JPH0620132U - コンクリートミキサ車のドラム - Google Patents

コンクリートミキサ車のドラム

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Publication number
JPH0620132U
JPH0620132U JP5763592U JP5763592U JPH0620132U JP H0620132 U JPH0620132 U JP H0620132U JP 5763592 U JP5763592 U JP 5763592U JP 5763592 U JP5763592 U JP 5763592U JP H0620132 U JPH0620132 U JP H0620132U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drum
annular groove
shell body
concrete mixer
frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP5763592U
Other languages
English (en)
Inventor
直人 境
邦夫 福井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
KYB Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by KYB Corp filed Critical KYB Corp
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Publication of JPH0620132U publication Critical patent/JPH0620132U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 溶接等の結合が容易であり、材質や板厚の選
択が容易であってコストアップ、重量アップにならず、
弯曲にする加工も容易であるコンクリートミキサ車のド
ラムを提供すること。 【構成】 シェル本体1の端部外周に環状溝6を形成し
ているコンクリートミキサ車のドラムにおいて、シェル
本体1の端部にあらかじめ環状溝6を形成した環状の溝
フレーム7を結合させたこととする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は生コンクリートを撹拌、搬送、排出させるコンクリートミキサ車のド ラムの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コンクリートミキサ車のドラムは生コンクリートの原料を投入後、これを撹拌 し、搬送し、工事現場で排出させるものであるが、特に生コンクリートの排出時 に生コンクリートのモルタル分がドラムシェルの外側に出口から漏れて流れ、シ ェルの外面を汚す場合がある。
【0003】 この為、従来は図6、図7に示すように、ドラムシェル1の出口2に近接した 後端部外周に環状溝3を形成し、出口2から漏れた生コンクリートのモルタル分 はこの環状溝3に回収されてドラムシェル1の外面に流れ出るのを防止し、汚れ が生じないようにしている。
【0004】 環状溝3はドラムシェル1の後端外周にフランジ状の二本のエンドリング4と 鍔5の基端を溶接させ、エンドリング4と鍔5とで環状溝3を区画している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のドラム構造では次のような問題点がある。
【0006】 第1に二つのエンドリング4と鍔5とを独立して二ケ所溶接するため作業性に 劣り、面倒である。
【0007】 第2にエンドリング4と鍔5とを溶接するとき溶接歪みが発生し、この溶接歪 みでエンドリング4と鍔5が変形したり、角度が変化し、他のフローガイド等の 部材を組立てるときに干渉がおこり、組立上支障をおこす場合がある。
【0008】 第3にドラムの出口2の出口端では排出時に生コンクリートの流れが急変する ためにこの出口端は摩耗しやすい。
【0009】 この為この摩耗をできるだけ減少させるためにシェル1に強度のある材料を使 用したり、板厚を厚くしたり、あるいは弯曲に降り曲げることも考えられるが、 この場合にはドラムシェル自体大型であるから、コストアップ、重量アップの原 因となり加工が困難となる不具合がある。
【0010】 そこで、本考案の目的は、溶接等の結合が容易であり、材質や板厚の選択が容 易であってコストアップ、重量アップにならず、弯曲にする加工も容易であるコ ンクリートミキサ車のドラムを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本考案の構成はシェル本体の端部外周に環状溝を 形成しているコンクリートミキサ車のドラムにおいて、シェル本体の端部にあら かじめ環状溝を形成した環状の溝フレームを結合させたことを特徴とするもので ある。
【0012】
【作用】
溝フレームには環状溝があらかじめ形成されているからそのままシェル本体に 結合すればシェル本体の端部に外周側の環状溝が設定され、生コンクリートのモ ルタル分はこの環状溝で回収できる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図にもとづいて説明する。
【0014】 図1、図2は本考案の一実施例を示す。
【0015】 ドラムはシェル本体1で成形され、ドラムの端部には生コンクリートの投入、 排出を行なう出口2が形成されている。
【0016】 シェル本体1の端部にはあらかじめ環状溝6を形成した環状の溝フレーム7の 基端が溶接で結合されている。
【0017】 溝フレーム7は環状の傾斜したフレーム本体8と二本の平行なフランジ状のリ ング9,10とで一体成形され、リング9,10の間に環状溝6が形成され、フ レーム本体8とリング9との接続部aは弯曲している。
【0018】 環状溝7のフレーム本体8はドラムのシェル本体1と同一延長線に位置するよ うに形成されている。
【0019】 環状溝7はシェル本体1の材料と異なる材料で成形したり、異なる板厚に成形 でき、接続部aを弯曲して生コンクリートの流出時の摩耗を少くすることができ る。
【0020】 環状溝6や溝フレーム7の形状、取り付け角度、取り付け位置は生コンクリー トの排出の抵抗を少くしたり、スムースに流すために任意に選択されるものであ る。
【0021】 例えば、図3は本考案の他の実施例を示し、これは溝フレーム7を断面コ字状 に一体成形し、フレーム本体8を水平にして取り付けたものである。
【0022】 同じく、図4は図1の実施例に示す溝フレーム7を逆に結合したものである。
【0023】 同じく図5は溝フレーム7のフレーム本体8の内周面にシェル本体1を溶接さ せたものである。
【0024】 図3乃至図5の実施例において、図1と同一の符号を付したものは同一の構造 、同一の作用、効果を有するもので、詳細は省略する。
【0025】
【考案の効果】
本考案によれば次の効果を有する。
【0026】 ドラムのシェル本体と溝フレームとは別体であるから、シェル本体に関係な く溝フレームの材料を選択し、生コンクリートからの摩耗を防止するために溝フ レームの材質を強化し、板厚を厚くでき、設定角度や弯曲面も自由に設定でき、 加工コストも安価である。
【0027】 シェル本体には溝フレームを結合させる場合には溶接1ケ所で結合でき、作 業性が向上する。
【0028】 溶接位置がシェル本体と溝フレームとの間でよく、溶接時に溶接歪みが少な く、溝フレームの変形がほとんどなく、よってフローガイド等を組付ける時に干 渉するおそれがなく、組立性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るドラムの斜視図であ
る。
【図2】図1の溝フレーム部の拡大断面図である。
【図3】本考案の他の実施例に係るドラムの溝フレーム
部の拡大断面図である。
【図4】本考案の他の実施例に係るドラムの溝フレーム
部の拡大断面図である。
【図5】本考案の他の実施例に係るドラムの溝フレーム
部の拡大断面図である。
【図6】従来のドラムの斜視図である。
【図7】図6の一部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 シェル本体 6 環状溝 7 溝フレーム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シェル本体の端部外周に環状溝を形成し
    ているコンクリートミキサ車のドラムにおいて、シェル
    本体の端部にあらかじめ環状溝を形成した環状の溝フレ
    ームを結合させたことを特徴とするコンクリートミキサ
    車のドラム。
JP5763592U 1992-07-24 1992-07-24 コンクリートミキサ車のドラム Pending JPH0620132U (ja)

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JP5763592U JPH0620132U (ja) 1992-07-24 1992-07-24 コンクリートミキサ車のドラム

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JPH0620132U true JPH0620132U (ja) 1994-03-15

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ID=13061358

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019194017A (ja) * 2018-04-26 2019-11-07 亨 小川 ミキサー車の漏出防止具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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