JPH06196784A - レーザ発光装置 - Google Patents

レーザ発光装置

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JPH06196784A
JPH06196784A JP4342250A JP34225092A JPH06196784A JP H06196784 A JPH06196784 A JP H06196784A JP 4342250 A JP4342250 A JP 4342250A JP 34225092 A JP34225092 A JP 34225092A JP H06196784 A JPH06196784 A JP H06196784A
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JP
Japan
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light
output
laser
laser light
constant
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Withdrawn
Application number
JP4342250A
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English (en)
Inventor
Atsushi Kamiya
敦 紙谷
Katsuhiro Teramae
勝広 寺前
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】平均発光強度の一定制御に、外乱光の影響が及
ぶことを防止する。 【構成】駆動部1でレーザ光に一定周波数の変調をかけ
て駆動する。発光制御部2のフォトダイオードPDでレ
ーザ光を受光し、その受光出力に応じて駆動部1を制御
してレーザ光の平均発光強度を一定にする。上記発光制
御部2に受光出力から上記一定周波数で変調された信号
成分のみを抽出するバンドパスフィルタ24を設ける。
バンドパスフィルタ24で受光出力に含まれるレーザ光
の変調周波数以外の信号成分を除去する。これにより、
外乱光による受光出力の信号成分を除去し、外乱光によ
る影響を除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ光を平均発光量
を一定に制御する機能を備えたレーザ発光装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】被測定物体までの距離を三角測量方式で
測定する光学式測距装置では、投光素子としての半導体
レーザ(レーザダイオード)などのレーザを用い、この
レーザの発する光ビームを被測定物体に投光し、被測定
物体からの反射光を位置検出素子などの受光素子で受光
し、その受光出力から被測定物体までの距離を測定する
ものがある。なお、この種の光学式測距装置を用いて、
被測定物体の凹凸などの変位量を測定するものもある。
【0003】この種の光学式測距装置に用いられるレー
ザ発光装置を図3に示す。このレーザ発光装置では、レ
ーザとしてレーザダイオードLDを用いてあり、駆動電
源に対してレーザダイオードLDを介して直列接続され
たトランジスタQ1 及び抵抗R1 からなる駆動部1で、
レーザダイオードLDに流れる電流を制御して発光量を
調整自在としてある。
【0004】この種のレーザ発光装置では一般的に発光
量を一定に保つ機能を備える。この発光量を一定に保つ
ために発光制御部2を備えている。この発光制御部2
は、レーザダイオードLDの発する光を受光するフォト
ダイオードPDと、フォトダイオードPDの出力である
電流信号を電圧信号に変化するI/V変換回路21と、
このI/V変換回路21の出力と基準電圧Vref との差
分を増幅する差動増幅回路22と、この差動増幅出力を
積分してトランジスタQ1 のバイアス電圧を発生する積
分回路23とで構成してある。なお、基準電圧Vref
可変抵抗VR1 の調節により可変設定でき、この基準電
圧Vref の設定により発光量を適宜設定できるようにし
てある。
【0005】上述の光学式測距装置では、外乱光により
測距誤りを生じることを防止するために、レーザ光に変
調をかけている。つまり、駆動部1のトランジスタQ1
に積分回路23の出力VO で直流バイアスをかけ、トラ
ンジスタQ1 に変調信号を加えて、レーザダイオードL
