JPH06198328A - 長さ方向に横断面形状が異なる金属製押出材の押出加工方法及び装置 - Google Patents
長さ方向に横断面形状が異なる金属製押出材の押出加工方法及び装置Info
- Publication number
- JPH06198328A JPH06198328A JP34914392A JP34914392A JPH06198328A JP H06198328 A JPH06198328 A JP H06198328A JP 34914392 A JP34914392 A JP 34914392A JP 34914392 A JP34914392 A JP 34914392A JP H06198328 A JPH06198328 A JP H06198328A
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- Japan
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- molding
- mandrel
- molded
- hole
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 マンドレル4に長さ方向に位置を異にして横
断面形状の異なる第1成形部23と第2成形部24とが
設けられており、マンドレル4の前後方向に位置替えす
ることにより、第1成形部23がダイス成形孔13内に
位置した第1位置状態と、第2成形部24がダイス成形
孔13内に位置した第2位置状態とが形成されるように
されている。 【効果】 第1成形部23とダイス成形孔13とで形成
される第1成形隙間26形状に対応する横断面形状の押
出材部分E1と、第2成形部24とダイス成形孔13と
で形成される第2成形隙間27形状に対応する横断面形
状の押出材部分E2とを長さ方向に有する、長さ方向に
横断面形状が異なるアルミニウム押出材Eを製造するこ
とができる。
断面形状の異なる第1成形部23と第2成形部24とが
設けられており、マンドレル4の前後方向に位置替えす
ることにより、第1成形部23がダイス成形孔13内に
位置した第1位置状態と、第2成形部24がダイス成形
孔13内に位置した第2位置状態とが形成されるように
されている。 【効果】 第1成形部23とダイス成形孔13とで形成
される第1成形隙間26形状に対応する横断面形状の押
出材部分E1と、第2成形部24とダイス成形孔13と
で形成される第2成形隙間27形状に対応する横断面形
状の押出材部分E2とを長さ方向に有する、長さ方向に
横断面形状が異なるアルミニウム押出材Eを製造するこ
とができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、中仕切りを
有する中空材部分と、これを有さない中空材部分とが長
さ方向に連接されているような、長さ方向に横断面形状
が異なるアルミニウム等の金属製の押出材の押出加工方
法及び装置に関する。
有する中空材部分と、これを有さない中空材部分とが長
さ方向に連接されているような、長さ方向に横断面形状
が異なるアルミニウム等の金属製の押出材の押出加工方
法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び課題】押出は、従来一般に、長さ方向
に一定断面の型材を成形するのに用いられる技術とされ
ていた。
に一定断面の型材を成形するのに用いられる技術とされ
ていた。
【0003】しかし、最近で、建築、自動車等をはじ
め、様々な分野において、長さ方向にも断面形状が変化
する押出材が求められる傾向にある。
め、様々な分野において、長さ方向にも断面形状が変化
する押出材が求められる傾向にある。
【0004】例えば、第4図に示される押出材(E)
は、中仕切り(1)を有する中空材部分(E1)と、これ
を有さない中空部(E2)とが長さ方向に一体に連接され
た構成を有するもので、必要な部位にのみ必要なだけの
強度を持たせるようにして、全体の軽量化を狙ったもの
である。なお、この押出材(E)において、例えば、全
体幅Bは20mm、全体高さHは10mm、中仕切り
(1)の肉厚t1 は0.5mm、その他の肉厚t2 は
1.0mmに設定される。
は、中仕切り(1)を有する中空材部分(E1)と、これ
を有さない中空部(E2)とが長さ方向に一体に連接され
た構成を有するもので、必要な部位にのみ必要なだけの
強度を持たせるようにして、全体の軽量化を狙ったもの
である。なお、この押出材(E)において、例えば、全
体幅Bは20mm、全体高さHは10mm、中仕切り
(1)の肉厚t1 は0.5mm、その他の肉厚t2 は
1.0mmに設定される。
【0005】この発明は、上記のような要請に答え、長
さ方向に横断面形状が異なる金属製押出材を押出加工す
ることができる方法、装置を提供することを目的とす
る。
さ方向に横断面形状が異なる金属製押出材を押出加工す
ることができる方法、装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的において、第1
