JPH0620291Y2 - バツテリボツクス - Google Patents

バツテリボツクス

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JPH0620291Y2
JPH0620291Y2 JP12892687U JP12892687U JPH0620291Y2 JP H0620291 Y2 JPH0620291 Y2 JP H0620291Y2 JP 12892687 U JP12892687 U JP 12892687U JP 12892687 U JP12892687 U JP 12892687U JP H0620291 Y2 JPH0620291 Y2 JP H0620291Y2
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JP
Japan
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battery
battery box
cathode
cathode terminal
box body
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP12892687U
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English (en)
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JPS6433160U (ja
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博之 鈴木
健二 玉木
仁 吉澤
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車両等に搭載されるバッテリボックスに関する
ものである。
(従来技術とその問題点) 従来バッテリを車両等に組み付ける場合の誤組防止や作
業性の向上を図るものとして、実開昭58-21959号公報に
開示された技術がある。この従来技術は、バッテリ端子
の上から、バッテリコードと端子係合部を一体化してカ
セット式に結線する構造のものである。
しかし、この構造のものはバッテリを固定する際の方向
性が変わってしまうと陽極、陰極の結線が逆になる不具
合があった。
また、車両等が備えたバッテリボックスにバッテリを収
納する形式のものでは、バッテリaをバッテリボックス
に収納する際、バッテリaの陽極、陰極端子d,eから
それぞれ延びる陽極側、陰極側コードb,cの取りまわ
しは、バッテリaを収納する際の方向性に大きく影響す
る。つまり、第7図に示すような組み付けを正規とする
と第8図のような組み付けをした場合、陽極側、陰極側
コードb,cに無理な張力がかかる。
また、バッテリ脱着の際、端子脱着の順序をまちがえた
場合即ち、陰極端子を外す前に陽極端子を外したり、陽
極端子を装着する前に陰極端子を装着したりすると、端
子と車体との間が工具で短絡し、ショートを引き起こす
ことがあった。
(考案の目的) 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的と
するところはバッテリ脱着に際して、陽極、陰極端子の
脱着順序或は接続する極性が逆になることを防止するこ
とができると共に、バッテリを確実に固定できるように
したバッテリボックスを提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために本考案のバッテリボックス
は、バッテリを着脱可能に収納し得るバッテリボックス
本体の上面部所定箇所に開口部を設けると共に、前記バ
ッテリボックス本体に、前記開口部に臨む陰極端子を接
続したコードを固定し、且つ前記バッテリボックス本体
内に、このバッテリボックス本体に前記バッテリが所定
方向に向けて収納されたとき該バッテリの陰極端子が前
記開口部に臨む陰極端子と対応合致し得る如く該バッテ
リの陰極端子周囲の凹部に係脱可能に係合する係合部を
設けたことを特徴とするものである。
(作用) バッテリの陽極端子に、コードに取り付けた陽極端子を
接続した後、該バッテリを所定方向に向けてバッテリボ
ックス本体内に収納すると、バッテリの陰極端子周囲の
凹部に係合部が係合すると共に、バッテリの陰極端子が
前記開口部に臨む陰極端子と対応合致し、これら両陰極
端子を接続する。また、バッテリをバッテリボックス本
体より引き出す場合は、まず、開口部を利用して陰極端
子をバッテリの陰極端子より外した後に、バッテリをバ
ッテリボックス本体より引き出して、コードの陽極端子
をバッテリの陽極端子から取り外す。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図乃至第6図に基づいて
説明する。
第1図は本考案のバッテリボックスの側面斜視図、第2
図は同前面斜視図、第3図はバッテリの後面斜視図であ
る。バッテリ1の上面後部左右の隅角部には、平面四角
形状の凹部2,3が形成してある。左側の凹部2には陽
極端子4が設けてあり、右側の凹部3には陰極端子5が
設けてある。各図中6は本考案のバッテリボックスであ
り、このバッテリボックス6は前記バッテリ1を着脱自
在に収納し得るバッテリボックス本体7を備えている。
このバッテリボックス本体7は前面が開口した四角箱状
体であり、その開口面8には開閉自在に蓋体9が取り付
けてある。該蓋体9は、その下縁部9aが、前記開口面
8の下縁部8aにヒンジ10を介して回動自在に連結し
てある。前記バッテリボックス本体7の第2図中左側面
部11の上側コーナ部には前後方向に反って膨出部12
が形成してあり、この膨出部12の内側部分が陽極側コ
ード収容部13となっている。
前記バッテリボックス本体7の上面部14の後部の第2
図中右側には、開口部15が形成してある。前記バッテ
リボックス本体7の上面部14には、陰極側コード16
がクリップ17により固着してあり、この陰極側コード
16の先端部には、陰極端子18が取り付けてある。該
陰極端子18は前記開口部15内に臨んで配置してあ
る。
前記バッテリボックス本体7の上面内側の左右には、垂
