JPH0619692B2 - ラジアル・バス - Google Patents

ラジアル・バス

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JPH0619692B2
JPH0619692B2 JP2282366A JP28236690A JPH0619692B2 JP H0619692 B2 JPH0619692 B2 JP H0619692B2 JP 2282366 A JP2282366 A JP 2282366A JP 28236690 A JP28236690 A JP 28236690A JP H0619692 B2 JPH0619692 B2 JP H0619692B2
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JP
Japan
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bus
wiring board
lines
transmission
bus wiring
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JP2282366A
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徳平 高島
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GRAPHICO CORP
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Priority to CA002053562A priority patent/CA2053562A1/en
Priority to AU85908/91A priority patent/AU8590891A/en
Priority to EP91309574A priority patent/EP0481779A1/en
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  • Bus Control (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、コンピュータを構成するCPUやメモリなど
の各構成要素を電気的に接続するバスの改良に関する。
(従来の技術) 従来、コンピュータのハードウエアの構成の一例として
は、第8図に示すようにCPUやメモリなどの各要素を
プリント基板1上に実装し、その各プリント基板1を各
実装面が平行になるようにコネクタ2にそれぞれ接続
し、各コネクタ2はさらに相互に電気的に接続してデー
タ・バス、制御バス、アドレス・バスなどからなるバス
3を平面的に形成したものが知られている。
(発明が解決しようとする課題) このように、従来はバス3を平面的に形成し、このバス
3の長さ方向に複数のプリント基板1を平行に配置する
ので、CPUやメモリなどの各構成要素が多くてプリン
ト基板1の個数が多い場合には、プリント基板1の間の
距離の格差が拡大する上に、その距離もまちまちとな
る。
そのため、従来のバスでは、CPUやメモリなどの各構
成要素間の伝送距離の違いにともない伝送時間がまちま
ちとなってその時間差制御が必要になり、伝送制御が複
雑化して信号の高速伝送化が困難となり、データの高速
処理化が困難であるという問題が生じていた。
そこで、本発明は、信号を高速伝送できる上に、その信
号の伝送誤りのないバスを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) かかる目的を達成するためには、本発明は以下のように
構成した。
すなわち、本発明は、長さの等しい複数個の信号線を共
通接続点を中心に放射状に絶縁板の表裏にそれぞれ配列
し、これら表裏の関連する一対の信号線をそれぞれ組み
合わせて複数個の伝送線路を放射状に形成し、当該複数
個の各伝送線路の各先端に整合回路をそれぞれ接続した
バス配線板を同一軸線上に重ねて複数個配置し、 前記各整合回路の各一端を、前記各バス配線板の周縁に
沿って外方に向けて配列した各処理要素の外部接続部に
電気的に接続することを特徴とする。
(作用) このように構成する本発明では、同一軸線上に重ねたバ
ス配線板に配置される関連する各信号線からなる伝送線
路の集合の単位が並列バスを形成し、その各伝送線路を
データ線、アドレス線、制御線などにそれぞれ割り当て
る。
また、本発明では、各伝送線路の長さがそれぞれ等し
く、その各伝送線路の各終端に整合回路をそれぞれ接続
するので、各処理要素の間はいずれも電気的に等距離と
なり全ての処理要素間の伝送距離が均一化し、伝送線路
に流れる信号波形の位相がすべての伝送線路の先端で等
しく、各処理要素に同時に信号が伝わる。このため信号
の伝達時間にづれがなくタイミングを合せるための調停
