに対する
時間順序を割り付けるために使用されるバッファに一時
記憶することができるインジケータが送出される。
【0033】制御回路は、AU−ポインタが生じる時点
を検出するためにAU−ポインタカウンタを有してい
る。制御回路は、AU−ポインタの始めを識別するため
のAU−ポインタコードを受信する。このAU−ポイン
タコードは、AU−ポインタバイトをカウントするため
のAU−ポインタカウンタを初期化する。AU−ポイン
タコードは、西独国特許出願第4205959号明細書
から公知のキャッシュメモリによって発生するようにし
てもよい。
【0034】伝送すべき信号を形成する、同期伝送装置
の回路装置は、ペイロードバイトを一時記憶するために
使用されるバッファからAU−4,AU−3,TU−
3,TU−2,TU−12またはTU−11の始めに対
するインジケータを受信する。AU−4,AU−3,T
U−3,TU−2,TU−12またはTU−11の始め
に対するインジケータが供給されるとき、ポインタ回路
は、関連の位置カウンタのカウントから実ポインタ値を
形成するために設けられている。肯定または否定調整動
作を実施すべきであれば、ポインタ回路は、実ポインタ
値をインクリメントまたはデクリメントすることにな
る。
【0035】伝送すべき同期デジタルハイアラーキ信号
に対して、同期デジタルハイアラーキのフレーム同期化
信号(STM−1信号)における列を検出するための列
カウンタおよび行を検出するための行カウンタとを有す
る送信フレームカウンタ回路を付加的に含んでいる制御
回路が必要である。列カウンタおよび行カウンタは、カ
ウンタ回路のカウンタの初期化のために必要である(共
通の基準点の発生)。カウンタ回路のカウンタは、ST
M−1フレームにおける9番目の列および4番目の行の
始めにその都度初期化される。更に、送信フレームカウ
ンタ回路における列カウンタおよび行カウンタは、AU
−ポインタバイトに対するポインタ識別子を検出するた
めに使用される。
【0036】
【実施例】次に本発明を図示の実施例につき図面を用い
て詳細に説明する。
【0037】同期デジタルハイアラーキの信号を伝送す
る伝送装置は、整合回路が、到来する信号と出て行く信
号との間の周波数および位相偏差を打ち消す再生器回路
を有している。この種の伝送装置によって、例えば、S
TM−1信号が伝送される。このSTM−1信号は、フ
レームにおいて構成されておりかつ更に、CCITT勧
告G.709において説明されている。以下、本発明に
とって本質的である、このSTM−1フレーム構成の部
分について説明する。
【0038】STM−1フレームの構成は、図1のAに
略示されている。フレームは、270列および9行(行
当たり270バイト)を有している。列1ないし9にお
ける行1ないし3および5ないし9はすべて、オーバヘ
ッドおよびエラー検出情報に対するセクションオーバヘ
ッド(SOH)を支持し、列1ないし9の4番目の行は
AU−ポインタ(AU−P)および実ペイロード、AU
−ペイロードまたはAU−ペイロードストラクチャ
(P)を支持している。図1のBに示されているよう
に、ペイロードストラクチャは、例えば、C−4ペイロ
ードおよびパスオーバヘッド(POH)を有するバーチ
ャルコンテナVC−4を支持している。ここにおいてコ
ンテナは、ペイロードバイトのキャリジに対する基本ユ
ニットを表していることを意味する。このようなコンテ
ナは別のコンテナを支持していてよい。
【0039】図2には、STM−1フレームに対する多
重構造が示されている。44.736Mbit/sec
ビットレートを有する有効信号のデータは、コンテナC
−3に収められている。POHを付加することによって
C−3コンテナは、バーチャルコンテナC−3内に形成
される。ポインタバイト、調整バイトおよび別のバイト
を付加することによって、バーチャルコンテナVC−3
は従属ユニットTU−3または管理用ユニットAU−3
になる。3つの管理用ユニットAU−3は、1つのST
M−1フレーム内に収められる。
【0040】6.312Mbit/secビットレート
を有する有効信号のデータはコンテナC−2に収めら
れ、2.048Mbit/secビットレートを有する
有効信号のデータはコンテナC−12に収められかつ
1.44Mbit/secビットレートを有する有効信
号のデータはコンテナC−11に収められる。コンテナ
C−2,C−12およびC−11は、POHが付加され
る都度、バーチャルコンテナVC−2,VC−12およ
びVC−11になる。バーチャルコンテナVC−2,V
C−12およびVC−11が調整バイトおよび別のバイ
トによって完成されると、それらは、従属ユニットTU
−2,TU−12およびTU−11になる。TU−2,
TU−12およびTU−11は、従属ユニット群TUG
−2に結合される。TUG−2は、1つのTU−2また
は3つのTU−12または4つのTU−11を支持して
いる。
【0041】7つのTUG−2は1つのVC−3内に収
めることができまたは7つのTUG−2は1つのTUG
−3に収めることができる。前者の場合POHが付加さ
れ、後者の場合別のバイトおよび調整バイトが付加され
る。3つのTUG−3は、更に1つのPOH、別のバイ
トおよび調整バイトを含んでいる1つのVC−4に収め
られる。これまでに既に考察したように、コンテナC−
4は、VC−4に収めてもよい。VC−4は、バーチャ
ルコンテナVC−4と比較して、付加的にAU−ポイン
タを含んでいるAU−4(管理用ユニット群AU−4と
も称される)に収められている。その場合このAU−4
はSOHと一緒に、STM−1フレームを形成する。S
TM−1フレームを多重化することによって、高次のS
TM−1フレーム(STM−N)が形成される。
【0042】図3には、4つのTU−11および3つの
TUG−12がそれぞれ、1つのTUG−2に多重化さ
れる様が示されている。TUG−11およびTUG−1
2の列のバイトはそれぞれ、交互にTUG−2に収めら
れている。
【0043】図4には、7つのTUG−2を1つのVC
−3に収める場合の多重化構成が示されている。VC−
3の第1列はPOHを支持する。TUG−2の列のバイ
トが交互に、VC−3の次の列に収められている。図5
には、7つのTUG−2の、1つのTUG−3への多重
化構造に対する類似の多重化構成が示されている。しか
しその場合、第1の2つの列は固定の調整バイトのため
にある。
【0044】図6には、3つのTUG−3の、1つのV
C−4への多重化構成が示されている。VC−4の最初
の3つの列は1つのPOHおよび固定の調整バイトを支
持している。VC−4の残りの列は交互に、それぞれの
TUG−3の列を支持している。
【0045】適当なAU−ポインタを有する3つのAU
−3の多重化が図7に示されている。それぞれのAU−
3のAU−ポインタは交互に、STM−1フレームのA
U−ポインタにおいて支持されている。AU−3のそれ
ぞれの列のバイトも、1つのAU−4において交互に支
持されている。
【0046】AU−3およびAU−4それぞれおよびT
U−3,TU−2,TU−11それぞれは、1つのポイ
ンタを有している。ポインタは固定の所定のロケーショ
ンに収められている。それらは、適当なバーチャルコン
テナの始めを指示しかつ調整データを含んでいてもよ
い。AU−4およびAU−3に対するポインタの位置
は、図1および図7から明らかである。TU−3に対す
るポインタの位置は図8から明らかである。ポインタH
1,H2およびH3は、VC−4における3つのTU−
3のそれぞれに対して、VC−4の列4ないし6および
行1ないし3において支持されている。VC−4の第1
列はPOHを支持しかつVC−4の第2列および第3列
は、3つのTU−3が1つのVC−4に収められていれ
ば、固定の調整バイトを収容している。
【0047】TU−2,TU−12またはTU−11
は、4つの連続するSTM−1フレームにおいて搬送さ
れる。従属ユニットの第1フレームは、第1バイト位置
においてポインタV1を支持し、第2フレームは第1バ
イト位置においてポインタV2を支持し、第3フレーム
は第1バイト位置において第3ポインタV3を支持しか
つ第4フレームは第1バイト位置においてポインタV4
を支持する。第3フレームにおいて、第2バイト位置に
おいて肯定調整機会が存在してもよい。更に、バーチャ
ルコンテナVC−11の26のバイト、バーチャルコン
テナVC−12の35のバイトおよびバーチャルコンテ
ナVC−2の107のバイトが、フレーム毎に搬送され
る。
【0048】図10には、同期伝送装置に対する1実施
例、例えば、同期デジタルハイアラーキ(SDH)また
は同期オプチカルネットワーク(SONET)が図示さ
れている。この実施例は、部分的に接続路を介して接続
されている複数の伝送装置21を有している。この種の
伝送装置21は、例えば、少なくとも1つのSTM−1
信号を受信しかつ送信する。更に、伝送装置21は、イ
ンタフェース回路22からの信号を受信しまたはそこに
信号を送信することができる。この種のインタフェース
回路22は、STM−1信号の搬送ユニットの信号も受
信する。インタフェース回路22においてこのSTM−
1信号は、例えば、整合すべき信号クロックに対して、
整合回路のバッファに書き込まれる。
【0049】整合回路の部分を形成しかつSTM−1信
号を処理する、図10に示されているような回路装置の
第1実施例が、図11に略示されている。バッファ1
は、受信制御回路2によって制御されかつそこから書き
込みコマンド、インジケータ値J1Dおよびバッファア
ドレスPSを受信する。受信制御回路2は更に、到来信
号と出て行く信号とのまたはの周波数および/または位
相変化を打ち消すための回路装置3(以下キャッシュメ
モリと称される)に接続されている。このキャッシュメ
モリ3は、西独国特許出願第4205959号明細書か
ら公知である。それはデータバイトをバッファ1および
受信制御回路2に供給する。更にそれは、バッファ回路
3からデータバイトが読み出されなければ、受信制御回
路2に阻止信号を供給する。受信制御回路2はキャッシ
ュメモリ3から、AU−ポインタの始めおよびストラク
チャコードBを識別する付加的なAU−ポインタを受信
する。それぞれのAU−3およびそれぞれの関連するA
U−ポインタは交互に、STM−1フレーム内に収めら
れる。結果的に、STM−1フレームに交互に現れる3
つのストラクチャがある。ストラクチャを識別するため
に、キャッシュメモリ3は、ペイロードストラクチャの
評価のために受信制御回路2においても使用されるスト
ラクチャコードBを供給する。どのコンテナがSTM−
1信号において搬送されるかについての情報は、ここに
は詳しく示されていない装置管理の管理メモリによって
供給される。
【0050】受信制御回路2は、書き込み回路4とキャ
ッシュメモリ3からデータバイトも受信する受信ポイン
タ回路5とを有している。受信ポインタ回路5は、AU
−ペイロードバイトが存在しているかどうかの情報を供
給する。この場合、インジケータDATは1にセットさ
れる。更に、ポインタ回路5はJ1−識別子を書き込み
回路4に供給し、書き込み回路は、バッファ1に書き込
むべきペイロードが、AU−3におけるVC−4または
VC−3の始めであるかどうかを識別する。書き込み回
路4は更に、受信ポインタ回路5から、それぞれ供給さ
れたコンテナおよび肯定または否定調整動作が関連して
いるかどうかの識別子を有するポインタ値Pakt(B,
n)を受信する。受信ポインタ回路5は、先行のSTM
−1フレームのポインタ情報信号が記憶されているポイ
ンタメモリを有している。書き込み回路4は、受信ポイ
ンタ回路5にその都度供給されるコンテナとともに進む
ポインタアドレスPAを供給する。更に、書き込み回路
4は、ポインタ識別子V1,…,V4を受信ポインタ回
路5に供給し、受信ポインタ回路はその都度、使用可能
な調整ロケーションおよびポインタバイトがあるかもし
れないことを識別する。最後に、書き込み回路はTU−
コードを受信ポインタ回路5に供給し、受信ポインタ回
路は、キャッシュメモリ3から供給されたデータバイト
がどの従属ユニットに属するかを指示する。
【0051】更に図10において、クロック信号接続は
指示されずかつ説明もしなかったことを述べておく。
【0052】図13は、書き込み回路4のブロック回路
図である。この回路は、受信カウンタ回路6、受信アド
レッシング路7、H4−回路8および書き込み決定回路
9を含んでいる。受信カウンタ回路6は、ストラクチャ
に割り当てられた3つのカウンタ段を有している。それ
ぞれのカウンタ段は、AU−3またはAU−4それぞれ
における列をカウントするための列カウンタAUS
(B)、AU−3,AU−4それぞれにおける行をカウ
ントするための行カウンタを有している。それぞれのス
トラクチャに対して、カウンタTUG2(B)、カウン
タTU11(B)およびカウンタTU11(B)および
カウンタTU12(B)が存在している。カウンタTU
G2(B)は、TUG2がストラクチャにおいて搬送さ
れるとき、どのTUG2に使用可能なデータバイトを割
り当てるべきかを検出する。複数のTU−12がTUG
−2に収められたとき、カウンタTU12(B)がスト
ラクチャに対して、どのTU−12にデータバイトを割
り当てるべきかを検出する。同じことは、カウンタTU
11(B)を有するTU−11に対するストラクチャに
対するTUG−2に対して行われる。
【0053】更に、この種の搬送ユニットが使用される
とき、関連するTU−3,TU−2,TU−12および
TU−11におけるペイロードバイトの位置をその都度
検出する4つの位置カウンタTU3POS(B),TU
2POS(B),TU12POS(B),TU11PO
S(B)が存在する。種々のカウントに基づいて、受信
カウンタ回路6は、使用可能なデータバイトがポインタ
バイトまたは調整バイトであることを指示する種々のイ
ンジケータ(TU−3に対するH1TU3(B),H2
TU3(B),H3TU3(B)およびH3TU3P
(B);TU−2に対するVTU2(B),VTU2P
(B);TU−11に対するVTU11(B)およびV
TU11P(B);TU−12に対するVTU12
(B)およびVTU12P(B))をセットする。
【0054】位置カウントは、受信アドレッシング回路
7に供給される。列カウンタAUS(B)のカウント
は、H4回路8および書き込み決定回路9に供給されか
つ行カウンタAUZ(B)のカウントは、H4回路8に
供給される。更に、受信カウンタ回路6はデータバイト
およびストラクチャコードBをキャッシュメモリ3から
受信しかつインジケータDATおよびJ1−識別子を受
信ポインタ回路5から受信する。受信カウンタ回路は、
TU−3またはTU−2がいつ存在するかを識別する、
それぞれのストラクチャに対する2つのTUインジケー
タTU3D(B)およびTU2D(B)を発生する。更
に、受信カウンタ回路6並びに受信アドレッシング回路
7、H4−回路8および書き込み決定回路9はその他
に、装置管理の管理メモリに対する接続部を有してい
る。
【0055】H4−回路8は、供給されたデータバイト
が4つのフレームのいずれに属するかを検出する。この
ために、H4−回路8には、キャッシュメモリ3からス
トラクチャコードBおよびデータバイトが供給されかつ
受信ポインタ回路5からポインタDATが供給される。
H4−回路8は、値H4akt(B,n)を受信アドレッ
シング回路7に供給する。
【0056】受信アドレッシング回路7において、TU
コード、ポインタアドレスPA、バッファアドレスP
S、ポインタ識別子V1,V2,V3PおよびV4およ
び位置インジケータTUPOSが形成される。位置イン
ジケータTUPOSは、位置カウンタTU3POS
(B),TU2POS(B),TU12POS(B)ま
たはTU11POS(B)の1つの値を発生する。ポイ
ンタ識別子V1ないしV4は、どのポインタバイトが使
用可能でありかつ肯定調整機会があるかどうかを識別す
る。
【0057】受信ポインタ回路5からストラクチャコー
ドBを受信しかつキャッシュメモリ3からJ1識別子、
インジケータDAT、ポインタ値および調整動作がある
かどうかのメッセージを受信する書き込み決定回路9
は、書き込みコマンドおよびインジケータJ1Dを発生
する。バッファアドレスPSを形成するために、書き込
み決定回路9は受信アドレッシング回路7に書き込みカ
ウンタのカウントを供給する。VC−4に対して、書き
込みカウンタVC4SCがあり、それぞれのVC−3に
対して、書き込みカウンタVC3SC(B)がありかつ
84の低ビットレートのコンテナの最大値のそれぞれに
対して、使用可能な書き込みカウンタLOSC(PA)
がある。1つのAU−4または3つのAU−3において
