JPH06199856A - 複素環式縮合ヒドロキシピリドンカルボン酸アミドの製造法および使用法 - Google Patents

複素環式縮合ヒドロキシピリドンカルボン酸アミドの製造法および使用法

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JPH06199856A
JPH06199856A JP5205158A JP20515893A JPH06199856A JP H06199856 A JPH06199856 A JP H06199856A JP 5205158 A JP5205158 A JP 5205158A JP 20515893 A JP20515893 A JP 20515893A JP H06199856 A JPH06199856 A JP H06199856A
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クリストフ、ニュブリング
Deyn Wolfgang Von
ヴォルフガング、フォン、デイン
Hans Theobald
ハンス、テーオバルト
Karl-Otto Westphalen
カール−オットー−ヴェストファレン
Uwe Kardorff
ウヴェ、カルドルフ
Helmut Dr Walter
ヘルムート、ヴァルター
Thomas Kappe
トーマス、カペ
Matthias Gerber
マティアス、ゲルバー
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】優れた除草剤作用を有するヒドロキシピリドン
カルボン酸アミドを提供する。 【構成】 [Qはヘテロ原子として1−3個のNおよび/または1
個のOあるいはSを含む5員または6員の複素環式環;
XはOまたはS;RはH,OH,C1−12アルキ
ル、C3−8シクロアルキル、C1−12アルコキシ
等;RはH,C1−12アルキル、C3−8アルケニ
ルオキシ、ジ−C1−4アルキルアミノ等;である]で
示される複素環式縮合ヒドロキシピリドンカルボン酸ア
ミドおよびその自然環境を損なうことのない塩及び当該
化合物を含む除草剤。 【効果】米、こむぎ、大豆およびわた等の栽培植物用の
除草剤として各種雑草の防除に、発芽前処理および発芽
後処理として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、構造式Iの複素環式縮
合ヒドロキシピリドンカルボン酸アミドに関するもので
あり、
【0002】
【化2】 ここにおいて置換基および環Qは以下の意味を有してお
り:R1 が水素、ヒドロキシル、C1 −C12−アルキ
ル、C3 −C12−アルケニル、C3 −C12−アルキニ
ル、C3 −C8 −シクロアルキル、C1 −C12−アルコ
キシであり、ここで有機残基は置換されていることがで
き;R2 が水素、C1 −C12−アルキル、C3 −C12
アルケニル、C3 −C12−アルキニル、C3 −C8 −シ
クロアルキル、C3 −C8 −アルケニルオキシ、ジ−C
1 −C4 −アルキルアミノであり、ここで有機残基は必
要ならば置換されてもよく;またはR1 、R2 が一緒に
なって2−6個の分子鎖素子からなるアルキレン鎖を意
味し、ここでこれらの分子鎖が酸素、硫黄またはN−メ
チルにより中断されることができ;Xが酸素または硫黄
であり;Qが1−3個の窒素原子および/または1個の
酸素原子または硫黄原子をヘテロ原子として含む5員環
または6員環の複素環式環であり、この複素環式環が1
−3個の置換基を含むことができることからなる複素環
式縮合ヒドロキシピリドンカルボン酸アミドおよびその
自然環境を損なうことのない塩類に関するものである。
【0003】特に本発明は一般式Iの複素環式縮合ヒド
ロキシピリドンカルボン酸アミドに関するものであり
【0004】
【化3】 ここにおいて置換基および環Qは以下の意味を有してお
り:R1 が水素、ヒドロキシル、C1 −C12−アルキ
ル、C3 −C12−アルケニル、C3 −C12−アルキニ
ル、C3 −C8 −シクロアルキル、C1 −C12−アルコ
キシであり、ここでこれらの基は以下の基を有すること
ができ、すなわちハロゲン、シアノ、C3 −C8 −シク
ロアルキル、C1 −C4 −アルコキシ、C1−C4 −ア
ルキルチオ、C1 −C4 −ハロゲンアルキルチオ、C1
−C4 −ハロゲンアルコキシ、ジ−C1 −C4 −アルキ
ルアミノ、フェニル、フェノキシ、フェニルチオであ
り、ここでフェニル基はそれ自身が1−3個の次の基を
有することができ:すなわちハロゲン、C1 −C4 −ア
ルキル、シアノ、ニトロ、C1 −C4 −アルコキシ、C
1 −C4 −ハロゲンアルキル、C1 −C4 −ハロゲンア
ルコキシを有していることができ、R2 が水素、C1
12−アルキル、C3 −C12−アルケニル、C3 −C12
−アルキニル、C3 −C8 −シクロアルキル、C3 −C
8 −アルケニルオキシ、ジ−C1 −C4 −アルキルアミ
ノであり、ここでこれらの基は次の基を有することがで
き:すなわちハロゲン、シアノ、C3 −C8 −シクロア
ルキル、C1 −C4 −アルコキシ、C1 −C4 −アルキ
ルチオ、C1 −C4 −ハロゲンアルコキシ、C1 −C4
−ハロゲンアルキルチオ、フェニル、フェノキシ、フェ
ニルチオであり、ここでのフェニル基はそれ自身が1−
3個のハロゲン、C1 −C4 −アルキル、C1 −C4
アルコキシ、シアノ、ニトロを有することができ、また
はR1 、R2 が一緒になって2−6個の分子鎖素子を有
するアルキレン鎖を意味しており、このアルキレン鎖が
酸素、硫黄またはN−メチルで中断されることがあり、
Xが酸素または硫黄であり;Qがヘテロ原子として1−
3個の窒素原子および/または1個の酸素原子または硫
黄原子を含む5員環または6員環複素環式環であり、こ
の複素環式環が1−3個の以下の基を有することがで
き:すなわちハロゲン、ニトロ、シアノ、C1 −C4
アルキル、C1 −C4 −アルコキシ、C1 −C4 −アル
キルチオ、C1 −C4 −アルコキシ、C1 −C4 −アル
キル、C3 −C8 −シクロアルキル、C2 −C4 −アル
ケニル、フェニル、フェニル−C1 −C4 −アルキルで
あり、ここでフェニル基はそれ自身が1−3個の以下の
基を有することができ:すなわちハロゲン、C1 −C4
−アルキル、C1 −C4 −アルコキシ、C1−C4 −ア
ルキルチオ、C1 −C4 −ハロゲンアルキル、C1 −C
4 −ハロゲンアルコキシを有しており、これらによる複
素環式縮合ヒドロキシピリドンカルボン酸アミドとその
自然環境を損なわない塩類に関している。このほかに、
