JPH06195369A - 高速アルゴリズム離散コサイン変換器/逆変換器 - Google Patents

高速アルゴリズム離散コサイン変換器/逆変換器

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JPH06195369A
JPH06195369A JP35743992A JP35743992A JPH06195369A JP H06195369 A JPH06195369 A JP H06195369A JP 35743992 A JP35743992 A JP 35743992A JP 35743992 A JP35743992 A JP 35743992A JP H06195369 A JPH06195369 A JP H06195369A
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Japan
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circuit
arithmetic unit
discrete cosine
algorithm
speed
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JP35743992A
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Getsuei Son
月衛 孫
Yasuhiro Kawakatsu
保博 川勝
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えば画像信号の高能率符号化における離散
コサイン変換(DCT)を高速に行うための高速アルゴ
リズム離散コサイン変換器/逆変換器に関するものであ
り、cheen高速DCT変換アルゴリズムにおいて、
高速演算と回路規模の削減を図ることを目的とする。 【構成】 cheen高速DCT/IDCT変換アルゴ
リズムの4段パイプライン処理の各段における積和演算
処理を2点基本演算ユニット回路と4点基本演算ユニッ
ト回路で時分割処理するようにしたことを特徴とするも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば画像信号の高能
率符号化における離散コサイン変換(DCT)を高速に
行うための高速アルゴリズム離散コサイン変換器/逆変
換器に関するものである。
【0002】画像信号の高能率符号化において、離散コ
サイン変換(DCT)は欠かせないものになっている。
このため、この演算を小規模の回路構成で高速に行うこ
とができる離散コサイン変換器/逆変換器が必要とされ
る。
【0003】
【従来の技術】近年、画像符号化で標準化された方式の
2次元8×8画素のDCT変換をハードウェアの演算回
路で実現するために、下記のような三つの方法が使用さ
れている。
【0004】 2次元8×8の行列演算でハードウェ
アを実現する方法 画像の元信号を〔f〕、変換された信号を〔F〕、変換
係数を〔C〕とすると、順方向離散コサイン変換(以
下、DCT)と逆方向離散コサイン変換(以下、IDC
T)の変換式は次の式(1)、式(2)で表される。
【0005】 〔F〕=〔C〕×〔f〕×〔C〕t ・・・(1) 〔f〕=〔C〕t ×〔F〕×〔C〕 ・・・(2) ただし、〔C〕t は〔C〕の転置行列 これらの式(1)、(2)をそのままハードウェア回路
で実現して2次元8×8画素の行列演算を行う。
【0006】 順方向DCT、逆方向DCTの演算結
果をメモリに格納しルックアップテーブル方式でハード
ウェアを実現する方法 上記の式(1)と式(2)を使って1次元の8×8の行
列演算回路と中間演算結果を格納するメモリを用いて2
次元変換回路を構成するものであり、1次元64回の積
和演算の結果をメモリに格納し、そのデータを同じ回路
に折り返して2次元の積和演算を行うものである。
【0007】 高速アルゴリズムを用いてハードウェ
アを実現する場合 DCT高速アルゴリズム方式は盛んに研究されている。
例えば、高速アルゴリズムでよく知られているchee
n方式、末広方式などがある。これらの方式の狙いは高
速演算を実現することにあり、変換式上の演算回数を極
力減らすことがこれらの方式を実現するにあたっての最
大ポイントとなっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の方法(2次元
8×8の行列演算でハードウェアを実現する方法)の場
合、式(1)、式(2)の2次元8×8の行列演算を行
うにあたって、64回の積和演算を行う積和演算回路が
2組必要となる。このため回路規模が非常に大きくな
り、高速演算を行う場合には実現が難しい。
【0009】また方法(順方向DCT、逆方向DCT
の演算結果をメモリに格納しルックアップテーブル方式
でハードウェアを実現する方法)の場合、1次元64回
の積和演算の結果をメモリに格納し、そのデータを同じ
回路に折り返して2次元の積和演算を行うので、その処
理のためのタイミングの制御と高速演算の実現が難し
い。
【0010】また方法(高速アルゴリズムを用いてハ
ードウェアを実現する方法)の場合、高速演算の面では
