JPH0620075U - カードホルダ - Google Patents

カードホルダ

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JPH0620075U
JPH0620075U JP4063492U JP4063492U JPH0620075U JP H0620075 U JPH0620075 U JP H0620075U JP 4063492 U JP4063492 U JP 4063492U JP 4063492 U JP4063492 U JP 4063492U JP H0620075 U JPH0620075 U JP H0620075U
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JP
Japan
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card
upper case
frame
lower case
welding
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JP4063492U
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English (en)
Inventor
健作 松見
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健作 松見
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カード等シート状物品の保管を確実にし、ま
た、当該カードへの記入を容易にする。 【構成】 透明状のプラスチック材からなる四角形の平
面部と当該四角形平面部の周囲のうちの3辺にわたって
設けられた立壁部12とからなる部材であって、この平
面部の中央部に大きな開口部11を有し、その周囲には
フレーム部13を有する額縁状のアッパケース1を設け
る。このアッパケース1とほぼ同じ平面形状を有する平
板状のプラスチック製ロアケース2を設ける。アッパケ
ース1とロアケース2とを高周波溶着、超音波溶着等に
より溶着し、額縁状箱形部材を形成する。上記フレーム
部13に弾性体5等からなるカード保持装置3を設け
る。 【効果】 立壁部12、カード保持装置3等によりカー
ドが確実に保持され、かつ、ロアケース2の剛性により
カードの折曲がり等が防止され、カードへの記入が楽に
なる。カードの保管等が確実になり携帯にも便利であ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、カード等シート状物品の保管及びその携帯のために用いられるカー ドホルダに関するものであり、特に、JRA(日本中央競馬会)用の投票カード の保管等を目的とした装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、上記JRAにて使用される投票カードはマークシート方式からなるもの であって、当該投票カードに希望馬券等を記入のうえ、購入窓口にて馬券の購入 手続を行なっていた。その場合、上記希望馬券等の記入に当たっては、上記投票 カードが比較的厚さの薄い用紙からなるものであるため、記入時に記入ミスをし たりする場合が多く、その場合、その都度別用紙に再記入を行なわなければなら なかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、上記記入作業を楽にするために、上記投票カードをある一定の厚さが 形成される程度に複数枚用意して、それらを片手に持って記入したり、あるいは プラスチックボード等を用意し、上記投票カードを上記プラスチックボード上に クリップ(紙挟み)等を用いて固定して、上記プラスチックボード上にて記入作 業を行なう等している場合が多かった。しかし、これらの作業も、上記投票カー ドへの記入が、多くの場合は雑踏の中で行なわれたり、かつ、立った姿勢のまま で行なわれたりすることにより、不便であり、記入ミス等による記入し直し等が 行なわれている状態であった。このような投票カードへの記入作業上の不便さを 解消し、かつ、カードの保管及び携帯にも便利なカードホルダを提供しようとす るのが本考案の目的(課題)である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案においては次のような手段を講ずることと した。すなわち、カード等シート状物品の保管及び携帯のために用いられるカー ドホルダにおいて、透明状のプラスチック材からなり、かつ、四角形平面部と当 該四角形平面部の周囲のうちの3辺にわたって設けられた立壁部とからなる部材 であって、上記平面部の中央部には大きな開口部を有すると共に、その周囲に設 けられたフレーム部には弾性体からなるカード保持装置を有するアッパケースと 、当該アッパケースとほぼ同等の平面形状を有する平板状のプラスチック製ロア ケースとからなり、これらアッパケースとロアケースとを高周波溶着、超音波溶 着、熱板溶着等の溶着手段にて一体化することにより、額縁状箱形部材を形成し てなる構成を採ることとした。
【0005】
【作用】
