JPH06203067A - 文書作成装置 - Google Patents
文書作成装置Info
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- JPH06203067A JPH06203067A JP5151527A JP15152793A JPH06203067A JP H06203067 A JPH06203067 A JP H06203067A JP 5151527 A JP5151527 A JP 5151527A JP 15152793 A JP15152793 A JP 15152793A JP H06203067 A JPH06203067 A JP H06203067A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 原言語の文書の構成を分析し、その結果,目
的言語における適切な典型文書構造を選択して文書を生
成する。 【構成】 文書構成要素データベース9には文書を構成
する構成要素が蓄えられており、入力された文書を原文
書分析部2によって分析し、原言語の文書から文書要素
を検出する。典型文書データベース10には典型文書と
文書の構造と構造の構成要素集合が蓄えられており、前
記原文書分析部2により検出された原文書構成要素と、
原文書からの抽出部6やユーザとの対話部7によって必
要な情報を獲得し、目的文書選択部3によって原文書に
類似する典型文書(構造)を典型文書データベース10
から選択する。目的文書生成部4によって選択された典
型文書を用いて目的文書を生成し、生成した文書をユー
ザが目的文書編集部5で編集する。
的言語における適切な典型文書構造を選択して文書を生
成する。 【構成】 文書構成要素データベース9には文書を構成
する構成要素が蓄えられており、入力された文書を原文
書分析部2によって分析し、原言語の文書から文書要素
を検出する。典型文書データベース10には典型文書と
文書の構造と構造の構成要素集合が蓄えられており、前
記原文書分析部2により検出された原文書構成要素と、
原文書からの抽出部6やユーザとの対話部7によって必
要な情報を獲得し、目的文書選択部3によって原文書に
類似する典型文書(構造)を典型文書データベース10
から選択する。目的文書生成部4によって選択された典
型文書を用いて目的文書を生成し、生成した文書をユー
ザが目的文書編集部5で編集する。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は、文書作成装置に関し、より詳細
には、2言語で文書を作成する装置で、特に母国語を原
言語にし、外国語を目的言語にした上で、原言語で目的
言語文書を作成する文書作成装置に関する。例えば、機
械翻訳装置,文書作成装置,文書作成支援装置等に適用
されるものである。
には、2言語で文書を作成する装置で、特に母国語を原
言語にし、外国語を目的言語にした上で、原言語で目的
言語文書を作成する文書作成装置に関する。例えば、機
械翻訳装置,文書作成装置,文書作成支援装置等に適用
されるものである。
【0002】
【従来技術】原言語で目的言語文書を作成する装置とし
て、次の2種類が主要である。 機械翻訳 計算機を用いて、原言語の文書を文毎に翻訳する装置。 穴埋め(例1:Macintosh版バイリンガルレター作成
ソフト"Ambassador" 例2:斉藤,富田:「外国語手紙文の自動作成につい
て」自然 言語処理技術シンポジウム 昭和59年11月 P97〜P10
6) 定型文書(手紙,ビジネスレター等)でよく利用している
テンプレートを用意し、固有データを原言語でユーザに
入力させる装置。さらに、外国語で文書を作成する支援
のために、次のツールもある。 grammar checkers, spell checkers 等 単語のつづりや文法的な間違い等を抽出し、ユーザに知
らせる装置。 outline aids 等 文書の概略(アウトライン)を有効に作成し、概略に基
づいて文書を作成する装置。
て、次の2種類が主要である。 機械翻訳 計算機を用いて、原言語の文書を文毎に翻訳する装置。 穴埋め(例1:Macintosh版バイリンガルレター作成
ソフト"Ambassador" 例2:斉藤,富田:「外国語手紙文の自動作成につい
て」自然 言語処理技術シンポジウム 昭和59年11月 P97〜P10
6) 定型文書(手紙,ビジネスレター等)でよく利用している
テンプレートを用意し、固有データを原言語でユーザに
入力させる装置。さらに、外国語で文書を作成する支援
のために、次のツールもある。 grammar checkers, spell checkers 等 単語のつづりや文法的な間違い等を抽出し、ユーザに知
らせる装置。 outline aids 等 文書の概略(アウトライン)を有効に作成し、概略に基
づいて文書を作成する装置。
【0003】しかしながら、前記 機械翻訳において
は、文毎に翻訳する技術なので、文書の構成の知識を利
用していない。また、前記 穴埋めにおいては、文書
の構成を注目しているが、テンプレートを選択する仕様
として、メニュー等からの選択しかないシステムがほと
んどである。つまり、原文書の構成との関係はない(更
に、典型テンプレート以外で言いたいことが生じても、
全く対応できない)。さらに、前記 Outline aids,
grammar checkers, spell checkers 等においては、主
には、こういうものは1か国語しか使用できないもので
ある。つまり、出力文書の言語と違う言語で入力できる
装置ではない。
は、文毎に翻訳する技術なので、文書の構成の知識を利
用していない。また、前記 穴埋めにおいては、文書
の構成を注目しているが、テンプレートを選択する仕様
として、メニュー等からの選択しかないシステムがほと
んどである。つまり、原文書の構成との関係はない(更
に、典型テンプレート以外で言いたいことが生じても、
全く対応できない)。さらに、前記 Outline aids,
grammar checkers, spell checkers 等においては、主
には、こういうものは1か国語しか使用できないもので
ある。つまり、出力文書の言語と違う言語で入力できる
装置ではない。
【0004】また、文書テンプレートを用いた文書作成
支援装置として、母国語または外国語の文書作成システ
ムが市販されている。これらは、手紙文など定型的な文
書の作成において、利用者があらかじめ用意されたテン
プレートを選択し、固有名詞や数値などの可変データを
穴埋め式に入力して文書を完成させるものである。テン
プレート以外に述べたい事柄がある場合には、文例集な
どを参考に利用者が自分で文を作成し、文書に挿入しな
ければならない。文書テンプレートの選択方式として
は、メニューによる選択やキーワード検索などの手段が
提供されているものがある。
支援装置として、母国語または外国語の文書作成システ
ムが市販されている。これらは、手紙文など定型的な文
書の作成において、利用者があらかじめ用意されたテン
プレートを選択し、固有名詞や数値などの可変データを
穴埋め式に入力して文書を完成させるものである。テン
プレート以外に述べたい事柄がある場合には、文例集な
どを参考に利用者が自分で文を作成し、文書に挿入しな
ければならない。文書テンプレートの選択方式として
は、メニューによる選択やキーワード検索などの手段が
提供されているものがある。
【0005】
【目的】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされた
もので、原言語の文書の構成を分析し、その分析の結果
の上で目的言語における適切な典型文書構造を選択し、
選択した構造に基づいて文書を生成すること、また、原
文書から要求情報を抽出すること、また、ユーザが生成
した文書を柔軟に編集できるようにすること、また、文
書構造が文書構成要素の集合から成る点を利用して、述
べたい事柄から文書構造が選択できるようにすること、
また、原文の文書要素集合と文書構造データベースの複
数の文書構造が同じ適合度を持つ時に、文書構造を一つ
に決定すること、また、重要な文書要素と比較的重要で
ない文書要素を生成編集過程で同じように扱うため、利
用者はどの文が重要なのかわからないので、編集に際し
て文書構成要素の重要度に対応した文章編集を可能とす
ること、さらに、ひとつの文書構造からは常に同じ文章
しか生成できず、ワンパターンになるのを防止するため
に、柔軟な文章の生成を可能とし、文書要素の選択がよ
り自由で簡単で効率的に行えるようにした文書作成装置
を提供することを目的としてなされたものである。
もので、原言語の文書の構成を分析し、その分析の結果
の上で目的言語における適切な典型文書構造を選択し、
選択した構造に基づいて文書を生成すること、また、原
文書から要求情報を抽出すること、また、ユーザが生成
した文書を柔軟に編集できるようにすること、また、文
書構造が文書構成要素の集合から成る点を利用して、述
べたい事柄から文書構造が選択できるようにすること、
また、原文の文書要素集合と文書構造データベースの複
数の文書構造が同じ適合度を持つ時に、文書構造を一つ
に決定すること、また、重要な文書要素と比較的重要で
ない文書要素を生成編集過程で同じように扱うため、利
用者はどの文が重要なのかわからないので、編集に際し
て文書構成要素の重要度に対応した文章編集を可能とす
ること、さらに、ひとつの文書構造からは常に同じ文章
しか生成できず、ワンパターンになるのを防止するため
に、柔軟な文章の生成を可能とし、文書要素の選択がよ
り自由で簡単で効率的に行えるようにした文書作成装置
を提供することを目的としてなされたものである。
【0006】
【構成】本発明は、上記目的を達成するために、(1)
原言語の文書を入力する文書入力手段と、原言語の文書
を構成する構成要素を複数持つ文書構成要素データベー
スと、前記文書構成要素を原言語の文書から検出し、さ
らに、原文書の構成を分析する原文書分析手段と、目的
言語における典型文書構造を複数持つ典型文書データベ
ースと、前記原文書分析手段により得た原文書構成と前
記典型文書データベースにある典型文書の適合度を評価
し、適合の高い文書構造を選択する目的文書構造選択手
段と、該目的文書構造選択手段により選択された構造に
よって目的言語文書を生成する文書生成手段と、該文書
生成手段により生成された目的言語文書を編集する文書
編集手段とを有すること、更には、(2)前記文書構成
要素データベースにある原言語の文書構成要素と対応す
る目的言語の文書構成要素を複数持つ文書構成要素デー
タベースと、前記原文書分析手段により検出された原言
