JPH06200982A - トーションダンパー - Google Patents

トーションダンパー

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JPH06200982A
JPH06200982A JP5218571A JP21857193A JPH06200982A JP H06200982 A JPH06200982 A JP H06200982A JP 5218571 A JP5218571 A JP 5218571A JP 21857193 A JP21857193 A JP 21857193A JP H06200982 A JPH06200982 A JP H06200982A
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washer
friction
guide
washers
wheel disc
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プフェファーコルン ヴィーンフリート
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/10Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
    • F16F15/12Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon
    • F16F15/129Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon characterised by friction-damping means

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホイールディスクを不当に弱めることなく、
効果的な自動車用クラッチのトーション減衰クラッチデ
ィスクを得る。 【構成】 ホイールディスク4の窓孔25,26に間隔
をあけて設けた第1バネ5に当接する2つのガイドワッ
シャー2,3、及び反応板6,7とホイールディスク4
との間に円周方向に挟持されている第2バネ81を備
え、かつ摩擦手段10が、ガイドワッシャーと反応板と
の間にある。第2バネ81は、第1バネ5の径方向の内
方に取り付けられ、摩擦手段10は、反応板をホイール
ディスク4の方に軸方向に押圧し、ホイールディスク4
の一面に、反応板と接触する第1弾性ワッシャー36と
第1摩擦ワッシャー、他面に、反応板と接触する第2摩
擦ワッシャー31と第1弾性部5と係合する第3摩擦ワ
ッシャー30を設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トーションダンパー、
特に、自動車用のトーション減衰クラッチ摩擦ディスク
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のトーションダンパーは、入力部
1、入力部1と一体になっている2つのガイドワッシャ
ー、2つのガイドワッシャーとの間に挟持されている環
状のホイールディスク、ホイールディスクと2つのガイ
ドワッシャーとの間に円周方向に置かれ、2つのガイド
ワッシャーにより支持され、ホイールディスクの間隔の
ある第1窓孔に取り付けられている第1バネ、2つのガ
イドワッシャーとの間にホイールディスクの両側に置か
れている反応板、反応板とホイールディスクとの間に円
周方向に挟持され、少なくとも一部の剛性が第1バネの
それよりも小さい第2バネ、反応板と少なくとも第1バ
ネの一部との間に作用する駆動手段、2つのガイドワッ
シャーと反応板との間に軸方向に挟持されている弾力的
に把持する摩擦手段、2つのガイドワッシャーと反応板
に対して角変位するホイールディスクと一体になってい
るハブの形をしている出力部を備えている。
【0003】このようなトーションダンパーは、欧州特
許公開第O 475 283号と、それに対応する米国
特許第5,209,334号明細書に、図8,図9に基
づいて記載されている。そのトーションダンパーの第2
バネは、第1バネの径方向の内方に設けられ、弾力的に
把持する摩擦手段は、反応板をホイールディスクの方に
軸方向に押圧している少なくとも一つの軸方向に作用す
る弾性ワッシャーを備えており、反応板とホイールディ
スクとの間に摩擦を生じさせ、かつ反応板は互いに分離
している。
【0004】従って、ホイールディスクは、十分な機械
的強度を有し、第2バネは、第1バネが支障のある時の
スペアとなっている。反応板は、第2バネのためのガイ
ドワッシャーとしての役割と、ホイールディスクとの摩
擦の役割の二役をする。第1バネが遅れて作用する間、
反応板は、ホイールディスクの動きに追従する。
【0005】しかし、この構成では、部品間の摩擦を制
御するのは難しい。
【0006】事実、反応板は、一部が金属製、一部がプ
ラスチック製である。その金属部分により、反応板は、
第1バネの作用の後で、ガイドワッシャーの1つと第1
弾性ワッシャーに、それぞれ摩擦的に係合するようにな
っている。また、プラスチック製の部分により、第2バ
ネの作用の間、反応板は、ホイールディスクと摩擦的に
係合するようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ホイ
ールディスクを不当に弱めることなく、反応板の構造を
保ちながら、上記の欠点を取り除くことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の前記形式のトー
ションダンパーの特徴は、各反応板が、それぞれガイド
ワッシャーと回転するように固定されている摩擦ワッシ
ャーと摩擦接触をし、かつ、前記弾性ワッシャーは、2
つのガイドワッシャーのうちの1つ(第1ガイドワッシ
ャー)と、摩擦ワッシャーの1つ(第1摩擦ワッシャ
ー)との間に軸方向に挟持されており、かつ、他の摩擦
ワッシャー(第2摩擦ワッシャー)は、2つのガイドワ
ッシャーのうちの他の1つ(第2ガイドワッシャー)に
軸方向に固着されていて、多数のワッシャーを備えてい
る摩擦スペーサーの一部をなし、多数のワッシャーの1
つは、第3摩擦ワッシャーで、ホイールディスクと係合
して、第2ガイドワッシャーまたは、第2摩擦ワッシャ
ーのいずれかと接触して摩擦を生じさせることがことが
できるようになっており、かつ、第3摩擦ワッシャー
は、第2摩擦ワッシャーと第2ガイドワッシャーとの間
に作用する少なくとも一つの軸方向に作用する第2弾性
ワッシャーの作用を受けるようになっていることにあ
る。
【0009】この構成により、第1弾性ワッシャーが、
直接それぞれの反応板に作用しないので、反応板は、よ
く制御されて把持される。
【0010】また、摩擦スペーサーは、第2ガイドワッ
