JPH0224862Y2 - - Google Patents

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JPH0224862Y2
JPH0224862Y2 JP3358184U JP3358184U JPH0224862Y2 JP H0224862 Y2 JPH0224862 Y2 JP H0224862Y2 JP 3358184 U JP3358184 U JP 3358184U JP 3358184 U JP3358184 U JP 3358184U JP H0224862 Y2 JPH0224862 Y2 JP H0224862Y2
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shoji
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、窓枠と外,内障子の框との間に、
これらの一方に保持させて他方に圧接する外,内
気密材を介在させた引違い窓の下部水密装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
従来、前記のような引違い窓として実公昭55−
48075号公報に示すものがあつた。この引違い窓
およびこれの下部水密装置を第1図、第2図につ
いて説明する。 第1図、第2図において、1は
窓枠であり、この窓枠1は、上,下1組の上枠
2、下枠3および左,右1対の竪枠4,4から構
成されている。また外,内障子5,6は、上,下
1組の上框7,8、下框9,10および左,右1
対の竪框11,11,12,12と、これらの各
框に保持されて気密に装着されるガラス13,1
4とから構成されている。そして、窓枠1に対し
て、前記外,内障子5,6を、上枠2の外,内各
嵌合部15,16に嵌合させ、かつ下枠3から
各々に突設された外,内レール片17,18上に
戸車(図示省略)を支持して開閉自在に建て込ん
である。さらに、外,内障子5,6の閉時には、
窓枠1の上枠2の嵌合部15,16に保持された
外,内気密材21,22が外,内障子5,6の上
框7,8の室内側面に軽く圧接され、下枠3に保
持された外,内気密材23,24が外,内障子
5,6の下框9,10の室内側面に軽く圧接さ
れ、竪枠4,4に保持された気密材51,52が
外,内障子5,6の戸当り側竪框11の室内側面
に軽く圧接され、内障子6の召合せ竪框11に保
持された気密材53が外障子5の召合せ竪框11
に設けられたかぎ形突条54に圧接されるように
なつている。
また、下部水密装置は、下枠3の下部に位置す
る室外側枠部30に外レール片17が突出し、起
立部を介して外レール片17より上方に位置する
室内側枠部31に内レール片18が突出し、室内
側枠部31からこの枠部31と一体に室外側に延
出する外れ止め突片部55の先端部に前記外気密
材23が保持され、この外気密材23が外レール
片17より上方に配置されて外障子5の下框9室
内側面に軽く圧接され、室内側枠部31の室内側
縁から立上る起立部に前記内気密材24が保持さ
れ、この内気密材24が内障子6の下框10室内
側面に軽く圧接されている。
そして、この下部水密装置は、下枠3の室外側
枠部30の外レール片17と起立部との間に雨水
が吹込んで溜つても、外気密材23が水没しない
ようにすることにより、暴風雨時などの雨風が強
い時でも、室内側に雨水が入り込むのを防止して
いる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
第1図、第2図に示す下部水密装置を備えた引
違い窓では、外障子9が誤つて窓の外側に落下す
るのを防止するために、下枠3の起立部上に位置
する室内側枠部31から室外側に外れ止め突片部
55を延出させている。ところで、一般に引違い
窓では、外障子に対して、その下框の内側下部か
ら下枠の内レール片側の起立部に向つて延出され
る外れ止め突片部を形成させる手段と、これとは
反対に下枠に対して、第1図、第2図に示すよう
に、その起立部上縁から外障子の下框内側下部に
接近するように外れ止め突片部を設けて外れ止め
とする手段との2つの外れ止め手段が提案されて
いるが、従来の引違い窓では、これらの2つの外
れ止め手段を適用させるために、横断面形状の異
なつた各別2個の下枠を必要とし、従つてアルミ
ニユウムの押出し成形によつて形成されるこの種
