JPH06200724A - エンジンの潤滑油供給装置 - Google Patents

エンジンの潤滑油供給装置

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JPH06200724A
JPH06200724A JP84393A JP84393A JPH06200724A JP H06200724 A JPH06200724 A JP H06200724A JP 84393 A JP84393 A JP 84393A JP 84393 A JP84393 A JP 84393A JP H06200724 A JPH06200724 A JP H06200724A
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JP
Japan
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oil
cooling passage
lubricating oil
engine
passage
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JP84393A
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English (en)
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Shunichi Aoyama
俊一 青山
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オイルジェットから噴射される潤滑油により
ピストンを冷却するエンジンにおいて、潤滑油温度を適
正に維持する。 【構成】 オイルポンプ1から吐出される潤滑油をクラ
ンクシャフトの主軸受9に供給するクランク系供給通路
11と、オイルポンプ1から吐出される潤滑油をシリン
ダヘッド上の動弁系8に供給するヘッド系供給通路10
と、オイルポンプ1から吐出される潤滑油をピストン冷
却用オイルジェット18に供給するピストン冷却通路1
7と、オイルポンプ1から吐出される潤滑油をシリンダ
ヘッド上の油溜室13に供給するオイル冷却通路16
と、所定のエンジン運転条件でピストン冷却通路17お
よびオイル冷却通路16を互いに同期して開閉するリリ
ーフバルブ5とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの潤滑油供給
装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のエンジンの潤滑油供給装置とし
て、例えば図8に示すようなものがある。
【0003】これについて説明すると、定容量型オイル
ポンプ61をエンジンにより駆動し、オイルポンプ61
から吐出する潤滑油をレギュレータバルブ62、リリー
フバルブ63、オイルフィルタ64を経てメインギャラ
リ65に導き、メインギャラリ65からクランクシャフ
トの系潤滑部66とシリンダヘッド上の動弁系潤滑部6
7の2系等に分流する。主軸受66に供給された潤滑油
の一部はクランクシャフト内の油通路68を通ってコン
ロッドの軸受69に供給され、さらにオイルジェット7
0からシリンダボアやピストンの背面に向けて噴射供給
される。
【0004】オイルジェット70から噴射される潤滑油
はシリンダボアやピストンを冷却し、高負荷時等にシリ
ンダボアやピストンが過熱されることを防止する(例え
ば、特開昭52−92037号公報、参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来装置にあっては、オイルジェット70から噴射
された潤滑油は比較的高温となるピストンの熱を吸収
し、オイルパンに回収される潤滑油の温度を上昇させる
ため、ピストンの熱負荷が高い運転状態が長時間続く
と、潤滑油の温度を過度に上昇させる心配があった。
【0006】本発明は上記の問題点に着目し、オイルジ
ェットから噴射される潤滑油によりピストンを冷却する
エンジンにおいて、潤滑油温度を適正に維持することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、燃焼室より上
