JPH06197307A - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

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JPH06197307A
JPH06197307A JP4344554A JP34455492A JPH06197307A JP H06197307 A JPH06197307 A JP H06197307A JP 4344554 A JP4344554 A JP 4344554A JP 34455492 A JP34455492 A JP 34455492A JP H06197307 A JPH06197307 A JP H06197307A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大容量の固体記憶体を利用して、動画像を記
録し、可変速サーチや編集を行うにあたって、記録され
た情報の検索能率のスピードアップを図った情報記録再
生装置を提供する。 【構成】 連続した動画像情報を記録するメインメモリ
18と、前記メインメモリ18のN点のアドレス位置か
ら前記画像情報を読み出すメモリコントローラ17と、
前記変数Nを設定する操作部19と、操作部19によっ
て決められたNに応じて、メモリコントローラ17の前
記メインメモリ18から画像情報を読み出す読み出し速
度を制御するシステムコントローラ16とを有すること
を特徴とする情報記録装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は映像情報の記録再生に
係り、特に情報検索性を向上させた情報記録再生装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、動画像信号を記録するのに1/2
インチや8ミリのテープ幅の磁気テープを用いる所謂V
TR(ビデオテープレコーダー)を用いるのが一般的で
あった。
【0003】これらのVTRは回転ドラム上に巻装され
た磁気テープ上に該回転ドラムに設けられた回転ヘッド
により1トラック:1フィールドの映像情報を記録/再
生するものである。
【0004】検索作業は映像シーンの頭出し用インデッ
クス信号を用いた早送り、巻き戻し制御や、特殊再生等
の機能を利用して記録された映像情報を実際に再生しな
がら行なわれていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、映像信
号がテープ状の記録媒体に記録されている為、目的の映
像を検索するのに該テープを移送する時間が必要であ
り、検索作業には場合によっては多大な時間と労力を必
要としていた。
【0006】また、該検索動作中は常に回転ヘッドを情
報が記録されている磁気テープに叩き付けながらトレー
スしているので、記録媒体の摩耗や損傷等により記録情
報の信頼性にも問題を有するものであった。
【0007】また、上記の記録情報がアナログ信号の形
態にて記録されている場合には、情報の複写(コピー/
ダビング)時に信号の劣化が発生するという問題を有し
ていた。
【0008】近年、半導体技術革新は著しく、メモリ容
量は3年の周期で4倍に増加している。半導体の価格も
量産効果により飛躍的に下がる要因を持っている。
【0009】一方、情報を圧縮する圧縮技術も色々提案
されている。
【0010】以上のことを考慮すると、近い将来、今ま
で静止画像しか書き込めなかった半導体メモリに動画象
も納められることが可能となり、実用化されることにな
るであろう。
【0011】本願発明の目的は、大容量の固体記憶素子
を利用して、また高能率圧縮技術を持って動画像を記憶
し、可変速サーチや編集を行うにあたって、映像情報の
検索能率をスピードアップし、また限られたメモリ領域
をメモリのアドレス管理により高能率占有化を図った情
報記録再生装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願は斯かる目的下にそ
の一つの発明として連続した画像情報を記録するための
固体記録体と、前記固体記録体のN点のアドレスから前
記画像情報を読み出す読出手段と、前記変数Nを設定す
る設定手段と、前記設定手段によって決められたNに応
じて、前記読出手段の読み出し速度を制御する制御手段
とを有することを特徴とする情報記録再生装置を提示す
るものである。
【0013】
【作用】上記発明によれば、使用するディスプレーの画
面サイズ等に応じて上記の装置の表示形態を視覚的に好
