JPH06202935A - 画像形成方法及び装置 - Google Patents
画像形成方法及び装置Info
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- JPH06202935A JPH06202935A JP4361293A JP36129392A JPH06202935A JP H06202935 A JPH06202935 A JP H06202935A JP 4361293 A JP4361293 A JP 4361293A JP 36129392 A JP36129392 A JP 36129392A JP H06202935 A JPH06202935 A JP H06202935A
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K15/00—Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
- G06K15/02—Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K2215/00—Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data
- G06K2215/0002—Handling the output data
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Memory System (AREA)
- Record Information Processing For Printing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 画像データに応じてビットマップメモリのペ
ージ数を増減させることを可能とし、メモリの使用効率
を向上すると共に、高速に画像形成を実行する。 【構成】 あるページに対する印刷を実行している間に
次のページの印刷データを受信すると（ステップＳ２１
〜２７）、空き状態のビットマップメモリが存在するか
どうかをチェックする（ステップＳ２８）。もし、空き
状態のビットマップメモリがなければ、ビットマップメ
モリを確保するのに十分なＲＡＭ領域が有るかどうかを
チェックし、（ステップＳ２９）十分なＲＡＭ領域が有
れば、ビットマップメモリとして確保し、ここにイメー
ジデータを展開する（ステップＳ３０、３１）。また、
空き状態のビットマップメモリが複数ページ分存在する
場合は、１ページ分のビットマップメモリを残して、他
の領域を開放する（ステップＳ３２、３３）。
ージ数を増減させることを可能とし、メモリの使用効率
を向上すると共に、高速に画像形成を実行する。 【構成】 あるページに対する印刷を実行している間に
次のページの印刷データを受信すると（ステップＳ２１
〜２７）、空き状態のビットマップメモリが存在するか
どうかをチェックする（ステップＳ２８）。もし、空き
状態のビットマップメモリがなければ、ビットマップメ
モリを確保するのに十分なＲＡＭ領域が有るかどうかを
チェックし、（ステップＳ２９）十分なＲＡＭ領域が有
れば、ビットマップメモリとして確保し、ここにイメー
ジデータを展開する（ステップＳ３０、３１）。また、
空き状態のビットマップメモリが複数ページ分存在する
場合は、１ページ分のビットマップメモリを残して、他
の領域を開放する（ステップＳ３２、３３）。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成方法及び装置
に関するものである。更に詳しくは、複数ページ分のビ
ットマップメモリを備える画像形成方法及び装置に関す
る。
に関するものである。更に詳しくは、複数ページ分のビ
ットマップメモリを備える画像形成方法及び装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】多くの汎用インタフェースを持つページ
プリンタは、然るべきページ記述言語で記述された印刷
データをホストコンピュータから受信し、これを入力バ
ッファに蓄える。そして、印刷データを入力バッファか
ら読みだし、解析し、コマンドの処理を行い、文字パタ
ーン，図形パターンを生成し、イメージデータとしてビ
ットマップメモリ上に描画する。そして、ビットマップ
メモリ上に格納された描画内容を記録用紙等の記録媒体
上に可視画像として形成することによって印刷を行う。