方のシリンダヘッド内に冷却水を循環させるウォータジ
ャケットを備えるエンジンにおいて、エンジンにより駆
動されるオイルポンプと、オイルポンプから吐出される
潤滑油をシリンダヘッド上の動弁系またはクランクシャ
フトの主軸受に供給する主供給通路と、オイルポンプか
ら吐出される潤滑油をピストン冷却用オイルジェットに
供給するピストン冷却通路と、オイルポンプから吐出さ
れる潤滑油をシリンダヘッド上の動弁室に供給するオイ
ル冷却通路と、エンジン運転条件に応じてピストン冷却
通路およびオイル冷却通路を互いに同期して開閉する弁
手段とを備える。
【0008】請求項2記載の発明は、弁手段として、ピ
ストン冷却通路およびオイル冷却通路を開閉する弁体
と、弁体をピストン冷却通路およびオイル冷却通路を閉
塞する閉位置に付勢するリターンスプリングと、オイル
ポンプの吐出圧を導いて弁体をリターンスプリングに抗
して開弁させる油圧室とを備える。
【0009】請求項3記載の発明は、オイルポンプの吐
出圧が所定値P1を越えると開かれる第一リリーフ孔
と、オイルポンプの吐出圧がP1より高い所定値P2を越
えると開かれる副給油孔と第二リリーフ孔を備え、第一
リリーフ孔と第二リリーフ孔をオイルパンに連通させる
一方、オイルポンプから吐出される潤滑油をピストン冷
却通路およびオイル冷却通路に供給する副供給通路を備
え、副給油孔に副供給通路とを接続する。
【0010】
【作用】ピストン冷却通路を通ってオイルジェットから
噴射された潤滑油は比較的高温となるピストンの熱を吸
収し、オイルパンに回収される潤滑油の温度を上昇させ
る一方、シリンダヘッド上の動弁室の温度はウォータジ
ャケットを循環する冷却水により比較的低く保たれ、シ
リンダヘッド上の動弁室を循環する潤滑油の温度を低下
させる。
【0011】弁手段を介してピストン冷却通路が開通す
るエンジンの高速運転時、オイル冷却通路も開通し、潤
滑油は主供給通路とオイル冷却通路の両方を通ってシリ
ンダヘッド上へ供給され、シリンダヘッド上の動弁室を
循環する潤滑油流量が増大することにより、潤滑油から
冷却水への放熱が促されて、このような運転条件が長時
間続いても、ピストンからの伝熱により潤滑油の温度が
過度に上昇することを防止できる。
【0012】請求項2記載の発明においては、弁手段を
オイルポンプの吐出圧により作動させる構造により、構
造の簡素化がはれかる。
【0013】オイルポンプの吐出流量が少ないエンジン
の低中速運転時、弁手段を介してピストン冷却通路およ
びオイル冷却通路が閉塞され、主供給通路を通してシリ
ンダヘッド上の動弁系に供給される潤滑油およびクラン
クシャフトの主軸受に供給される潤滑油の流量が十分に
確保される。
【0014】オイルポンプの吐出流量が多いエンジンの
高速運転時、弁手段を介してピストン冷却通路およびオ
イル冷却通路が開通され、シリンダヘッド上の動弁室を
循環する潤滑油流量が増大することにより、潤滑油から
冷却水への放熱が促されて、ピストンからの伝熱により
潤滑油の温度が過度に上昇することを防止できるととも
に、主供給通路を通してシリンダヘッド上の動弁系ある
いはクランクシャフトの主軸受に供給される潤滑油流量
を十分に確保される。
【0015】請求項3記載の発明においては、弁手段が
ポンプ吐出圧を規制するリリーフバルブを介して構成さ
れることにより、構造の簡素化がはかれる。
【0016】低中速域で第一リリーフ孔が開かれること
により、ポンプ吐出圧が低く抑えられ、各潤滑部から潤
滑油への放熱が抑えられて、潤滑油の粘度を低下させる
ことによりフリクションを低減することができる。
【0017】高速域で副給油孔が開かれることにより、
ポンプ吐出圧の最高値が規制されるとともに、このよう
に吐出圧が高いときのみ、ピストン冷却通路およびオイ
ル冷却通路が開通するので、ピストンの熱を十分に吸収
し、シリンダヘッド上の動弁室を循環する潤滑油の温度
を低下させる。
【0018】
【実施例】以下、本発明を添付図面に基づいて説明す
る。
【0019】図1に示すように、定容量型オイルポンプ
1はエンジン2により駆動され、オイルポンプ1から吐
出する潤滑油はメインギャラリ(主供給通路)3を介し
てエンジン各部に供給される。
【0020】吸・排気弁およびカムシャフト等からなる