全部で84のC−11を搬送することができる。
【0058】上記の回路6ないし9は、アプリケーショ
ン固有の集積回路(ASIC)の部分またはコンピュー
タにおける固有の設計言語を用いて設計されているプロ
セッサ素子であってよい(例えば“ASIC-Entwurf mit V
HDL und Logiksynthese”D.Peer 著、Elektronik 23, 1
991, 第84ないし92頁参照)。それ故にこの種の回
路素子の機能は、状態またはプログラムルーチンを用い
て一層簡単な方法で説明することができる。
【0059】次に、付録Aに示されている、書き込み回
路4における装置構成に対する状態ルーチンについて説
明する。まず、書き込み回路4の受信カウンタ6におい
て、キャッシュメモリ3によって供給されるそれぞれの
データバイトがSTM−1フレームのどこに収容すべき
であるかが検出される。管理用ユニットAU−4におい
て、3つのAU−3が1つの列から次の列に交番する仕
方において収められている。このようにして、3つの連
続する列のバイトはその都度、種々のAU−3に属す
る。それぞれのAU−3は、1つのストラクチャに割り
当てられている。AU−4は全体的にAUGに関連付け
られる。後者はまた、3つのストラクチャに分割されて
いる。それぞれ3番目の列は、同じストラクチャに割り
当てられている。列0,3,6…はストラクチャ0に属
し、列1,4,7…はストラクチャ1に属しかつ列2,
5,8…はストラクチャ2に属する。
【0060】受信カウンタ回路6においてスタート後ま
ず、受信ポインタ回路5から供給されたインジケータD
ATが1に等しいかどうか、ひいては有効データが存在
するかどうかが検査される。有効データが存在しなけれ
ば、スタートへの復帰が行われる。その他の場合には、
受信ポインタ回路5から供給されたJ1−識別子が存在
するかどうかが検査される。J1−識別子はAU−4に
おけるVC−4またはAU−3におけるVC−3の始め
を指示する。J1−識別子が存在すれば、検査すべき次
の事項は、AU−4が供給されているかどうかである。
この情報は、管理メモリによって供給することができ
る。AU−4が存在すれば、3つのストラクチャ(J1
−識別子は第1ストラクチャに対してのみ存在する)の
それぞれに対する初期化ルーチン(付録A)において初
期化が行われる。まずストラクチャBが0にセットされ
かつそれから初期化ルーチンに飛び越される。続いて、
同じことが2つの別のストラクチャに対して実施され
る。AU−4は存在しないが、AU−3が存在する場合
も、初期化ルーチンに飛び越される。その場合、初期化
は実ストラクチャに対して行われる。
【0061】J1−識別子が存在しなければ、管理メモ
リの問い合わせによって、AU−4が供給されているか
どうかが検査される。供給されていれば、カウンタルー
チン1(付録A)に飛び越される。AU−3が存在して
いる場合、カウンタルーチン2(付録A)に飛び越され
る。
【0062】次に、初期化ルーチンについて説明する。
スタート後、列カウンタAUS(B),行カウンタAU
Z(B),カウンタTUG2(B),TU11(B),
TU12(B)および位置カウンタTU3POS(B)
が、関連のストラクチャに対して初期化される。列カウ
ンタAUS(B)および行カウンタAUZ(B)には、
0の値が与えられる。7つのTUG−2の1つを識別す
る、カウンタTUG2(B)のカウントは6にセットさ
れる。4つのTU−11の1つを識別する、カウンタT
U11(B)のカウントには、3の値が与えられる。3
つのTU−12の1つを識別する、カウンタTUG12
(B)のカウントには、2の値が与えられる。TU−3
のデータバイトを識別する、位置カウンタTU3POS
(B)のカウントには、594の値が与えられる。TU
−3は、765のデータバイトを支持する(図3.8/
G709参照)。594の値は、VC−4におけるTU
−3の終わりに関する。位置カウンタTU3POS
(B)は、すべてのカウンタについて説明しかつなお説
明するように、そのカウント値としてカウント0を有す
る。
【0063】TU−2,TU−12またはTU−11に
おけるデータバイトの位置をそれぞれ検出する3つの別
の位置カウンタTU2POS(B),TU12POS
(B)およびTU11POS(B)は、4つのフレーム
の第1フレームが存在するまで初期化されない。インジ
ケータH4akt(B,n)は、このことについての情報
を発生し、この情報はH4回路8によって供給される。
インジケータH4akt(B,n)が0に等しければ、第
1フレームは存在しかつ位置カウンタTU2POS
(B)のカウントには320の値が与えられ(コンテナ
TU−2当たり438バイト;バイト320はTU−2
の終わりを識別する;図3.11/G709参照)、位
置カウンタTU12POS(B)のカウントには値10
4の値が与えられ(コンテナTU−12当たり140バ
イト;バイト104はTU−12の終わりを識別する;
図3.11/G709参照)かつ位置カウンタTU11
POS(B)のカウントには77の値が与えられる(コ
ンテナTU−11当たり104バイト;バイト77はT
U−11の終わりを識別する;図3.11/G709参
照)。別のフレームが存在すれば(識別子H4
akt(B,n)≠0)、終了に飛び越される。
【0064】次に、AU−4が存在するときスタートす
るカウンタルーチン1について説明する。スタート後、
列カウンタAUS(B)のカウントが86に等しいかど
うか、ひいては行の終わりにおける最後のデータバイト
を処理することができるかどうか(ストラクチャ当たり
87列)が検査される。そうであれば、列カウンタAU
S(B)のカウントが0にセットされる。それから行カ
ウンタAUZ(B)のカウントが単位分インクリメント
される。カウントが9に等しいとき、それは0にリセッ
トされる。この場合に行カウンタは再びVC−4の第1
行を識別する。列カウンタAUS(B)のカウントが8
6に等しくなければ、それは単位分インクリメントされ
る。
【0065】VC−4は、1つのTU−3かまたは7つ
のTU−2とともに3つのTUG−3を搬送することが
できる。VC−4におけるデータバイトの位置は、続い
ていずれか可能な組み合わせに対して検出される。まず
このことはTU−3において検出される。列カウンタA
US(B)のカウントが1を上回っているかどうかが検
査される。そうでなければ、TUインジケータTU3D
(B)は0にセットされる。このことは、TU−3デー
タが存在しないことを意味する。実際には、TU−3の
データは、それぞれのストラクチャの第3列まで存在し
ない(図2.4および図2.5/G709参照)。その他
の場合、TUインジケータTU3D(B)は1にセット
されかつそれから位置カウンタTU3POS(B)のカ
ウントは単位分インクリメントされる。765のカウン
トにおいて位置カウンタTU3POS(B)はカウント
を再び0でスタートする(TU−3当たり765バイ
ト)。
【0066】更に、ポインタバイトまたは肯定調整機会
または否定調整機会が生じているかどうかが検査され
る。まず、列カウンタAUS(B)のカウントが1に等
しいかどうかが確認される。そうでなければ、3つのポ
インタインジケータH1TU3(B),H2TU3
(B)およびH3TU3(B)が0にセットされる。そ
れから列カウンタAUS(B)のカウントが2に等しい
かどうかおよび行カウンタAUZ(B)のカウントが2
に等しいかどうかが確認される。等しくなければ、ポイ
ンタインジケータH3TU3(B)は0にセットされ
る。その他の場合、ポインタインジケータH3TU3
(B)は1にセットされる。このことは、肯定調整機会
があることを指示する。列カウンタAUS(B)のカウ
ントが1に等しければ、行カウンタAUZ(B)のカウ
ントが0に等しいかどうかが確認される。そうであれ
ば、第1行が存在しかつポインタインジケータH1TU
3(B)は1にセットされる。行カウンタAUZ(B)
のカウントが0に等しくなければ、行カウンタAUZ
(B)のカウントが1に等しいかどうかの次の確認が行
われる。そうであれば、ポインタインジケータH2TU
3(B)は1にセットされる。そうでなければ、行カウ
ンタAUZ(B)のカウントが2に等しいかどうの最後
の確認が行われる。データバイトが第3行にあれば、ポ
インタインジケータH3TU3(B)は1に等しくされ
る。ポインタインジケータH1TU3(B),H2TU
3(B)およびH3TU3(B)は、それらが1にセッ
トされていれば、ポインタロケーションH1およびH2
および否定調整機会(H3)があることを指示する。
【0067】次の動作は、TU−2が存在するときの、
データバイトの位置を検出することである。まず、列カ
ウンタAUS(B)のカウントが2を上回っているかど
うかの確認が行われる。そうでなければ、TUインジケ
ータTUG2D(B)が0にセットされ、即ちTUG−
2、ひいてはTU−2の使用可能なデータはない。別の
場合、TUインジケータTUG2D(B)は1にセット
される(図2.4および図2.7/709参照)。引き続
いて、どのTUG−2が存在するかの確認が行われる。
それから、カウンタTUG2(B)のカウントが6に等
しいかどうかが確認される。そうでなければ、カウンタ
TUG2(B)のカウントは単位分インクリメントされ
る。その他の場合、それは0にセットされかつ列カウン
タAUS(B)のカウントが10より小さくかつ行カウ
ンタAUZ(B)のカウントが0に等しいかどうかが確
認される。この確認および後続の命令または確認はそれ
ぞれ、第1のTUG−2に対してのみ実施される。別の
6つのTUG−2に対して、類似の答が得られる。最後
の確認が肯定的な答を有すれば、TU−2ポインタを含
んでいるTUG−2の部分が存在する。この場合、ポイ
ンタインジケータVTU2(B)は1にセットされかつ
その他の場合0にセットされる。ポインタインジケータ
VTU2(B)が0に等しければ、データバイトは、T
U−2のポインタが生じる、TUG−2の部分には位置
していない。ポインタインジケータVTU2(B)が0
にセットされた後、位置カウンタTU2POS(B)の
カウントは単位分インクリメントされる。428のカウ
ントで位置カウンタTU2POS(B)は再び0におい
てカウント開始する。TU−2は、4つのフレーム中に
428のバイトを含んでいる(ポインタなし;図3.1
1/G709参照)。引き続いて、列カウンタAUS
(B)のカウントが17より小さくかつ行カウンタAU
Z(B)のカウントが0に等しいかどうかが検査され
る。そうであれば、ポインタインジケータVTU2P
(B)は1にセットされかつその他の場合0にセットさ
れる。このポインタインジケータVTU2P(B)は、
列10ないし16およびそれぞれ第1行に生じる、TU
−2の肯定調整機会を識別する。この割り当ては、4つ
のフレームの第3フレームに対してのみ有効である。
【0068】TUG−2におけるTU−2に対するデー
タ位置またはポインタ位置が検出されると、次いでTU
G−2におけるTU−11のポインタ位置またはデータ
位置がその都度検出される。列カウンタAUS(B)の
カウントが2を上回りかつカウンタTUG2(B)が0
に等しいかどうかがまず確認される。上述したように、
TUG−2のデータは、4番目の列におけるまで生じな
い。この確認が、列カウンタAUS(B)のカウントが
2より小さかまたは2に等しくかつカウンタTUG2
(B)のカウントが0に等しくないことを示すと、ラベ
ル11までジャンプする。その他の場合、カウンタTU
11(B)のカウントが3に等しいかどうかの確認が行
われる。この確認の結果が否定的であれば、カウンタT
U11(B)のカウントは単位分インクリメントされ
る。結果が肯定的であれば、カウンタTU11(B)の
カウントは0にセットされる。従って後続の命令および
問い合わせは、TU−2における第1のTU−11に対
してのみ行われる。引き続いて、列カウンタAUS
(B)のカウントが31より小さいかどうかかつ行カウ
ンタAUZ(B)のカウントが0に等しいかどうかが確
認される。列番号30までの第1行において、TUG−
3におけるポインタV1ないしV4がある(図2.6お
よび図2.7/G709参照)。データバイトがSTM
−1フレームのこの部分に位置していれば、ポインタイ
ンジケータVTU11(B)は1にセットされる。その
他の場合、ポインタインジケータVTU11(B)は0
にセットされかつ位置カウンタTU11POS(B)の
カウントは単位分インクリメントされる。104のカウ
ントにおいてカウンタTU11POS(B)は再び0か
らのカウントをスタートする。位置カウンタTU11P
OS(B)は、TU−11におけるデータバイトの位置
を指示する。データバイトが肯定調整機会において位置
するかどうかを突き止めるために、列カウンタAUS
(B)のカウントが59より小さくかつ行カウンタAU
Z(B)のカウントが0に等しいかどうかが確認される
(図3.11/G709参照)。イエスであれば、ポイ
ンタインジケータVTU11P(B)は1にセットされ
る。この割り当ては、4つのフレームの第3フレームに
対しても維持される。そうでない場合には、このポイン
タインジケータVTU11P(B)は0にセットされ
る。それからラベル11に到達する。
【0069】カウンタルーチン1の終了時に、TU−1
2のポインタ位置およびデータ位置が検出される。ま
ず、列カウンタAUS(B)のカウントが2を上回って
いるかどうかおよびカウンタTUG2(B)のカウント
が0に等しいかどうかが確認される。そうであれば、即
ちTU−12にデータが存在する可能性があれば、カウ
ンタTU12(B)のカウントが2に等しいかどうかが
確認される。3つのTU−12は、1つのTUG−2に
収めることができる。従ってどのTU−12が存在する
かを検出する質問がある。カウンタTU12(B)のカ
ウントが2に等しくなければ、カウンタTU12(B)
のカウントは単位分インクリメントされる。その他の場
合、カウンタTU12(B)のカウントは0にセットさ
れかつ第1のTU−12に対して別の命令および確認が
行われる。引き続いて、列カウンタAUS(B)のカウ
ントが24より小さくかつ行カウンタAUZ(B)のカ
ウントが0に等しいかどうかが確認される。このこと
は、ポインタが存在する可能性があるかどうかを突き止
めることである。実際には、ポインタはTUG−3にお
いて第1行の列3ないし23に生じる。確認の結果が肯
定的であれば、ポインタインジケータVTU12(B)
は1にセットされ、即ちTU−12のV1,V2,V3
またはV4−バイトが存在する。結果が否定的であれ
ば、ポインタインジケータVTU12(B)は0にセッ
トされる。それから位置カウンタTU12POS(B)
のカウントが単位分インクリメントされる。140のカ
ウントにおいて、位置カウンタTU12POS(B)は
再び0からカウンタをスタートする。位置カウンタTU
12POS(B)は、TU−12におけるデータバイト
の位置を指示する。引き続いて、これが、肯定調整機会
が生じるかもしれない部分であるかどうかが検査され
る。それから、列カウンタAUS(B)のカウントが4
5より小さくかつ行カウンタAUZ(B)のカウントが
0に等しいかどうかが確認される。第1の行における列
24ないし44において、肯定調整機会が生じる可能性
がある。この確認の結果が肯定的であれば、ポインタイ
ンジケータVTU12P(B)は1にセットされる(こ
の割り付けは、4つのフレームの第3フレームに対して
のみ有効である)。結果が否定的であれば、それは0に
セットされる。この最後の命令の後、カウンタルーチン
1は終了する。
【0070】次に、AU−3が存在するとき使用される
カウンタルーチン2について説明する。スタート後、列
カウンタAUS(B)のカウントが86に等しいかどう
かが確認される。そうであれば、列カウンタAUS
(B)のカウントは0にセットされる。それから行カウ
ンタAUZ(B)のカウントは単位分インクリメントさ
れる。9のカウントにおいて、行カウンタAUZ(B)
は0にセットされる。列カウンタAUZ(B)のカウン
トが86に等しくなければ、それは単位分インクリメン
トされる。
【0071】VC−3において1つのコンテナC−3ま
たは7つのTUG−2を搬送することができる。TUG
−2におけるTU−11,TU−12およびTU−2そ
れぞれの搬送に対して、STM−1フレームにおける位
置が次のように検出される。最初TU−2位置が検出さ
れる。まず、列カウンタAUS(B)のカウントが0に
等しいかどうかまたは29に等しいかどうかまたは58
に等しいかどうかが確認される(図2.3および図2.9
