JPH06200417A - 蓄熱材入り複合繊維及びその製造法 - Google Patents

蓄熱材入り複合繊維及びその製造法

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JPH06200417A
JPH06200417A JP5243045A JP24304593A JPH06200417A JP H06200417 A JPH06200417 A JP H06200417A JP 5243045 A JP5243045 A JP 5243045A JP 24304593 A JP24304593 A JP 24304593A JP H06200417 A JPH06200417 A JP H06200417A
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heat storage
storage material
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fiber
latent heat
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Hideyuki Mitamura
秀幸 三田村
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Toyobo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、潜熱蓄熱材の相転移による吸発熱
を利用し、耐久性ある優れた熱特性と繊維物性を有し、
衣料用に適した複合繊維の提供にある。 【構成】 鞘部が熱可塑性重合体、芯部が潜熱蓄熱材か
らなる複合繊維で、複合繊維の横断面における芯部の占
める面積割合が5〜70%、該潜熱蓄熱材の融点が5〜
70℃、融解熱が30J/g以上、熱減量率が10%以
下、水に対する溶解量が10%以下で、該複合繊維の単
繊維繊度が0.5〜20d、引張り強伸度が1.0〜
7.0g/d、10〜100%、結節強伸度が0.5〜
6.0g/d、5〜80%、沸水収縮率が20%以下、
色相(b値)が6以下であることを特徴とする蓄熱材入
り複合繊維及びその製造法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は潜熱蓄熱材の相転移によ
る吸発熱を利用し、優れた熱特性と繊維物性を有し、衣
料用に適した蓄熱材入り複合繊維及びその製造法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より太陽熱を有機化合物、セラミッ
クス及び金属等に吸収させた蓄熱装置が建材等に利用さ
れている。熱エネルギ−の貯蔵方法としては岩石、金
属、油、水等を利用する顕熱蓄熱法や、物質の相転移の
際の潜熱を利用する潜熱蓄熱法及び化学反応を利用する
化学反応蓄熱法等が知られている。最近では蓄熱・保温
性を有した衣料用途面での展開が進められている。特に
適用温度域、取扱い性及び蓄熱効率等の面から潜熱蓄熱
材料を利用した蓄熱方法が検討されている(工業材料 v
ol.32, no.5, p37〜41, 1984、Tex.Res.J., vol.55, p7
37〜743, 1985)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】それ等は特公昭47−
16870号公報、実開昭62−162269号公報、
特表平1−503632号公報、特開昭58−1637
24号公報、USP4871615号公報等に例示され
ているような方法で、中空繊維の空洞部に蓄熱材を封入
したものや、ポリエステル、ナイロン、綿、羊毛等の布
帛上に潜熱蓄熱材料を架橋剤や触媒と共にコ−ティング
したものである。しかしながら蓄熱材入り繊維が太かっ
たり、短かったりして衣料用に適した繊維物性や風合い
が得にくいと言った問題や、後加工法による耐久性不足
や風合い面等での問題があって、まだ実用に至っていな
いのが現状である。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは耐久性ある優れた熱特性
と、且つ優れた繊維物性及び風合いを有し、衣料用に適
した蓄熱材入り複合繊維及びその製造法を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、鞘部が熱可塑
性重合体、芯部が潜熱蓄熱材からなる複合繊維で、複合
繊維の横断面における芯部の占める面積割合が5〜70
%、該潜熱蓄熱材は融点が5〜70℃、融解熱が30J
/g以上、熱減量率が10%以下、水に対する溶解量が
10%以下で、且つポリエ−テルポリオ−ル及びその誘
導体からなるポリオ−ル類の少なくとも一種または2種
以上の化合物からなり、該複合繊維の単繊維繊度が0.