動弁系8に潤滑油を供給するヘッド系供給通路10と、
クランクシャフトの主軸受9に潤滑油を供給するクラン
ク系供給通路11とがメインギャラリ3から分岐形成さ
れる。
【0021】クランクシャフトの主軸受9に供給された
潤滑油の一部はクランクシャフトの内部に形成された油
通路14を通ってコンロッドの軸受15に供給される。
【0022】メインギャラリ3の途中にはオイルポンプ
1の吐出圧を調節するリリーフバルブ5が介装される。
リリーフバルブ5は、その弁体6を閉位置に付勢するリ
ターンスプリング7と、オイルポンプ1の吐出圧を導い
て弁体6をリターンスプリング7に抗して開弁させる油
圧室8とを備える。
【0023】リリーフバルブ5は、ポンプ吐出圧が所定
値P1を越えると開かれる第一リリーフ孔21と、ポン
プ吐出圧がP1より高い所定値P2を越えると開かれる副
給油孔22と第二リリーフ孔23とを有する。第一リリ
ーフ孔21および第二リリーフ孔23は弁体6に形成さ
れたポート20と重合することにより開通するようにな
っている。
【0024】第一リリーフ孔21および第二リリーフ孔
23からの潤滑油はそれぞれオイルパン19に回収され
る。
【0025】副給油孔22は副供給通路12を介してク
ランクシャフトの主軸受9に連通し、ピストン冷却通路
17を介してピストンの背面に向けて冷却用の潤滑油を
噴射するオイルジェット18に連通するとともに、オイ
ル冷却通路16を介してシリンダヘッド上の動弁室(ロ
ッカー室)内に形成された油溜室13に連通する。
【0026】ポンプ吐出圧が所定値P2を越えると、図
2に示すように、リリーフバルブ5はリターンスプリン
グ7を圧縮して移動することにより副給油孔22を開
き、副供給通路12、ピストン冷却通路17、オイル冷
却通路16をそれぞれ開通させるようになっている。
【0027】図3に示すように、シリンダヘッド35の
アッパデッキ37上に凹状に窪む油溜室13が形成され
る。図中38は排気弁であり、排気弁38はカム40の
回転によりロッカアーム39を介して開閉駆動され、カ
ム40は油溜室13に溜められる潤滑油によって潤滑さ
れるようになっている。
【0028】シリンダヘッド35には油溜室13内に臨
んでオイル冷却通路16が開口する。なお、ロッカシャ
フト41内にはヘッド系供給通路10が形成される。
【0029】シリンダヘッド35の内部にはエンジン冷
却水を循環させるウォータジャケット36が形成され
る。ウォータジャケット36はアッパデッキ37を介し
て油溜室13の下方に位置して形成される。
【0030】図4、図5に示すように、暖機時にウォー
タポンプ42から吐出される冷却水は、シリンダブロッ
ク43内のウォータジャケットを経てシリンダヘッド3
5内のウォータジャケット36を循環してこれらの熱を
吸収した後、さらにインテークマニホールド45内のウ
ォータジャケットを経てラジエータ46に流入し、ラジ
エータ46で放熱した後、サーモスタットバルブ47を
介してウォータポンプ42に吸い込まれる。
【0031】図6に示すように、オイルジェット18は
シリンダブロック43内に形成されたピストン冷却通路
17を通って導かれる潤滑油をピストン4の背面に向け
て噴射し、この潤滑油によりピストン4の熱を持ち去る
ようになっている。
【0032】ヘッド系供給通路10、クランク系供給通
路11、副供給通路12、ピストン冷却通路17および
オイル冷却通路16にはオリフィス30,31,33,
34がそれぞれ介装され、それぞれ所定の流路抵抗を付
与するようになっている。
【0033】次に、作用について説明する。
【0034】エンジン回転数の上昇に伴ってオイルポン
プ1の吐出圧が上昇し、リリーフバルブ5の弁体6はリ
ターンスプリング7に抗して図1において右方向に変位
して、第一リリーフ孔21、第二リリーフ孔23の順に
開いていき、ポンプ吐出圧を段階的に調節する。第二リ
リーフ孔23が開かれることにより、ポンプ吐出圧の最
高値が規制される。
【0035】ポンプ吐出圧がP1に達すると、図1に示
すように、第一リリーフ孔21のみが開かれ、オイルポ
ンプ1から吐出される潤滑油の一部をオイルパン19に
戻すことにより、ポンプ吐出圧は低中速域で低く抑えら
れる。
【0036】このとき、副供給通路12がリターンスプ
リング7に付勢された弁体6により閉塞されており、オ
