JPH0620101B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

Info

Publication number
JPH0620101B2
JPH0620101B2 JP23205486A JP23205486A JPH0620101B2 JP H0620101 B2 JPH0620101 B2 JP H0620101B2 JP 23205486 A JP23205486 A JP 23205486A JP 23205486 A JP23205486 A JP 23205486A JP H0620101 B2 JPH0620101 B2 JP H0620101B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductive layer
layer
contact hole
conductive
semiconductor device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP23205486A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6386455A (ja
Inventor
龍郎 岡本
秀夫 小谷
多喜夫 大野
毅代登 渡部
靖史 木下
毅一 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP23205486A priority Critical patent/JPH0620101B2/ja
Publication of JPS6386455A publication Critical patent/JPS6386455A/ja
Publication of JPH0620101B2 publication Critical patent/JPH0620101B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は半導体装置に関し、特にそのコンタクト電極
構造に関するものである。
[従来の技術] 第4図は従来の半導体装置のコンタクト電極構造を示し
たものであり、(a)は平面図、(b)は(a)のX−
Y線断面図である。
第4図(b)において、半導体基板1上に絶縁層2を介
して第1の導電層3が形成され、この導電層3上には絶
縁層4が形成されている。この絶縁層4上の所定箇所に
は、第2の導電層5が形成され、その上には絶縁層6を
介して第3の導電層8が形成されている。そして、この
第3の導電層8上には絶縁層9が形成されている。前記
導電層3,5,8は、たとえばポリサイド膜のような2
層あるいはそれ以上の多層膜の場合もある。第2の導電
層5と第3の導電層8間の絶縁層6には、コンタクトホ
ール7が設けられており、このコンタクトホール7を介
して第2の導電層5と第3の導電層8とが電気的に接続
されている。
また、第1の導電層3上の他の箇所には、絶縁層4,
6,9を介して第4の導電層11が形成されている。第
1の導電層3と第4の導電層11間の絶縁層4,6,9
にコンタクトホール10が設けられており、このコンタ
クトホール10を介して第1の導電層3と第4の導電層
11とが電気的に接続されている。
このように、第2の導電層5と第3の導電層8間、第1
の導電層3と第4の導電層11間をそれぞれ電気的に接
続するためには、面方向にずれた位置に2つのコンタク
トホール7,10を設けなければならない。
また、電気的に接続する2つの導電層間に他の導電層が
ない場合、すなわち、第5図に示すように、第1の導電
層3と第2の導電層5間、および、第3の導電層8と第
4の導電層11間をそれぞれ電気的に接続する場合に
は、面方向の同じ位置に両方のコンタクトホール17,
18を形成することができる。しかしながら、この場合
には、パターニング工程を2回行なわなければならな
い。
[発明が解決しようとする問題点] このように従来のコンタクト電極構造においては、導電
層間の電気的接続の数だけコンタクトホールを設けなけ
ればならないため、コンタクトホールの数が増加し、歩
留りを悪くする原因となっていた。特に、第n層と第n
+1層間、第n−1層と第n+2層間をそれぞれ電気的
に接続するような場合には、2つのコンタクトホールの
位置を面方向にずらして設けなければならないため、コ
ンタクトホールの占める面積が増加し、パターンレイア
ウト上問題があった。
この発明は上記問題点を解消するためになされたもの
で、導電層間の2組の電気的接続または3つ以上の導電
層間の電気的接続を1つのコンタクトホールにより可能
とするコンタクト電極構造を提供することを目的とす
る。
[問題点を解決するための手段] この発明に係る半導体装置は、複数の導電層および絶縁
層からなる多層体に所定の導電層が露出するようにコン
タクトホールを設け、このコンタクトホール内部側面に
導体からなる接続層を設けてコンタクトホールの側面部
または底面部に露出した所定の導電層間の電気的接続を
行ない、さらにこの接続層の表面に絶縁膜を形成し、こ
の絶縁膜上で導電層間の他の電気的接続を行なってい
る。
[作用] この発明の半導体装置においては、コンタクトホールの
内部側面に設けた接続層で1組の導電層間の電気的接続
を行ない、その接続層表面に設けた絶縁膜上で他の1組
の導電層間の電気的接続を行なっているため、1つのコ
ンタクトホール内で導電層間の2つの電気的接続または
3つ以上の導電層間の電気的接続を実現することが可能
となっている。
[実施例] 以下、この発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図(a)はこの発明の半導体装置の一実施例を示す
平面図、第1図(b)は第1図(a)のX−Y線断面図
である。この半導体装置の製造方法について説明する。
まず、基板1上に第1の導電層3、第2の導電層5、第
3の導電層8が絶縁層2,4,6を介して形成され、最
上層の第3の導電層8上には絶縁層9が形成される。そ
して上部から、絶縁層9、第3の導電層8、絶縁層6、
第2の導電層5を貫通して絶縁層4が露出するようにコ
ンタクトホール12が設けられる。次に、このコンタク
トホール12内部に導体膜を形成し、異方性エッチング
を行なうと、コンタクトホール12の側面部以外の部分
が除去され、残った導体膜が、第2の導電層5と第3の
導電層8を接続する接続層13となる。この接続層13
の厚さは、コンタクトホール12の径および深さ、コン
タクトホール12内に形成する導体膜の膜厚、エッチン
グの際の異方性の度合等によって決まる。これは、MO
SトランジスタのLDD構造やSALICIDE(Self
−Aligned Silicide)MOSトランジスタを作るプ
ロセスにおいて、ゲート電極の側面にシリコン酸化膜等
のサイドスペーサを残すのと同じプロセス技術である。
次に、この接続層13表面を酸化または窒化するか、あ
るいは、この接続層13上に酸化膜または窒化膜を堆積
することによって、絶縁膜14を形成する。そして、異
方性エッチングを行なうことによって、コンタクトホー
ル12の底面部に形成された絶縁膜14および絶縁層4
を除去してコンタクトホール底部15を開口させ、第1
の導電層3を露出させる。なお、絶縁層4がシリコン酸
化膜であり、絶縁膜14がシリコン窒化膜である場合に
は、HFを用いてシリコン酸化膜を選択的にエッチング
することにより絶縁層4だけを除去してコンタクトホー
ル底部15を開口させることが可能である。
さらに、絶縁層9上に導電層11を形成すると、この導
電層11はコンタクトホール12を介して第1の導電層
3に電気的に接続されることになる。
このようにして、1つのコンタクトホール12内におい
て、第2の導電層5と第3の導電層8が電気的に接続さ
れるとともに、第1の導電層3と第4の導電層11が電
気的に接続されることになる。
なお、第3の導電層8表面の絶縁層9については、初期
の膜厚が薄いと、接続層13および絶縁膜14の異方性
エッチングの際に除去されるおそれがある。これを防止
するためには、この絶縁層9の初期の膜厚を厚くする
か、異方性エッチングの際に絶縁層9に選択性を持たせ
て絶縁層9だけが選択的にエッチングされないようにす
