JPH06202957A - メモリ保護装置 - Google Patents

メモリ保護装置

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Publication number
JPH06202957A
JPH06202957A JP4360328A JP36032892A JPH06202957A JP H06202957 A JPH06202957 A JP H06202957A JP 4360328 A JP4360328 A JP 4360328A JP 36032892 A JP36032892 A JP 36032892A JP H06202957 A JPH06202957 A JP H06202957A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory
write
program
information
illegal
Prior art date
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Pending
Application number
JP4360328A
Other languages
English (en)
Inventor
Keita Miyamoto
啓太 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP4360328A priority Critical patent/JPH06202957A/ja
Publication of JPH06202957A publication Critical patent/JPH06202957A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、プログラム・フェッチ・アドレス
をモニタし、不当書込みが発生した時のプログラム・フ
ェッチ・アドレスを知ることができるメモリ保護装置を
提供することを目的とする。 【構成】 CPU11は、メモリライトプロテクト装置
15にメモリプロテクト設定信号を出力し、メモリ13
内のライトプロテクトエリアを設定するプロテクト情報
を通知し、プログラムROM12に内に格納された各種
演算プログラムの実行時、そのプログラムフェッチ信号
を不当書込情報装置14に出力し、プログラムROM1
2のプログラム・フェッチ・アドレス情報を出力し、ま
た、CPU11は、メモリライトプロテクト装置15か
ら入力される割込信号によって不当書込みの発生が通知
されると、不当書込情報装置14に直前にラッチされた
プログラム・フェッチ・アドレス情報をデータバス16
を介して読み出し、不当書込みが発生した旨の情報とプ
ログラム・フェッチ・アドレス情報を通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メモリ保護装置に係
り、詳細には、マイコンシステム等におけるメモリへの
不当書込みを防止するメモリ保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マイコンシステム等におけるメモ
リ保護として代表的なものにメモリへの不当書込みを防
止するためのライトプロテクトという手法がある。この
ライトプロテクト手法は、例えば、図4に示すように、
CPU1、メモリ2及びメモリライトプロテクト装置3
から構成されるマイコンシステムにおいて、CPU1が
メモリライトプロテクト装置3に出力するプロテクト領
域設定信号により、予めメモリ2の書込み禁止領域を設
定し、メモリライトプロテクト装置3は、CPU1から
アドレスバス4に出力されるアドレス及びメモリコント
ロール信号により書メモリ2内のアドレスへの込み要求
を監視し、何等かの要因(多くはプログラムのバグによ
るもの)で、メモリ2内の設定した書込み禁止領域への
書込み要求が発生した場合、メモリ2に出力するメモリ
ライト信号の出力を中止するとともに、割込信号をCP
U2に出力して不当書込みである旨を通知して以後の処
理を中止することにより、メモリ2への不当書込みを禁
止し、メモリを保護するようにしている。
【0003】また、このライトプロテクト手法を発展さ
せて、不当書込みを検出した場合、実際にアクセスされ
たメモリのアドレスや書込もうとしたデータを不当書込
み情報として通知するようにし、プログラムのバグの解
析を容易にしたシステムもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のメモリのライトプロテクト手法にあっては、
不当書込みを検出した場合、実際にアクセスされたメモ
リのアドレスや書込もうとしたデータを不当書込み情報
として通知するだけであったため、その不当書込みを発
生させたプログラムの中で、どのプログラム・フェッチ
・アドレスによるものかを知ることができないという問
題点があった。
【0005】本発明の課題は、プログラム・フェッチ・
アドレスをモニタし、不当書込みが発生した時のプログ
ラム・フェッチ・アドレスを知ることができるようにす
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は次の通り
である。
【0007】本発明は、メモリの書込み禁止領域に対す
るアクセスを検出し、不当書込みを禁止するメモリ保護
手段を有するメモリ保護装置において、プログラムの実
行に応じてプログラム・フェッチ・アドレスを記憶する
不当書込情報記憶手段と、前記メモリ保護手段が不当書