Dの発する光に変調をかける。なお、レーザ光には一定
周波数f0 の変調をかけている。
【0006】上記レーザ発光装置では、フォトダイオー
ドPDの受光出力が低下すると、積分回路23の出力V
O と電源電圧Vccとの電位差が大きくなる。このため、
レーザダイオードLDに流れる電流が増加し、レーザダ
イオードLDの発光量を高くするように働く。逆に、フ
ォトダイオードPDの受光出力が大きくなると、積分回
路23の出力VO と電源電圧Vccとの電位差が小さくな
り、レーザダイオードLDに流れる電流が低下し、レー
ザダイオードLDの発光量を低くするように働く。つま
り、レーザ光の増減と相反してトランジスタQ1 のバイ
アス電圧を増減して、レーザダイオードLDの発光量を
一定に保つ。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記レ
ーザ発光装置内に外乱光が入ると、フォトダイオードP
Dで上記外乱光が受光され、発光制御部2によるレーザ
光の発光量を一定に制御する機能が正常に機能しなくな
る。つまりは、外乱光によりレーザダイオードLDの受
光出力が増加し、あたかもレーザ光の発光量が大きい場
合と同様の状態となる。このため、外乱光によりレーザ
光の発光量が小さく抑えられる。
【0008】このように、レーザダイオードLDの発光
量が小さくなると、例えば光学式測距装置に用いた場
合、受光素子の受光光量が低下するため、測距値に受光
装置側の回路のドリフトやノイズの影響が出やすくな
り、正確な測距を行うことができないという問題があっ
た。本発明は上述の点に鑑みて為されたものであり、そ
の目的とするところは、外乱光の影響を受けないレーザ
発光装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、レーザ光に一定周波数の変調をかけて
駆動する駆動部と、レーザ光を受光しその受光出力に応
じて駆動部を制御してレーザ光の平均発光強度を一定に
制御する発光制御部とを備え、受光出力から上記一定周
波数で変調された信号成分のみを抽出するフィルタを上
記発光制御部に設け、このフィルタ出力に応じてレーザ
光の平均発光強度を一定に制御している。
【0010】また、同種のレーザ発光装置のレーザ光の
影響も除去するために、レーザ光に一定周波数の変調を
かけて駆動する駆動部と、レーザ光を受光しその受光出
力に応じて駆動部を制御してレーザ光の平均発光強度を
一定に制御する発光制御部とを備え、受光出力から上記
一定周波数で変調された信号成分のみを抽出するフィル
タと、フィルタの出力を変調信号に同期して整流する同
期整流回路とを上記発光制御部に設け、同期整流回路の
出力に応じてレーザ光の平均発光強度を一定に制御して
いる。
【0011】
【作用】本発明は、上述のように構成して、フィルタで
受光出力に含まれるレーザ光の変調周波数以外の信号成
分を除去することにより、外乱光による受光出力の信号
成分を除去し、外乱光による影響を除去する。また、上
記構成に加えて、同期整流回路を設ければ、レーザ光の
変調周波数成分と同一の周波数成分であっても、自己の
レーザ光の変調信号と同期しない信号成分は除去するこ
とになり、同種のレーザ発光装置のレーザ光の影響も除
去することが可能となる。
【0012】
【実施例】(実施例1)図1に本発明の一実施例を示
す。本実施例は、図3で説明したレーザ発光装置の発光
制御部2のI/V変換回路21と差動増幅回路22との
間に、変調周波数成分のみを抽出するバンドパスフィル
タ24を設けたものである。
【0013】このようにバンドパスフィルタ24を設け
ることにより、たとえレーザ発光装置に外乱光が入って
も、バンドパスフィルタ24でI/V変換回路21の出
力から外乱光に伴う信号成分を除去することができる。
このため、このバンドパスフィルタ24の出力と基準電
圧Vref の差分を差動増幅回路22で増幅し、その増幅
出力を積分回路23で積分した出力VO は、レーザ光の
発光量に応じたものとなる。従って、レーザ光の発光強
度のみに応じて直流バイアスを調整して、レーザダイオ
ードLDの発光強度を一定に制御できる。
【0014】よって、本実施例のレーザ発光装置を例え
ば光学式測距装置に用いた場合に、受光素子の受光光量
が低下するため、測距値に受光装置側の回路のドリフト
やノイズの影響により、正確な測距を行うことができな
いという問題を生じない。 (実施例2)図2に本発明の他の実施例を示す。本実施
例では発光制御部2にバンドパスフィルタ24に加え
