JPH062048A - 連続処理ラインの速度制御方法 - Google Patents
連続処理ラインの速度制御方法Info
- Publication number
- JPH062048A JPH062048A JP4164795A JP16479592A JPH062048A JP H062048 A JPH062048 A JP H062048A JP 4164795 A JP4164795 A JP 4164795A JP 16479592 A JP16479592 A JP 16479592A JP H062048 A JPH062048 A JP H062048A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speed
- line
- coil
- upper limit
- velocity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
- Control Of Heat Treatment Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 各設備の能力を最大に利用するように、連続
処理可能な最高のライン速度を常時自動的に設定し、生
産性を上げる 【構成】 設備毎に予め定められた計算式と各処理対象
材料の仕様とに基づいて、設備毎に各処理対象材料の設
備上限処理速度(V1〜V3)とそれが適用される位置
を求め、それらと、ライン入側のハンドリング時間に応
じた入側上限処理速度(Vin),及びライン出側のハン
ドリング時間に応じた出側上限処理速度(Vout)を参
照し、それらのうち最低の速度を各位置で適用される速
度目標値とし、それの速度スケジュ−ルを作成し、各処
理対象材料の実際の位置をトラッキングし、検出した位
置と速度スケジュ−ルとに基づいてその時のラインの速
度目標値を決定する。
処理可能な最高のライン速度を常時自動的に設定し、生
産性を上げる 【構成】 設備毎に予め定められた計算式と各処理対象
材料の仕様とに基づいて、設備毎に各処理対象材料の設
備上限処理速度(V1〜V3)とそれが適用される位置
を求め、それらと、ライン入側のハンドリング時間に応
じた入側上限処理速度(Vin),及びライン出側のハン
ドリング時間に応じた出側上限処理速度(Vout)を参
照し、それらのうち最低の速度を各位置で適用される速
度目標値とし、それの速度スケジュ−ルを作成し、各処
理対象材料の実際の位置をトラッキングし、検出した位
置と速度スケジュ−ルとに基づいてその時のラインの速
度目標値を決定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続処理ライン、例え
ば連続焼鈍ライン(CAL,CAPL等),連続溶融亜
鉛メッキライン(CGL),連続電気メッキライン(E
GL)などで利用しうる速度制御技術に関する。
ば連続焼鈍ライン(CAL,CAPL等),連続溶融亜
鉛メッキライン(CGL),連続電気メッキライン(E
GL)などで利用しうる速度制御技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に連続処理ラインにおいては、ライ
ン入側のペイオフリ−ル(POR)に巻かれたコイルか
ら引き出されたストリップ(鋼帯)を、ライン上の各種
設備を順番に通し、全ての処理が完了した後、テンショ
ンリ−ル(TR)で巻取る。例えば連続溶融亜鉛メッキ
ラインでは、ライン上に焼鈍炉,冷却炉,メッキ設備な
どが設置されており、これら全ての設備をストリップが
連続的に通る。各コイルのストリップ長は有限である
が、1つのコイルのストリップ終端には次のコイルの先
端が溶接され、それによってライン上ではストリップは
連続的に処理される。また出側では、1つのコイルの巻
取りが終了すると、そのストリップの終端近傍を切断
し、切断点に続くストリップは別のコイルとして巻取
る。この種のライン入側及び出側での溶接,切断,コイ
ル取替え等の操作に要する時間(ハンドリング時間)を
確保するために、連続処理ラインの入側及び出側には、
それぞれル−プカ−と呼ばれる設備が設けられている。
ン入側のペイオフリ−ル(POR)に巻かれたコイルか
ら引き出されたストリップ(鋼帯)を、ライン上の各種
設備を順番に通し、全ての処理が完了した後、テンショ
ンリ−ル(TR)で巻取る。例えば連続溶融亜鉛メッキ
ラインでは、ライン上に焼鈍炉,冷却炉,メッキ設備な
どが設置されており、これら全ての設備をストリップが
連続的に通る。各コイルのストリップ長は有限である
が、1つのコイルのストリップ終端には次のコイルの先
端が溶接され、それによってライン上ではストリップは
連続的に処理される。また出側では、1つのコイルの巻
取りが終了すると、そのストリップの終端近傍を切断
し、切断点に続くストリップは別のコイルとして巻取
る。この種のライン入側及び出側での溶接,切断,コイ
ル取替え等の操作に要する時間(ハンドリング時間)を
確保するために、連続処理ラインの入側及び出側には、
それぞれル−プカ−と呼ばれる設備が設けられている。
【0003】この種の連続処理ラインにおける処理速度
は、様々な制約を受ける。例えば、ライン上の各種設備
は、それぞれが処理対象材料の種類(板厚,板幅,鋼種
等)毎に、処理速度の上限を有しているので、これら全
ての処理速度の制約をライン速度が受ける。また、ライ
ン入側のコイルのハンドリング時間によって定まる処理
速度の上限,及びライン出側のコイルのハンドリング時
間によって定まる処理速度の上限もライン速度に制約を
与える。即ち、ライン速度が速すぎると、入側では処理
中のコイルの終端が先に進みすぎて、それに次のコイル
を接続することができなくなるし、出側では処理中のコ
イルの先端が先に進みすぎて、切断やコイル先端のリ−
ルへの巻き付けができなくなる。しかも、コイルのスト
リップ長は様々であるので、ライン上に複数のコイルか
ら出て溶接された複数のストリップが存在してコイルの
ハンドリングを頻繁に実施しなければならない場合もあ
れば、ライン上に単一のコイルから出たストリップのみ
が存在してコイルのハンドリング時間による制約を受け
にくい場合もある。従ってこの種のライン速度の最適な
値は、時々刻々と、しかも大幅に変化しうる。
は、様々な制約を受ける。例えば、ライン上の各種設備
は、それぞれが処理対象材料の種類(板厚,板幅,鋼種
等)毎に、処理速度の上限を有しているので、これら全
ての処理速度の制約をライン速度が受ける。また、ライ
ン入側のコイルのハンドリング時間によって定まる処理
速度の上限,及びライン出側のコイルのハンドリング時
間によって定まる処理速度の上限もライン速度に制約を
与える。即ち、ライン速度が速すぎると、入側では処理
中のコイルの終端が先に進みすぎて、それに次のコイル
を接続することができなくなるし、出側では処理中のコ