シャーに軸方向に固定されている第2摩擦ワッシャーを
有しているので、第2弾性ワッシャーは、第2バネの作
用中、反応板にその効果を感じさせない。
【0011】従って、この第2弾性ワッシャーは、所要
の摩擦を達成するため、用途に応じて選定できる。同じ
ことは、第1弾性ワッシャーについても云える。
【0012】また、ホイールディスクの強度は、反応板
の構造がそうであるように、不変である。このようにし
て、異なる摩擦力を、適当に制御できる。
【0013】この構造により、ホイールディスクによっ
て、バックラッシュを取り除いた後に、遅れて作動する
独立したヒステレシスシステムが得られる。ある実施例
では、このシステムは、第1バネと連係し、第2段階の
第2バネが最大限状態になる前後で、第1バネが作動す
る瞬間に、ホイールディスクによって得られる。
【0014】変形例として、このシステムを、第1バネ
から独立させ、ホイールディスクによって、遅れて作動
させてもよい。
【0015】第2ガイドワッシャーの1つに回転するよ
うに固定されている摩擦スペーサーで、ヒステレシスユ
ニットを作って、カセット化し、連係するガイドワッシ
ャーでサブユニットにすることができる。
【0016】これらの特徴は全て、振動の吸収に対して
好都合である。
【0017】ある実施例では、第2弾性ワッシャーは、
第3摩擦ワッシャーと摩擦スペーサーを、それぞれのガ
イドワッシャーの方に押圧し、摩擦スペーサーと第2摩
擦ワッシャーを、第2ガイドワッシャーとともに軸方向
に接続する。この第2弾性ワッシャーは、第2摩擦ワッ
シャーに設けた肩部に当接している。第2弾性ワッシャ
ーはまた、第2ガイドワッシャーの領域の内又は外に取
り付けられ、第2ガイドワッシャーに当接している。
【0018】ある実施例では、反応板は、全てプラスチ
ック製であり、ホイールディスクと直接接触している。
これによって、第1バネの、ノイズは減り、かつその取
付を確実なものにすることができる。第2弾性ワッシャ
ーによって、反応板を把持することなく、従って、第1
弾性ワッシャーの作用を妨害することなく、摩耗により
異なる部分に生じるバックラッシを取り除くことができ
る。多数の解決法が可能である。特に、第2摩擦ワッシ
ャーを直接ガイドワッシャーに、例えば、クリンプによ
って、固着できる。この場合、第2弾性ワッシャーを、
第2ガイドワッシャーと第2摩擦ワッシャーとの間に軸
方向に取り付けることができる。第2摩擦ワッシャー
は、十分丈夫で、第2弾性ワッシャーによって変形され
ることはない。
【0019】
【実施例】図に示すトーションダンパーは、トランスミ
ッションで振動を生じる内燃機関の自動車用クラッチ摩
擦ディスクである。
【0020】トーションダンパーは、次のものを備えて
いる。すなわち、入力部1と、入力部1と一体になって
いる2つのガイドワッシャー2,3と、2つのガイドワ
ッシャー2,3の間に設けた環状のホイールディスク4
と、ホイールディスク4と2つのガイドワッシャー2,
3との間に円周方向に設けられ、かつ2つのガイドワッ
シャー2,3に支持され、かつホイールディスク4の間
隔のある第1窓孔25,26,125に設けた第1バネ
5と、ホイールディスク4の両側に設けられ、かつ、2
つのガイドワッシャー2,3に囲まれている反応板6,
7と、反応板6,7とホイールディスク4との間に円周
方向に設けられており、少なくとも一部の剛性が、第1
バネ5より小さい第2バネ8,81と、反応板6,7と
第1バネ5の少なくとも一部との間に作用する駆動手段
9と、2つのガイドワッシャー2,3と反応板6,7と
の間に軸方向に作用する弾性的に把持されている摩擦手
段10と、ホイールディスク4と一体をなし、2つのガ
イドワッシャー2,3と反応板6,7により回転するよ
うに取り囲まれているはぶ状の出力部11とである。
【0021】この場合(図2に示すように)、入力部1
は、両面に摩擦ライナー22を有するディスクからなっ
ており、自動車の摩擦クラッチの一部である反応板13
と圧力板15との間で締め付けられるようになってい
る。入力部(ディスク)1は、特殊リベット(図示せ
ず)で、公知の方法で、2つのガイドワッシャー2,3
と一体になっており、横杆21は、2つのガイドワッシ
ャー2,3を接続している。
【0022】入力部(ディスク)1は、小さな横杆21
でワッシャー2に取り付けてもよい。
【0023】カバー16内のダイヤフラム17で、圧力
板15を反応板13の方に押しつけ、反応板13と圧力
板15の間に摩擦ライナー22を締め付けて、クラッチ
を係合させると、部材1,2,3は、摩擦をもって押圧
され、内燃機関のクランクシャフト14と共に回転す
る。
【0024】図2に示すように、クラッチを解除する時
は、小さな柱状部18によりカバー16内に傾斜して設
けられているダイヤフラム17の指の端に圧力を加え
る。その圧力は、クラッチ解除ベアリング120を押す
ことにより生じ、ダイヤフラム17を傾けて、圧力板1
5を解除する。
【0025】圧力板15は、カバー16と一体的をなし
て、共に回転し、カバー16に対して軸方向に、接線方
向の舌片によって、移動できるように取り付けられてい
る。部材15,16,17,18は、カバー16を貫通
するねじで反応板13に取り付けられてユニットになっ
ており、この目的のため、カバー16には径方向のフラ
ンジが設けられている。
【0026】摩擦クラッチの回転軸と同心のハブ状出力
部11は、ギアボックスの入力軸19と接続されて回転
する。内部には、スプラインが付されている。
【0027】従って、クラッチが係合されると、そのト
ルクは、2段階のトーションダンパーによって、エンジ
ンから出力部11とギアボックスに伝えられる。第1段
階のトーションダンパーは、2つのガイドワッシャー
2,3、ホイールディスク4、及び第1バネ5を備え、
その他は、反応板6,7、ホイールディスク4、及び第
2バネ8,81を備えている。
【0028】第1トーションダンパーは、第2のものよ
り堅牢で、自動車が走行中、クラッチが係合される時、
正常操作で、主減衰機能を行う。この目的のため、第1
バネ5は、走行速度用の大きさを有する。
【0029】摩擦クラッチにより伝達されるトルクが、
非常に弱いか、ゼロの時、例えば、自動車のギアボック
スがニュートラル(アイドリング)の時、この第1トー
ションダンパーは、振動を効率的に吸収するには不十分
であることが分かった。
【0030】この役割は、第2トーションダンパーによ
って行なわれる。それは、アイドリング用の大きさにな
っている第2バネ8,81を有する弱めた構成になって
いる。
【0031】従って、この第2トーションダンパーは、
プリダンパーとして作用する。
【0032】フランス国特許公開第2,386,729
号、及び米国特許第4,212,380号明細書に記載
の、ホイールディスクとハブとの間に歯状突起の接続部
を有する、トーションダンパーにおいては、自動車で、