リフィス30を介して動弁系8に供給される潤滑油流量
と、オリフィス31を介してクランクシャフトの主軸受
9に供給される潤滑油流量をそれぞれ低く抑えられる。
これにより、低中速域に主軸受9およびコンロッドの軸
受15等を循環する潤滑油流量が過剰となることを防止
し、主軸受9およびコンロッドの軸受15の温度を高く
維持して、潤滑油の粘度を低下させることによりフリク
ションを低減することができる。
【0037】オイルポンプの吐出流量が少ない低中速運
転時に、副供給通路12を介してピストン冷却通路17
およびオイル冷却通路16とが閉塞されることにより、
ヘッド系供給通路10を通して動弁系8に供給される潤
滑油流量が十分に確保される。
【0038】ポンプ吐出圧がP2を越えて上昇する高速
時に、図2に示すように、リリーフバルブ5はリターン
スプリング7を圧縮しながら移動して副給油孔22を開
くことにより、副供給通路12を介してピストン冷却通
路17とオイル冷却通路16とがそれぞれ開通する。
【0039】オイルジェット18からピストン4に向け
て潤滑油が噴射されることにより、熱負荷の高いピスト
ン4の熱を持ち去り、ピストン4が過熱することを防止
する。
【0040】一方、動弁室に面するシリンダヘッド35
のアッパデッキ37の温度はウォータポンプ42を循環
する冷却水により比較的低く保たれるため、油溜室13
を循環する潤滑油はアッパデッキ37を介してウォータ
ポンプ42を循環する冷却水への放熱が促され、シリン
ダヘッド35上からオイルパン19に回収される潤滑油
の温度を低下させる。
【0041】オイルジェット18から潤滑油が噴射され
ると同時に、潤滑油がオイル冷却通路16を通ってシリ
ンダヘッド35上の油溜室13に供給されることによ
り、油溜室13を循環する潤滑油の流量が増えて、ウォ
ータポンプ42を循環する冷却水への放熱が促され、こ
のような運転条件が長時間続いても、潤滑油の温度が過
度に上昇することを防止できる。
【0042】次に、図7に示した他の実施例は、副供給
通路12を介して副クランク系供給通路54とピストン
冷却通路17およびオイル冷却通路16を互いに同期し
て開閉する弁手段として、コントロールユニット53に
よりエンジン運転状態に応じて開閉作動する電磁制御弁
52を備えるものである。なお、図1との対応部分には
同一符号を付して示すことにする。
【0043】コントロールユニット53は、リリーフ弁
51を介して調節されるオイルポンプ1の吐出圧、エン
ジン回転数、冷却水温度および潤滑油温度の各検出値を
入力して、所定のエンジン運転条件で制御弁52の開閉
するようになっている。これにより、高負荷時にピスト
ンを冷却しながら潤滑油温度を適正に維持するととも
に、高速時にクランクシャフトの主軸受に供給される潤
滑油圧を十分に維持することができる。
【0044】また、この実施例にあってはメインギャラ
リ3からの潤滑油がクランク系供給通路11と副クラン
ク系供給通路54の両方を通って主軸受9に供給される
ことにより、クランクシャフト内の油通路14の入口に
導かれる潤滑油圧を高め、クランクシャフト内の油通路
14の入口付近に介在する潤滑油に働く遠心力に打ち勝
って、主軸受9からコンロッドの軸受15へと十分な潤
滑油流量を供給することができ、コンロッドの軸受15
に焼き付き等が生じることを防止できる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、燃焼室よ
り上方のシリンダヘッド内に冷却水を循環させるウォー
タジャケットを備えるエンジンにおいて、エンジンによ
り駆動されるオイルポンプと、オイルポンプから吐出さ
れる潤滑油をシリンダヘッド上の動弁系またはクランク
シャフトの主軸受に供給する主供給通路と、オイルポン
プから吐出される潤滑油をピストン冷却用オイルジェッ
トに供給するピストン冷却通路と、オイルポンプから吐
出される潤滑油をシリンダヘッド上の動弁室に供給する
オイル冷却通路と、エンジン運転条件に応じてピストン
冷却通路およびオイル冷却通路を互いに同期して開閉す
る弁手段とを備えたため、潤滑油がピストンから受ける
熱により過度に温度上昇することを防止し、エンジンの
信頼性の向上がはかれる。
【0046】請求項2記載の発明は、弁手段として、ピ