語の要素と対応する目的言語の文書構成要素を前記文書
構成要素データベースから検索する目的言語要素検索手
段と、該目的言語要素検索手段により得た対応する目的
言語の文書要素を集合する要素集合手段と、該要素集合
手段により得た目的言語の文書要素の集合と前記典型文
書データベースにある典型文書との適合度を評価し、適
合の高い文書構造を選択する文書構造選択手段とを有す
ること、更には、(3)前記(1)又は(2)におい
て、前記文書構成要素データベースにある目的言語の文
書構成要素の集合で記述する目的文書構造を複数持つ典
型文書データベースと、前記要素集合手段により得た目
的言語の文書要素の集合と前記典型文書データベースに
ある文書構成要素の集合との類似度を評価し、類似の最
大文書構造を選択する選択手段とを有すること、更に
は、(4)前記(1)において、前記選択手段により選
択された構造が必要とする情報を原文書から抽出する抽
出手段を有すること、或いは、(5)文書を構成する文
書要素の情報を保持する文書要素データベースと、文書
要素の集合である文書構造の情報を保持する文書構造デ
ータベースと、各文書要素に対応する文を生成するため
の情報を保持する文パターンデータベースと、前記文書
要素を前記文書要素データベースから選択するための文
書要素選択手段と、該文書要素選択手段により得られた
文書要素に基づき、文書構造を検索する文書構造検索手
段と、該文書構造検索手段により検索された文書構造に
基づき、前記文パターンデータベースの情報を用いて目
的文書を生成する文書生成手段と、該文書生成手段によ
り生成された目的文書を編集するための編集手段とを有
すること、更には、(6)前記(5)において、前記文
書要素選択手段が文書要素データベースから選択可能な
文書要素を提示し、その中から選択した文書要素を選択
した文書要素とすること、更には、(7)前記(5)に
おいて、前記文書要素選択手段が自然言語の表現を受け
付け、自然言語で入力したキーに対応する文書構成要素
を検索し、検索された文書構成要素を選択した文書構成
要素とすること、更には、(8)前記(5)において、
前記文書構造検索手段が検索した文書構造が複数ある場
合に、前記文書要素選択手段が再選択された文書要素を
以前に選択された文書要素とあわせて選択した文書要素
とするとともに、前記文書構造検索手段が検索した文書
構造が一つだけになるまで処理を繰り返すこと、更に
は、(9)前記(8)において、前記文書構造検索手段
が検索した文書構造が複数ある場合に、該文書構造検索
手段により検索された文書構造に含まれる文書要素でま
だ選択されていないものを提示する文書要素提示手段を
有し、前記文書要素提示手段により提示された文書要素
の中から選択した文書要素を以前に選択された文書要素
とあわせて選択した文書要素とすること、更には、(1
0)前記(8)において、前記文書構造検索手段が検索
した文書構造が複数ある場合に、前記文書要素提示手段
が文書構造検索手段により検索された文書構造に含まれ
る文書要素でまだ選択されていないものの内、文書構造
の識別力が高いもののみを提示し、文書要素選択手段が
提示された文書要素の中から選択した文書要素を以前に
選択された文書要素とあわせて選択した文書要素とする
こと、或いは、(11)原文書から文書要素を検出する
原文書分析手段と、文書を構成する文書要素の情報を保
持する文書要素データベースと、文書要素の集合である
目的文書の文書構造を複数保持する目的文書構造データ
ベースと、各文書要素に対応する文を生成するための情
報を保持する文パターンデータベースと、前記目的文書
構造データベースから、原文書の文書要素の集合と適合
する文書構造を決定する目的文書構造決定手段と、該目
的文書構造決定手段で決定した文書構造に基づいて文パ
ターンデータベースの情報から目的文書を生成する文書
生成手段と、該文書生成手段により生成された目的文書
を編集するための文書編集手段とを有し、前記目的文書
構造データベースが各文書要素の重要度情報を保持する
こと、或いは、(12)文書を構成する文書要素の情報
を保持する文書要素データベースと、文書要素の集合で
ある目的文書の文書構造を複数保持する目的文書構造デ
ータベースと、各文書要素に対応する文を生成するため
の情報を保持する文パターンデータベースと、文書要素
を選択するための文書要素選択手段と、前記目的文書構
造データベースから、選択した文書要素の集合と適合す
る文書構造を決定する目的文書構造決定手段と、該目的
文書構造決定手段で決定した文書構造に基づいて、文パ
ターンデータベースの情報から目的文書を生成する文書
生成手段と、該文書生成手段により生成された目的文書
を編集するための文書編集手段とを有し、目的文書構造
データベースが各文書要素の重要度情報を保持するこ
と、更には、(13)前記(11)又は(12)におい
て、前記目的文書構造決定手段が、原文書の文書要素集
合または選択した文書要素集合と、文書構造データベー
スの文書構造との適合度を文書要素の重要度を用いて求
めること、更には、(14)前記文書生成手段が、文書
要素の重要度に応じて対応する文の表示方法を変えるこ
と、更には、(15)前記目的文書構造決定手段により
決定された文書構造の文書要素のうち、重要度が低く、
かつ原文書の文書要素集合または利用者が選択した文書
要素集合に含まれないものに対応する文を生成しないこ
と、或いは、(16)原文書から文書要素を検出する原
文書分析手段と、文書を構成する文書要素の情報を保持
する文書要素データベースと、文書要素の集合である目
的文書の文書構造を複数保持する目的文書構造データベ
ースと、各文書要素に対応する文を生成するための情報
を保持する文パターンデータベースと、前記目的文書構
造データベースから、原文書の文書要素の集合と適合す
る文書構造を決定する目的文書構造決定手段と、該目的
文書構造決定手段で決定した文書構造に基づいて、文パ
ターンデータベースの情報から目的文書を生成する文書
生成手段と、該文書生成手段により生成された目的文書
を編集するための文書編集手段とを有し、目的文書構造
データベースが各文書構造の重要度情報を保持するこ
と、或いは、(17)文書を構成する文書要素の情報を
保持する文書要素データベースと、文書要素の集合であ
る目的文書の文書構造を複数保持する目的文書構造デー
タベースと、各文書要素に対応する文を生成するための
情報を保持する文パターンデータベースと、文書要素を
選択するための文書要素選択手段と、前記目的文書構造
データベースから、選択した文書要素の集合と適合する
文書構造を決定する目的文書構造決定手段と、該目的文
書構造決定手段で決定した文書構造に基づいて、文パタ
ーンデータベースの情報から目的文書を生成する文書生
成手段と、該文書生成手段により生成された目的文書を
編集するための文書編集手段とを有し、前記目的文書構
造データベースが、各文書構造の重要度情報を保持する
こと、更には、(18)前記(16)又は(17)にお
いて、前記目的文書構造決定手段が、原文書の文書要素
集合または選択した文書要素集合と、文書構造データベ
ースの文書構造との適合度と各文書構造の重要度を用い
て目的文書の文書構造を決定することを特徴としたもの
である。以下、本発明の実施例に基づいて説明する。
原言語の文書を入力する文書入力手段と、原言語の文書
を構成する構成要素を複数持つ文書構成要素データベー
スと、前記文書構成要素を原言語の文書から検出し、さ
らに、原文書の構成を分析する原文書分析手段と、目的
言語における典型文書構造を複数持つ典型文書データベ
ースと、前記原文書分析手段により得た原文書構成と前
記典型文書データベースにある典型文書の適合度を評価
し、適合の高い文書構造を選択する目的文書構造選択手
段と、該目的文書構造選択手段により選択された構造に
よって目的言語文書を生成する文書生成手段と、該文書
生成手段により生成された目的言語文書を編集する文書
編集手段とを有すること、更には、(2)前記文書構成
要素データベースにある原言語の文書構成要素と対応す
る目的言語の文書構成要素を複数持つ文書構成要素デー
タベースと、前記原文書分析手段により検出された原言
語の要素と対応する目的言語の文書構成要素を前記文書
構成要素データベースから検索する目的言語要素検索手
段と、該目的言語要素検索手段により得た対応する目的
言語の文書要素を集合する要素集合手段と、該要素集合
手段により得た目的言語の文書要素の集合と前記典型文
書データベースにある典型文書との適合度を評価し、適
合の高い文書構造を選択する文書構造選択手段とを有す
ること、更には、(3)前記(1)又は(2)におい
て、前記文書構成要素データベースにある目的言語の文
書構成要素の集合で記述する目的文書構造を複数持つ典
型文書データベースと、前記要素集合手段により得た目
的言語の文書要素の集合と前記典型文書データベースに
ある文書構成要素の集合との類似度を評価し、類似の最
大文書構造を選択する選択手段とを有すること、更に
は、(4)前記(1)において、前記選択手段により選
択された構造が必要とする情報を原文書から抽出する抽
出手段を有すること、或いは、(5)文書を構成する文
書要素の情報を保持する文書要素データベースと、文書
要素の集合である文書構造の情報を保持する文書構造デ
ータベースと、各文書要素に対応する文を生成するため
の情報を保持する文パターンデータベースと、前記文書
要素を前記文書要素データベースから選択するための文
書要素選択手段と、該文書要素選択手段により得られた
文書要素に基づき、文書構造を検索する文書構造検索手
段と、該文書構造検索手段により検索された文書構造に
基づき、前記文パターンデータベースの情報を用いて目
的文書を生成する文書生成手段と、該文書生成手段によ
り生成された目的文書を編集するための編集手段とを有
すること、更には、(6)前記(5)において、前記文
書要素選択手段が文書要素データベースから選択可能な
文書要素を提示し、その中から選択した文書要素を選択
した文書要素とすること、更には、(7)前記(5)に
おいて、前記文書要素選択手段が自然言語の表現を受け
付け、自然言語で入力したキーに対応する文書構成要素
を検索し、検索された文書構成要素を選択した文書構成
要素とすること、更には、(8)前記(5)において、
前記文書構造検索手段が検索した文書構造が複数ある場
合に、前記文書要素選択手段が再選択された文書要素を
以前に選択された文書要素とあわせて選択した文書要素
とするとともに、前記文書構造検索手段が検索した文書
構造が一つだけになるまで処理を繰り返すこと、更に
は、(9)前記(8)において、前記文書構造検索手段
