JPH0620207B2 - Dチヤネルパケツト処理方式 - Google Patents
Dチヤネルパケツト処理方式Info
- Publication number
- JPH0620207B2 JPH0620207B2 JP61092640A JP9264086A JPH0620207B2 JP H0620207 B2 JPH0620207 B2 JP H0620207B2 JP 61092640 A JP61092640 A JP 61092640A JP 9264086 A JP9264086 A JP 9264086A JP H0620207 B2 JPH0620207 B2 JP H0620207B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packet
- channel
- signal control
- control device
- central processing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はDチャネルパケット処理方式、特にCCITT勘告
のISDN(総合サービスディジタル網)に用いられる交換
機におけるDチャネルパケット処理方式に関する。
のISDN(総合サービスディジタル網)に用いられる交換
機におけるDチャネルパケット処理方式に関する。
(従来の技術) 最近ISDN用のディジタル交換機の開発が進められている
が、これらの交換機は一般に時分割スイッチを中心に、
加入者回線側および中継線側に信号制御装置を設け、そ
れぞれ回線対応の処理を行なわせ、これらのスイッチお
よび信号制御装置に接続された中央処理装置により、交
換接続処理を行なわせている。即ち信号制御装置は回線
内のDチャネル(通常16kビット/秒)に含まれる制
御信号を中央処理装置に送り、中央処理装置はこの信号
をもとに回線内のBチャネル(通常64kビット/秒)の
通信信号を時分割スイッチを介して転送している。とこ
ろでDチャネルは制御信号送受の残余を活用してパケッ
ト信号の送受にも用いられ、一般に制御信号と同様にパ
ケットごとの全てを一旦中央処理装置に転送し、ここで
通常の回線交換装置の合間にこのパケットの処理を行な
って出側の信号制御装置への転送を行なっている。
が、これらの交換機は一般に時分割スイッチを中心に、
加入者回線側および中継線側に信号制御装置を設け、そ
れぞれ回線対応の処理を行なわせ、これらのスイッチお
よび信号制御装置に接続された中央処理装置により、交
換接続処理を行なわせている。即ち信号制御装置は回線
内のDチャネル(通常16kビット/秒)に含まれる制
御信号を中央処理装置に送り、中央処理装置はこの信号
をもとに回線内のBチャネル(通常64kビット/秒)の
通信信号を時分割スイッチを介して転送している。とこ
ろでDチャネルは制御信号送受の残余を活用してパケッ
ト信号の送受にも用いられ、一般に制御信号と同様にパ
ケットごとの全てを一旦中央処理装置に転送し、ここで
通常の回線交換装置の合間にこのパケットの処理を行な
って出側の信号制御装置への転送を行なっている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上述のDチャネル使用のパケット処理方
式は中央処理装置に、通常の回線交換処理の他に、この
処理とは異質のパケット処理を行なわせることとなり、
Dチャネル使用パケットの使用頻度によっては中央処理
に多大の負荷を与え、時には超大形の中央処理装置を必
要とするという問題点がある。
式は中央処理装置に、通常の回線交換処理の他に、この
処理とは異質のパケット処理を行なわせることとなり、
Dチャネル使用パケットの使用頻度によっては中央処理
に多大の負荷を与え、時には超大形の中央処理装置を必
要とするという問題点がある。
本発明の目的は上記の問題点を解決し、信号制御装置に
おいてパケット信号に転送先の信号制御装置の物理的ア
ドレスを示すダクを付加して、交換機内をパケットが自
律的に転送され、またパケット中継系に接続し一つのパ
ケット処理装置においてパケット処理を行なうことによ
り、中央処理装置の負荷の軽減できるDチャネル使用パ
ケット処理方式を提供することにある。
おいてパケット信号に転送先の信号制御装置の物理的ア
