JPH06196Y2 - プレス金型のピアスパンチ - Google Patents
プレス金型のピアスパンチInfo
- Publication number
- JPH06196Y2 JPH06196Y2 JP1986136551U JP13655186U JPH06196Y2 JP H06196 Y2 JPH06196 Y2 JP H06196Y2 JP 1986136551 U JP1986136551 U JP 1986136551U JP 13655186 U JP13655186 U JP 13655186U JP H06196 Y2 JPH06196 Y2 JP H06196Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piercing punch
- tubular member
- work
- presser
- elastic tubular
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Punching Or Piercing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案はプレス金型のピアスパンチに関し、特にピアス
パンチ本体の外周に嵌装されるプレッサの構成に関す
る。
パンチ本体の外周に嵌装されるプレッサの構成に関す
る。
（従来の技術） 従来より、ワークに対するプレス成形とこのワークに対
する穴あけとを１つの型で連続的に行い得るプレス金型
が用いられている。このプレス金型には第７図に示すよ
うに、下型１の側方にピアスパンチ２を備えてあり、そ
のピアスパンチ本体３は、ワークＷに対して進退できる
ように下型１に摺動自在に、かつスプリング５によって
ワークＷから後退する方向にばね偏倚された状態で設け
られたスライドカム４の前端に取付けられている。そし
てプレス金型上型（図示は省略）に設けられたドライバ
カム６が上型とともに下降してスライドカム４に係合す
ることにより、このスライドカム４は、第８図に示すよ
うに、スプリング５を圧縮しながらワークＷに向って前
進し、それに伴ってピアスパンチ本体３の先端がワーク
Ｗに対して所定の穴あけを行なうように構成されてい
る。
する穴あけとを１つの型で連続的に行い得るプレス金型
が用いられている。このプレス金型には第７図に示すよ
うに、下型１の側方にピアスパンチ２を備えてあり、そ
のピアスパンチ本体３は、ワークＷに対して進退できる
ように下型１に摺動自在に、かつスプリング５によって
ワークＷから後退する方向にばね偏倚された状態で設け
られたスライドカム４の前端に取付けられている。そし
てプレス金型上型（図示は省略）に設けられたドライバ
カム６が上型とともに下降してスライドカム４に係合す
ることにより、このスライドカム４は、第８図に示すよ
うに、スプリング５を圧縮しながらワークＷに向って前
進し、それに伴ってピアスパンチ本体３の先端がワーク
Ｗに対して所定の穴あけを行なうように構成されてい
る。
ところで、このピアスパンチ２による穴あけ作業に際し
ては、ワークＷを下型１のダイス７に対して所定位置に
保持し、かつ穴の周縁部のめくれを防止するために、例
えば特開昭５７−１５２７号公報に開示されているよう
に、ウレタンゴムのような弾性材により筒状に形成され
たプレッサ８がピアスパンチ本体３の外周に嵌装され
る。このプレッサ８はその基端側がピアスパンチ本体３
の基端のフランジ９に係止され、かつ先端側は、ピアス
パンチ本体３の先端面３ａよりもワークＷ側に突出して
いる。そしてピアスパンチ本体３がワークＷに向って前
進すると、ピアスパンチ本体３の先端面３ａがワークＷ
に係合する以前にプレッサ８の先端面８ａがワークＷに
接触し、ピアスパンチ本体３の前進に伴ってプレッサ８
はワークＷとフランジ９との間で軸線方向に圧縮され、
これによりプレッサ８がワークＷを所定の圧力でダイス
側に密着させるようになされている。
ては、ワークＷを下型１のダイス７に対して所定位置に
保持し、かつ穴の周縁部のめくれを防止するために、例
えば特開昭５７−１５２７号公報に開示されているよう
に、ウレタンゴムのような弾性材により筒状に形成され
たプレッサ８がピアスパンチ本体３の外周に嵌装され
る。このプレッサ８はその基端側がピアスパンチ本体３
の基端のフランジ９に係止され、かつ先端側は、ピアス
パンチ本体３の先端面３ａよりもワークＷ側に突出して
いる。そしてピアスパンチ本体３がワークＷに向って前