ストン冷却通路およびオイル冷却通路を開閉する弁体
と、弁体をピストン冷却通路およびオイル冷却通路を閉
塞する閉位置に付勢するリターンスプリングと、オイル
ポンプの吐出圧を導いて弁体をリターンスプリングに抗
して開弁させる油圧室とを備えたため、構造の簡素化が
はかれる。
【0047】請求項3記載の発明は、オイルポンプの吐
出圧が所定値P1を越えると開かれる第一リリーフ孔
と、オイルポンプの吐出圧がP1より高い所定値P2を越
えると開かれる副給油孔と第二リリーフ孔を備え、第一
リリーフ孔と第二リリーフ孔をオイルパンに連通させる
一方、オイルポンプから吐出される潤滑油をピストン冷
却通路およびオイル冷却通路に供給する副供給通路を備
え、副給油孔に副供給通路とを接続したため、構造の簡
素化がはかれるとともに、回転数に応じてクランクシャ
フトの主軸受に導かれる潤滑油圧を適正に調節すること
により、低中速時に主軸受等に供給される潤滑油流量が
過剰になることを防止してフリクションを低減するとと
もに、高速時にコンロッドの軸受に供給される潤滑油流
量が不足して焼き付き等が生じることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例で、低速時の作動状態を示す油
圧回路およびリリーフバルブの断面図である。
【図2】同じく高速時の作動状態を示す油圧回路おゆび
リリーフバルブの断面図である。
【図3】同じくシリンダヘッドおよび動弁系の断面図で
ある。
【図4】同じく冷却水系を示すエンジンの斜視図であ
る。
【図5】同じく冷却水系を示す構成図である。
【図6】同じくオイルジェットおよびピストン等を示す
断面図である。
【図7】他の実施例を示す構成図である。
【図8】従来例を示す潤滑系の構成図である。
【符号の説明】
1 オイルポンプ 2 エンジン 3 メインギャラリ(主供給通路) 5 リリーフバルブ 6 弁体 7 リターンスプリング 8 動弁系 9 クランクシャフトの主軸受 10 ヘッド系供給通路 11 クランク系供給通路 12 副供給通路 13 シリンダヘッド上の油溜室 16 オイル冷却通路 17 ピストン冷却通路 18 オイルジェット 21 第一リリーフ孔 22 副給油孔 23 第二リリーフ孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼室より上方のシリンダヘッド内に冷
    却水を循環させるウォータジャケットを備えるエンジン
    において、エンジンにより駆動されるオイルポンプと、
    オイルポンプから吐出される潤滑油をシリンダヘッド上
    の動弁系またはクランクシャフトの主軸受に供給する主
    供給通路と、オイルポンプから吐出される潤滑油をピス
    トン冷却用オイルジェットに供給するピストン冷却通路
    と、オイルポンプから吐出される潤滑油をシリンダヘッ
    ド上の動弁室に供給するオイル冷却通路と、エンジン運
    転条件に応じてピストン冷却通路およびオイル冷却通路
    を互いに同期して開閉する弁手段とを備えたことを特徴
    とするエンジンの潤滑油供給装置。
  2. 【請求項2】 弁手段として、ピストン冷却通路および
    オイル冷却通路を開閉する弁体と、弁体をピストン冷却
    通路およびオイル冷却通路を閉塞する閉位置に付勢する
    リターンスプリングと、オイルポンプの吐出圧を導いて
    弁体をリターンスプリングに抗して開弁させる油圧室と
    を備えたことを特徴とする請求項1記載のエンジンの潤
    滑油供給装置。
  3. 【請求項3】 オイルポンプの吐出圧が所定値P1を越
    えると開かれる第一リリーフ孔と、オイルポンプの吐出
    圧がP1より高い所定値P2を越えると開かれる副給油孔
    と第二リリーフ孔を備え、第一リリーフ孔と第二リリー
    フ孔をオイルパンに連通させる一方、オイルポンプから
    吐出される潤滑油をピストン冷却通路およびオイル冷却
    通路に供給する副供給通路を備え、副給油孔に副供給通
    路とを接続したことを特徴とする請求項1または2記載
    のエンジンの潤滑油供給装置。
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