プリンタは、然るべきページ記述言語で記述された印刷
データをホストコンピュータから受信し、これを入力バ
ッファに蓄える。そして、印刷データを入力バッファか
ら読みだし、解析し、コマンドの処理を行い、文字パタ
ーン，図形パターンを生成し、イメージデータとしてビ
ットマップメモリ上に描画する。そして、ビットマップ
メモリ上に格納された描画内容を記録用紙等の記録媒体
上に可視画像として形成することによって印刷を行う。
【０００３】この時のビットマップメモリは、記録用紙
１枚分（１ページ分）あれば、原理的には印刷を行うこ
とができる。１ページ目をビットマップメモリ上に描画
し印刷し、続いて２ページ目を描画し印刷し、という処
理を繰り返すのである。しかし、現実のプリンタでは、
備えられたビットマップメモリが必ずしも記録用紙１枚
分であるとは限らず、複数枚分のビットマップメモリを
備えるものがある。これは、同一条件の元では、一般に
複数枚分のビットマップメモリがある方が高速に印刷が
行われるためである。このように印刷が高速になるとい
うことに関してはいくつかの理由があるが、その主なと
ころを挙げると、 （１）エンジンが一枚のページを印刷するのに有する機
械的な動作時間が一定であるのに対し、ＣＰＵが印字デ
ータを処理するのに要する時間はページごとに大きくな
る。ビットマップメモリが多いと、データ処理に要する
時間の少ないページに関しては、印刷，排紙が行われる
のを待たずに２枚目，３枚目のビットマップメモリに描
画を行うことができ、ビットマップメモリが足りないた
めにＣＰＵが描画待ち状態に陥ってしまうのを防ぐこと
ができる。
１枚分（１ページ分）あれば、原理的には印刷を行うこ
とができる。１ページ目をビットマップメモリ上に描画
し印刷し、続いて２ページ目を描画し印刷し、という処
理を繰り返すのである。しかし、現実のプリンタでは、
備えられたビットマップメモリが必ずしも記録用紙１枚
分であるとは限らず、複数枚分のビットマップメモリを
備えるものがある。これは、同一条件の元では、一般に
複数枚分のビットマップメモリがある方が高速に印刷が
行われるためである。このように印刷が高速になるとい
うことに関してはいくつかの理由があるが、その主なと
ころを挙げると、 （１）エンジンが一枚のページを印刷するのに有する機
械的な動作時間が一定であるのに対し、ＣＰＵが印字デ
ータを処理するのに要する時間はページごとに大きくな
る。ビットマップメモリが多いと、データ処理に要する
時間の少ないページに関しては、印刷，排紙が行われる
のを待たずに２枚目，３枚目のビットマップメモリに描
画を行うことができ、ビットマップメモリが足りないた
めにＣＰＵが描画待ち状態に陥ってしまうのを防ぐこと
ができる。
【０００４】（２）両面印刷の場合、高速に印刷を行う
ためには、プリンタエンジンの給紙機構の関係から、エ
ンジン内部での時系列的なページの印刷順序を文書の論
理的なページ順とは変える必要のあることが多い。例え
ば、まず、文書の１ページ目を１枚目の用紙の表に印刷
し、２枚目の紙の表に３ページ目を印刷し、そして、１
枚目の紙を裏返して２ページ目を印刷して排紙し、３枚
目の紙の表に５ページ目を印刷し、２枚目の紙を裏返し
て４ページ目を印刷して排紙し、３枚目の紙の表に７ペ
ージ目を印刷して、という具合に印刷を行うと、エンジ
ンは最高速で両面印刷を行うことのできるプリンタがあ
る。１ページ目から順に印刷を行うように紙の移動，裏
返しを行うと、結果的に印刷速度は大きく低下するので
ある。ところが、印刷データはホストコンピュータより
１ページ目から順に送信されてくるので、上記のように
ページ順とは異なった順序で印刷を行う場合、最低３ペ
ージ分のビットマップメモリが必要となる。
ためには、プリンタエンジンの給紙機構の関係から、エ
ンジン内部での時系列的なページの印刷順序を文書の論
理的なページ順とは変える必要のあることが多い。例え
ば、まず、文書の１ページ目を１枚目の用紙の表に印刷
し、２枚目の紙の表に３ページ目を印刷し、そして、１
枚目の紙を裏返して２ページ目を印刷して排紙し、３枚
目の紙の表に５ページ目を印刷し、２枚目の紙を裏返し
て４ページ目を印刷して排紙し、３枚目の紙の表に７ペ
ージ目を印刷して、という具合に印刷を行うと、エンジ
ンは最高速で両面印刷を行うことのできるプリンタがあ
る。１ページ目から順に印刷を行うように紙の移動，裏
返しを行うと、結果的に印刷速度は大きく低下するので