特に、低速に戻すギアチェンジを繰り返す場合や、始動
時の低速エンジンで第1ギアに入れる場合に、ノイズの
発生が認められる。
【0033】これを避けるため、特に快適さのために、
ホイールディスク4と2つのガイドワッシャー2,3と
の間で、大きな角変位の第2バネ8,81は、第1バネ
5の下に径方向に取り付けられている。弾性的に締め付
ける摩擦手段10は、2つのガイドワッシャー2,3の
うちの1つと、反応板6,7の1つとの間に挟まれた少
なくとも1つの軸方向に作用する第1弾性ワッシャー3
6を備えている。それは、反応板6,7をホイールディ
スク4の方に軸方向に押しつけ、反応板6,7とホイー
ルディスク4との間に摩擦を起こす。そのため、反応板
6,7は、互いに分離している。
【0034】従って、フランス国特許公開第1,52
5,291号明細書に記載のものとは対照的に、ホイー
ルディスクの強度を増し、製造を簡単化するため、反応
板とワッシャー間に連動手段を必要としない。
【0035】第1窓孔24,25を、円周方向に大きく
してもよい。
【0036】摩擦手段10により、特に前記連動手段の
必要はなくなる。
【0037】第2バネ8,81を、第1バネ5の下に取
り付けることによって、ホイールディスク4は、不当に
弱められず、ホイールディスク4と出力部11間の角変
位は、大きくなる。
【0038】入力部1と出力部11との間の相対的な角
変位の当初に、第1バネがあるので、ガイドワッシャー
は、反応板6,7を、ホイールディスク4と反応板6,
7との間にある第2バネ8,81で押圧して、摩擦を起
こす。
【0039】詳しく云うと、第1バネ5は、2つのガイ
ドワッシャー2,3に設けられている窓孔24に隙間な
く、またホイールディスク4に向かい合い、窓孔25,
26に間隔を設けて取り付けられている螺旋状のバネか
らなっている。
【0040】4つの第1バネ5は、第2バネ8,81の
径方向外方の同一円周内に、規則的に円周方向に配置さ
れており、同じく螺旋状をしている。
【0041】第1バネ5,第2バネ8,81の少なくと
も一部を、エラストマーのような弾性材のブロックとし
てもよい。
【0042】図2に示すように、第1バネ5は、2重丸
のようになっているバネである。第2バネ8,81は、
円周上に規則正しく配置されている4つからなり、その
うちの2つのバネ8は、ホイールディスク4と反応板
6,7に互いに向かい合って窓孔82,83に隙間なく
取り付けられ、また他の2つの第2バネ81は、反応板
の窓孔84に隙間なく、またホイールディスク4の窓孔
85に間隔を設けて取り付けられている。
【0043】勿論、この構造を逆にすることができる。
第2バネ81を、窓孔85に隙間なく、ホイールディス
ク4の第2窓孔84に間隔を設けて取り付けてもよい。
【0044】米国特許第5,209,334号明細書の
図36に示すような、反応板6,7に作られたポケット
に、第2バネ8,81を設けてもよい。また、同様に、
窓孔24は、第1バネ5のためのポケットを作るプレス
加工で作ってもよい。
【0045】窓孔25,26の外縁を開口させ、ノッチ
を設けてもよい。
【0046】これは、第1バネ5に対し第2バネ8,8
1を設けることにより可能となる。実際、第2バネ8
は、第2バネ81より剛性が小さく、第2バネ81は、
第1バネ5より剛性が小さい。従って、図6に示すよう
に、前段階の減衰で、3つの勾配が得られ、ユーザーは
快適で、振動は、よく吸収されている。
【0047】この場合の駆動手段9は、反応板6,7の
外周から突き出ている径方向の突起である。各反応板
は、第1バネ5の1つの円周方向の端部と係合する、少
なくとも2つの径方向の突起を備えている。2つの突起
は、フォーク状をしており、バネを収容するノッチの範
囲を定める。
【0048】図1に示すように、各反応板6,7は、突
起9を有する2つのフォークで、全く反対の2つのバネ
5と係合している。
【0049】勿論、駆動手段は、反応板6,7に設けら
れた窓孔としてもよい。その場合、突起は、窓孔の外周
に円周方向に接続される。
【0050】反応板6,7とホイールディスク4の間の
摩擦を、ホイールディスク4と反応板6,7との間に置
かれた摩擦ワッシャーの介入で起こすことができる。
【0051】例えば、反応板6,7を、金属製とし、ホ
イールディスク4の方を向く面に、低い摩擦係数を有す
る材料からなるライニングを取り付けてもよい。変形例
として、前記ライニングをホイールディスク4に固着す
るか、ホイールディスク4とそれぞれの反応板6,7に
取り付けてもよい。
【0052】米国特許第5,209,334号明細書の
図8、図9に示すように、反応板6,7を、2つの部分
からなるものとしてもよい。すなわち、バネ5と係合で
きるように、その外周部を、金属製とし、その内周部に
おける出力部11を囲むベアリングの1つを形成するL
型部を、プラスチック製としてもよい。
【0053】本例では、摩擦係数の低い、ホイールディ
スク4と接触する反応板6,7は、全て強化ファイバー
で補強したプラスチックで作られる。この構成により、
ノイズと、部品数を減らすことができ、また2つのガイ
ドワッシャー2,3間の軸方向の間隔を減らすことがで
きる。また、プラスチック製であると、第1バネ5のよ
り良い取付けができるように、径方向の突起9の辺り
で、反応板6,7を厚くすることができる。従って、簡
単に、反応板6,7を成型加工できる。これは、本発明
により可能になる。
【0054】この反応板は、第2バネ8,81のための
ガイドワッシャーを形成する。
【0055】本発明による各反応板6,7は、ガイドワ
ッシャーに回転するように固着されている摩擦ワッシャ
ーと都合よく接触することができる。
【0056】詳しく云うと、軸方向に作用する摩擦手段
10は、少なくとも一つの軸方向に作用する第1弾性ワ
ッシャー36(図3,図4,図7,図8)、236(図
11)、及び第1摩擦ワッシャー35(図3)、135
(図7)235(図11)を備えている。第1摩擦ワッ
シャーは、第1弾性ワッシャーの作用を受けやすい。第
1摩擦ワッシャーと第1弾性ワッシャーは、第1ガイド
ワッシャーとして知られるガイドワッシャー3と、反応
板7との間に軸方向に取り付けられている。
【0057】第1弾性ワッシャーは、第1ガイドワッシ
ャー3と第1摩擦ワッシャーとの間に挟持されている。
【0058】摩擦スペーサー40は、第2ガイドワッシ
ャー2と、他の反応板6との間に軸方向に設けられてい
る。摩擦スペーサー40は、第2ガイドワッシャーに固
着されており、円筒状の摩擦ワッシャーにより形成さ
れ、そのうちの少なくとも一つ、第3摩擦ワッシャー3
0(図3、図7,図8,図9,図11,図12)、13
0(図10)は、少なくとも一つの第1バネ5と係合す
ることができ、ホイールディスク4により作動する。本
発明の摩擦スペーサー40は、第2ガイドワッシャー2
に、回転しないように軸方向に固着されている第2摩擦