本発明は化合物Iの製造法およびその除草剤としての利
用法に関している。
【0005】
【従来技術】1−フェニル−置換4−ヒドロキシ−1,
8−ナフチリド−2−オン−3−カルボン酸アミドが抗
炎症性を有していることが、知られている〔ジャーナル
・オブ・メディカル・ケミストリー(J.Med.Ch
em.)35(1992)1130および欧州特許出願
公開第452873号公報〕。しかしながら、除草剤作
用についての示唆は現在の技術状態からは意図されてい
ない。古いドイツの特許出願P4138819.4およ
びP4138820.8号においては、非縮合ヒドロキ
シピリドンカルボン酸アミドおよびヒドロキシキノリン
カルボン酸アミドが記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、優れた除草
剤作用を有する新規のヒドロキシピリドンカルボン酸ア
ミド、ならびにその製造方法を提供することを指命とし
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この指命に従って、始め
に定義された構造式Iの複素環式縮合ヒドロキシピリド
ンカルボン酸アミドおよびその製造法ならびに化合物I
を含む除草剤が見出された。
【0008】構造式Iの化合物は、本発明において同様
に包括されている次の互変異性体の形で示されることが
できる:
【0009】
【化4】 化合物Iの製造法は、既知の方法により構造式II の化
合物の反応によって達成され
【0010】
【化5】 ここにおいてXおよびQは上記で与えられている意味を
有しており、Yはヒドロキシル、ハロゲンまたは通常の
求核基を意味しており、R1 およびR2 が上述の意味を
有している式 IIIのアミンを有することになる。
【0011】
【化6】 この反応は、通常では20℃から250℃まで、好適に
は100℃から180℃までの温度で不活性溶剤中で実
施される。
【0012】溶剤または希釈剤としては、例えば脂肪
族、脂環族および芳香族炭化水素のペンタン、ヘキサ
ン、シクロヘキサン、ベンゾール、トルオール、キシロ
ール類;エーテル類のジエチルエーテル、ジ−n−ブチ
ルエーテル、メチル−t−ブチルエーテル、ジメトキシ
エタン、エチレングリコール−ジメチルエーテル、テト
ラヒドロフランおよびジオキサン;アルコール類のメタ
ノール、エタノール、プロパノールおよびブタノール、
非プロトン性双極性溶剤のジメチルホルムアミド、ジメ
チルスルホキシドまたはピリジンが適している。
【0013】またこれら物質の混合物が、溶剤および希
釈剤として利用されることができる。
【0014】出発物質は、通常の場合に相互に化学量論
的な量で反応させられる。例えば収量を上げるために
は、出発原料の1つ、好適にはアミンを0.1から10
モル−当量の過剰で利用することが特徴的となってい
る。
【0015】反応は、一般的には常圧で実施される。し
かしながら、利用されるアミンまたは溶剤の種類によっ
ては反応を高圧、特に自己圧による高圧でオートクレー
ブ中において実施することが、特徴的となる。
【0016】ヒドロキシピリドンカルボン酸誘導体II
において利用される求核基Yの種類はアミド化反応に重
要な役割とはならないので、従って好適には簡単で安価
な誘導体II が利用される。Y=OHおよびハロゲン、
特に塩素または臭素であるほかに、YはOR基またはS
R基であることができ、ここでRは脂肪族、脂環族また
はアラルキル基を意味することができる。好適には、遊
離カルボン酸(Y=OH)、酸ハロゲニド、特に酸クロ
リド(Y=Cl)または低分子量のアルキル基を有する
エステルまたはチオエステル(R=C1 −C6 −アルキ
ル、例えばメチルまたはエチルであることによるY=O
R、SR)が使用されることができる。
【0017】さらに、構造式Iの化合物を得るには、対
応する酸II (X=O、Y=OH)を脱水剤、例えばジ
シクロヘキシルカルボジイミドの存在においてアミン I
IIと反応させるのに、0−100℃好適には0−30℃
で不活性溶剤、例えばジクロルメタン、テトラヒドロフ
ラン、トルオールまたは酢酸エチル等の溶剤中で反応さ
せるのが好適である。このような反応は、例えば国際特
許出願公開90/15052号において記載されてい
る。
【0018】酸II (X=O、Y=OH)は、エステル
II (X=O、Y=O−アルキル)から既知の方法にお
いて水酸化バリウムによる鹸化で得られる〔ジャーナル
・オブ・ケミカル・ソサエティ(J.Chem.So
c.)1963、491〕。
【0019】反応に必要なアミンIII は既知であり、市
販品として得ることもできるしまたは一般的に既知の化
学的方法によって製造されることができる。
【0020】式II の出発化合物は、既知であるかまた
は一般的に既知の方法で製造される。式II のナフチリ
ジンカルボン酸エステル(Q=ピリジン)は、例えばジ
ャーナル・オブ・メディカル・ケミストリー(J.Me
d.Chem.)30(1987)2270;ジュルナ
ール・デア・プラクティッシェ・ヘミー(J.Prak
t.Chem.)333(1991)673;米国特許
第4215123号;ポーリッシュ・ジャーナル・オブ
・ケミストリー(Pol.J.Chem.)52(19
78)2369およびロッズ・ケミストリー(Roc
z.Chem.)48(1974)1815〔ケミカル
アブストラクツ(CA)82、111959g〕におい
て記載されている。式II のピリドピリミジン(Q=ピ
リミジン)は、例えばヘミッシェ・ベリヒテ(Che
m.Ber.)96(1963)1868および特開平
5−59210号公報〔ケミカルアブストラクツ(C
A)102、166772c〕に記載されており、N−
アルキル化誘導体は例えば米国特許第4215216号
に記載されている。式II のチエノピリジン(Q=チオ
フェン)は、例えばジャーナル・オブ・ケミカル・リサ
ーチ(J.Chem.Res.)(S)1989、19
6;ジャーナル・オブ・ケミカル・リサーチ(J.Ch
em.Res.)(S)1985、214およびジャー
ナル・オブ・ケミカル・リサーチ(J.Chem.Re
s.)(S)1980、6に記載されている。式II の
ピラゾロピリジン(Q=ピラゾール)は、例えばジャー
ナル・オブ・ヘテロサイクリック・ケミストリー(J.
Heterocycl.Chem.)15(1978)
319およびジャーナル・オブ・ケミカル・ソサイエテ
ィー(J.Chem.Soc.)、パーキン・トランザ
クション(Perkin Trans.)I、199
、2943において記載されている。式II のイソオ
キサゾロンピリジン(Q=イソオキサゾール)は、例え
ばジャーナル・オブ・ケミカル・ソサイエティー(J.