が検索した文書構造が複数ある場合に、該文書構造検索
手段により検索された文書構造に含まれる文書要素でま
だ選択されていないものを提示する文書要素提示手段を
有し、前記文書要素提示手段により提示された文書要素
の中から選択した文書要素を以前に選択された文書要素
とあわせて選択した文書要素とすること、更には、(1
0)前記(8)において、前記文書構造検索手段が検索
した文書構造が複数ある場合に、前記文書要素提示手段
が文書構造検索手段により検索された文書構造に含まれ
る文書要素でまだ選択されていないものの内、文書構造
の識別力が高いもののみを提示し、文書要素選択手段が
提示された文書要素の中から選択した文書要素を以前に
選択された文書要素とあわせて選択した文書要素とする
こと、或いは、(11)原文書から文書要素を検出する
原文書分析手段と、文書を構成する文書要素の情報を保
持する文書要素データベースと、文書要素の集合である
目的文書の文書構造を複数保持する目的文書構造データ
ベースと、各文書要素に対応する文を生成するための情
報を保持する文パターンデータベースと、前記目的文書
構造データベースから、原文書の文書要素の集合と適合
する文書構造を決定する目的文書構造決定手段と、該目
的文書構造決定手段で決定した文書構造に基づいて文パ
ターンデータベースの情報から目的文書を生成する文書
生成手段と、該文書生成手段により生成された目的文書
を編集するための文書編集手段とを有し、前記目的文書
構造データベースが各文書要素の重要度情報を保持する
こと、或いは、(12)文書を構成する文書要素の情報
を保持する文書要素データベースと、文書要素の集合で
ある目的文書の文書構造を複数保持する目的文書構造デ
ータベースと、各文書要素に対応する文を生成するため
の情報を保持する文パターンデータベースと、文書要素
を選択するための文書要素選択手段と、前記目的文書構
造データベースから、選択した文書要素の集合と適合す
る文書構造を決定する目的文書構造決定手段と、該目的
文書構造決定手段で決定した文書構造に基づいて、文パ
ターンデータベースの情報から目的文書を生成する文書
生成手段と、該文書生成手段により生成された目的文書
を編集するための文書編集手段とを有し、目的文書構造
データベースが各文書要素の重要度情報を保持するこ
と、更には、(13)前記(11)又は(12)におい
て、前記目的文書構造決定手段が、原文書の文書要素集
合または選択した文書要素集合と、文書構造データベー
スの文書構造との適合度を文書要素の重要度を用いて求
めること、更には、(14)前記文書生成手段が、文書
要素の重要度に応じて対応する文の表示方法を変えるこ
と、更には、(15)前記目的文書構造決定手段により
決定された文書構造の文書要素のうち、重要度が低く、
かつ原文書の文書要素集合または利用者が選択した文書
要素集合に含まれないものに対応する文を生成しないこ
と、或いは、(16)原文書から文書要素を検出する原
文書分析手段と、文書を構成する文書要素の情報を保持
する文書要素データベースと、文書要素の集合である目
的文書の文書構造を複数保持する目的文書構造データベ
ースと、各文書要素に対応する文を生成するための情報
を保持する文パターンデータベースと、前記目的文書構
造データベースから、原文書の文書要素の集合と適合す
る文書構造を決定する目的文書構造決定手段と、該目的
文書構造決定手段で決定した文書構造に基づいて、文パ
ターンデータベースの情報から目的文書を生成する文書
生成手段と、該文書生成手段により生成された目的文書
を編集するための文書編集手段とを有し、目的文書構造
データベースが各文書構造の重要度情報を保持するこ
と、或いは、(17)文書を構成する文書要素の情報を
保持する文書要素データベースと、文書要素の集合であ
る目的文書の文書構造を複数保持する目的文書構造デー
タベースと、各文書要素に対応する文を生成するための
情報を保持する文パターンデータベースと、文書要素を
選択するための文書要素選択手段と、前記目的文書構造
データベースから、選択した文書要素の集合と適合する
文書構造を決定する目的文書構造決定手段と、該目的文
書構造決定手段で決定した文書構造に基づいて、文パタ
ーンデータベースの情報から目的文書を生成する文書生
成手段と、該文書生成手段により生成された目的文書を
編集するための文書編集手段とを有し、前記目的文書構
造データベースが、各文書構造の重要度情報を保持する
こと、更には、(18)前記(16)又は(17)にお
いて、前記目的文書構造決定手段が、原文書の文書要素
集合または選択した文書要素集合と、文書構造データベ
ースの文書構造との適合度と各文書構造の重要度を用い
て目的文書の文書構造を決定することを特徴としたもの
である。以下、本発明の実施例に基づいて説明する。
【0007】図1は、本発明による文書作成装置の一実
施例(請求項1)を説明するための構成図で、図中、1
は原文書入力部、2は原文書分析(解析)部、3は目的
文書選択部、4は目的文書生成部、5は目的文書編集部
であり、6は原文書からの抽出部で、7はユーザとの対
話部、8は制御部、9は文書構成要素データベース、1
0は典型文書データベースである。ここでは、原言語で
文書を入力する入力部,目的言語で文書を編集する編集
部とユーザとの対話部を外部に持つ場合を示している。
施例(請求項1)を説明するための構成図で、図中、1
は原文書入力部、2は原文書分析(解析)部、3は目的
文書選択部、4は目的文書生成部、5は目的文書編集部
であり、6は原文書からの抽出部で、7はユーザとの対
話部、8は制御部、9は文書構成要素データベース、1
0は典型文書データベースである。ここでは、原言語で
文書を入力する入力部,目的言語で文書を編集する編集
部とユーザとの対話部を外部に持つ場合を示している。
【0008】ユーザが原文書入力部1で原言語の文書を
本装置に入力する。文書構成要素データベース9には、
文書を構成する構成要素を蓄えており、入力された文書
を原文書分析部2によって分析(解析)し、原言語の文
書(原文書)から文書構成要素データベース9中の文書
要素を検出する。典型文書データベース10には、典型
文書と文書の構造と構造の構成要素集合を蓄えており、
前記原文書分析部により検出している原文書構成要素を
用い、さらに、必要に応じて、典型文書データベース1
0から典型文書を選択した後で、原文書から抽出部6や
ユーザとの対話部7によって必要な情報を獲得し、目的
文書選択部3によって原文書に類似する典型文書(構
造)を典型文書データベース10から選択する。目的文
書生成部4によって選択された典型文書を用い目的文書
を生成する。生成した文書をユーザが目的文書編集部5
で編集する。
本装置に入力する。文書構成要素データベース9には、
文書を構成する構成要素を蓄えており、入力された文書
を原文書分析部2によって分析(解析)し、原言語の文
書(原文書)から文書構成要素データベース9中の文書
要素を検出する。典型文書データベース10には、典型
文書と文書の構造と構造の構成要素集合を蓄えており、
前記原文書分析部により検出している原文書構成要素を
用い、さらに、必要に応じて、典型文書データベース1
0から典型文書を選択した後で、原文書から抽出部6や
ユーザとの対話部7によって必要な情報を獲得し、目的
文書選択部3によって原文書に類似する典型文書(構
造)を典型文書データベース10から選択する。目的文
書生成部4によって選択された典型文書を用い目的文書
を生成する。生成した文書をユーザが目的文書編集部5
で編集する。
【0009】前述の請求項1の説明では、原言語文書要
素を用い、適合度を評価して典型文書を選択するが、請
求項2では、原言語文書要素を目的言語の文書要素と対
応付け、その目的言語要素を用い、適合度を評価して典
型文書を選択する。さらに、請求項3では、適合度を評
価する方法の一つとして、原文書から得た目的言語文書
要素を集合し、その集合と典型文書データベースにある
文書構造に定義された文書要素の集合との類似度を評価
する方法を提案した。請求項4は、必要情報を原文から
抽出する方法を用いて目的文書を生成する場合を示して
いる。
素を用い、適合度を評価して典型文書を選択するが、請
求項2では、原言語文書要素を目的言語の文書要素と対
応付け、その目的言語要素を用い、適合度を評価して典
型文書を選択する。さらに、請求項3では、適合度を評
価する方法の一つとして、原文書から得た目的言語文書
要素を集合し、その集合と典型文書データベースにある
文書構造に定義された文書要素の集合との類似度を評価
する方法を提案した。請求項4は、必要情報を原文から
抽出する方法を用いて目的文書を生成する場合を示して
いる。
【0010】図2は、本発明による文書作成装置の動作
を説明するためのフローチャートである。以下、各ステ
ップに従って順に説明する。step1 :ユーザが入力した原文書から文書構成要素デー
タベースに蓄えてある要素を検出する。step2 :検出した原言語の要素と対応する目的言語の構
成要素を文書構成要素データベースから検索する。step3 :検索した目的言語の構成要素を集合する。step4 :要素集合と適合する典型文書構造を典型文書デ
ータベースから選択する。step5 :選択した文書構造に基づいて、目的言語文書を
生成する。
を説明するためのフローチャートである。以下、各ステ
ップに従って順に説明する。step1 :ユーザが入力した原文書から文書構成要素デー
タベースに蓄えてある要素を検出する。step2 :検出した原言語の要素と対応する目的言語の構
成要素を文書構成要素データベースから検索する。step3 :検索した目的言語の構成要素を集合する。step4 :要素集合と適合する典型文書構造を典型文書デ
ータベースから選択する。step5 :選択した文書構造に基づいて、目的言語文書を
生成する。
【0011】まず、図9(a)〜(c)は、本発明で使
用する典型文書データベースの一実施例を示す図であ
る。すなわち、目的言語における典型文書構造を蓄えて
いるDBである。この例には、3つの典型文書を示し
て、それぞれのラベルが「基本アブストラクト」(図
(a)),「以前からの展開」(図(b)),「問題の解決」(図
(c))である。各文書には構造があって、その構造を構
成する要素がある。例えば、「this_paper」,「prior_w
ork」,「implement」等がこの目的文書構成要素であ
り、investigation, prior_work, this_paper, advanta
ges, implement という要素の組み合わせが「以前から
の展開」という文書の構造である。