ワッシャーである。第3摩擦ワッシャー30は、従っ
て、ホイールディスク4と、遅れて、係合することがで
き、少なくとも第2ガイドワッシャーか、第2摩擦ワッ
シャーと接触して摩擦を引き起こすことができる。第3
摩擦ワッシャー30は、第2摩擦ワッシャーと第2ガイ
ドワッシャーとの間に作用する少なくとも一つの軸方向
に作用する第2弾性ワッシャーの作用を受けやすい。
【0059】従って、独立した摩擦力が得られ、そのう
ちの1つは、第1弾性ワッシャーで測られ、第2バネ
8,81の作用がなくならないことが確かめられる。そ
の他は、第3摩擦ワッシャーと第2弾性ワッシャーに依
存し、第1バネ5と走行速度に適用される。
【0060】図1に示すように、第3摩擦ワッシャー3
0は、金属製で、その外周に、第1バネ5の近くに2つ
の径方向の突起38を有し、前記ワッシャーの面と直交
する、外側に曲がった軸方向に伸びるフランジ39を備
え、第1バネ5の円周方向の端部と係合することができ
る。
【0061】従って、外側に曲がったフランジ39は、
直角の形をしており、ホイールディスク4の窓孔25の
側面に当接することができる。
【0062】従って、2つの突起38を有する少なくと
も一つの分岐は、ホイールディスク4により遅れて作動
することができるフランジ39を有している。
【0063】実際、図1に示すように、第3摩擦ワッシ
ャー30は、2つの正反対な第1バネ5に当接してお
り、従って、均衡上、2つの分岐を有している。
【0064】トーションダンパーの不作動位置では、突
起38は、反応板6,7の突起9とおおむね直交してい
る。従って2つの第1バネ5は、第3摩擦ワッシャー3
0を押圧するために用いられ、他の2つは、反応板6,
7を押圧するために用いられる。これは、ホイールディ
スク4の窓孔25がホイールディスク4の窓孔26と違
う理由であり、窓孔25は、突起38のフランジ39を
収容する形をしている。このユニットの不作動位置で
は、第3摩擦ワッシャー30は、反応板6,7に対し直
交している。
【0065】この図1では、全ての第1バネ5は、同じ
剛性を有する。
【0066】本発明の1つの特徴によれば、摩擦スペー
サー40は、連係している2つのガイドワッシャー2,
3でサブユニットをなしている。
【0067】図1〜図4に示すように、摩擦スペーサー
40は、ベアリング(第2摩擦ワッシャー)31を有す
る。本例では、プラスチックで作られ、L型部を有す
る。
【0068】従って、この第2摩擦ワッシャーは、軸方
向に向いた部分で環状のベアリング31を形成し、出力
部11の外周とガイドワッシャー2の内周との間に径方
向に挟持された軸受筒を形成する。ベアリング31の横
向き部分は、反応板6と第3摩擦ワッシャー30との間
に軸方向に挟持されている。
【0069】摩擦ワッシャー32は、第3摩擦ワッシャ
ー30とガイドワッシャー2との間に軸方向に挟持され
ている。摩擦ワッシャー32は、第3摩擦ワッシャー3
0とガイドワッシャー2との間に自由に取り付けること
ができる。また第3摩擦ワッシャー30かガイドワッシ
ャー2と、例えば接着剤で一体にすることができる。本
例では、摩擦ワッシャー32は、第3摩擦ワッシャー3
0と一体になる。
【0070】ある場合には、所要の摩擦の性質により、
摩擦ワッシャー32を省略し、第3摩擦ワッシャー30
とガイドワッシャー2と直接接触させてもよい。同様
に、他の摩擦ワッシャーを、第3摩擦ワッシャー30と
ガイドワッシャー2との間に入れてもよい。全ての場
合、第3摩擦ワッシャー30を、第2ガイドワッシャー
2かベアリング(第2摩擦ワッシャー)31に対し、直
接又は間接に、摩擦させてもよい。
【0071】2つのガイドワッシャー2,3は、その内
周に、V字形のノッチを有し、その外周に、ベアリング
31は、前記ノッチと相補的に協動できる部分を有す
る。
【0072】従ってベアリング31は、その形状によっ
て、第2ガイドワッシャー2と、回転するように接続さ
れている。本例では、軸方向に作用する第1弾性ワッシ
ャー36は、波形ワッシャーの変形であるベルビルリン
グからなり、第1摩擦ワッシャー35は、第1ガイドワ
ッシャー3の内周と出力部11の外周との間に径方向に
挟持されたL型部を有する環状ベアリングからなってい
る。このベアリング35は、第1ガイドワッシャー3の
V字形のノッチと協動するべく、形状を定めてあり、ワ
ッシャー3と回転するように接続されている。
【0073】ベアリング35は、ガイドワッシャー3と
反応板7との間に挟持されたベアリングワッシャーであ
る。第1弾性ワッシャー(バネ)36は、反応板6とガ
イドワッシャー2との間で摩擦スペーサー40を把持す
るために、ガイドワッシャー3にあって、反応板7と接
触しているベアリングを押圧する。
【0074】従って、本発明の各反応板6,7は、それ
ぞれのガイドワッシャー2,3に、回転するように固着
されているベアリング31,35と接触している。
【0075】摩擦スペーサー40はまた、少なくとも一
つの軸方向に作用する第2弾性ワッシャー33と連係し
ている。図1〜図4に示すように、この第2弾性ワッシ
ャー33は、波形ワッシャーの変形であるベルビルリン
グからなり、ガイドワッシャー2の外側にある。
【0076】勿論、複数の弾性ワッシャー33または3
6を設けてもよい。外側から近づける第2弾性ワッシャ
ー33の内周に、図4に示すように、ベアリング31の
軸受筒の外周に形成された相補的ノッチに係合する突起
があり、ベアリング31に対して(その軸受筒に対し
て)回転するように固着されている。弾性ワッシャー3
3が軸方向に動かないように、肩部となるように、スト
ッパー34が、ベアリングの軸方向の部分に取り付けら
れている。
【0077】ストッパー34で留められている第2弾性
ワッシャー33は、第3摩擦ワッシャー30と摩擦ワッ
シャー32を把持するため、ベアリング31の横向き部
分を、ガイドワッシャー2の方に軸方向に強制的に向け
る。従って、第2弾性ワッシャー33は、ベアリング3
1に押圧され、ガイドワッシャー2と、ベアリング31
の肩部のストッパー34にある第2弾性ワッシャー33
により、スペーサー40とガイドワッシャー2からなる
サブアッセンブリーが形成される。スペーサー40と、
ベアリング(第2摩擦ワッシャー)31は、ガイドワッ
シャー2に軸方向に接続され、ベアリング31がガイド
ワッシャー2に対して軸方向に動くことができるので、
各種ワッシャーの摩耗によるガタを取り除くことができ
る。
【0078】この第2弾性ワッシャー33は、第1弾性
ワッシャー36より大きな負荷を有している。事実、ホ
イールディスク4と反応板6,7との間に生じる摩擦
が、剛体ではない第2バネ8の作用を打ち消さないよう
に、第1弾性ワッシャー36の負荷が選ばれる。プラス
チック製の反応板6,7は、摩擦力を最小にするのに役
立つ。
【0079】弾性ワッシャー36、33は、通常出力部