Chem.Soc.)、パーキン・トランザクション
(Perkin Trans.)I、1982、239
1およびジャーナル・オブ・ヘテロサイクリック・ケミ
ストリー(J.Heterocycl.Chem.)
(1977)435において記載されている。式II
のピロロピリジン(Q=ピロール)は、ベルギー特許第
826926号において与えられている方法と類似の方
法で製造されることができる。ここで説明されていない
式II の出発化合物は、類似の製造方法によって複素環
式1−アミノ−2−カルボン酸エステルとマロン酸誘導
体との縮合によって同様にして得られる。
【0021】一般構造式Iの複素環式縮合ヒドロキシピ
リドンカルボン酸アミドの目的に合った利用法を考える
と、置換基としては以下の基が考えられる:R1 は水
素、非分枝状または分枝状C1 −C12−アルキル、例え
ばメチル、エチル、プロピル、1−メチルエチル、ブチ
ル、1−メチルプロピル、2−メチルプロピル、1,1
−ジメチルエチル、ペンチル、1−メチルブチル、2−
メチルブチル、3−メチルブチル、1,1−ジメチルプ
ロピル、1,2−ジメチルプロピル、2,2−ジメチル
プロピル、1−エチルプロピル、ヘキシル、1−メチル
ペンチル、2−メチルペンチル、3−メチルペンチル、
4−メチルペンチル、1,1−ジメチルブチル、1,2
−ジメチルブチル、1,3−ジメチルブチル、2,2−
ジメチルブチル、2,3−ジメチルブチル、3,3−ジ
メチルブチル、1−エチルブチル、1,1,2−トリメ
チルプロピル、1,2,2−トリメチルプロピル、1−
エチル−1−メチルプロピル、1−エチル−2−メチル
プロピル、ヘプチル、1−メチルヘプチル、オクチル、
ノニル、デシル、ウンデシルおよびドデシルである。
【0022】特にC1 −C6 −アルキルは例えばメチ
ル、エチル、1−メチルエチル、1−メチルプロピル、
2−メチルプロピル、1,1−ジメチルエチルおよび
1,1−ジメチルプロピルであり;非分枝または分枝C
3 −C12−アルケニルは例えば2−プロペニル、2−ブ
テニル、3−ブテニル、1−メチル−2−プロペニル、
2−メチル−2−プロペニル、2−ペンテニル、3−ペ
ンテニル、4−ペンテニル、3−メチル−2−ブテニ
ル、1−メチル−2−ブテニル、2−メチル−2−ブテ
ニル、1−メチル−3−ブテニル、2−メチル−4−ブ
テニル、3−メチル−3−ブテニル、1,1−ジメチル
−2−プロペニル、1,2−ジメチル−2−プロペニ
ル、1−エチル−2−プロペニル、2−ヘキセニル、3
−ヘキセニル、4−ヘキセニル、5−ヘキセニル、1−
メチル−2−ペンテニル、2−メチル−2−ペンテニ
ル、3−メチル−2−ペンテニル、4−メチル−2−ペ
ンテニル、1−メチル−3−ペンテニル、2−メチル−
2−ペンテニル、3−メチル−3−ペンテニル、4−メ
チル−3−ペンテニル、1−メチル−4−ペンテニル、
2−メチル−4−ペンテニル、3−メチル−4−ペンテ
ニル、4−メチル−4−ペンテニル、1,1−ジメチル
−2−ブテニル、1,1−ジメチル−3−ブテニル、
1,2−ジメチル−2−ブテニル、1,2−ジメチル−
3−ブテニル、1,3−ジメチル−2−ブテニル、1,
3−ジメチル−3−ブテニル、2,2−ジメチル−3−
ブテニル、2,3−ジメチル−2−ブテニル、2,3−
ジメチル−3−ブテニル、1−エチル−2−ブテニル、
1−エチル−3−ブテニル、2−エチル−2−ブテニ
ル、2−エチル−3−ブテニル、1,1,2−トリメチ
ル−2−プロペニル、1−エチル−1−メチル−2−プ
ロペニル、エチル−2−メチル−2−プロペニルおよび
10−ウンデセニルであり、特にC3 −C6 −アルケニ
ルは、例えば2−プロペニル、2−ブテニル、3−ブテ
ニル、1−メチル−2−プロペニル、2−メチル−2−
プロペニル、1−メチル−2−ブテニルおよび1,1−
ジメチル−2−プロペニルであり;C3 −C12−アルキ
ニル、特にC3 −C6 −アルキニルは、例えばプロパル
ギル、2−ブチニル、3−ブチニル、2−ペンチニル、
3−ペンチニル、4−ペンチニル、1−メチル−3−ブ
チニル、2−メチル−3−ブチニル、1−メチル−2−
ブチニル、1,1−ジメチル−2−プロピニル、1−エ
チル−2−プロピニル、2−ヘキシニル、3−ヘキシニ
ル、4−ヘキシニル、5−ヘキシニル、1−メチル−2
−ペンチニル、1−メチル−3−ペンチニル、1−メチ
ル−4−ペンチニル、3−メチル−4−ペンチニル、4
−メチル−2−ペンチニル、1,1−ジメチル−2−ブ
チニル、1,1−ジメチル−3−ブチニル、1,2−ジ
メチル−3−ブチニル、2,2−ジメチル−3−ブチニ
ル、1−エチル−2−ブチニル、1−エチル−3−ブチ
ニル、2−エチル−3−ブチニルおよび1−エチル−1
−メチル−2−プロピニルであり;C3 −C8 −シクロ
アルキルは、例えばシクロプロピル、シクロブチル、シ
クロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シク
ロオクチル、特にシクロプロピルおよびシクロヘキシル
であり;C1 −C12−アルコキシ、特にC1 −C6 −ア
ルコキシは、例えばメチルオキシ、エチルオキシ、プロ
ピルオキシ、1−メチルエチルオキシ、ブチルオキシ、
1−メチルプロピルオキシ、2−メチルプロピルオキ
シ、1,1−ジメチルエチルオキシ、ペンチルオキシ、
1−メチルブチルオキシ、2−メチルブチルオキシ、3
−メチルブチルオキシ、1,1−ジメチルプロピルオキ
シ、1,2−ジメチルプロピルオキシ、2,2−ジメチ
ルプロピルオキシ、1−エチルプロピルオキシ、ヘキシ
ルオキシ、1−メチルペンチルオキシ、2−メチルペン
チルオキシ、3−メチルペンチルオキシ、4−メチルペ
ンチルオキシ、1,1−ジメチルブチルオキシ、1,2
−ジメチルブチルオキシ、1,3−ジメチルブチルオキ
シ、2,2−ジメチルブチルオキシ、2,3−ジメチル
ブチルオキシ、3,3−ジメチルブチルオキシ、1−エ
チルブチルオキシ、2−エチルブチルオキシ、1,1,
2−トリメチルプロピルオキシ、1,2,2−トリメチ
ルプロピルオキシ、1−エチル−1−メチルプロピルオ
キシおよび1−エチル−2−メチル−プロピルオキシで
あり、ここで上述の有機置換基は1−5個のハロゲン原
子、例えばフッ素、塩素、臭素およびヨウ素、好適には
フッ素、塩素および臭素、特に好適にはフッ素および塩
素を有することができ、および/または1−3個のシア