用する典型文書データベースの一実施例を示す図であ
る。すなわち、目的言語における典型文書構造を蓄えて
いるDBである。この例には、3つの典型文書を示し
て、それぞれのラベルが「基本アブストラクト」(図
(a)),「以前からの展開」(図(b)),「問題の解決」(図
(c))である。各文書には構造があって、その構造を構
成する要素がある。例えば、「this_paper」,「prior_w
ork」,「implement」等がこの目的文書構成要素であ
り、investigation, prior_work, this_paper, advanta
ges, implement という要素の組み合わせが「以前から
の展開」という文書の構造である。
【0012】次に、図8は、本発明に使用する文書構成
要素データベースの一実施例を示す図である。すなわ
ち、典型文書構造を構成する要素がこのDBに蓄積され
ている。例えば、図9で示した典型文書DBの例で利用
している構成要素「this_paper」,「prior_work」,「im
plement」等がある。そして、その目的言語の構造構成
要素(目的文書構成要素)を検索するための原言語の文
書構成要素、例えば、「この論文」,「これまで」,「実
現」等がある。この原言語の文書構成要素を原文書から
検出する。
要素データベースの一実施例を示す図である。すなわ
ち、典型文書構造を構成する要素がこのDBに蓄積され
ている。例えば、図9で示した典型文書DBの例で利用
している構成要素「this_paper」,「prior_work」,「im
plement」等がある。そして、その目的言語の構造構成
要素(目的文書構成要素)を検索するための原言語の文
書構成要素、例えば、「この論文」,「これまで」,「実
現」等がある。この原言語の文書構成要素を原文書から
検出する。
【0013】次に、図3〜図7と図2に基づいて、本発
明による文書作成装置の動作を説明する。図3は、原言
語で入力した文書の例を示す。まず、この原文から文書
構成要素DB中の原言語文書構成要素を検出する。図4
(a)は、検出の結果の例を示す。それから、文書構成
要素DBを用い、検出結果にある各原言語文書構成要素
に対応する目的言語における要素を検索する。図4
(b)は、この検索結果の例を示す。それから、この目
的言語の文書要素を集合し、その集合に適合する文書構
造を典型文書DBから選択する。図4(c)は、選択さ
れている文書構造の例を示す。それから、典型文書構造
を用い、典型文書の文を生成する。図5(a)は、典型
文書構造にあった構成要素の例を示し、図5(b)は、
各要素によって生成した文の例を示す。図5(b)で大
文字で書いている単語や括弧で囲んでいる節は、構造が
要求する情報(構造上そこに入るべき項目)を表す。こ
の情報を原文書から抽出し、目的言語に変換して生成さ
れた文に入れる。図6はその結果の例を示す。図5
(b)や図6をユーザに表示してユーザが編集すること
ができる。その結果が図7である。
明による文書作成装置の動作を説明する。図3は、原言
語で入力した文書の例を示す。まず、この原文から文書
構成要素DB中の原言語文書構成要素を検出する。図4
(a)は、検出の結果の例を示す。それから、文書構成
要素DBを用い、検出結果にある各原言語文書構成要素
に対応する目的言語における要素を検索する。図4
(b)は、この検索結果の例を示す。それから、この目
的言語の文書要素を集合し、その集合に適合する文書構
造を典型文書DBから選択する。図4(c)は、選択さ
れている文書構造の例を示す。それから、典型文書構造
を用い、典型文書の文を生成する。図5(a)は、典型
文書構造にあった構成要素の例を示し、図5(b)は、
各要素によって生成した文の例を示す。図5(b)で大
文字で書いている単語や括弧で囲んでいる節は、構造が
要求する情報(構造上そこに入るべき項目)を表す。こ
の情報を原文書から抽出し、目的言語に変換して生成さ
れた文に入れる。図6はその結果の例を示す。図5
(b)や図6をユーザに表示してユーザが編集すること
ができる。その結果が図7である。
【0014】以上説明した文書作成装置は、文書の論理
構造に着目して固定された文書テンプレートではなく、
文書を構成する要素(以下、「文書要素」と呼ぶ)の配
列としての文書構造を用いた文書作成装置である。すな
わち、原文書を解析して文書構成要素を抽出するこ
と、抽出された文書構成要素の集合と最も適合する目
的文書構造をデータベースの中から検索すること、検
索された文書構造に基づいて目的文書を生成すること、
上記で生成された目的文書を利用者が編集すること、
を構成としている。しかしながら、原文書の存在を前提
としており、原文書がない場合に適切な目的文書構造を
選択するための手段を備えていないものである。そこ
で、原文書なしの文書作成に応用するための手段を提供
する他の実施例(請求項5〜10)について、以下に説明
する。
構造に着目して固定された文書テンプレートではなく、
文書を構成する要素(以下、「文書要素」と呼ぶ)の配
列としての文書構造を用いた文書作成装置である。すな
わち、原文書を解析して文書構成要素を抽出するこ
と、抽出された文書構成要素の集合と最も適合する目
的文書構造をデータベースの中から検索すること、検
索された文書構造に基づいて目的文書を生成すること、
上記で生成された目的文書を利用者が編集すること、
を構成としている。しかしながら、原文書の存在を前提
としており、原文書がない場合に適切な目的文書構造を
選択するための手段を備えていないものである。そこ
で、原文書なしの文書作成に応用するための手段を提供
する他の実施例(請求項5〜10)について、以下に説明
する。
【0015】以下、英語論文の抄録を作成する場合を例
に説明する。請求項5〜7 図10(a)〜(c)は、本発明で使用するデータベー
スの内容例である。図(a)は、文書要素データベース
であり、文書を構成する要素の集合である。各文書要素
は、利用者が目的文書で述べたい事柄に対応し、それぞ
れ利用者に提示するためのラベル,対応する文パターン
ID,検索用キーワードの情報を有する。図(b)は、
文書構造データベースである。この文書構造データベー
スは、文書要素の配列として定義される文書の典型構造
の集合である。図(c)は、文パターンデータベースで
ある。この文パターンデータベースは、先に提案した特
願平3−351636号で用いられている文パターンデ
ータベースと同じデータ構造を持つものであり、本来、
各文パターンを構成する各節パターンの情報,各節パタ
ーンの別候補情報などを保持するものであるが、ここで
はID番号と本データベース情報から生成される文の一
例を併記したものを示す。
に説明する。請求項5〜7 図10(a)〜(c)は、本発明で使用するデータベー
スの内容例である。図(a)は、文書要素データベース
であり、文書を構成する要素の集合である。各文書要素
は、利用者が目的文書で述べたい事柄に対応し、それぞ
れ利用者に提示するためのラベル,対応する文パターン
ID,検索用キーワードの情報を有する。図(b)は、
文書構造データベースである。この文書構造データベー
スは、文書要素の配列として定義される文書の典型構造
の集合である。図(c)は、文パターンデータベースで
ある。この文パターンデータベースは、先に提案した特
願平3−351636号で用いられている文パターンデ
ータベースと同じデータ構造を持つものであり、本来、
各文パターンを構成する各節パターンの情報,各節パタ
ーンの別候補情報などを保持するものであるが、ここで
はID番号と本データベース情報から生成される文の一
例を併記したものを示す。
【0016】図11は、本発明による文書作成装置の他
の実施例の動作を説明するためのフローチャートであ
る。以下、各ステップに従って順に説明する。step1 :文書要素の選択:利用者がこれから作成しよう
とする文書(この例では英語論文抄録)で述べたい事柄
を文書要素データベースの中から選択する。選択された
文書要素は、図13(a)〜(c)のような選択要素集
合として記憶される。step2 :文書構造の検索:前記step1で記憶した選択要
素集合に適合する文書構造を文書構造データベースから
検索する。step3 :文書の生成:前記step2で検索された文書構造
に基づいて、当該文書構造を構成する各文書要素に対応
する文を文パターンデータベースの情報から生成する。step4 :文書の編集:前記step3で生成された文書を表
示し、利用者が編集する。
の実施例の動作を説明するためのフローチャートであ
る。以下、各ステップに従って順に説明する。step1 :文書要素の選択:利用者がこれから作成しよう
とする文書(この例では英語論文抄録)で述べたい事柄
を文書要素データベースの中から選択する。選択された
文書要素は、図13(a)〜(c)のような選択要素集
合として記憶される。step2 :文書構造の検索:前記step1で記憶した選択要
素集合に適合する文書構造を文書構造データベースから
検索する。step3 :文書の生成:前記step2で検索された文書構造
に基づいて、当該文書構造を構成する各文書要素に対応
する文を文パターンデータベースの情報から生成する。step4 :文書の編集:前記step3で生成された文書を表
示し、利用者が編集する。
【0017】次に、図11に示した各ステップについて
例を基に処理の流れを説明する。step1 :文書要素の選択 文書要素を選択する際のユーザインタフェースの一例と
して、文書要素データベースの文書要素を利用者に提示
し、利用者がその中からいくつかを選択するメニュー方
式について説明する。まず、図12(a)のように、選
択可能な文書要素を表示する。利用者はその内、目的文
書で述べたいと思う事柄を選択する。例えば、「本研究
の特徴」,「実装条件」,「本研究の概略」,「以前の研
究」の4つを選択したとする。なお、文書要素の提示を
行う前に、文書の分野や目的を選択しておくなどして、
表示する文書要素をあらかじめふるいにかけておく方式
をとってもよい。利用者が選択した文書要素のID番号
は、図13(a)のような選択要素集合として記憶さ
れ、step2に渡される。
例を基に処理の流れを説明する。step1 :文書要素の選択 文書要素を選択する際のユーザインタフェースの一例と
して、文書要素データベースの文書要素を利用者に提示
し、利用者がその中からいくつかを選択するメニュー方
式について説明する。まず、図12(a)のように、選
択可能な文書要素を表示する。利用者はその内、目的文
書で述べたいと思う事柄を選択する。例えば、「本研究
の特徴」,「実装条件」,「本研究の概略」,「以前の研