上記構成を採ることにより、本考案においては、図1に示す如く、額縁状箱形 部材をなすカードホルダ内にシート状のカード4を挿入口15より挿入すること によって、当該カード4は所定の位置に保持される。上記カード4が上記カード ホルダ内に確実にセットされた状態において、アッパケースの中央部に設けられ た開口部11より上記カード4の所定の位置に鉛筆等の筆記具を用いて所定の事 項を記入する。ここにおいて、上記カード4は、立壁部12等により確実に保持 されており、しかも上記カード4の下側には、ボード状のロアケース2が設けら れていることより、カード4が逃げたり、折曲がったりすることが無いので、上 記記入作業は非常にスムースに、かつ、手際良く行なわれる。また、上記アッパ ケースのフレーム部13(図2)には弾性体からなるカード保持装置3が設けら れているので、このカード保持装置3の作用により、上記カード4は不用意に当 該カードホルダの挿入口15から抜け出ることもなく、上記カード4を挿入した まま、当該カードホルダを持ち運んでも不都合が生ぜず、従って携帯用にも便利 である。
【0006】
【実施例】
本考案の実施例について図1ないし図9を基に説明する。本実施例の構成は、 図2に示す如く、中央に大きな開口部11を有し、その周囲を四角形に囲むフレ ーム部13を有する額縁状の部材であって、上記四角形を形成するフレーム部1 3の周囲に、その3辺にわたって設けられた立壁部12を有するとともに、上記 フレーム部13の一部にバネ鋼(SUS)等の弾性体からなるカード保持装置3 を有するアッパケース1と、当該アッパケース1とほぼ同等の平面形状を有する 平板状のプラスチック製ロアケース2とからなることを基本とするものである。
【0007】 上記基本構成において、上記アッパケース1は、アクリル樹脂等からなるプラ スチック製の透明体からなるものであって、その縦方向の断面形状は、図3に示 す如く、一方には立壁部12が設けられている構成となっているが他の一方側に は開口部が設けられており、カード4の出し入れ等を行なうための挿入口15が 設けられている構成からなるものである。また、上記ロアケース2は特に透明体 である必要はないが、アッパケース1との溶着性の良いプラスチック材からなる ものである。なお、ロアケース2と上記アッパケース1との関係は、同じく図3 に示す如く、ロアケース2の方が縦方向に若干長くなっており、上記挿入口15 の部分にガイド部21を形成するようになっている。このガイド部21の働きに より、上記カード4の上記挿入口15への挿入操作が容易になる。
【0008】 このような構成からなる上記アッパケース1とロアケース2とについて、上記 アッパケース1に設けられた3辺の立壁部12と上記ロアケース2の周囲とを高 周波溶着、超音波溶着、熱板溶着等の溶着手段を用いて溶接し、一体化すること によって、図1に示すような額縁状箱形部材からなるカードホルダが形成される 。なお、本実施例においては、上記立壁部12はアッパケース1側に設けられる 構成を採っているが、当該立壁部12はロアケース2側に設けられるものであっ ても構わない。
【0009】 次に、上記アッパケース1に設けられるカード保持装置3の第一の実施例につ いて説明する。本実施例の構成は、図4、図5に示す如く、フレーム部13の一 部に溝14が設けられており、この溝14内にバネ鋼(SUS)等からなる弾性 体5を装着し、当該弾性体5の一部を固定部材16にて上記フレーム部13に固 定するようにしたものからなるものである。なお、この固定部材16は、プラス チック製等からなるものであり、上記フレーム部13の部材との間において、接 着性の良い素材からなるものである。また、上記弾性体5の具体的構成は、図6 に示す如く、バネ鋼(SUS)等からなる平板を成形したものであって凸部52 と固定部55とからなるものである。なお、当該弾性体5の上記フレーム部13 内の溝14への固定方法としては、この外に、図7に示す如く、上記弾性体5の 一部に固定用穴53を設けるとともに、上記溝14の一部に突起19を設けてお き、当該突起19を上記固定用穴53内に挿入した後、当該突起19の部分を熱 カシメ等によって溶かし、これによって上記弾性体を固定するという手段も考え られる。
【0010】 上記カード保持装置の第二の実施例について、図8、図9を基に説明する。本 実施例の構成は、図8に示す如く、アッパケース1と同一の部材にてフレーム部 13と一体的に成形されるものであることを基本とする。このように一体的に成 形されることにより、別部品等を設ける必要がなく、部品製作上においてコスト ダウンを図ることができる。なお、当該カード保持装置の具体的構成は、図9に 示す如く、弾性体5の部分がフレーム部13の一部を切欠くことによって形成さ れると同時に、本カードホルダの内部に向って凸部を成すように成形され、更に 、当該凸部の表面には、上記カード4の保持を確実にするための山形状の突起部 51が一体的に成形されている形態からなるものである。
【0011】 上記構成を有する本実施例のカードホルダの作用について説明する。本カード ホルダにシート状のカード4を挿入口15より挿入するに当たっては、図1に示 す如く、ロアケース2の一部がアッパケース1の端面より若干飛び出しており、 この部分がガイド部21を形成するようになっているので、このガイド部21の 作用により、厚さの薄いカード4の挿入が容易に行なわれることとなる。次にカ ード4が上記カードホルダ内に挿入された後は、上記カード4は、上記アッパケ ース1に設けられた立壁部12の作用によって、更には、カード保持装置3の作 用によって確実に保持される。従って、この状態において、上記アッパケース1 の中央部に設けられた開口部11の部分から筆記具を用いて、上記カード4上に 所定の事項を記入する場合、上記カード4は確実に保持されているとともに、そ の下側は、剛性の高いロアケース2にて支持されているので、当該カード4が折 曲がったり、逃げたりすることがなく、記入作業は円滑に、かつ、手際良く行な われることとなる。