直リブよりなる係合部19,20が設けてある。前記係
合部19,20の下面から前記バッテリボックス本体7
の上面内側までの高さHは、前記バッテリ1の凹部2,
3の深さLと略同一に設定してある。前記左右の係合部
19,20相互間に、前記バッテリ1の凹部2,3相互
間が挿入されるようになっている(第4図、第5図参
照)。
このようにバッテリ1の凹部2,3に対して係合部1
9,20が上記のような構成のリブで形成されているた
めに、バッテリ1の陽極、陰極端子4,5の配列は、こ
れら両端子4,5を結ぶ線イがバッテリ1の線対称線と
ならないようなパターンでなければならない(第6図参
照)。
次に作用を説明する。
前記バッテリ1の陽極端子4に、陽極側コード23の先
端の陽極端子24を接続する。この状態でバッテリ1
を、バッテリボックス6の開口面8から内部に収納す
る。この場合、前記陽極側コード23は、前記陽極側コ
ード収容部13に収容される。バッテリ1がバッテリボ
ックス6に完全に収納された状態では、バッテリ1の左
右の凹部2,3底面に前記係合部19,20の下面が当
接すると共に、これら係合部19、20相互間に前記バ
ッテリ1の凹部2,3相互間が挿入される。また、前記
バッテリ1の陰極端子5が、バッテリボックス6の上面
部14の開口部15内に臨んでいる陰極側コード16の
陰極端子18と対応合致する。
このようにした後、前記バッテリボックス6の上面部1
4に固定された陰極側コード16の先端の陰極端子18
を、バッテリ1の陰極端子5に開口部15を利用して接
続した後、蓋体9を閉じてバッテリボックス6の開口面
8を閉塞すればよい。
次に、前記バッテリボックス6からバッテリ1を取り外
す場合には、蓋体9を開いて開口面8を開放すると共
に、開口部15を利用して陰極側コード16先端の陰極
端子18をバッテリ1の陰極端子5より取り外す。
この後、バッテリ1をバッテリボックス6より引き出
し、陽極側コード23先端の陽極端子24をバッテリ1
の陽極端子4より外せばよい。
バッテリ1をバッテリボックス本体7に収納する場合、
バッテリ1の方向性が正規なものであれば、陽極、陰極
端子4,5周囲の凹部2,3に係合部19,20がそれ
ぞれ係合して前記開口部15に臨んでいる陰極側コード
16の陰極端子18とバッテリ1の陰極端子5とが必ず
対応合致し、これら両陰極端子18,5を、互いに接続
することができる。しかし、バッテリ1の方向性が正規
でなければ、係合部19,20がバッテリ1に干渉する
と共に、陰極端子5が開口部15に臨んでいる陰極側コ
ード16先端の陰極端子18に対応合致しない。
このようにバッテリ1の脱着に際して陽極、陰極端子
4,5を接続する極性が逆になることを防止できる。
また、バッテリ1をバッテリボックス本体7より引き出
す場合は、必ず陰極側コード16の陰極端子18をバッ
テリ1の陰極端子5より取り外さなければ陽極側コード
23の陽極端子24とバッテリ1の陽極端子4とを外せ
ない。また、バッテリ1をバッテリボックス本体7に取
り付ける場合も必ず陽極端子4,24を装着しなければ
陰極端子5,18を装着できない。
このために、端子の脱着順序を誤ることによる車体と陽
極端子との工具を介したショートが生じることはない。
(考案の効果) 以上詳述したように本考案のバッテリボックスは、バッ
テリを着脱可能に収納し得るバッテリボックス本体の上
面部所定箇所に開口部を設けると共に、前記バッテリボ
ックス本体に、前記開口部に臨む陰極端子を接続したコ
ードを固定し、且つ前記バッテリボックス本体内に、こ
のバッテリボックス本体に前記バッテリが所定方向に向
けて収納されたとき該バッテリの陰極端子が前記開口部
に臨む陰極端子と対応合致し得る如く該バッテリの陰極
端子周囲の凹部に係脱可能に係合する係合部を設けたこ
とを特徴とするものである。
従って、バッテリの脱着に際して陽極、陰極端子の接続
極性、或は接続順序が逆になることはない。また、係合
部と凹部との係合によりバッテリボックス本体に対する
バッテリの固定が確実となる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案の一実施例を示し、第1図は
本考案のバッテリボックスの一部省略した側面斜視図、
第2図は同前面斜視図、第3図はバッテリの後面斜視
図、第4図はバッテリの凹部とバッテリボックスの係合
部との関係を示す一部切欠側面図、第5図は同平面図、
第6図はバッテリの端子配列を示す平面図、第7図、第
8図はそれぞれ従来のバッテリボックスにバッテリを収
納する際のコード接続状態を示す斜視図である。 1…バッテリ、2,3…凹部、5…陰極端子、7…バッ
テリボックス本体、15…開口部、16…コード、18
…陰極端子、20…リブ(係合部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バッテリを着脱可能に収納し得るバッテリ
    ボックス本体の上面部所定箇所に開口部を設けると共
    に、前記バッテリボックス本体に、前記開口部に臨む陰
    極端子を接続したコードを固定し、且つ前記バッテリボ
    ックス本体内に、このバッテリボックス本体に前記バッ
    テリが所定方向に向けて収納されたとき該バッテリの陰
    極端子が前記開口部に臨む陰極端子と対応合致し得る如
    く該バッテリの陰極端子周囲の凹部に係脱可能に係合す
    る係合部を設けたことを特徴とするバッテリボックス。
JP12892687U 1987-08-25 1987-08-25 バツテリボツクス Expired - Lifetime JPH0620291Y2 (ja)

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JP12892687U JPH0620291Y2 (ja) 1987-08-25 1987-08-25 バツテリボツクス

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JPS6433160U JPS6433160U (ja) 1989-03-01
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