/G709参照)。この条件を満足すれば、TUインジ
ケータTUG2D(B)が0にセットされる。VC−3
の第1列においてVC−3−POHがあり、30番目の
行および59番目の行において固定の調整バイトがあ
る。このことは、これらの行がTUG−2データバイト
を含んでいないことを表す。この条件が満たされなけれ
ば、TU−インジケータTUG2D(B)は1にセット
される。それからTUG−2が存在するかどうかが確認
される。カウンタTUG2(B)のカウントが6に等し
いかどうかが確認される。この確認は、第1のTUG−
2を検出することである。この確認結果が否定的であれ
ば、カウンタTUG2(B)のカウントは単位分インク
リメントされる。そうでなければ、カウンタTUG2
(B)のカウントは0にセットされる。その場合第1の
TUG−2も生じる。第1のTUG−2に対してのみ、
次の命令および確認が実施される。
【0072】次に、列カウンタAUS(B)のカウント
が7を上回っているかどうかが確認される。そうでなけ
れば、TUG−2の、TU−2のポインタを含んでいる
部分が生じる。それからポインタインジケータVTU2
(B)が1にセットされる。その他の場合、ポインタイ
ンジケータVTU2(B)は0にセットされかつ位置カ
ウンタTU2POS(B)のカウントが単位分インクリ
メントされる。それから列カウンタAUS(B)のカウ
ントが14を上回っているかどうかが確認される。この
確認が否定的な結果を有すれば、ポインタインジケータ
VTU2P(B)は1にセットされる。ポインタインジ
ケータVTU2P(B)は、既に説明したように、肯定
調整機会を含んでいるデータバイトを指示する(この割
り付けは、4つのフレームの第3フレームに対してのみ
有効である)。列カウンタAUS(B)のカウントが1
4を上回っていれば、ポインタインジケータVTU2P
(B)は0にセットされる。
【0073】TUG−2におけるTU−11のポインタ
位置およびデータ位置をそれぞれ検出するために、カウ
ンタルーチン2の次の部分が使用される。まず、カウン
タTUG2(B)のカウントが0に等しいかどうかが検
査される。そうでない場合には、ラベル12に飛び越さ
れる。そうであれば、カウンタTU11(B)のカウン
トが3に等しいかどうかが確認される。そうでなけれ
ば、カウンタTU11(B)のカウントが単位分インク
リメントされかつその他の場合には0にセットされる。
第1のTU−11が発見されると(カウンタTU11
(B)のカウントは0に等しい)、列カウンタAUS
(B)のカウントが20を上回っているかどうかが確認
される。この確認および次の確認は、第1のTU−11
によってのみ実施される。結果が否定的であれば、ポイ
ンタインジケータVTU11(B)は1にセットされ
る。肯定的な結果によってポインタインジケータVTU
11(B)は0にセットされる。従ってデータバイトは
ポインタバイトではありえない。引き続いて、位置カウ
ンタTU11POS(B)のカウントは単位分だけイン
クリメントされる。104のカウントにおいてそれは0
にセットされる。次いで、列カウンタAUS(B)のカ
ウントが57を上回っているかどうかが検査される。カ
ウントが57を上回っていれば、肯定調整機会は生じず
かつポインタインジケータVTU11P(B)は0にセ
ットされる。その他の場合、肯定調整機会があるかもし
れずかつポインタインジケータVTU11(B)には1
の値が与えられる(この割り付けは、4つのフレームの
第3フレームに対してのみ有効である)。それからラベ
ル12が処理される。
【0074】カウンタルーチン2の終りに、TU−12
のポインタ位置およびデータ位置が検出される。まず、
カウンタTUG2(B)のカウントが0に等しいかどう
かが確認される。そうであれば、TU−12のデータは
存在しかつ第1のTU−12が探索される。それから、
カウンタTU12(B)のカウントが2に等しいかどう
かが確認される。このカウントが2に等しくなければ、
カウンタTU12(B)のカウントは単位分だけインク
リメントされる。2に等しければ、カウンタのカウント
は0にセットされかつ別の命令および確認が実施され
る。それから、ポインタバイトを支持することができな
い部分が探索される。列カウンタAUS(B)のカウン
トが21を上回っているかどうかの質問が行われる。実
際には、21番目の列までまだ、ポインタバイトである
可能性がある。21の値に達していなければ、ポインタ
インジケータVTU12(B)は1にセットされかつそ
の他の場合は0にセットされる。引き続いて、位置カウ
ンタTU12POS(B)のカウントは単位分だけイン
クリメントされる。最後に、肯定調整機会が探索され
る。肯定調整機会は列22ないし42に生じる可能性が
ある。それ故に、列カウンタAUS(B)のカウントが
43より小さいかどうかが確認される。そうであれば、
ポインタインジケータVTU12(B)は1にセットさ
れ(この割り付けは4つのフレームの第3フレームに対
してのみ有効である)かつその他の場合には0にセット
される。この最後の命令が、カウンタルーチンを終了す
る。
【0075】受信カウンタ回路6においてデータバイト
をAU−ペイロードのどこに収めることができるかが確
認されると、データバイトに対するバッファアドレスP
SおよびポインタアドレスPAが受信アドレッシング回
路7において形成され、かつ固有のカウントおよびイン
ジケータまたは識別子がこのデータバイトに割り当てら
れる。しかしまず、TUコードが0にセットされる。こ
のことは、TU−3,TU−12またはTU−11のデ
ータは生じていないことを指示する。それからVC−4
が存在するかどうかが検査される。この情報は、管理メ
モリから取り出される。VC−4が存在すれば、バッフ
ァアドレスPSは、書き込みカウンタVC4SCの内容
にセットされる。この書き込み回路VC4SCのカウン
トは、それぞれのデータバイト後に単位分だけインクリ
メントされる。更に、ポインタアドレスPAは“001
11BB”にセットされる。2つの“B”は、ストラク
チャのために設けられている。VC−4がなければ、A
U−3中にVC−3があるかどうかが確認される。この
情報も管理メモリから到来する。この確認が肯定的な結
果を有すれば、バッファアドレスPSは、書き込みカウ
ンタVC3SC(B)の内容にセットされる。それぞれ
のストラクチャに対して、そのカウントがそれぞれのデ
ータバイト後に単位分インクリメントされる書き込みカ
ウンタVC3SC(B)がある。ポインタアドレスPA
は“00111BB”にセットされる。後者の確認が否
定的な結果を有すれば、VC−3がAU−4において生
じているかどうかが確認される。そうであれば、バッフ
ァアドレスPSは書き込みカウンタVC3SC(B)の
内容にセットされかつポインタアドレスPAは“BB0
0000”にセットされる。その他の場合、TUG−2
アドレスルーチンに飛び越される。
【0076】受信TUG−2アドレスルーチンのスター
ト後、中間アドレスZWが“BBTTT”にセットされ
る。2つの“B”はストラクチャを表しかつ3つの
“T”は、カウンタTUG2(B)の内容に対して設け
られている。それから、TU−2があるかどうかが、管
理メモリから学習される。TU−2があれば、ポインタ
アドレスPAは、中間アドレスおよび0にセットされて
いる2つの最下位ビットから構成される。TU−2がな
ければ、管理メモリの内容を用いて、TU−12がある
かどうか確認される。TU−12があれば、ポインタア
ドレスPAは、最上位ビットとしての中間アドレスZW
および最下位ビットとしてのカウンタTU12(B)の
内容を含んでいるデータ語によって構成される。その他
の場合、ポインタアドレスPAは中間アドレスZWおよ
びカウンタTU11(B)の内容によって構成される。
それから、バッファアドレスPSは、ポインタアドレス
および書き込みカウンタLOSC(PA)の内容から構
成される。それからポインタアドレスは最上位ビットを
形成する。ポインタアドレスによって指示される、全部
で84の書き込みカウンタLOSC(PA)がある。こ
れにより、受信TUG−2アドレスルーチンは終了す
る。
【0077】受信アドレッシング回路7の状態ルーチン
において続いて、受信カウンタ回路6において検出され
たポインタインジケータがポインタ識別子V1,V2,
V3,V3PおよびV4に割り当てられかつ位置カウン
タの内容が位置インジケータTUPOSに割り当てられ
る。まず、管理メモリから、TU−3があるかどうかが
学習される。TU−3があれば、TU−コードが4にセ
ットされかつポインタインジケータH1TU3(B)が
ポインタ識別子V1に割り当てられ、ポインタインジケ
ータH2TU3(B)がポインタ識別子V2に割り当て
られ、ポインタインジケータH3TU3(B)がポイン
タ識別子V3に割り当てられ、ポインタインジケータH
3TU3P(B)がポインタ識別子V3Pに割り当てら
れかつ値0がポインタ識別子V4に割り当てられる。位
置インジケータTUPOSは、位置カウンタTU3PO
S(B)の内容にセットされる。引き続いて、受信アド
レッシング回路の終りに飛び越される。TU−3がなけ
れば、AU−3にVC−3があるかどうかまたはAU−
4にVC−4があるかどうかが確認される。この情報
も、管理メモリから学習される。VC−3またはVC−
4があれば、ポインタ識別子V1,V2,V3,V3P
およびV4は0にセットされる。その他の場合、TU−
11が生じているかどうかが確認される。そうであれ
ば、TU−コードは3にセットされ、インジケータVは
ポインタインジケータVTU11(B)にセットされ、
インジケータVPはポインタインジケータVTU11P
(B)にセットされかつ位置インジケータTUPOSは
位置カウンタTU11POS(B)の内容にセットされ
る。TU−11がなければ、TU−12があるかどうか
が確認される。TU−12があれば、TU−コードが2
にセットされているかどうかの確認が行われ、インジケ
ータVはポインタインジケータVTU12(B)にセッ
トされ、インジケータVPはポインタインジケータVT
U12P(B)にセットされかつ位置インジケータTU
POSは位置カウンタTU12POS(B)の内容にセ
ットされる。その他の場合、インジケータVおよびVP
の割り当ても実施されるTU−2がある。インジケータ
Vは、ポインタインジケータVTU2(B)にセットさ
れ、インジケータVPはインジケータVTU2P(B)
にセットされかつ位置インジケータTUPOSは位置カ
ウンタTU12POS(B)の内容にセットされる。更
に、TU−コードには0の値が与えられる。
【0078】実行すべき次の事項は、TU−11,TU
−12またはTU−2において4つのフレームのいずれ
が生じたのかを検出することである。この情報は、H4
−回路から学習される。第1のフレームが生じると(H
akt(B,n)=0)、ポインタ識別子V1はインジ
ケータVにセットされかつ残りのポインタ識別子V2,
V3,V3PおよびV4は0にセットされる。H4akt
(B,n)が1に等しければ、第2のフレームが存在す
る。その場合、ポインタ識別子V2はポインタVに等し
くかつ残りのポインタ識別子は0にセットされる。第3
のフレーム(H4akt(B,n)=2)が存在すると
き、ポインタ識別子V3はインジケータVにセットされ
かつポインタ識別子V3PはポインタインジケータVP
にセットされる。別のポインタ識別子には0の値が与え
られる。H4akt(B,n)が2に等しくなければ、デ
ータバイトは第4のフレームに属する。それからポイン
タ識別子V4のみがインジケータVに等しくされる。他
のポインタ識別子は0にセットされる。後者の命令によ
り、受信アドレッシング回路7の状態ルーチンが終了す
る。
【0079】受信アドレッシング回路7の状態ルーチン
の後、書き込み決定回路9の状態ルーチンが実施され
る。書き込みコマンドは、バッファ1を書き込みかつ種
々の書き込みカウンタのカウントをインクリメントする
ために使用される。スタート後、管理メモリから、AU
−4においてVC−4があるかどうかが学習される。そ
うであれば、J1−識別子が存在するかどうかが確認さ
れる。この情報は、受信ポインタ回路5から供給され
る。識別子が存在するとき、インジケータJ1Dに1の
値が与えられる。その他の場合、識別子J1Dは0にセ
ットされる。引き続いて、有効データが生じたかどうか
が検出される(DAT=1?)。有効データが生じると
きにのみ、書き込みコマンドが発生される。
【0080】VC−4を含んでいるAU−4が存在しな
いことが明らかであれば、次にVC−3を含んでいるA
U−3が存在するかどうかが確認される。この情報は、
管理メモリから供給される。確認された場合、J1−識
別子が検出されたとき、識別子J1Dは1にセットされ
る。その他の場合、識別子には0の値が与えられる。引
き続いて、有効データが生じ(DAT=1)かつAU−
3において固定の調整機会がなければ(列カウンタAU
S(B)≠29および≠58)、書き込みコマンドが形
成される。
【0081】VC−3を含んでいるAU−3がなけれ
ば、コンテナにおけるデータバイトの位置を検出するイ
ンジケータTUPOSが、V5に対するポインタ値また
はJ1−バイトに等しいかどうかが確認される。このポ
インタ値は受信ポインタ回路5によって供給される。イ
ンジケータがこのポインタ値に等しければ、インジケー
タJ1Dには1の値が与えられかつその他の場合には0
の値が与えられる。その後、TU−3が存在するかどう
かが確認される。この情報は、管理メモリによって供給
される。TU−3が存在する場合、a)有効データがあ
り(DAT=1)かつb)TU−インジケータTU3D
(B)が1にセットされかつc)肯定調整動作が実施さ
れずまたはd)否定調整動作が実施されるならば、書き
込みコマンドが与えられる。TU−3が存在しない場
合、a)有効データが存在し(DAT=1)かつb)T
U−インジケータTU2D(B)が1に等しくかつc)
ポインタ識別子V1が0に等しくかつd)ポインタ識別
子V2が0のに等しくかつe)ポインタ識別子V3が0
に等しくまたは否定調整動作が実施されかつf)ポイン
タ識別子V3Pが0に等しいかまたは肯定調整動作が実
施されずかつg)ポインタ識別子V4が0に等しくなる
まで、書き込みコマンドは与えられない。書き込み決定
回路モジュールの終わりにおいて、書き込みコマンドが
あるかどうかが検査される。書き込みコマンドがあれ
ば、書き込みカウンタVC4SC,VC3SC(B)お
よびLOSC(PA)のカウントがインクリメントされ
かつコマンド“バッファにデータバイトおよびインジケ
ータJ1Dを書き込め”が与えられる。これをもって、
書き込み決定回路は終了する。
【0082】H4−回路8の状態ルーチンによって、ま
ず、列カウンタAUS(B)が0に等しくかつ行カウン
タAUZ(B)が5に等しいかどうかかつインジケータ
DATが1に等しいかどうかが検査される。それぞれの
AU−4またはAU−3において、第1列および第5行
においてH4−バイトが搬送され、このバイトはフレー
ム番号を指示する。まず、AU−が存在するかどうかが
検査される。それから、H4−値が、AU−4のそれぞ
れのストラクチャコードに対して(B=1,2,3)お
よびAU−3におけるそれぞれのストラクチャに対して
検出される。フレーム番号(H4−値)は、H4−バイ
トの最下位ビットから形成される。引き続いて、H4−
値は、H4−回路8に含まれているメモリに記憶され
る。このH4−値は、新たに受信されたH4−値H4
neu(B,n)と称される。この値は、1だけインクリ
メントされた実H4−値H4akt(B,n−1)と比較
される。実H4−値は、その前に受信されたVC−4ま
たはVC−3のフレーム番号を表す。変数“n”は、新
たに受信された実H4−値および検出すべき実H4−値
に関する。“n−1”は、関連のその前のH4−値に関
する。新たに受信されたH4−値が単位分だけインクリ
メントされた実H−4値に等しければ、実H4−値は新
たに受信されたH4−値に等しくなるようにセットされ
る(H4akt(B,n):=H4neu(B,n))。そう
でない場合には、新たに受信されたH4−値が、最後の
4つのその前に受信されたH4−値とともに1つのシー
ケンスを形成するかどうかが確認される。シーケンス
は、4つのフレーム番号が周期的に送出されることを表
す。例えば、まず第1のフレームが送出されかつそれか
ら第5のフレームが送出されたならば、シーケンスはな
い。この種のシーケンスが生じたならば、実H4−値が
新たに受信されたH4−値に等しくなるようにセットさ
れる(H4akt(B,n):=H4neu(B,n))。そ
うでない場合には、実H4−値はインクリメントされる