の発明は、成形孔を有する金型と、横断面形状を異にす
る第1及び第2の少なくとも2つの成形部がそれぞれ長
さ方向に互いに位置を異にして設けられた成形用作動体
と、を用い、押出中、該成形用作動体の位置を、その第
1成形部が金型成形孔内に位置した第1位置状態と、第
2成形部が金型成形孔内に位置した第2位置状態との間
で、切り替えることを特徴とする長さ方向に横断面形状
が異なる金属製押出材の押出加工方法を要旨とする。
の発明は、成形孔を有する金型と、横断面形状を異にす
る第1及び第2の少なくとも2つの成形部がそれぞれ長
さ方向に互いに位置を異にして設けられた成形用作動体
と、を用い、押出中、該成形用作動体の位置を、その第
1成形部が金型成形孔内に位置した第1位置状態と、第
2成形部が金型成形孔内に位置した第2位置状態との間
で、切り替えることを特徴とする長さ方向に横断面形状
が異なる金属製押出材の押出加工方法を要旨とする。
【0007】また、第2の発明は、成形孔を有する金型
と、横断面形状を異にする第1及び第2の少なくとも2
つの成形部とがそれぞれ長さ方向に互いに位置を異にし
て設けられた成形用作動体と、該成形用作動体の位置
を、第1成形部が金型成形孔内に位置した第1位置状態
と、第2成形部が金型成形孔内に位置した第2位置状態
との間で、切り替える切替え手段と、が備えられてなる
ことを特徴とする長さ方向に横断面形状が異なる金属製
押出材の押出加工装置を要旨とする。
と、横断面形状を異にする第1及び第2の少なくとも2
つの成形部とがそれぞれ長さ方向に互いに位置を異にし
て設けられた成形用作動体と、該成形用作動体の位置
を、第1成形部が金型成形孔内に位置した第1位置状態
と、第2成形部が金型成形孔内に位置した第2位置状態
との間で、切り替える切替え手段と、が備えられてなる
ことを特徴とする長さ方向に横断面形状が異なる金属製
押出材の押出加工装置を要旨とする。
【0008】
【作用】上記各発明では、例えば、成形用作動体の位置
を、その第1成形部が金型成形孔内に位置した第1位置
状態に設定すると、押出材料は、金型成形孔と該第1成
形部とで囲まれた成形隙間を通過し、該成形隙間に対応
した横断面形状の押出材部分が成形される。
を、その第1成形部が金型成形孔内に位置した第1位置
状態に設定すると、押出材料は、金型成形孔と該第1成
形部とで囲まれた成形隙間を通過し、該成形隙間に対応
した横断面形状の押出材部分が成形される。
【0009】引き続いて、成形用作動体の位置を、その
第2成形部が金型成形孔内に位置した第2位置状態に切
り替えると、押出材料は、金型成形孔と該第2成形部と
で囲まれた成形隙間を通過し、該成形隙間に対応した横
断面形状の押出材部分が上記押出材部分に一体に連接し
て成形される。
第2成形部が金型成形孔内に位置した第2位置状態に切
り替えると、押出材料は、金型成形孔と該第2成形部と
で囲まれた成形隙間を通過し、該成形隙間に対応した横
断面形状の押出材部分が上記押出材部分に一体に連接し
て成形される。
【0010】
【実施例】次に、この発明を、第4図に示されるよう
な、中仕切り(1)を有する中空方形材部分(E1)と、
これを有さない中空方形材部分(E2)とが長さ方向に一
体に連接された構成の、長さ方向に横断面形状が異なる
アルミニウム製押出材(E)の押出製造に適用した実施
例について説明する。
な、中仕切り(1)を有する中空方形材部分(E1)と、
これを有さない中空方形材部分(E2)とが長さ方向に一
体に連接された構成の、長さ方向に横断面形状が異なる
アルミニウム製押出材(E)の押出製造に適用した実施
例について説明する。
【0011】なお、本発明は、このような特定形状の押
出材(E)の製造に限定されるものではなく、長さ方向
に横断面形状が異なるようなものであれば、例えば立ち
上がり状のリブ等が長さ方向に間隔的に配された押出材
など、各種態様の押出材の製造に広く適用されるもので
あることはいうまでもない。
出材(E)の製造に限定されるものではなく、長さ方向
に横断面形状が異なるようなものであれば、例えば立ち
上がり状のリブ等が長さ方向に間隔的に配された押出材
など、各種態様の押出材の製造に広く適用されるもので
あることはいうまでもない。
【0012】本発明にかかる押出加工装置を示す第1図
ないし第3図において、(3)はダイス、(4)は成形
用マンドレル、(6)はコンテナ、(7)はダミー、
(8)はステムである。
ないし第3図において、(3)はダイス、(4)は成形
用マンドレル、(6)はコンテナ、(7)はダミー、
(8)はステムである。
【0013】ダイス(3)は、押出材(E)の外周形状
を定める方形状の成形孔(13)を有する平ダイスによ
る。
を定める方形状の成形孔(13)を有する平ダイスによ
る。
【0014】成形用マンドレル(4)は、成形用作動体
を構成するもので、その先端から後方に向けた所定長さ
範囲にわたって断面方形の外周形状を有している。そし
て、第3図に示されるように、該マンドレル(4)の先
端面の幅方向中央部に上下方向に延びる切込みスリット
状の隙間(21)が形成されていて、マンドレル(4)の