ある。ところが、印刷データはホストコンピュータより
１ページ目から順に送信されてくるので、上記のように
ページ順とは異なった順序で印刷を行う場合、最低３ペ
ージ分のビットマップメモリが必要となる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】十分に大きな容量のＲ
ＡＭがあれば、複数のビットマップメモリを持つ方が処
理が速いのは上述のとおりである。しかしながら、ビッ
トマップメモリは決して小さくないＲＡＭ領域を必要と
する。このため、１ページ分のビットマップメモリに必
要なＲＡＭのコストは、プリンタ全体の価格に対して決
して無視できないものとなる。
ＡＭがあれば、複数のビットマップメモリを持つ方が処
理が速いのは上述のとおりである。しかしながら、ビッ
トマップメモリは決して小さくないＲＡＭ領域を必要と
する。このため、１ページ分のビットマップメモリに必
要なＲＡＭのコストは、プリンタ全体の価格に対して決
して無視できないものとなる。
【０００６】また、ＲＡＭ領域において、例えば、キャ
ッシュメモリとして使用する領域や、各種処理のための
一時的なデータの保管場所として使用する領域などが確
保される。そして、限られたメモリ資源をどの領域のた
めに費やせば、装置全体としての効率が最も良くなるか
ということは、データの内容により異なる。しかしなが
ら、従来のプリンタでは、ビットマップメモリの大きさ
は、プリンタの電源が入れられた時点で決まっている
か、プリンタに付属するパネルの操作等により設定され
るか、或いは外部ホストコンピュータからのコマンドに
より設定されるものであり、いずれにしてもその後の印
刷データの内容にかかわらず、その設定内容に従って処
理が行われる。従って、入力された印刷データによっ
て、ビットマップメモリが多すぎたり、或いは少なすぎ
たり、キャッシュとして使用する領域に不足が生じたり
する等の問題がある。
ッシュメモリとして使用する領域や、各種処理のための
一時的なデータの保管場所として使用する領域などが確
保される。そして、限られたメモリ資源をどの領域のた
めに費やせば、装置全体としての効率が最も良くなるか
ということは、データの内容により異なる。しかしなが
ら、従来のプリンタでは、ビットマップメモリの大きさ
は、プリンタの電源が入れられた時点で決まっている
か、プリンタに付属するパネルの操作等により設定され
るか、或いは外部ホストコンピュータからのコマンドに
より設定されるものであり、いずれにしてもその後の印
刷データの内容にかかわらず、その設定内容に従って処
理が行われる。従って、入力された印刷データによっ
て、ビットマップメモリが多すぎたり、或いは少なすぎ
たり、キャッシュとして使用する領域に不足が生じたり
する等の問題がある。
【０００７】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、画像データに応じてビットマップメモリのペ
ージ数を増減させることを可能とし、メモリの使用効率
を向上すると共に、高速に画像形成を実行する画像形成
方法及び装置を提供することを目的とする。
のであり、画像データに応じてビットマップメモリのペ
ージ数を増減させることを可能とし、メモリの使用効率
を向上すると共に、高速に画像形成を実行する画像形成
方法及び装置を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明による画像形成装置は以下の構成を備える。
即ち、ビットマップメモリ上に格納されたイメージデー
タを可視画像に形成する画像形成装置であって、ページ
単位でイメージデータを記憶するためのビットマップメ
モリとしての領域を備える記憶手段と、前記記憶手段に
おけるビットマップメモリの過不足を判断する判断手段
と、画像の形成時における前記記憶手段のビットマップ
メモリのページ数を前記判断手段の判断結果及び前記記
憶手段の使用状況に基づいて変更する変更手段と、を備
える。
めに本発明による画像形成装置は以下の構成を備える。
即ち、ビットマップメモリ上に格納されたイメージデー
タを可視画像に形成する画像形成装置であって、ページ
単位でイメージデータを記憶するためのビットマップメ
モリとしての領域を備える記憶手段と、前記記憶手段に
おけるビットマップメモリの過不足を判断する判断手段
と、画像の形成時における前記記憶手段のビットマップ
メモリのページ数を前記判断手段の判断結果及び前記記