(H4akt(B,n):=H4akt(B,n)+1)。
【0083】図12には、受信ポインタ回路5のブロッ
ク図が示されている。それは、主装置10,AU−ポイ
ンタカウンタ11およびAU−ペイロードバイトおよび
AU−ポインタをカウントするためのAU−位置カウン
タ12を有している。AU−ポインタカウンタ11は、
キャッシュメモリ3からAU−ポインタのスタートを識
別するAU−ポインタコードを受信する。AU−ポイン
タカウンタ11は、AU−ポインタバイトが生じたとき
そのカウントを変化する。AU−ポインタカウンタ11
のカウントは、主装置10およびAU−位置カウンタ1
2に供給される。AU−位置カウンタ12は更に、キャ
ッシュメモリ3から阻止信号およびストラクチャコード
Bを受信する。位置カウンタ2のカウントは主装置10
に搬送される。更に、位置カウンタ12はインジケータ
DATを供給する。
【0084】受信ポインタ回路5における主装置10は
複数のメモリおよびカウンタを有している。それは書き
込み回路4からポインタアドレスPA、ポインタ識別子
V1,V2およびV3およびTU−コードを受信する。
ポインタアドレスPAはアドレスバッファに一時記憶さ
れる。ポインタ値の計算および肯定または否定調整動作
が生じたかどうかの計算は、H1V1−メモリ、ポイン
タメモリ、ポインタカウンタおよび調整カウンタを用い
て実施される。主装置10は更に、キャッシュメモリ3
からのデータバイトを含んでいる。
【0085】主装置10は、否定または肯定調整動作に
おいてインジケータDATを所望のように変化する。更
に、それは、調整動作が設けられているかどうかの情報
を供給する。TU−3,TU−2,TU−12およびT
U−11に対して計算されるポインタ値Pakt(PA,
n)は、VC−4またはVC−3コンテナのスタートに
対するJ1−識別子のように発生される。
【0086】付録Bには、受信ポインタ回路5の状態ル
ーチンが示されている。まず、AU−ポインタカウンタ
11の状態ルーチンについて説明する。AU−ポインタ
コードは、AUポインタの始めが存在するとき、キャッ
シュメモリ3からAU−カウンタ11に供給される。A
U−ポインタコードが生じるとき、AU−ポインタカウ
ンタ11のカウント(AUPO)は0の値にセットされ
る。その他の場合、AU−ポインタカウンタ11のカウ
ントが12の値を有しているかどうかが確認される。1
2の値が存在しなければ、AU−ポインタまたは肯定調
整ロケーションのデータバイトがあるはずである。それ
からAU−ポインタカウンタ11のカウント(AUP
O)は単位分だけインクリメントされる。その他の場
合、AU−ポインタカウンタ11の内容の変化は行われ
ない。
【0087】AU−ポインタカウンタ12の状態ルーチ
ンは、有効データが存在しているかどうかおよびSTM
−1フレームにおけるそれぞれのデータバイトの位置を
示す。まず、阻止信号がキャッシュメモリ3によって供
給されるかどうかが確認される。この信号が供給されな
ければ、インジケータDATは1にセットされ、即ち有
効データは存在している。それから第1にストラクチャ
が存在するかどうか、即ちストラクチャコードBが0に
等しいかどうかの検査が行われる。そうであれば、AU
−位置カウンタ12のカウント(AUVC)が単位分イ
ンクリメントされる。AU−位置カウント12のカウン
ト(AUVC)は、第1ストラクチャが存在する、即ち
それが0から782(9行、87列)までカウントする
ときのみ、インクリメントされる。そうでなければ、A
U−位置カウンタ12の内容は変化しない。阻止信号が
存在するならば、インジケータDATは0にセットされ
る。その場合、有効データは存在しない。引き続いて、
第1の肯定調整ロケーションが存在するかどうかが突き
止められる。このことは、第1分岐からAU−ポインタ
カウンタ11によって指示される。AU−ポインタカウ
ンタ11のカウント(AUPO)が9に等しければ、第
1の肯定調整ロケーションが存在する。それからAU−
ポインタカウンタ12のカウント(AUVC)が0にセ
ットされる。その他の場合、AU−ポインタカウンタ1
2の内容は変化しない。
【0088】引き続いて、主装置10の状態ルーチンに
ついて説明する。書き込み回路4によって供給されるポ
インタアドレスPAが書き込まれると、それはアドレス
バッファに記憶される。実施すべき次の事項は、H1,
H2,V1またはV2−バイトが存在するかどうかの検
査である。この目的のために、AU−ポインタカウンタ
11のカウント(AUPO)および書き込み回路4が評
価される。H1またはH2−バイトが存在するならば、
AU−ポインタカウンタ11は、カウント0ないし5を
指示する。書き込み回路4は、V1またはV2−バイト
が存在するならば、ポインタ識別子V1またはV2を発
生する。
【0089】検査の結果が肯定的であれば、検査すべき
次の事項は、H1またはV1−バイトが存在するかどう
かである。存在すれば、H1またはV1−バイトはH1
V1−バッファに一時記憶される。結果が否定的であれ
ば、即ちH2またはV2−バイトが存在すれば、評価ル
ーチンに飛び越される。
【0090】次に、評価ルーチンについて説明する。ま
ず、H1V1−バッファからH1またはV1−バイトが
書き込まれ、次いで新たに受信されたH2またはV2−
バイトが書き込まれる。最後に受信されたポインタ値P
(PA,n−1)および実ポインタ値Pakt(PA,n−
1)が、ポインタメモリから呼び出される。これらのポ
インタ値は、書き込み回路4によって供給されるポイン
タアドレスPAによって識別される、ポインタメモリの
メモリ領域に記憶される。実ポインタ値は、VC−4,
VC−3,TU−3,TU−2,TU−12またはTU
−11のスタートアドレスを指示するポインタ値であ
る。変数“n”は、なお計算すべき新たに受信されたポ
インタ値に関する。“n−1”は、その前のデータバイ
トに関する。次に新しい実ポインタ値が検出される。そ
れは、これまでの実ポインタ値、新たに書き込まれたポ
インタ値および最後に受信されたポインタ値から得られ
る。
【0091】まず、ポインタカウンタPZがインクリメ
ントされる。それからインジケータSTOPFDATは
1にセットされ、このインジケータは、新しい実ポイン
タ値がこれまでの実ポインタ値にセットされているかま
たは新たに受信されたポインタ値にセットされているか
を指示する。新たに供給されたポインタ値P(PA,
n)が最後に受信されたポインタ値P(PA,n−1)
に等しくなければ、ポインタカウンタPZのカウントは
1にセットされる。逆が真であれば、実ポインタ値P
akt(PA,n−1)が新しいポインタ値P(PA,
n)に等しいかどうかの検査が行われる。等しい場合、
ポインタカウンタPZのカウントは0にセットされる。
等しくない場合、まずインジケータSTOPFDATは
0にセットされかつそれからポインタカウンタPZの内
容が3に等しいかどうかの検査が行われる。等しくなけ
れば、実ポインタ値は変化せず、即ちPakt(PA,
n):=Pa kt(PA,n−1)。ポインタカウンタP
Zの内容が3に等しければ、新しい実ポインタ値Pakt
(PA,n)が新しいポインタ値P(PA,n)にセッ
トされる。
【0092】ポインタ値の更新に加えて、評価ルーチン
において、調整動作を実施すべきであるかどうかが検査
される。CCITT勧告G.709において、図3.3に
肯定または否定調整に対して生じるべき条件が説明され
ている。10個のビットから成るポインタ値は交互にI
ビットおよびDビットを有している。5つのIビットの
大抵が反転されていれば、肯定調整動作を実施すべきで
あり、5つのDビットの大抵が反転されていれば、否定
調整動作を実施すべきである。
【0093】調整動作は、インジケータSTOPFDA
Tが1に等しい、即ち実ポインタ値Pakt(PA,n)
がまだ検出されていないときにのみ実施される。調整動
作を実施すべきであれば、調整カウンタSZの内容が3
の値を有しているかどうかが検査される。そうであれ
ば、H2−バイトが存在しているかどうかが確認され
る。このことは、AU−ポインタカウンタ11のカウン
ト(AUPO)から学習される。H2−バイトが存在す
れば、肯定調整動作があるかどうかが確認される。ある
場合、実ポインタ値Pakt(PA,n)は、それが78
2に等しければ、0にセットされる。その他の場合、実
ポインタ値Pakt(PA,n)はインクリメントされる
(Pakt(PA,n):=Pakt(PA,n−1)+
1)。実ポインタ値は782において検査される。その
理由は管理用ユニットAU−3においてまたは管理用ユ
ニットAU−4におけるストラクチャ毎に783バイト
があるからである。否定調整動作があれば、それが0で
なければ実ポインタ値はデクリメントされる(P
akt(PA,n):=Pakt(PA,n−1)−1)。そ
の他の場合、実ポインタ値は782にセットされる。H
2−バイトが存在しなければ、これまでの実ポインタ値
が引き継がれかつ調整カウンタSZのカウントが0の値
にセットされる。調整カウンタSZの内容が3に等しく
なければ、調整動作は実施されずかつ調整カウンタSZ
には0の値が与えられる。調整動作を実施すべきでなけ
れば、調整カウンタSZの内容が3の値を有しているか
どうかが確認される。この場合、調整カウンタSZの内
容は変化しない。その他の場合、調整カウンタSZはイ
ンクリメントされる。これにより評価ルーチンは終了す
る。
【0094】評価ルーチンが終了すると、主装置10の
状態ルーチンにおいて、実ポインタ値Pakt(PA,
n)および新しいポインタ値P(PA,n)および肯
定、否定調整が必要かどうかまたは調整は全く必要でな
いかどうかの調整情報が、ポインタメモリに記憶され
る。
【0095】主装置10の状態ルーチンの次の部分は、
H3またはV3−バイトがあるかどうかおよびJ1−バ
イトの位置であるかどうかを検出する。即ちH1,H
2,V1またはV2−バイトは存在しない。それからH
3−バイトがあるかどうかが確認される。このことは、
AU−ポインタカウンタ11のカウント(AUPO)に
基づいて検出される。H3−バイトが存在すれば、否定
調整バイトがあるかどうかが確認される。否定調整バイ
トがなければ、インジケータDATは0にセットされか
つ終わりに飛び越される。従ってそれからはH3−ポイ
ンタにデータはなく、またJ1−バイトもない。その他
の場合、インジケータDATは1にセットされ、即ちH
3−ポインタの位置においてペイロードバイトがある。
引き続いて、ラベル21に飛び越される。使用可能なデ
ータバイトがH3−バイトでなければ、AU−3または
AU−4に対して調整バイトがあるかどうかが確認され
る。この場合のAU−ポインタカウンタ11の内容は、
番号9,10または11を指示する。このような調整バ
イトがなければ、ラベル21に飛び越される。その他の
場合、肯定調整バイトがあれば、存在するインジケータ
DATは0にセットされ、即ちペイロードバイトはなく
かつ、引き続いて、終わりに飛び越される。
【0096】それからラベル21がある。TU−3,T
U−4,TU−12およびTU−11に対するポインタ
値Pakt(PA,n)およびポインタメモリからの調整
情報は、書き込み回路4に供給される。AU−4または
AU−3に対するポインタ値Pakt(PA,n)は、書
き込み制御回路に供給されずに、ポインタメモリに記憶
された状態にとどまる。
【0097】それからJ1−バイトが存在するかどうか
が検出される。この目的のために、ポインタメモリから
読み出されたAU−ポインタ値Pakt(PA,n)がA
U−位置カウンタ12の内容(AUVC)に等しいかど
うかが確認される。そうであれば、J1−識別子が書き
込み回路4に供給される。
【0098】最後に、V3−バイトが存在するかどうか
が検出される。このようなV3−バイトは、書き込み回
路4がポインタ識別子V3を供給するとき、存在する。
調整動作が実施されるかどうかの次の検査は、インジケ
ータSTOPFDATが1に等しいときにのみ行われ
る。この場合、まず肯定調整動作があるかどうかの検査
が行われる。あれば、コードルーチン1(付録B)に飛
び越される。コードルーチン1において、TU−3があ
る、即ち書き込み回路4から供給されるTU−コードが
4に等しいとき、これまでの実ポインタ値Pakt(P
A,n)が764に等しくなければ、新しい実ポインタ
値Pakt(PA,n)はインクリントされる。これまで
の実ポインタ値が764であれば、新しいポインタ値P
akt(PA,n)は0にセットされる。TU−2があれ
ば(TU−コードは0に等しい)、427のカウントに
おいてのみ、新しいポインタ値Pakt(PA,n)はイ
ンクリントされない。その場合、ポインタ値は0にセッ
トされる。TU−コードが2に等しければ(TU−1
2)、これまでの実ポインタ値Pakt(PA,n−1)
が139に等しいことを条件として、新しいポインタ値
akt(PA,n)は0にセットされ、かつその他の場
合はインクリントされる。TU−11(TU−コードは
3に等しい)によって、これまでの実ポインタ値Pakt
(PA,n−1)が103に等しいならば、新しいポイ
ンタ値Pakt(PA,n)は0にセットされ、かつその
他の場合はインクリントされる。コードルーチン1が終
了した後、実ポインタ値Pakt(PA,n)はポインタ
メモリに記憶される。
【0099】否定調整動作がある場合、コードルーチン
2(付録B)に飛び越される。コードルーチン2におい
て、まず、TU−コードが4に等しい、即ちTU−3が
存在するかどうかが確認される。この場合、これまでの
実ポインタ値Pakt(PA,n−1)が0に等しいかど
うかが検査される。等しければ、新しい実ポインタ値P
akt(PA,n)が764にセットされ、かつ等しくな
ければ、この値はデクリメントされる。TU−2があれ
ば(TU−コードは0に等しい)、これまでの実ポイン
タ値Pakt(PA,n−1)が0に等しい場合、新しい
ポインタ値Pakt(PA,n)は427にセットされ、
かつその他の場合はデクリメントされる。TU−コード
が2であれば(TU−12)、これまでの実ポインタ値
akt(PA,n−1)が0に等しい場合、新しいポイ
ンタ値Pakt(PA,n)は139にセットされ、かつ
その他の場合はデクリメントされる。TU−11があれ
ば(TU−コードは3に等しい)、これまでの実ポイン
タ値Pakt(PA,n−1)が0に等しくない場合、新
しいポインタ値Pakt(PA,n)はデクリメントさ
れ、かつその他の場合は、これまでの実ポインタ値P
akt(PA,n−1)が0に等しいとき、新しい実ポイ
ンタ値Pakt(PA,n)は103にセットされる。こ
れにより、主装置10の状態ルーチンは終了する。
【0100】コードルーチン1または2におけるポイン
タ値のインクリントまたはデクリメントは、TU−2,
TU−12またはTU−11のTU−3またはV3−ポ
インタバイトのH3−ポインタバイトが生じるまで行わ
れない。H1,V1およびH2,V2−ポインタの評価
がそれぞれ、肯定調整動作がありかつH2,V2−ポイ
ンタバイトの後およびH3,V3−ポインタバイトの前
で実ポインタ値が生じること示すならば、実ポインタ値
は、H3またはV3−ポインタバイトのそれぞれの発生
まで、インクリントまたはデクリメントされない。否定
または肯定調整は、H3またはV3−ポインタバイトが
それぞれ存在するまで、関連の搬送ユニットの始めに影
響しない。
【0101】図14には、読み出し操作に対してバッフ
ァ13を制御するための本発明の回路装置に対する第2
実施例が略示されている。バッファ13は、送信制御回
路14によって制御されかつそこから読み出しコマンド
およびバッファアドレスPSを受信する。バッファ13
は、送信制御回路にペイロードバイトおよびバッファア
ドレスPSにおいて記憶されているインジケータJ1D
を供給する。更に、送信制御回路14は、装置管理の管
理メモリからデータを受信しかつ例えば西独国特許出願
第4108429号明細書から公知である、図示されて
いない調整決定回路から調整バイトを受信する。それか
ら読み出し回路は、出力データを、該出力データをSO
Hと結合する、図示されていない回路に供給する。
【0102】送信制御回路14は、送信ポインタ回路1
5と読み出し回路16とを有している。読み出し回路1
6は、送信ポインタ回路15に、ポインタアドレスP
A、TU−コード、ポインタ識別子V1,V2,V3,
V3PおよびV4、STM−列カウンタおよびSTM−
行カウンタのカウントおよび位置インジケータTUPO
Sを供給する。送信ポインタ回路15は、読み出し回路
16に、H1,H2,V1およびV2−バイトを供給す