イルの先端が先に進みすぎて、切断やコイル先端のリ−
ルへの巻き付けができなくなる。しかも、コイルのスト
リップ長は様々であるので、ライン上に複数のコイルか
ら出て溶接された複数のストリップが存在してコイルの
ハンドリングを頻繁に実施しなければならない場合もあ
れば、ライン上に単一のコイルから出たストリップのみ
が存在してコイルのハンドリング時間による制約を受け
にくい場合もある。従ってこの種のライン速度の最適な
値は、時々刻々と、しかも大幅に変化しうる。
【0004】従来より、この種の連続処理ラインにおけ
る処理速度、即ちライン速度は、熟練したオペレ−タ
が、ライン上のストリップの進み具合いを確認しなが
ら、勘によって決定し、手作業で調整している。
る処理速度、即ちライン速度は、熟練したオペレ−タ
が、ライン上のストリップの進み具合いを確認しなが
ら、勘によって決定し、手作業で調整している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のように人間の勘
によって決定する方法では、最適な速度を最適なタイミ
ングで設定することは不可能であり、結果的に、安全な
方向、つまり最適な速度に比べて低い速度をライン速度
に設定する傾向が強く、これが生産性を下げる原因にな
っている。
によって決定する方法では、最適な速度を最適なタイミ
ングで設定することは不可能であり、結果的に、安全な
方向、つまり最適な速度に比べて低い速度をライン速度
に設定する傾向が強く、これが生産性を下げる原因にな
っている。
【0006】従って本発明は、常時最適なライン速度を
設定し、実際の設備の能力を最大に利用して生産性を上
げることを課題とする。
設定し、実際の設備の能力を最大に利用して生産性を上
げることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の連続処理ラインの速度制御方法において
は、連続処理ラインに設置された各々の設備毎に予め定
められた計算条件と各処理対象材料の諸元とに基づい
て、設備毎に各処理対象材料の設備上限処理速度とそれ
が適用される位置を求め、各々の設備上限処理速度及び
それが適用される位置,前記連続処理ラインの入側に入
る処理対象材料を準備するのに必要な入側ハンドリング
時間に応じた入側上限処理速度,及び前記連続処理ライ
ンで処理した材料をその出側に配置されたコイル巻取機
で巻取る準備をするのに必要な出側ハンドリング時間に
応じた出側上限処理速度を参照し、それらのうち最低の
速度を各位置で適用される速度目標値とし、それの速度
スケジュ−ルを作成し、各処理対象材料の実際の位置を
トラッキングし、検出した位置と前記速度スケジュ−ル
とに基づいてその時のラインの速度目標値を決定する。
め、本発明の連続処理ラインの速度制御方法において
は、連続処理ラインに設置された各々の設備毎に予め定
められた計算条件と各処理対象材料の諸元とに基づい
て、設備毎に各処理対象材料の設備上限処理速度とそれ
が適用される位置を求め、各々の設備上限処理速度及び
それが適用される位置,前記連続処理ラインの入側に入
る処理対象材料を準備するのに必要な入側ハンドリング
時間に応じた入側上限処理速度,及び前記連続処理ライ
ンで処理した材料をその出側に配置されたコイル巻取機
で巻取る準備をするのに必要な出側ハンドリング時間に
応じた出側上限処理速度を参照し、それらのうち最低の
速度を各位置で適用される速度目標値とし、それの速度
スケジュ−ルを作成し、各処理対象材料の実際の位置を
トラッキングし、検出した位置と前記速度スケジュ−ル
とに基づいてその時のラインの速度目標値を決定する。
【0008】また第2番の発明では、更に、速度変更指
示が入力された時には、その入力に応じて、前記設備毎
に予め定められた計算条件の変数を修正し、設備上限処
理速度を再び計算し、更に速度スケジュ−ルを更新す
る。
示が入力された時には、その入力に応じて、前記設備毎
に予め定められた計算条件の変数を修正し、設備上限処
理速度を再び計算し、更に速度スケジュ−ルを更新す
る。
【0009】
【作用】連続処理ライン上では、常時連続したストリッ
プが搬送されているので、特定の時点でのストリップの
速度は、ライン上のどの位置においても同じである。従
って、その連続処理ライン上でのライン速度が複数の設
備の各々の上限処理速度によって制約を受ける場合に
は、それら複数の上限処理速度の中の最低の速度をライ
ン速度に設定すれば、連続的に処理できる最大のライン
速度で、即ち最適な条件で設備を動かすことができる。
プが搬送されているので、特定の時点でのストリップの
速度は、ライン上のどの位置においても同じである。従
って、その連続処理ライン上でのライン速度が複数の設
備の各々の上限処理速度によって制約を受ける場合に
は、それら複数の上限処理速度の中の最低の速度をライ
ン速度に設定すれば、連続的に処理できる最大のライン
速度で、即ち最適な条件で設備を動かすことができる。
【0010】実際の各設備の上限処理速度は、設備毎に
定まる特定の計算式に、処理される材料サイズ等のパラ
メ−タを代入することによって求めることができる。ま
た、入側のハンドリング時間及び出側のハンドリング時
間はほぼ一定値であるので、それらに基づいて、ライン
入側の上限処理速度及びライン出側の上限処理速度を求
めることができる。
定まる特定の計算式に、処理される材料サイズ等のパラ
メ−タを代入することによって求めることができる。ま
た、入側のハンドリング時間及び出側のハンドリング時
間はほぼ一定値であるので、それらに基づいて、ライン
入側の上限処理速度及びライン出側の上限処理速度を求
めることができる。
【0011】そこで本発明では、まず、設備毎に各処理
対象材料の設備上限処理速度とそれが適用される位置を
求め、各々の設備上限処理速度及びそれが適用される位
置と、入側ハンドリング時間に応じた入側上限処理速度
と出側ハンドリング時間に応じた出側上限処理速度とを
参照し、それらのうち最低の速度を各位置で適用される
速度目標値とし、それの速度スケジュ−ルが作成され
る。そして、各処理対象材料の実際の位置をトラッキン
グし、検出した位置と前記速度スケジュ−ルとに基づい
てその時のラインの速度目標値が決定される。
対象材料の設備上限処理速度とそれが適用される位置を
求め、各々の設備上限処理速度及びそれが適用される位
置と、入側ハンドリング時間に応じた入側上限処理速度
と出側ハンドリング時間に応じた出側上限処理速度とを
参照し、それらのうち最低の速度を各位置で適用される
速度目標値とし、それの速度スケジュ−ルが作成され
る。そして、各処理対象材料の実際の位置をトラッキン
グし、検出した位置と前記速度スケジュ−ルとに基づい
てその時のラインの速度目標値が決定される。
【0012】また第2番の発明では、速度変更指示の入
力に応答して、前記設備毎に予め定められた計算条件の
変数を修正し、設備上限処理速度を再び計算し、速度ス