ましい状態に自動的に初期設定する事が可能であり、画
像情報の検索装置を使いやすいものに構成可能である。
【0014】
【実施例】図1は本願発明の一実施例である画像情報記
録再生装置のブロック図を示している。
【0015】図1を参照しながら画像情報及び音声情報
の記録動作を説明する。
【0016】音声信号入力端子1,2よりステレオ音声
信号Lチャンネル,Rチャンネルが入力されA/Dコン
バータ4,5にてディジタル音声信号に変換される。
【0017】前記ディジタル音声信号は各々信号処理回
路7,8にて各種雑音除去、レベル調整、帯域制限等の
処理を施し、オーディオデータ圧縮回路10で例えば聴
覚の周波数マスキング効果を利用したサブバンド符号化
等の音声信号用のデータ圧縮処理を行う。
【0018】一方、映像信号入力端子3より入力された
ビデオ等の映像信号は前記A/Dコンバータ6にてディ
ジタル映像信号に変換される。
【0019】前記ディジタル映像信号を映像信号用デー
タ圧縮回路11にてデータ量を数10〜数100分の1
程度に圧縮する。
【0020】この圧縮方法は、例えば、時間的な画像相
関を用いたフレーム間相関処理と上記の手法における画
質劣化を減少させる為の動きベクトル補償、更にこれを
時間軸で前後(過去と未来)から行なう両側予測フレー
ム間圧縮等を適宜組み合わせる事で実現可能である。具
体的には、MPEG提案のアルゴリズムである通称MP
EG−Iにより、いわゆる1/2インチVTR程度の標
準画質程度は確保できる。
【0021】次に、後述するID信号発生回路12から
のデータと該音声データ及び映像データとをデータ合成
回路13にて合成して、メイン・メモリ18へ格納す
る。
【0022】メイン・メモリ18はメモリ・コントロー
ラ17にてメモリ・アドレスや書き込み/読み出し等の
制御が行なわれている。
【0023】更に、メモリ・コントローラ17は、シス
テム・コントローラ16により動作の切換え等の装置全
体としての制御を行なう。
【0024】操作部19により記録/再生/検索等の指
示がシステム・コントローラ16に入力されると、これ
を受けて前記システム・コントローラ16は前述のメモ
リ・コントローラ17の制御を行なうと同時に該動作状
況や記録/再生時間等を示すタイムコード等の情報を表
示部20に表示し、アドレス情報生成回路15へも該タ
イムコード等を知らせる。
【0025】このタイムコードには主に2種類ある。第
1に記録媒体もしくは映像プログラムの冒頭からの経過
時間やカメラ撮影の累積時間であり、第2に記録又はカ
メラ撮影時の年月日や時分秒フレームの時刻である。後
者のタイムコード発生の為にカレンダ・クロック発生回
路14を備えている。
【0026】前述のアドレス情報生成回路15はシステ
ム・コントローラ16を介してメモリ・コントローラ1
7からの情報格納状況等のデータを受取り、各情報のデ
ータ量等を示す情報として前述のID発生回路12へデ
ータを転送する。
【0027】このデータの内容は例えば、システム・コ
ントローラ16からの情報に基づきタイムコード,画質
や音質のモード選択等を、メモリ・コントローラ17か
らの情報に基づき映像や音声情報のデータ量(可変長符
号化の場合はデータ長)とデータ格納のメモリ上の先頭
のアドレス値を生成し、前記ID発生回路12へ転送
し、各ID毎に1データ・ブロックとして一まとめに
し、データ合成回路13にてデータ・ブロックを構成す
る。前記データブロックの格納されているメインメモリ
の先頭番地を順次IDファイルに書込んでいく。
【0028】ここで、具体的に図2を参照しながら固体
メモリで構成されたメイン・メモリ18中のデータ格納
例を詳細に説明する。
【0029】図2の上部には横軸に時間軸を取り、所定
期間(T0 )毎にID信号を生成する様子を示してい
る。
【0030】図2の中央部には該メインメモリ18のア
ドレス空間の概念図を示している。前記ID信号の後に
は映像及び音声の情報データが順次格納されていく。
【0031】このIDデータは固定長であり、本実施例
では合計8種類の基本情報(図2の下部)を有してい
る。
【0032】例えば、前記IDデータ領域はID(ブロ
ックNo),SMPTE(Society of Mo
tion Picture and Televisi
onEngineers)に準じたタイムコード,画質
モード,映像データ長,映像先頭番地,音質モード,音
声データ長,音声先頭番地及び消去済フラグを格納して
いる。
【0033】前記消去済フラグは、物理的な記録消去を
せずに、論理的に記録を消去するのに使用される。