ドレスを示すダクを付加して、交換機内をパケットが自
律的に転送され、またパケット中継系に接続し一つのパ
ケット処理装置においてパケット処理を行なうことによ
り、中央処理装置の負荷の軽減できるDチャネル使用パ
ケット処理方式を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明はISDN交換機のDチャネルを使用するパケットデ
ータ転送処理において、発信パケットは信号制御装置ご
とに転送先の信号制御装置の物理アドレスを示すタグが
付加されて、この物理アドレスに従って交換機内を自律
的にパケット中継系に接続されて設けられたパケット処
理機能装置に転送され、着信パケットはこのパケット処
理装置において着信端末が収容されている信号制御装置
への物理アドレスを示すタグが付加されて、この物理ア
ドレスに従って交換機内を自律的に着信端末収容の信号
制御装置に転送され、パケット処理機能装置はパケット
の論理チャネル番号を論理チャネル番号フィールドから
識別して論理チャネル単位でパケット交換を行なう構成
を有している。
ータ転送処理において、発信パケットは信号制御装置ご
とに転送先の信号制御装置の物理アドレスを示すタグが
付加されて、この物理アドレスに従って交換機内を自律
的にパケット中継系に接続されて設けられたパケット処
理機能装置に転送され、着信パケットはこのパケット処
理装置において着信端末が収容されている信号制御装置
への物理アドレスを示すタグが付加されて、この物理ア
ドレスに従って交換機内を自律的に着信端末収容の信号
制御装置に転送され、パケット処理機能装置はパケット
の論理チャネル番号を論理チャネル番号フィールドから
識別して論理チャネル単位でパケット交換を行なう構成
を有している。
以上の構成により中央処理装置はDチャネル使用のパケ
ットの発信に関しては呼設定時に時分割スイッチのパス
の設定を行ない、着信に関しては呼設定時に着信端末収
容の信号制御装置への物理アドレスをパケット処理機能
装置に指示して、時分割スイッチのパスの設定を行なう
のみで、呼設定に関する以降のパケットに関しては関与
しなくて済むようになる。
ットの発信に関しては呼設定時に時分割スイッチのパス
の設定を行ない、着信に関しては呼設定時に着信端末収
容の信号制御装置への物理アドレスをパケット処理機能
装置に指示して、時分割スイッチのパスの設定を行なう
のみで、呼設定に関する以降のパケットに関しては関与
しなくて済むようになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説
明する。
明する。
第1図は本発明の一実施例のブロック図で、ISDN用の交
換機が時分割スイッチに、それぞれ出入回線の多重化・
多重分離化ならびに回線制御を行なう信号制御装置が設
けられ、時分割スイッチおよび信号制御装置における交
換処理を中央処理装置により一括処理を行なっている場
合を示している。
換機が時分割スイッチに、それぞれ出入回線の多重化・
多重分離化ならびに回線制御を行なう信号制御装置が設
けられ、時分割スイッチおよび信号制御装置における交
換処理を中央処理装置により一括処理を行なっている場
合を示している。
図において、交換機(以下EX)1は複数のハイウエィ
上のタイムスロットの入替えによりチャネル交換を行う
時分割スイッチ(以下TDSW)11と、このTDSW11とハイウ
エイ信号を送受する複数のローカルプロセッサ(以下L
CP)12と、LCP12に接続され加入者回線との間でデ
ータ送受ならびに信号制御を行なう複数のラインモジュ
ール(以下LM)13と、パケット交換網(以下PSDN)
2と接続され特定のLCP12とパケット信号の送受を行な
うパケット処理機能装置(以下PSM)14と、上記交
換機内の各機能装置とバスを介して接続され交換処理を
行なう中央処理装置(以下CSCP)15とを有して構成さ
れている。
上のタイムスロットの入替えによりチャネル交換を行う
時分割スイッチ(以下TDSW)11と、このTDSW11とハイウ
エイ信号を送受する複数のローカルプロセッサ(以下L
CP)12と、LCP12に接続され加入者回線との間でデ
ータ送受ならびに信号制御を行なう複数のラインモジュ
ール(以下LM)13と、パケット交換網(以下PSDN)
