JPH06196956A - 音声信号レベル補正回路 - Google Patents

音声信号レベル補正回路

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Publication number
JPH06196956A
JPH06196956A JP34416992A JP34416992A JPH06196956A JP H06196956 A JPH06196956 A JP H06196956A JP 34416992 A JP34416992 A JP 34416992A JP 34416992 A JP34416992 A JP 34416992A JP H06196956 A JPH06196956 A JP H06196956A
Authority
JP
Japan
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audio signal
level
circuit
signal
input
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP34416992A
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English (en)
Inventor
Jun Wakasugi
純 若杉
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は入力音声信号のレベルが急激に大き
くなっても出力音声信号の変動幅を少なくすることによ
り、急激なレベル変動時に出力音声信号の歪みを低減す
ることを目的としている。 【構成】 本発明において、信号レベルコントロール回
路24は入力音声信号100のレベルに応じて、電圧制
御アッテネータ回路11の減衰量を変化させることによ
り、レベル変化がほぼ僅少となった音声信号200をア
ッテネータ回路21に出力する。加算回路23はアッテ
ネータ回路21により予め決められた減衰量だけ減衰さ
れた音声信号200とアッテネータ回路22により予め
決められた減衰量だけ減衰された入力音声信号100を
加算して、出力音声信号300として出力する。これに
より、入力音声信号100のレベルが小さい場合にこれ
を大きくするような入出力特性が得られ、入力音声信号
100の急激なレベル変動時に発生する出力音声信号3
00の歪みを低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は音声信号再生機器のオー
ディオ系に搭載され、特に異種のソフトを再生した際の
再生音声レベルの違いを調整する音声信号レベル補正回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】CD、LD、VTR等の再生機器が普及
してくるにつれて、CDソフト、LDソフト、VTRソ
フト等の多くの音楽ソフトや映像ソフトが供給されるよ
うになってきた。しかしながら、これらソフト間の音声
信号レベルが違うため、これらのソフトを再生して得ら
れる音声信号を増幅してスピーカから出力するための再
生アンプ等の音量調整を一定にしておくと、CD、L
D、VTR等を切り替えて再生する場合に、再生音が大
きすぎたり小さすぎたりする。このため、利用者は頻繁
に前記再生アンプ等の音量調整を行わなければならず、
この分、利用者に負担がかかるという問題が出てきた。
【0003】そこでこのような問題を解決するために、
従来は音声信号レベル補正回路(ALC)により。C
D、LD、VTR等の各機器から得られる再生音声信号
を出力する際のレベル差を少なくすることが行われてい
る。図3は上記した従来の音声信号レベル補正回路の構
成例を示した図である。即ち、電圧制御アッテネータ回
路11に入力されたCD、LD、VTR等の再生音声信
号(入力音声信号100に同じ)は、そのレベルが減衰
された後、増幅回路12に入力されて増幅される。この
増幅回路12により増幅された音声信号は出力信号20
0として出力されると同時に、検波整流回路13に入力
される。検波整流回路13は増幅回路12から入力され
る音声信号200のレベルに応じた直流電圧を電圧制御
アッテネータ回路11に出力する。電圧制御アッテネー
タ回路11は入力される前記直流電圧が増大すると、入
力音声信号100の減衰量を増大させるように動作する
ため、入力音声信号100の大小にかかわらず、出力音
声信号200のレベル差が少なくなり、ほぼ一定に調整
される。
【0004】しかしながら、上記のような構成の音声信
号レベル補正回路は、大きなレベルの入力音声信号を減
衰させて小さくするというリミッタ的な動作をするた
め、大きな音声信号が急激に入力された場合、電圧制御
アッテネータ回路11の減衰量が急激に変化し、それに
伴い、出力音声信号200も急激に変化する。このた
め、この変化時に、出力音声信号200に歪みが増える
など、音質に悪影響を与えるという欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の音
響信号レベル補正回路は大きなレベルの入力音声信号を
減衰させて小さいレベルにするというリミッタ的な動作
をするため、入力音声信号レベルが急激に大きくなった
時に回路の減衰量が急変して、出力音声信号レベルも急
激に変化するため、出力音声信号に歪みが増えるなど、
音質に悪影響を与えるという欠点があった。
【0006】そこで本発明は上記の欠点を除去し、入力
音声信号のレベルが急激に大きくなっても出力音声信号
の変動を少なくすることにより、出力音声信号に歪みが
生じることのない高音質の音声信号レベル補正回路を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は入力音声信号の
レベル変化に対応してその減衰量を変化させることによ
り、出力音声信号のレベルの変動を僅少とする音声信号
レベル補正回路において、前記入力音声信号のレベル変
化に対応してその減衰量を変化させて得られた音声信号
のレベルを予め設定された第1の減衰量にて減衰させる
第1の減衰回路と、前記入力音声信号のレベルを予め設
定された第2の減衰量にて減衰させる第2の減衰回路
と、これら第1、第2の減衰回路により減衰された各音