【0034】以上の構成のIDデータ及び映像データと
音声データが1組のデータブロックを構成している。
【0035】次に、図1を参照しながら前述の様に記録
された映像と音声情報の再生動作を説明する。
【0036】操作部19にて再生動作を指示すると、シ
ステムコントローラ16は表示部20に再生動作中の旨
を表示し、メモリコントローラ17でメモリアドレスと
読み出し/書き込みを制御し、メイン・メモリ18から
前述の記録動作にて格納した情報信号(映像情報とステ
レオ音声情報とこれ等の検索のためのID情報)を読み
出す。
【0037】上記3種のデータが混合された状態(シリ
アルデータ状態)にて、データ分配回路21へ該データ
が供給される。該データ形態にてメインメモリの増設や
ICカード等の交換可能なメモリ形態を採ることも可能
になる。
【0038】該データ分配回路21にてデータは各々以
下の通り分配される。
【0039】検索情報再生回路22は、各ブロック毎に
前述した図2に示す通りのID情報を出力し、モニター
のための表示情報を表示情報再生回路23により発生さ
せ、後述するデータ選択回路26から出力される復元さ
れた映像情報とが加算器27により合成される。
【0040】前記合成された情報は、D/Aコンバータ
28により汎用性のあるアナログ信号に変換されて、出
力端子31を介して映像モニタ36へ表示される。
【0041】データ分配回路21より映像データがビデ
オデータ伸縮回路24に入力され、記録時の圧縮処理と
逆のデータ伸張処理を施し記録回路への入力信号と同等
の映像信号を再生する。
【0042】該再生された映像信号はデータ選択回路2
6に入力され、該データ選択回路26は該再生された映
像信号を再生モニタ用の表示信号を合成するための加算
器27とデジタル・ビデオ出力端子34へ出力する。
【0043】また、データ分配回路21より音声データ
がオーディオデータ伸張回路25に入力され、ビデオデ
ータと同様に記録時のデータ圧縮処理と逆のデータ伸張
処理を音声データに施し記録時の入力信号と同等の音声
信号を再生する。
【0044】該再生された音声信号はデータ選択回路2
6に入力され、該データ選択回路26は該再生された各
々右(R),左(L)のステレオ音声信号をD/Aコン
バータ29、30及びデジタルオーディオ出力端子35
へ出力する。
【0045】D/Aコンバータ29から出力される音声
信号は出力端子32を介して音響モニタ(R)37へ出
力され、D/Aコンバータ30から出力される音声信号
は出力端子33を介して音響モニタ(L)38へ出力さ
れる。
【0046】尚、前述の説明では再生された映像信号は
データ選択回路26から直接加算器27及びデジタル・
ビデオ出力端子34等に出力されている様にかかれてい
るが、必要に応じて画面縮小回路39により画面縮小等
の画像処理を施し、再生信号処理に要する遅延時間の違
い等による映像と音声信号のずれを補正するため、表示
用のメモリ41を経由して、再生された映像信号を加算
器27へ出力している。
【0047】次に、本実施例の検索動作について詳細に
説明する。
【0048】図3は検索動作に関する画面表示の概念図
を示している。
【0049】メインメモリ18に格納された映像データ
は、システムコントローラ16に応じて動作するメモリ
コントローラ17による制御で読み出され、デコーダ
(図1ではビデオデータ伸張回路)24により元の映像
信号に復元される。
【0050】本実施例では効率の良い検索のために同時
に複数の映像情報をモニタ36に表示する。
【0051】その表示方法は、例えば4画面同時表示を
例にとると、4つの読み出しアドレスを設定し、各々か
らA、B、C、Dの4画面を作成する。
【0052】時分割にてA、B、C、Dに対応する4つ
の読み出しアドレスを順次繰り返し設定して行く。これ
を図3では模式的にスイッチ切換のように示している。
【0053】逐一該デコーダ24にて映像を再生し、前
記再生された映像信号は画像縮小処理回路39により4
画面を1つのモニタに同時表示するために4分の1に縮
小する。
【0054】この縮小画像データを表示用のバッファメ
モリ41へ順次格納してゆく。前述の様に、これを模式
的にスイッチ切換にて図示した。実際の動作は、システ
ムコントローラ16により表示用メモリーコントローラ
40が指示された通りに表示用メモリ41のアドレスを
制御して行う。
【0055】図示の様にメモリエリアのアドレスを4分
割して各々にメインメモリの読み出しアドレスに対応す
るAからDまでの各エリアへ時分割にて順次書き込む。
【0056】一方、この書き込み動作と平行して通常の