ればよい。
第2図は、この発明の他の実施例を示す断面図である。
この実施例は第1図の実施例の第3の導電層8がないも
のであり、基板1上に第1の導電層3、第2の導電層5
が絶縁層2,4を介して積層され、上部から、第2の導
電層5および絶縁層4を貫通するコンタクトホール12
が設けられている。そして、コンタクトホール12の底
面部に露出した第1の導電層3と側面部に露出した第2
の導電層5とが、接続層13によって接続されている。
第2の導電層5表面および接続層13表面は、それぞれ
絶縁層6、絶縁膜14で覆われており、これらの絶縁層
6および絶縁膜14上には、第1図の実施例の第4の導
電層11に対応する第3の導電層16が設けられ、この
第3の導電層16はコンタクトホール12の底面部にお
いて第1の導電層3に接続されている。すなわち、この
実施例においては、1つのコンタクトホール12内で、
第1の導電層3、第2の導電層5および第3の導電層1
6が接続されている。
第3図は、この発明のさらに他の実施例を示す断面図で
ある。この実施例は、第1図の実施例において絶縁層4
をも貫通して第1の導電層3が露出するようにコンタク
トホール12を設け、接続層13によって第2の導電層
5および第3の導電層8を第1の導電層3に接続したも
のである。すなわち、この実施例においては、1つのコ
ンタクトホール12内で、第1の導電層3、第2の導電
層5、第3の導電層8および第4の導電層11が接続さ
れている。
以上の実施例において第1の導電層3は絶縁層2を介し
て基板1上に形成されているが、この導電層3が不純物
拡散層の場合には絶縁層2のない場合が一般的である。
また導電層3がSOI(Silicon on Insulator)のよ
うな場合には、絶縁層2上に不純物拡散層が形成されて
いる構造もあり得る。
また、第1図の実施例においては第1と第4層目の導電
層間、第2、第3層目の導電層間が電気的に接続されて
いるが、一般的に第n+1層目から第n+x層目までの
導電層間(xは2以上の整数)、第n層と第n+x+1
層目の導電層間が電気的に接続されている場合も含む。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、1つのコンタクトホ
ールで導電層間の2組の電気的接続または3つ以上の導
電層間の電気的短絡が可能となるので、コンタクトホー
ルの数を少なくすることができるとともに、コンタクト
ホールの占有面積を減らすことができ、これによって、
歩留りの向上およびスペースの有効利用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の半導体装置の一実施例を示し、
(a)は平面図、(b)は断面図である。第2図は他の
実施例を示す断面図、第3図はさらに他の実施例を示す
断面図である。第4図は従来の半導体装置を示し、
(a)は平面図、(b)は断面図である。第5図は従来
の半導体装置の他の例を示す断面図である。 図において、2,4,6,9は絶縁層、3,5,8,1
1,16は導電層、12はコンタクトホール、13は接
続層、14は絶縁膜である。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡部 毅代登 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機 株式会社エル・エス・アイ研究所内 (72)発明者 木下 靖史 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機 株式会社エル・エス・アイ研究所内 (72)発明者 西川 毅一 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機 株式会社エル・エス・アイ研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の導電層および絶縁層からなる多層体
    に所定の導電層が露出するようにコンタクトホールを設
    け、このコンタクトホールの内部側面に導体からなる接
    続層を配設してコンタクトホールの側面部または底面部
    に露出した所定の導電層間を電気的に接続し、さらにこ
    の接続層の表面に絶縁膜を形成し、この絶縁膜上で導電
    層間の他の電気的接続を行なってなることを特徴とする
    半導体装置。
  2. 【請求項2】前記多層体は、少なくとも第1の導電層、
    第2の導電層、第3の導電層、第4の導電層、およびそ
    れらの間に配された絶縁層を含み、第1の導電層の表面
    の一部が前記コンタクトホールの底面部に露出するとと
    もに、第2の導電層および第3の導電層の一部が前記コ
    ンタクトホールの側面部に露出し、第2の導電層と第3
    の導電層とが前記接続層によって接続され、かつ、第1
    の導電層と第4の導電層とが接続層表面の前記絶縁膜上
    でコンタクトホール内において接続されていることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】前記多層体は、少なくとも第1の導電層、
    第2の導電層、第3の導電層、第4の導電層、およびそ
    れらの間に配された絶縁層を含み、第1の導電層の表面
    の一部が前記コンタクトホールの底面部に露出するとと
    もに、第2の導電層および第3の導電層の一部が前記コ
    ンタクトホールの側面部に露出し、第1の導電層と第2
    の導電層と第3の導電層とが前記接続層によって接続さ
    れ、かつ、第1の導電層と第4の導電層とが接続層表面
    の前記絶縁膜上でコンタクトホール内において接続され
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半
    導体装置。
  4. 【請求項4】前記多層体は、少なくとも第1の導電層、
    第2の導電層、第3の導電層、およびそれらの間に配さ
    れた絶縁層を含み、第1の導電層の表面の一部が前記コ
    ンタクトホールの底面部に露出するとともに、第2の導
    電層の一部が前記コンタクトホールの側面部に露出し、
    第1の導電層と第2の導電層とが前記接続層によって接
    続され、かつ、第1の導電層と第3の導電層とが接続層
    表面の前記絶縁膜上でコンタクトホール内において接続
    されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の半導体装置。
  5. 【請求項5】前記導電層は、金属膜、不純物を含む多結
    晶シリコンもしくは不純物拡散層、またはこれらからな
    る多層導電層であることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項ないし第4項のいずれかに記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】前記絶縁層または前記絶縁膜は、酸化膜、
    窒化膜またはこれらからなる多層膜であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項ないし第5項のいずれかに記
    載の半導体装置。
JP23205486A 1986-09-29 1986-09-29 半導体装置 Expired - Lifetime JPH0620101B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23205486A JPH0620101B2 (ja) 1986-09-29 1986-09-29 半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23205486A JPH0620101B2 (ja) 1986-09-29 1986-09-29 半導体装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6386455A JPS6386455A (ja) 1988-04-16
JPH0620101B2 true JPH0620101B2 (ja) 1994-03-16