11近辺の同一円周上に設けられており、摩擦手段10
は、径方向に小幅であることに注目されたい。
【0080】さらに、ベアリング(第2摩擦ワッシャ
ー)31は、特に、第2弾性ワッシャー33により軸方
向に接続されることにより、摩擦ワッシャー32に軸方
向に固着されているので、第2弾性ワッシャー33は、
反応板6,7上に把持機構を有しない。
【0081】このトーションダンパーは、次のように作
用する。ライナー12が反応板13と圧力板15との間
に把持される第1段階では、トルクは、クランクシャフ
ト14から入力軸19に伝動され、2つのガイドワッシ
ャー2,3により、図1の2つの剛性バネである第1バ
ネ5を駆動し、それから、反応板6,7を、あまり押圧
することなく駆動する。反応板6,7は、この第1段階
では、剛性の少ないバネである第2バネ8,81を押圧
する。
【0082】図1〜図4に示すように、ホイールディス
ク4と、ホイールディスク4と一体になっている出力部
11は、従って、これらのバネ、第2バネ8,81によ
り駆動される。この第1段階では、摩擦は、反応板6と
ホイールディスク4との間に、また反応板7とホイール
ディスク4との間に生じ、ベアリング35と反応板7と
の間に、また反応板6とベアリング31の横向き部分と
の間に比較的動きは生じない。
【0083】勿論、ベアリング31,35(その内孔)
とホイールディスク4の外周との間には、常に摩擦が生
じている。
【0084】第3摩擦ワッシャー30はまた、常に第1
弾性ワッシャー36の作用を受ける。
【0085】第1段階は、反応板6,7がその窓孔85
により、第2バネ81と接触するまで続く。それから第
2バネ81と摩擦手段10は、第2段階で押圧される。
【0086】第3段階では、窓孔と窓孔間のバックラッ
シは、排除され、第1バネ5は、押圧される。この第3
段階中、反応板6,7と、ベアリング31,35の横向
き部分との間に相対的な動きが生じ、摩擦が増す。
【0087】窓孔25,26の付いたホイールディスク
4は、第1バネ5を押圧し、反応板6,7は、2つのガ
イドワッシャー2,3から離れ、ホイールディスク4に
連動し、第2バネ81は、第2バネ8同様に弛緩する。
従って、反応板6,7は連動板である。
【0088】本発明の1つの特徴によれば、第1弾性ワ
ッシャー36と、第2バネ8,81の口径の大きさは、
この運動ができるように選ばれ、ベアリング31,35
の間で反応板6,7を押圧している弾性ワッシャー36
の軸方向の把持力に拘らず、反応板6,7が円周方向に
作用するように、バネ8,81を選定する。
【0089】従って、ホイールディスク4が第1バネ5
と係合すると、ホイールディスク4に作用する第1弾性
ワッシャー36で、摩擦手段10により生ずる摩擦トル
クと、押圧された第2バネ8,81により与えられるト
ルクとが均衡するまで、バネ8,81は弛緩している。
それから反応板6,7は、ホイールディスク4に連動す
る。
【0090】この構成の結果として、第2バネ8,81
は、剛性でなく、米国特許第5,209,334号明細
書の図1〜図7の構成とは対照的に、スペアであり、不
当に押圧されない。
【0091】以上の説明で明らかなように、第3摩擦ワ
ッシャー30を、好きなように形成し、第2弾性ワッシ
ャー33により、把持力を定めることができる。
【0092】図1〜図4に示すように、第2バネ81の
押圧が開始された後で、摩擦が生じる。これは、第3摩
擦ワッシャー30を、第1バネ5から離して、反応板
6,7と連係させて、2つの第1バネ5に取り付けるこ
とにより可能となる。
【0093】従って、ホイールディスク4(その窓孔2
5)と突起38のフランジ39との間の環状のバックラ
ッシュを排除した後で、第3摩擦ワッシャー30は、ホ
イールディスク4と一体になって回転し、先ず第3摩擦
ワッシャー30とベアリング31との間に、次に摩擦ワ
ッシャー32とガイドワッシャー2との間に、相対的な
運動が生ずる。
【0094】この段階では、第3摩擦ワッシャー30
は、弾性ワッシャー36,33の動きに従う。
【0095】振動を吸収し、ユーザーが快適であるよう
に、第2弾性ワッシャー33は決められる。詳しく云う
と、図5,図6に示すように、k1,k2,k3は、そ
れぞれバネ8,81,85の剛性であり、h1は、2つ
のガイドワッシャー2,3と出力部11との間のベアリ
ング31,35を介して生ずる摩擦であり、h2は、第
2ガイドワッシャー2と一体になっているヒステリシス
カセット40−2に属する摩擦スペーサー40内に生ず
る摩擦である。
【0096】勿論、フランジ39と第1バネ5との間
に、円周方向に隙間がある。従って、摩擦h2は、第1
バネ5が作動する前に生ずる。それから第3摩擦ワッシ
ャー30は、スライドバルブのように作動する。
【0097】小さな横杆21は、平らな横材で径方向に
薄い。図1に示すように、横杆21は、ホイールディス
ク4の外周20に、バネを越えて径方向に取り付けられ
ている。外周20に径方向に取り付けられている横杆2
1は、ホイールディスク4にある径方向の突起23と協
動できる。突起23は、外周20から外側に径方向に突
き出ている。その径方向の突き出しは、横杆21の厚さ
による。本例では、4つの突起23と4つの横杆21
が、対称形に配置されている。
【0098】この構成の結果、入力部1とホイールディ
スク4との間に強いホイールディスクと大きな角変位が
得られる。1つの横杆21と、2つの連続する突起23
との間の角距離は、用途による。
【0099】径方向の突起23は、窓孔24,25と直
交して取り付けられており、ホイールディスク4の強度
を増しているので、入力部1と出力部11との間の角変
位は、特に増すことができる。
【0100】本発明は、上記の実施例に限定されない。
【0101】特に、図1〜図4に示す反応板6,7は、
いずれも同じであるが、図7の反応板7は、内周に、出
力部11の外周と摩擦しながら接触する軸受筒(ブッシ
ング)71を有している。
【0102】第1摩擦ワッシャー135は、変形してお
り、本例では、ガイドワッシャー3に作られた補足的な
窓孔の中に伸びている軸方向の突起を有するワッシャー
からなっており、第1摩擦ワッシャー135が回転する
ように、ガイドワッシャー3と接続されている。
【0103】軸受筒71は、第1操作段階で、ベアリン
グ35の役割を有し、出力部11とこの軸受筒71との
間に摩擦が生じ、軸受筒71は、摩擦係数の低いプラス
チックで、反応板7と一体的となっている。従ってベア
リング31は、出力部11と常に接触している。
【0104】図8に示すように、プラスチック製の反応
板6は、その内周に、ホイールディスク4の外周と接触
している軸受筒61を有する。軸受筒61は、軸受筒7
1より長い。
【0105】第2摩擦ワッシャーを形成するベアリング
131は、軸受筒61の外周とガイドワッシャーの内周
との間に挟持されている。