の下枠では、高価な金型を2組も用意しなければ
ならず、その製造単価が高くなり、また作業性も
悪く、生産管理が面倒であるなどの不利がある。
とくに、前述したように、外レール片より高い位
置に外気密材を配置した下部水密装置では、下枠
の起立部の高さが高くなると共に、外れ止め手段
と下枠または外障子の下框との一方に外気密材を
保持させ、他方に外気密材が圧接するシール面を
形成するため、下枠が大形になるため、前述した
不利が著しくなるという問題点があつた。
この考案は、前述した問題点を解決するために
なされたもので、下枠にこれと別体の補助枠を固
定することにより、小形の1種類の下枠で、外障
子の下框に外れ止め手段を設けることも、前記下
枠に外れ止め手段を設けることもできるように
し、製造単価を安くし、製造時の作業性を向上さ
せると共に、生産管理も容易にできる引違い窓の
下部水密装置を提供することを目的とするもので
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、窓枠と外,内障子の框との一方に
保持させて他方に圧接させる外,内気密材を、前
記外,内障子5,6の框窓枠との間に介在させ、
窓枠の下枠28下部に位置する室外側枠部30に
外レール片10を突出させ、起立部を介して前記
外レール片17より上方に配置した室内側枠部3
1に内レール片18を突出させ、前記下枠28の
起立部と前記外障子5の下框9との間に外レール
片17より上方に位置させて外気密材23を介在
させる引違い窓の下部水密装置であつて、前記下
枠28の前記起立部の上縁部室外側に、下面が開
口する係合受け部32を形成し、補助枠33の上
縁部に設けた係合部34を前記係合受け部32に
係合させると共に、前記補助枠33の下縁部に設
けた係留部39を前記室外側枠部30と起立部と
の境界部に設けた内隅角部38に係合させて、補
助枠33を下枠28の起立部室外側に着脱可能に
固定させ、補助枠33の室外側面と外障子5の下
框9との間に外気密材23を介在させたものであ
る。
〔作用〕
この考案による引違い窓の下部水密装置は、下
枠28の起立部室外側に補助枠33を固定し、こ
の補助枠33の室外側面と外障子5の下框9との
間に外気密材23を介在させたので、前記補助枠
33によつて下枠28側に通常の外障子5を用い
てこれの外れ止め手段を構成できる。また補助枠
33を装着しない下枠28と、下框9の内側垂下
部26から外れ止め突片部41を室内側に突出し
た外障子5とを用い、下枠28の起立部の上部と
外れ止め突片部41の先端側面との間に外気密材
23を介在させることにより、下框9に外れ止め
手段を設けた下部水密装置が得られる。従つて、
下枠を、これに外れ止め手段を設けた通常の外障
子の場合と、外障子の下框に外れ止め手段を設け
た場合とに共用でき、いずれの場合にも外気密材
を外レール片の上方に配置でき、下枠は外れ止め
手段が一体に設けてないことにより小形にでき
る。
〔実施例〕
以下、この考案に係る引違い窓の水密装置の一
実施例につき、第3図、第4図を参照して詳細に
説明する。
第3図はこの実施例に用いる下枠および補助枠
を示す部分斜視図であり、また第4図は第3図の
下枠を用いた引違い窓の下部水密装置の構成をそ
れぞれ示す縦断面図であつて、これらの第3図お
よび第4図において前記第1図および第2図の従
来例と同一符合または同一または相当部分を表わ
している。
この実施例では、第3図に示されているよう
に、上部室外側面にシール面29を形成させた起
立部によつて高低差が与えられる下枠28を有
し、この下枠28の低くされた室外側枠部30に
は、外レール片17を、その頂部が前記起立部シ
ール面29の下辺よりも低く位置するようにして
突設させ、前記下枠28の高くされた室内側枠部
31には、内レール片18を、通常のこの種下枠
と同様に位置するようにして突設させ、また前記
シール面29の下辺部には、下面が開口する係合
受け部32を形成させてある。さらに上縁部に前
記係合受け部32へ着脱自在に係合可能な係合部
34を形成させて、前記下枠28と組合わされる
補助枠33を有し、この補助枠33には、前記シ
ール面29に相当して対応位置に外気密材23を
保持溝35に保持させ、補助枠33の下縁部には
係留部39を形成してある。
なお、この実施例では、付帯的な構造として、
前記下枠28の室外側枠部30の室外側縁部に網