声信号を加算して出力音声信号とする加算回路とを具備
した構成を有する。
【0008】
【作用】本発明の音声信号レベル補正回路において、第
1の減衰回路は入力音声信号のレベル変化に対応してそ
の減衰量を変化させて得られた音声信号のレベルを予め
設定された第1の減衰量にて減衰させる。第2の減衰回
路は前記入力音声信号のレベルを予め設定された第2の
減衰量にて減衰させる。加算回路は前記第1、第2の減
衰回路により減衰された各音声信号を加算して出力音声
信号とする。これにより、大きなレベルの入力音声信号
を減衰して小さくするというリミッタ的な動作でなく、
小さなレベルの入力音声信号を大きくするという動作が
行われる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は本発明の音声信号レベル補正回路の一実
施例を示したブロック図である。11は検波整流回路1
3から与えられる電圧に対応してその減衰量を変化させ
る電圧制御アッテネータ回路、12は電圧制御アッテネ
ータ回路11から出力される音声信号を増幅する増幅回
路、13は増幅回路12から出力される音声信号200
を検波してそのレベルに対応する電圧を出力する検波整
流回路、21、22は予め任意の減衰量が設定されてい
るアッテネータ回路、23はアッテネータ回路21、2
2から入力される音声信号を加算して出力する加算回路
である。尚、電圧制御アッテネータ回路11、増幅回路
12及び検波整流回路13から成る回路を信号レベルコ
ントロール回路24と称する。
【0010】次に本実施例の動作について説明する。電
圧制御アッテネータ回路11に入力された音声信号10
0はここでそのレベルが減衰されて増幅回路12に入力
される。増幅回路12は入力された音声信号を増幅し、
増幅した音声信号200をアッテネータ回路21と検波
整流回路13に出力する。検波整流回路13は増幅回路
の12から入力される音声信号200のレベルに応じた
直流電圧を電圧制御アッテネータ回路11に出力する。
電圧制御アッテネータ回路11は入力される前記直流電
圧が増大すると、入力音声信号の減衰量を増大させるよ
うに動作して、出力する音声信号200のレベルをほぼ
一定にする。
【0011】信号レベルコントロール回路24から出力
された音声信号200のレベルは上記電圧制御アッテネ
ータ回路11の動作によってほぼ一定となってアッテネ
ータ回路21に入力される。アッテネータ回路21は任
意に設定された減衰量(アッテネート量)により音声信
号200を減衰した後、これを加算回路23に出力す
る。一方、アッテネータ回路22は電圧制御アッテネー
タ回路11に入力される音声信号100を予め任意に設
定された減衰量にて減衰した後、加算回路23に出力す
る。加算回路23はアッテネータ回路21、22から出
力された音声信号を加算し、加算して得た音声信号30
0を出力する。
【0012】結局、上記した信号レベルコントロール回
路24によりほぼ一定にレベルを制御された音声信号2
00と入力音声信号100はそれぞれのアッテネータ回
路21、22により予め設定された減衰量にて減衰され
た後、加算回路23で加算される。このため、前記音声
信号100、200は加算回路23にて予め設定された
割合で加算された後、出力音声信号300として出力さ
れるので、入力音声信号100と出力音声信号300の
関係は図1に示した音声信号補正回路の入出力特性とし
て、図3のように示される。但し、図3中、破線は入力
音声信号100のレベル変化を示し、実線は出力音声信
号300のレベル変化を示しており、入力音声信号10
0のレベル変化に比較して出力音声信号300のレベル
変化は緩慢になっている。この図3に示した入出力特性
は図1に示した音声信号補正回路が大きなレベルの信号
を小さくするリミッタ的な動作ではなく、小さな信号を
大きくするような動作をしていることを示している。従
って、出力音声信号300は電圧制御アッテネータ回路
11で発生する急激なレベル変動による悪影響を受けに
くく、この急激なレベル変動による歪みが少なくなる。
【0013】本実施例によれば、大きな入力音声信号の
レベルを小さくするリミッタ的な動作ではなく、小さな
入力音声信号のレベルを大きくするような動作とするこ
とにより、入力音声信号の急激なレベル変動時にも出力
音声信号に歪み等の悪影響が生じることを防止すること
ができ、極めて良好な出力音声信号を次段に供給するこ
とができる。
【0014】
【発明の効果】以上記述した如く本発明の音声信号レベ
ル補正回路によれば、入力音声信号のレベルが急激に大
きくなっても出力音声信号の変動を少なくすることによ
り、出力音声信号に歪みが生じることを防止して、高音
質の出力音声信号を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音声信号レベル補正回路の一実施例を
示したブロック図。
【図2】図1に示した音声信号レベル補正回路の入出力
特性を示した図。
【図3】従来の音声信号レベル補正回路の一例を示した
ブロック図。
【符号の説明】
11…電圧制御アッテネータ回路 12…増幅回路 21、22…アッ
テネータ回路 23…加算回路 24…信号レベル
コントロール回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力音声信号のレベル変化に対応してそ
    の減衰量を変化させることにより、出力音声信号のレベ
    ルの変動を僅少とする音声信号レベル補正回路におい
    て、前記入力音声信号のレベル変化に対応してその減衰
    量を変化させて得られた音声信号のレベルを予め設定さ
    れた第1の減衰量にて減衰させる第1の減衰回路と、前
    記入力音声信号のレベルを予め設定された第2の減衰量
    にて減衰させる第2の減衰回路と、これら第1、第2の
    減衰回路により減衰された各音声信号を加算して出力音
    声信号とする加算回路とを具備したことを特徴とする音
    声信号レベル補正回路。
JP34416992A 1992-12-24 1992-12-24 音声信号レベル補正回路 Withdrawn JPH06196956A (ja)

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