ノ基を有することができ;C3 −C8 −シクロアルキル
は、例えばシクロプロピル、シクロブチル、シクロペン
チル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチ
ル、特にシクロプロピルおよびシクロヘキシルであり;
1 −C4 −アルコキシは、例えばメトキシ、エトキ
シ、n−プロポキシ、2−メチルエトキシ、n−ブトキ
シ、1−メチルプロポキシ、2−メチルプロポキシおよ
び1,1−ジメチルエトキシ、特にメトキシおよびエト
キシであり;C1 −C4 −ハロゲンアルコキシは、例え
ばクロロメトキシ、ジクロロメトキシ、トリクロロメト
キシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフ
ルオロメトキシ、クロロジフルオロメトキシ、ジクロロ
フルオロメトキシ、1−フルオロエトキシ、2−フルオ
ロエトキシ、2,2−ジフルオロエトキシ、1,1,
2,2−テトラフルオロエトキシ、2,2,2−トリフ
ルオロエトキシ、2−クロロ−1,1,2−トリフルオ
ロエトキシおよびペンタフルオロエトキシ、特にトリフ
ルオロメトキシ、2,2,2−トリフルオロエチルオキ
シおよび2−クロロ−2,2−ジフルオロエトキシであ
り;C1 −C4 −アルキルチオは、例えばメチルチオ、
エチルチオ、n−プロピルチオ、1−メチルエチルチ
オ、n−ブチルチオ、1−メチルプロピルチオ、2−メ
チルプロピルチオおよび1,1−ジメチルエチルチオ、
特にメチルチオであり;C1 −C4 −ハロゲンアルキル
チオは、例えばジフルオロメチルチオ、トリフルオロメ
チルチオ、クロロジフルオロメチルチオ、1−フルオロ
エチルチオ、2−フルオロエチルチオ、2,2−ジフル
オロエチルチオ、2,2,2−トリフルオロエチルチ
オ、2−クロロ−2,2−ジフルオロエチルチオ、2,
2−ジクロロ−2−フルオロエチルチオ、2,2,2−
トリクロロエチルチオおよびペンタフルオロエチルチ
オ、特にトリクロロメチルチオであり;ジ−C1 −C4
−アルキルアミノは、例えばジメチルアミノ、ジエチル
アミノ、ジプロピルアミノ、ジブチルアミノ、N−メチ
ル−N−エチルアミノ、N−メチル−N−プロピルアミ
ノ、N−メチル−N−1−メチルエチルアミノ、N−メ
チル−N−1,1−ジメチルエチルアミノ、ジ−1−メ
チルエチルアミノ、N−エチル−N−1−メチルエチル
アミノおよびN−エチル−N−1,1−ジメチルエチル
アミノであり;フェニル、フェニルチオ、フェノキシで
は、フェニル基がそれぞれに1−5個のハロゲン原子、
例えばフッ素、塩素、臭素およびヨウ素、特にフッ素お
よび塩素を有していることができ、および/または1−
3個のシアノ基またはニトロ基を有しており;C1 −C
4 −アルキルは、前述のように特に好適にはメチル、エ
チル、プロピル、1−メチルプロピルおよび1,1−ジ
メチルプロピルであり;C1 −C4 −ハロゲンアルキル
は、特にトリフルオロメチルであり;C1 −C4 −アル
コキシは、前述のように、特に好適にはメトキシおよび
エトキシであり;C1 −C4 −ハロゲンアルコキシは、
前述のように、特に好適にはトリフルオロメチルであ
り;R2 は水素、C1 −C12−アルキル、C3 −C12
アルケニル、C3 −C12−アルキニル、C3 −C8 −シ
クロアルキルであり、一般的にはR1 の場合と同様に特
に次のようになっており、すなわちC3 −C8 −アルケ
ニルオキシであり、例えば2−プロペニルオキシ、2−
ブテニルオキシ、3−ブテニルオキシ、1−メチル−2
−プロペニルオキシ、2−メチル−2−プロペニルオキ
シ、2−ペンテニルオキシ、3−ペンテニルオキシ、4
−ペンテニルオキシ、3−メチル−2−ブテニルオキ
シ、1−メチル−2−ブテニルオキシ、2−メチル−2
−ブテニルオキシ、1−メチル−3−ブテニルオキシ、
2−メチル−3−ブテニルオキシ、3−メチル−3−ブ
テニルオキシ、1,1−ジメチル−2−プロペニルオキ
シ、1,2−ジメチル−2−プロペニルオキシ、1−エ
チル−2−プロペニルオキシ、2−ヘキセニルオキシ、
3−ヘキセニルオキシ、4−ヘキセニルオキシ、5−ヘ
キセニルオキシ、1−メチル−2−ペンテニルオキシ、
2−メチル−2−ペンテニルオキシ、3−メチル−2−
ペンテニルオキシ、4−メチル−2−ペンテニルオキ
シ、1−メチル−3−ペンテニルオキシ、2−メチル−
3−ペンテニルオキシ、3−メチル−3−ペンテニルオ
キシ、4−メチル−3−ペンテニルオキシ、1−メチル
−4−ペンテニルオキシ、2−メチル−4−ペンテニル
オキシ、3−メチル−4−ペンテニルオキシ、4−メチ
ル−4−ペンテニルオキシ、1,1−ジメチル−2−ブ
テニルオキシ、1,1−ジメチル−3−ブテニルオキ
シ、1,2−ジメチル−2−ブテニルオキシ、1,2−
ジメチル−3−ブテニルオキシ、1,3−ジメチル−2
−ブテニルオキシ、1,3−ジメチル−3−ブテニルオ
キシ、2,2−ジメチル−3−ブテニルオキシ、2,3
−ジメチル−2−ブテニルオキシ、2,3−ジメチル−
4−ブテニルオキシ、1−エチル−2−ブテニルオキ
シ、1−エチル−3−ブテニルオキシ、2−エチル−2
−ブテニルオキシ、2−エチル−3−ブテニルオキシ、
1,1,2−トリメチル−2−プロペニルオキシ、1−
エチル−1−メチル−2−プロペニルオキシおよびエチ
ル−2−メチル−2−プロペニルオキシ、特に2−プロ
ペニルオキシであり;ジ−C1 −C4 −アルキルアミノ
においては、前述のR1 の場合と同様に、ここにおける
有機置換基は1−5個のハロゲン原子、例えばフッ素、
塩素、臭素およびヨウ素、好適にはフッ素、塩素および
臭素、特に好適にはフッ素および塩素を有することがで
き、および/または1−3個のシアノ基を有することが
でき;C3 −C8 −シクロアルキル、C1 −C4 −アル
コキシ、C1 −C4 −ハロゲンアルコキシ、C1 −C4
−アルキルチオ、C1 −C4 −ハロゲンアルキルチオお
よびジ−C1 −C4 −アルキルアミノは、それぞれに個
々に前述と同様であり、フェニル、フェニルチオ、フェ
ノキシの場合には、フェニル基がそれぞれに1−5個の
ハロゲン原子、例えばフッ素、塩素、臭素およびヨウ
素、特にフッ素および塩素を有することができ、および
/または1−3個のシアノ基またはニトロ基を有するこ
とができ、C1 −C4 −アルキル、C1 −C4 −アルコ