究」の4つを選択したとする。なお、文書要素の提示を
行う前に、文書の分野や目的を選択しておくなどして、
表示する文書要素をあらかじめふるいにかけておく方式
をとってもよい。利用者が選択した文書要素のID番号
は、図13(a)のような選択要素集合として記憶さ
れ、step2に渡される。
【0018】別の例として、利用者が自然言語で目的文
書で述べたい事柄を入力する方式について説明する。例
えば、利用者が以下のような4つのキーを入力したとす
る。すなわち、前回の研究について、今回の研究の
特徴、研究概要、実装の条件、を入力したとする。
利用者が入力した各キーについて、文書要素データベー
スの検索用キーワードと照合して、それぞれ対応する文
書要素を検索する。その結果、「前回の研究について」
からはC001が、「今回の研究の特徴」からはC004が、
「研究概要」からはC006が、「実装の条件」からはC0
05が検索される。検索された文書要素は、前述のよう
に、図13(a)のような選択要素集合として記憶さ
れ、step2に渡される。
書で述べたい事柄を入力する方式について説明する。例
えば、利用者が以下のような4つのキーを入力したとす
る。すなわち、前回の研究について、今回の研究の
特徴、研究概要、実装の条件、を入力したとする。
利用者が入力した各キーについて、文書要素データベー
スの検索用キーワードと照合して、それぞれ対応する文
書要素を検索する。その結果、「前回の研究について」
からはC001が、「今回の研究の特徴」からはC004が、
「研究概要」からはC006が、「実装の条件」からはC0
05が検索される。検索された文書要素は、前述のよう
に、図13(a)のような選択要素集合として記憶さ
れ、step2に渡される。
【0019】step2:文書構造の検索 前述した実施例(請求項1〜4)の方式を用い、選択要
素集合に基づいて文書構造を検索する。これは、原文書
から抽出した文書要素の集合と、文書構造データベース
の各文書構造との適合度を評価し、最も適合度の高い文
書構造を検索する方式である。この方式を応用して、文
書構造データベースの文書構造の中から、図13(a)
の選択要素集合に適合する文書構造としてD002を検索
することができる。
素集合に基づいて文書構造を検索する。これは、原文書
から抽出した文書要素の集合と、文書構造データベース
の各文書構造との適合度を評価し、最も適合度の高い文
書構造を検索する方式である。この方式を応用して、文
書構造データベースの文書構造の中から、図13(a)
の選択要素集合に適合する文書構造としてD002を検索
することができる。
【0020】step3:文書の生成 前記step2で選択された文書構造D002に基づいて、目
的文書を生成する。文の生成には、先に提案した特願平
3−175944号の方式を用いる。第一の文書要素C
006に対応する文が文パターンデータベースの情報から
生成される。同様に、C001,C003,C004,C005に対
応する文がそれぞれ生成され、目的文書が生成される。
図15(a)は、生成された文書の例である。
的文書を生成する。文の生成には、先に提案した特願平
3−175944号の方式を用いる。第一の文書要素C
006に対応する文が文パターンデータベースの情報から
生成される。同様に、C001,C003,C004,C005に対
応する文がそれぞれ生成され、目的文書が生成される。
図15(a)は、生成された文書の例である。
【0021】step4:文書の編集 前記step3で生成した文書を表示し、利用者が編集す
る。この時の編集方式としては、すでに提案されている
対話による方式などを用いることができる。図15
(b)は、利用者が編集した文書の例である。
る。この時の編集方式としては、すでに提案されている
対話による方式などを用いることができる。図15
(b)は、利用者が編集した文書の例である。
【0022】請求項8 全体の処理の流れは、図11で示した実施例の流れとほ
ぼ同じである。但し、step2で検索した文書構造が複数
の場合、step1に戻って利用者に再度文書要素の選択を
行わせ、検索される文書構造が一つだけになるまで、こ
の処理を繰り返す点が異なる。step3,4の内容は請求
項5〜7の実施例と同様である。
ぼ同じである。但し、step2で検索した文書構造が複数
の場合、step1に戻って利用者に再度文書要素の選択を
行わせ、検索される文書構造が一つだけになるまで、こ
の処理を繰り返す点が異なる。step3,4の内容は請求
項5〜7の実施例と同様である。
【0023】図14(a)はstep1からstep2への処理
の流れを示すフローチャートである。以下、図13
(b)の選択要素集合を例に図14に基づいて説明す
る。step1 :図13(b)の選択要素集合が記憶された。step2−1 :文書データベースの中から、図13(b)
の選択要素集合と同じ文書要素を含む文書構造を検索す
る。その結果、D002,D006の2つの文書構造が検索さ
れる。step2−2 :前記step2−1で文書構造が複数検索され
ていれば、前記step1へ戻り、1つだけなら次のstep3
へ進む。2つの文書構造が検索されているので、前記st
ep1へ進む。step1 :利用者が文書要素を再度選択する。選択された
文書要素を図13(c)のように選択要素集合に加え、
次のstep2−1へ進む。step2−1 :文書データベースの中から、図13(c)
の選択要素集合と同じ文書要素を含む文書構造を検索す
る。その結果、D002が検索される。step2−2 :前記step2−1で検索された文書構造が一
つだけなので、step3へ進む。 以下、step3,step4は請求項5〜7の実施例と同様で
ある。
の流れを示すフローチャートである。以下、図13
(b)の選択要素集合を例に図14に基づいて説明す
る。step1 :図13(b)の選択要素集合が記憶された。step2−1 :文書データベースの中から、図13(b)
の選択要素集合と同じ文書要素を含む文書構造を検索す
る。その結果、D002,D006の2つの文書構造が検索さ
れる。step2−2 :前記step2−1で文書構造が複数検索され
ていれば、前記step1へ戻り、1つだけなら次のstep3
へ進む。2つの文書構造が検索されているので、前記st
ep1へ進む。step1 :利用者が文書要素を再度選択する。選択された
文書要素を図13(c)のように選択要素集合に加え、
次のstep2−1へ進む。step2−1 :文書データベースの中から、図13(c)
の選択要素集合と同じ文書要素を含む文書構造を検索す
る。その結果、D002が検索される。step2−2 :前記step2−1で検索された文書構造が一
つだけなので、step3へ進む。 以下、step3,step4は請求項5〜7の実施例と同様で
ある。
【0024】請求項9 請求項8の実施例で説明した文書要素の再選択をシステ
ム主導で行う方式について説明する。図14(b)は、
システム主導方式のstep1からstep2への処理の流れを
示すフローチャートである。以下、各ステップに従って
順に説明する。step1〜step2−1 :請求項8の実施例と同様に、図1
3(b)の選択要素集合により、文書構造D002とD006
が検索される。step2−2 :前記step2−1で文書構造が複数検索され
ていれば、次のstep2−3へ、1つだけなら、step3へ
進む。step2−3 :前記step2−1で検索された文書構造に含
まれる文書要素の内、選択要素集合に含まれないものを
表示する。すなわち、D002とD006に含まれる文書要素
の内、C003,C006,C008,C040を表示する。図12
(b)は、その表示例である。step1 :利用者は表示された文書要素の中から目的文書
で述べたい事柄を選択する。選択された文書要素を図1
3(c)のように選択要素集合に加え、次のstep2−1
へ進む。step2−1 :文書データベースの中から、図13(c)
の選択要素集合と同じ文書要素を含む文書構造を検索す
る。その結果、D002が検索される。step2−2 :前記step2−1で検索された文書構造が一
つだけなので、次のstep3へ進む。 以下、step3,step4は請求項5−7の実施例と同様で
ある。
ム主導で行う方式について説明する。図14(b)は、
システム主導方式のstep1からstep2への処理の流れを
示すフローチャートである。以下、各ステップに従って
順に説明する。step1〜step2−1 :請求項8の実施例と同様に、図1
3(b)の選択要素集合により、文書構造D002とD006
が検索される。step2−2 :前記step2−1で文書構造が複数検索され
ていれば、次のstep2−3へ、1つだけなら、step3へ
進む。step2−3 :前記step2−1で検索された文書構造に含
まれる文書要素の内、選択要素集合に含まれないものを
表示する。すなわち、D002とD006に含まれる文書要素
の内、C003,C006,C008,C040を表示する。図12
(b)は、その表示例である。step1 :利用者は表示された文書要素の中から目的文書
で述べたい事柄を選択する。選択された文書要素を図1
3(c)のように選択要素集合に加え、次のstep2−1
へ進む。step2−1 :文書データベースの中から、図13(c)
の選択要素集合と同じ文書要素を含む文書構造を検索す
る。その結果、D002が検索される。step2−2 :前記step2−1で検索された文書構造が一
つだけなので、次のstep3へ進む。 以下、step3,step4は請求項5−7の実施例と同様で
ある。
【0025】請求項10 システム主導方式の別な方式を説明する。処理の流れは
請求項8の実施例と同じく、図14(b)に示したもの
である。step1 :step1でC001のみが選択された。step2−1 :文書構造D001,D002,D006の三つが検
索される。step2−2 :三つの文書構造が検索されているので、次
のstep2−3へ進む。step2−3 :前記step2−1で検索された文書構造に含
まれる文書要素で選択要素集合に含まれないもののう
ち、文書構造識別力の高い文書要素のみを表示する。前
記step2−1で検索された文書構造に含まれ、かつ選択
要素集合に含まれない文書要素には、{C004,C005,
C006,C008,C012,C021,C040,C105}の8つが
あるが、このうちC004とC005はC002とC006の両方に
含まれるため、利用者がこれらを選択しても文書構造を
一つに決定することはできない。そこで、この二つを除
いた{C006,C008,C012,C021,C040,C105}のみ