る。更に、肯定または否定調整およびポインタ値がある
とき、宣言が行われる。
【0103】図15は、送信カウンタ回路17、送信ア
ドレッシング回路18、送信フレームカウンタ回路19
および読み出し決定回路20を有している読み出し回路
16のブロック略図である。送信カウンタ回路17は、
受信カウンタ回路6と同様に構成されている。この回路
は、1つのストラクチャに割り付けられている3つのカ
ウンタ段を有している。カウンタ段はそれぞれ、列カウ
ンタAUS(B),行カウンタAUZ(B),カウンタ
TUG2(B),カウンタTU11(B)およびカウン
タTU12(B)を有している。更に、それぞれのカウ
ンタ段に存在している、4つの位置カウンタTU3PO
S(B),TU2POS(B),TU12POS(B)
およびTU11POS(B)がある。これらのカウンタ
は、受信カウンタ回路6におけるカウンタと同様の機能
を有している。種々のカウントに基づいて、送信カウン
タ回路17は種々のポインタインジケータ(H1TU3
(B),…,VTU12(B))をセットし、これらの
インジケータは、使用可能なデータバイトがポインタバ
イトであるかまたは調整バイトであるかどうかを検出す
る。これらのポインタインジケータは、送信アドレッシ
ング回路18に供給される。更に、送信アドレッシング
回路18は、位置カウンタのカウントを有している。
【0104】送信カウンタ回路17は、バッファ13か
らデータバイトを受信しかつ装置管理の管理メモリから
データを受信する。送信カウンタ回路17は更に、TU
−インジケータTU3D(B)およびTU2D(B)を
読み出し決定回路20に供給する。
【0105】送信フレームカウンタ回路19において、
STM−列カウンタSTMS、STM−行カウンタST
MZ、ストラクチャカウンタBおよび位置カウンタAU
POSがある。これらのカウンタは、周期的に供給され
る個別スタート識別子を用いて装置管理によってスター
トされる。STM−列カウンタは、STM−1フレーム
の列をカウントしかつSTM−行カウンタはSTM−1
フレームの行をカウントする。ストラクチャカウンタ
は、3つのストラクチャの1つを、それぞれの列に割り
当てかつそのカウントをストラクチャコードBとして送
信カウンタ回路、送信アドレッシング回路18および読
み出し決定回路20に供給する。位置カウンタAUPO
Sは、STM−1フレームにおいてストラクチャコード
B=0を有するAU−ペイロードストラクチャにおける
位置をカウントする。STM−列カウンタおよびSTM
−行カウンタのカウントは更に、送信カウンタ回路17
に供給される。更に、インジケータAUDATは、送信
フレームカウンタ回路19において発生され、その際イ
ンジケータはAU−ペイロードのデータバイトを識別す
る。このインジケータAUDATは、送信カウンタ回路
17および読み出し決定回路20に供給される。送信フ
レームカウンタ回路19は、4つのフレームのいずれが
存在するかを指示する。この目的のために、送信フレー
ムカウンタ回路は、送信アドレッシング回路18に供給
される値H4akt(B,n)を発生する。更に、送信フ
レームカウンタ回路19は、AU−ポインタバイトに対
するポインタ識別子H1,H2,H3およびH3Pを読
み出し決定回路20に供給する。
【0106】送信アドレッシング回路18において、T
U−コード、ポインタアドレスPA、バッファアドレス
PS、ポインタ識別子V1,V2,V3,V3Pおよび
V4および位置インジケータTUPOSが形成される。
位置インジケータTUPOSは、位置カウンタTU3P
OS(B),TU2POS(B),TU12POS
(B)またはTU11POS(B)の1つの値を発生す
る。ポインタ識別子V1ないしV4は、どのポインタバ
イトが存在するかおよび肯定調整機会があるかどうかを
識別する。
【0107】データバイトおよびインジケータJ1Dを
バッファ13から受信しかつH1,H2,V1およびV
2−バイトおよび調整機会についての宣言を送信ポイン
タ回路15から受信する読み出し決定回路20は、読み
出しコマンドおよび出力データバイトを発生する。バッ
ファアドレスPSを形成するために、読み出し決定回路
20は、送信アドレッシング回路18に読み出しカウン
タのカウントを供給する。書き込み決定回路9に類似し
て、読み出し決定回路20は、VC−4に対する読み出
しカウンタVC4RC、それぞれのVC−3に対する書
き込みカウンタVC3RC(B)および84の低ビット
レートのコンテナの最大値に対する書き込みカウンタL
ORC(PA)を有している。更に、AU−3の列をカ
ウントするAU−3列カウンタAUS3S(B)が存在
する。
【0108】回路17ないし20は、以下に、状態ルー
チンを用いて詳しく説明する、アプリケーション特有集
積回路(ASIC)の部分またはプロセッサ素子であっ
てもよい。
【0109】まず、付録Cに示されている状態ルーチン
を用いて送信フレームカウンタ回路について説明する。
装置管理によって送信フレームカウンタ回路に周期的に
供給されるスタート識別子があるとき、STM−列カウ
ンタSTMS、STM−行カウンタSTMZおよびスト
ラクチャカウンタBのカウントは0にセットされる。位
置カウンタAUPOSは521にセットされる(値52
1は第1のストラクチャに対するその前のフレームにお
ける最後のバイトの位置を表す)。インジケータH4
akt(B,n)はインクリメントされる。4の値におい
てインジケータH4akt(B,n)は0にセットされ
る。スタート識別子がなければ、STM−列カウンタS
TMSは270の値にインクリメントされる。それから
STM−列カウンタSTMSは0にセットされる。ST
M−列カウンタSTMSが0と等しければ、行カウンタ
STMZは単位分インクリメントされて9の値になる。
それからこの列カウンタは0にセットされる。スタート
識別子がなければ、ストラクチャカウンタもインクリメ
ントされる。ストラクチャカウンタは、カウントが3で
あるとき、0にセットされる modulo−3カウンタであ
る。ここまで説明してきたカウンタによって、STM−
1フレームにおける列および行が識別されかつストラク
チャコードBを用いてそのストラクチャが識別される。
【0110】次の事項は、AU−ポインタにおけるポイ
ンタバイトを識別するポインタ識別子H1,H2,H3
およびH3Pが形成されることである。STM−行カウ
ンタSTMZのカウントが3に等しければ、使用可能な
データバイトがどの列に属するかが検査される。STM
−列カウンタSTMSが0,1または2を示すとき、ポ
インタ識別子H1は1にセットされかつその他の場合は
0にセットされ、STM−列カウンタSTMSが3,4
または5に等しければ、ポインタ識別子H2は1にセッ
トされかつその他の場合は0にセットされかつSTM−
列カウンタSTMSが6,7,または8に等しければ、
ポインタ識別子H3は1にセットされかつその他の場合
は0にセットされかつSTM−列カウンタSTMSが
9,10または11に等しければ、肯定調整機会があり
かつポインタ識別子H3Pは1にセットされかつその他
の場合は0にセットされる。最後に、STM−列カウン
タSTMSが8より大きい値を示すならば、インジケー
タAUDATは1にセットされる。その他の場合、ポイ
ンタAUDATは0の値に割り当てられる。インジケー
タAUDATは、有効送信データに対するストラクチャ
を識別しかつSTM−1フレームのSOHおよびAU−
ポインタストラクチャを排除する。それからインジケー
タAUDATが1に等しいかどうかおよびストラクチャ
コードBが0に等しいかどうかが検査される。この場
合、位置カウンタAUPOSはインクリメントされる。
783の値において位置カウンタのカウントは0にセッ
トされる。
【0111】次に、送信カウント回路17の状態または
プログラムルーチンについて説明する。スタート後、ポ
インタAUDATが1に等しいかどうかが確認される。
等しくなければ、スタートに戻る。その他の場合は、S
TM−列カウンタSTMSのカウントが9に等しいかど
うかおよびSTM−行カウンタSTMZのカウントが3
に等しいかどうかが確認される。この場合、受信カウン
タ回路6の状態ルーチン(付録A)に関して説明した初
期化ルーチンに飛び越される。従って送信カウンタ回路
17における個々のカウンタ段のカウンタは、AU−ポ
インタバイトの発生後に直接初期化される。AU−ポイ
ンタバイトの後に直接、データバイトがなければ、スト
ラクチャコードBが0に等しいかどうかが確認される。
そうであれば、AU−4があるかどうかが確認される。
この情報は、管理メモリから受信される。AU−4があ
れば、カウンタルーチン1(付録A)に飛び越される。
このルーチンは、受信カウンタ回路6においても使用さ
れる。その他の場合、受信カウンタ回路6に関しても説
明したカウンタルーチン2(付録A)に飛び越される。
ストラクチャコードBが0に等しくなければ、スタート
へ戻り、かつ送信カウンタ回路17のプログラムルーチ
ンは終了する。送信カウンタ回路17は、単一のカウン
タ段を有している必要がある。その理由は、STM−1
フレーム内の個別ストラクチャはオフセットではなく、
即ち計算は第1ストラクチャのみに対して行われるから
である(ストラクチャコードB=0)。
【0112】TU−コードに付加的に、ポインタアドレ
スPAおよびバッファアドレスPSが、データバイトに
対する送信アドレッシング回路18において形成され
る。送信アドレッシング回路18の状態ルーチンにおい
て、まずTU−コードが0にセットされる。引き続い
て、VC−4(管理メモリから)があるかどうかが確認
される。ある場合、バッファアドレスPSは読み出しカ
ウンタVC4RCのカウントにセットされかつポインタ
アドレスPAは“00111BB”にセットされる。2
つの文字“B”はストラクチャのために予約されてい
る。VC−4がなければ、AU−3にVC−3があるか
どうか(管理メモリから)が確認される。あれば、バッ
ファアドレスPSが読み出しカウンタVC3RC(B)
のカウントにセットされかつポインタアドレスPAは
“00111BB”にセットされる。AU−3において
VC−3も搬送されなければ、VC−3がAU−4(管
理メモリから)において搬送されるかどうかが確認され
る。そうであれば、バッファアドレスPSは読み出しカ
ウンタVC3RC(B)のカウントにセットされかつポ
インタアドレスPAは“BB00000”にセットされ
る。この確認の結果も否定的であれば、TUG−2アド
レス送信ルーチン(付録C)に飛び越される。
【0113】まず、TUG−2アドレス送信ルーチンの
スタート後、中間アドレスZWは“BBTTT”にセッ
トされる。2つの“B”は、ストラクチャのために存在
しかつ3つの“T”はカウンタTUG2(B)のカウン
トのために予約されている。TU−2があれば(管理メ
モリから)、ポインタアドレスPAは中間アドレスおよ
び“0”にセットされている2つの最下位ビットに等し
くなる。TU−2がなければ、管理メモリは、TU−1
2があるかどうかを述べる。あれば、データ語はポイン
タアドレスPAになるべく形成され、この語はその最上
位ビットとして中間アドレスZWおよび最下位ビットと
してカウンタTU12(B)のカウントを有する。TU
−12がなければ、TU−11がある。それからポイン
タアドレスPAは、中間アドレスおよびカウンタTU1
1(B)のカウントによって形成される。引き続いて、
バッファアドレスPSは、ポインタアドレスPAおよび
読み出しカウンタLORC(PA)のカウントから形成
される。それからポインタアドレスは最上位ビットを形
成する。これにより、TUG2アドレス送信ルーチンは
終了する。
【0114】その後、送信カウンタ回路17において検
出されたポインタ位置インジケータがポインタ識別子V
1,V2,V3,V3PおよびV4に割り当てられかつ
位置カウンタのカウントが送信アドレッシング回路18
における位置インジケータTUPOSに割り当てられ
る。まず、管理メモリを用いて、TU−3があるかどう
かが検査される。あれば、TU−コードは4にセットさ
れかつポインタインジケータH1TU3(B)はポイン
タ識別子V1に割り当てられ、ポインタインジケータH
2TU3(B)はポインタ識別子V2に割り当てられ、
ポインタインジケータH3TU3(B)はポインタ識別
子V3に割り当てられ、ポインタインジケータH3TU
3P(B)はポインタ識別子V3Pに割り当てられかつ
値0がポインタ識別子V4に割り当てられる。位置カウ
ンタTUPOS(B)のカウントは更に、位置インジケ
ータTUPOSに割り当てられる。
【0115】TU−3がなければ、AU−3にVC−3
があるかどうかまたはAU−4にVC−4があるかどう
かが確認される。あれば、ポインタ識別子V1,V2,
V3,V3PおよびV4はそれぞれ、H1,H2,H
3,H3Pおよび0にセットされ、かつ位置インジケー
タTUPOSは位置カウンタAUPOSのカウントにセ
ットされる。その他の場合、TU−11(管理メモリか
ら)があるかどうかが確認される。ある場合、TU−コ
ードは3にセットされ、インジケータVはポインタイン
ジケータVTU11(B)にセットされ、インジケータ
VPはポインタインジケータVTU11P(B)にセッ
トされかつ位置インジケータTUPOSは位置カウンタ
TU11POS(B)にセットされる。TU−11がな
ければ、管理メモリを介して、使用可能なTU−12が
あるかどうかが確認される。ある場合には、TU−コー
ドは2にセットされ、インジケータVはポインタインジ
ケータVTU12(B)にセットされ、インジケータV
PはポインタインジケータVTU12P(B)にセット
されかつ位置インジケータTUPOSは位置カウンタT
U12POS(B)のカウントにセットされる。その他
の場合、TU−コードには値0が与えられ、インジケー
タVにはポインタインジケータVTU2(B)の値が与
えられ、インジケータVPにはポインタインジケータV
TU2P(B)の値が与えられかつ位置インジケータT
UPOSには位置カウンタTU2POS(B)のカウン
トが与えられる。
【0116】引き続いて、インジケータVおよびVP
が、ポインタ識別子V1ないしV4に割り当てられる。
この目的のために、いずれのフレームが存在しているか
を検出すべきである。第1フレームが存在すれば(H4
akt(B,n)=0)、ポインタ識別子V1はインジケ
ータVにセットされかつ残りのポインタ識別子は0にセ
ットされる。第2のフレームが存在すれば(H4
akt(B,n)=1)、ポインタ識別子V2はインジケ
ータVにセットされかつ残りのポインタ識別子は0にセ
ットされる。第3のフレームが存在すれば(H4
akt(B,n)=2)、ポインタ識別子V3はインジケ
ータVにセットされかつポインタ識別子V3Pはインジ
ケータVPにセットされる。その他のインジケータには
値0が与えられる。第4のフレームが存在すれば、ポイ
ンタ識別子V4がインジケータVに割り当てられかつ値
0がその他のポインタ識別子に割り当てられる。この最
後の命令によって、送信アドレッシング回路18の状態
ルーチンは終了する。
【0117】以下に、読み出し決定回路20の状態ルー
チンについて説明する(付録C)。ここで、バッファ1
3を書き込むための書き込みコマンドは、種々のカウン
タのカウントのインクリメントが実施されるとき実施さ
れる。スタート後、管理メモリからAU−4にVC−4
が存在するかどうかがか学習される。存在する場合、ス
トラクチャコードBが0に等しいかどうかが検査され
る。等しければ、検査すべき次の事項は、ポインタ識別
子H1が1に等しいかどうかである。その場合、AU−
ポインタの第1バイトが存在する。ポインタ識別子H1
が1に等しければ、送信ポインタ回路15によって供給
されるH1−バイトが出力データバイトとして使用され
る。ポインタ識別子H1が1に等しくなければ、ポイン
タ識別子H2が1に等しいかどうかが確認される。その
場合、送信ポインタ回路15によって発生されるH2−
バイトが出力データバイトとして使用される。またポイ
ンタ識別子H2が1に等しくなければ、a)インジケー
タAUDATが1に等しくかつ肯定調整動作がなく、ま
たはb)否定調整動作があるとき、読み出しコマンドが
3つのデータバイトに対してその都度発生される。
【0118】ストラクチャコードBが0に等しくなけれ
ば、まず、ポインタ識別子H1が1に等しいかどうかが
確認される。この場合、出力データには固定値(Y−バ
イト)が与えられる(図3.1/G.709参照)。ポイ
ンタ識別子H1が1に等しくなければ、ポインタ識別子
H2が1に等しいかどうかが検査される。その場合、出
力データには別の固定値が与えられ、即ちすべてのビッ
