JPH06200348A - 高強度マグネシウム合金 - Google Patents

高強度マグネシウム合金

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JPH06200348A
JPH06200348A JP15420692A JP15420692A JPH06200348A JP H06200348 A JPH06200348 A JP H06200348A JP 15420692 A JP15420692 A JP 15420692A JP 15420692 A JP15420692 A JP 15420692A JP H06200348 A JPH06200348 A JP H06200348A
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隆二 二宮
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ナイテ ギュンター
E Schmidt Eberhard
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 (イ)ランタノイド0.5〜5重量%、
(ロ)カルシウム0.5〜5重量%及び(ハ)マンガン
1.5重量%以下及びジルコニウム1.5重量%以下の
何れか一方又は両方を含有し、(ニ)所望によりアルミ
ニウム1〜9.5重量%、亜鉛1〜7.5重量%及び銀
0.5〜4重量%からなる群から選ばれた何れか1種を
含有し、(ホ)更に所望によりイットリウム5.5重量
%以下、ストロンチウム1.5重量%以下及びスカンジ
ウム10重量%以下からなる群から選ばれた少なくとも
1種を含有し、残部がマグネシウムと不可避の不純物か
らなるマグネシウム合金。 【効果】 本発明のマグネシウム合金は、従来実用され
ている高温用の各種のランタノイド含有マグネシウム合
金よりも室温及び高温強度に優れており、軽量且つ耐熱
性が要求される自動車エンジン部品に適した汎用の耐熱
性軽量マグネシウム合金である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は室温及び高温強度に優れ
たマグネシウム合金に関し、より詳しくは自動車エンジ
ン部品などの軽量化において要請されている523K程
度までの高温でも十分な強度を有するマグネシウム合金
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年地球環境保全の意識の高まりから、
自動車の燃費向上の要請が強まり、自動車用軽量材料の
開発が強く求められようになってきた。
【0003】マグネシウム合金は現在実用化されている
金属材料の中で最も低密度であり、今後の自動車用軽量
材料として強く期待されている。現在、最も一般的に用
いられているマグネシウム合金はMg−Al−Zn−M
n系合金(例えば、AZ91合金=Mg−9Al−1Z
n−0.5Mn)であり、この合金の鋳造技術等の周辺
技術は完成段階にあり、自動車軽量化にあたって先ずこ
の合金が検討されている。また、耐熱用マグネシウム合
金としてマグネシウムにランタノイド(Ln)を添加し
た合金が開発されている。このような合金としてはMg
−Ln−Zr系合金、Mg−Al−Ln−Zr系合金
(特開昭46−6202号公報参照)、Mg−Zn−L
n−Zr系合金(特開昭52−92811号公報参
照)、Mg−Ag−Ln−Zr系合金(特開昭51−9
2707号、特開昭51−92708号、特開昭52−
101615号の各公報参照)がある。更に、Mg−Y
−Nd−Zr系合金(特開昭57−210946号公報
参照)が開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
Mg−Al−Zn−Mn系合金は393K以上で強度が
低下し、自動車エンジン部品の中でも耐熱性が要求され
る用途には適さない。また、上記の耐熱性Mg−Ln−
Zr系等のLn含有合金においてはLnは重元素である
ため溶湯中でLnが下部に偏る傾向があり、それでLn
量をできるだけ抑制する方法、また鋳造組織の微細化の
ために必須成分として用いているZrは添加歩留りが不
安定であり、コスト高になることからZrの代替元素を
用いるか添加量を抑制する方法が求められている。更
に、このようなMg−Ln−Zr系等の合金の耐熱性で
は不十分であるとして開発された上記のMg−Y−Nd
−Zr系合金では、高価なYを4重量%以上、Ndを3