進すると、ピアスパンチ本体３の先端面３ａがワークＷ
に係合する以前にプレッサ８の先端面８ａがワークＷに
接触し、ピアスパンチ本体３の前進に伴ってプレッサ８
はワークＷとフランジ９との間で軸線方向に圧縮され、
これによりプレッサ８がワークＷを所定の圧力でダイス
側に密着させるようになされている。
しかしながら、第７図および第９図に示すように、ワー
クＷの被パンチ部Ｗａの近傍からピアスパンチ本体３の
進退通路に沿って突出する壁部ＷｂがワークＷに形成さ
れている場合のように、ピアスパンチ本体３の周囲のス
ペースが限定されている場合には、プレッサ８がワーク
Ｗに干渉しないようにするために、プレッサ８の特に先
端部分の肉厚をあまり厚くすることができず、したがっ
てプレッサ８が軸線方向に圧縮されると、第８図に示す
ように、プレッサ８が外方にふくらみ、その結果ワーク
Ｗに対する押圧力が充分に得られないため、ピアスパン
チ本体３による穴あけの際の穴の周縁部がめくれが発生
する不具合があった。第６図の曲線Ｂはこのような従来
のプレッサ８におけるたわみ押圧力との関係を示し、希
望とする圧力レベル８５kg／cm2に対してはるかに低い
ことがわかる。またさらに、プレッサ８の胴部８ｂのふ
くらみによって、このプレッサ８の胴部８ｂの外周面が
ワークＷの壁部Ｗｂに接触し、これによってワークＷを
所定の位置から偏位させる力がワークＷに作用するおそ
れもあった。
クＷの被パンチ部Ｗａの近傍からピアスパンチ本体３の
進退通路に沿って突出する壁部ＷｂがワークＷに形成さ
れている場合のように、ピアスパンチ本体３の周囲のス
ペースが限定されている場合には、プレッサ８がワーク
Ｗに干渉しないようにするために、プレッサ８の特に先
端部分の肉厚をあまり厚くすることができず、したがっ
てプレッサ８が軸線方向に圧縮されると、第８図に示す
ように、プレッサ８が外方にふくらみ、その結果ワーク
Ｗに対する押圧力が充分に得られないため、ピアスパン
チ本体３による穴あけの際の穴の周縁部がめくれが発生
する不具合があった。第６図の曲線Ｂはこのような従来
のプレッサ８におけるたわみ押圧力との関係を示し、希
望とする圧力レベル８５kg／cm2に対してはるかに低い
ことがわかる。またさらに、プレッサ８の胴部８ｂのふ
くらみによって、このプレッサ８の胴部８ｂの外周面が
ワークＷの壁部Ｗｂに接触し、これによってワークＷを
所定の位置から偏位させる力がワークＷに作用するおそ
れもあった。
（考案の目的） 上述の事情に鑑み、本考案は、ワークの被パンチ部の近
傍からピアスパンチ本体の進退通路に沿って突出する壁
部がワークに形成されている場合に、上記壁部に接触す
るおそれがなく、かつワークに対して高い押圧力を有す
るプレッサを備えたピアスパンチを提供することを目的
とする。
傍からピアスパンチ本体の進退通路に沿って突出する壁
部がワークに形成されている場合に、上記壁部に接触す
るおそれがなく、かつワークに対して高い押圧力を有す
るプレッサを備えたピアスパンチを提供することを目的
とする。
（考案の構成） 本考案によるピアスパンチは、ピアスパンチ本体の本体
の外周に、弾性筒状部材と該弾性筒状部材の先端側に固
着された剛性筒状ガイド部材とよりなるプレッサが嵌装
されてなる構成によって上記目的を達成するものであ
る。
の外周に、弾性筒状部材と該弾性筒状部材の先端側に固
着された剛性筒状ガイド部材とよりなるプレッサが嵌装
されてなる構成によって上記目的を達成するものであ
る。
本考案においては、上記剛性筒状ガイド部材が、ピアス
本体の進退通路に沿って突出するワークの壁部の突出距
離以上の長さを有し、かつ上記弾性筒状部材側の端部
に、フランジ部と、上記弾性筒状部材の内径よりも大径
の軸孔部と、該軸孔部と上記フランジ部の外周面とを連
通して放射状に形成された複数の孔とを備えている。そ
して、上記弾性筒状部材の一部が、上記剛性筒状ガイド
部材の上記軸孔部の内周面を覆い、かつ上記複数の放射
状の孔内に充填されてなることを特徴とするものであ
る。
本体の進退通路に沿って突出するワークの壁部の突出距
離以上の長さを有し、かつ上記弾性筒状部材側の端部
に、フランジ部と、上記弾性筒状部材の内径よりも大径
の軸孔部と、該軸孔部と上記フランジ部の外周面とを連
通して放射状に形成された複数の孔とを備えている。そ
して、上記弾性筒状部材の一部が、上記剛性筒状ガイド
部材の上記軸孔部の内周面を覆い、かつ上記複数の放射
状の孔内に充填されてなることを特徴とするものであ
る。
（考案の効果） 本考案によれば、ピアスパンチ本体の外周に嵌装された