2と接続され特定のLCP12とパケット信号の送受を行な
うパケット処理機能装置(以下PSM)14と、上記交
換機内の各機能装置とバスを介して接続され交換処理を
行なう中央処理装置(以下CSCP)15とを有して構成さ
れている。
なお図においては、LM13に接続された加入者回線に回線
終端回路(以下NT)31を介して、複数のデータ端末
装置(以下DTE)32が端末付加回路(以下TA)3
3を経由して接続されていて、さらにLCP12に高速デー
タ加入者の高速端末装置(以下HDTE)4が、PSM14には
パケット加入者のパケット端末装置(以下PTE)5が
直接に接続されていることを示している。
終端回路(以下NT)31を介して、複数のデータ端末
装置(以下DTE)32が端末付加回路(以下TA)3
3を経由して接続されていて、さらにLCP12に高速デー
タ加入者の高速端末装置(以下HDTE)4が、PSM14には
パケット加入者のパケット端末装置(以下PTE)5が
直接に接続されていることを示している。
第2図は第1図の各機能装置間におけるDチャネル使用
のパケットフォーマット図で、第2図(a)はDTE32とTA33
との間(図中A点)におけるCCITT勧告X.25によるフ
ォーマットである。第2図(b)はTA33とNT31との間(図
中B点)におけるCCITT勧告I.440によるフォーマット
図で、SAPIの値は勧告に従いパケットデータ転送サービ
スである16が用いられていて、TEI1はLM13によ
って指定された値が用いられている。第2図(c)はLM13
とLCP12との間(図中c点)におけるフォーマット図
で、第2図(b)にPKTで示された情報部に加入者宅内
端末の装置番号に対応するコネクションエンドポイント
サフィックス(以下CES)とLM13に接続された加入者
回線番号(以下PA1)とが付加され、TEIにはLCP1
2によって指定されたTEI2が用いられている。第2図(d)
はLCP12とTDSW11との間(図中D点)におけるフォーマ
ット図で、第2図(c)のフォーマットにおけるPA1の
他にLCP12に接続されLM13のモジュール番号(以下PA2)
が付加され、TEIには相手LCP12によって指定された
TEI3が用いられている。第2図(e)はLPC12とPSM14
との間(図中E点)におけるフォーマット図で、第2図
(d)のフォーマットにおけるPA1,PA2の他にTDSW
11を介した先のLCP12の装置番号(以下PA3)が付加
され、TEIにはPSM14によって指定されたTEI4が
用いられている。第2図(f)はHDTE4とLPC12との間(図
中F点)におけるフォーマット図で、第2図(b)と同形
式であるが、TEIにはLPC12によって指定されたTE
I2′が用いられている。第2図(g)はPSM14とPTE5との
間(図中G点)におけるフォーマット図で第2図(a)と
全く同じである。
のパケットフォーマット図で、第2図(a)はDTE32とTA33
との間(図中A点)におけるCCITT勧告X.25によるフ
ォーマットである。第2図(b)はTA33とNT31との間(図
中B点)におけるCCITT勧告I.440によるフォーマット
図で、SAPIの値は勧告に従いパケットデータ転送サービ
スである16が用いられていて、TEI1はLM13によ
って指定された値が用いられている。第2図(c)はLM13
とLCP12との間(図中c点)におけるフォーマット図
で、第2図(b)にPKTで示された情報部に加入者宅内
端末の装置番号に対応するコネクションエンドポイント
サフィックス(以下CES)とLM13に接続された加入者
回線番号(以下PA1)とが付加され、TEIにはLCP1
2によって指定されたTEI2が用いられている。第2図(d)
はLCP12とTDSW11との間(図中D点)におけるフォーマ
ット図で、第2図(c)のフォーマットにおけるPA1の
他にLCP12に接続されLM13のモジュール番号(以下PA2)
が付加され、TEIには相手LCP12によって指定された
TEI3が用いられている。第2図(e)はLPC12とPSM14
との間(図中E点)におけるフォーマット図で、第2図
(d)のフォーマットにおけるPA1,PA2の他にTDSW
11を介した先のLCP12の装置番号(以下PA3)が付加
され、TEIにはPSM14によって指定されたTEI4が
