JPH0620049U - サーマルヘッドの位置決め機構 - Google Patents

サーマルヘッドの位置決め機構

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JPH0620049U
JPH0620049U JP6395592U JP6395592U JPH0620049U JP H0620049 U JPH0620049 U JP H0620049U JP 6395592 U JP6395592 U JP 6395592U JP 6395592 U JP6395592 U JP 6395592U JP H0620049 U JPH0620049 U JP H0620049U
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JP
Japan
Prior art keywords
thermal head
platen roller
sides
cover
positioning mechanism
Prior art date
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Pending
Application number
JP6395592U
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English (en)
Inventor
良資 増尾
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サーマルヘッドのプラテンローラに対する位
置決め機構として、ヘッドブラケット等の別体位置決め
部品の取付け不要な機構を提案する。 【構成】 プラテンローラ3の両側に外装カバー10か
ら一体に突出されたピン12を設け、プラテンローラ3
と接離されるサーマルヘッド5には、その基板5b(も
しくはヒートシンク)の両側に上記ピン12との対応位
置でピン穴16を設けるようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ファクシミリ装置におけるサーマルヘッドのプラテンローラに対す る位置決め機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5に小型機種のファクシミリ装置に適用されているサーマルヘッドの位置決 め機構の従来例が示されている。同図において、1は外装カバー(ボトムカバー とミドルカバー)で被包された装置本体、2は装置本体1に後部支点Oの回りで 開閉自在に取り付けられたトップカバーを示し、装置本体1の記録紙排出経路に は、記録紙排出口の近傍で内蔵ロール紙Rから記録紙Pを繰り出すプラテンロー ラ3が設けられ、一方トップカバー2の内面には、板金製のカバーフレーム4の 内面にヒートシンク6を介してサーマルヘッド5が取り付けられ、トップカバー 2の閉止状態では、本体側のプラテンローラ3の上にカバー側のサーマルヘッド 5が記録紙Pを挾み込んで圧接されるようになっている。そして、カバー閉止時 におけるサーマルヘッド5のプラテンローラ3に対する位置決めは、従来例の場 合、サーマルヘッド5の両側で該サーマルヘッド5を保持するヒートシンク6に 別体部品からなるヘッドブラケット7を取り付け、このヘッドブラケット7から 下方に垂下されるU型の分岐ガイド7a、7bによってプラテンローラ3の両側 ローラ軸3aを挾み込む機構により担保されるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の位置決め機構を採用した場合には、サーマルヘッド5の両 側にU型の分岐ガイド7a、7bを有する別体部品のヘッドブラケット7を余分 に取り付けなければならず、これが装置全体としての部品点数の削減と組立の簡 素化を推進する上での阻害要因となることが提起される。
【0004】 本考案は、かかる技術的課題に着目し、サーマルヘッドのプラテンローラに対 する位置決め機構として、ヘッドブラケット等の別体位置決め部品の取り付けを 不要ならしめる機構を提案するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に基づく位置決め機構は、上記の目的を達成するための手段として、プ ラテンローラの両側に外装カバーから一体に突出されたピンを設け、プラテンロ ーラと接離されるサーマルヘッドには、その基板もしくはヒートシンクの両側に 上記ピンとの対応位置でピン穴を設けて構成される。
【0006】
【作用】
この改良された機構では、サーマルヘッドをプラテンローラの圧接位置に近接 させると、プラテンローラの側で外装カバーから一体に突出されているピンと、 サーマルヘッドの側で基板等に設けられているピン穴とが係合して両者の位置決 めが達成される。
【0007】
【実施例】
図1と図2は一実施例を示す。 図1は図5に示したファクシミリ装置の要部を置換したものに相当し、図2は 図1の紙面と直交する方向での断面図を図示している。両図において、3は装置 本体1の側に設けられるプラテンローラ、5はトップカバー2の側に取り付けら れる印字ヘッド(発熱体)5aとセラミック基板5bとよりなるサーマルヘッド を示す。
【0008】 装置本体1の側に設けられるプラテンローラ3の取付構造は、従来例の場合と 基本的に相違せず、両側のローラ軸3aを装置本体1の両側に配したサイドフレ ーム8の軸受用切欠部8aに各々ベアリング9を介して回転フリーに軸架させて いる。そして、プラテンローラ3の両側には、ローラ軸3aの上方に、装置本体 1の外装カバー(ミドルカバーもしくはボトムカバー)10と一体成形されたブ ラケット11を延出させ、このブラケット11から上向きにピン12を一体に突 出させている。