プレッサの剛性筒状ガイド部材がワークの壁部の突出距
離以上の長さを有しているから、プレッサに対して軸線
方向の力が加わることによって、プレッサの根元側に存
在する弾性筒状部材が圧縮されてふくらんでも、弾性筒
状部材の外周面がワークの突出壁部に接触するおそれは
皆無となる。
プレッサの剛性筒状ガイド部材がワークの壁部の突出距
離以上の長さを有しているから、プレッサに対して軸線
方向の力が加わることによって、プレッサの根元側に存
在する弾性筒状部材が圧縮されてふくらんでも、弾性筒
状部材の外周面がワークの突出壁部に接触するおそれは
皆無となる。
また、プレッサの弾性筒状部材の長さも短くすることが
できるから、ふくらみ量も少なく、その分だけプレッサ
が圧縮に対して高いスティフネスを有することになり、
ワークに対する押圧力を高めることができる。
できるから、ふくらみ量も少なく、その分だけプレッサ
が圧縮に対して高いスティフネスを有することになり、
ワークに対する押圧力を高めることができる。
さらに、弾性筒筒状部材の一部が、剛性筒状ガイド部材
の内部にまで延びて、ガイド部材に放射状に形成された
複数の孔内に充填されているため、弾性筒状部材と剛性
筒状ガイド部材との間に強固な結合状態が得られ、弾性
筒状部材が圧縮されたとき、その剛性筒状ガイド部材側
の端部がピアスパンチ本体から剥離するのを防止するこ
とができる。
の内部にまで延びて、ガイド部材に放射状に形成された
複数の孔内に充填されているため、弾性筒状部材と剛性
筒状ガイド部材との間に強固な結合状態が得られ、弾性
筒状部材が圧縮されたとき、その剛性筒状ガイド部材側
の端部がピアスパンチ本体から剥離するのを防止するこ
とができる。
（実施例） 以下、本考案の一実施例について図面を参照して詳細に
説明する。
説明する。
第１図は本考案によるピアスパンチの構成を示し、その
プレッサ８の構成を除いては第７図と同様の構成を有す
るから、対応部分には同一符号を付して詳細な説明は省
略するが、本考案のピアスパンチにおいてそのピアスパ
ンチ本体３の外周に嵌装されるプレッサ１０は、ウレタ
ンゴムよりなる弾性筒状部材１１と、この弾性筒状部材
１１の先端側に固着された金属よりなる剛性筒状ガイド
部材１２とよりなる。この場合、ワークＷの被パンチ部
Ｗａの近傍からピアスパンチ本体３の進退通路に沿って
突出する壁部Ｗｂの突出距離をＬ0とするとき、剛性筒
状ガイド部材１２の長さＬ1はＬ1≧Ｌ0なる関係が満足
されるように設定されている。上記弾性筒状部材１１と
剛性筒状ガイド部材１２とを結合するために、第２図に
詳細に示すように、剛性筒状ガイド部材１２の内部に弾
性筒状部材１１の一部を侵入させた構成となっている。
すなわち、ガイド部材12は、その弾性筒状部材11側の端
部に、弾性筒状部材11の外径とほぼ等しい外径を有する
フランジ部12bと、弾性筒状部材11の内径よりも若干大
径の軸孔部12cと、この軸孔部12cとフランジ部12bの外
周面とを径方向に連通して放射状に形成された複数の孔
26とを備えており、弾性筒状部材11の一部が、ガイド部
材12の軸孔部12cの内周面を覆い、かつ複数の放射状の
孔26内に充填されている。このような構成により、弾性
筒状部材11と剛性筒状ガイド部材12とが強固に結合され
てプレッサ10を形成している。
プレッサ８の構成を除いては第７図と同様の構成を有す
るから、対応部分には同一符号を付して詳細な説明は省
略するが、本考案のピアスパンチにおいてそのピアスパ
ンチ本体３の外周に嵌装されるプレッサ１０は、ウレタ
ンゴムよりなる弾性筒状部材１１と、この弾性筒状部材
１１の先端側に固着された金属よりなる剛性筒状ガイド
部材１２とよりなる。この場合、ワークＷの被パンチ部
Ｗａの近傍からピアスパンチ本体３の進退通路に沿って
突出する壁部Ｗｂの突出距離をＬ0とするとき、剛性筒
状ガイド部材１２の長さＬ1はＬ1≧Ｌ0なる関係が満足
されるように設定されている。上記弾性筒状部材１１と
剛性筒状ガイド部材１２とを結合するために、第２図に
詳細に示すように、剛性筒状ガイド部材１２の内部に弾
性筒状部材１１の一部を侵入させた構成となっている。
すなわち、ガイド部材12は、その弾性筒状部材11側の端
部に、弾性筒状部材11の外径とほぼ等しい外径を有する
フランジ部12bと、弾性筒状部材11の内径よりも若干大
径の軸孔部12cと、この軸孔部12cとフランジ部12bの外
周面とを径方向に連通して放射状に形成された複数の孔
26とを備えており、弾性筒状部材11の一部が、ガイド部