用いられている。第2図(f)はHDTE4とLPC12との間(図
中F点)におけるフォーマット図で、第2図(b)と同形
式であるが、TEIにはLPC12によって指定されたTE
I2′が用いられている。第2図(g)はPSM14とPTE5との
間(図中G点)におけるフォーマット図で第2図(a)と
全く同じである。
第3図は第1図のPSM14にDチャネル使用のパケットの
着信があった場合のシーケンス図である。以下、このシ
ーケンスについて第2図を参照して説明を進めると、先
ずPSM14がPSDN2を介してCCITT勧告X.25によるフォ
ーマットの着呼パケット(図中X.25CR)を受ける
と、PSM14はCSCP15に制御バスを介して着呼データ端末
への経路となる信号制御装置のそれぞれの装置番号PA
1,PA2,PA3を教えてもらう。このときCSCP
15はTDSW11内にPA3とPA2とを接続するパ
スを設定する。次いでPSM14はメッセージ中に発呼側か
ら送られた端末属性番号を含み、第2図(e)のフォーマ
ットによる呼確立要求メッセージのパケットをDチャネ
ルを用いて送出する。そこで、TDSW11の出側および入側
のLCP12はPA2PA1の番号を用いて、このパケット
を先に設定されたTDSW11のパスを介してLM13に
転送する。この間第2図(d),および(c)に示されるごと
く不要となったPA番号は逐次削除される。次いで第2
図(c)のフォーマットのパケットを受けたLM13は指
定された物理番地に属するTA群にTEI=127(放
送形式)、SAPI=16(パケット)を用いて第2図(b)の
フォーマットのパケットを送る。そこでTA33は端末属性
番号を受信して自分の属性と照合し、コンパティビリテ
ィチエックが成立すれば、このパケットをDチャネルを
用いて行なうか、Bチャネルを用いて行なうかを呼確立
応答メッセージに含めてLM13に報告する。次いでLM13は
応答のあったTA33からの呼確立応答メッセージに、その
端末を識別するCESを定義し、第2図(c)に示すごと
く転送先PA1と共に情報部に付加して、Dチャンネル
を用いて送出する。以下呼確立応答メッセージはLCP
12,TDSW11の先に設定されたパス、LPC12
を介して、呼確立要求メッセージと逆にPSM14に自律的
に転送される。次いでPSM14はこの呼確立応答メッセー
ジから、TA33がDチャネルによるパケットを要求し
ていることを知り、以降この論理チャネル番号のパケッ
トの交換機内の転送は、LCP12,TDSW11の先
に設定されたパス、LCP12を介して、上記のCES
とPA1,PA2およびPA3とが付加または削除され
て行なわれ、DTE32とPSM14との間の手順はCCITT勧告
X.25に従って行なわれる。次いでPSM14がパケット
通信終了のメッセージ(図中P.X25CLC)を検出する
と、復旧メッセージ(図中P.RLS)をLM13に同じくD
チャネルを介して送る。そこでLM13は最初に設定したC
ESを削除し、復旧完了メッセージ(図中P.RLS C
M)をDチャネルを用いてPSM14に送る。その後、PSM
14はCSCP15にこのパケット送受の完了を通知し
てTDSW11内に設定したパスを復旧させる。
着信があった場合のシーケンス図である。以下、このシ
ーケンスについて第2図を参照して説明を進めると、先
ずPSM14がPSDN2を介してCCITT勧告X.25によるフォ
ーマットの着呼パケット(図中X.25CR)を受ける
と、PSM14はCSCP15に制御バスを介して着呼データ端末
への経路となる信号制御装置のそれぞれの装置番号PA
1,PA2,PA3を教えてもらう。このときCSCP
15はTDSW11内にPA3とPA2とを接続するパ
スを設定する。次いでPSM14はメッセージ中に発呼側か
ら送られた端末属性番号を含み、第2図(e)のフォーマ
ットによる呼確立要求メッセージのパケットをDチャネ
ルを用いて送出する。そこで、TDSW11の出側および入側
のLCP12はPA2PA1の番号を用いて、このパケット
を先に設定されたTDSW11のパスを介してLM13に
転送する。この間第2図(d),および(c)に示されるごと
く不要となったPA番号は逐次削除される。次いで第2
図(c)のフォーマットのパケットを受けたLM13は指