キシについては、それぞれに前述と同様であり;R1
よびR2 が一緒になってC2 −C6 −アルキレン鎖を構
成する場合には酸素、硫黄またはN−メチルで中断され
ることができ、例えば−(CH22−、−(CH23
−、−(CH24 − 、−(CH25 −、−(C
26 −、−CH2 −O−CH2 −、−CH2 −CH2
−O−CH2 −CH2 −、−CH2 −S−CH2 −、
−CH2 −CH2 −S−CH2 −CH2 −、−CH2
N(CH3 )−CH2 −CH2 −、特に−(CH25
−および−CH2 −CH2 −O−CH2 −CH2 −であ
り;Xは酸素または硫黄であり;Qはヘテロ原子として
1−3個の窒素原子および/または1個の酸素原子また
は硫黄原子を含む5員環または6員環の複素環式環であ
り、例えばピリジン、ピリミジン、ピラジン、ピリダジ
ン、トリアジン、チオフェン、フラン、ピロール、オキ
サゾール、イソオキサゾール、チアゾール、イソチアゾ
ール、ピラゾール、イミダゾール、トリアゾール、オキ
サジアゾールおよびチアジアゾールであり、これらは隣
接するヒドロキシピリドン環の炭素原子と縮合環を作る
ように結合し、さらに1−3個の以下の置換基を有する
ことができる:例えば、ハロゲンのフッ素、塩素、臭素
およびヨウ素、特にフッ素および塩素、シアノおよび/
またはニトロ、C1 −C4 −アルキル、例えば前述の通
りであって、特にメチル、エチル、プロピル、1−メチ
ルエチルおよび1,1−ジメチルエチル、C1 −C4
アルコキシ、例えば前述の通りであって、特にメトキシ
およびエトキシ、C1 −C4 −アルキルチオ、例えば前
述の通りであって、特にメチルチオおよびエチルチオ、
1 −C4 −アルコキシアルキル、特にメトキシメチ
ル、エトキシメチルおよびメトキシエチル、C3 −C8
−シクロアルキル、例えば前述の通りであって、特にシ
クロプロピルおよびシクロヘキシル、C2 −C4 −アル
ケニル、特にエテニルおよびプロペニル、フェニル、フ
ェニル−C1 −C4 −アルキル、特にベンジルおよびフ
ェニルエチルであって、ここでフェニル基はそれぞれに
1−3個の次の基を有することができ、これらはそれぞ
れに前述同様にハロゲン、C1 −C4 −アルキル、C1
−C4 −アルコキシ、C1 −C4 −アルキルチオであ
り、C1 −C4 −ハロゲンアルキルは、特にトリフルオ
ロメチル、C1 −C4 −ハロゲンアルコキシは、特にト
リフルオロメトキシとなっている。
【0023】化合物Iの塩としては、農業的に使用でき
る塩、例えばアルカリ金属塩、特にカリウム塩またはナ
トリウム塩、アルカリ土類金属塩、特にカルシウム塩、
マグネシウムまたはバリウム塩、マンガン塩、銅塩、亜
鉛塩または鉄塩ならびにアンモニウム塩、ホスホニウム
塩、テトラアルキルアンモニウム塩、ベンジルトリアル
キルアンモニウム塩、トリアルキルスルホニウム塩また
はトリアルキルスルホキソニウム塩が考えられる。
【0024】一般式Iの特に好ましい化合物の例を次表
に示す。
【0025】
【表1】
【0026】
【表2】
【0027】
【表3】
【0028】
【表4】
【0029】
【表5】
【0030】
【表6】
【0031】
【表7】
【0032】
【表8】
【0033】
【表9】
【0034】
【表10】
【0035】
【表11】
【0036】
【表12】
【0037】
【表13】
【0038】
【表14】
【0039】
【表15】
【0040】
【表16】
【0041】
【表17】
【0042】
【表18】
【0043】
【表19】
【0044】
【表20】
【0045】
【表21】
【0046】
【表22】
【0047】
【表23】
【0048】
【表24】
【0049】
【表25】
【0050】
【表26】
【0051】
【表27】
【0052】
【表28】
【0053】
【表29】
【0054】
【表30】
【0055】
【化7】 ここにおいてR1 、R2 およびXは、表Wにおいて個々
に示された意味を有している。
【0056】
【化8】 ここにおいてR1 、R2 およびXは、表Wにおいて個々
に示された意味を有している。
【0057】前記の表中において特別に示された複素環
Qは、Xの意味、または置換基R1およびR2 とは無関
係に一般式Iの枠内において特に好適であると認められ
るものである。
【0058】化合物Iまたはこれを含有する除草剤は例
えば直接的に噴霧可能な溶液、粉末、懸濁液、更にまた
高濃度の水性又は油性又はその他の懸濁液又は分散液、
エマルジョン、油性分散液、ペースト、ダスト剤、散布
剤又は顆粒の形で噴霧、ミスト法、ダスト法、散布法又
は注入法によって適用することができる。適用形式は、
完全に使用目的に基づいて決定される;いずれの場合に
も、本発明の有効物質の可能な限りの微細分が保証され
るべきである。
【0059】化合物Iは通常直接飛散可能の溶液、乳濁
液、ペースト又は油分散液を製造するために適する。不
活性な添加物として中位乃至高位の沸点の鉱油留分例え
ば燈油又はディーゼル油、更にコールタール油等、並び
に植物性又は動物性産出源の油、脂肪族、環状及び芳香
族炭化水素例えばトリオール、キシロール、パラフィ
ン、テトラヒドロナフタリン、アルキル置換ナフタリン
又はその誘導体、メタノール、エタノール、プロパノー
ル、ブタノール、シクロヘキサノール、シクロヘキサノ
ン、クロルベンゾール、イソフォロン等、強極性溶剤例
えばN,N−ジメチルフォルムアミド、ジメチルスルフ
ォキシド、N−メチルピロリドン、水が使用される。
【0060】水性使用形は乳濁液濃縮物、分散液、ペー
スト、湿潤可能の粉末又は水分散可能な顆粒より水の添
加により製造することができる。乳濁液、ペースト又は
油分散液を製造するためには、物質はそのまま又は油又
は溶剤中に溶解して、湿潤剤、接着剤、分散剤又は乳化
剤により水中に均質に混合されることができる。しかも
有効物質、湿潤剤、接着剤、分散剤又は乳化剤及び場合
により溶剤又は油よりなる濃縮物を製造することもで
き、これは水にて希釈するのに適する。
【0061】表面活性物質としては次のものが挙げられ
る:リグニンスルフォン酸、ナフタリンスルフォン酸、
フェノールスルフォン酸及びジブチルナフタリンスルフ
ォン酸等の芳香族スルフォン酸並びに脂肪酸の各アルカ
リ塩、アルカリ土類塩、アンモニウム塩、アルキルスル