材12の軸孔部12cの内周面を覆い、かつ複数の放射状の
孔26内に充填されている。このような構成により、弾性
筒状部材11と剛性筒状ガイド部材12とが強固に結合され
てプレッサ10を形成している。
第３図は第２図に示すプレッサ１０を製作するのに用い
られる成形金型を示し、２１は芯金２２を備えた上型、
２３は下型、２４は中型で、第４図の製作工程の説明図
に示すように、切削加工された剛性筒状ガイド部材１２
は、接着面１２ａに脱脂処理およびサンドブラスト処理
を施した後、接着剤を塗布して芯金２２と下型２３と中
型２４との囲まれた空間の底部にインサート部材として
取付けられる。この場合、ガイボ部材１２の内周面と芯
金２２の外周面との間に上方に開口した環状の間隙２５
が形成され、さらにガイド部材１２の上端のフランジ部
１２ｂに上記間隙２５に連通する複数個の孔２６が放射
状に形成されている。
られる成形金型を示し、２１は芯金２２を備えた上型、
２３は下型、２４は中型で、第４図の製作工程の説明図
に示すように、切削加工された剛性筒状ガイド部材１２
は、接着面１２ａに脱脂処理およびサンドブラスト処理
を施した後、接着剤を塗布して芯金２２と下型２３と中
型２４との囲まれた空間の底部にインサート部材として
取付けられる。この場合、ガイボ部材１２の内周面と芯
金２２の外周面との間に上方に開口した環状の間隙２５
が形成され、さらにガイド部材１２の上端のフランジ部
１２ｂに上記間隙２５に連通する複数個の孔２６が放射
状に形成されている。
次にガイド部材１２をインサート部材として型組みを行
ない、内部に離型剤を塗布した後、上型２１に設けられ
た孔２７からウレタンを注入し、金型の内部の空間２８
および上記間隙２５および孔２６にウレタンを充填す
る。次に９０℃の温度で６０〜７０分加熱してウレタン
を硬化させ、離型した後９０℃の温度で２４時間熟成す
れは第２図に示すようなプレッサ１０が得られる。
ない、内部に離型剤を塗布した後、上型２１に設けられ
た孔２７からウレタンを注入し、金型の内部の空間２８
および上記間隙２５および孔２６にウレタンを充填す
る。次に９０℃の温度で６０〜７０分加熱してウレタン
を硬化させ、離型した後９０℃の温度で２４時間熟成す
れは第２図に示すようなプレッサ１０が得られる。
第５図は、第１図に示すピアスパンチ２がドライバカム
６の下降によって作動された状態を示し、その際にプレ
ッサ１０がワークＷに当接して弾性筒状部材１１が圧縮
されるが、プレッサ１０の根元部分を構成する弾性筒状
部材１１の長さが従来のものよりも短いため、それだけ
プレッサ１０が圧縮に対して高いスティフネスを有する
ことになり、第６図の曲線Ａに示すように、ワークＷに
対する押圧力を高めることができる。また剛性筒状ガイ
ド部材12がワークＷの壁部Ｗｂの突出距離Ｌ0以上の長
さＬ1を有し、かつ弾性筒状部材11がプレッサ１０の根
元側に存在するため、そのふくらみによってワークＷに
接触するおそれがなくなる。さらに、本考案によるプレ
ッサ１０の先端側は、金属のような剛性を有する筒状ガ
イド部材１２で形成されているため、その外径を小さく
肉厚を薄くしても充分な強度を有するから、より狭い場
所における穴あけが可能になる。
６の下降によって作動された状態を示し、その際にプレ
ッサ１０がワークＷに当接して弾性筒状部材１１が圧縮
されるが、プレッサ１０の根元部分を構成する弾性筒状
部材１１の長さが従来のものよりも短いため、それだけ
プレッサ１０が圧縮に対して高いスティフネスを有する
ことになり、第６図の曲線Ａに示すように、ワークＷに
対する押圧力を高めることができる。また剛性筒状ガイ
ド部材12がワークＷの壁部Ｗｂの突出距離Ｌ0以上の長
さＬ1を有し、かつ弾性筒状部材11がプレッサ１０の根
元側に存在するため、そのふくらみによってワークＷに
接触するおそれがなくなる。さらに、本考案によるプレ
ッサ１０の先端側は、金属のような剛性を有する筒状ガ
イド部材１２で形成されているため、その外径を小さく
肉厚を薄くしても充分な強度を有するから、より狭い場
所における穴あけが可能になる。
第１図は本考案によるピアスパンチの構成を示す縦断面
図、第２図はそのプレッサの縦断面図、第３図は第２図
に示すプレッサの製作に用いられる金型の縦断面図、第
４図はその製作工程の説明図、第５図は本考案によるピ
アスパンチの作動状態を示す縦断面図、第６図は本考案
におけるプレッサのたわみ量に対する圧力特性を従来の
プレッサの圧力特性とともに示すグラフ、第７図は従来
のピアスパンチの縦断面図、第８図はその動作状態を示