ケジュ−ルが更新される。例えば、ライン上の特定の設
備に故障等が生じ、通常の処理能力よりも低い処理能力
しか得られなくなった場合、その設備の設備上限処理速
度は、通常の値よりも小さくなるので、故障発生前と同
じ制御を続けることはできない。しかしこのような場
合、オペレ−タが制御に介入し、その設備上限処理速度
を決定する計算条件の変数を修正することによって、そ
の時の正しい設備上限処理速度を求め、制御を続けるこ
とができる。
力に応答して、前記設備毎に予め定められた計算条件の
変数を修正し、設備上限処理速度を再び計算し、速度ス
ケジュ−ルが更新される。例えば、ライン上の特定の設
備に故障等が生じ、通常の処理能力よりも低い処理能力
しか得られなくなった場合、その設備の設備上限処理速
度は、通常の値よりも小さくなるので、故障発生前と同
じ制御を続けることはできない。しかしこのような場
合、オペレ−タが制御に介入し、その設備上限処理速度
を決定する計算条件の変数を修正することによって、そ
の時の正しい設備上限処理速度を求め、制御を続けるこ
とができる。
【0013】
【実施例】本発明を実施する一形式の連続処理ラインの
構成を図1に概略で示す。図1に示す連続処理ライン
は、連続溶融亜鉛メッキラインであり、焼鈍炉RTF,
メッキ槽POT,合金化炉ASF等の設備を備えてい
る。この例では処理対象の材料としてコイルA,コイル
B及びコイルCが示されているが、これらの材料はライ
ン入側に設置されたリ−ル(図示せず)に装着され、先
端から引き出されてライン入側に供給され、処理が完了
した材料はライン出側に設置されたリ−ル(図示せず)
に巻き取られる。この例では、コイルAの後端にコイル
Bの先端が溶接され、コイルBの後端にコイルCの先端
が溶接され、これらの材料は連続的にラインに供給され
る。処理が完了すると、溶接点の近傍で切断が実施さ
れ、各々のコイルに分離されてそれぞれリ−ルで巻き取
られる。切断位置の近傍には、目視検査のための検査台
が設置されている。
構成を図1に概略で示す。図1に示す連続処理ライン
は、連続溶融亜鉛メッキラインであり、焼鈍炉RTF,
メッキ槽POT,合金化炉ASF等の設備を備えてい
る。この例では処理対象の材料としてコイルA,コイル
B及びコイルCが示されているが、これらの材料はライ
ン入側に設置されたリ−ル(図示せず)に装着され、先
端から引き出されてライン入側に供給され、処理が完了
した材料はライン出側に設置されたリ−ル(図示せず)
に巻き取られる。この例では、コイルAの後端にコイル
Bの先端が溶接され、コイルBの後端にコイルCの先端
が溶接され、これらの材料は連続的にラインに供給され
る。処理が完了すると、溶接点の近傍で切断が実施さ
れ、各々のコイルに分離されてそれぞれリ−ルで巻き取
られる。切断位置の近傍には、目視検査のための検査台
が設置されている。
【0014】連続的にコイルを供給するために、入側の
リ−ルに次のコイルを装着したり、処理中のコイルの後
端と次に処理するコイルの先端とを溶接する操作、即ち
入側のハンドリングを容易にするために、ラインの入側
にはル−プカ−が設置されており、ラインを動かしたま
ま、処理中のコイルの後端の移動を一時的に止めること
ができる。同様に、処理を終了したコイルの後端と処理
中のコイルの先端とを切断したり、出側のリ−ルのコイ
ルを付け替えたりする操作、即ち出側のハンドリングを
容易にするために、ラインの出側にもル−プカ−が設置
されており、ラインを動かしたまま、処理中のコイルの
先端の移動を一時的に止めることができる。
リ−ルに次のコイルを装着したり、処理中のコイルの後
端と次に処理するコイルの先端とを溶接する操作、即ち
入側のハンドリングを容易にするために、ラインの入側
にはル−プカ−が設置されており、ラインを動かしたま
ま、処理中のコイルの後端の移動を一時的に止めること
ができる。同様に、処理を終了したコイルの後端と処理
中のコイルの先端とを切断したり、出側のリ−ルのコイ
ルを付け替えたりする操作、即ち出側のハンドリングを
容易にするために、ラインの出側にもル−プカ−が設置
されており、ラインを動かしたまま、処理中のコイルの
先端の移動を一時的に止めることができる。
【0015】図1には示されていないが、ラインの入
側,中央部,及び出側には、それぞれ、処理中の材料の
移動量に応じたパルス信号を発生するパルス発生器と、
溶接点に形成される貫通孔を検出した時に位置信号を出
力する溶接点検出器が設置されている。パルス発生器
は、ライン上で材料を搬送駆動する電気モ−タの駆動軸
に連結された回転量検出器であり、溶接点検出器は、材
料をその厚み方向に挟むように配置された透過型の光学
センサである。
側,中央部,及び出側には、それぞれ、処理中の材料の
移動量に応じたパルス信号を発生するパルス発生器と、
溶接点に形成される貫通孔を検出した時に位置信号を出
力する溶接点検出器が設置されている。パルス発生器
は、ライン上で材料を搬送駆動する電気モ−タの駆動軸
に連結された回転量検出器であり、溶接点検出器は、材
料をその厚み方向に挟むように配置された透過型の光学
センサである。
【0016】図1に示すラインの駆動速度(材料の搬送
速度)を制御する電気回路の構成を図2に示す。実際に
速度制御を実施するのがプロセスコンピュ−タ20であ
る。このプロセスコンピュ−タ20には、製造工程全体
を管理するビジネスコンピュ−タ(ビジコン)10か
ら、コイル供給スケジュ−ル及び各コイルの仕様の情報
が入力される。また各コイルの実際の位置を把握するた
めに、パルス発生器PG1,PG2及びPG3、ならび
に溶接点検出器DT1,DT2及びDT3の信号が印加
される。プロセスコンピュ−タ20が生成した目標速度
に応じて、ライン駆動用モ−タ制御装置30が電気モ−
タを制御してラインの速度を調整する。
速度)を制御する電気回路の構成を図2に示す。実際に
速度制御を実施するのがプロセスコンピュ−タ20であ
る。このプロセスコンピュ−タ20には、製造工程全体
を管理するビジネスコンピュ−タ(ビジコン)10か
ら、コイル供給スケジュ−ル及び各コイルの仕様の情報
が入力される。また各コイルの実際の位置を把握するた
めに、パルス発生器PG1,PG2及びPG3、ならび
に溶接点検出器DT1,DT2及びDT3の信号が印加
される。プロセスコンピュ−タ20が生成した目標速度
に応じて、ライン駆動用モ−タ制御装置30が電気モ−
タを制御してラインの速度を調整する。
【0017】この例では、プロセスコンピュ−タ20の
処理は、コイル位置トラッキング処理21,コイル別上
限速度計算処理22,ライン速度スケジュ−ル作成処理
23,及びライン速度目標値生成処理25に区分されて
いる。
処理は、コイル位置トラッキング処理21,コイル別上
限速度計算処理22,ライン速度スケジュ−ル作成処理
23,及びライン速度目標値生成処理25に区分されて
いる。
【0018】コイル位置トラッキング処理21では、各