フォナート、アルキルアリールスルフォナート、アルキ
ルスルファート、ラウリルエーテルスルファート、脂肪
アルコールスルファート、並びに硫酸化ヘキサデカノー
ル、ヘプタデカノール及びオクタデカノールの塩、並び
に脂肪アルコールグリコールエーテルの塩、スルフォン
化ナフタリン及びナフタリン誘導体とフォルムアルデヒ
ドとの縮合生成物、ナフタリン或はナフタリンスルフォ
ン酸とフェノール及びフォルムアルデヒドとの縮合生成
物、ポリオキシエチレン−オクチルフェノールエーテ
ル、エトキシル化イソオクチルフェノール、オクチルフ
ェノール、ノニルフェノール、アルキルフェノールポリ
グリコールエーテル、トリブチルフェニルポリグリコー
ルエーテル、アルキルアリールポリエーテルアルコー
ル、イソトリデシルアルコール、脂肪アルコールエチレ
ンオキシド−縮合物、エトキシル化ヒマシ油、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル、又はポリオキシプロピレ
ン、ラウリルアルコールポリグリコールエーテルアセタ
ート、ソルビットエステル、リグニン−亜硫酸廃液及び
メチル繊維素。
【0062】粉末、散布剤及び振りかけ剤は有効物質と
固状担体物質とを混合又は一緒に磨砕することにより製
造することができる。
【0063】粒状体例えば被覆−、浸透−及び均質粒状
体は、有効物質を固状担体物質に結合することにより製
造することができる。固状担体物質は例えば鉱物土例え
ば珪酸、珪酸ゲル、珪酸塩、滑石、カオリン、石灰石、
石灰、白亜、膠塊粒土、石灰質黄色粘土、粘土、白雲
石、珪藻土、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、酸化
マグネシウム、磨砕合成樹脂、肥料例えば硫酸アンモニ
ウム、燐酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、尿素及び
植物性生成物例えば穀物粉、樹皮、木材及びクルミ穀
粉、繊維素粉末及び他の固状担体物質である。
【0064】使用形は有効物質を通常0.1乃至95重
量%殊に0.5乃至90重量%を含有する。この際有効
物質は純度90〜100%、好ましくは95〜100%
(NMRスペクトルによる)で使用される。
【0065】本発明による化合物Iの製剤例は以下の通
りである。
【0066】I.90重量部の化合物1.001を、N
−メチル−α−ピロリドン10重量部と混合する時は、
極めて小さい滴の形にて使用するのに適する溶液が得ら
れる。
【0067】II.20重量部の化合物3.002を、
キシロール80重量部、エチレンオキシド8乃至10モ
ルをオレイン酸−N−モノエタノールアミド1モルに付
加した付加生成物10重量部、ドデシルベンゾールスル
フォン酸のカルシウム塩5重量部及びエチレンオキシド
40モルをヒマシ油1モルに付加した付加生成物5重量
部よりなる混合物中に溶解する。この溶液を水1000
00重量部に注入しかつ細分布することにより有効物質
0.02重量%を含有する水性分散液が得られる。
【0068】III.20重量部の化合物3.003
を、シクロヘキサノン40重量部、イソブタノール30
重量部、エチレンオキシド7モルをイソオクチルフェノ
ール1モルに付加した付加生成物20重量部及びエチレ
ンオキシド40モルをヒマシ油1モルに付加した付加生
成物10重量部よりなる混合物中に溶解する。この溶液
を水100000重量部に注入しかつ細分布することに
より有効物質0.02重量%を含有する水性分散液が得
られる。
【0069】IV.20重量部の化合物3.012を、
シクロヘキサノン25重量部、沸点210乃至280℃
の鉱油留分65重量部及びエチレンオキシド40モルを
ヒマシ油1モルに付加した付加生成物10重量部よりな
る混合物中に溶解する。この溶液を水100000重量
部に注入しかつ細分布することにより有効物質0.02
重量%を含有する水性分散液が得られる。
【0070】V.20重量部の化合物3.013を、ジ
イソブチル−ナフタリン−α−スルフォン酸のナトリウ
ム塩3重量部、亜硫酸−廃液よりのリグニンスルフォン
酸のナトリウム塩1重量部及び粉末状珪酸ゲル60重量
部と充分に混和し、かつハンマーミル中において磨砕す
る。この混合物を水20000重量部に細分布すること
によ有効物質0.1重量%を含有する噴霧液が得られ
る。
【0071】VI.3重量部の化合物3.004を、細
粒状カオリン97重量部と密に混和する。かくして有効
物質3重量%を含有する噴霧剤が得られる。
【0072】VII.30重量部の化合物3.009
を、粉末状珪酸ゲル92重量部及びこの珪酸ゲルの表面
上に吹きつけられたパラフィン油8重量部よりなる混合
物と密に混和する。かくして良好な接着性を有する有効
物質の製剤が得られる。
【0073】VIII.20重量部の化合物3.002
を、ドデシルベンゾールスルフォン酸のカルシウム塩2
重量部、脂肪アルコールポリグリコールエーテル8重量
部、フェノール−尿素−フォルムアデヒト−縮合物のナ
トリウム塩2重量部及びパラフィン系鉱油68重量部と
密に混和する。安定な油状分散液が得られる。
【0074】除草剤または有効物質の適用は、発芽前ま
たは発芽後処理において効力を出すことができる。この
有効物質は或る種の栽培植物に対しては障害を起こさな
いようになっているので、通常の散布方法が適用できる
が、この場合に除草剤が散布装置によって散布される時
に薬剤に敏感な栽培植物の葉面には可及的にかからない
で、一方では除草剤が下草として生えている雑草の葉面
にかかるかまたは土壌表面に到達するようにする(中耕
時の散布)。
【0075】有効物質の使用量は、除草目的、季節、栽
培植物および成長段階に応じて選ばれるが通常0.00
1−3kg/ha、好適には0.01−1kg/ha有
効物質となる。
【0076】適用方法の多様性を考慮すると、本発明化
合物またはそれを含む除草剤は広範囲の栽培植物におい
て雑草の防除に使用されることができる。考えられる栽
培植物は、例えば以下のようである: タマネギ(Aiiium cepa) パイナップル(Ananas comosus) ナンキンマメ(Arachis hypogaea) アスパラガス(Asparagus officina
lis) フダンソウ(Beta vulgaris spp.a
ltissima) サトウジシヤ(Beta vulgaris spp.