す縦断面図である。 ２……ピアスパンチ ３……ピアスパンチ本体 ４……スライドカム ５……スプリング ６……ドライバカム ７……ダイス １０……プレッサ １１……弾性筒状部材 １２……剛性筒状ガイド部材
図、第２図はそのプレッサの縦断面図、第３図は第２図
に示すプレッサの製作に用いられる金型の縦断面図、第
４図はその製作工程の説明図、第５図は本考案によるピ
アスパンチの作動状態を示す縦断面図、第６図は本考案
におけるプレッサのたわみ量に対する圧力特性を従来の
プレッサの圧力特性とともに示すグラフ、第７図は従来
のピアスパンチの縦断面図、第８図はその動作状態を示
す縦断面図である。 ２……ピアスパンチ ３……ピアスパンチ本体 ４……スライドカム ５……スプリング ６……ドライバカム ７……ダイス １０……プレッサ １１……弾性筒状部材 １２……剛性筒状ガイド部材
フロントページの続き (72)考案者 横井 浩一 東京都府中市日新町１丁目１番地５ 三協 オイルレス工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭49−130586（ＪＰ，Ａ) 実開 昭54−134985（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】被パンチ部の近傍からピアスパンチ本体の
進退通路に沿って所定距離突出する壁部が形成されたワ
ークに対し穴あけを行なうために用いられるプレス金型
のピアスパンチであって、前記ピアスパンチ本体の外周
に、弾性筒状部材と該弾性筒状部材の先端側に固着され
た剛性筒状ガイド部材とよりなるプレッサが嵌装されて
なる構成において、 前記剛性筒状ガイド部材は、前記ワークの前記壁部の突
出距離以上の長さを有し、かつ前記弾性筒状部材側の端
部に、フランジ部と、前記弾性筒状部材の内径よりも大
径の軸孔部と、該軸孔部と前記フランジ部の外周面とを
連通して放射状に形成された複数の孔とを備えてなり、
前記弾性筒状部材の一部が、前記剛性筒状ガイド部材の
前記軸孔部の内周面を覆い、且つ前記複数の放射状の孔
内に充填されてなることを特徴とするプレス金型のピア
スパンチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986136551U JPH06196Y2 (ja) | 1986-09-08 | 1986-09-08 | プレス金型のピアスパンチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986136551U JPH06196Y2 (ja) | 1986-09-08 | 1986-09-08 | プレス金型のピアスパンチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6347036U JPS6347036U (ja) | 1988-03-30 |
| JPH06196Y2 true JPH06196Y2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=31039771
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986136551U Expired - Lifetime JPH06196Y2 (ja) | 1986-09-08 | 1986-09-08 | プレス金型のピアスパンチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06196Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3871254A (en) * | 1973-04-13 | 1975-03-18 | Jr Lawrence V Whistler | Means for piercing and stripping thick material |
| JPS54134985U (ja) * | 1978-03-13 | 1979-09-19 |
-
1986
- 1986-09-08 JP JP1986136551U patent/JPH06196Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6347036U (ja) | 1988-03-30 |
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