【0106】本例では、ベアリング131は、金属製
で、第2弾性ワッシャー(ベルビルリング)133を取
り付けた後で、ユニットの軸と反対方向の径方向に突き
出た端部を備えている。従って、図3のストッパー34
がもはや必要ないように、肘の形をした肩部が、第2弾
性ワッシャー133のために形成されている。摩擦ワッ
シャーは、第3摩擦ワッシャー30の各面に取り付けら
れている。このユニットはまた、第2ガイドワッシャー
2で作られ、第2弾性ワッシャー133、ベアリング3
1、及び第3摩擦ワッシャー30を備えている。
【0107】第1段階で軸受筒61は、ベアリング13
1と一体になっており、軸受筒61の内孔と出力部11
との間に摩擦が生じる。第3段階で、反応板6は、ホイ
ールディスク4と連動し、軸受筒61の外周と、第2ガ
イドワッシャー2に回転するように接続されているベア
リング131の内孔との間に、摩擦が生じる。これは、
本発明の特徴である。
【0108】勿論、軸受筒61の剛性を変えることがで
きる。軸受筒61とベアリング131との間の摩擦を、
より大きくして、内部の可撓性をより大きく、出力部1
1と軸受筒61との間の摩擦を小さくする。
【0109】図9では、図3のストッパー34は、省略
されている。そのため、プラスチック製のベアリング2
31は、2つのガイドワッシャー2,3の外側に溝30
0を有し、その内周に、ベルビル型の第2弾性ワッシャ
ー233が取り付けられている。溝300に突起234
があり、溝300の側部の1つは、突起234の自由端
のための肩部になる。
【0110】第2弾性ワッシャー233の取り付けは、
突起234が溝300に位置するまで、ベアリング23
1の軸方向部分にワッシャーを軸方向に滑らすことによ
って行なわれる。
【0111】1つの特徴として、ベルビルリングは、逆
の2つの位置を占めることができる。すなわち、工具に
よって、第2弾性ワッシャー233に力が加わるよう
に、当初は、図9に示す位置に、また摩擦スペーサー4
0を、ガイドワッシャー2で組み立てるために逆転させ
る。
【0112】図10では、第1バネ5の少なくとも一つ
と協動する径方向の突起を有する第3摩擦ワッシャー1
30は、入力部1の内周から突き出ており、2つの第1
バネ5の間に伸びている弾性突起333により確実に保
持される。この突起は、この目的のため、プラスチック
製で、ガイドワッシャー2の方に押圧するベアリング3
31にあるV字形のノッチと係合する。
【0113】前記V字形のノッチと協動することによっ
て、弾性突起333は、入力部1と共にベアリング33
1が回転している間、接続を確実にする。図1のフラン
ジ39を有しない第3摩擦ワッシャー130は、ホイー
ルディスク4の窓孔の下部にあるV字形のノッチ43
に、隙間なく伸びている軸方向を向いた突起42を有し
ている。
【0114】突起42があるので、第3摩擦ワッシャー
130は、ホイールディスク4によって作動する。
【0115】入力部1がガイドワッシャー2と一体にな
っているので、第2弾性ワッシャー333は、先ずガイ
ドワッシャー2に当接し、次に、ベアリング331に当
接し、ベアリング331と摩擦スペーサー40を、軸方
向に接続するため、ガイドワッシャー2の方に押圧す
る。
【0116】図10に示すように、突起333と反応板
6との間に、軸方向の隙間がある。突起333が、ガイ
ドワッシャーにより定められた所に取り付けられるよう
になっているので、摩擦スペーサー40とガイドワッシ
ャー2を備え、突き出たバネを有しないユニット(ヒス
テリシスカセット)を形成することにより、第3摩擦ワ
ッシャー130の軸方向の把持が得られる。
【0117】図11に示すように、第1摩擦ワッシャー
235は、波形ワッシャーであり、第2弾性ワッシャー
433も、第3摩擦ワッシャー30を特に把持するた
め、同様になっている。
【0118】図11に示すように、ホイールディスク4
は、出力部11にクリンプで接続されているが、前の図
では、それは、出力部11と一体になっている。
【0119】第1摩擦ワッシャー235は、図3のベア
リング35と同形のプラスチック製ベアリングからなっ
ている。ガイドワッシャー3は、内周部に、ベアリング
235の軸方向部に設けたV字形のノッチと係合する舌
状部を備え、ガイドワッシャー3とベアリング235
を、回転しうるように接続している。
【0120】第2摩擦ワッシャーであるベアリング43
1は、プラスチック製で、2つのガイドワッシャー2,
3の領域外に突き出た、弾力的で変形する突起を内部に
有する構成になっている。
【0121】従って、ベアリング235は、第1段階で
は、接触摩擦をしない。
【0122】図12では、摩擦スペーサー40の、第2
弾性ワッシャー533の、そして第2摩擦ワッシャー5
31の相対的な位置は、逆になっている。ガイドワッシ
ャー3と連係している摩擦スペーサー40は、第2ガイ
ドワッシャーになっている。ガイドワッシャー2と連係
している、図3のベアリング35である、第1摩擦ワッ
シャーは、第1ガイドワッシャーになっており、ハブの
辺りで摩擦力を及ぼす。
【0123】従って第2摩擦ワッシャー531は、ベア
リングとはならないが、ガイドワッシャー3にある孔5
02を貫通する弾力的で変形する突起500を備えてい
る。第2摩擦ワッシャー531はまた、孔502に、嵌
合する軸方向の突起501を有している。
【0124】従って、回転中、プラスチック製の第2摩
擦ワッシャー531は、ガイドワッシャー3に対して固
定されている。
【0125】ガイドワッシャー3の孔502は、T字形
をしている。
【0126】第2弾性ワッシャー533の外周部は、突
起500の肩部で支持されている。
【0127】ベルビルワッシャーである第2弾性ワッシ
ャー533は、その内周で、ガイドワッシャー3に支持
されている。この構成であると、第2弾性ワッシャー5
33とダイアフラム17の傾斜は、同じ方向であるの
で、ダイアフラム17をうまく傾けることができる。
【0128】平らなスペーサーの代りに、2つのガイド
ワッシャー2,3を接続するのに、小さな横杆121を
用いることができる。小さな横杆121はまた、ディス
ク1をホイールディスク4を径方向に越えて、取り付け
るのに用いることができる。
【0129】ホイールディスク4と摩擦スペーサー40
との間に干渉は生じない。入力部1と出力部11との間
の角変位の限界は、第1バネ50であるバネのコイルが
接触することにより定まる。
【0130】詳しく云うと、本例では、図13、図14
に示すように、第1バネ50がバネ51を取り囲んでい
る。バネ50,51は、2つのガイドワッシャー2,3
の窓孔24に対して隙間なしに、またホイールディスク
4の窓孔125では隙間を設けて、取り付けられてい
る。本例では、図14に示すように、追加の反応板6
0,70が、各反応板6,7とホイールディスク4との
間に軸方向に挟持されている。反応板60,70は、第