重量%以上含有するためコスト的に自動車などの量産用
には使いにくい。
【0005】本発明は、このような従来技術の有する課
題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、耐熱
性と室温強度の両方が要求される自動車エンジン部品用
材料に適した新規な耐熱性高強度マグネシウム合金を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上記の課題
を解決するために種々検討を重ねた結果、高温用マグネ
シウム合金に添加されているLnに代えてLn+Caを
用いることにより、室温及び高温強度が更に向上し、ま
たLnの量を抑制できる上、鋳造組織の微細化にも効果
があるのでZrの量も抑制できることを見出した。ま
た、所望によりY、Sr及びScからなる群から選ばれ
た少なくとも1種を更に添加することにより室温及び高
温強度が更に向上することを見出し、本発明に到達し
た。
【0007】即ち、本発明の室温及び高温強度に優れた
マグネシウム合金は、(イ)ランタノイド0.5〜5重
量%、(ロ)カルシウム0.5〜5重量%及び(ハ)マ
ンガン1.5重量%以下及びジルコニウム1.5重量%
以下の何れか一方又は両方を含有し、残部がマグネシウ
ムと不可避の不純物からなることを特徴とする。
【0008】また、本発明の室温及び高温強度に優れた
マグネシウム合金は、(イ)アルミニウム1〜9.5重
量%、(ロ)ランタノイド0.5〜5重量%、(ハ)カ
ルシウム0.5〜5重量%及び(ニ)マンガン1.5重
量%以下を含有し、残部がマグネシウムと不可避の不純
物からなることを特徴とする。
【0009】更に、本発明の室温及び高温強度に優れた
マグネシウム合金は、(イ)亜鉛1〜7.5重量%、
(ロ)ランタノイド0.5〜5重量%、(ハ)カルシウ
ム0.5〜5重量%及び(ニ)マンガン1.5重量%以
下を含有し、残部がマグネシウムと不可避の不純物から
なることを特徴とする。
【0010】更にまた、本発明の室温及び高温強度に優
れたマグネシウム合金は、(イ)銀0.5〜4重量%、
(ロ)ランタノイド0.5〜5重量%、(ハ)カルシウ
ム0.5〜5重量%及び(ニ)マンガン1.5重量%以
下及びジルコニウム1.5重量%以下の何れか一方又は
両方を含有し、残部がマグネシウムと不可避の不純物か
らなることを特徴とする。
【0011】本発明の室温及び高温強度に優れたマグネ
シウム合金は、一層好ましくは、更に、イットリウム
5.5重量%以下、ストロンチウム1.5重量%以下及
びスカンジウム10重量%以下からなる群から選ばれた
少なくとも1種を更に含有することができる。
【0012】また本発明は上記の何れかに記載の合金か
らなる鋳造及びダイカスト部品にも関する。
【0013】マグネシウム合金としてMg系、Mg−A
l系、Mg−Zn系及びMg−Ag系があるが、それぞ
れの系の合金においてアルミニウム、亜鉛又は銀の添加
量は固溶及び析出強化の認められる量としてほぼ確立さ
れている。
【0014】アルミニウムを添加する場合の本発明のマ
グネシウム合金においては、アルミニウムはマグネシウ
ムに固溶し、時効硬化性を示し、合金の機械的性質を向
上させる。アルミニウムの添加効果はその添加量の増加
に伴って増加するが、1重量%未満では不十分であり、
また9.5重量%で飽和に達する。更にアルミニウムの
添加量が増加するに従って合金の伸びが低下する。従っ
て、本発明のマグネシウム合金においては、アルミニウ
ムを添加する場合には、アルミニウム添加量を1〜9.
5重量%、好ましくは3〜7重量%とする。
【0015】亜鉛を添加する場合の本発明のマグネシウ
ム合金においては、亜鉛は室温強度の向上に有効な元素
である。しかし亜鉛の添加量が1重量%未満の場合には
その合金の室温強度は、Mg−Al系合金の強度に満た
ず、不十分である。また亜鉛添加量の増加に伴って室温
強度は向上するが、その添加効果は亜鉛添加量7.5重
量%で飽和に達し、また7.5重量%を越えて添加する
と合金の延性が減少することになる。従って、本発明の
マグネシウム合金においては、亜鉛を添加する場合に
は、亜鉛添加量を1〜7.5重量%、好ましくは3〜7
重量%とする。
【0016】銀を添加する場合の本発明のマグネシウム
合金においては、銀は合金の耐熱性及び強度向上に寄与
することが知られている。しかし銀の添加量が0.5重
量%未満の場合には、添加効果が達成されない。銀の添
加量の増加と共に合金の耐熱性及び強度が増大するが、
4重量%で合金強度の増大に対する効果が飽和し、それ