装置が不要で通信制御が単純になる。その上に、伝送線
路で信号の反射が起こりにくく、 さらに本発明では、長さの等しい複数の信号線を共通接
続点を中心に放射状に配列するとともに、その各信号線
で形成する伝送線路の各終端に整合回路をそれぞれ接続
した配線板を同一軸線上に重ねて複数個配置することに
よりバスを形成するようにしたので、接続する処理要素
が多数であっても、バスの長さが全体的に短縮して伝送
距離が短かくなり、もって雑音が発生しにくく雑音に強
い。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明実施例について説明する。
バス配線板5は、第1図に示すように絶縁板の表裏に後
述のような導体パターンを形成した両面プリント基板か
らなる。
すなわち、バス配線板5は、長さの等しい複数本の信号
線6および信号線7を、絶縁板の表裏上に中心の共通接
続点から等間隔かつ放射状にそれぞれ配列し、これら表
裏の同位相の各一対からなる信号線6,7により例えば
31個というように複数個の伝送線路を放射状に形成す
る(第1図参照)。
バス配線板5の表側に形成する各信号線6の各一端は、
抵抗R1を介在してバス配線板5の表側外周部に等間隔
に設けた接続端子8と接続する。抵抗R1としては、印
刷抵抗やチップ抵抗などが好適である。
一方、バス配線板5の裏側に形成する各信号線7の各一
端は、抵抗R1を介在してバス配線板5の裏側外周部に
沿って形成した接地パターン9に接続する。そして、接
地パターン9を、導通孔10を介してバス配線板5の表
側に設けたランド11に接続する。ランド11と接続端
子8との間には、抵抗R2を接続する(第2図および第
3図参照)。抵抗R2としては、印刷抵抗やチップ抵抗
などが好適である。
このように構成するバス配線板5は、第4図に示すよう
に上下方向の同一軸線上に等間隔隔てて、かつ各バス配
線板5の信号線6,7がそれぞれ同位相になるように、
所定の個数を配置する。従って、これら同位相に配置さ
れる関連のある信号線6,7の集合の単位が、並列バス
をそれぞれ形成する。この並列バスを形成する各信号線
6,7は、データ線、アドレス線、制御線などにそれぞ
れ割当てる。
そして、このように配置したバス配線板5の周縁に沿っ
て処理要素12を実装したプリント基板13を直立させ
て放射状に配列する(第5図参照)。各プリント基板1
3に設けた外部接続端子14は、コネクタ(図示せず)
を介在してバス配線板5の対応する各接続端子8に電気
的に接続する。なお、バス配線板5の各接続端子8に
は、第2図に示すように上記のコネクタの各接続ピンを
着脱自在なソケット15を接続する。
各プリント基板13に搭載する処理要素12としては、
プロセッサ(CPU)や各種のメモリのほかに、キーボ
ードや表示装置などの入出力装置を制御する入出力プロ
セッサがある。
次に、上記のように構成するバス配線板5の中心から半
径方向に信号線6,7により構成される一つの伝送線路
の高周波信号における等価回路は、第6図に示すように
なる。
第6図において、C1は抵抗R1の両端における静電容
量、C2は信号線6,7間などで形成される静電容量で
ある。そして、これら静電容量C1および静電容量C2
は、抵抗R1および抵抗R2と組み合わさって図示のよ
うな整合回路16を形成する。
次に、整合回路16を形成する抵抗R1、抵抗R2の各
地の決定方法について説明する。
いま、バス配線板5に信号線6,7により形成される放
射状の伝送線路をN本とすると、このバスは第6図で示
すような等価回路の伝送線路に、(N−1)本の同様の
等価回路の伝送線路が分岐接続したものと考えられる。
従って、抵抗R1、抵抗R2の各値の決定に際しては、
上記の点を考慮するとともに、伝送線路の特性インピー
ダンスの値などを考慮し、伝送系全体でインピーダンス
の整合ができる最適値を求めればよい。
そして、このようにして決定した抵抗R1、抵抗R2の
各値により各伝送線路の各整合回路16を形成すれば、
各処理要素12間では、誤伝送なくデータの高速転送が
可能となる。
次に、バス配線板の他の実施例について第7図を参照し
て説明する。
このバス配線板17は、第1図で示すバス配線板5を2
枚使用し、上下方向において上側のバス配線板5の各信
号線6の中間に下側のバス配線板5の信号線6が位置す
るように、プリプレグ18を介在して両者を一体に積層
したものである。なお、第7図では、バス配線板5の整
合回路16の詳細は省略してある。
このように構成するバス配線板17は、2枚のバス配線
板5の各接続端子8が千鳥状に配置されるので、接続ピ
ンが千鳥状に配置されたコネクタを用いて第5図のよう
なコンピュータシステムを形成できる。
(発明の効果) 以上のように本発明では、各伝送線路の長さがそれぞれ
等しく、その各伝送線路の各終端に整合回路をそれぞれ
接続するので、各処理要素の間はいずれも電気的に等距