2バネ81に隙間なく取り付けるための窓孔と、その外
周に突き出たような突起138を有する。突起138
は、円周方向に向いた部分を有し、その端に、軸方向に
向いた(例えば、反応板60,70のそれぞれの面に直
交している)折り返し139を備え、第1バネ51のそ
れぞれの円周方向の端を支持している。
【0131】第1バネ51は、突起138が架け橋状に
なっている、2つの折り返し139間で、予め押圧され
ている。
【0132】図1に示すように、反応板6,7は、第1
段階で自由に作動できるように、バネ8に、本例では、
間隔を開けた取り付けるための窓孔を備えている。
【0133】第1バネ51は、剛性が、第2バネ81の
それと同じであるように選ばれる。従って、角変位を決
めた後、入力部1と出力部11との間の相対的な角変位
が増加できるように、バネ51と81は、連続して作動
する。バネ51の剛性は、バネ81のそれとはほぼ同じ
である。通常、バネは、同じ剛性のものを連続して使用
すると効果的である。
【0134】詳しく云うと、図15に示すように、k1
は、図5に示すように、第2バネ8の剛性を示し、k2
は、バネ81の剛性を、k5は、バネ51の剛性を、そ
してk4は、バネ50の剛性を示す。これで、入力部1
と出力部11との間の角変位は、増加できる。
【0135】本例では、摩擦手段10は、反応板6,7
を、ホイールディスク4の方に軸方向に押圧し、反応板
60,70により摩擦を引き起こす。
【0136】本例では、圧力板を備えていないので、入
力部1は、直接はずみ車12に固着してもよい。出力部
11は、可変速ベルトとプーリーの主軸を駆動する。
【0137】ある場合には、ガイドワッシャー2を径方
向に伸ばすことができ、また上記のように、はずみ車1
2に直接固着してもよい。
【0138】その場合、ガイドワッシャー2は、トーシ
ョンダンパーの入力部となる。
【0139】2つのガイドワッシャー2,3に設けられ
ている孔は、プレス加工の部品で形成してもよく、伝動
されるトルクによって、ホイールディスク4の外周部に
設けてもよい。
【0140】本例では、ガイドワッシャー2,3にそれ
ぞれ取り付けられているスペーサー手段は、2つのガイ
ドワッシャー2,3にリベットによって固着され、ホイ
ールディスク4の開口部に伸びているている径方向の突
起を有するリングからなる。前記突起は、バネ5を径方
向に越えて固着されており、ホイールディスク4と2つ
のガイドワッシャー2,3との間の角変位を制限するた
めに、前記孔の横端と協動するようになっている。
【0141】第3摩擦ワッシャー30は、図12の点線
で示すように、その外周部に窓孔25の低い縁の間隙と
係合するための突起を有する。
【0142】本例では、第3摩擦ワッシャー30は、第
1バネ5に取り付けられることなく、またそこで妨害さ
れることなく、ホイールディスク4によって、間隔を設
けて作動する。
【0143】図8、図11に示すように、第2弾性ワッ
シャー133,433は、ガイドワッシャー2とベアリ
ング(第2摩擦ワッシャー)131,431との間に取
り付けてもよい。このためには、ホイールディスク4と
は反対方向に、軸方向にずらす必要があり、ガイドワッ
シャー2の内周と、ベアリング131の肘の形をした径
方向の肩部、留め部の付いた突起400は、ガイドワッ
シャー2と係合し、ベアリング131,431は、一方
向に、軸方向に固着されている。
【0144】第2弾性ワッシャー133,433の重量
を考慮しながら、ベアリング131,431を、他の方
向に、軸方向に動かないようにする。
【0145】従って、全ての場合、摩擦スペーサーは、
第2弾性ワッシャーを備えている。変形例として、第2
摩擦ワッシャーは、ガイドワッシャーに直接、例えば、
クリンプまたはリベットで、接続してもよい。このガイ
ドワッシャーは、肩部のピンをガイドワッシャーにある
孔に通し、留め具でそこに固着させてもよい。従って、
この第2摩擦ワッシャーは、軸方向と回転方向の両方
に、ガイドワッシャーに直接接続されている。第2ガイ
ドワッシャーと第2摩擦ワッシャーとの間に、第2弾性
ワッシャーを取り付け、第2ガイドワッシャーに対し
て、軸方向に動かないようにすることは可能である。
【0146】第2弾性ワッシャーを、第2摩擦ワッシャ
ーの上に置き、第2ガイドワッシャーと接触している第
3摩擦ワッシャーを押圧するようにしてもよい。第2摩
擦ワッシャーと回転するように接続されているベアリン
グワッシャーは、第2摩擦ワッシャーと第3摩擦ワッシ
ャーとの間に都合よく挟持されている。
【0147】全ての場合、第2ガイドワッシャーとユニ
ットを作ることができる。この場合、摩擦スペーサー
は、その保持板と第2ガイドワッシャーとの間に挟持さ
れる。
【0148】第2摩擦ワッシャーは、第2ガイドワッシ
ャーに対して、また第3摩擦ワッシャーが取り付けられ
ている孔に対して、全ての場合、軸方向にずれている。
第3摩擦ワッシャーは、変形例として、突起38とフラ
ンジ39(フォーク)を有する2つのワッシャーに分か
れてもよい。全ての場合、第1バネ5と連係している摩
擦手段は、ホイールディスクの一方にのみ、フランジ3
9から離れて伸びている。勿論、ホイールディスク4と
反応板6,7の厚さは、第2バネ8,81が、第2摩擦
ワッシャーを妨害しない程度のものである。各反応板
は、出力部11に、ベアリングを設けるのが好ましい。
【0149】
【発明の効果】ホイールディスクを不当に弱めることな
く、効果的な自動車用クラッチのトーション減衰クラッ
チディスクを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトーションダンパーの、図2の矢印1
の方から見た、一部省略正面図である。
【図2】図1の切断線2−2の断面図で、クラッチの一
部を示す。
【図3】図2の上半部の拡大断面図である。
【図4】図3を矢印4から見た部分斜視図である。
【図5】本発明のトーションダンパーの概略図である。
【図6】本発明のトーションダンパーのグラフで、C軸
に、トーションダンパーによって伝動されるトルク、D
軸に、トーションダンパーの入力部と出力部との間の相
対的角変位を示す。
【図7】本発明の第2実施例の半分の縦断面図である。
【図8】本発明の第3実施例の半分の一部の縦断面図で
ある。
【図9】本発明の他の実施例の部分縦断面図である。
【図10】本発明の他の実施例の部分縦断面図である。
【図11】本発明の他の実施例の部分縦断面図である。
【図12】本発明の他の実施例の部分縦断面図である。
【図13】本発明の他の実施例の部分縦断面図である。
【図14】本発明のトーションダンパーの、図13の矢
印14の方から見た一部切断断面図である。
【図15】本発明のトーションダンパーのこの実施例
の、図5と同様の概略図である。
【符号の説明】
1 入力部 2、3 ガイド