以上添加してもそれ以上の合金強度の増大は認められな
い。一方、4重量%を越えて添加すると、合金は脆くな
り、また加工性も低下することになる。従って、本発明
のマグネシウム合金においては、銀を添加する場合に
は、銀の添加量を0.5〜4重量%、好ましくは1.5
〜3.5重量%とする。
【0017】ランタノイド(例えば、ネオジム、ランタ
ン、セリウム、ミッシュメタル)はマグネシウム合金の
高温強度を向上させることは公知であり、最近は、特に
ネオジムが耐熱用マグネシウム合金に使われている。カ
ルシウムもまたマグネシウム合金の高温強度の向上に有
効な元素である。本発明のマグネシウム合金において
は、ランタノイド及びカルシウムの添加量が共に0.5
重量%未満の場合にはその合金の高温強度が不十分であ
る。ランタノイド及びカルシウムの添加量が共に0.5
〜5重量%の場合には、その合計量と等しい量のランタ
ノイド又はカルシウムを添加した場合よりも室温及び高
温強度が非常に高くなり、即ち相乗効果が達成される。
またランタノイドの一部をカルシウムで置換することに
より比較的少ないランタノイド添加量で室温及び高温強
度が更に向上し、更に、カルシウムは軽元素であるので
この置換によりランタノイドの重力偏析の傾向が軽減さ
れる。ランタノイド又はカルシウムの添加量が5重量%
を越えるとそれぞれの添加限界に達し、結晶粒界の金属
間化合物の晶出量が増大して合金が脆化する。従って、
本発明のマグネシウム合金においてはランタノイドの添
加量を0.5〜5重量%、好ましくは1〜4重量%、カ
ルシウムの添加量を0.5〜5重量%、好ましくは0.
5〜3重量%とする。
【0018】マグネシウム合金の結晶粒の微細化材とし
ては、従来、Mg−Al系合金にはマンガンが、またM
g系、Mg−Zn系及びMg−Ag系軽合金にはジルコ
ニウムが最も有効であることが知られているが、本発明
のマグネシウム合金においては、ランタノイドとカルシ
ウムとを併用により鋳造組織の微細化にも効果があるの
で、ジルコニウムの全量又は一部をマンガンで置き換え
ることができる。本発明のマグネシウム合金において
は、組織を微細にし、強度を向上させる効果を達成する
るジルコニウム及びマンガンのそれぞれの添加量は1.
5重量%以下である。
【0019】イットリウム、ストロンチウム及びスカン
ジウムは全てマグネシウム合金の高温強度の向上に有効
な元素である。しかし本発明のマグネシウム合金におい
て、これらのイットリウム、ストロンチウム又はスカン
ジウムをランタノイド+カルシウムと併用することによ
り、その合計量と等しい量のランタノイド、カルシウ
ム、イットリウム、ストロンチウム又はスカンジウムを
添加した場合よりも室温及び高温強度が非常に高くな
り、即ち相乗効果が達成される。しかし、イットリウム
の添加量5.5重量%、ストロンチウムの添加量1.5
重量%又はスカンジウムの添加量10重量%を越えると
それぞれの添加限界に達し、結晶粒界の金属間化合物の
晶出量が増大して合金が脆化する。従って、本発明のマ
グネシウム合金においては、イットリウム、ストロンチ
ウム又はスカンジウムを添加する場合には、イットリウ
ムの添加量を5.5重量%以下、好ましくは1〜5重量
%、ストロンチウムの添加量を1.5重量%以下、好ま
しくは0.5〜1重量%、スカンジウムの添加量を10
重量%以下、好ましくは1〜5重量%とする。
【0020】
【実施例】
実施例1〜13及び比較例1〜11 アルゴン雰囲気の真空溶解炉に、表1に示す組成の合金
となるように原材料を装入し、溶解させた。尚、ランタ
ノイドとしてミッシュメタルを用い、坩堝としてSUS
304材を使用し、フラックス等は使用しなかった。そ
の溶湯を25mm×50mm×300mmの金型中に鋳込んで
試験用鋳物を作成した。このようにして得た試験用鋳物
からJIS4号試験片を作成した。なお、熱処理はいず
れも500K、10時間である。これらの試験片を用い
て以下の試験を実施した: 引張試験:インストロン引張試験機によりクロスヘッド
速度10mm/min、測定温度298K及び523K、引張
強度の測定単位=MPa、破断時伸び=%で測定。 測定結果は表1に示す通りであった(表中の%は破断時
伸びである)。
【0021】
【表1】
【0022】上記の実施例1〜13及び比較例1〜11
から明らかなように、ミッシュメタルを等量のミッシュ
メタル+カルシウムで置換した場合に室温強度及び高温
強度の両方について著しい向上が見られ、またこれに更
にイットリウム、ストロンチウム又はスカンジウムを添