着実に成果が上がったが、反面、回路規模はかなり膨大
になってしまうので、LSI製品化にあたってコストが
高くなるなどの問題が生じてしまう。
【0011】これらの問題を解決する方法としてche
enアルゴリズムがある。図11はこのcheenアル
ゴリズムのシグナルフローグラフを示すものであり、こ
の図1を用いてcheenアルゴリズムによるDCT/
IDCT変換方式を説明する。
【0012】図11のcheenアルゴリズムのシグナ
ルフローグラフは、一次元8点DCT(順方向離散コサ
イン変換)/IDCT(逆方向離散コサイン変換)を行
う場合のシグナルフローグラフで、右から左へ向かう信
号処理の方向がDCT、左から右へ向かう信号処理の方
向がIDCTの処理となる。また図中の±Cn/m、±
Sn/mは変換係数を表し、p 、q、rは中間結果格納
レジスタを表す。
【0013】ここでは左から右への信号の流れによる逆
方向変換(IDCT)を例として説明する。まず演算式
を下記のようなIDCTの変換式に展開する。もちろん
順方向変換(DCT)も同様に展開できる。
【0014】〔PT1〕 p0=F0 p1=F4 p2=F2 p3=F6 p4=(F1*S1/16)+(F7*−S7/16) p5=(F5*S5/16)+(F3*−S3/16) p6=(F3*C3/16)+(F5*C5/16) p7=(F7*C7/16)+(F1*C1/16)
【0015】〔PT2〕 q0=(p0*C1/4)+(p1*C1/4) q1=(p1*−C1/4)+(p0*C1/4) q2=(p2*S1/8)+(p3*−S3/8) q3=(p3*C3/8)+(p1*C1/8) q4=p4+p5 q5=p4−p5 q6=p7−p6 q7=p7+p6
【0016】〔PT3〕 r0=q0+q3 r1=q1+q2 r2=q1−q2 r3=q0−q3 r4=q4 r5=(q5*−C1/4)+(q6*C1/4) r6=(q5*C1/4)+(q6*C1/4) r7=q7
【0017】〔PT4〕 f0=r0+r7 f1=r1+r6 f2=r2+r5 f3=r3+r4 f4=r3−r4 f5=r2−r5 f6=r1−r6 f7=r0−r7
【0018】図11のchen高速アルゴリズムのシグ
ナルフローグラフから上記のようなIDCTの変換式に
展開してその乗算回路および加算回数を従来の行列演算
8×8IDCT変換のそれと比較すると、従来の8×8
行列演算IDCT変換は、乗算回路64回、加算回路6
4回であるのに対して、cheen高速アルゴリズムI
DCT変換は、乗算回路20回、加算回路26回とな
る。
【0019】この比較結果から分かるように、chee
nアルゴリズムIDCT変換方法で必要な演算回数は従
来の行列演算IDCT変換方法のそれに比べて約1/3
に減らすことができるので、速度の面でも行列演算ID
CT変換方法より約3倍高速化することができる。
【0020】しかし、このcheenアルゴリズムID
TC変換方法をハードウェア回路で実現するときには、
回路構成として、乗算器20個と加算器26個(バタフ
ライ回路を使う場合には加算器13個)が必要となるの
で、回路規模が大きくなり、コストが高くなるという問
題がある。順方向DCT変換の回路構成の場合も同様で
ある。
【0021】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、cheen高速D
CT変換アルゴリズムにおいて、高速演算と回路規模の
削減を図ることにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】図1は本発明にかかる原
理説明図である。本発明の高速アルゴリズム離散コサイ
ン変換器/逆変換器は、cheen高速DCT/IDC
T変換アルゴリズムの4段パイプライン処理の各段にお
ける積和演算処理を2点基本演算ユニット回路と4点基
本演算ユニット回路で時分割処理するようにしたことを
特徴とするものである。
【0023】上述の高速アルゴリズム離散コサイン変換
器/逆変換器においては、加算演算を行う部分はバタフ
ライ回路で実現することができる。
【0024】また上述の高速アルゴリズム離散コサイン
変換器/逆変換器においては、cheenアルゴリズム
のシグナルフローを修正することにより、各段のパイプ
ラインの積和演算回路を同一構成の4点基本演算ユニッ
ト回路で構成し、全体回路では3個の4点基本演算ユニ
ット回路で積和演算を実現するよう構成することができ
る。
【0025】
【作用】本発明の高速アルゴリズム離散コサイン変換器
/逆変換器においては、図1に示されるシグナルフロー
グラフにおけるcheen高速DCT/IDCT変換ア
ルゴリズムの4段パイプライン処理の各段での積和演算
処理を、2点基本演算ユニット回路102〜104と4
点基本演算ユニット回路101で行わせることで、回路
規模を削減し、かつ動作速度を高速化することができ
る。
【0026】また加算演算を行う部分はバタフライ回路
で実現することができる。
【0027】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。この実施例は、cheen高速アルゴリズムのシ
グナルフローグラフを用いて、高速演算と回路規模の削
減を実現するものである。