定された物理番地に属するTA群にTEI=127(放
送形式)、SAPI=16(パケット)を用いて第2図(b)の
フォーマットのパケットを送る。そこでTA33は端末属性
番号を受信して自分の属性と照合し、コンパティビリテ
ィチエックが成立すれば、このパケットをDチャネルを
用いて行なうか、Bチャネルを用いて行なうかを呼確立
応答メッセージに含めてLM13に報告する。次いでLM13は
応答のあったTA33からの呼確立応答メッセージに、その
端末を識別するCESを定義し、第2図(c)に示すごと
く転送先PA1と共に情報部に付加して、Dチャンネル
を用いて送出する。以下呼確立応答メッセージはLCP
12,TDSW11の先に設定されたパス、LPC12
を介して、呼確立要求メッセージと逆にPSM14に自律的
に転送される。次いでPSM14はこの呼確立応答メッセー
ジから、TA33がDチャネルによるパケットを要求し
ていることを知り、以降この論理チャネル番号のパケッ
トの交換機内の転送は、LCP12,TDSW11の先
に設定されたパス、LCP12を介して、上記のCES
とPA1,PA2およびPA3とが付加または削除され
て行なわれ、DTE32とPSM14との間の手順はCCITT勧告
X.25に従って行なわれる。次いでPSM14がパケット
通信終了のメッセージ(図中P.X25CLC)を検出する
と、復旧メッセージ(図中P.RLS)をLM13に同じくD
チャネルを介して送る。そこでLM13は最初に設定したC
ESを削除し、復旧完了メッセージ(図中P.RLS C
M)をDチャネルを用いてPSM14に送る。その後、PSM
14はCSCP15にこのパケット送受の完了を通知し
てTDSW11内に設定したパスを復旧させる。
第4図は第1図のDTE32の1つからDチャネル使用のパ
ケットの発信があった場合のシーケンス図である。以下
このシーケンスについて第2図を参照にして説明を進め
ると、先ずDTE32が第2図(a)のフォーマットの発呼パケ
ットを接続されたTA33に与えると、TA33はPSM1
4に端末の属性を知らせるために、このパケットのユー
ザデータフィールドにこの属性番号をセットしてLM1
3に送出する。次いでこのDチャネル使用の発呼パケッ
トを受けたLA13は、制御バスを介してCSCP15
に発信を知らせてTDSW11のパスを設定させると共
に、このパケットにCESおよびPA1を付加してLPC1
2に送出する。このパケットは第3図の場合と同様に順
次PA2,PA3が付加されてPMA14に転送され
る。そこでPSM14は以後この論理チャネル番号のパ
ケットを、付加されたCES,PA1,PA2およびP
A3をタグとして、交換機内の転送を行なわせる。以降
DTE32とPSM14との間のパケット処理手順はCCITT勧X.
25に従って行なわれる。次いでPSM14はパケット
通信終了要求メッセージ(図中P.X25CLR)を受ける
と発呼DTE32に終了確認メッセージを送ると共に、着信
シーケンスと同様に復旧メッセージ(図中P.RLS)をL
M13に同じくDチャネルを用いて送る。そこでLM13
は最初に設定したCESを削除し、復旧完了メッセージ
(図中P.RLS CM)をDチャネルを用いてPSM14に送
る。その後、PSM14はCSCP15にこのパケット
送受の完了を通知してTDSW11内に設定したパスを
復旧させる。
ケットの発信があった場合のシーケンス図である。以下
このシーケンスについて第2図を参照にして説明を進め
ると、先ずDTE32が第2図(a)のフォーマットの発呼パケ
ットを接続されたTA33に与えると、TA33はPSM1
4に端末の属性を知らせるために、このパケットのユー
ザデータフィールドにこの属性番号をセットしてLM1
3に送出する。次いでこのDチャネル使用の発呼パケッ
トを受けたLA13は、制御バスを介してCSCP15
に発信を知らせてTDSW11のパスを設定させると共
に、このパケットにCESおよびPA1を付加してLPC1
2に送出する。このパケットは第3図の場合と同様に順
次PA2,PA3が付加されてPMA14に転送され
る。そこでPSM14は以後この論理チャネル番号のパ
ケットを、付加されたCES,PA1,PA2およびP
A3をタグとして、交換機内の転送を行なわせる。以降
DTE32とPSM14との間のパケット処理手順はCCITT勧X.