加した場合に室温強度及び高温強度の両方についてに更
に著しい向上が見られる。この理由についてはいまだ明
確には解明されていないが、ランタノイド、カルシウ
ム、イットリウム、ストロンチウム及びスカンジウムは
全て室温強度及び高温強度を向上させる添加元素である
が、そのメカニズム、特に晶出及び析出する金属間化合
物の種類が異なるため添加効果が畳重し、相乗効果を達
成し、また必要な元素添加量そのものを相互に抑制しあ
う効果を達成することによるものと推測される。
【0023】また、ランタノイド含有マグネシウム合金
においては必須とされていたジルコニウムをマンガンに
置き換えた場合にも結晶組織の粗大化認められず、ラン
タノイド+カルシウムによる微細化効果が有効であるこ
とが分かる。
【0024】更に、比較例1〜11から明らかなよう
に、各添加元素を一定量以上添加した場合には、その合
金が脆化して室温強度、高温強度、伸びの幾つか又は全
部が低下するか又は添加効果が飽和することになる。そ
の理由は、金属間化合物が僅かに晶出するレベルで固溶
と晶出及び析出による強度向上及び組織の微細化は達成
でき、それ以上の添加では金属間化合物の晶出量が多す
ぎ、粒界を脆化させるためである。
【0025】
【発明の効果】本発明のマグネシウム合金は、従来実用
されている高温用の各種のランタノイド含有マグネシウ
ム合金よりも室温及び高温強度に優れており、軽量且つ
耐熱性が要求される自動車エンジン部品に適した汎用の
耐熱性軽量マグネシウム合金である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年8月13日
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保田 耕平 埼玉県上尾市原市1333−2 三井金属鉱業 株式会社総合研究所内 (72)発明者 二宮 隆二 埼玉県上尾市原市1333−2 三井金属鉱業 株式会社総合研究所内 (72)発明者 ギュンター ナイテ ドイツ連邦共和国 D−6350 バッド ナ ウハイム マイヌスストラッセ 9 (72)発明者 エバハード イー シュミット ドイツ連邦共和国 D−8755 アルゼナウ アイウンターフランクフルト イグラウ ワー ストラッセ 2E

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (イ)ランタノイド0.5〜5重量%、
    (ロ)カルシウム0.5〜5重量%及び(ハ)マンガン
    1.5重量%以下及びジルコニウム1.5重量%以下の
    何れか一方又は両方を含有し、残部がマグネシウムと不
    可避の不純物からなることを特徴とする室温及び高温強
    度に優れたマグネシウム合金。
  2. 【請求項2】 (イ)アルミニウム1〜9.5重量%、
    (ロ)ランタノイド0.5〜5重量%、(ハ)カルシウ
    ム0.5〜5重量%及び(ニ)マンガン1.5重量%以
    下を含有し、残部がマグネシウムと不可避の不純物から
    なることを特徴とする室温及び高温強度に優れたマグネ
    シウム合金。
  3. 【請求項3】 (イ)亜鉛1〜7.5重量%、(ロ)ラ
    ンタノイド0.5〜5重量%、(ハ)カルシウム0.5
    〜5重量%及び(ニ)マンガン1.5重量%以下を含有
    し、残部がマグネシウムと不可避の不純物からなること
    を特徴とする室温及び高温強度に優れたマグネシウム合
    金。
  4. 【請求項4】 (イ)銀0.5〜4重量%、(ロ)ラン
    タノイド0.5〜5重量%、(ハ)カルシウム0.5〜
    5重量%及び(ニ)マンガン1.5重量%以下及びジル
    コニウム1.5重量%以下の何れか一方又は両方を含有
    し、残部がマグネシウムと不可避の不純物からなること
    を特徴とする室温及び高温強度に優れたマグネシウム合
    金。
  5. 【請求項5】 イットリウム5.5重量%以下、ストロ
    ンチウム1.5重量%以下及びスカンジウム10重量%
    以下からなる群から選ばれた少なくとも1種を更に含有
    する請求項1〜4の何れかに記載の室温及び高温強度に
    優れたマグネシウム合金。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れかに記載の合金から
    なる鋳造及びダイカスト部品。
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