長さ方向のその位置に、該スリット状の隙間(21)を挾
んで左右一対各小方形断面部にて構成される第1成形部
(23)が形成されている。
を構成するもので、その先端から後方に向けた所定長さ
範囲にわたって断面方形の外周形状を有している。そし
て、第3図に示されるように、該マンドレル(4)の先
端面の幅方向中央部に上下方向に延びる切込みスリット
状の隙間(21)が形成されていて、マンドレル(4)の
長さ方向のその位置に、該スリット状の隙間(21)を挾
んで左右一対各小方形断面部にて構成される第1成形部
(23)が形成されている。
【0015】また、該スリット状の隙間(21)の後部に
は、上下に開口する奥拡がり状の溶着室(22)が連通連
設されている。そして、該溶着室(22)よりも所定距離
後方に位置するマンドレル(4)の方形断面部が第2成
形部(24)に設定されている。
は、上下に開口する奥拡がり状の溶着室(22)が連通連
設されている。そして、該溶着室(22)よりも所定距離
後方に位置するマンドレル(4)の方形断面部が第2成
形部(24)に設定されている。
【0016】これにより、この成形用マンドレル(4)
の第1成形部(23)がダイス成形孔(13)内に位置した
第1位置状態において、第1成形部(23)と成形孔(1
3)との間に日の字状の第1成形隙間(26)が形成され
ると共に、同マンドレル(4)がダイス(3)に対して
前方に突出してその第2成形部(24)がダイス成形孔
(13)内に位置した第2位置状態において、第2成形部
(24)と成形孔(13)との間に口の字状の第2成形隙間
(27)が形成されるようになされている。
の第1成形部(23)がダイス成形孔(13)内に位置した
第1位置状態において、第1成形部(23)と成形孔(1
3)との間に日の字状の第1成形隙間(26)が形成され
ると共に、同マンドレル(4)がダイス(3)に対して
前方に突出してその第2成形部(24)がダイス成形孔
(13)内に位置した第2位置状態において、第2成形部
(24)と成形孔(13)との間に口の字状の第2成形隙間
(27)が形成されるようになされている。
【0017】そして、このように成形用マンドレル
(4)を前後方向に位置替えしうるようにするため、第
2図に示されるように、該マンドレル(4)の後部には
マンドレル支持バー(5)が連結されて、これがダミー
(7)、ステム(8)を貫通して後方に延ばされ、そし
て、該マンドレル支持バー(5)の後部側に位置切替え
装置(9)が配され、該切替え装置(2)を通じて、成
形用マンドレル(4)が上記第1位置状態と第2位置状
態との間で前後方向に位置替えしうるようになされてい
る。なお、切替え装置(9)には、成形用マンドレル
(4)を前後方向に移動せしめうる各種の機械的、電気
的装置が採用されうるものであることは詳しく述べるま
でもない。
(4)を前後方向に位置替えしうるようにするため、第
2図に示されるように、該マンドレル(4)の後部には
マンドレル支持バー(5)が連結されて、これがダミー
(7)、ステム(8)を貫通して後方に延ばされ、そし
て、該マンドレル支持バー(5)の後部側に位置切替え
装置(9)が配され、該切替え装置(2)を通じて、成
形用マンドレル(4)が上記第1位置状態と第2位置状
態との間で前後方向に位置替えしうるようになされてい
る。なお、切替え装置(9)には、成形用マンドレル
(4)を前後方向に移動せしめうる各種の機械的、電気
的装置が採用されうるものであることは詳しく述べるま
でもない。
【0018】第4図に示される押出材(E)は、上記押
出加工装置を用いて次のようにして押出製造される。
出加工装置を用いて次のようにして押出製造される。
【0019】即ち、位置切替え装置(9)を通じて成形
用マンドレル(4)の第1成形部(23)をダイス成形孔
(13)内に位置せしめた第1位置の状態で、ステム
(8)を前進駆動しコンテナ(6)内のアルミニウム製
ビレット(B)に押出力を付与して押出を行う。この第
1位置状態での押出では、ビレット金属(B)は、第1
図(イ−1)(イ−2)に示されるように、マンドレル
(4)の第1成形部(23)とダイス成形孔(13)とで形
成された日の字状の第1成形隙間(26)を通過して、中
仕切り(1)のある方形中空の押出材部分(E1)が押出
される。
用マンドレル(4)の第1成形部(23)をダイス成形孔
(13)内に位置せしめた第1位置の状態で、ステム
(8)を前進駆動しコンテナ(6)内のアルミニウム製
ビレット(B)に押出力を付与して押出を行う。この第
1位置状態での押出では、ビレット金属(B)は、第1
図(イ−1)(イ−2)に示されるように、マンドレル
(4)の第1成形部(23)とダイス成形孔(13)とで形
成された日の字状の第1成形隙間(26)を通過して、中
仕切り(1)のある方形中空の押出材部分(E1)が押出
される。
【0020】なお、中仕切り(1)は、マンドレル
(4)に沿って流れるビレット金属(B)が溶着室(2
2)の上下の開口を通じて同室(22)内に流入されてそ
こで材料同士が溶着され、そして、これがスリット状の