Family

ID=16933245

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23205486A Expired - Lifetime JPH0620101B2 (ja) 1986-09-29 1986-09-29 半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0620101B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH081928B2 (ja) * 1986-12-17 1996-01-10 株式会社日立製作所 多層配線の接続配線構造の形成方法
KR910013463A (ko) * 1989-12-29 1991-08-08 김광호 반도체 소자의 개구형성방법
JP2635429B2 (ja) * 1990-05-08 1997-07-30 松下電子工業株式会社 半導体構造体及び半導体記憶装置並びにそれらの製造方法
DE4122362A1 (de) * 1991-07-05 1993-01-14 Siemens Ag Anordnung und verfahren zum kontaktieren von leitenden schichten

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6386455A (ja) 1988-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3462650A (en) Electrical circuit manufacture
JP3219909B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH0897310A (ja) 半導体集積回路装置の製造方法
JPH0685277A (ja) 非揮発性メモリ装置用コンタクト整合
US5600170A (en) Interconnection structure of semiconductor device
JPH11195704A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JPH07211873A (ja) アンチフュ−ズ素子
TWI342600B (en) Systems and methods for forming additinoal metal routing in semiconductor devices
JPH0799738B2 (ja) 半導体装置の製造方法
TW200539200A (en) Topographically elevated microelectronic capacitor structure
JPH0620101B2 (ja) 半導体装置
JPH11251430A (ja) 集積回路の中の導電素子を相互に接続する方法とシステム
JP3355511B2 (ja) 半導体装置の製造方法
US5637526A (en) Method of making a capacitor in a semiconductor device
KR100474953B1 (ko) 반도체장치및그제조방법
KR20000074908A (ko) 반도체 소자의 커패시터 및 그 제조방법
JP2697649B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JPH0254960A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH09129732A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH05145018A (ja) 抵抗形成法
JPH0426162A (ja) 浮遊ゲート型半導体記憶装置およびその製造方法
JPH05226475A (ja) 半導体装置の製造方法
JP3104609B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JPH0322474A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH0582518A (ja) コンタクト形成方法