込を検出した際に、該不当書込情報記憶手段に対してフ
ェッチ動作を中止させる制御手段とを具備したことを特
徴としている。
【0008】
【作用】本発明の手段の作用は次の通りである。
【0009】本発明によれば、メモリの書込み禁止領域
に対するアクセスを検出し、不当書込みを禁止するメモ
リ保護手段を有するメモリ保護装置において、プログラ
ムの実行に応じてプログラム・フェッチ・アドレスが不
当書込情報記憶手段に記憶され、前記メモリ保護手段が
不当書込を検出した際に、制御手段により該不当書込情
報記憶手段に対してフェッチ動作を中止させる。
【0010】したがって、メモリを保護することができ
るとともに、不当書込みを発生する要因となったプログ
ラムの所在を示すアドレス情報を知ることができ、不当
書込みの原因究明を容易にすることができる。
【0011】
【実施例】以下、図1〜図3を参照して実施例を説明す
る。
【0012】図1〜図3は、本発明のメモリ保護装置を
適用したのマイコンシステムの一実施例を示す図であ
る。
【0013】まず、構成を説明する。図1は、マイコン
システム10のブロック構成図である。この図におい
て、マイコンシステム10は、CPU11、プログラム
ROM12、メモリ13、不当書込情報装置14及びメ
モリライトプロテクト装置15により構成され、各部
は、データバス16及びアドレスバス17に接続されて
いる。
【0014】CPU11は、プログラムROM12に内
に格納された各種演算プログラムに基づいて各種演算プ
ログラムを実行し、データバス16及びアドレスバス1
7を介してメモに13内のアドレスにアクセスし、デー
タの読み出しやデータの書き換えを行い、データの書き
換えを行う時は、メモリコントロール信号をメモリライ
トプロテクト装置15に出力し、メモリライトプロテク
ト装置15を介してメモリライト信号をメモリ13に出
力する。
【0015】また、CPU11は、メモリライトプロテ
クト装置15にメモリプロテクト設定信号を出力し、す
なわち、予めメモリライトプロテクト装置15にメモリ
13内のライトプロテクトエリアを設定するプロテクト
情報を通知するとともに、プログラムROM12に内に
格納された各種演算プログラムの実行時、そのプログラ
ムフェッチ信号を不当書込情報装置14に出力し、すな
わち、プログラムROM12のプログラム・フェッチ・
アドレス情報を出力する。また、CPU11には、メモ
リライトプロテクト装置15から割込信号が入力されて
おり、この割込信号によって不当書込みが発生したこと
が通知されると、不当書込情報装置14に直前にラッチ
されたプログラム・フェッチ・アドレス情報をデータバ
ス16を介して読み出し、不当書込みが発生した旨の情
報とともにプログラム・フェッチ・アドレス情報を図外
のCRT等に表示する。
【0016】プログラムRAM12は、CPU11によ
り実行される各種演算プログラムを格納する。メモリ1
3は、RAM等から構成され、CPU11により実行さ
れる各種演算プログラムにより処理され、データバス1
6を介して読み出し、書込みされるデータを格納するメ
モリエリアを形成し、そのメモリエリアは、アドレスバ
ス17を介してアクセスされるアドレス毎に分割され
る。
【0017】不当書込情報装置14は、図2に示すよう
に、数ワードのアドレス情報をラッチするレジスタによ
り構成され、CPU11から入力されるプログラムフェ
ッチ信号によりプログラムROM12のプログラム・フ
ェッチ・アドレス情報を順次レジスタ内にラッチする。
このラッチ動作は、メモリライトプロテクト装置15か
ら割込信号が出力されるまで続けられ、割込信号が出力
された時点で、直前にラッチしたプログラム・フェッチ
・アドレスは、データバス16を介してCPU11によ
り読み出される。
【0018】メモリライトプロテクト装置15は、CP
U11からメモリプロテクト設定信号により入力された
ライトプロテクトエリアを設定するプロテクト情報に基
づいて、アドレスバス17にCPU11から出力される
アドレスをモニタし、ライトプロテクトエリアに対し
て、CPU11から入力されるメモリコントロール信号
により書込み要求が発生すると、メモリ13に出力する
メモリライト信号をマスクするとともに、CPU11に
対して割込信号を出力し、不当書込みが発生した旨を通
知する。
【0019】次に、本実施例の動作を説明する。
【0020】上記マイコンシステム10内の各部におけ
る動作を図3(a)〜(e)に示す信号のタイミングチ
ャートを参照して説明する。
【0021】まず、演算処理の開始前に、CPU11か
らメモリライトプロテクト装置15に対してメモリプロ
テクト設定信号が出力されてライトプロテクトエリアを
設定するプロテクト情報がセットされる。次いで、CP
U11によりプログラムROM12に格納された所定の
演算プログラムに従って演算処理が開始され、CPU1
1からメモリライトプロテクト装置15にメモリコント
ロール信号が出力されて、メモリライトプロテクト装置
15を介してメモリライト信号が、メモリ13に出力さ
れることにより、メモリ13に対してデータバス16及
びアドレスバス17を介して処理データの読み出し、書
込み動作が実行される。
【0022】この処理データの読み出し、書込み動作に
際して、CPU11から不当書込情報装置14に対して
実行中のプログラムのプログラム・フェッチ・アドレス
情報が、プログラムフェッチ信号として順次出力され
(図3(b)参照)、不当書込情報装置14内の上記図
2に示したレジスタにラッチされる(図3(a)参