て、バンドパスフィルタ24の出力を変調信号に同期し
て整流する同期整流回路25を設けてある点が上記実施
例1と異なる。上記同期整流回路25は一般的に矩形波
である変調信号と同期する同期信号に応じてバンドパス
フィルタ24の出力を整流する。
【0015】このようにすれば、レーザ光の変調周波数
成分と同一の周波数成分であっても、自己のレーザ光の
変調信号と同期しない信号成分は除去することができ、
外乱光と共に、同種のレーザ発光装置のレーザ光の影響
も除去することができる。従って、さらに良好に外乱光
による影響を除去することができる。
【0016】
【発明の効果】本発明は上述のように、レーザ光に一定
周波数の変調をかけて駆動する駆動部と、レーザ光を受
光しその受光出力に応じて駆動部を制御してレーザ光の
平均発光強度を一定に制御する発光制御部とを備え、受
光出力から上記一定周波数で変調された信号成分のみを
抽出するフィルタを上記発光制御部に設け、このフィル
タ出力に応じてレーザ光の平均発光強度を一定に制御し
ているので、フィルタで受光出力に含まれるレーザ光の
変調周波数以外の信号成分を除去して、外乱光による受
光出力の信号成分を除去することができ、外乱光による
影響を除去することができる。
【0017】また、レーザ光に一定周波数の変調をかけ
て駆動する駆動部と、レーザ光を受光しその受光出力に
応じて駆動部を制御してレーザ光の平均発光強度を一定
に制御する発光制御部とを備え、受光出力から上記一定
周波数で変調された信号成分のみを抽出するフィルタ
と、フィルタの出力を変調信号に同期して整流する同期
整流回路とを上記発光制御部に設け、同期整流回路の出
力に応じてレーザ光の平均発光強度を一定に制御してい
るので、レーザ光の変調周波数成分と同一の周波数成分
であっても、自己のレーザ光の変調信号と同期しない信
号成分を、同期整流回路で除去することができ、同種の
レーザ発光装置のレーザ光の影響も除去することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路図である。
【図2】他の実施例の回路図である。
【図3】従来例の回路図である。
【符号の説明】
1 駆動部 2 発光制御部 LD レーザ PD フォトダイオード 24 バンドパスフィルタ 25 同期整流回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光に一定周波数の変調をかけて駆
    動する駆動部と、レーザ光を受光しその受光出力に応じ
    て駆動部を制御してレーザ光の平均発光強度を一定に制
    御する発光制御部とを備え、受光出力から上記一定周波
    数で変調された信号成分のみを抽出するフィルタを上記
    発光制御部に設け、このフィルタ出力に応じてレーザ光
    の平均発光強度を一定に制御して成ることを特徴とする
    レーザ発光装置。
  2. 【請求項2】 レーザ光に一定周波数の変調をかけて駆
    動する駆動部と、レーザ光を受光しその受光出力に応じ
    て駆動部を制御してレーザ光の平均発光強度を一定に制
    御する発光制御部とを備え、受光出力から上記一定周波
    数で変調された信号成分のみを抽出するフィルタと、フ
    ィルタの出力を変調信号に同期して整流する同期整流回
    路とを上記発光制御部に設け、同期整流回路の出力に応
    じてレーザ光の平均発光強度を一定に制御して成ること
    を特徴とするレーザ発光装置。
JP4342250A 1992-12-22 1992-12-22 レーザ発光装置 Withdrawn JPH06196784A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007322177A (ja) * 2006-05-30 2007-12-13 Pulstec Industrial Co Ltd レーザ光照射測定装置
JP2010008088A (ja) * 2008-06-24 2010-01-14 Panasonic Electric Works Co Ltd 空間情報検出装置
JP2012041856A (ja) * 2010-08-18 2012-03-01 Denso Corp 燃料噴射制御装置
CN117080860A (zh) * 2023-10-16 2023-11-17 成都明夷电子科技有限公司 调制电流控制电路及数据传输电路

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