々のコイルがどこの位置に存在するかを常時把握する。
即ち、各々のコイルがライン各部に供給されるおよその
タイミングは、ビジコン10が出力するコイル供給スケ
ジュ−ルによって知ることができるので、その情報に基
づいて、各溶接点検出器DT1〜DT3が溶接点、即ち
コイル後端及び先端を検出したタイミングと各溶接点検
出器が設置された位置と、各パルス発生器PG1〜PG
3が出力するパルス数によって計算される移動距離とか
ら、各々のコイルの先端及び後端の位置を正確に検出す
る。
々のコイルがどこの位置に存在するかを常時把握する。
即ち、各々のコイルがライン各部に供給されるおよその
タイミングは、ビジコン10が出力するコイル供給スケ
ジュ−ルによって知ることができるので、その情報に基
づいて、各溶接点検出器DT1〜DT3が溶接点、即ち
コイル後端及び先端を検出したタイミングと各溶接点検
出器が設置された位置と、各パルス発生器PG1〜PG
3が出力するパルス数によって計算される移動距離とか
ら、各々のコイルの先端及び後端の位置を正確に検出す
る。
【0019】コイル別上限速度計算処理22の内容を図
3に示す。この処理では、各々のコイルについて、ライ
ン速度を決定するうえで制約となる各種上限速度をそれ
ぞれ計算し、その結果を出力してライン速度スケジュ−
ル作成処理23に渡す。まず、ステップ102では、ビ
ジコン10から入力される各コイルの仕様、即ち幅W,
厚みD,長さL,T/H(時間あたりトン数),メッキ
厚,品種P等の情報を入力する。
3に示す。この処理では、各々のコイルについて、ライ
ン速度を決定するうえで制約となる各種上限速度をそれ
ぞれ計算し、その結果を出力してライン速度スケジュ−
ル作成処理23に渡す。まず、ステップ102では、ビ
ジコン10から入力される各コイルの仕様、即ち幅W,
厚みD,長さL,T/H(時間あたりトン数),メッキ
厚,品種P等の情報を入力する。
【0020】次のステップ103では、焼鈍炉RTFに
おける上限速度V1を計算する。計算式の内容は予め定
められている。この例では、W・D及び品種Pをパラメ
−タとする関数を計算し、その結果に定数C1及びΔC
1を加算した結果を上限速度V1として算出している。
上限速度V1とパラメ−タW・Dとの関係は図7のよう
になる。即ち、焼鈍炉RTFで発生しうる熱量には上限
があるので、パラメ−タW・Dが大きくなるに従って、
それを処理可能な速度の上限は下がる。ΔC1は、オペ
レ−タによって端末装置40から入力される値である。
おける上限速度V1を計算する。計算式の内容は予め定
められている。この例では、W・D及び品種Pをパラメ
−タとする関数を計算し、その結果に定数C1及びΔC
1を加算した結果を上限速度V1として算出している。
上限速度V1とパラメ−タW・Dとの関係は図7のよう
になる。即ち、焼鈍炉RTFで発生しうる熱量には上限
があるので、パラメ−タW・Dが大きくなるに従って、
それを処理可能な速度の上限は下がる。ΔC1は、オペ
レ−タによって端末装置40から入力される値である。
【0021】次のステップ104では、合金化炉ASF
における上限速度V2を計算する。計算式の内容は予め
定められている。この例では、D及びメッキ厚をパラメ
−タとする関数を計算し、その結果に定数C2及びΔC
2を加算した結果を上限速度V2として算出している。
即ち、合金化炉ASFで発生しうる熱量には上限がある
ので、パラメ−タD及びメッキ厚が大きくなるに従っ
て、それを処理可能な速度の上限は下がる。ΔC2は、
オペレ−タによって端末装置40から入力される値であ
る。
における上限速度V2を計算する。計算式の内容は予め
定められている。この例では、D及びメッキ厚をパラメ
−タとする関数を計算し、その結果に定数C2及びΔC
2を加算した結果を上限速度V2として算出している。
即ち、合金化炉ASFで発生しうる熱量には上限がある
ので、パラメ−タD及びメッキ厚が大きくなるに従っ
て、それを処理可能な速度の上限は下がる。ΔC2は、
オペレ−タによって端末装置40から入力される値であ
る。
【0022】次のステップ105では、外観確保上限速
度V3を計算する。ライン上のコイルの搬送速度が速す
ぎると、検査台の位置における目視検査において見逃し
が生じ易くなる。このような見逃しを防止するために、
外観確保上限速度V3によって速度を規制する。この例
では、品種Pの関数を計算し、その結果を外観確保上限
速度V3に定めている。ΔC3は、オペレ−タによって
端末装置40から入力される値である。
度V3を計算する。ライン上のコイルの搬送速度が速す
ぎると、検査台の位置における目視検査において見逃し
が生じ易くなる。このような見逃しを防止するために、
外観確保上限速度V3によって速度を規制する。この例
では、品種Pの関数を計算し、その結果を外観確保上限
速度V3に定めている。ΔC3は、オペレ−タによって
端末装置40から入力される値である。
【0023】次のステップ106では、ライン入側の上
限速度Vinを計算する。即ち、ライン入側でのコイル
のハンドリング作業を頻繁に行なう場合には、ライン速
度が速すぎると、処理中のコイルの後端に次のコイルを
溶接するのが間に合わなくなるので、ライン速度を規制
する必要がある。この計算式の内容は予め定められてい
る。即ち、コイル長/入側ハンドリング所要時間+ΔC
inを、上限速度Vinとして算出している。ΔCin
は、オペレ−タによって端末装置40から入力される値
である。
限速度Vinを計算する。即ち、ライン入側でのコイル
のハンドリング作業を頻繁に行なう場合には、ライン速
度が速すぎると、処理中のコイルの後端に次のコイルを
溶接するのが間に合わなくなるので、ライン速度を規制
する必要がある。この計算式の内容は予め定められてい
る。即ち、コイル長/入側ハンドリング所要時間+ΔC
inを、上限速度Vinとして算出している。ΔCin
は、オペレ−タによって端末装置40から入力される値
である。
【0024】次のステップ107では、ライン出側の上
限速度Vout を計算する。即ち、ライン出側でのコイル
のハンドリング作業を頻繁に行なう場合には、ライン速
度が速すぎると、処理中のコイルと処理を完了したコイ
ルとの切断及びリ−ルへのコイルの掛け替えが間に合わ
なくなるので、ライン速度を規制する必要がある。この
計算式の内容は予め定められている。即ち、コイル長/
出側ハンドリング所要時間+ΔCout を、上限速度Vou
t として算出している。ΔCout は、オペレ−タによっ
て端末装置40から入力される値である。
限速度Vout を計算する。即ち、ライン出側でのコイル
のハンドリング作業を頻繁に行なう場合には、ライン速
度が速すぎると、処理中のコイルと処理を完了したコイ
ルとの切断及びリ−ルへのコイルの掛け替えが間に合わ
なくなるので、ライン速度を規制する必要がある。この
計算式の内容は予め定められている。即ち、コイル長/