照)。また、処理データの読み出し、書込み動作に際し
て、CPU11からアドレスバス17に出力されるアド
レスは、メモリライトプロテクト装置15によりモニタ
されている。
【0023】メモリライトプロテクト装置15では、モ
ニタ中のアドレスが上記メモリプロテクト設定信号によ
るプロテクト情報により設定されたメモリ13内のライ
トプロテクトエリアへの書込みか否かがチェックされ、
そのライトプロテクトエリアへのアドレスとメモリコン
トロール信号が出力されると(図3(c)参照)、すな
わち、図3では、ライトプロテクトエリアのアドレスと
してアドレスが設定された場合を示しており、メモリ
ライトプロテクト装置15からメモリ13に出力される
メモリライト信号がプロテクトされる(図3(d)参
照)。
【0024】この時、メモリライトプロテクト装置15
からCPU11と不当書込情報装置14に対して割込信
号が出力され(図3(e)参照)、CPU11に不当書
込みが発生した旨が通知される。不当書込情報装置14
では、割込信号の発生によりプログラム・フェッチ・ア
ドレス情報のラッチが停止され、CPU11では、割込
信号の発生の直前に、不当書込情報装置14内のレジス
タにラッチされたプログラム・フェッチ・アドレス情報
がデータバス14を介して読み出され、図外のCRT等
に出力され、不当書込みが発生した旨のメッセージとと
もに、その読み出したプログラム・フェッチ・アドレス
情報が表示されて通知される。
【0025】したがって、マイコンシステム10におい
ては、不当書込情報装置14を付加し、不当書込みが発
生した時、メモリ13への書込みを停止するとともに、
その不当書込みが発生したプログラムROM12のプロ
グラム・フェッチ・アドレス情報を通知するようにした
ことにより、メモリを保護することができるとともに、
不当書込みを発生する要因となったプログラムの所在を
示すアドレス情報を通知することができ、不当書込みの
原因究明を容易にすることができる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、プログラムの実行に応
じてプログラム・フェッチ・アドレスを不当書込情報記
憶手段に記憶し、メモリ保護手段が不当書込を検出した
際に、制御手段により該不当書込情報記憶手段に対して
フェッチ動作を中止するので、メモリを保護することが
できるとともに、不当書込みを発生する要因となったプ
ログラムの所在を示すアドレス情報を知ることができ、
不当書込みの原因究明を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のメモリ保護装置を適用したマイコンシ
ステムのブロック構成図。
【図2】図1の不当書込情報装置内の構成図。
【図3】図1のマイコンシステム内の各部における動作
を説明するための信号のタイミングチャート。
【図4】従来のマイコンシステムにおけるメモリ保護装
置の構成を示す図。
【符号の説明】
10 マイコンシステム 11 CPU 12 プログラムROM 13 メモリ 14 不当書込情報装置 15 メモリライトプロテクト装置 16 データバス 17 アドレスバス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリの書込み禁止領域に対するアクセ
    スを検出し、不当書込みを禁止するメモリ保護手段を有
    するメモリ保護装置において、 プログラムの実行に応じてプログラム・フェッチ・アド
    レスを記憶する不当書込情報記憶手段と、 上記メモリ保護手段が不当書込を検出した際に、該不当
    書込情報記憶手段に対してフェッチ動作を中止させる制
    御手段とを具備したことを特徴とするメモリ保護装置。
JP4360328A 1992-12-29 1992-12-29 メモリ保護装置 Pending JPH06202957A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4360328A JPH06202957A (ja) 1992-12-29 1992-12-29 メモリ保護装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4360328A JPH06202957A (ja) 1992-12-29 1992-12-29 メモリ保護装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06202957A true JPH06202957A (ja) 1994-07-22

Family

ID=18468929

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4360328A Pending JPH06202957A (ja) 1992-12-29 1992-12-29 メモリ保護装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06202957A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6101586A (en) * 1997-02-14 2000-08-08 Nec Corporation Memory access control circuit

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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