を表示する。step1 :前記step2−3で表示された文書要素を利用者
が再選択する。C006を選択した。step2−1 :D002が検索される。step2−2 :前記step2−1で文書構造が一つだけ検索
されたので、次のstep3へ進む。 以下、step3,step4は請求項5−7の実施例と同様で
ある。
請求項8の実施例と同じく、図14(b)に示したもの
である。step1 :step1でC001のみが選択された。step2−1 :文書構造D001,D002,D006の三つが検
索される。step2−2 :三つの文書構造が検索されているので、次
のstep2−3へ進む。step2−3 :前記step2−1で検索された文書構造に含
まれる文書要素で選択要素集合に含まれないもののう
ち、文書構造識別力の高い文書要素のみを表示する。前
記step2−1で検索された文書構造に含まれ、かつ選択
要素集合に含まれない文書要素には、{C004,C005,
C006,C008,C012,C021,C040,C105}の8つが
あるが、このうちC004とC005はC002とC006の両方に
含まれるため、利用者がこれらを選択しても文書構造を
一つに決定することはできない。そこで、この二つを除
いた{C006,C008,C012,C021,C040,C105}のみ
を表示する。step1 :前記step2−3で表示された文書要素を利用者
が再選択する。C006を選択した。step2−1 :D002が検索される。step2−2 :前記step2−1で文書構造が一つだけ検索
されたので、次のstep3へ進む。 以下、step3,step4は請求項5−7の実施例と同様で
ある。
【0026】以上説明した文書作成装置において、更に
以下の〜の点を改善する必要がある。すなわち、 原文の文書要素集合と文書構造データベースの複数
の文書構造が同じ適合度を持つ時に、文書構造を一つに
決定することができない。 重要な文書要素と比較的重要でない文書要素を生成
編集過程で同じように扱うため、利用者はどの文が重要
なのかわからない。したがって、編集に際しての重点も
わからない。 ひとつの文書構造からは常に同じ文章した生成でき
ず、ワンパターンである。 以下、上記〜の点を改善した実施例について説明す
る。
以下の〜の点を改善する必要がある。すなわち、 原文の文書要素集合と文書構造データベースの複数
の文書構造が同じ適合度を持つ時に、文書構造を一つに
決定することができない。 重要な文書要素と比較的重要でない文書要素を生成
編集過程で同じように扱うため、利用者はどの文が重要
なのかわからない。したがって、編集に際しての重点も
わからない。 ひとつの文書構造からは常に同じ文章した生成でき
ず、ワンパターンである。 以下、上記〜の点を改善した実施例について説明す
る。
【0027】図16は、本発明による文書作成装置の他
の実施例を示す図で、図中、11は入力部、12は原文
書分析部、13は目的文書構造決定部、14は文書生成
部、15は文書編集部、16は文書要素データベース
(DB)、17は文書構造データベース(DB)、18
は文パターンデータベース(DB)である。原文書分析
部12は、原文書から文書要素を検出する。文書要素D
B16は、文書を構成する文書要素の情報を保持する。
目的文書構造DB17は、文書要素の集合である目的文
書の文書構造を複数保持し、各文書要素の重要度情報を
保持する。文パターンDB18は、各文書要素に対応す
る文を生成するための情報を保持する。目的文書構造決
定部13は、前記目的文書構造DBから、原文書の文書
要素の集合と適合する文書構造を決定する。文書生成部
14は、該目的文書構造決定部13で決定した文書構造
に基づいて、文パターンDB18の情報から目的文書を
生成する。文書編集部15は、該文書生成部14により
生成された目的文書を利用者が編集するためのものであ
る。
の実施例を示す図で、図中、11は入力部、12は原文
書分析部、13は目的文書構造決定部、14は文書生成
部、15は文書編集部、16は文書要素データベース
(DB)、17は文書構造データベース(DB)、18
は文パターンデータベース(DB)である。原文書分析
部12は、原文書から文書要素を検出する。文書要素D
B16は、文書を構成する文書要素の情報を保持する。
目的文書構造DB17は、文書要素の集合である目的文
書の文書構造を複数保持し、各文書要素の重要度情報を
保持する。文パターンDB18は、各文書要素に対応す
る文を生成するための情報を保持する。目的文書構造決
定部13は、前記目的文書構造DBから、原文書の文書
要素の集合と適合する文書構造を決定する。文書生成部
14は、該目的文書構造決定部13で決定した文書構造
に基づいて、文パターンDB18の情報から目的文書を
生成する。文書編集部15は、該文書生成部14により
生成された目的文書を利用者が編集するためのものであ
る。
【0028】図17〜図20は、データベースの内容例
を示す図で、図17は文書要素DBの内容例、図18は
請求項11及び12における文書構造DBの内容例、図
19は請求項16及び17における文書構造DBの内容
例、図20は文パターンDBの内容例を各々示してい
る。図17において、各文書要素は、ID番号,対応す
る文パターン番号,対応する原文中の表層語句の情報を
有する。図18において、各文書構造は、複数の文書要
素の集合により定義されており、各文書要素には、重要
度の高い順にA,B,Cの3段階の重要度の情報を有す
る。図19において、各文書構造は、複数の文書要素の
集合と、重要度の高い順にA,B,Cの3段階の重要度が
付与されている。図20において、この文パターンDB
は、本来、各文パターンを構成する各節パターンの情
報,各節パターンの別候補情報などを保持するものであ
るが、ここでは説明の簡略化のため、ID番号とDB情
報から生成される文の一例を併記したものを示す。
を示す図で、図17は文書要素DBの内容例、図18は
請求項11及び12における文書構造DBの内容例、図
19は請求項16及び17における文書構造DBの内容
例、図20は文パターンDBの内容例を各々示してい
る。図17において、各文書要素は、ID番号,対応す
る文パターン番号,対応する原文中の表層語句の情報を
有する。図18において、各文書構造は、複数の文書要
素の集合により定義されており、各文書要素には、重要
度の高い順にA,B,Cの3段階の重要度の情報を有す
る。図19において、各文書構造は、複数の文書要素の
集合と、重要度の高い順にA,B,Cの3段階の重要度が
付与されている。図20において、この文パターンDB
は、本来、各文パターンを構成する各節パターンの情
報,各節パターンの別候補情報などを保持するものであ
るが、ここでは説明の簡略化のため、ID番号とDB情
報から生成される文の一例を併記したものを示す。
【0029】図24は、図16における文書作成装置の
動作処理を示すフローチャートである。以下、各ステッ
プに従って順に説明する。step1 :入力部11により、図21に示す原文が入力さ
れると、原文分析部12により、図22に示すような文
書要素が抽出される。step2 :目的文書構造決定部13が、文書構造DB17
中から、図22の文書要素の集合と最も適合する文書構
造を決定する。請求項13では、図18に一部を示した
文書構造DB17の中から、図23(a)の文書要素集
合に適合するものとして、文書構造D002とD007が候補
となったときに、D002では、重要度Cの文書要素C001
が欠けているが、D007では、重要度Aの文書要素C008
が欠けているため、D002が選択される。請求項18で
は、同様に図19に一部を示した文書構造DB17の中
から、重要度が高いD002が選択される。
動作処理を示すフローチャートである。以下、各ステッ
プに従って順に説明する。step1 :入力部11により、図21に示す原文が入力さ
れると、原文分析部12により、図22に示すような文
書要素が抽出される。step2 :目的文書構造決定部13が、文書構造DB17
中から、図22の文書要素の集合と最も適合する文書構
造を決定する。請求項13では、図18に一部を示した
文書構造DB17の中から、図23(a)の文書要素集
合に適合するものとして、文書構造D002とD007が候補
となったときに、D002では、重要度Cの文書要素C001
が欠けているが、D007では、重要度Aの文書要素C008
が欠けているため、D002が選択される。請求項18で
は、同様に図19に一部を示した文書構造DB17の中
から、重要度が高いD002が選択される。
【0030】step3:文書生成部14が、文書構造DB
17の文書構造D002の文書要素情報と、文パターンD
Bの対応する情報を用いて目的文書を生成する。この
際、各文書構成要素の重要度情報に応じて、生成された
文の表示方法を変える(請求項14)。図23(a)
は、生成された文書の例である。重要度Aの文書構成要
素に対応する文はボールド体で、重要度Bの文書構成要
素に対応する文は通常の字体で、重要度Cの文書構成要
素に対応する文はイタリック体で表示される。また、請
求項15の発明では、文書生成部14が目的文書を生成
する時に重要度がCで、かつ原文から抽出された文書要
素にも含まれない文書要素C001に対応する文は生成し
ないため、図23(b)のような文書が生成される。こ
れにより、一つの文書構造から異なった典型文書を生成
することが可能になる。step4 :文書編集部15により、利用者が生成された文
書を編集するが、このとき、利用者はどの文が重要であ
るかを一目で知ることができる。
17の文書構造D002の文書要素情報と、文パターンD
Bの対応する情報を用いて目的文書を生成する。この
際、各文書構成要素の重要度情報に応じて、生成された
文の表示方法を変える(請求項14)。図23(a)
は、生成された文書の例である。重要度Aの文書構成要
素に対応する文はボールド体で、重要度Bの文書構成要
素に対応する文は通常の字体で、重要度Cの文書構成要
素に対応する文はイタリック体で表示される。また、請
求項15の発明では、文書生成部14が目的文書を生成
する時に重要度がCで、かつ原文から抽出された文書要
素にも含まれない文書要素C001に対応する文は生成し
ないため、図23(b)のような文書が生成される。こ
れにより、一つの文書構造から異なった典型文書を生成
することが可能になる。step4 :文書編集部15により、利用者が生成された文
書を編集するが、このとき、利用者はどの文が重要であ
るかを一目で知ることができる。
【0031】以上のことにより、原文などの文書要素集
合と文書構造データベースの複数の文書構造が同じ適合