トが1にセットされる(図3.1/G.709参照)。
【0119】それから行うべき次の事項は、読み出しコ
マンドが存在しているかどうかの確認を行うことであ
る。存在していれば、バッファ回路13によって供給さ
れるインジケータJ1Dが1に等しいかどうかが確認さ
れる。この場合も、第1ストラクチャによって、即ちス
トラクチャコードBが0に等しいとき、読み出しカウン
タVC4RCのカウントがインクリメントされる。64
のカウントにおいて読み出しカウンタVC4RCは0に
セットされる。第2ストラクチャが存在するとき、即ち
ストラクチャコードBが1に等しければ、読み出しカウ
ンタは2だけインクリメントされる。インジケータJ1
Dが第2ストラクチャに割り当てられている場合、回路
装置がスイッチオンされると、このことが実施される。
その他の場合、インジケータJ1Dが第3ストラクチャ
に割り当てられている場合(ストラクチャコードB=
2)、読み出しカウンタのインクリメントは行われな
い。第1ストラクチャの訂正は、非カウントによって実
施される。インジケータJ1Dが1に等しくなければ、
modulo−64読み出しカウンタVC4RCがインクリメ
ントされる。それからバッファデータが、出力データと
して供給される。
【0120】確認すべき次の事項は、AU−3にVC−
3が存在するかどうかである。この情報も、装置管理の
管理メモリによって供給される。AU−3にVC−3が
あれば、ポインタ識別子H1が1に等しいかどうかが確
認される。そうであれば、送信ポインタ回路から供給さ
れるH1バイトは、出力データバイトとして取り出され
る。その他の場合、ポインタ識別子H2が1に等しいか
どうかが確認される。そうであれば、送信ポインタ回路
15からのH2−バイトが、出力データバイトとして使
用される。ポインタ識別子H2が1に等しくなければ、
補助ルーチンへの飛び越しが行われる(付録C)。
【0121】ここでまず、a)インジケータAUDAT
が1に等しくかつ肯定調整動作があるかどうかまたは
b)否定調整動作があるかどうかが確認される(補助ル
ーチン)。答えがイエスであれば、AU−3列カウンタ
AU3S(B)はインクリメントされる。AU−3列カ
ウンタAU3S(B)の87のカウントにおいて、この
カウンタは0にセットされる。このAU−3列カウンタ
AU3S(B)は、AU−3における列を識別する(こ
の目的のために図2.3/G709参照)。固定された
調整があるかどうかを突き止めるために、AU−3列カ
ウンタAU3S(B)が29また59に等しいかどうか
が確認される。そうでなければ、読み出しコマンドが発
生されかつ読み出しカウンタVC3RC(B)がインク
リメントされる。32の値において読み出しカウンタV
C3RC(B)は0にセットされる。それからバッファ
13のデータバイトが出力データバイトとして使用され
る。補助ルーチンの終わりに、インジケータJ1Dが1
に等しいかどうかが確認される。そうであれば、AU−
3列カウンタAU3S(B)は0にセットされる(初期
化)。これにより補助ルーチンは終了する。
【0122】読み出し決定回路20の状態ルーチンにお
ける次のステップは、管理メモリを用いた、TU−3が
あるかどうかの確認である。ある場合、a)インジケー
タAUDATが1に等しいかどうかおよびb)インジケ
ータTU3D(B)が1に等しいかどうかおよび肯定調
整動作が実施されるかどうかまたはc)否定調整動作が
あるかどうかが確認される。そうであれば、読み出しコ
マンドが発生されかつ読み出しカウンタVC3RC
(B)は単位分インクリメントされる。32のカウント
で、この読み出しカウンタVC3RC(B)は0にセッ
トされる。それからバッファ13から読み出されたデー
タバイトが、出力データバイトとして使用される。TU
−3がなければ、a)インジケータAUDATが1にセ
ットされているかどうか、およびb)インジケータTU
G2D(B)が1にセットされているかどうかおよび
c)ポインタインジケータV1が0にセットされている
かどうかおよびd)ポインタ識別子V2が0にセットさ
れているかどうかおよびe)ポインタ識別子V3が0に
セットされているかどうかまたは否定調整動作があるか
どうかおよびf)ポインタ識別子V3Pが0にセットさ
れているかどうかまたは否定調整動作がないかどうかお
よびg)ポインタ識別子V4が0にセットされているか
どうかが確認される。この要求が満たされれば、読み出
しコマンドが発生されかつ読み出しデータバイトに割り
当てられている読み出しカウンタLORC(PA)がイ
ンクリメントされる。更に、このデータバイトが出力デ
ータバイトとして出力される。読み出しカウンタLOR
C(PA)は、modulo−12カウンタである。これによ
り、読み出し決定回路20の状態ルーチンは終了する。
【0123】最後に、アドレスバッファおよびポインタ
メモリを有している送信ポインタ回路15の状態ルーチ
ンについて説明する(付録D)。読み出し回路14によ
って供給されるポインタアドレスPAが、アドレスバッ
ファに記憶される。それから、ポインタ識別子H1また
はV1が1に等しいかどうかが確認される。その場合、
H1V1−ルーチンに飛び越される。そうでなければ、
ポインタ識別子H2またはV2が1に等しいかどうかが
確認される。等しい場合、H2V2−ルーチンに飛び越
される。そうでなければ、ポインタ識別子H3またはV
3が1に等しいかどうかが確認される。この場合、H3
V3−ルーチンに飛び越される。ポインタ識別子H3ま
たはV3が1に等しくなければ、インジケータJ1Dが
1に等しいかどうか、即ちJ1またはV5−バイトがバ
ッファ13からの適当なデータバイトに割り当てられて
いるかどうかが確認される。そうでなければ、送信ポイ
ンタ回路15のプログラムまたは状態ルーチンの終わり
に飛び越される。その他の場合、位置インジケータTU
POSの値がポインタ値Pakt(PA,n)としてポイ
ンタメモリに記憶される。これにより、送信ポインタ回
路15の状態ルーチンは終了する。
【0124】次に、H1V1−ルーチン(付録D)につ
いて説明する。スタート後まず、調整動作を実施すべき
であるかどうかが確認される。この情報は、ここではこ
れ以上説明しない調整決定回路によって供給される。調
整が必要でなければ、H1またはV1−バイトがポイン
タ値によって形成されかつH1V1−ルーチンの終わり
に飛び越される。調整が必要であれば、調整情報がポイ
ンタメモリに記憶されかつ肯定調整操作を実施すべきで
あるかどうかが確認される。その場合、H1またはV1
−バイトが、反転されたI−ビットを有するポインタ値
によって形成されかつルーチンの終わりに飛び越され
る。否定調整操作を実施すべきであれば、反転されたD
−ビットを有するポインタ値によってH1またはV1−
バイトが形成される。
【0125】H2V2−ルーチン(付録D)に、H2ま
たはV2−バイトの形成が記述されている。スタート
後、調整操作が必要であるかどうかが確認される。この
ことが必要でなければ、H2またはV2−バイトがポイ
ンタ値から形成される。その他の場合、肯定調整操作が
必要であれば、反転されたI−ビットを有するポインタ
値からH2またはV2−バイトが形成される。否定調整
操作の場合、反転されたD−ビットを有するポインタ値
からH2またはV2−バイトが形成される。これによ
り、H2V2−ルーチンは終了する。
【0126】H3V3−ルーチン(付録D)のスタート
後まず、ポインタ識別子H3が1に等しいかどうかが確
認される。この場合、調整操作が必要であるかどうかが
確認される。そうであれば、肯定調整動作が必要である
かどうかが確認される。そうであれば、ポインタ値P
akt(PA,n−1)が782に等しいかどうかが確認
される。そうであれば、ポインタ値Pakt(PA,n)
は0にセットされる。その他の場合、ポインタ値はイン
クリメントされる(Pakt(PA,n):=Pakt(P
A,n−1)+1)。否定調整操作の場合、ポインタ値
akt(PA,n−1)が0に等しいかどうかが確認さ
れる。そうであれば、ポインタ値Pakt(PA,n)は
782にセットされる。その他の場合、ポインタ値はデ
クリメントされる(Pakt(PA,n):=Pakt(P
A,n−1)−1)。ポインタ識別子H3が1に等しく
なければ、V3−バイトに対するロケーションが使用可
能である。調整操作を行うべきであれば、肯定調整操作
の場合にはコードルーチン(付録B)への飛び越しが行
われかつ否定調整操作の場合にはコードルーチン2(付
録B)への飛び越しが行われる。これらの2つのコード
ルーチン1および2は、受信ポインタ回路5の説明中に
既に説明している。最後に、実ポインタ値Pakt(P
A,n)がポインタメモリに記憶される。これにより、
H3V3−ルーチンは終了する。
【0127】付 録 A: 受信カウンタ回路6: スタート: DAT=1? ノー:スタートへ戻る イエス:J1−識別子は存在するか? イエス:管理用ユニット4はあるか? イエス:ストラクチャB:=0,1,2をセットする: 初期化ルーチンに飛び越す ノー:初期化ルーチンに飛び越す ノー:管理用ユニット4はあるか? イエス:カウンタルーチン1に飛び越す ノー:カウンタルーチン2に飛び越す 終了:初期化ルーチン: スタート: 列カウンタAUS(B):=0 行カウンタAUZ(B):=0 カウンタTUG2(B):=6 カウンタTu11(B):=3 カウンタTu12(B):=2 位置カウンタTU3POS(B):=594 H4akt(B,n)=0? イエス:位置カウンタTU2POS(B):=320 位置カウンタTU12POS(B):=104 位置カウンタTU11POS(B):=77 終了:カウンタルーチン1: スタート: 列カウンタAUS(B):=86 イエス:列カウンタAUS(B):=0 行カウンタAUZ(B):=AUZ(B)+1 MOD
9 ノー:列カウンタAUS(B):=AUS(B)+1 列カウンタAUS(B)>1? ノー:TU−インジケータTU3D(B):=0 イエス:TU−インジケータTU3D(B):=1 位置カウンタTU3POS(B):=TU3POS
(B)+1 MOD765 列カウンタAUS(B):=1? ノー:ポインタインジケータH1TU3(B),H2T
U3(B),H2TU3(B):=0 列カウンタAUS(B)=2および 行カウンタAUZ(B)=2? ノー:ポインタインジケータH3TU3P(B):=0 イエス:ポインタインジケータH3TU3P(B):=
1 イエス:行カウンタAUZ(B)=0? イエス:ポインタインジケータH1TU3(B)=1 ノー:行カウンタAUZ(B)=1? イエス:ポインタインジケータH2TU3(B)=1 ノー:行カウンタAUZ(B)=2? イエス:ポインタインジケータH3TU3(B)=1 列カウンタAUS(B)>2? ノー:TU−インジケータTUG2D(B):=0 イエス:TU−インジケータTUG2D(B):=0 カウンタTUG2D(B):=6? ノー:カウンタTUG2D(B):=TUG2D(B)
+1 イエス:カウンタTUG2D(B):=0 列カウンタAUS(B)<10および 行カウンタAUZ(B)=0? イエス:ポインタインジケータVTU2(B)=1 ノー:ポインタインジケータVTU2(B)=0 位置カウンタ TU2POS(B):=TU2POS(B)+1 MO
D428 列カウンタAUS(B)<17および 行カウンタAUZ(B)=0? ノー:ポインタインジケータVTU2(B)=0 イエス:ポインタインジケータVTU2(B)=1 列カウンタAUS(B)>2およびカウンタTUG2
(B)=0? ノー:ラベル11に飛び越す イエス:カウンタTU11(B)=3? ノー:カウンタTU11(B)=TU11(B)+1 イエス:カウンタTU11(B)=0 列カウンタAUS(B)<31および 行カウンタAUZ(B)=0? イエス:ポインタインジケータVTU11(B):=1 ノー:ポインタインジケータVTU11(B):=0 位置カウンタ TU11POS(B):TU11POS(B)+1 M
OD104 列カウンタAUS(B)<59および 行カウンタAUZ(B)=0? イエス:ポインタインジケータVTU11(B):=1 ノー:ポインタインジケータVTU11(B):=0 ラベル11: 列カウンタAUS(B)>2およびカウンタTUG2
(B)=0? イエス:カウンタTU12(B)=2? ノー:カウンタTU12(B):=TU12(B)+1 イエス:カウンタTU12(B)=0 列カウンタAUS(B)<24および 行カウンタAUZ(B)=0? イエス:ポインタインジケータVTU12(B):=1 ノー:ポインタインジケータVTU12(B):=0 位置カウンタ TU12POS(B):=TU12POS(B)+1
MOD140 列カウンタAUS(B)<45および 行カウンタAUZ(B)=0? イエス:ポインタインジケータVTU12P(B):=
1 ノー:ポインタインジケータVTU12P(B):=0 終了:カウンタルーチン2: スタート: 列カウンタAUS(B)=86? イエス:列カウンタAUS(B):=0 行カウンタAUZ(B):=AUZ(B)+1 MOD
9 ノー:列カウンタAUS(B):AUS(B)+1 列カウンタAUS(B)=0またはAUS(B)=29
またはAUS(B)=58? イエス:TU−インジケータTUG2D(B):=0 ノー:TU−インジケータTUG2D(B):=1 カウンタTUG2(B)=6? ノー:カウンタTUG2(B):=TUG2(B)+1 イエス:カウンタTUG2(B):=0 列カウンタAUS(B)>7? ノー:ポインタインジケータVTU2(B):=1 イエス:ポインタインジケータVTU2(B):=0 位置カウンタ TU2POS(B):=TU2POS(B)+1 MO
D428 列カウンタAUS(B)>14? ノー:ポインタインジケータVTU2P(B):=1 イエス:ポインタインジケータVTU2P(B):=0 カウンタTUG(B)=0? ノー:ラベル12に飛び越す イエス:カウンタTU11(B)=3? ノー:カウンタTU11(B):=TU11(B)+1 イエス:カウンタTU11(B):=0 列カウンタAUS(B)>28? ノー:ポインタインジケータVTU11(B):=1 イエス:ポインタインジケータVTU11(B):=0 位置カウンタ TU11POS(B):=TU11POS(B)+1M
OD104 列カウンタAUS(B)>57? イエス:ポインタインジケータVTU11P(B):=
0 ノー:ポインタインジケータVTU11P(B):=1 ラベル12: カウンタTUG2(B)=0? イエス:カウンタTU12(B)=2? ノー:カウンタTU12(B):=TU12(B)+1 イエス:カウンタTU12(B):=0 列カウンタAUS(B)>21? ノー:ポインタインジケータVTU12(B):=1 イエス:ポインタインジケータVTU12(B):=0 位置カウンタ TU11POS(B):=TU12POS(B)+1M
OD140 列カウンタAUS(B)>43? イエス:ポインタインジケータVTU12P(B):=
1 ノー:ポインタインジケータVTU12P(B):=0 終了:受信アドレッシング回路7: スタート: TU−コード:0 VC−4はあるか? イエス:バッファアドレスPS:=書き込みカウンタV
C4SC ポインタアドレスPA:=“00111BB” ノー:AU−3にVC−3はあるか? イエス:バッファアドレスPS:=書き込みカウンタV
C3SC(B) ポインタアドレスPA:=“00111BB” ノー:AU−4にVC−3はあるか? イエス:バッファアドレスPS:=書き込みカウンタV
C3SC(B) ポインタアドレスPA:=“BB00000” ノー:TUG−2アドレスルーチンに行く TU−3はあるか? イエス:TU−コード:=4 ポインタ識別子V1:H1TU3(B),V2:=H2
TU3(B),V3:=H3TU3(B),V3P:=
H3TU3P(B),V4:=0および位置インジケー
タTUPOS:=TU3POS(B) ノー:AU−3にVC−3はあるかまたはAU−4にV
C−4はあるか? イエス:ポインタ識別子V1:=0,V2:=0,V
3:=0,V3P:=0,V4:0 ノー:TU−11はあるか? イエス:TU−コード:3 インジケータV:=VTU11(B),VP:=VTU
11P(B), TUPOS:TU11POS(B) ノー:TU−12はあるか? イエス:TU−コード:=2 インジケータV:=VTU12(B),VP:=VTU
12P(B),TUPOS:=TU12POS(B) ノー:TU−コード:=0 インジケータV:=VTU2(B),VP:=VTU2
P(B),TUPOS:=TU2POS(B) H4akt(B,n)=0? イエス:ポインタ識別子V1:=V,V2:=0,V