憶手段の使用状況に基づいて変更する変更手段と、を備
える。
【０００９】上記の目的を達成するための本発明による
画像形成方法は以下の構成を備える。即ち、ビットマッ
プメモリ上に格納されたイメージデータを可視画像に形
成する画像形成方法であって、ページ単位でイメージデ
ータを記憶するためのビットマップメモリとしての領域
を備える記憶工程と、前記記憶工程におけるビットマッ
プメモリの過不足を判断する判断工程と、画像の形成時
における前記記憶工程のビットマップメモリのページ数
を前記判断工程の判断結果及び前記記憶工程の使用状況
に基づいて変更する変更工程と、を備える。
画像形成方法は以下の構成を備える。即ち、ビットマッ
プメモリ上に格納されたイメージデータを可視画像に形
成する画像形成方法であって、ページ単位でイメージデ
ータを記憶するためのビットマップメモリとしての領域
を備える記憶工程と、前記記憶工程におけるビットマッ
プメモリの過不足を判断する判断工程と、画像の形成時
における前記記憶工程のビットマップメモリのページ数
を前記判断工程の判断結果及び前記記憶工程の使用状況
に基づいて変更する変更工程と、を備える。
【００１０】
【作用】上記の構成により、イメージデータを可視画像
に形成する際に、記憶手段にビットマップメモリとして
確保された領域にイメージデータを格納する。このとき
前記記憶手段内においてビットマップメモリが過多な状
態（例えば、未使用状態となるビットマップメモリの領
域が残っている等）であればこれを開放して他の用途に
も使用できるようにする。また、ビットマップメモリが
不足状態（例えば、新たなイメージデータを格納するた
めのビットマップメモリが無い場合等）であれば、前記
記憶手段の使用状況（例えばビットマップメモリとして
確保できる領域が残っているかどうか等）に基づいて、
新たにビットマップメモリとしての領域を確保しこれに
イメージデータを格納する。
に形成する際に、記憶手段にビットマップメモリとして
確保された領域にイメージデータを格納する。このとき
前記記憶手段内においてビットマップメモリが過多な状
態（例えば、未使用状態となるビットマップメモリの領
域が残っている等）であればこれを開放して他の用途に
も使用できるようにする。また、ビットマップメモリが
不足状態（例えば、新たなイメージデータを格納するた
めのビットマップメモリが無い場合等）であれば、前記
記憶手段の使用状況（例えばビットマップメモリとして
確保できる領域が残っているかどうか等）に基づいて、
新たにビットマップメモリとしての領域を確保しこれに
イメージデータを格納する。
【００１１】
【実施例】以下に添付の図面を参照して本発明の好適な
実施例について説明する。
実施例について説明する。
【００１２】図１は本実施例の印刷装置（プリンタ）の
概略構成を表すブロック図である。１はホストコンピュ
ータであり、プリンタ２に対してページ記述言語で記述
された印刷データを送信する。２はプリンタであり、ホ
ストコンピュータ１から送信された印刷データを記録紙
上に印刷する。２１はＣＰＵであり、本プリンタ２の全
体を制御する。２２はＲＯＭであり、制御プログラム
や、各種データ等が格納されている。２３はＲＡＭであ
り、ビットマップメモリとしての領域、キャッシュメモ
リとしての領域、各種処理に用いるデータを一時的に保
管する領域などを備える。２３１はＲＡＭ２３上にある
ビットマップメモリとしての領域であり、解釈された印
刷データをイメージデータとして描画する。２４は印刷
部であり、ビットマップメモリ２３１上に描画された画
像を記録用紙上に可視像形成するものである。
概略構成を表すブロック図である。１はホストコンピュ
ータであり、プリンタ２に対してページ記述言語で記述
された印刷データを送信する。２はプリンタであり、ホ
ストコンピュータ１から送信された印刷データを記録紙
上に印刷する。２１はＣＰＵであり、本プリンタ２の全
体を制御する。２２はＲＯＭであり、制御プログラム
や、各種データ等が格納されている。２３はＲＡＭであ
り、ビットマップメモリとしての領域、キャッシュメモ
リとしての領域、各種処理に用いるデータを一時的に保
管する領域などを備える。２３１はＲＡＭ２３上にある
ビットマップメモリとしての領域であり、解釈された印
刷データをイメージデータとして描画する。２４は印刷
部であり、ビットマップメモリ２３１上に描画された画
像を記録用紙上に可視像形成するものである。
【００１３】以上の構成を有するプリンタ２において、