ワッシャー 4 ホイールディスク 5 第1バネ 6,7 反応板 8 第2バネ 9 駆動手段 10 摩擦手段 11 出力部 12 ライナー 13 反応板 14 クランク
シャフト 15 圧力板 16 カバー 17 ダイアフラム 18 柱状部 19 入力軸 20 ホイール
ディスクの外周 21 横杆 22 摩擦ライ
ナー 23 突起 24,25,2
6,82〜85 窓孔 30,130 第3摩擦ワッシャー 31 第2摩擦
ワッシャー 32 摩擦ワッシャー 33 第2弾性
ワッシャー 34 ストッパー 35 第1摩擦
ワッシャー 36 第1弾性ワッシャー 38 突起 39 フランジ 40 摩擦スペ
ーサー 42,142 突起 43 ノッチ 50,51 第1バネ 60,70 反
応板 71 軸受筒 81 第2バネ 120 クラッチ解除ベアリング 121 横杆 125 窓孔 138 突起 139 折り返し 131,231,331,431,531 第2摩擦ワ
ッシャー 133,233,333,433,533 第2弾性ワ
ッシャー 135,235 第1摩擦ワッシャー 234 突起 236 第1弾
性ワッシャー 300 溝 500,501
突起 502 孔

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力部1、入力部1と一体になっている
    2つのガイドワッシャー2,3、2つのガイドワッシャ
    ー2,3との間に挟持されている環状のホイールディス
    ク4、ホイールディスク4と2つのガイドワッシャー
    2,3との間に円周方向に設けられ、2つのガイドワッ
    シャー2,3により支持され、かつホイールディスク4
    における間隔を有する第1窓孔25,26,125に取
    り付けられている第1バネ5,50、2つのガイドワッ
    シャー2,3との間において、ホイールディスク4の両
    側に設けられている反応板6,7、反応板6,7とホイ
    ールディスク4との間に円周方向に挟持され、少なくと
    も一部の剛性が第1バネ5,50のそれよりも小さい第
    2バネ8,81、反応板6,7と少なくとも第1バネ5
    の一部との間に作用する駆動手段9、2つのガイドワッ
    シャー2,3と反応板6,7との間に軸方向に挟持され
    て弾力的に把持する摩擦手段10、ホイールディスク4
    と一体になっていて、2つのガイドワッシャー2,3と
    反応板6,7に包囲されて回転するハブ状の出力部11
    を備えており、第2バネ8,81は、第1バネ5の径方
    向の内方に設けられ、弾力的に把持する摩擦手段10
    は、反応板6,7をホイールディスク4の方に軸方向に
    押圧している少なくとも一つの軸方向に作用する弾性ワ
    ッシャー36,236を備えていて、反応板6,7とホ
    イールディスク4との間に摩擦を生じさせ、かつ反応板
    6,7が互いに分離しているトーションダンパーにおい
    て、 各反応板6,7が、それぞれガイドワッシャー2,3と
    回転するように固定されている摩擦ワッシャー31,3
    5、135,140と摩擦接触をし、かつ、前記弾性ワ
    ッシャー36,236は、2つのガイドワッシャー2,
    3のうちの1つ(第1ガイドワッシャー)と、摩擦ワッ
    シャー35、135の1つ(第1摩擦ワッシャー)との
    間に軸方向に挟持されており、かつ、他の摩擦ワッシャ
    ー31,40,131(第2摩擦ワッシャー)は、2つ
    のガイドワッシャー2,3のうちの他の1つ(第2ガイ
    ドワッシャー)に軸方向に固着されていて、多数のワッ
    シャー30,32,33,...を備えている摩擦スペ
    ーサー40の一部をなし、多数のワッシャーの1つは、
    第3摩擦ワッシャー30で、ホイールディスク4と係合
    して、第2ガイドワッシャー2,3または、第2摩擦ワ
    ッシャー31,40,131,...のいずれかと接触
    して、摩擦を生じさせることがことができるようになっ
    ており、かつ、第3摩擦ワッシャーは、第2摩擦ワッシ
    ャー31,40,131,...と第2ガイドワッシャ
    ー2,3との間に作用する少なくとも一つの軸方向に作
    用する第2弾性ワッシャー33,133,23
    3,...の作用を受けるようになっていることを特徴
    とするトーションダンパー。
  2. 【請求項2】 反応板6,7は、全てプラスチック製で
    あることを特徴とする請求項1記載のトーションダンパ
    ー。
  3. 【請求項3】 第3摩擦ワッシャー30は、その外周
    に、第1バネ5に属するバネの円周方向の端部と係合す
    るため、前記ワッシャーの面と直交して伸びるフランジ
    39の付いた2つの径方向の突起38を有する少なくと
    も一つの分岐を備えていることを特徴とする請求項2記
    載のトーションダンパー。
  4. 【請求項4】 摩擦スペーサー40は、第2ガイドワッ
    シャー2,3で回転するように固定されるヒステレシス
    カセットの一部をなし、軸方向に作用する第2弾性ワッ
    シャー33,133,..によって、第2ガイドワッシ
    ャーでサブユニットを形成し、第3摩擦ワッシャー3
    0,130と第2摩擦ワッシャー31,131,..
    を、第2ガイドワッシャー2,3の方に押圧しているこ
    とを特徴とする請求項3記載のトーションダンパー。
  5. 【請求項5】 第2弾性ワッシャー33,133,23
    3,433,533は、ガイドワッシャー2,3の領域
    外に取り付けられ、反応板との接触に応じて、第2ガイ
    ドワッシャー2,3と、第2摩擦ワッシャー31,13
    1,231,431,531に設けた肩部に当接してい
    ることを特徴とする請求項4記載のトーションダンパ
    ー。
  6. 【請求項6】 第2弾性ワッシャー333は、ガイドワ
    ッシャー2,3の領域内に取り付けられ、第2摩擦ワッ
    シャー331を第2ガイドワッシャー2の方に押圧する
    ための、入力部1であるディスクの内周から突き出てい
    る弾性突起であることを特徴とする請求項5記載のトー
    ションダンパー。
  7. 【請求項7】 第2摩擦ワッシャーは、ガイドワッシャ
    ーに回転するように固定されるベアリング31,13
    1,231,331,431の一部をなし、かつ出力部
    11の外周に取り付けられていることを特徴とする請求
    項6記載のトーションダンパー。
  8. 【請求項8】 第2弾性ワッシャーは、前記ベアリング
    に当接していることを特徴とする請求項7記載のトーシ
    ョンダンパー。
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