5〜20d、引張り強伸度が1.0〜7.0g/d、1
0〜100%、結節強伸度が0.5〜6.0g/d、5
〜80%、沸水収縮率が20%以下、色相(b値)が6
以下であることを特徴とする蓄熱材入り複合繊維であ
る。また本発明は、溶融粘度が1000〜8000ポイ
ズ/280℃の熱可塑性樹脂を鞘部、融点が5〜70
℃、溶融粘度が1センチポイズ/70℃以上の潜熱蓄熱
材を芯部として複合紡糸し、紡速が300〜3000m
/分、延伸温度が25〜100℃、延伸倍率が1.1〜
6.0で延伸することを特徴とする蓄熱材入り複合繊維
の製造法である。
【0006】本発明の蓄熱材入り複合繊維の鞘部を構成
する熱可塑性重合体は、溶融紡糸可能な繊維形成性重合
体であればよく、かかる重合体の具体例としてはポリエ
チレンテレフタレ−トやポリブチレンテレフタレ−トの
如きポリエステル、ナイロン6やナイロン66の如きポ
リアミド、ポリエチレンやポリプロピレンの如きポリオ
レフィン等、又はこれ等を主成分とする重合体、更には
ポリフェニレンサルファイド、ポリエ−テルエ−テルケ
トン、ポリエチレン2,6ナフタレ−ト、全芳香族ポリ
エステル等の耐熱性熱可塑性重合体も挙げられる。又か
かる鞘部の熱可塑性重合体には必要に応じて任意の添加
剤例えば艶消剤、着色剤、酸化安定剤等を含有させても
よい。
【0007】本発明の蓄熱材入り複合繊維の芯部の面積
割合は、複合繊維の横断面に対し5〜70%である。芯
部の面積割合は複合繊維の熱特性及び繊維物性を大きく
左右することから非常に重要である。芯部の面積割合が
5%未満では蓄熱特性が不足し、70%を越えると繊維
物性が著しく低下し実用に供さなくなる。実際的には1
0〜40%が好ましい。また、かかる芯部は複合繊維の
長さ方向に均質であることが好ましい。
【0008】本発明の潜熱蓄熱材の融点は5〜70℃で
ある。潜熱蓄熱材の融点が上記範囲外になると、潜熱蓄
熱材の相転移による潜熱を有効に利用できず、繊維に好
ましい蓄熱・保温性を付与できなくなる。衣類を着用し
たときの衣服温度、外気の環境温度及び蓄熱材の相転移
温度等を考慮した融点の設定が必要で、実際的には10
〜45℃が好ましい。
【0009】本発明の潜熱蓄熱材の融解熱は30J/g
以上である。潜熱蓄熱材の融解熱が30J/g未満では
多量の潜熱蓄熱材を用いないと繊維に好ましい蓄熱・保
温性を付与出来ないばかりか、繊維物性が著しく悪化す
るので好ましくない。潜熱蓄熱材の融解熱は芯部の面積
割合とのバランスで決まるが、実際的には100〜30
0J/gが好ましい。
【0010】本発明の潜熱蓄熱材の熱減量率は10%以
下である。紡糸時の熱減量率が10%を越えると、潜熱
蓄熱材の熱分解によるガス化や分解生成物のために満足
な紡糸が出来ないばかりか、潜熱蓄熱材の機能を十分利
用できず、従って繊維に好ましい蓄熱・保温性を付与で
きなくなる。紡糸の安定性及び潜熱蓄熱材の相転移によ
る潜熱の効率面を考慮すると、実際的には5%以下が好
ましい。
【0011】本発明の潜熱蓄熱材の水に対する溶解量は
10%以下である。本発明の蓄熱材入り複合繊維は衣料
用を目的としていることから、洗濯時等の耐久性が重要
となる。潜熱蓄熱材の水に対する溶解量が10%を越え
ると、繊維に好ましい蓄熱・保温性を付与できなくな
る。このような観点からすると、実際的には5%以下が
好ましい。
【0012】本発明の蓄熱材入り複合繊維の単繊維繊度
は0.5〜20dである。単繊維繊度が0.5d未満に
なると望ましい繊維物性を有した複合繊維が得にくく、
一方20dを越えると風合いが低下して好ましくない。
衣料用に適した繊維物性、風合い及び蓄熱材入り複合繊
維の製糸面を考慮すると、実際的な単繊維繊度としては
1〜10dが好ましい。またト−タル繊度の範囲として
は30〜150dが好ましい。
【0013】本発明の蓄熱材入り複合繊維の引張り強伸
度は1.0〜7.0g/d、10〜100%、結節強伸
度は0.5〜6.0g/d、5〜80%、沸水収縮率は
20%以下である。本発明の蓄熱材入り複合繊維は衣料
用を目的としていることから、後加工性が重要となる。
引張り強伸度、結節強伸度及び沸水収縮率が本発明の範
囲外になると後加工特性が著しく悪化し、満足な製品が
得にくくなる。従って、実際的には引張り強伸度は2.