テレビジョン信号の走査と同様に、順次表示メモリのア
ドレスをインクリメントしながら読み出し動作を行う。
この様にして複数の動画像情報を同時表示する。
【0057】尚、以上の動作を実現するにはN画面同時
表示の場合、メインメモリがN個のマルチポートのメモ
リあるいは表示メモリからの読み出し速度に対して実質
的にN倍以上の読み出し速度を有する高速動作が可能な
メモリである事が必要である。
【0058】該画面分割数Nはシステムコントローラ1
6から画像縮小処理回路39へ伝達され画面分割数Nに
応じた画像縮小処理を行う。
【0059】次に、図4を参照してN分割表示の場合の
メインメモリ18の様子を説明する。
【0060】図4は複数動画像表示の先頭メモリアドレ
スの概念図である。
【0061】メモリ容量が全体でMとして未使用の無効
データ(ブランク)部分に相当するデータ量をbとする
と、検索対象のデータ量はM−bとなる。
【0062】このM−bをN等分し、先頭アドレスの0
番地から順に、A1 ,A2 ,…,Ai ,…,AN とN個
の検索エリアの先頭アドレスを設定して行く。ここで、
i番目の検索エリアの先頭アドレスをAi とすると、 Ai =(M−b)(i−1)/N と定義できる。
【0063】前述の様に設定された検索エリアの先頭ア
ドレスAi から画像再生を開始し、該検索エリアの所定
の位置まで到達した場合には再び該先頭アドレスに戻り
検索用の再生動作を継続する。
【0064】この先頭アドレスから該所定位置でループ
を形成し、次の指示が与えられるまで繰り返し該ループ
での再生を行う。
【0065】ここで、検索中止の指示が出されたり、検
索モードの変更(例えば分割数Nの変更)等が指示され
た場合には、適宜検索動作を停止して所定の動作へモー
ド移行する。
【0066】また、前述の終了アドレスの設定の方法と
して本実施例では該検索エリアの終了アドレスA(i+1)
−1へ到達した場合として各エリア毎に設定する例を図
5(N=4の時の場合)に示す。
【0067】尚、複数画面によって検索動作を行ってい
る時は音声情報は出力されていない。
【0068】次に、本実施例の検索速度(S)の概念を
詳細に説明する。
【0069】複数の動画像情報を同時にモニタ画面上に
表示する際のマルチ画面数をNとして、該動画像のフレ
ームレートをvとする。
【0070】該フレームレートとは単位時間内に表示さ
れる画像情報の時間量のことで、通常再生時のフレーム
数に対する検索時のフレーム数によって表現される。
【0071】例えば、NTSC方式の画像を秒間30フ
レームで駒落とし無しでモニタ画面上に表示する場合は
フレームレートvはv=30/30=1となる。
【0072】該検索時の映像は、従来のサーチ画面表示
の様な部分画像の合成や駒落とし画像等の間引き画像で
あっても全く構わない。
【0073】例えば、検索速度(S)をS=100と設
定すると、S=N・v=100を満足する条件設定であ
ればNとvは任意に設定可能である。
【0074】ほぼS=100の近傍の値をとるNとvの
組み合わせとして、図6に幾つかの例を示す。
【0075】図6(a)の場合(N=1,v=100) 全画面に通常再生時の100倍の速度で早送り再生した
画像を表示する。この時の検索速度Sは1×100=1
00で設定値と一致する。
【0076】図6(b)の場合(N=4,v=25) 縦横2×2構成の4分割画面に各々通常再生時の25倍
の速度で早送り再生した1/4縮小画像を表示する。こ
の時の検索速度Sは4×25=100で設定値と一致す
る。
【0077】図6(c)の場合(N=9,v=11) 縦横3×3構成の9分割画面に各々通常再生時の11倍
の速度で早送り再生した1/9縮小画像を表示する。こ
の時の検索速度Sは9×11=99で、ほぼ設定値通り
である。
【0078】図6(d)の場合(N=16,v=6) 縦横4×4構成の16分割画面に各々通常再生時の6倍
の速度で早送り再生した1/16縮小画像を表示する。
この時の検索速度Sは16×6=96で、ほぼ設定値通
りである。
【0079】図6(e)の場合(N=25,v=4) 縦横5×5構成の25分割画面に各々通常再生時の4倍
の速度で早送り再生した1/25縮小画像を表示する。
この時の検索速度Sは25×4=100で設定値と一致
する。
【0080】図6(f)の場合(N=100,v=1) 縦横10×10構成の100分割画面に各々通常再生時
と同様の速度で再生した1/100縮小画像を表示す
る。この時の検索速度Sは100×1=100で設定値
と一致する。
【0081】以上、説明した様々な表示形態から、同一