出側ハンドリング所要時間+ΔCout を、上限速度Vou
t として算出している。ΔCout は、オペレ−タによっ
て端末装置40から入力される値である。
【0025】ライン速度スケジュ−ル作成処理23の内
容を図4及び図5に示す。この処理では、上記コイル別
上限速度計算処理22によって得られた各々の上限速度
について、それが適用される位置の範囲を求め、その結
果に基づいてスケジュ−ルを作成する。
容を図4及び図5に示す。この処理では、上記コイル別
上限速度計算処理22によって得られた各々の上限速度
について、それが適用される位置の範囲を求め、その結
果に基づいてスケジュ−ルを作成する。
【0026】ステップ202では、コイル位置トラッキ
ング処理21によって得られた各コイルのトラッキング
位置情報、即ち各コイルの先端及び後端が現在どこに位
置するかを示す情報を入力する。
ング処理21によって得られた各コイルのトラッキング
位置情報、即ち各コイルの先端及び後端が現在どこに位
置するかを示す情報を入力する。
【0027】ステップ203では、各コイルの先端が焼
鈍炉RTFの入口に既に達しているか否かを判定し、そ
の結果に応じてステップ204又は205に進む。即
ち、コイルの先端が焼鈍炉RTFの入口の手前に位置す
る時には、ステップ204で位置レジスタP11にコイ
ル先端からRTF入口までの搬送距離の値をストアし、
位置レジスタP12には、そのコイルの長さ及び焼鈍炉
RTFの入口から出口までの距離L1をP11の値に加
えた結果をストアする。また、コイルの先端が焼鈍炉R
TFの入口より下流側に存在する場合には、ステップ2
05で位置レジスタP11に0をストアし、位置レジス
タP12には、焼鈍炉RTFの出口からコイルの後端ま
での距離をストアする。
鈍炉RTFの入口に既に達しているか否かを判定し、そ
の結果に応じてステップ204又は205に進む。即
ち、コイルの先端が焼鈍炉RTFの入口の手前に位置す
る時には、ステップ204で位置レジスタP11にコイ
ル先端からRTF入口までの搬送距離の値をストアし、
位置レジスタP12には、そのコイルの長さ及び焼鈍炉
RTFの入口から出口までの距離L1をP11の値に加
えた結果をストアする。また、コイルの先端が焼鈍炉R
TFの入口より下流側に存在する場合には、ステップ2
05で位置レジスタP11に0をストアし、位置レジス
タP12には、焼鈍炉RTFの出口からコイルの後端ま
での距離をストアする。
【0028】図1に示す状態では、コイルAについては
既にコイル後端がRTF出口を通過しているので、P1
1は0、P12の内容はマイナスになり、これはコイル
AがRTFの上限速度の影響を受けないことを意味す
る。コイルBの場合、その先端、即ち図に示す溶接点が
RTF出口より下流側に位置するので、ステップ205
が実行され、P11に0がストアされ、P12にはコイ
ルBの長さ−Laの計算結果がストアされる。
既にコイル後端がRTF出口を通過しているので、P1
1は0、P12の内容はマイナスになり、これはコイル
AがRTFの上限速度の影響を受けないことを意味す
る。コイルBの場合、その先端、即ち図に示す溶接点が
RTF出口より下流側に位置するので、ステップ205
が実行され、P11に0がストアされ、P12にはコイ
ルBの長さ−Laの計算結果がストアされる。
【0029】次のステップ206では、各コイルの先端
がメッキ槽POTの入口に既に達しているか否かを判定
し、その結果に応じてステップ207又は208に進
む。即ち、コイルの先端がメッキ槽POTの入口の手前
に位置する時には、ステップ207で位置レジスタP2
1にコイル先端からPOT入口までの搬送距離の値をス
トアし、位置レジスタP22には、そのコイルの長さ及
びPOT入口から合金化炉ASF出口までの距離L2を
P21の値に加えた結果をストアする。また、コイルの
先端がPOTの入口より下流側に存在する場合には、ス
テップ208で位置レジスタP21に0をストアし、位
置レジスタP22には、合金化炉ASFの出口からコイ
ルの後端までの距離をストアする。
がメッキ槽POTの入口に既に達しているか否かを判定
し、その結果に応じてステップ207又は208に進
む。即ち、コイルの先端がメッキ槽POTの入口の手前
に位置する時には、ステップ207で位置レジスタP2
1にコイル先端からPOT入口までの搬送距離の値をス
トアし、位置レジスタP22には、そのコイルの長さ及
びPOT入口から合金化炉ASF出口までの距離L2を
P21の値に加えた結果をストアする。また、コイルの
先端がPOTの入口より下流側に存在する場合には、ス
テップ208で位置レジスタP21に0をストアし、位
置レジスタP22には、合金化炉ASFの出口からコイ
ルの後端までの距離をストアする。
【0030】図1に示す状態では、コイルAの場合、コ
イル先端がPOT入口を通過しているので、ステップ2
08を実行し、P21に0をストアしP22にはL2+
Lbの計算結果をストアする。またコイルBの場合、コ
イル先端がPOT入口の手前(上流側)に位置するの
で、ステップ207を実行し、P21にはLbの値をス
トアし、P22にはLb+L2+コイルBの長さの計算
結果をストアする。
イル先端がPOT入口を通過しているので、ステップ2
08を実行し、P21に0をストアしP22にはL2+
Lbの計算結果をストアする。またコイルBの場合、コ
イル先端がPOT入口の手前(上流側)に位置するの
で、ステップ207を実行し、P21にはLbの値をス
トアし、P22にはLb+L2+コイルBの長さの計算
結果をストアする。
【0031】次のステップ209では、各コイルの先端
が検査台の位置に既に達しているか否かを判定し、その
結果に応じてステップ210又は211に進む。即ち、
コイルの先端が検査台の手前に位置する時には、ステッ
プ210で位置レジスタP31にコイル先端から検査台
までの搬送距離の値をストアし、位置レジスタP32に
は、そのコイルの長さをP31の値に加えた結果をスト
アする。また、コイルの先端が検査台より下流側に存在
する場合には、ステップ211で位置レジスタP31に
0をストアし、位置レジスタP32には、検査台からコ
イルの後端までの距離をストアする。
が検査台の位置に既に達しているか否かを判定し、その
結果に応じてステップ210又は211に進む。即ち、
コイルの先端が検査台の手前に位置する時には、ステッ
プ210で位置レジスタP31にコイル先端から検査台
までの搬送距離の値をストアし、位置レジスタP32に
は、そのコイルの長さをP31の値に加えた結果をスト
アする。また、コイルの先端が検査台より下流側に存在
する場合には、ステップ211で位置レジスタP31に
0をストアし、位置レジスタP32には、検査台からコ
イルの後端までの距離をストアする。
【0032】図1に示す状態では、コイルAの場合、コ
イル先端が検査台を通過しているので、ステップ211
を実行し、P31に0をストアしP32にはLc+L2