25に従って行なわれる。次いでPSM14はパケット
通信終了要求メッセージ(図中P.X25CLR)を受ける
と発呼DTE32に終了確認メッセージを送ると共に、着信
シーケンスと同様に復旧メッセージ(図中P.RLS)をL
M13に同じくDチャネルを用いて送る。そこでLM13
は最初に設定したCESを削除し、復旧完了メッセージ
(図中P.RLS CM)をDチャネルを用いてPSM14に送
る。その後、PSM14はCSCP15にこのパケット
送受の完了を通知してTDSW11内に設定したパスを
復旧させる。
(発明の効果) 以上詳細に説明したとおり、本発明によれば着信パケッ
トにおいては、着信呼設定時に中央処理装置に着信先端
末装置へ経由する信号制御装置の番号を知らせてもらっ
て、時分割スイッチのパスの設定を行なってもらい、ま
た発信パケットについては、発信呼設定時に中央処理装
置に時分割スイッチのパスの設定を行なってもらうのみ
で、それぞれ以降のパケットについては、パケット交換
網側に設けたパケット処理機能装置と各信号制御装置と
でパケットを転送し、中央処理装置の介入を必要とする
ことなくDチャネル使用のパケット処理が行なえるの
で、中央処理装置の負荷を著しく軽減できると云う効果
がある。
トにおいては、着信呼設定時に中央処理装置に着信先端
末装置へ経由する信号制御装置の番号を知らせてもらっ
て、時分割スイッチのパスの設定を行なってもらい、ま
た発信パケットについては、発信呼設定時に中央処理装
置に時分割スイッチのパスの設定を行なってもらうのみ
で、それぞれ以降のパケットについては、パケット交換
網側に設けたパケット処理機能装置と各信号制御装置と
でパケットを転送し、中央処理装置の介入を必要とする
ことなくDチャネル使用のパケット処理が行なえるの
で、中央処理装置の負荷を著しく軽減できると云う効果
がある。
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図は第1
図における主要点におけるDチャネル使用のパケットの
フォーマット図、第3図は第1図におけるDチャネル使
用の着信パケットのシーケンス図、第4図は第1図にお
けるDチャネル使用の発信パケットのシーケンス図であ
る。 1……ISDN交換機(EX)、2……パケット交換網(PSD
N)、11……時分割スイッチ(TDSW)、12……ロー
カルプロセッサ(LCP)、13……ラインモジュール(L
M)、14……パケット処理機能装置(PSM)、32……
データ端末装置(DTE)、33……端末付加回路(T
A)。
図における主要点におけるDチャネル使用のパケットの
フォーマット図、第3図は第1図におけるDチャネル使
用の着信パケットのシーケンス図、第4図は第1図にお
けるDチャネル使用の発信パケットのシーケンス図であ
る。 1……ISDN交換機(EX)、2……パケット交換網(PSD
N)、11……時分割スイッチ(TDSW)、12……ロー
カルプロセッサ(LCP)、13……ラインモジュール(L
M)、14……パケット処理機能装置(PSM)、32……
データ端末装置(DTE)、33……端末付加回路(T
A)。
Claims (1)
- 【請求項1】ISDN用交換機に入力されたDチャネル
を使用したパケットを転送処理するDチャネルパケット
処理方式において、パケット交換網にインタフェース
し、ISDN用交換機の着信側の信号制御装置の一つに
接続されて、パケットに付与した論理チャネル番号単位
にパケットを処理するパケット処理機能装置を設け、発
信パケットについては呼設定時に中央処理装置により設
定された時分割スイッチのパスを経由する発信端末と前
記パケット処理機能装置との間の経路となる信号制御装
置が、パケットに順次に経由する信号制御装置の物理ア
ドレスを示すタグを付加して、前記パケット処理機能装
置へパケットを転送し、着信パケットについては前記パ
ケット処理機能装置が、呼設定時に中央処理装置により
設定された時分割スイッチを経由し中央処理装置が指定
する端末装置への信号制御装置の物理アドレスを示すタ
グをパケットに付加し、このタグに従って端末装置へパ
ケットを転送することを特徴とするDチャネルパケット
処理方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61092640A JPH0620207B2 (ja) | 1986-04-21 | 1986-04-21 | Dチヤネルパケツト処理方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61092640A JPH0620207B2 (ja) | 1986-04-21 | 1986-04-21 | Dチヤネルパケツト処理方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62248338A JPS62248338A (ja) | 1987-10-29 |
JPH0620207B2 true JPH0620207B2 (ja) | 1994-03-16 |
Family
ID=14060046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61092640A Expired - Lifetime JPH0620207B2 (ja) | 1986-04-21 | 1986-04-21 | Dチヤネルパケツト処理方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0620207B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2606240B2 (ja) * | 1987-11-04 | 1997-04-30 | 日本電気株式会社 | フレーム交換方式 |
-
1986
- 1986-04-21 JP JP61092640A patent/JPH0620207B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62248338A (ja) | 1987-10-29 |
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