3:=0,V3P:=0,V4:=0 ノー:H4akt(B,n)=1? イエス:ポインタ識別子V1:=0,V2:=0,V
3:=V,V3P:=VP,V4:=0 ノー:ポインタ識別子V1:=0,V2:=0,V3:
=0,V3P:=0,V4:=V 終了:受信TUG2アドレスルーチン: スタート: 中間アドレスZW:=“BBTTT” TU−2は存在するか? イエス:ポインタアドレスPA:=ZW/“00” ノー:TU−12は存在するか? イエス:ポインタアドレスPA:=ZW/TU12
(B) ノー:ポインタアドレスPA:=ZW/TU11(B) バッファアドレスPS:=PA/書き込みカウンタLO
SC(PA) 終了:書き込み決定回路9: スタート: VC−4を有するAU−4は存在するか? イエス:J1−識別子は存在するか? イエス:識別子J1D:=1 ノー:識別子J1D=0 DAT=1? イエス:書き込み命令の発生 ノー:VC−3を有するAU−3は存在するか? イエス:J1−識別子は存在するか? イエス:識別子J1D:=1 ノー:識別子J1D:=0 DAT=1および列カウンタAUS(B)≠29および
≠58? イエス:書き込み命令の発生 ノー:TUPOS=ポインタ値? イエス:識別子J1D:=1 ノー:識別子J1D:=0 TU−3は存在するか? イエス:a)DAT=1かおよび b)TU3D(B)は1にセットされているかおよび c)肯定調整操作は存在するか? d)否定調整操作は存在するか? イエス:書き込み命令の発生 ノー:a)DAT=1かおよび b)TUG−2D(B)は1にセットされているかおよ
び c)V1は0にセットされているかおよび d)V2は0にセットされているかおよび e)V3は0にセットされているかまたは否定調整操作
は存在するかおよび f)V3Pは0にセットされているかまたは肯定調整操
作は存在するかおよび g)V4は0にセットされているか? イエス:書き込み命令の発生 書き込み命令は存在するか? イエス:書き込みカウンタVC4SC:=VC4SC+
1MOD 64 書き込みカウンタVC3SC:=VC3SC+1MOD
32 書き込みカウンタLOSC(PA):=LOSC(P
A)+1MOD12 バッファにおけるデータバイトおよび識別子J1D 終了:H4−回路8: スタート: 列カウンタAUS(B)=0および行カウンタAUZ
(B)=5およびDAT=1? イエス:AU−4は存在するか? イエス:B:を0,1,2にセットする:H4−バイト
の2つの最下位ビットに基づいたH4−値の検出;H4
−値の、H4−メモリへの記憶、新たに受信されたH4
−値H4neu(B,n)は実H4−値H4akt(B,n−
1)+1に等しいか? イエス:H4akt(B,n):=H4neu(B,n) ノー:新たに受信されたH4−値H4neu(B,n)は
4つのその前に受信されたH4−値H4neu(B,n−
i),i=1,…,4と一緒に1つのシーケンスを形成
するか? イエス:H4akt(B,n):=H4neu(B,n) ノー:H4akt(B,n):=H4neu(B,n−1)+
1 終了:付 録 B 受信ポインタ回路5: AU−ポインタカウンタ11: スタート: AU−ポインタコードは存在するか? イエス:AU−ポインタカウンタAUPO:=0 ノー:AU−ポインタカウンタAUPO:=12? ノー:AU−ポインタカウンタAUPO:=AUPO+
1 イエス:AU−ポインタカウンタAUPOのカウントの
変化なし 終了:AU−ポインタカウンタ12: スタート: 阻止信号は存在するか? ノー:DAT:=1 第1のストラクチャ(B=0)は存在するか? イエス:AU−位置カウンタAUVC:=AUVC+1 ノー:AU−位置カウンタAUVCのカウントの変化な
し イエス:DAT:=0 第1のストラクチャ(B=0)は存在するか? イエス:AU−位置カウンタAUVC:=0 ノー:AU−位置カウンタAUVCのカウントの変化な
し 終了:主装置10 スタート: ポインタアドレスPAの、アドレスバッファへの記憶: H1,H2,V1またはV2−バイトは存在するか? イエス:H1またはV1−バイトは存在するか? イエス:H1またはV1−バイトの、H1V1−バッフ
ァへの一時記憶; ノー:評価ルーチンへの飛び越し 実ポインタ値Pakt(PA,n)および新しいポインタ
値P(PA,n)および調整情報の、ポインタメモリへ
の記憶; ノー:H3−バイトはあるか? イエス:否定調整バイトは存在するか? ノー:DAT:=0 終了への飛び越し イエス:DAT=1 ラベル21への飛び越し ノー:管理用ユニットAU−3またはAU−4に対する
調整ロケーションは存在するか? ノー:ラベル21への飛び越し イエス:肯定調整が存在するか イエス:DAT:=0 終了への飛び越し ラベル21: ポインタメモリからの、TU−3,TU−2,TU−1
2,TU−11に対するポインタ値Pakt(PA,n)
および調整情報の、書き込み回路4への出力;AU−
4,AU−3に対するポインタメモリから読み出された
ポインタ値Pakt(PA,n)は位置カウンタAUVC
のカウントに等しいか? イエス:J1−識別子の出力 V3−バイトは存在するかおよびSTOPFDAT=1
? イエス:肯定調整操作は存在するか イエス:コードルーチン1への飛び越し 実ポインタ値Pakt(PA,n)の、ポインタメモリへ
の記憶; ノー:否定調整操作は存在するか? ノー:終了への飛び越し イエス:コードルーチン2への飛び越し 実ポインタ値Pakt(PA,n)の、ポインタメモリへ
の記憶; 終了:評価ルーチン: スタート: 新たに受信されたH2またはV2−バイトのH1V1−
メモリからのH1またはV1−バイトの出力、その前に
受信されたポインタ値P(PA,n−1)および実ポイ
ンタ値Pakt(PA,n−1)の、ポインタメモリから
の出力; ポインタカウンタPZ:=PZ+1; STOPFDAT:=1 新たに受信されたポインタ値P(PA,n)はその前に
受信されたポインタ値P(PA,n−1)に等しいか? イエス:実ポインタ値Pakt(PA,n−1)は新しい
ポインタ値に等しいか? イエス:ポインタカウンタPZ:=0 ノー:STOPFDAT:=0 ポインタカウンタPZ=3? ノー:Pakt(PA,n):=Pakt(PA,n−1) イエス:Pakt(PA,n):=Pakt(PA,n) ノー:ポインタカウンタPZ:=1 実行すべき調整操作は存在するかおよびSTOPFDA
Tは1に等しいか? イエス:調整カウンタSZ:=3? イエス:H2−バイトは存在するか? イエス:肯定調整操作は存在するか? イエス:ポインタ値Pakt(PA,n−1)=782? イエス:Pakt(PA,n):=0 ノー:Pakt(PA,n):=Pakt(PA,n−1)+
1 ノー:否定調整操作は存在するか? イエス:ポインタ値Pakt(PA,n−1)=0? イエス:Pakt(PA,n):=782 ノー:Pakt(PA,n):=Pakt(PA,n−1)−
1 ノー:Pakt(PA,n):=Pakt(PA,n−1) 調整カウンタSZ:=0 ノー:調整カウンタSZ=3? イエス:調整カウンタ:SZ ノー:調整カウンタ:SZ:=SZ+1 終了:コードルーチン1: スタート: TU−コード=4? イエス:ポインタ値Pakt(PA,n−1)=764? イエス:ポインタ値Pakt(PA,n):=0 ノー:ポインタ値Pakt(PA,n):=Pakt(PA,
n−1)+1 TU−コード=0? イエス:ポインタ値Pakt(PA,n−1)=427? イエス:ポインタ値Pakt(PA,n):=Pakt(P
A,n−1)+1 TU−コード=2? イエス:ポインタ値Pakt(PA,n−1)=139? イエス:ポインタ値Pakt(PA,n):=0 ノー:ポインタ値Pakt(PA,n):=Pakt(PA,
n−1)+1 TU−コード=3? イエス:ポインタ値Pakt(PA,n−1)=103? イエス:ポインタ値Pakt(PA,n):=0 ノー:ポインタ値Pakt(PA,n):=Pakt(PA,
n−1)+1 終了: コードルーチン2: スタート:TU−コード=4? イエス:ポインタ値Pakt(PA,n−1)=0? イエス:ポインタ値Pakt(PA,n):=764 ノー:ポインタ値Pakt(PA,n):=Pakt(PA,
n−1)−1 TU−コード=0? イエス:ポインタ値Pakt(PA,n−1)=0? イエス:ポインタ値Pakt(PA,n):=427 ノー:ポインタ値Pakt(PA,n):=Pakt(PA,
n−1)−1 TU−コード=2? イエス:ポインタ値Pakt(PA,n−1)=0? イエス:ポインタ値Pakt(PA,n):=139 ノー:ポインタ値Pakt(PA,n):=Pakt(PA,
n−1)−1 TU−コード=3? イエス:ポインタ値Pakt(PA,n−1)=0? イエス:ポインタ値Pakt(PA,n):=103 ノー:ポインタ値Pakt(PA,n):=Pakt(PA,
n−1)−1 終了:付 録 C: 送信フレームカウンタ回路19: スタート: スタート識別子は存在するか? イエス:STM−列カウンタSTMS:=0 STM−行カウンタSTMZ:=0 ストラクチャカウンタB:=0 位置カウンタAUPOS:=521 Hakt(B,n):=H4akt(B,n−1)+1MOD
4 ノー:STM−列カウンタSTMS:=STMS+1M
OD 270 STM−行カウンタSTMZ:=0 ストラクチャカウンタB:=0 イエス:STM−行カウンタSTMZ:=STMZ+1
MOD 9 ストラクチャカウンタB:=B+1MOD 3 STM−行カウンタSTMZ:=3? イエス:STM−列カウンタSTMS:=0,1または
2? イエス:ポインタ識別子H1:=1 ノー:ポインタ識別子H1:=0 STM−列カウンタSTMS:=3,4または5? イエス:ポインタ識別子H2:=1 ノー:ポインタ識別子H2:=0 STM−列カウンタSTMS:=6,7または8? イエス:ポインタ識別子H3:=1 ノー:ポインタ識別子H3:=0 STM−列カウンタSTMS:=9,10または11? イエス:ポインタ識別子H3P:=1 ノー:ポインタ識別子H3P:=0 STM−列カウンタSTMS>8? イエス:識別子AUDAT:=1 ノー:識別子AUDAT:=0 AUDAT=1およびストラクチャカウンタB:=0? イエス:位置カウンタAUPOS:=AUPOS+1M
OD 783 終了:送信カウンタ回路17: スタート: AUDAT=1? ノー:スタートへ戻る イエス:STM−列カウンタSTMS=9およびSTM
−行カウンタSTMZ=3? イエス:初期化ルーチンへ飛び越す ノー:ストラクチャカウンタB=0? イエス:管理用ユニットAU−4は存在するか? イエス:カウンタルーチン1への飛び越し ノー:カウンタルーチン2への飛び越し ノー:スタートへ戻る; 終了: 送信アドレッシング回路18: スタート: TU−コード:=0 VC−4はあるか? イエス:バッファアドレスPS:=読み出しカウンタV
C4RC ポインタアドレスPA:=“00111BB” ノー:AU−3にVC−3は存在するか? イエス:バッファアドレスPS:=読み出しカウンタV
C3RC(B) ポインタアドレスPA:=“00111BB” ノー:AU−4にVC−3は存在するか? イエス:バッファアドレスPS:=読み出しカウンタV
C3RC(B) ポインタアドレスPA:=“BB00000” ノー:TUG−2アドレス送信ルーチンに進む TUG−3は存在するか? イエス:TU−コード:=4 ポインタ識別子V1:=H1TU3(B),V2:=H2
TU3(B),V3:=H3TU3(B),V3P:=
H3TU3P(B),V4:=0および位置識別子TU
POS:=TU3POS(B) ノー:AU−3にVC−3またはAU−4またはVC−
4は存在するか? イエス:ポインタ識別子V1:=H1,V2:=H2,
V3:=H3,V3P:=H3P,V4:=0およびT
UPOS:=AUPOS ノー:TU−11は存在するか? イエス:TU−コード:=3 識別子V:=VTU11(B),VP:=VTU11P
(B), TUPOS:=TU11POS(B) ノー:TU−12は存在するか? イエス:TU−コード:=2 識別子V:=VTU12(B),VP:=VTU12P
(B),TUPOS:=TU12POS(B) ノー:TU−コード:=0 識別子V:=VTU2(B),VP:=VTU2P
(B),TUPOS:=TU2POS(B) H4akt(B,n)=0? イエス:ポインタ識別子V1:=V,V2:=0,V
3:=0,V4:=0 ノー:H4akt(B,n)=1? イエス:ポインタ識別子V1:=0,V2:=V,V
3:=0,V3P:=0,V4:=0 ノー:H4akt(B,n)=2? イエス:ポインタ識別子V1:=0,V2:=0,V
3:=V,V3P:=VP,V4:=0 ノー:ポインタ識別子V1:=0,V2:=0,V3:
=0,V3P:=0,V4:=V 終了:TUG−2アドレス送信ルーチン: スタート: 中間アドレスZW:=“BBTTT” TU−2は存在するか? イエス:ポインタアドレスPA:ZW/“00” ノー:TU−12は存在するか? イエス:ポインタアドレスPA:=ZW/TU12
(B) ノー:ポインタアドレスPA:=ZW/TU11(B) バッファアドレスPS:=PA/読み出しカウンタLO
RC(PA) 終了:読み出し決定回路20: スタート: VC−4を有するAU−4は存在するか? イエス:ストラクチャコードB=0? イエス:ポインタ識別子H1=1? イエス:出力データ:=H2−バイト ノー:a)AUDAT=1かおよび肯定調整操作は存在
しないかまたは b)否定調整操作は存在しないか? イエス:読み出し命令の発生 ノー:ポインタ識別子H1=1? イエス:出力データ:=固定値 ノー:ポインタ識別子H2=1? イエス:出力データ:=固定値 読み出し命令は存在するか? イエス:J1D=1? イエス:ストラクチャコードB=0? イエス:読み出しカウンタVC4RC:=VC4RC+
1MOD 64 ノー:ストラクチャコードB=1? イエス:読み出しカウンタVC4RC:=VC4RC+
2MOD 64 ノー:読み出しカウンタVC4RC:=VC4RC+1
MOD 64 出力データ=バッファデータ ノー:VC−3を有するAU−3は存在するか? イエス:ポインタ識別子H1=1? イエス:出力データ:=H1−バイト ノー:ポインタ識別子H2=1? イエス:出力データ:=H2−バイト ノー:補助ルーチンへの飛び越し ノー:TU−3は存在するか? イエス:a)AUDAT=1かおよび b)TU3D(B)=1かおよび肯定調整操作は存在し
ないかまたは c)否定調整操作は存在するか? イエス:読み出し命令の発生 読み出しカウンタVC3RC(B):=VC3RC
(B)+1MOD 32 出力データ:=バッファデータ ノー:a)AUDATは1にセットされているかおよび b)TUG2D(B)は1にセットされているかおよび c)V1は0にセットされているかおよび d)V2は0にセットされているかおよび e)V3は0にセットされているかまたは否定調整操作
が存在するかおよび f)V3Pは0にセットされているかまたは否定調整操
作は存在しないかおよび g)V4は0にセットされているか? イエス:読み出し命令の発生 読み出しカウンタLORC(PA):=LORC(P
A)+1MOD 12 出力データ:=バッファデータ 終了:補助ルーチン: スタート: a)AUDAT=1かおよび肯定調整操作は存在するか
または b)否定調整操作は存在するか? イエス:AU−3列カウンタAU3S(B):=AU3
S(B)+1MOD87 AU−3列カウンタAU3S(B):=21またはAU
3S(B)=58? ノー:読み出し命令の発生 読み出しカウンタVC3RC(B):=VC3RC
(B)+1MOD 32 出力データ:=バッファデータ J1D=1? イエス:AU−3列カウンタAU3S(B)=0 ノー:読み出し決定回路の終わりに飛び越す 終了:付 録 D 送信ポインタ回路15: スタート: ポインタアドレスPAの、アドレスバッファへの記憶 ポインタ識別子H1=1またはV1=1? イエス:H1V1−ルーチンへの飛び越し ノー:ポインタ識別子H2=1またはV2=1? イエス:H2V2−ルーチンへの飛び越し ノー:ポインタ識別子H3=1またはV3=1? イエス:H3V3−ルーチンへの飛び越し ノー:J1D=1? イエス:ポインタ値Pakt(PA,n)としての位置識
別子の値の、ポインタメモリへの記憶 終了:H1V1−ルーチン: スタート: 実施すべき調整動作は存在するか? ノー:ポインタ値を有するH1またはV1−バイトの形
成 終わりへの飛び越し イエス:調整情報の、ポインタメモリへの記憶 実施すべき肯定調整動作はあるか? イエス:反転されたI−ビットを有するポインタ値を有