+Lbの計算結果をストアする。またコイルBの場合、
コイル先端が検査台の手前に位置するので、ステップ2
10を実行し、P31にはLc+L2+Lbの計算結果
をストアし、P32にはコイルBの長さをP31に加え
た値をストアする。
イル先端が検査台を通過しているので、ステップ211
を実行し、P31に0をストアしP32にはLc+L2
+Lbの計算結果をストアする。またコイルBの場合、
コイル先端が検査台の手前に位置するので、ステップ2
10を実行し、P31にはLc+L2+Lbの計算結果
をストアし、P32にはコイルBの長さをP31に加え
た値をストアする。
【0033】次のステップ221では、各コイルの先端
がRTFの入口に既に達しているか否かを判定し、その
結果に応じてステップ222又は223に進む。即ち、
コイルの先端がRTF入口の手前に位置する時には、ス
テップ222で位置レジスタP41にコイル先端からR
TF入口までの搬送距離の値をストアし、位置レジスタ
P42には、そのコイルの長さをP41の値に加えた結
果をストアする。また、コイルの先端がRTF入口より
下流側に存在する場合には、ステップ223で位置レジ
スタP41に0をストアし、位置レジスタP42には、
RTF入口からコイルの後端までの距離をストアする。
がRTFの入口に既に達しているか否かを判定し、その
結果に応じてステップ222又は223に進む。即ち、
コイルの先端がRTF入口の手前に位置する時には、ス
テップ222で位置レジスタP41にコイル先端からR
TF入口までの搬送距離の値をストアし、位置レジスタ
P42には、そのコイルの長さをP41の値に加えた結
果をストアする。また、コイルの先端がRTF入口より
下流側に存在する場合には、ステップ223で位置レジ
スタP41に0をストアし、位置レジスタP42には、
RTF入口からコイルの後端までの距離をストアする。
【0034】図1に示す状態では、コイルBの場合、コ
イル先端がRTF入口より下流側に位置するので、ステ
ップ223を実行し、P41に0をストアし、P42に
はRTF入口からコイル後端までの距離、即ちコイルB
の長さ−(L1+La)の計算結果をストアする。
イル先端がRTF入口より下流側に位置するので、ステ
ップ223を実行し、P41に0をストアし、P42に
はRTF入口からコイル後端までの距離、即ちコイルB
の長さ−(L1+La)の計算結果をストアする。
【0035】次のステップ224では、各コイルの先端
が検査台に既に達しているか否かを判定し、その結果に
応じてステップ225又は226に進む。即ち、コイル
の先端が検査台の手前に位置する時には、ステップ22
5で位置レジスタP51にコイル先端から検査台までの
搬送距離の値をストアし、位置レジスタP52には、そ
のコイルの長さをP51の値に加えた結果をストアす
る。また、コイルの先端が検査台より下流側に存在する
場合には、ステップ226で位置レジスタP51に0を
ストアし、位置レジスタP52には、検査台からコイル
の後端までの距離をストアする。
が検査台に既に達しているか否かを判定し、その結果に
応じてステップ225又は226に進む。即ち、コイル
の先端が検査台の手前に位置する時には、ステップ22
5で位置レジスタP51にコイル先端から検査台までの
搬送距離の値をストアし、位置レジスタP52には、そ
のコイルの長さをP51の値に加えた結果をストアす
る。また、コイルの先端が検査台より下流側に存在する
場合には、ステップ226で位置レジスタP51に0を
ストアし、位置レジスタP52には、検査台からコイル
の後端までの距離をストアする。
【0036】図1に示す状態では、コイルBの場合、コ
イル先端が検査台の手前に位置するので、ステップ22
5を実行し、P51にコイル先端から検査台までの距
離、即ちLb+L2+Lcの計算結果をストアし、P5
2にはコイルBの長さをP51に加えた結果をストアす
る。
イル先端が検査台の手前に位置するので、ステップ22
5を実行し、P51にコイル先端から検査台までの距
離、即ちLb+L2+Lcの計算結果をストアし、P5
2にはコイルBの長さをP51に加えた結果をストアす
る。
【0037】上記位置レジスタP11及びP12の内容
は前述の焼鈍炉上限速度V1が適用される範囲を示し、
位置レジスタP21及びP22の内容は前述の合金化炉
上限速度V2が適用される範囲を示し、位置レジスタP
31及びP32の内容は前述の外観確保上限速度V3が
適用される範囲を示し、位置レジスタP41及びP42
の内容は前述の入側上限速度Vinが適用される範囲を
示し、位置レジスタP51及びP52の内容は前述の出
側上限速度Vout が適用される範囲を示している。これ
らの速度及びそれが適用される範囲の情報は、各々のコ
イルについて求められる。
は前述の焼鈍炉上限速度V1が適用される範囲を示し、
位置レジスタP21及びP22の内容は前述の合金化炉
上限速度V2が適用される範囲を示し、位置レジスタP
31及びP32の内容は前述の外観確保上限速度V3が
適用される範囲を示し、位置レジスタP41及びP42
の内容は前述の入側上限速度Vinが適用される範囲を
示し、位置レジスタP51及びP52の内容は前述の出
側上限速度Vout が適用される範囲を示している。これ
らの速度及びそれが適用される範囲の情報は、各々のコ
イルについて求められる。
【0038】図1の状態における各上限速度及びそれが
適用される範囲の情報をグラフ化した例を図6の上側に
示してある。この例では、コイルA,B及びCの長さを
それぞれ500m,1000m及び350mとし、距離
L1を300m、距離L2を60m、距離Laを50
m、距離Lbを90mとして計算した。また、各符号の
添字A,B及びCはコイルの区分を示している。
適用される範囲の情報をグラフ化した例を図6の上側に
示してある。この例では、コイルA,B及びCの長さを
それぞれ500m,1000m及び350mとし、距離
L1を300m、距離L2を60m、距離Laを50
m、距離Lbを90mとして計算した。また、各符号の
添字A,B及びCはコイルの区分を示している。
【0039】これらの情報に基づいて、図4のステップ
212では、ライン速度スケジュ−ルを作成する。即
ち、現在からある程度先までの各時点(実際には現在か
らのラインの進行距離に対応する各位置)において、そ
の時に適用される全ての上限速度(全コイルのV1,V
2,V3,Vin,Vout のうち適用範囲にあるもの)
のうち、最小のものを選択し、その速度をその時点のラ
イン速度に定める。このようにして、図6の下側に実線
で示すライン速度スケジュ−ルが作成される。
212では、ライン速度スケジュ−ルを作成する。即
ち、現在からある程度先までの各時点(実際には現在か
らのラインの進行距離に対応する各位置)において、そ
の時に適用される全ての上限速度(全コイルのV1,V
2,V3,Vin,Vout のうち適用範囲にあるもの)