5〜6.0g/d、20〜70%、結節強伸度は1.5
〜5.0g/d、15〜65%及び沸水収縮率は12%
以下が好ましい。
【0014】本発明の蓄熱材入り複合繊維の色相(b
値)は6以下である。本発明の蓄熱材入り複合繊維は衣
料用を目的としていることから色相(b値)は製品の価
値を左右する重要な項目となる。色相(b値)が6を越
えると複合繊維の着色が著しくなり好ましくない。衣料
用に適した色相(b値)を考慮すると、実際的には4以
下が好ましい。
【0015】本発明の蓄熱材入り複合繊維を得るための
潜熱蓄熱材はポリエ−テルポリオ−ル及びその誘導体か
らなるポリオ−ル類で、かかる潜熱蓄熱材の具体例とし
てはポリテトラメチレンエ−テルグリコ−ル、ポリペン
タメチレンエーテルグリコール、ポリヘキサメチレンエ
ーテルグリコール、エポキシポリオール等のポリマー骨
格にエーテル基を有したポリオール、更にはポリカーボ
ネートポリオールの如きポリマー骨格にカーボネート基
を有したポリオール、それ等の共重合体、ポリエーテル
ポリオール、ポリカーボネートポリオールを種々変性し
た変性ポリオール等が挙げられる。またかかる潜熱蓄熱
材には任意の添加剤例えば酸化安定剤、着色剤、増粘剤
等を含有させても良い。
【0016】本発明の蓄熱材入り複合繊維はモノフィラ
メントでもマルチフィラメントでも可能で、通常の紡糸
方法で紡糸でき、特に限定するものではない。また紡糸
時の紡速は最終繊維物性面を考慮すると600〜250
0m/分の範囲が好ましい。紡糸後の延伸も通常の延伸
方法を適用できるが、延伸前に加熱ロ−ラ等により芯成
分を融点以上に加熱することが必要で、この工程が付与
されないで延伸すると芯部が不均一になり繊維物性、熱
特性面で斑が生じるので好ましくない。
【0017】次に実施例により本発明を更に詳細に説明
するが、本発明がこれら実施例によって限定されるもの
ではない。又実施例中の各特性は以下に示す方法で測定
した。
【0018】溶融粘度 島津フロ−テスタ−(CFT−500)により荷重5
0.0KGF、DIE(半径:1.00mm、長さ:1
0.00mm)の条件下で測定した一定温度時の溶融粘
度である。
【0019】融点及び融解熱 島津製作所製、示差熱分析計(DSC−50型)を使用
し、昇温速度5℃/分で測定し、融点(℃)及び融解熱
(J/g)を各々もとめた。
【0020】熱減量率 島津製作所製、熱重量分析計(TGA−50型)を使用
し、昇温速度10℃/分温度範囲25〜400℃で測定
した280℃時の減量率(%)である。
【0021】溶解量 40℃の水100部に対する溶解量(%)である。
【0022】芯部の面積割合 光学顕微鏡で観察した蓄熱材入り複合繊維の断面積に対
する芯部の面積率(%)である。
【0023】繊維繊度 ラップリ−ル法(糸長100m)で測定した。単繊維繊
度はフィラメント数で割って求めた。
【0024】強伸度 定速伸長引張試験装置により測定した。強度(g/d)
は100%/分の速度で伸長した時の切断強度である。
伸度(%)は100%/分の速度で伸長したときの切断
伸度である。
【0025】沸水収縮率 沸水処理前後の糸長差で、下記の方法で求めた。 沸水前の糸長:L0(30cm)、沸水後の糸長:L1 沸水収縮率(%)=(L0 −L1 /L0 )×100
【0026】色相 色差計(東京電色製:TC−1500型)で測色したb
値である。
【0027】実施例1 溶融粘度が4500ポイズ/280℃のポリエチレンテ
レフタレ−トを鞘成分、融点が33℃、融解熱が150
J/g、熱減量率が3%、水に対する溶解量が2%、分
子量が3000のポリテトラメチレンエ−テルグリコ−
ル(PTMG)を芯成分として、各々複合ノズルに導い
て紡糸し、ついで予熱ロ−ラ(85℃)及び加熱器(1
50℃)を備えた延伸機で延伸(3倍)した。得られた
複合繊維の横断面における芯部の面積割合は20%であ
った。
【0028】
【表1】
【0029】実施例2〜3、比較例1〜2 表1に示した芯成分の比率で実施例1と同様な方法で紡
糸、延伸し蓄熱材入り複合繊維を得た。
【0030】従来例1 融点が35℃、融解熱が150J/g、熱減量率が7
%、水に可溶のポリエチレングリコ−ル(PEG)#1
000を芯成分として、他は実施例1と同様にして紡