印刷データに応じたビットマップメモリ２３１のページ
数の増減を実行する。以下に、ビットマップメモリ２３
１のページ数の設定動作について図２のフローチャート
を参照して説明する。
印刷データに応じたビットマップメモリ２３１のページ
数の増減を実行する。以下に、ビットマップメモリ２３
１のページ数の設定動作について図２のフローチャート
を参照して説明する。
【００１４】図２は、本実施例のプリンタ２における印
刷動作を表すフローチャートである。まず、ステップＳ
２１でビットマップを一枚ＲＡＭ上に確保する。本プリ
ンタ２のビットマップメモリ２３１のデフォルト枚数は
１枚とする。次に、ステップＳ２２で印刷データの入力
を待つ。印刷データを受信するとステップＳ２３に進
み、その内容を解釈する。そして、これが排紙コマンド
でない場合はステップＳ２５に進み、ビットマップメモ
リ２３１上に描画を行う。一方、ステップＳ２４で印刷
データが排紙コマンドであった場合、ステップＳ２６に
進みエンジンに印刷要求を行う。印刷要求を行うと、エ
ンジンは用紙を給紙し印刷部に運ぶ。このタイミングに
合わせて、コントローラソフトウェアの別のタスクから
の指示により、ビットマップ上の画像データが印刷部２
４に転送される。印刷部２４において、その画像が記録
用紙上に可視像形成される。
刷動作を表すフローチャートである。まず、ステップＳ
２１でビットマップを一枚ＲＡＭ上に確保する。本プリ
ンタ２のビットマップメモリ２３１のデフォルト枚数は
１枚とする。次に、ステップＳ２２で印刷データの入力
を待つ。印刷データを受信するとステップＳ２３に進
み、その内容を解釈する。そして、これが排紙コマンド
でない場合はステップＳ２５に進み、ビットマップメモ
リ２３１上に描画を行う。一方、ステップＳ２４で印刷
データが排紙コマンドであった場合、ステップＳ２６に
進みエンジンに印刷要求を行う。印刷要求を行うと、エ
ンジンは用紙を給紙し印刷部に運ぶ。このタイミングに
合わせて、コントローラソフトウェアの別のタスクから
の指示により、ビットマップ上の画像データが印刷部２
４に転送される。印刷部２４において、その画像が記録
用紙上に可視像形成される。
【００１５】記録用紙を物理的に移動させたり、装置が
印刷の作業を行うためには所定の時間を有するため、こ
の間にコントローラは次のデータを処理して、次の画像
を作成し始めると装置全体として効率がよい。そのた
め、本実施例のプリンタ２においても、コントローラの
ソフトウェアはマルチタスク構造を有しており、図２で
表しているコマンドの解釈やビットマップメモリへの描
画を行うタスクは、印刷要求の後、その記録用紙への印
刷終了を待たずに次の印刷データに対して作業を進め
る。
印刷の作業を行うためには所定の時間を有するため、こ
の間にコントローラは次のデータを処理して、次の画像
を作成し始めると装置全体として効率がよい。そのた
め、本実施例のプリンタ２においても、コントローラの
ソフトウェアはマルチタスク構造を有しており、図２で
表しているコマンドの解釈やビットマップメモリへの描
画を行うタスクは、印刷要求の後、その記録用紙への印
刷終了を待たずに次の印刷データに対して作業を進め
る。
【００１６】次にステップＳ２７で、次の受信データが
あるか否かを判断する。無い場合にはデータ受信を待
つ。次の受信データがある場合にはステップＳ２８に進
み、新たに画像を描画できるビットマップメモリがある
か否かを判断する。例えば、ビットマップメモリが一枚
分しかない場合には、前ページの排紙が終わるまで、ビ
ットマップメモリに空きはない。空きがない場合はステ
ップＳ２９にて、ビットマップメモリを新たに確保する
だけの領域がＲＡＭ２３のフリーＲＡＭ領域に存在する
か否かを判断する。ここで、フリーＲＡＭ領域とはビッ
トマップメモリその他の領域として指定が可能な領域で
ある。もしその様な領域がない場合はステップＳ２８に
戻り、ビットマップメモリが空いているか否かの判断に
戻る。この場合、ステップＳ２８とＳ２９を繰り返して
いる間に、印刷の進行によりフリーＲＡＭ領域に空き領
域ができるか、あるいはビットマップメモリの用紙への
転送，用紙の排紙が終了し、ビットマップメモリに空き
ができるまで上記のループ（ステップＳ２８及び２９）
が繰り返される。
あるか否かを判断する。無い場合にはデータ受信を待
つ。次の受信データがある場合にはステップＳ２８に進
み、新たに画像を描画できるビットマップメモリがある