rapa) ブラシーカ ナパス(変種ナパス)(Brassica
napus var.napus) プラシーカ ナパス(変種ナポプラシーカ)(Bras
sica napusvar.napobrassic
a) トウツバキ(Camellia sinensis) ベニバナ(Carthamus tinctoriu
s) キヤリーヤイリノイネンシス(Carya illin
oinensis) マルブシユカン(Citrus limon) ナツミカン(Citrus sinensis) コーヒーノキ〔Coffea arabica(Cof
fea canephora,Coffer libe
rica)〕 キユウリ(Cucumis sativus) ギヨウギシバ(Cynodon dactylon) ニンジン(Daucus carota) アブラヤミ(Elaeis guineensis) イチゴ(Fragaria vesca) 大豆(Glycine max) 木棉〔Gossypium hirsutum(Gos
sypiumarboreumGossypium h
erbaceum Gossypiumvitifol
ium)〕 ヒマワリ(Helianthus annuus) ゴムノキ(Hevea brasiliensis) 大麦(Hordeum vulgare) カラハナソウ(Humulus lupulus) アメリカイモ(Ipomoea batatas) オニグルミ(Juglans regia) レンズマメ(Lens culinaris) アマ(Linum usitatissimum) トマト(Lycopersicon lycopers
icum) リンゴ属(Malus spp.) キヤツサバ(Manihot esculenta) ムラサキウマゴヤシ(Medicago sativ
a) バシヨウ属(Musa spp.) タバコ〔Nicotiana tabacum(N.r
ustica)〕 オリーブ(Olea europaea) イネ(Oryza sativa) アズキ(Phaseolus lunatus) ゴガツササゲ(Phaseolus vulgari
s) トウヒ(Picea abies) マツ属(Pinus spp.) シロエンドウ(Pisum sativum) サクラ(Prunus avium) モモ(Prunus Persica) ナシ(Pyrus communis) サグリ(Ribes sylvestre) トウゴマ(Ricinus communis) サトウキビ(Saccharum officinar
um) ライムギ(Secale cereale) ジャガイモ(Solanum tuberosum) モロコシ〔Sorghum bicolor(s.vu
lgare)〕 カカオノキ(Theobroma cacao) ムラサキツユクサ(Trifolium praten
se) 小麦(Triticum aestivum) トリテイカム、ドラム(Triticum duru
m) ソラマメ(Vicia faba) ブドウ(Vitis vinifera) トウモロコシ(Zea mays)
【0077】作用スペクトルを拡大し相乗効果を得るた
めに、ヒドロキシピリドンカルボン酸アミドIは他の除
草剤または成長調節性活性物質群の多くの化合物と混合
され、一緒に使用されることができる。例えば混合薬剤
としては、ジアジン、4H−3,1−ベンズオキサジン
誘導体、ベンゾチアジアジノン、2,6−ジニトロアニ
リン、N−フェニルカルバミン酸エステル、チオールカ
ルバミン酸エステル、ハロゲンカルボン酸、トリアジ
ン、アミド、尿素、ジフェニルエーテル、トリアジノ
ン、ウラシル、ベンゾフラン誘導体、シクロヘキサン−
1,3−ジオン誘導体、キノリンカルボン酸誘導体、ス
ルホニル尿素、アリールオキシフェノキシプロピオン
酸、ヘテロアリールオキシフェノキシプロピオン酸なら
びにそれらの塩、エステルおよびアミドおよびその他が
考えられる。
【0078】このほかに、新化合物Iを単独で使用する
かまたは他の除草剤との組合わせで使用することができ
るだけでなく、さらにまた他の農薬、例えば害虫または
病害真菌または細菌の防除用薬剤と一緒に混合して施用
することもできる。さらに興味深いのは、植物の育成に
有用であり必須微量元素欠乏症に使用されるような無機
塩溶液との混合で使用されることもできる。また植物毒
性のない油類および濃縮油等も、添加されることができ
る。
【0079】
【実施例】
合成実施例 実施例1 6−〔(1,1−ジメチルエチル−)アミノカルボニル
−〕−7−ヒドロキシ−チエノ−〔3,2−b〕−ピリ
ジン−5−(4H)−オン(表3中のNo.3.00
2)。
【0080】3.1g(13ミリモル)の6−エトキシ
カルボニル−7−ヒドロキシ−チエノ−〔3,2−b〕
ピリジン−5(4H)−オンおよび1.14g(1.2
当量)のt−ブチルアミンが80mlエタノール中で、
8時間150℃においてオートクレーブ中で撹拌され
た。溶剤が留去され、固体残渣がジエチルエーテル/ア
セトン/エタノール(1/1/1)で撹拌された。結晶
を吸引濾過し、ジエチルエーテルで洗浄し乾燥した。
【0081】収量:1.3g(38%)、融点270−
271℃。
【0082】実施例2 6−〔(1,1−ジメトキシプロピニル−)アミノカル
ボニル−〕−7−ヒドロキシ−チエノ−〔3,2−b〕
−ピリジン−5−(4H)−オン(表3中のNo.3.