【0012】 また、上記アッパケース1のフレーム部13には、弾性体からなるカード保持 装置3が設けられているので、このカード保持装置3の働きにより、上記カード 4は不用意に当該カードホルダの挿入口15から抜け出るようなこともなく、上 記カード4を収納したまま、当該カードホルダを持ち運びすることができて携帯 用にも便利である。
【0013】
【考案の効果】
本考案によれば、カード等シート状物品の保管及び携帯のために用いられるカ ードホルダにおいて、透明状のプラスチック材からなり、かつ、四角形平面部と 当該四角形平面部の周囲のうちの3辺にわたって設けられた立壁部とからなる部 材であって、上記平面部の中央部には大きな開口部を有するとともに、その周囲 に設けられたフレーム部には弾性体からなるカード保持装置を有するアッパケー スと、当該アッパケースとほぼ同等の平面形状を有する平板状のプラスチック製 ロアケースとからなり、これらアッパケースとロアケースとを高周波溶着等の溶 着手段にて一体化することにより、額縁状の箱形部材を形成してなる構成を採る こととしたので、厚さの薄いシート状部材からなるカードを確実に保持すること ができるとともに、当該カードホルダに上記カードを収納したまま当該カード表 面に所定の事項を筆記具を用いて手際良く記入することができるようになった。 また、上記カード保持装置の働きにより、カードが当該カードホルダ内に確実に 保持されるので、不意にカードが当該カードホルダから抜け出ることも無くなり 、保管用、携帯用としても優れた機能を発揮することとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の全体構成を示す斜視図である。
【図2】本考案の部品構成を示す展開斜視図である。
【図3】本考案にかかるアッパケースとロアケースとの
関係を示す図であり、図2におけるBB断面図である。
【図4】本考案にかかるカード保持装置についての第一
の実施例の構成を示す図であり、図2におけるAA断面
図である。
【図5】本考案にかかるカード保持装置についての第一
の実施例の構成を示す図であり、図2におけるC矢視図
である。
【図6】本考案にかかるカード保持装置についての第一
の実施例の弾性体の構成を示す斜視図である。
【図7】本考案にかかるカード保持装置についての第一
の実施例の弾性体固定部の他の実施例を示す展開斜視図
である。
【図8】本考案にかかるカード保持装置についての第二
の実施例の全体構成を示す図である。
【図9】本考案にかかるカード保持装置についての第二
の実施例の構成を示す図であり、図8におけるDD断面
図である。
【符号の説明】
1 アッパケース 11 開口部 12 立壁部 13 フレーム部 14 溝 15 挿入口 16 固定部材 19 突起 2 ロアケース 21 ガイド部 3 カード保持装置 4 カード 5 弾性体 51 突起部 52 凸部 53 固定用穴 55 固定部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カード等シート状物品の保管及び携帯の
    ために用いられるカードホルダにおいて、透明状のプラ
    スチック材からなり、かつ、四角形平面部と当該四角形
    平面部の周囲のうちの3辺にわたって設けられた立壁部
    とからなる部材であって、上記平面部の中央部には大き
    な開口部を有するとともに、その周囲に設けられたフレ
    ーム部には弾性体からなるカード保持装置を有するアッ
    パケースと、当該アッパケースとほぼ同等の平面形状を
    有する平板状のプラスチック製ロアケースとからなり、
    これらアッパケースとロアケースとを高周波溶着、超音
    波溶着、熱板溶着等の溶着手段にて一体化することによ
    り額縁状箱形部材を形成してなることを特徴とするカー
    ドホルダ。
  2. 【請求項2】 カード等シート状物品の保管及び携帯の
    ために用いられるカードホルダにおいて、透明状のプラ
    スチック材からなり、かつ、四角形平面部と当該四角形
    平面部の周囲のうちの3辺にわたって設けられた立壁部
    とからなる部材であって、上記平面部の中央部には大き
    な開口部を有するとともに、その周囲に設けられたフレ
    ーム部には当該フレーム部と同一の部材を用いて一体的
    に設けられたカード保持装置を有するアッパケースと、
    当該アッパケースとほぼ同等の平面形状を有する平板状
    のプラスチック製ロアケースとからなり、これらアッパ
    ケースとロアケースとを高周波溶着、超音波溶着、熱板
    溶着等の溶着手段にて一体化することにより、額縁状箱
    形部材を形成してなることを特徴とするカードホルダ。
JP4063492U 1992-05-21 1992-05-21 カードホルダ Pending JPH0620075U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4931545U (ja) * 1972-06-21 1974-03-19
JP4136758B2 (ja) * 2003-03-31 2008-08-20 クラリオン株式会社 ドライブユニット駆動機構

Patent Citations (2)

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