度を持つ時に、文書構造を一つに決定することができ、
また、重要な文書要素と比較的重要でない文書要素を生
成編集過程で同じように扱うことにより、利用者がどの
文が重要なのかわからなくなることを避け、編集に際し
て文書構成要素の重要度に対応した文章編集を可能と
し、さらに、ひとつの文書構造からは常に同じ文章しか
生成できず、ワンパターンになるのを防止するために、
柔軟な文章の生成を可能とする。
合と文書構造データベースの複数の文書構造が同じ適合
度を持つ時に、文書構造を一つに決定することができ、
また、重要な文書要素と比較的重要でない文書要素を生
成編集過程で同じように扱うことにより、利用者がどの
文が重要なのかわからなくなることを避け、編集に際し
て文書構成要素の重要度に対応した文章編集を可能と
し、さらに、ひとつの文書構造からは常に同じ文章しか
生成できず、ワンパターンになるのを防止するために、
柔軟な文章の生成を可能とする。
【0032】
【効果】以上の説明から明らかなように、本発明による
と、以下のような効果がある。 (1)請求項1に対応する効果:原文書の構成を分析
し、その結果の上で目的言語における適切な典型文書構
造を選択することが可能である。 (2)請求項2に対応する効果:現言語の構成要素とと
もに目的言語の文書要素を得ることができる。 (3)請求項3に対応する効果:最も類似する典型文書
を選択することができる。 (4)請求項4に対応する効果:原文書から必要情報を
抽出するので、ユーザの手間を減らすことができる。 (5)請求項5に対応する効果:利用者が目的文書で述
べたい事柄を文書要素と対応させることにより文書構造
を選択するので、述べたい事柄に基づいて適切な文書構
造の目的文書を作成することができる。 (6)請求項6に対応する効果:選択可能な文書要素を
提示するので、利用者が簡単にかつ効率よく文書要素を
選択することができる。 (7)請求項7に対応する効果:自然言語で入力したキ
ーを基に文書要素を検索するので、利用者がより自由に
述べたい事柄を入力することができる。 (8)請求項8に対応する効果:文書構造がひとつに決
定できない場合に、勝手にデフォルトを決めたりせず、
文書構造が一つに決定できるまで文書要素を再選択する
ので、利用者の意図通りの文書構造を決定することがで
きる。 (9)請求項9に対応する効果:請求項8の作用効果に
加えて、システム主導で選択すべき文書要素を提示する
ので、利用者が簡単にかつ効率よく文書要素を選択する
ことができる。 (10)請求項10に対応する効果:請求項9の効果に
加えて、必要最小限の文書要素を選択するだけで文書構
造が決定できるので、利用者の負担を軽減することがで
きる。 (11)請求項11,12,13に対応する効果:文書
要素の重要度を用いて目的文書構造を決定することによ
り、より効率的な文章構造の決定が行える。 (12)請求項11,12,14に対応する効果:文書
要素の重要度により生成された文の表示方法を変えるこ
とにより、より効率的な文章の編集が行える。 (13)請求項11,12,15に対応する効果:重要
度が低い文書要素に対応する文の生成を抑制することに
より、一つの文書構造から、より柔軟に文書を生成でき
る。 (14)請求項16,17,18に対応する効果:文書
構造の重要度を用いて目的文書構造を決定することによ
り、より効率的な文章構造の決定が行える。
と、以下のような効果がある。 (1)請求項1に対応する効果:原文書の構成を分析
し、その結果の上で目的言語における適切な典型文書構
造を選択することが可能である。 (2)請求項2に対応する効果:現言語の構成要素とと
もに目的言語の文書要素を得ることができる。 (3)請求項3に対応する効果:最も類似する典型文書
を選択することができる。 (4)請求項4に対応する効果:原文書から必要情報を
抽出するので、ユーザの手間を減らすことができる。 (5)請求項5に対応する効果:利用者が目的文書で述
べたい事柄を文書要素と対応させることにより文書構造
を選択するので、述べたい事柄に基づいて適切な文書構
造の目的文書を作成することができる。 (6)請求項6に対応する効果:選択可能な文書要素を
提示するので、利用者が簡単にかつ効率よく文書要素を
選択することができる。 (7)請求項7に対応する効果:自然言語で入力したキ
ーを基に文書要素を検索するので、利用者がより自由に
述べたい事柄を入力することができる。 (8)請求項8に対応する効果:文書構造がひとつに決
定できない場合に、勝手にデフォルトを決めたりせず、
文書構造が一つに決定できるまで文書要素を再選択する
ので、利用者の意図通りの文書構造を決定することがで
きる。 (9)請求項9に対応する効果:請求項8の作用効果に
加えて、システム主導で選択すべき文書要素を提示する
ので、利用者が簡単にかつ効率よく文書要素を選択する
ことができる。 (10)請求項10に対応する効果:請求項9の効果に
加えて、必要最小限の文書要素を選択するだけで文書構
造が決定できるので、利用者の負担を軽減することがで
きる。 (11)請求項11,12,13に対応する効果:文書
要素の重要度を用いて目的文書構造を決定することによ
り、より効率的な文章構造の決定が行える。 (12)請求項11,12,14に対応する効果:文書
要素の重要度により生成された文の表示方法を変えるこ
とにより、より効率的な文章の編集が行える。 (13)請求項11,12,15に対応する効果:重要
度が低い文書要素に対応する文の生成を抑制することに
より、一つの文書構造から、より柔軟に文書を生成でき
る。 (14)請求項16,17,18に対応する効果:文書
構造の重要度を用いて目的文書構造を決定することによ
り、より効率的な文章構造の決定が行える。
【図1】 本発明による文書作成装置の一実施例を説明
するための構成図である。
するための構成図である。
【図2】 本発明による文書作成装置の動作を説明する
ためのフローチャートである。
ためのフローチャートである。
【図3】 本発明の原言語の文書を示す図である。
【図4】 本発明の原文書の要素とそれに対応する目的
言語要素,適合する典型文書を示す図である。
言語要素,適合する典型文書を示す図である。
【図5】 本発明の典型文書の構成要素とそれに対応し
て生成されたセンテンスを示す図である。
て生成されたセンテンスを示す図である。
【図6】 本発明の原文書から抽出要求情報を生成した
文に挿入した結果を示す図である。
文に挿入した結果を示す図である。
【図7】 本発明のユーザが編集した結果を示す図であ
る。
る。
【図8】 本発明の文書構成要素データベースの例を示
す図である。
す図である。
【図9】 本発明の典型文書データベースの例を示す図
である。
である。
【図10】 本発明によるデータベースの内容例を示す
図である。
図である。
【図11】 本発明による文書作成装置の他の実施例の
動作を説明するためのフローャートである。
動作を説明するためのフローャートである。
【図12】 本発明による文書要素選択時のユーザイン
タフェース例を示す図である。
タフェース例を示す図である。
【図13】 本発明による選択要素集合の例を示す図で
ある。
ある。
【図14】 本発明によるシステム主導方式のフローチ
ャートである。
ャートである。
【図15】 本発明の文書例を示す図である。
【図16】 本発明による文書作成装置の他の実施例を
示す図である。
示す図である。
【図17】 本発明における文書要素DBを示す図であ
る。
る。
【図18】 本発明における文書構造DB(請求項1
1,12)を示す図である。
1,12)を示す図である。
【図19】 本発明における文書構造DB(請求項1
6,17)を示す図である。
6,17)を示す図である。
【図20】 本発明における文パターンDBを示す図で
ある。
ある。
【図21】 本発明における原文を示す図である。
【図22】 本発明における原文書の文書要素集合を示
す図である。
す図である。
【図23】 本発明における生成文書例を示す図であ
る。
る。
【図24】 本発明による文書作成装置の更に他の実施
例の動作を説明するためのフローチャートである。
例の動作を説明するためのフローチャートである。
1…原文書入力部、2…原文書分析(解析)部、3…目
的文書選択部、4…目的文書生成部、5…目的文書編集
部、6…原文書からの抽出部、7…ユーザとの対話部、
8…制御部、9…文書構成要素データベース、10…典
型文書データベース。
的文書選択部、4…目的文書生成部、5…目的文書編集
部、6…原文書からの抽出部、7…ユーザとの対話部、
8…制御部、9…文書構成要素データベース、10…典
型文書データベース。
Claims (18)
- 【請求項1】 原言語の文書を入力する文書入力手段
と、原言語の文書を構成する構成要素を複数持つ文書構
成要素データベースと、前記文書構成要素を原言語の文
書から検出し、原文書の構成を分析する原文書分析手段
と、目的言語における典型文書構造を複数持つ典型文書
データベースと、前記原文書分析手段により得た原文書
構成と前記典型文書データベースにある典型文書の適合
度を評価し、適合の高い文書構造を選択する目的文書構
造選択手段と、該目的文書構造選択手段により選択され
た構造によって目的言語文書を生成する文書生成手段
と、該文書生成手段により生成された目的言語文書を編
集する文書編集手段とを有することを特徴とする文書作
成装置。 - 【請求項2】 前記文書構成要素データベースにある原
言語の文書構成要素と対応する目的言語の文書構成要素
を複数持つ文書構成要素データベースと、前記原文書分
析手段により検出された原言語の要素と対応する目的言
語の文書構成要素を前記文書構成要素データベースから
検索する目的言語要素検索手段と、該目的言語要素検索
手段により得た対応する目的言語の文書要素を集合する
要素集合手段と、該要素集合手段により得た目的言語の
文書要素の集合と前記典型文書データベースにある典型
文書との適合度を評価し、適合の高い文書構造を選択す
る文書構造選択手段とを有することを特徴とする請求項
1記載の文書作成装置。 - 【請求項3】 前記文書構成要素データベースにある目
的言語の文書構成要素の集合で記述する目的文書構造を
複数持つ典型文書データベースと、前記要素集合手段に
より得た目的言語の文書要素の集合と前記典型文書デー
タベースにある文書構成要素の集合との類似度を評価
し、類似の最大文書構造を選択する選択手段とを有する
ことを特徴とする請求項1又は2記載の文書作成装置。 - 【請求項4】 前記選択手段により選択された構造が必
要とする情報を原文書から抽出する抽出手段を有するこ