するH1またはV1−バイトの形成 終わりへの飛び越し ノー:反転されたD−ビットを有するポインタ値を有す
るH1またはV1−バイトの形成 終了:H2V2−ルーチン: スタート: 実施すべき調整動作は存在するか? ノー:ポインタ値からH2またはV2−バイトの形成 終わりへの飛び越し イエス:実施すべき肯定調整動作はあるか? イエス:反転されたI−ビットを有するポインタ値を有
するH21またはV21−バイトの形成 終わりへの飛び越し ノー:反転されたD−ビットを有するポインタ値からH
2またはV2−バイトの形成 終了:H3V3−ルーチン: スタート: ポインタ識別子H3=1? イエス:実施すべき調整動作は存在するか? イエス:実施すべき肯定調整動作はあるか? イエス:ポインタ値Pakt(PA,n−1)=782? イエス:ポインタ値Pakt(PA,n):=0 ノー:ポインタ値Pakt(PA,n):=Pakt(PA,
n−1)+1 ノー:ポインタ値Pakt(PA,n−1)=0? イエス:ポインタ値Pakt(PA,n):=782 ノー:ポインタ値Pakt(PA,n):=Pakt(PA,
n−1)−1 ノー:実施すべき調整動作は存在するか? イエス:実施すべき肯定調整動作はあるか? イエス:コードルーチン1への飛び越し ノー:コードルーチン2への飛び越し 実ポインタ値Pakt(PA,n)の、ポインタメモリへ
の記憶 終了:
【図面の簡単な説明】
【図1】VC−4コンテナを有するSTM−1フレーム
の概略図である。
【図2】STM−1信号の多重化構成を示す概略図であ
る。
【図3】従属ユニット群TUG−2における、従属ユニ
ットTU−11,TU−12それぞれの多重化構成を示
す概略図である。
【図4】バーチャルコンテナVC−3における従属ユニ
ット群TUG−2の多重化構成を示す概略図である。
【図5】従属ユニット群TUG−3における従属ユニッ
ト群TUG−2の多重化構成を示す概略図である。
【図6】バーチャルコンテナVC−4における従属ユニ
ット群TUG−3の多重化構成を示す概略図である。
【図7】管理用ユニット群AU−4における管理用ユニ
ットAU−3の多重化構成を示す概略図である。
【図8】従属ユニットTU−3に対するポインタロケー
ションを有する管理用ユニットAU−4の概略図であ
る。
【図9】バーチャルコンテナVC−11,VC−12お
よびVC−2に対するポインタロケーションを有する多
重フレームの概略図である。
【図10】本発明の回路装置に対する第1実施例を示す
線図である。
【図11】図10に示されているような回路装置に含ま
れている書き込み回路のブロック線図である。
【図12】図10に示されているような回路装置に含ま
れている受信ポインタ回路のブロック線図である。
【図13】本発明の回路装置に対する第2実施例のブロ
ック線図である。
【図14】図13に示されている回路装置に含まれてい
る読み出し回路のブロック線図である。
【図15】図13に示されている回路装置に含まれてい
る読み出し回路のブロック線図である。
【符号の説明】
1,13 バッファ、 2 受信制御回路、 4 書き
込み回路、 5 受信ポインタ回路、 6 受信カウン
タ回路、 7 受信アドレッシング回路、 8H4−回
路、 9 書き込み決定回路、 11 カウンタ、 1
4 送信制御回路、 17 送信カウンタ回路、 18
送信アドレッシング回路、 20 読み出し決定回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ミヒャエル ニーゲル ドイツ連邦共和国 ニュルンベルク 10 トゥルン−ウント タクシスシュトラーセ 10 (72)発明者 ヘルムート ロイシュナー ドイツ連邦共和国 ニュルンベルク 10 トゥルン−ウント タクシスシュトラーセ 10

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信または送信すべき信号のデータバイ
    トを検出するための回路装置を有している同期伝送装置
    において、 制御回路(2,14)を有しており、該制御回路は、 生じる可能性がある、それぞれの高いビットレートの搬
    送ユニットのポインタバイトをマーキングするための少
    なくとも1つのカウンタ(11,19)を含んでおり、 生じる可能性がある、それぞれの高いビットレートの搬
    送ユニットのデータバイトをカウントによってマーキン
    グするための少なくとも1つのカウンタ(6,17)を
    有しており、 それぞれ最大ビットレートの搬送ユニットにおいて生じ
    る可能性がある、低いビットレートの搬送ユニットのそ
    れぞれの群に対して少なくとも1つの位置カウンタ
    (6,17)を有しており、該カウンタは、前記群の低
    いビットレートの搬送ユニットにおけるデータバイトを
    カウントによってマーキングするために設けられてお
    り、かつ少なくとも、前記カウントおよび前記信号の搬
    送ユニットについての情報に基づいてペイロードバイト
    およびポインタバイトを識別するために設けられている
    ことを特徴とする同期伝送装置。
  2. 【請求項2】 制御回路(2,14)は、 −信号のペイロードバイトをバッファ(1,13)に書
    き込みまたは該バッファから読み出し、 −その都度書き込みまたは読み出しカウンタを信号の搬
    送ユニットに割り当て、 −少なくとも、前記ペイロードバイトに割り当てられた
    前記書き込みまたは読み出しカウンタのカウントからバ
    ッファアドレスを形成し、かつ −前記ペイロードバイトの発生時に前記バッファ(1,
    13)を解除するために設けられている請求項1記載の
    同期伝送装置。
  3. 【請求項3】 制御回路(2,14)は、識別されたポ
    インタバイトから少なくともポインタ値を推定するかま
    たは少なくともポインタ値を前記識別されたポインタバ
    イトに挿入するために設けられている請求項1または2
    記載の同期伝送装置。
  4. 【請求項4】 制御回路(2,14)は、 カウンタのカウントの評価によって、 −AU−ペイロードバイトおよびAU−ポインタバイト
    を識別し、 −AU−ペイロードバイトを個々の搬送ユニットに割り
    当て、 −TU−ポインタバイトを識別し、かつ −否定調整動作があるとき、否定調整機会をペイロード
    バイトとして識別しかつ肯定調整動作があるとき、肯定
    調整機会をもはやペイロードバイトとして識別しないた
    めに設けられている請求項2または3記載の同期伝送装
    置。
  5. 【請求項5】 制御回路(2,14)は、AU−ポイン
    タバイトをカウントするために設けられている少なくと
    も1つのカウンタ(11,19)を有し、その際前記制
    御回路(2,14)は、所定のカウントに達したとき、
    AU−ポインタバイトまたは可能な調整バイトに対する
    ポインタ識別子を形成するために設けられている請求項
    4記載の同期伝送装置。
  6. 【請求項6】 制御回路(2,14)は、AU−ペイロ
    ード構造におけるデータバイトをカウントするために設
    けられている少なくとも1つのカウンタ回路(6,1
    7)を有しておりかつ前記制御回路(2,14)は、前
    記カウンタ回路(6,17)のカウントの評価に基づい
    て、前記AU−ペイロード構造における前記データバイ
    トの位置を検出し、前記データバイトをTU−搬送ユニ
    ットに割り当てかつTU−ポインタバイトまたは可能な
    調整バイトに対するポインタ識別子を形成するために設
    けられている請求項5記載の同期伝送装置。
  7. 【請求項7】 カウンタ回路(6,17)は、 −VC−4またはVC−3における列を検出するための
    少なくとも1つの列カウンタおよび行を検出するための
    少なくとも1つの行カウンタ、 −TU−3におけるペイロードバイトを識別するための
    少なくとも1つのTU−3に対する1つの位置カウン
    タ、 −TUG−2を識別するための1つのカウンタ、 −少なくとも1つのTUG−2におけるTU−12を識
    別するための少なくとも1つのカウンタ、 −少なくとも1つのTU−11におけるTU−11を識
    別するための少なくとも1つのカウンタ、 −TU−2,TU−12およびTU−11に対するペイ
    ロードバイトを識別するための少なくともそれぞれのT
    U−2,TU−12およびTU−11に対する少なくと
    も1つの位置カウンタを有している請求項6記載の同期
    伝送装置。
  8. 【請求項8】 制御回路(2,14)がアドレッシング
    回路(7,18)を有しており、該アドレッシング回路
    は、 −VC−4またはVC−3があるとき、それぞれ割り当
    てられた書き込みまたは読み出しカウンタのカウントか
    らバッファアドレスを形成し、 −TU−2があるとき、それぞれ割り当てられた書き込
    みまたは読み出しカウンタのカウントからおよびTUG
    −2の識別に対するカウンタのカウントからバッファア
    ドレスを形成し、 −TU−12またはTU−11があるとき、それぞれ割
    り当てられた書き込みまたは読み出しカウンタのカウン
    トからおよびTUG−2の識別に対するカウンタのカウ
    ントおよびTU−12またはTU−11の識別に対する
    カウンタのカウントからバッファアドレスを形成するた
    めに設けられている請求項4から7までのいずれか1項
    記載の同期伝送装置。
  9. 【請求項9】 制御回路(2,14)は、それぞれH1
    またはV1およびH2またはV2−ポインタバイトに対
    するポインタ識別子があるとき、ポインタバイトからポ
    インタ値の部分を推定するためまたはポインタ値の部分
    をポインタバイト内に挿入するために設けられているポ
    インタ回路(5,15)を有している請求項8記載の同
    期伝送装置。
  10. 【請求項10】 少なくとも、制御回路(2,14)に
    含まれているアドレッシング回路(7,18)によって
    形成すべきポインタアドレスによって識別されるメモリ
    ロケーションにポインタ値を記憶するために、ポインタ
    回路(5,15)にポインタメモリが設けられている請
    求項9記載の同期伝送装置。
  11. 【請求項11】 アドレッシング回路(7,18)は、 −VC−4およびVC−3に対する固定された所定のポ
    インタアドレス、 −TUG−2を識別するためのカウンタに依存してい
    る、TU−2に対するポインタアドレス、および −TUG−2を識別するためのカウンタおよびTU−1
    2またはTU−11を識別するためのそれぞれのカウン
    タに依存している、TUG−12およびTUG−11に
    対するポインタアドレスを形成するために設けられてい
    る請求項10記載の同期伝送装置。
  12. 【請求項12】 制御回路(2,14)は、信号のペイ
    ロードデータをバッファ(1)に書き込むために配列さ
    れておりかつポインタ回路(5)は大抵、新たに受信さ
    れたポインタ値と最後に受信されたポインタ値とが相応
    しかつこれまでの実ポインタ値と新しいポインタ値とが
    相応しなければ、新たに受信されたポインタ値を実ポイ
    ンタ値としてセットするために設けられている請求項4
    から11までのいずれか1項記載の同期伝送装置。
  13. 【請求項13】 ポインタ回路(5)は、肯定または否
    定調整動作があるとき、搬送ユニットのH3またはV3
    −ポインタバイトの発生まで、ポインタ値をインクリメ
    ントまたはデクリメントしない請求項12記載の同期伝
    送装置。
  14. 【請求項14】 カウンタ回路(6)のカウンタは、A
    U−4またはAU−3管理用ユニットの始めにその都度
    初期化される請求項12または13記載の同期伝送装
    置。
  15. 【請求項15】 制御回路(2)は、ペイロードデータ
    がないとき阻止信号を受信しかつ前記阻止信号は、AU
    −ペイロードバイトをカウントするために使用されるA
    U−位置カウンタ(12)を阻止する請求項12から1
    4までのいずれか1項記載の同期伝送装置。
  16. 【請求項16】 実ポインタ値が、関連の位置カウンタ
    の内容に相応すれば、制御回路(2)は、AU−4,A
    U−3,TU−3,TU−2,TU−12またはTU−
    11の始めに対してその都度インジケータを出力するた
    めに設けられている請求項12から15までのいずれか
    1項記載の同期伝送装置。
  17. 【請求項17】 制御回路(2)は、AU−ポインタの
    始めを識別するためのAU−ポインタコードを受信し、
    該AU−ポインタコードは、AU−ポインタバイトをカ
    ウントするためのAU−ポインタカウンタ(11)を初
    期化する請求項12から16までのいずれか1項記載の
    同期伝送装置。
  18. 【請求項18】 制御回路(2,14)は、同期デジタ
    ルハイアラーキのSTM−1信号のペイロードをバッフ
    ァ(1)から読み出すために設けられておりかつAU−
    4,AU−3,TU−3,TU−2,TU−12または
    TU−11の始めに対するインジケータが供給されると
    き、ポインタ回路(15)は、関連の位置カウンタのカ
    ウントから実ポインタ値を形成するために設けられてい
    る請求項11から17までのいずれか1項記載の同期伝
    送装置。
  19. 【請求項19】 ポインタ回路(15)は、肯定または
    否定調整操作の場合に実ポインタ値をインクリメントま
    たはデクリメントするために設けられている請求項16
    記載の同期伝送装置。
  20. 【請求項20】 制御回路(2,14)は、同期デジタ
    ルハイアラーキのSTM−1信号のペイロードをバッフ
    ァ(1)から読み出すために設けられておりかつ制御回
    路(14)は、STM−1フレームにおける列を検出す
    るための列カウンタおよびを行を検出するための行カウ
    ンタを有する送信フレームカウンタ回路(19)を有し
    ている請求項5から19までのいずれか1項記載の同期
    伝送装置。
  21. 【請求項21】 カウンタ回路(17)のカウンタは、
    信号のフレームにおける9番目の列および4番目の行の
    始めにおいてその都度初期化される請求項20記載の同
    期伝送装置。
  22. 【請求項22】 送信フレームカウンタ回路(19)に
    おける列カウンタおよび行カウンタは、AU−ポインタ
    に対するポインタ識別子を検出するために使用される請
    求項20または21記載の同期伝送装置。
  23. 【請求項23】 受信または送信すべき、同期伝送装置
    の信号のデータバイトを検出するための回路装置におい
    て、制御回路(2,14)が設けられており、該制御回
    路は、 生じる可能性がある、それぞれの高いビットレートの搬
    送ユニットのポインタバイトをマーキングするための少
    なくとも1つのカウンタ(11,19)を含んでおり、 生じる可能性がある、それぞれの高いビットレートの搬
    送ユニットのデータバイトをカウントによってマーキン
    グするための少なくとも1つのカウンタ(6,17)を
    有しており、 それぞれ最大のビットレートの搬送ユニットにおいて生
    じる可能性がある、低いビットレートの搬送ユニットの
    それぞれの群に対して少なくとも1つの位置カウンタ
    (6,17)を有しており、該カウンタは、前記群の低
    いビットレートの搬送ユニットにおけるデータバイトを
    カウントによってマーキングするために設けられてお
    り、かつ少なくとも、前記カウントおよび前記信号の搬
    送ユニットについての情報に基づいてペイロードバイト
    およびポインタバイトを識別するために設けられている
    ことを特徴とする同期伝送装置の信号のデータバイトの
    検出回路装置。
JP5170159A 1992-07-09 1993-07-09 同期伝送装置および同期伝送装置の信号のデータバイトの検出回路装置 Pending JPH06204960A (ja)

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