戸レール片36が突設され、室内側枠部31の室
内側縁に前記内障子10に設けた内気密材24を
接圧させる立上り面37を形成してある。また下
枠28には室内側枠部30と起立部との境界部に
内隅角部38が形成してある。
この実施例による下部水密装置を通常の外障子
5に適用した場合は、第4図に示した通り、前記
下枠28の係合受け部32と内隅角部38とに対
して、前記補助枠33の係合部34と係留部39
とをそれぞれ係合止着させ、これらを一体的に固
定させると共に、補助枠33の保持溝35に保持
させた外気密材23を、外障子5の下框9の内側
垂下部26に接圧させることにより、外レール片
17の頂部上方に位置するシール部、すなわち外
気密材23が外レール片17の頂部一杯まで雨水
が貯溜されても、この雨水中に水没されずに、そ
の雨水面の上方の空間部より上方に構成されるよ
うにしてある。
なお、第4図中、40は前記内側垂下部26の
一部を切り欠いて前記空間部の上方を外気に連通
させるようにした開口部であつて、この開口部4
0による外気の連通により、室外側枠部30の外
レール片17と起立部との間に貯溜される雨水面
の全面に吹込まれる風圧が平均して加えられるの
である。そして、19,20は外,内障子9,1
0の戸車であつて、戸車19,20は、外,内レ
ール片17,18上に転動自在に支持されてい
る。
また、第3図に示す下枠28を外障子5の下框
9の内側垂下部26から外れ止め突片部41を延
出させたものに適用する場合には、第5図に示し
た通り、前記下枠28のみを単体として用いて、
前記外れ止め突片部41の先端部に形成した保持
溝42に保持させた外気密材23を、下枠28の
シール面29に接圧させることにより、外レール
片17の頂部上方に外気密材23が位置するシー
ル部を構成させてある。
従つて、この実施例による下部水密装置の場合
には、通常の外障子に対しては下枠と補助枠とを
固定して使用し、また外れ止め突片部を延出させ
た外障子の場合には、第3図に示す下枠を単体で
使用することにより、それぞれに外れ止め手段、
および室内側へのしぶきの吹き出し防止手段を講
じた下部水密装置に下枠を共通に使用できること
になる。
なお、この考案は、補助枠または下枠と外障子
の下框との一方に形成させたシール面に、他方の
保持溝に保持させた外気密材を接圧させてシール
部を構成させるようにすれば、これらのシール面
および外気密材は必ずしも実施例のようにするこ
となく、相互に入れ換えてもよく、また付帯的な
構造として述べた各部については、その構造に限
定されないことは勿論である。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、この考案は、窓枠と外,
内障子の框との一方に保持させて他方に圧接させ
る外,内気密材を、前記外,内障子5,6の框窓
枠との間に介在させ、窓枠の下枠28下部に位置
する室外側枠部30に外レール片10を突出さ
せ、起立部を介して前記外レール片17より上方
に配置した室内側枠部31に内レール片18を突
出させ、前記下枠28の起立部と前記外障子5の
下框9との間に外レール片17より上方に位置さ
せて外気密材23を介在させる引違い窓の下部水
密装置であつて、前記下枠28の前記起立部の上
縁部室外側に、下面が開口する係合受け部32を
形成し、補助枠33の上縁部に設けた係合部34
を前記係合受け部32に係合させると共に、前記
補助枠33の下縁部に設けた係留部39を前記室
外側枠部30と起立部との境界部に設けた内隅角
部38に係合させて、補助枠33を下枠28の起
立部室外側に着脱可能に固定させ、補助枠33の
室外側面と外障子5の下框9との間に外気密材2
3を介在させたので次の効果が得られる。
すなわち、この考案による引違い窓の下部水密
装置は、下枠28の起立部室外側に補助枠33を
固定し、この補助枠33の室外側面と外障子5の
下框9との間に外気密材23を介在させたので、
前記補助枠33によつて下枠28側に通常の外障
子5を用いてこれの外れ止め手段を構成できる。
また補助枠33を装着しない下枠28と、下框9
の内側垂下部26から外れ止め突片部41を室内
側に突出した外障子5とを用い、下枠28の起立
部の上部と外れ止め突片部41の先端側面との間
に外気密材23を介在させることにより、下框9
に外れ止め手段を設けた下部水密装置が得られ
る。従つて、下枠を、これに外れ止め手段を設け