糸、延伸した。得られた複合繊維の横断面における芯部
の面積割合は20%であった。
【0031】
【表2】
【0032】従来例2〜3 表2に示した芯成分を用いて実施例1と同様な方法で紡
糸を試みたが、芯成分がいずれも紡糸中に熱分解し、ガ
スが発生し繊維が割れたり、切れたりして満足のいく蓄
熱材入り複合繊維を巻取れなかった。
【0033】実施例4 溶融粘度が2000ポイズ/270℃のナイロン6を鞘
成分とし、融点が25〜28℃、融解熱が100J/
g、熱減量率が2.5%、水に対する溶解量が1%以下
のポリエーテル変性ポリカーボネートジオールを芯成分
として紡糸、延伸し繊維の横断面に対する芯部の面積割
合が40%の蓄熱材入り複合繊維を得た。
【0034】
【表3】
【0035】実施例1〜4、比較例1〜2、従来例1で
得られた蓄熱材入り複合繊維の繊維物性及び熱特性等は
表3に示された如くで、本発明から得られた複合繊維は
望ましい繊維物性と共に、優れた色相及び熱特性を有す
るものであった。尚表3中の減率(%)は複合繊維を4
0℃の水に60分浸漬処理した後の重量減を示す。また
*印は複合繊維を巻取れなかったことを示す。
【0036】なお、実施例1及び従来例1で得られた蓄
熱材入り複合繊維を用いてタフタ(平織:目付け60g
/m2 )を作製した。一方、蓄熱材入り複合繊維を用い
ていないタフタ(平織:目付け60g/m2 )にパッド
・ドライ法でPEG#1000、架橋剤及び触媒を付与
した加工タフタを調製した(従来例4)。各々のタフタ
を用いて家庭洗濯し(洗剤:0.1%、洗濯:40℃×
10分、濯ぎ:10分)、熱特性を評価した。その結果
を表4に示した。尚表4中のHL01、HL05、HL
10は家庭洗濯の回数を示し、風合い(柔軟性)1、2
は家庭洗濯0回、10回後のもので○は良い、△は悪
い、×は非常に悪いことを示す。
【0037】
【表4】
【0038】表4の結果から加工タフタは風合い的にも
悪く、しかも耐久性を有する熱特性を示すものではなか
った。一方、PEGを芯成分とした複合繊維を用いたタ
フタの場合も、PEGが水に良く溶けることから耐水堅
牢性がなく、耐久性ある熱特性を示さなかった。それ等
に対し本発明の蓄熱材入り複合繊維を用いたフタタは風
合い的にも全く問題がなく、しかも優れた耐久性を有し
た熱特性を示すことが分かった。
【0039】
【発明の効果】本発明から得られた蓄熱材入り複合繊維
は望ましい繊維物性を有すると共に、優れた耐久性を有
した熱特性を示すことから衣料用はもとより寝装具、日
用品用、レジャ−用及びインテリア用としての利用が可
能である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鞘部が熱可塑性重合体、芯部が潜熱蓄熱
    材からなる複合繊維で、複合繊維の横断面における芯部
    の占める面積割合が5〜70%、該潜熱蓄熱材は融点が
    5〜70℃、融解熱が30J/g以上、熱減量率が10
    %以下、水に対する溶解量が10%以下で、且つポリエ
    −テルポリオ−ル及びその誘導体からなるポリオ−ル類
    の少なくとも一種または2種以上の化合物からなり、該
    複合繊維の単繊維繊度が0.5〜20d、引張り強伸度
    が1.0〜7.0g/d、10〜100%、結節強伸度
    が0.5〜6.0g/d、5〜80%、沸水収縮率が2
    0%以下、色相(b値)が6以下であることを特徴とす
    る蓄熱材入り複合繊維。
  2. 【請求項2】 溶融粘度が1000〜8000ポイズ/
    280℃の熱可塑性樹脂を鞘部、融点が5〜70℃、溶
    融粘度が1センチポイズ/70℃以上の潜熱蓄熱材を芯
    部として複合紡糸し、紡速が300〜3000m/分、
    延伸温度が25〜100℃、延伸倍率が1.1〜6.0
    で延伸することを特徴とする蓄熱材入り複合繊維の製造
    法。
JP5243045A 1992-11-13 1993-09-29 蓄熱材入り複合繊維及びその製造法 Pending JPH06200417A (ja)

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