【0009】 一方、カバー側に取り付けられるサーマルヘッド5は、カバーフレーム4に取 り付ける従来の取付構造に代えて、トップカバー2に直接支持させるようにして いる。即ち、トップカバー2の先端部内面には、トップカバー2と一体成形され た支持ブラケット13、14が前後に離間した位置から下向きに突出され、これ ら支持ブラケット13、14の下端屈折部に形成された対向部13a、14aの 上面にサーマルヘッド5を架設し、更に基板5bの上面にトップカバー2から斜 め下向きで一体に突出された板バネ片15を数箇所で押圧させて弾性支持する取 付構造となっている。そして、サーマルヘッド5のセラミック基板5bには、そ の両側にプラテンローラ3の両側で突出される上記ピン12との対応位置でピン 穴16を設けている。このピン穴16には、ピン12の係脱側を皿穴形状にする などの面取り加工が施される。
【0010】 図3には、上記板バネ片15によるサーマルヘッド5の押圧支持状態の詳細が 図示されている。即ち、トップカバー2と一体成形された樹脂製の各板バネ片1 5は、その下端部15aがサーマルヘッド5の取付姿勢と略直交する角度に屈曲 されて、その押圧作用点が印字ヘッド5aの直上位置に位置決めされると共に、 サーマルヘッド5に対する押し圧の強さが、二点鎖線で併記するように、屈曲下 端部15aの先端長を調整する(削除或いは盛上げる)ことで、押圧作用点の変 動を招くことなく微調整できるようになっている。
【0011】 上記の改良された位置決め機構では、トップカバー2を図1に二点鎖線で示す 開放姿勢から閉止動作して、カバー側のサーマルヘッド5を本体側のプラテンロ ーラ3の圧接位置に近接させると、プラテンローラ3の両側で外装カバー10か ら一体に突出されているピン12と、サーマルヘッド5の両側でセラミック基板 5bに設けられているピン穴16とが係合し、カバー全閉状態では、図1実線と 図2に示す如く、カバー側の板バネ片15により弾支されるサーマルヘッド5の 印字ヘッド5aとプラテンローラ3とが所定の圧接位置で位置決めされることな る。また、カバー開放時には、サーマルヘッド5のピン穴16がピン12から抜 け出して相互の分離が支障なく行える。
【0012】 従って、この位置決め機構を採用すれば、プラテンローラ3に対するサーマル ヘッド5の位置決めが、本体側の外装カバー10に一体成形されたピン12とサ ーマルヘッド5の基板5bに穿設されたピン穴16とにより担保されて、ヘッド ブラケットのような別体の位置決め部品を取り付ける必要がなく、従前の機構に 比較すると、その分部品点数の削減と組立の簡素化とが図れるものとなる。
【0013】 図4は他の実施例として、トップカバー2に取り付けられるサーマルヘッド5 が、その背面側にヒートシンク6を装備しているものを例示している。即ち、ヒ ートシンク6に取り付けられるサーマルヘッド5の場合には、穴明け加工の難し いセラミック基板5bに代えて、基板5bを保持するアルミ製ヒートシンク6の 両側延長部にピン穴17を穿設することができる。
【0014】 本考案は、実施例の場合と逆に、サーマルヘッドを装置本体の側に取り付け、 プラテンローラを装置本体上で開閉されるトップカバーの側に設けるタイプのフ ァクシミリ装置についても適用することができる。
【0015】
【考案の効果】
本考案によるサーマルヘッドの位置決め機構では、プラテンローラの両側で外 装カバーから一体に突出されるピンと、サーマルヘッドの基板もしくはヒートシ ンクの両側に設けられるピン穴とにより両者の位置決めが達成され、従来機構に おけるヘッドブラケットのような別体位置決め部品の取付けが省略できるため、 その分部品点数の削減と組立の簡素化とを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示すファクシミリ装置要部の断面図で
ある。
【図2】図1の要部を紙面に垂直な方向で切断した断面
図である。
【図3】図1の部分詳細図である。
【図4】他の実施例を示す図2相当の断面図である。
【図5】従来例を示すファクシミリ装置の要部破断側面
図である。
【符号の説明】
1 装置本体 2 トップカバー 3 プラテンローラ 3a ローラ軸 4 カバーフレーム 5 サーマルヘッド 5a 印字ヘッド(発熱体) 5b セラミック基板 6 ヒートシンク 7 ヘッドブラケット 7a、7b 分岐ガイド 8 サイドフレーム 8a 軸受用切欠部 9 ベアリング 10 外装カバー 11 ブラケット 12 ピン 13、14 支持ブラケット 13a、14a 対向部 15 板バネ片 15a 屈曲下端部 16、17 ピン穴 R ロール紙 P 記録紙 O カバー支点

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラテンローラの両側に外装カバーから
    一体に突出されたピンを設け、プラテンローラと接離さ
    れるサーマルヘッドには、その基板もしくはヒートシン
    クの両側に上記ピンとの対応位置でピン穴を設けたこと
    を特徴とするサーマルヘッドの位置決め機構。
JP6395592U 1992-08-19 1992-08-19 サーマルヘッドの位置決め機構 Pending JPH0620049U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6395592U JPH0620049U (ja) 1992-08-19 1992-08-19 サーマルヘッドの位置決め機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6395592U JPH0620049U (ja) 1992-08-19 1992-08-19 サーマルヘッドの位置決め機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0620049U true JPH0620049U (ja) 1994-03-15

Family

ID=13244258

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6395592U Pending JPH0620049U (ja) 1992-08-19 1992-08-19 サーマルヘッドの位置決め機構

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JP (1) JPH0620049U (ja)

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