た通常の外障子の場合と、外障子の下框に外れ止
め手段を設けた場合とに共用でき、1種類の下枠
を用意するのみで、前記2つの態様の引違い窓に
共通して、外気密材が外レール片の上方に位置し
て水没せず、室内側へのしぶきの吹き出し防止で
きる引違い窓の下部水密装置に用いることが可能
となり、しかもこの下枠自体の構成が小形かつ簡
単であつて、製造単価を低減できると共に、組立
てなどの作業性もよく、生産上の管理も容易にし
得るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の引違い窓およびこれの下部水密
装置を示す横断面図、第2図は第1図の−線
縦断面図、第3図はこの考案に係る引違い窓の下
部水密装置に用いる下枠および補正枠の一例を示
す部分斜視図、第4図はこの考案の一実施例によ
る引違い窓の下部水密装置を示す縦断面図、第5
図は第3図に示す下枠のみを用いた引違い窓の下
部水密装置を示す縦断面図である。 1……窓枠、5および6……外および内障子、
9,10……下框、17および18……外および
内レール片、23,24……外および内気密材、
26……内側垂下部、27……空間部、28……
下枠、29……起立部のシール面、30および3
1……室外側および室内側枠部、32……下枠の
係合受け部、33……補助枠、34……補助枠の
係合部、35……補助枠の外気密材保持溝、38
……下枠の内隅角部、39……補助枠の係留部、
41……外れ止め突片部、42……外れ止め突片
部の外気密材保持溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 窓枠と外,内障子の框との一方に保持させて他
    方に圧接させる外,内気密材を、前記外,内障子
    5,6の框窓枠との間に介在させ、窓枠の下枠2
    8下部に位置する室外側枠部30に外レール片1
    7を突出させ、起立部を介して前記外レール片1
    7より上方に配置した室内側枠部31に内レール
    片18を突出させ、前記下枠28の起立部と前記
    外障子5の下框9との間に外レール片17より上
    方に位置させて外気密材23を介在させる引違い
    窓の下部水密装置であつて、前記下枠28の前記
    起立部の上縁部室外側に、下面が開口する係合受
    け部32を形成し、補助枠33の上縁部に設けた
    係合部34を前記係合受け部32に係合させると
    共に、前記補助枠33の下縁部に設けた係留部3
    9を前記室外側枠部30と起立部との境界部に設
    けた内隅角部38に係合させて、補助枠33を下
    枠28の起立部室外側に着脱可能に固定させ、補
    助枠33の室外側面と外障子5の下框9との間に
    外気密材23を介在させたことを特徴とする引違
    い窓の下部水密装置。
JP3358184U 1984-03-10 1984-03-10 引違い窓の下部水密装置 Granted JPS60146169U (ja)

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JP3358184U JPS60146169U (ja) 1984-03-10 1984-03-10 引違い窓の下部水密装置

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JP3358184U JPS60146169U (ja) 1984-03-10 1984-03-10 引違い窓の下部水密装置

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Publication Number Publication Date
JPS60146169U JPS60146169U (ja) 1985-09-28
JPH0224862Y2 true JPH0224862Y2 (ja) 1990-07-09

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ID=30536162

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JPS60146169U (ja) 1985-09-28

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