か否かを判断する。例えば、ビットマップメモリが一枚
分しかない場合には、前ページの排紙が終わるまで、ビ
ットマップメモリに空きはない。空きがない場合はステ
ップＳ２９にて、ビットマップメモリを新たに確保する
だけの領域がＲＡＭ２３のフリーＲＡＭ領域に存在する
か否かを判断する。ここで、フリーＲＡＭ領域とはビッ
トマップメモリその他の領域として指定が可能な領域で
ある。もしその様な領域がない場合はステップＳ２８に
戻り、ビットマップメモリが空いているか否かの判断に
戻る。この場合、ステップＳ２８とＳ２９を繰り返して
いる間に、印刷の進行によりフリーＲＡＭ領域に空き領
域ができるか、あるいはビットマップメモリの用紙への
転送，用紙の排紙が終了し、ビットマップメモリに空き
ができるまで上記のループ（ステップＳ２８及び２９）
が繰り返される。
【００１７】ステップＳ２９でフリーＲＡＭ領域にビッ
トマップメモリを確保するだけの空き領域が存在する場
合はステップＳ３０に進む。ステップＳ３０では、フリ
ーＲＡＭ領域に対してビットマップメモリ用のメモリを
アロケートし、ビットマップメモリとして使用できる領
域を確保する。そして、次のステップＳ３１でビットマ
ップメモリへの次ページの描画を行う。ステップＳ２８
で空いているビットマップメモリが存在した場合ステッ
プＳ３２へ進み、空いているビットマップメモリが２枚
以上あるかを判断する。例えば、複雑な画像を描くペー
ジがあったり印刷文字数の多いページがあったりする
と、そのページの解析，描画処理に多くの時間を要し、
その間にたくさんの空き状態のビットマップメモリがで
きる可能性がある。ステップＳ３２で空き状態のビット
マップメモリが２枚以上無い場合は、空き状態のビット
マップメモリは１枚だけであるということなので、ステ
ップＳ３１でそのビットマップメモリに描画を行う。ま
た、ステップＳ３２で空きビットマップメモリが２枚以
上ある場合はステップＳ３３へ進み、１枚分のビットマ
ップメモリを残し、他のビットマップメモリをフリーＲ
ＡＭ領域に開放する。そして、ステップＳ３１でビット
マップメモリへの描画処理を行う。
トマップメモリを確保するだけの空き領域が存在する場
合はステップＳ３０に進む。ステップＳ３０では、フリ
ーＲＡＭ領域に対してビットマップメモリ用のメモリを
アロケートし、ビットマップメモリとして使用できる領
域を確保する。そして、次のステップＳ３１でビットマ
ップメモリへの次ページの描画を行う。ステップＳ２８
で空いているビットマップメモリが存在した場合ステッ
プＳ３２へ進み、空いているビットマップメモリが２枚
以上あるかを判断する。例えば、複雑な画像を描くペー
ジがあったり印刷文字数の多いページがあったりする
と、そのページの解析，描画処理に多くの時間を要し、
その間にたくさんの空き状態のビットマップメモリがで
きる可能性がある。ステップＳ３２で空き状態のビット
マップメモリが２枚以上無い場合は、空き状態のビット
マップメモリは１枚だけであるということなので、ステ
ップＳ３１でそのビットマップメモリに描画を行う。ま
た、ステップＳ３２で空きビットマップメモリが２枚以
上ある場合はステップＳ３３へ進み、１枚分のビットマ
ップメモリを残し、他のビットマップメモリをフリーＲ
ＡＭ領域に開放する。そして、ステップＳ３１でビット
マップメモリへの描画処理を行う。
【００１８】以上説明したように、本実施例のプリンタ
によれば、ビットマップメモリが余っている場合にはフ
リーＲＡＭ領域として開放される。また、ビットマップ
メモリが足りず、ＣＰＵ２１がビットマップメモリの空
きを待つような状態のときには新たにビットマップメモ
リを確保するので、ＲＡＭを有効に使用しつつ、高速な
印刷が実行される。
によれば、ビットマップメモリが余っている場合にはフ
リーＲＡＭ領域として開放される。また、ビットマップ
メモリが足りず、ＣＰＵ２１がビットマップメモリの空
きを待つような状態のときには新たにビットマップメモ
リを確保するので、ＲＡＭを有効に使用しつつ、高速な
印刷が実行される。
【００１９】尚、本実施例においては、ビットマップメ
モリが足りずＲＡＭに余裕のある場合にビットマップメ
モリを増やしたがこれに限られるものではない。例え
ば、ビットマップメモリを増やすにあたり、所定の最大
値を設けることも可能である。更に、その最大値をコマ
ンドやパネル等により設定できるようにしたり、あるい
は過去の印刷処理の状況を蓄積しておいて学習機能によ