とを特徴とする請求項1記載の文書作成装置。 - 【請求項5】 文書を構成する文書要素の情報を保持す
る文書要素データベースと、文書要素の集合である文書
構造の情報を保持する文書構造データベースと、各文書
要素に対応する文を生成するための情報を保持する文パ
ターンデータベースと、前記文書要素を前記文書要素デ
ータベースから選択するための文書要素選択手段と、該
文書要素選択手段により得られた文書要素に基づき、文
書構造を検索する文書構造検索手段と、該文書構造検索
手段により検索された文書構造に基づき、前記文パター
ンデータベースの情報を用いて目的文書を生成する文書
生成手段と、該文書生成手段により生成された目的文書
を編集するための編集手段とを有することを特徴とする
文書作成装置。 - 【請求項6】 前記文書要素選択手段が文書要素データ
ベースから選択可能な文書要素を提示し、その中から選
択した文書要素を選択した文書要素とすることを特徴と
する請求項5記載の文書作成装置。 - 【請求項7】 前記文書要素選択手段が自然言語の表現
を受け付け、自然言語で入力したキーに対応する文書構
成要素を検索し、検索された文書構成要素を選択した文
書構成要素とすることを特徴とする請求項5記載の文書
作成装置。 - 【請求項8】 前記文書構造検索手段が検索した文書構
造が複数ある場合に、前記文書要素選択手段が再選択さ
れた文書要素を以前に選択された文書要素とあわせて選
択した文書要素とするとともに、前記文書構造検索手段
が検索した文書構造が一つだけになるまで処理を繰り返
すことを特徴とする請求項5記載の文書作成装置。 - 【請求項9】 前記文書構造検索手段が検索した文書構
造が複数ある場合に、該文書構造検索手段により検索さ
れた文書構造に含まれる文書要素でまだ選択されていな
いものを提示する文書要素提示手段を有し、前記文書要
素提示手段により提示された文書要素の中から選択した
文書要素を以前に選択された文書要素とあわせて選択し
た文書要素とすることを特徴とする請求項8記載の文書
作成装置。 - 【請求項10】 前記文書構造検索手段が検索した文書
構造が複数ある場合に、前記文書要素提示手段が文書構
造検索手段により検索された文書構造に含まれる文書要
素でまだ選択されていないものの内、文書構造の識別力
が高いもののみを提示し、文書要素選択手段が提示され
た文書要素の中から選択した文書要素を以前に選択され
た文書要素とあわせて選択した文書要素とすることを特
徴とする請求項8記載の文書作成装置。 - 【請求項11】 原文書から文書要素を検出する原文書
分析手段と、文書を構成する文書要素の情報を保持する
文書要素データベースと、文書要素の集合である目的文
書の文書構造を複数保持する目的文書構造データベース
と、各文書要素に対応する文を生成するための情報を保
持する文パターンデータベースと、前記目的文書構造デ
ータベースから、原文書の文書要素の集合と適合する文
書構造を決定する目的文書構造決定手段と、該目的文書
構造決定手段で決定した文書構造に基づいて文パターン
データベースの情報から目的文書を生成する文書生成手
段と、該文書生成手段により生成された目的文書を編集
するための文書編集手段とを有し、前記目的文書構造デ
ータベースが各文書要素の重要度情報を保持することを
特徴とする文書作成装置。 - 【請求項12】 文書を構成する文書要素の情報を保持
する文書要素データベースと、文書要素の集合である目
的文書の文書構造を複数保持する目的文書構造データベ
ースと、各文書要素に対応する文を生成するための情報
を保持する文パターンデータベースと、文書要素を選択
するための文書要素選択手段と、前記目的文書構造デー
タベースから、選択した文書要素の集合と適合する文書
構造を決定する目的文書構造決定手段と、該目的文書構
造決定手段で決定した文書構造に基づいて、文パターン
データベースの情報から目的文書を生成する文書生成手
段と、該文書生成手段により生成された目的文書を編集
するための文書編集手段とを有し、目的文書構造データ
ベースが各文書要素の重要度情報を保持することを特徴
とする文書作成装置。 - 【請求項13】 前記目的文書構造決定手段が、原文書
の文書要素集合または選択した文書要素集合と、文書構
造データベースの文書構造との適合度を文書要素の重要
度を用いて求めることを特徴とする請求項11又は12
記載の文書作成装置。 - 【請求項14】 前記文書生成手段が、文書要素の重要
度に応じて対応する文の表示方法を変えることを特徴と
する請求項11又は12記載の文書作成装置。 - 【請求項15】 前記目的文書構造決定手段により決定
された文書構造の文書要素のうち、重要度が低く、かつ
原文書の文書要素集合または利用者が選択した文書要素
集合に含まれないものに対応する文を生成しないことを
特徴とする請求項11又は12記載の文書作成装置。 - 【請求項16】 原文書から文書要素を検出する原文書
分析手段と、文書を構成する文書要素の情報を保持する
文書要素データベースと、文書要素の集合である目的文
書の文書構造を複数保持する目的文書構造データベース
と、各文書要素に対応する文を生成するための情報を保
持する文パターンデータベースと、前記目的文書構造デ
ータベースから、原文書の文書要素の集合と適合する文
書構造を決定する目的文書構造決定手段と、該目的文書
構造決定手段で決定した文書構造に基づいて、文パター
ンデータベースの情報から目的文書を生成する文書生成
手段と、該文書生成手段により生成された目的文書を編
集するための文書編集手段とを有し、目的文書構造デー
タベースが各文書構造の重要度情報を保持することを特
徴とする文書作成装置。 - 【請求項17】 文書を構成する文書要素の情報を保持
する文書要素データベースと、文書要素の集合である目
的文書の文書構造を複数保持する目的文書構造データベ
ースと、各文書要素に対応する文を生成するための情報
を保持する文パターンデータベースと、文書要素を選択
するための文書要素選択手段と、前記目的文書構造デー
タベースから、選択した文書要素の集合と適合する文書
構造を決定する目的文書構造決定手段と、該目的文書構
造決定手段で決定した文書構造に基づいて、文パターン
データベースの情報から目的文書を生成する文書生成手
段と、該文書生成手段により生成された目的文書を編集
するための文書編集手段とを有し、前記目的文書構造デ
ータベースが、各文書構造の重要度情報を保持すること
を特徴とする文書作成装置。 - 【請求項18】 前記目的文書構造決定手段が、原文書
の文書要素集合または選択した文書要素集合と、文書構
造データベースの文書構造との適合度と各文書構造の重
要度を用いて目的文書の文書構造を決定することを特徴
とする請求項16又は17記載の文書作成装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5151527A JP2971295B2 (ja) | 1992-11-13 | 1993-05-28 | 文書作成装置 |
US08/149,661 US5675815A (en) | 1992-11-09 | 1993-11-09 | Language conversion system and text creating system using such |
US08/452,336 US5652896A (en) | 1992-11-09 | 1995-05-26 | Language conversion system and text creating system using such |
US08/451,553 US5845143A (en) | 1992-11-09 | 1995-05-26 | Language conversion system and text creating system using such |
US08/451,569 US5646840A (en) | 1992-11-09 | 1995-05-26 | Language conversion system and text creating system using such |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32884892 | 1992-11-13 | ||
JP4-328848 | 1992-11-13 | ||
JP5151527A JP2971295B2 (ja) | 1992-11-13 | 1993-05-28 | 文書作成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06203067A true JPH06203067A (ja) | 1994-07-22 |
JP2971295B2 JP2971295B2 (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=26480751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5151527A Expired - Fee Related JP2971295B2 (ja) | 1992-11-09 | 1993-05-28 | 文書作成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2971295B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58201140A (ja) * | 1982-05-20 | 1983-11-22 | Toshiba Corp | 文書作成装置 |
JPH01161576A (ja) * | 1987-12-18 | 1989-06-26 | Hitachi Ltd | 文書作成装置 |
-
1993
- 1993-05-28 JP JP5151527A patent/JP2971295B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58201140A (ja) * | 1982-05-20 | 1983-11-22 | Toshiba Corp | 文書作成装置 |
JPH01161576A (ja) * | 1987-12-18 | 1989-06-26 | Hitachi Ltd | 文書作成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2971295B2 (ja) | 1999-11-02 |
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