離となり全ての処理要素間の伝送距離が均一化する。こ
のため、伝送線路に流れる信号波形の位相がすべての伝
送線路の先端で等しく、各処理要素に同時に信号が伝わ
る。このため信号の伝達時間にづれがなくタイミングを
合せるための調停装置が不要で通信制御が単純になる。
その上に、伝送線路系で信号の反射や損失が起こりにく
い。従って、本発明では、信号の高速伝送が実現でき、
しかも信号の伝送誤りが生じにくいという効果が得られ
る。
さらに本発明では、長さの等しい複数の信号線を共通接
続点を中心に放射状に配列するとともに、その各信号線
で形成する伝送線路の各終端に整合回路をそれぞれ接続
したバス配線板を同一軸線上に重ねて複数個配置するこ
とによりバスを形成したので、接続する処理要素が多数
であっても、バスの長さが全体的に短縮し伝送距離が短
かくなり、もって雑音が発生しにくく雑音に強いという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はバス配線板の一例を示す平面図、第2図はその
主要部を示す断面図、第3図は第2図の導体パターンと
抵抗の接続関係を示す斜視図、第4図はバス配線板の配
置例を示す図、第5図はバス配線板を使用してコンピュ
ータシステムを構成した斜視図、第6図はバス配線板の
中心から半径方向に信号線により構成される一つの伝送
線路の高周波信号における等価回路、第7図はバス配線
板の他の実施例を示す分解斜視図、第8図は従来の技術
を説明する図である。 5、17はバス配線板、6,7は信号線、12は処理要
素、16は整合回路である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長さの等しい複数個の信号線を共通接続点
    を中心に放射状に絶縁板の表裏にそれぞれ配列し、これ
    ら表裏の関連する一対の信号線をそれぞれ組み合わせて
    複数個の伝送線路を放射状に形成し、当該複数個の各伝
    送線路の各先端に整合回路をそれぞれ接続したバス配線
    板を同一軸線上に重ねて複数個配置し、 前記各整合回路の各一端を、前記各バス配線板の周縁に
    沿って外方に向けて配列した各処理要素の外部接続部に
    電気的に接続することを特徴とするラジアル・バス。
  2. 【請求項2】前記整合回路は、複数の抵抗、および前記
    伝送線路間で形成される静電容量により形成してなるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のラジアル・バス。
JP2282366A 1990-10-19 1990-10-19 ラジアル・バス Expired - Lifetime JPH0619692B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2282366A JPH0619692B2 (ja) 1990-10-19 1990-10-19 ラジアル・バス
US07/774,812 US5210682A (en) 1990-10-19 1991-10-11 Radial type of parallel system bus structure having pairs of conductor lines with impedance matching elements
IL99739A IL99739A0 (en) 1990-10-19 1991-10-14 Radial and parallel bus structure
CA002053562A CA2053562A1 (en) 1990-10-19 1991-10-16 Radial-and-parallel bus structure
AU85908/91A AU8590891A (en) 1990-10-19 1991-10-16 Radial-and-parallel bus structure
EP91309574A EP0481779A1 (en) 1990-10-19 1991-10-17 Radial and parallel bus structure
KR1019910018400A KR920008611A (ko) 1990-10-19 1991-10-18 방사형 버스
TW80108233A TW201832B (ja) 1990-10-19 1991-10-18
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JPH04156608A JPH04156608A (ja) 1992-05-29
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JPS545929B2 (ja) * 1972-12-25 1979-03-23
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