のうち、最小のものを選択し、その速度をその時点のラ
イン速度に定める。このようにして、図6の下側に実線
で示すライン速度スケジュ−ルが作成される。
【0040】しかし、実際の連続処理ラインにおいて
は、瞬間的にライン速度を変更することはできないの
で、作成したライン速度スケジュ−ルを一部修正し、図
6の下側に点線で示すようなスケジュ−ルを作成する。
即ち、実線で示したライン速度スケジュ−ルの速度を越
えることはできず、また制御可能なラインの加減速度の
上限も一定であるとみなし、ライン速度を下げる時に
は、その位置で修正前の速度と一致するように、その手
前の位置から所定の減速度の傾きに従って速度を下げる
ように修正し、ライン速度を上げる時には、その位置か
ら所定の加速度の傾きに従って速度を上げるように修正
する。
は、瞬間的にライン速度を変更することはできないの
で、作成したライン速度スケジュ−ルを一部修正し、図
6の下側に点線で示すようなスケジュ−ルを作成する。
即ち、実線で示したライン速度スケジュ−ルの速度を越
えることはできず、また制御可能なラインの加減速度の
上限も一定であるとみなし、ライン速度を下げる時に
は、その位置で修正前の速度と一致するように、その手
前の位置から所定の減速度の傾きに従って速度を下げる
ように修正し、ライン速度を上げる時には、その位置か
ら所定の加速度の傾きに従って速度を上げるように修正
する。
【0041】図2に示すライン速度目標値生成処理25
では、ライン速度スケジュ−ル作成処理23によって生
成されたライン速度スケジュ−ル(修正後のもの)と、
コイル位置トラッキング処理21から出力される位置情
報(移動量)とに基づいて、現在設定すべきライン速度
を決定し、それを目標速度としてライン駆動用モ−タ制
御装置30に出力する。図6の例では、修正後スケジュ
−ルにおいて、現在位置(距離が0の位置)のライン速
度が130(m/分)であるので、130(m/分)に
ライン速度を設定する。この時点からラインが100m
進むと、スケジュ−ルではライン速度が120(m/
分)になっているので、その時には120(m/分)を
ライン速度に設定する。
では、ライン速度スケジュ−ル作成処理23によって生
成されたライン速度スケジュ−ル(修正後のもの)と、
コイル位置トラッキング処理21から出力される位置情
報(移動量)とに基づいて、現在設定すべきライン速度
を決定し、それを目標速度としてライン駆動用モ−タ制
御装置30に出力する。図6の例では、修正後スケジュ
−ルにおいて、現在位置(距離が0の位置)のライン速
度が130(m/分)であるので、130(m/分)に
ライン速度を設定する。この時点からラインが100m
進むと、スケジュ−ルではライン速度が120(m/
分)になっているので、その時には120(m/分)を
ライン速度に設定する。
【0042】上述のようにこの速度制御装置では、その
時に連続的に操業可能な最大のライン速度になるよう
に、自動的にライン速度が設定されるが、端末装置40
を使用することによってオペレ−タが制御に介入するこ
ともできる。即ち、各種設備の不調や改良等を考慮し、
定常時の各上限速度に対してそれを下げたり上げたりす
ることができる。実際には、オペレ−タの入力操作によ
って、図3に示す各変数ΔC1,ΔC2,ΔC3,ΔC
in及びΔCout の値をそれぞれ調整することができる。
この調整が実施されると、コイル別上限速度計算処理2
2は再び計算を実施して修正された各上限速度の値を出
力し、ライン速度スケジュ−ル作成処理23は修正され
た各上限速度に基づいてスケジュ−ルを修正する。
時に連続的に操業可能な最大のライン速度になるよう
に、自動的にライン速度が設定されるが、端末装置40
を使用することによってオペレ−タが制御に介入するこ
ともできる。即ち、各種設備の不調や改良等を考慮し、
定常時の各上限速度に対してそれを下げたり上げたりす
ることができる。実際には、オペレ−タの入力操作によ
って、図3に示す各変数ΔC1,ΔC2,ΔC3,ΔC
in及びΔCout の値をそれぞれ調整することができる。
この調整が実施されると、コイル別上限速度計算処理2
2は再び計算を実施して修正された各上限速度の値を出
力し、ライン速度スケジュ−ル作成処理23は修正され
た各上限速度に基づいてスケジュ−ルを修正する。
【0043】なお図6の例では、現在から2000m先
までのスケジュ−ルを作成してあるが、計算処理を短時
間で実施でき、スケジュ−ル作成の周期が短い場合に
は、もっと狭い範囲(例えば現在から500m先まで)
のスケジュ−ル作成でも充分である。
までのスケジュ−ルを作成してあるが、計算処理を短時
間で実施でき、スケジュ−ル作成の周期が短い場合に
は、もっと狭い範囲(例えば現在から500m先まで)
のスケジュ−ル作成でも充分である。
【0044】また上記実施例では、ライン速度スケジュ
−ルを現在からのラインの移動距離で示しているが、現
在からの経過時間で示すスケジュ−ルに変更してもよ
い。しかしその場合には、ライン速度が変わる度にスケ
ジュ−ルを計算し直す必要があるので、処理が複雑化す
る。
−ルを現在からのラインの移動距離で示しているが、現
在からの経過時間で示すスケジュ−ルに変更してもよ
い。しかしその場合には、ライン速度が変わる度にスケ
ジュ−ルを計算し直す必要があるので、処理が複雑化す
る。
【0045】
【発明の効果】以上のとおり本発明によれば、設備毎に
各処理対象材料の設備上限処理速度とそれが適用される
位置を求め、各々の設備上限処理速度及びそれが適用さ
れる位置と、入側ハンドリング時間に応じた入側上限処
理速度と出側ハンドリング時間に応じた出側上限処理速
度とを参照し、それらのうち最低の速度を各位置で適用
される速度目標値とし、それの速度スケジュ−ルが作成
される。そして、各処理対象材料の実際の位置をトラッ
キングし、検出した位置と前記速度スケジュ−ルとに基
づいてその時のラインの速度目標値が自動的に決定され
るので、常時最適なライン速度が設定される。従ってラ
インに設わった設備の能力を最大に利用して生産性を上
げることができる。
各処理対象材料の設備上限処理速度とそれが適用される
位置を求め、各々の設備上限処理速度及びそれが適用さ
れる位置と、入側ハンドリング時間に応じた入側上限処
理速度と出側ハンドリング時間に応じた出側上限処理速
度とを参照し、それらのうち最低の速度を各位置で適用
される速度目標値とし、それの速度スケジュ−ルが作成
される。そして、各処理対象材料の実際の位置をトラッ
キングし、検出した位置と前記速度スケジュ−ルとに基
づいてその時のラインの速度目標値が自動的に決定され
るので、常時最適なライン速度が設定される。従ってラ
インに設わった設備の能力を最大に利用して生産性を上
げることができる。
【0046】第2番の発明では、更に、速度変更指示の
入力に応答して、設備毎に予め定められた計算条件の変