隙間(21)を通過することによって、成形される。
(4)に沿って流れるビレット金属(B)が溶着室(2
2)の上下の開口を通じて同室(22)内に流入されてそ
こで材料同士が溶着され、そして、これがスリット状の
隙間(21)を通過することによって、成形される。
【0021】そして、所定の時点で、位置切替え装置
(9)を通じて成形用マンドレル(4)を前方に突出せ
しめ第2成形部(24)をダイス成形孔(13)内に位置せ
しめた第2位置の状態に変更すると、ビレット金属
(B)は、第1図(ロ−1)(ロ−2)に示されるよう
に、マンドレル(4)の第2成形部(24)とダイス成形
孔(13)とで形成された口の字状の第2成形隙間(27)
を通過して、中仕切り(1)のない方形中空の押出材部
分(E2)が、上記中仕切り(1)を有する押出材部分
(E1)の後部に連接されて一体的に押出される。
(9)を通じて成形用マンドレル(4)を前方に突出せ
しめ第2成形部(24)をダイス成形孔(13)内に位置せ
しめた第2位置の状態に変更すると、ビレット金属
(B)は、第1図(ロ−1)(ロ−2)に示されるよう
に、マンドレル(4)の第2成形部(24)とダイス成形
孔(13)とで形成された口の字状の第2成形隙間(27)
を通過して、中仕切り(1)のない方形中空の押出材部
分(E2)が、上記中仕切り(1)を有する押出材部分
(E1)の後部に連接されて一体的に押出される。
【0022】このようにして、押出中、成形用マンドレ
ル(4)の位置を第1位置状態と第2位置状態との間で
切り替えていくことにより、中仕切り(1)を有する中
空方形材部分(E1)と、これを有さない中空方形材部分
(E2)とが長さ方向に一体に連接された構成の、長さ方
向に横断面形状が異なるアルミニウム製押出材(E)が
押出成形される。
ル(4)の位置を第1位置状態と第2位置状態との間で
切り替えていくことにより、中仕切り(1)を有する中
空方形材部分(E1)と、これを有さない中空方形材部分
(E2)とが長さ方向に一体に連接された構成の、長さ方
向に横断面形状が異なるアルミニウム製押出材(E)が
押出成形される。
【0023】なお、上記実施例では、成形用マンドレル
(4)が長さ方向に位置を異にして2つの成形部(23)
(24)を有するものについて説明したが、3つ以上の成
形部が長さ方向に配されたマンドレルが採用されてもよ
い。また、上記実施例では、マンドレルタイプの押出に
ついて説明しているが、ポートホールダイスの雄型中子
を前後方向に移動しうるようにして、該中子に複数個の
成形部を設けたポートホールタイプなどが採用されても
よい。
(4)が長さ方向に位置を異にして2つの成形部(23)
(24)を有するものについて説明したが、3つ以上の成
形部が長さ方向に配されたマンドレルが採用されてもよ
い。また、上記実施例では、マンドレルタイプの押出に
ついて説明しているが、ポートホールダイスの雄型中子
を前後方向に移動しうるようにして、該中子に複数個の
成形部を設けたポートホールタイプなどが採用されても
よい。
【0024】
【発明の効果】上述の次第で、本発明の、長さ方向に横
断面形状が異なる金属製押出材の押出加工方法、装置
は、押出中、成形用作動体の位置を、その第1成形部が
金型成形孔内に位置した第1位置状態と、第2成形部が
金型成形孔内に位置した第2位置状態との間で切り替え
るようになされているから、金型成形孔と第1成形部と
で囲まれた成形隙間に対応した横断面形状の押出材部分
と、金型成形孔と第2成形部とで囲まれた成形隙間に対
応した横断面形状の押出材部分が長さ方向に一体に連接
された、長さ方向に横断面形状が異なる金属製押出材を
押出加工することができる。
断面形状が異なる金属製押出材の押出加工方法、装置
は、押出中、成形用作動体の位置を、その第1成形部が
金型成形孔内に位置した第1位置状態と、第2成形部が
金型成形孔内に位置した第2位置状態との間で切り替え
るようになされているから、金型成形孔と第1成形部と
で囲まれた成形隙間に対応した横断面形状の押出材部分
と、金型成形孔と第2成形部とで囲まれた成形隙間に対
応した横断面形状の押出材部分が長さ方向に一体に連接
された、長さ方向に横断面形状が異なる金属製押出材を
押出加工することができる。
【図1】図(イ−1)はマンドレルの第1成形部がダイ
ス成形孔内に位置した第1位置状態を示す断面平面図、
図(イ−2)は図(イ−1)のI−I線断面図、図(ロ
−1)はマンドレルの第2成形部がダイス成形孔内に位
置した第2位置状態を示す断面平面図、図(ロ−2)は
図(ロ−1)のII−II線断面図である。
ス成形孔内に位置した第1位置状態を示す断面平面図、
図(イ−2)は図(イ−1)のI−I線断面図、図(ロ
−1)はマンドレルの第2成形部がダイス成形孔内に位
置した第2位置状態を示す断面平面図、図(ロ−2)は
図(ロ−1)のII−II線断面図である。
【図2】押出加工装置の断面図である。
【図3】ダイス成形隙間部分を示す斜視図である。
【図4】長さ方向に横断面形状が異なる押出材の一例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