り自動的に設定するなどの方法も可能であることは言う
までもない。
モリが足りずＲＡＭに余裕のある場合にビットマップメ
モリを増やしたがこれに限られるものではない。例え
ば、ビットマップメモリを増やすにあたり、所定の最大
値を設けることも可能である。更に、その最大値をコマ
ンドやパネル等により設定できるようにしたり、あるい
は過去の印刷処理の状況を蓄積しておいて学習機能によ
り自動的に設定するなどの方法も可能であることは言う
までもない。
【００２０】また、本実施例においては、複数のビット
マップメモリを持つメリットとして、印刷実行中におけ
るビットマップメモリの不足によるＣＰＵの待ち状態の
発生を防ぐという観点によりビットマップメモリの領域
を増減するアルゴリズムを生成しているがこれに限られ
ない。例えば、両面印刷を高速に行うプリンタにおい
て、その高速性の維持とメモリの使用効率の向上という
観点よりビットマップメモリの領域の増減を実行するよ
うにしてもよいことはいうまでもない。
マップメモリを持つメリットとして、印刷実行中におけ
るビットマップメモリの不足によるＣＰＵの待ち状態の
発生を防ぐという観点によりビットマップメモリの領域
を増減するアルゴリズムを生成しているがこれに限られ
ない。例えば、両面印刷を高速に行うプリンタにおい
て、その高速性の維持とメモリの使用効率の向上という
観点よりビットマップメモリの領域の増減を実行するよ
うにしてもよいことはいうまでもない。
【００２１】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、１つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。
システムに適用しても、１つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。
【００２２】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の画像
形成方法及び装置によれば、画像データに応じてビット
マップメモリのページ数を増減させることが可能とな
り、メモリの使用効率が向上すると共に、高速に画像形
成を実行するという効果がある。
形成方法及び装置によれば、画像データに応じてビット
マップメモリのページ数を増減させることが可能とな
り、メモリの使用効率が向上すると共に、高速に画像形
成を実行するという効果がある。
【００２３】
【図１】本実施例による印刷装置の概略構成を表すブロ
ック図である。
ック図である。
【図２】本実施例の印刷装置における印刷処理の手順を
表すフローチャートである。
表すフローチャートである。
１ ホストコンピュータ ２ プリンタ ２１ ＣＰＵ ２２ ＲＯＭ ２３ ＲＡＭ ２３１ ビットマップメモリ ２４ 印刷部
Claims (4)
- 【請求項１】 ビットマップメモリ上に格納されたイメ
ージデータを可視画像に形成する画像形成装置であっ
て、 ページ単位でイメージデータを記憶するためのビットマ
ップメモリとしての領域を備える記憶手段と、 前記記憶手段におけるビットマップメモリの過不足を判
断する判断手段と、 画像の形成時における前記記憶手段のビットマップメモ
リのページ数を前記判断手段の判断結果及び前記記憶手
段の使用状況に基づいて変更する変更手段と、 を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項２】 前記判断手段は、前記イメージデータを
格納する際に前記ビットマップメモリの領域が複数ペー
ジ分存在するとビットマップメモリが過多状態にあると
判断し、また、前記イメージデータを格納する際に新た
にイメージデータを格納できる前記ビットマップメモリ
の領域が無いとビットマップメモリが不足状態にあると
判断し、 前記変更手段は、前記判断手段による判断の結果が過多
状態であるとき画像形成時におけるビットマップメモリ
のページ数を減らし、また、前記判断手段の結果が不足
状態であって、かつ前記記憶手段が新たなビットマップ
メモリの領域を確保可能であるとき画像形成時における
ビットマップメモリのページ数を増やす、 ことを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。 - 【請求項３】 ビットマップメモリ上に格納されたイメ
ージデータを可視画像に形成する画像形成方法であっ
て、 ページ単位でイメージデータを記憶するためのビットマ