数を修正し、設備上限処理速度を再び計算し、速度スケ
ジュ−ルが更新される。従って例えば、ライン上の特定
の設備に故障等が生じ、通常の処理能力よりも低い処理
能力しか得られなくなった場合、その設備の設備上限処
理速度は、通常の値よりも小さくなるので、故障発生前
と同じ速度で操業を続けることはできないが、オペレ−
タが制御に介入し、その設備上限処理速度を決定する計
算条件の変数を修正することによって、その時の正しい
設備上限処理速度を求め、制御を続けることができる。
入力に応答して、設備毎に予め定められた計算条件の変
数を修正し、設備上限処理速度を再び計算し、速度スケ
ジュ−ルが更新される。従って例えば、ライン上の特定
の設備に故障等が生じ、通常の処理能力よりも低い処理
能力しか得られなくなった場合、その設備の設備上限処
理速度は、通常の値よりも小さくなるので、故障発生前
と同じ速度で操業を続けることはできないが、オペレ−
タが制御に介入し、その設備上限処理速度を決定する計
算条件の変数を修正することによって、その時の正しい
設備上限処理速度を求め、制御を続けることができる。
【図1】 実施例の連続処理ラインの構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】 図1に示すラインの速度を制御する装置の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図3】 図2の処理22の内容を示すフロ−チャ−ト
である。
である。
【図4】 図2の処理23の内容の一部分を示すフロ−
チャ−トである。
チャ−トである。
【図5】 図2の処理23の内容の残りを示すフロ−チ
ャ−トである。
ャ−トである。
【図6】 各種上限速度とその適用範囲及びそれに基づ
いて生成されたライン速度スケジュ−ルを示すグラフで
ある。
いて生成されたライン速度スケジュ−ルを示すグラフで
ある。
【図7】 上限速度V1とコイルの仕様との相関を示す
グラフである。
グラフである。
10:ビジネスコンピュ−タ 20:プロセスコ
ンピュ−タ 21:コイル位置トラッキング処理 22:コイル別上
限速度計算処理 23:ライン速度スケジュ−ル作成処理 25:ライン速度目標値生成処理 30:ライン駆動
用モ−タ制御装置 40:端末装置 PG1〜PG3:
パルス発生器 DT1〜DT3:溶接点検出器 RTF:焼鈍炉 POT:メッキ槽 ASF:合金化炉
ンピュ−タ 21:コイル位置トラッキング処理 22:コイル別上
限速度計算処理 23:ライン速度スケジュ−ル作成処理 25:ライン速度目標値生成処理 30:ライン駆動
用モ−タ制御装置 40:端末装置 PG1〜PG3:
パルス発生器 DT1〜DT3:溶接点検出器 RTF:焼鈍炉 POT:メッキ槽 ASF:合金化炉
フロントページの続き (72)発明者 宮 崎 徹 也 東海市東海町5−3 新日本製鐵株式会社 名古屋製鐵所内
Claims (2)
- 【請求項1】 連続処理ラインに設置された各々の設備
毎に予め定められた計算条件と各処理対象材料の諸元と
に基づいて、設備毎に各処理対象材料の設備上限処理速
度とそれが適用される位置を求め、 各々の設備上限処理速度及びそれが適用される位置,前
記連続処理ラインの入側に入る処理対象材料を準備する
のに必要な入側ハンドリング時間に応じた入側上限処理
速度,及び前記連続処理ラインで処理した材料をその出
側に配置されたコイル巻取機で巻取る準備をするのに必
要な出側ハンドリング時間に応じた出側上限処理速度を
参照し、それらのうち最低の速度を各位置で適用される
速度目標値とし、それの速度スケジュ−ルを作成し、 各処理対象材料の実際の位置をトラッキングし、検出し
た位置と前記速度スケジュ−ルとに基づいてその時のラ
インの速度目標値を決定する、連続処理ラインの速度制
御方法。 - 【請求項2】 速度変更指示が入力された時には、その
入力に応じて、前記設備毎に予め定められた計算条件の
変数を修正し、設備上限処理速度を再び計算し、更に速
度スケジュ−ルを更新する、前記請求項1記載の連続処
理ラインの速度制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4164795A JPH062048A (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 連続処理ラインの速度制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4164795A JPH062048A (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 連続処理ラインの速度制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH062048A true JPH062048A (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=15800085
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4164795A Pending JPH062048A (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 連続処理ラインの速度制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH062048A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005213624A (ja) * | 2004-01-30 | 2005-08-11 | Jfe Steel Kk | 金属帯の連続熱処理方法 |
JP2008231485A (ja) * | 2007-03-19 | 2008-10-02 | Nippon Steel Corp | 連続処理ラインにおけるライン速度制御システム、方法、及びコンピュータプログラム |
CN108796413A (zh) * | 2018-06-15 | 2018-11-13 | 甘肃酒钢集团宏兴钢铁股份有限公司 | 一种连续镀锌机组生产画面分切点的跟踪显示方法 |
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1992
- 1992-06-23 JP JP4164795A patent/JPH062048A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN108796413B (zh) * | 2018-06-15 | 2023-09-26 | 甘肃酒钢集团宏兴钢铁股份有限公司 | 一种连续镀锌机组生产画面分切点的跟踪显示方法 |
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