3…ダイス 4…マンドレル(成形用作動体) 13…成形孔 23…第1成形部 24…第2成形部 B…ビレット金属(押出材料) E…押出材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 正和 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 北野 光宏 大阪府堺市海山町6丁224番地 昭和アル ミニウム株式会社内 (72)発明者 杉尾 栄治 大阪府堺市海山町6丁224番地 昭和アル ミニウム株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 成形孔を有する金型と、 横断面形状を異にする第1及び第2の少なくとも2つの
成形部がそれぞれ長さ方向に互いに位置を異にして設け
られた成形用作動体と、 を用い、押出中、該成形用作動体の位置を、その第1成
形部が金型成形孔内に位置した第1位置状態と、第2成
形部が金型成形孔内に位置した第2位置状態との間で、
切り替えることを特徴とする長さ方向に横断面形状が異
なる金属製押出材の押出加工方法。 - 【請求項2】 成形孔を有する金型と、 横断面形状を異にする第1及び第2の少なくとも2つの
成形部とがそれぞれ長さ方向に互いに位置を異にして設
けられた成形用作動体と、 該成形用作動体の位置を、第1成形部が金型成形孔内に
位置した第1位置状態と、第2成形部が金型成形孔内に
位置した第2位置状態との間で、切り替える切替え手段
と、 が備えられてなることを特徴とする長さ方向に横断面形
状が異なる金属製押出材の押出加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04349143A JP3126246B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 長さ方向に横断面形状が異なる金属製押出材の押出加工方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04349143A JP3126246B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 長さ方向に横断面形状が異なる金属製押出材の押出加工方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06198328A true JPH06198328A (ja) | 1994-07-19 |
JP3126246B2 JP3126246B2 (ja) | 2001-01-22 |
Family
ID=18401776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04349143A Expired - Fee Related JP3126246B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 長さ方向に横断面形状が異なる金属製押出材の押出加工方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3126246B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6470726B1 (en) * | 1999-12-28 | 2002-10-29 | Showa Denko, K.K. | Method for manufacturing an extruded article changing in cross-section and an apparatus for extruding said extruded article |
JP2003048015A (ja) * | 2001-08-03 | 2003-02-18 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | 筒状成形体の成形方法、筒状成形体の成形装置 |
US6681610B2 (en) * | 2001-01-31 | 2004-01-27 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Process for extruding tube having different sections and die for tube extrusion molding |
KR101444280B1 (ko) * | 2013-09-26 | 2014-09-26 | 삼성중공업 주식회사 | 플랭크 압출금형 및 플랭크 압출성형방법 |
-
1992
- 1992-12-28 JP JP04349143A patent/JP3126246B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
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