012)。
【0083】3.1g(13ミリモル)の6−エトキシ
カルボニル−7−ヒドロキシ−チエノ−〔3,2−b〕
−ピリジン−5(4H)−オンおよび1.3g(1.2
当量)の1,1−ジメチルプロパルギルアミンが80m
lエタノール中で、8時間150℃においてオートクレ
ーブ中で撹拌された。溶剤を真空蒸発で除去し、固体残
渣がジエチルエーテルで撹拌された。固体生成物を吸引
濾過し、クロマトグラフィー(シリカゲル、塩化メチレ
ン/メタノール=8/1)で精製した。
【0084】収量:0.4g(11%)、融点206−
208℃。
【0085】式Iのその他化合物は、同様の方法により
原料を変えて製造される。そのようにして得られた化合
物を、物理的データとともに一覧表として次に示す。
【0086】
【表31】
【0087】
【表32】
【0088】
【表33】
【0089】
【表34】
【0090】
【表35】
【0091】
【表36】
【0092】
【表37】
【0093】
【表38】
【0094】応用実施例 化合物Iの除草作用が温室試験によって示される:栽培
容器としては、約3.0%腐植質を含むローム質砂土を
基質としたプラスチック植木鉢が用いられた。試験植物
の種子が、種類によって別々にまかれた。発芽前処理の
場合には、水中に懸濁されたかまたは乳化された有効物
質が、播種後に直接的に微分散ノズルから散布された。
発芽と成長を促進するために簡単に栽培容器に散水し、
続いて透明なプラスチック覆いを脱して植物の成長をさ
せた。有効物質によって害されない限り、覆いを脱する
ことは試験植物の発芽を均等にさせるのに有用である。
【0095】発芽後処理の目的のためには、試験植物が
成長段階に応じて3−15cmの茎長に達した時に初め
て水中懸濁または乳化の有効物質で処理された。発芽後
処理の場合の使用量は、3kg/haであった。
【0096】植物は、種類によって違うが10−25℃
または20−35℃に保持された。試験期間は、2−4
週間まで続けられた。この試験期間中に試験植物が育成
されて、個々の処理に対する植物の反応が検討された。
判定は0から100までの段階で行われた。この場合
に、100は植物の出現が全くないか少なくとも地上部
分が完全に破壊されていることを示し、0は全く障害が
認められないかまたは正常の成長過程であることを示し
ている。
【0097】温室試験で使用された植物は、以下の種類
からなっている:温室試験で使用された植物種は次のと
おりである。
【0098】 ヤグルマギク (Centaurea cyanus) コアワ (Setaria italica) スズメノチャヒキ属(Bromus spp.) 発芽後処理における施用量3kg/haでは、実施例
3.002−3.004および3.009、3.012
および3.013が上述の雑草(望ましくない植物)に
対して非常に優れた効力を示した。実施例1.001
は、やぐるまぎく(Kornblume)に有効であっ
た。
【0099】化合物No.3.007、3.009およ
び3.012は、1kg/haの施用量で栽培植物の
米、こむぎ、大豆およびわたに試験された。この場合に
ジギタリア サンギナリス(Digitaria sa
nguinalis)、アブチロン テオフラスチ(A
butilon theophrasti)、アマラン
トス レトロフレクス(Amaranthus ret
roflexus)、ヘノポジウム アルブム(Che
nopodium album)およびマトリカリア
イノドラ(Matricaria inodora)に
対して優秀な除草作用が確認された。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 471/04 114 A 7019−4C 116 7019−4C 118 A 7019−4C 119 7019−4C 120 7019−4C A01N 43/90 102 9159−4H 103 9159−4H 104 9159−4H 105 9159−4H C07D 491/048 7019−4C 495/04 105 A 9165−4C 111 9165−4C 498/04 105 8415−4C 513/04 343 8415−4C (72)発明者 ハンス、テーオバルト ドイツ連邦共和国、6703、リムブルガーホ ーフ、クヴァイヒシュトラーセ、6 (72)発明者 カール−オットー−ヴェストファレン ドイツ連邦共和国、6720、シュパイァ、マ ウスベルクヴェーク、58 (72)発明者 ウヴェ、カルドルフ ドイツ連邦共和国、6800、マンハイム、 1、4、デー3 (72)発明者 ヘルムート、ヴァルター ドイツ連邦共和国、6719、オブリッヒハイ ム、グリューンシュタッター、シュトラー セ、82 (72)発明者 トーマス、カペ オーストリア、8010、グラーツ、オーベ レ、ダイヒシュトラーセ、19エー (72)発明者 マティアス、ゲルバー ドイツ連邦共和国、6703、リムブルガーホ ーフ、ブランデンブルガー、シュトラー セ、24

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構造式I 【化1】 (式中置換基および環Qが以下の意味を有しており:R
    1 が水素、ヒドロキシル、C1 −C12−アルキル、C3
    −C12−アルケニル、 C3 −C12−アルキニル、C3 −C8 −シクロアルキ
    ル、C1 −C12−アルコキシであって、ここで有機残基
    はさらに置換されていることができ;R2 が水素、C1
    −C12−アルキル、C3 −C12−アルケニル、C3 −C
    12−アルキニル、C3 −C8 −シクロアルキル、C3
    8 −アルケニルオキシ、ジ−C1 −C4 −アルキルア
    ミノであって、ここで有機残基は必要ならば置換されて
    もよく;またはR1 、R2 が一緒になって2−6個の分
    子鎖素子を有するアルキレン鎖を意味しており、これら
    の分子鎖が酸素、硫黄またはN−メチルで中断されてい
    ることができ;Xが酸素または硫黄であり;Qが5員環
    または6員環の複素環式環であって、ヘテロ原子として
    1−3個の窒素原子および/または1個の酸素原子また
    は硫黄原子を含み、この複素環式環が1−3個の置換基
    を有することができる)で示される複素環式縮合ヒドロ
    キシピリドンカルボン酸アミドおよびその自然環境を損
    なうことのない塩。
  2. 【請求項2】請求項1による構造式Iの複素環式縮合ヒ
    ドロキシピリドンカルボン酸アミドおよび不活性の添加
    物を含むことを特徴とする、除草剤。
JP5205158A 1992-08-21 1993-08-19 複素環式縮合ヒドロキシピリドンカルボン酸アミドの製造法および使用法 Withdrawn JPH06199856A (ja)

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