の検索速度という条件下で選択が可能になる。この選択
は、使用するモニタディスプレイの画面サイズや種類、
或は使用者の好み等によって適宜に選択される様に構成
する。
【0082】不図示であるがモニタディスプレイから画
面サイズの判別信号を受け取り上記のマルチ画面数Nの
初期設定を自動的に行っても良い。
【0083】上記の方法により、画像の表示部分が大面
積であれば変化の激しい動画像情報を認識することは、
ある程度可能であるが、該表示部分が小面積になると視
覚情報の認識が困難になるという一般的な見解を背景に
して、マルチ表示の分割数Nが大きい時には、サーチ速
度をできるだけ低く抑えて見やすくした。
【0084】上記検索速度は、操作部19の一部である
図7に示すジョグ操作部の回動自在に取りつけられてい
るシャトルリング152を、図中の矢印で示したFF方
向または逆転のREW方向に回転させることで信号生成
を制御する。
【0085】ここで図7を用いて本実施例で用いる操作
部材を説明する。
【0086】該シャトルリング152の内側の小円形の
凹部を有するジョグダイヤル部154と検索画面をフリ
ーズさせるSTILL指示スイッチ153が中央に設け
られており、その上部には速度ゼロの基準位置を示す三
角マーク151が記されている。
【0087】次に具体的に、前記ジョグ操作部を用いた
検索動作について図8のフローチャートを用いて説明す
る。
【0088】検索動作開始で、まずステップS1で該サ
ーチダイヤル152が回転されているかを確認する。サ
ーチダイヤル152が速度ゼロの基準位置にある時はO
FFと判断してステップS8へ進む。
【0089】ステップS1で回転されている時はONと
判断してステップS2へ進む。
【0090】ステップS2では前述した検索速度Sの設
定値を検出する。
【0091】次にステップS3へ進み、画面分割数Nを
設定し、ステップS4へ進む。尚、ステップS3ではN
の設定方法は上述した方法で行う。
【0092】ステップS4では検索速度Sと画面分割数
Nの設定値に対応する駒落としスピードvを設定する。
【0093】次に、ステップS5へ進み、前述の各ステ
ップで設定された数値に基づいて、次に表示すべき画像
のアドレス値を算出しアドレスを更新する。
【0094】ステップS6では該更新済のアドレスから
読み出した新しい画像情報をモニタへ表示する。
【0095】次に、ステップS7ではSTILLボタン
153が押されたかどうかが判断される。つまり、操作
者はモニタに表示されている検索画面を確認し、所望の
画像を発見したら、分割画面のどの位置にあっても良い
ので速やかにSTILLボタン153を押して検索画面
にフリーズをかける。
【0096】ステップS7でSTILLボタン153が
押されていない時は、ステップS1へ戻り画像表示の更
新を継続する。STILLボタン153が押されている
時はステップS8へ進む。
【0097】ステップS8ではマルチ画面中から所望の
画像を表示している画像の表示ブロックを選択する。
【0098】ここで、マルチ画面中から所望の画像を表
示している画像の表示ブロックを選択する選択方法を説
明する。
【0099】図9に表示画面を9分割表示した時の表示
画面図である。
【0100】図9において、9画面中の一つに枠aを表
示し、この枠のかかっている画像を注目画像としブロッ
ク選択にあたり該ブロックに前述の枠が表示される様に
画像ブロックNo.を選択する。
【0101】このブロック選択手法には、10キーでブ
ロックNo.を入力するか、ジョイスティックやマウ
ス、或は該操作部に一体的に設けられたトラックボール
等の2次元座標の入力手段等を用いてもよい。また、こ
の他の手法としては、フリーズをかけた直後から所定の
スピードにて前記の表示枠が1ブロックずつ移動して来
るので該枠が所望の画像上に来たところで再度STIL
Lボタン153を押してフリーズを解除する。すると、
所望の画像が全画面一杯に表示される。
【0102】ステップS9では、ステップS8で選択さ
れた画像を標準の再生速度で再生される。
【0103】ステップS10では、STILLボタン1
53が押されたかどうかが判断される。つまり、STI
LLボタン153がONされていない場合は前述した様
にして再生された画像が適当であると判断し、そのまま
再生動作を継続するものの、検索動作はステップS10
の判断にて終了となる。
【0104】一方、STILLボタン153がONされ
た場合は、その画像が所望の画像でなかったと判断し場
合にはステップS1へ戻り上述の検索動作を継続する。
【0105】尚、ステップS9の枠表示に連動して、現