ップメモリとしての領域を備える記憶工程と、 前記記憶工程におけるビットマップメモリの過不足を判
断する判断工程と、 画像の形成時における前記記憶工程のビットマップメモ
リのページ数を前記判断工程の判断結果及び前記記憶工
程の使用状況に基づいて変更する変更工程と、 を備えることを特徴とする画像形成方法。 - 【請求項４】 前記判断工程は、前記イメージデータを
格納する際に前記ビットマップメモリの領域が複数ペー
ジ分存在するとビットマップメモリが過多状態にあると
判断し、また、前記イメージデータを格納する際に新た
にイメージデータを格納できる前記ビットマップメモリ
の領域が無いとビットマップメモリが不足状態にあると
判断し、 前記変更工程は、前記判断工程による判断の結果が過多
状態であるとき画像形成時におけるビットマップメモリ
のページ数を減らし、また、前記判断工程の結果が不足
状態であって、かつ前記記憶工程が新たなビットマップ
メモリの領域を確保可能であるとき画像形成時における
ビットマップメモリのページ数を増やす、 ことを特徴とする請求項３に記載の画像形成方法。
Priority Applications (2)
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|---|---|---|---|
| JP36129392A JP3311056B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 画像形成方法及び装置 |
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36129392A JP3311056B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 画像形成方法及び装置 |
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ID=18472985
Family Applications (1)
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| JP36129392A Expired - Fee Related JP3311056B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 画像形成方法及び装置 |
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|---|---|---|---|---|
| JPS63296952A (ja) * | 1987-05-29 | 1988-12-05 | Ricoh Co Ltd | プリンタ |
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Family Cites Families (2)
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| US5029109A (en) * | 1989-02-23 | 1991-07-02 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Image forming device with a small sized memory device employing a bit map assignment system |
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1996
- 1996-07-10 US US08/677,909 patent/US5905853A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63296952A (ja) * | 1987-05-29 | 1988-12-05 | Ricoh Co Ltd | プリンタ |
| JPH02224191A (ja) * | 1989-02-27 | 1990-09-06 | Canon Inc | 画像出力装置 |
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|---|---|
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