JPH0619686Y2 - カーテンウォールの押縁構造 - Google Patents

カーテンウォールの押縁構造

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JPH0619686Y2
JPH0619686Y2 JP12467989U JP12467989U JPH0619686Y2 JP H0619686 Y2 JPH0619686 Y2 JP H0619686Y2 JP 12467989 U JP12467989 U JP 12467989U JP 12467989 U JP12467989 U JP 12467989U JP H0619686 Y2 JPH0619686 Y2 JP H0619686Y2
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JP
Japan
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vertical
ridge
hollow chamber
mounting portion
ridge structure
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Application number
JP12467989U
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JPH0362921U (ja
Inventor
淳平 秋場
一郎 高橋
Original Assignee
日本建鐵株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案はカーテンウォールの押縁構造に係り、更に詳し
くはカーテンウォールの中央取付部を長手方向に連続し
た中空室に形成し、この中空室を建物外部に連通させた
ことを特徴とするカーテンウォールの押縁構造に関す
る。
<従来の技術> カーテンウォールとしては、第3図の平断面概略図に示
す如く、サッシ縦枠7の前面にガラス板3,3を配置
し、押縁8の中央取付部81から取付ネジ6を該サッシ縦
枠7の係止孔71に止め付ける。そして、この押縁8の両
側に設けた押え板82,83によりシール材84,85を介してガ
ラス板3,3の縦側縁31,31に圧締支持している。
上記の押縁構造において、取付ネジ6を係止孔71に止め
付ける際にパッキン材5を介挿する。このパッキン材5
によって取付中央部81に設けたネジ孔からガラス溝9内
に雨水が浸入するのを防止している。
<考案が解決しようとする課題> しかしながら経年的にパッキン材5が劣化破断したり、
又取付ネジ6のネジ止めが均一に圧着しない場合等では
この取付ネジ6の周囲に隙間が生じる。よって外部から
の雨水等は上記隙間からガラス溝9内に浸入し、室内を
汚染することになる。
<課題を解決するための手段> 本考案は上記の課題を解決する為に成されたもので、中
央取付部でパッキン材が破断したり、不完全に取付けら
れた場合でも直接室外から雨水がサッシ溝内に浸入する
ことがない押縁構造を提供するものである。すなわち縦
押縁の中央取付部をその長手方向に連続した中空室に形
成し、この中空室を建物外部に連通させるものである。
<作用> パッキン材が破断したり、取付不完全によって生じた隙
間から雨水等がネジ孔を通して浸入しても、この雨水等
は中央取付部に設けられた中空室から下降し、そのまま
中空室の下端に至り建物外部に放出されることになる。
<実施例> 次に本考案の押縁構造を図面に基づき詳細に説明する。
第1図は本構造を説明する断面概略図である。すなわち
サッシ縦枠1の前面にはパッキン材P,Pを介してガラ
ス板3の縦側縁31,31が配置される。そしてこの縦側縁3
1,31の外部側から縦押縁2が取付けられる。縦押縁2は
その長手方向略中央を取付部20とし、その両側に押え板
21,21が設けられる。又取付中央部20の内部側すなわち
縦サッシ枠1側に中空室22が形成される。この中空室22
は長手方向に亘って設けられた一対の側板23,24と、側
板23,24の先端に亘って設けられた底板25と、この底板2
5と略平行にして押え板21側に設けられた上板26から成
る。そして上記底板25の下面には係止突起25a,25bが設
けられ、この突起25aと25b間に縦サッシ枠1の係止片11
が嵌合し、かつ底板25と上板26を貫通したネジ孔から取
付ネジ6が挿入されて当該係止片11に設けたネジ孔に螺
合する。取付ネジ6が上記の如く取付けられるに際し
て、その頭部と上板26間に環状パッキン材5が介挿され
る。
一方上記の如く縦サッシ枠1に取付けられた縦押縁2
は、その両側部に設けた押え板21,21によりシール材
4,4を介してガラス板3,3の縦側縁31,31を圧締支
持する。
第2図は上記縦押縁2の最下端部を説明する概略図であ
る。すなわち中空室22の下端部22aは、横目地部Mの箇
所にて建物外部Oに開口した状態となっている。よって
環状パッキン材5が破断していたり、取付不手際によっ
て隙間が生じたりしてそこから雨水が浸入しても、この
雨水は直接中空室22に入り、そこから下方に流下して究
極は下端部22aから建物外部Oに放出される。特に縦押
縁2をアルミ等の押出成形材によって一体的に形成して
おけば中空室22は継目がなく確実に雨水を建物外部Oへ
放出する。
<考案の効果> 以上の如く本考案の押縁構造は、その縦押縁の中央取付
部に中空部を形成し、この中空部が長手方向に連続して
おり、かつその下端が建物外部に連通している為、中央
取付部のネジ孔から浸入した雨水は、当該中空部を介し
て確実に建物外部に放出される。しかも縦押縁自体はア
ルミ押出成形材によって一体的に中空室を形成する為、
全体の剛性が向上する。しかも特別な組立施工を要さ
ず、又取付ネジ部におけるメンテナンス等も不要となる
等極めて実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の押縁構造を示す平断面概略図、 第2図は、本考案に係る中空室の下端部を説明する図、 第3図は、従来の押縁構造を説明する平断面概略図であ
る。 尚、図中1は縦サッシ枠,2は縦押縁,20は中央取付
部,21は押え板,22は中空室,3はガラス板,31は縦側
縁,5は環状パッキン材,6は取付ネジである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】サッシ縦枠の前面にガラス板を配置し、縦
    押縁の中央取付部を該サッシ縦枠にネジ止めするととも
    に、該中央取付部の両側に設けた押え板と前記サッシ縦
    枠の前面とで前記ガラス板の縦側縁を圧締支持するカー
    テンウォールの押縁構造であって、 前記縦押縁の中央取付部を、縦押縁の長手方向に連続し
    た中空室とし、該中空室を建物外部に連通させることを
    特徴とするカーンウォールの押縁構造。
JP12467989U 1989-10-25 1989-10-25 カーテンウォールの押縁構造 Expired - Lifetime JPH0619686Y2 (ja)

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JPH0362921U JPH0362921U (ja) 1991-06-19
JPH0619686Y2 true JPH0619686Y2 (ja) 1994-05-25

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