枠表示部のメモリアドレスが全有効データの最大値を1
00%とした場合のどの位置に相当するかを画面下部の
バー表示にて示す(図9参照)ことにより、全体の中の
位置関係が把握できる様になっている。
【0106】尚、図8の検索フローでは検索速度を初め
に設定して画面分割数を設定しいるが、逆に画面分割数
を初めに設定して検索速度を設定してもよい。
【0107】先に示した例では、ほぼ同時期にメモリの
有効エリア全体に渡り検索を行う例を示したが、他の実
施例として現在の検索地点の延長上の近辺での検索に本
方式を適応する場合を説明する。
【0108】現在位置から、一方向にアドレスの単調増
加(減少)方向にサーチするのは先の例と同様である
が、単位時間あたりの再生フレームの選択を、全画面表
示での高速駒飛ばし再生か、N/1に速度を落としたN
面マルチの縮小画面表示かの選択を見易い様にプログラ
ム制御する。
【0109】具体例を上げると、100倍速の検索を実
行するには通常再生が1秒間に30フレームのところ3
000フレーム期間の画像情報を何らかの方法にて表示
することになる。
【0110】そこで、考えられるのは、100フレーム
の画像から1/100ずつ部分的に持ち寄り1枚の画像
を合成し、これを30枚表示するか、或は100フレー
ムに1フレームだけ抽出し、他の画像は駒飛ばしして捨
ててしまうか、或は1/Nに画面面積を縮小した画像を
N枚集めて1画面を構成し、各画面を100/N画面お
きに秒間30回のペースで更新してゆく方法がある。
【0111】以上の様な手法を適宜選択可能となすこと
で、単位時間あたりのアドレス進行距離が一定であって
も、ユーザーの環境に適した検索用の表示画面を実現可
能とした。
【0112】
【発明の効果】以上詳細に説明してきた様に、本発明は
機械的な部材を一切用いずに映像及び音声の記録再生を
行うため、情報の検索性に優れた装置を構成可能とし
た。
【0113】特に、本発明は複数の動画像情報を同時に
表示する様に成したことで効率の良い検索が実現できる
という効果を有する。
【0114】同一の検索速度を保ちながら、表示装置の
状況や検索者の好み等に適した表示形態を選択可能に
し、なおかつ検索効率の低下を防止できるという効果を
有する。
【0115】更に、使用するディスプレーの画面サイズ
等に応じて上記の装置の表示形態を視覚的に好ましい状
態に自動的に初期設定する事も可能であり、画像情報の
検索装置として大変使いやすいものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である画像情報記録再生装置の
ブロック図である。
【図2】本発明の実施例であるデータ構成の概念図であ
る。
【図3】本発明の実施例である検索用画面表示の概念図
である。
【図4】本発明の実施例である複数動画像表示のメモリ
アドレスの概念図である。
【図5】本発明の実施例である複数動画像表示のアドレ
スループの概念図である。
【図6】本発明の実施例である検索速度(S)の概念を
詳細に説明する図である。
【図7】図1の操作部19に属するジョグ操作部を説明
する図である。
【図8】本発明の実施例である検索動作のフローチャー
トである。
【図9】本発明の実施例である目的画面を見つけた時の
表示画面を説明する図である。
【符号の説明】
17 メインメモリコントローラ 18 メインメモリ 19 操作部 16 システムコントローラ 39 画面縮小回路 40 表示用メモリコントローラ 41 表示用メモリ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続した画像情報を記録するための固体
    記録体と、 前記固体記録体のN点のアドレス位置から前記画像情報
    を読み出す読出手段と、 前記変数Nを設定する設定手段と、 前記設定手段によって設定されたNに応じて、前記読出
    手段の読み出し速度を制御する制御手段とを有すること
    を特徴とする情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 連続した画像情報を記録するための固体
    記録体と、 前記固体記録体のN点のアドレス位置から前記画像情報
    を読み出す読出手段と、 前記読出手段の読み出し速度を設定する設定手段と、 前記設定手段の出力に基づいて、前記変数Nを決定する
    決定手段とを有することを特徴とする情報記録再生装
    置。
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