【0028】これらの実施例では、cheen高速アル
ゴリズムのシグナルフローグラフの原型を基にしてパイ
プライン処理で内部演算回路を圧縮することにより、高
速演算と回路規模の削減を実現する。まず、cheen
高速アルゴリズムのシグナルフローグラフ上の演算を2
種類の基本演算回路、すなわち2点基本演算ユニットと
4点基本演算ユニットに回路圧縮する技法について説明
する。
【0029】図2には2点基本演算ユニットのシグナル
フローが示される。この2点基本演算ユニットは二つの
入力信号A,Bに対して変換係数K1、K2、K3、K
4を乗ずる演算を行って変換データを得て、これらの変
換データをレジスタreg 1,reg 2にそれぞれ格納す
る。すなわち、各レジスタreg 1,reg 2に格納される
変換データは、 reg 1=(A*K1)+(B*K3) reg 2=(A*K2)+(B*K4) となる。
【0030】図3にはこの2点基本演算ユニットのハー
ドウェア構成が示される。すなわち、この2点基本演算
ユニットは、変換係数K1〜K4を選択するセレクタ2
1、入力信号A、Bを選択するセレクタ22、選択され
た変換係数と入力信号とを乗算する乗算器23、乗算器
23の出力にセレクタ27の出力を加算する加算器2
4、加算器24の加算結果を一時格納する一時データ格
納レジスタ25と26、一時データ格納レジスタ25と
26の一方の出力を選択するセレクタ27、加算器24
からの最終的な変換データを格納するレジスタ28と2
9からなる。
【0031】なお、この2点基本演算ユニットは図4に
示されるタイムチャートに従った動作タイミングで動作
する。図4において、(a)はセレクタ22へのクロッ
クCK1、(b)はセレクタ21へのクロックCK2、
(c)は入力信号、(d)は変換係数、(e)は一時デ
ータ格納レジスタ25のイネーブル信号EN1、(f)
は一時データ格納レジスタ26のイネーブル信号EN
2、(g)は一時データ格納レジスタ25の内容、
(h)は一時データ格納レジスタ26の内容、(i)は
レジスタ28の書込みイネーブル信号EN3、(j)は
レジスタ28への入力データ、(k)はレジスタ29の
書込みイネーブル信号EN3、(l)はレジスタ29へ
の入力データ、(m)はレジスタ28からの読出しイネ
ーブル信号EN5、(n)はレジスタ29からの読出し
イネーブル信号En6、(o)は2点基本演算ユニット
の出力信号である。
【0032】このように、図3の2点基本演算ユニット
は、各1個の乗算器23と加算器24で回路を実現して
いるので、回路規模の大幅な削減ができる。また動作速
度も保証できる。
【0033】図5には4点基本演算ユニットのシグナル
フローが示される。この4点基本演算ユニットは、四つ
の入力信号A,B,C,Dに対して変換係数K1,K
2,K3,K4,K5,K6,K7,K8を乗じる演算
により得た変換データをそれぞれレジスタreg 1,reg
2,reg 3,reg 4に格納する。すなわち、各レジスタ
の格納された変換データは、 reg 1=(A*K1)+(B*K3) reg 2=(A*K2)+(B*K4) reg 3=(B*K5)+(B*K7) reg 4=(B*K6)+(B*K8) となる。
【0034】図6にはこの4点基本演算ユニットのハー
ドウェア構成が示される。すなわち、この4点基本演算
ユニットは、変換係数K1〜K8を選択するセレクタ3
1、入力信号A、B、C、Dを選択するセレクタ32、
選択された変換係数と入力信号とを乗算する乗算器3
3、乗算器33の出力にセレクタ37の出力を加算する
加算器34、加算器34の加算結果を一時格納する一時
データ格納レジスタ35と36、一時データ格納レジス
タ35と36の一方の出力を選択するセレクタ37、加
算器34からの最終的な変換データを格納するレジスタ
38〜41からなる。
【0035】なお、この2点基本演算ユニットは図4に
示されるタイムチャートに従った動作タイミングで動作
する。図4において、(a)はセレクタ32へのクロッ
クCK1、(b)はセレクタ31へのクロックCK2、
(c)は入力信号、(d)は変換係数K1〜K8、
(e)は一時データ格納レジスタ35のイネーブル信号
EN1、(f)は一時データ格納レジスタ35の内容、
(g)は一時データ格納レジスタ36のイネーブル信号
EN2、(h)は一時データ格納レジスタ36の内容、
(i)はレジスタ38の書込みイネーブル信号EN3、
(j)はレジスタ38への入力データ、(k)はレジス
タ39の書込みイネーブル信号EN4、(l)はレジス
タ39への入力データ、(m)はレジスタ40の書込み
イネーブル信号EN5、(n)はレジスタ40への入力
データ、(o)はレジスタ41の書込みイネーブル信号
EN6、(p)はレジスタ41への入力データ、(q)
はレジスタ38の書込みイネーブル信号EN7、(r)
はレジスタ39の書込みイネーブル信号EN8、(s)
はレジスタ40の書込みイネーブル信号EN9、(t)
はレジスタ41の書込みイネーブル信号EN10、
(u)は4点基本演算ユニットの出力信号である。
【0036】このように、図6の4点基本演算ユニット
では、1個の乗算器33と加算器34で回路を実現する
ので、回路規模の削減ができ、動作速度も保証できる。
【0037】図8には上述の2点基本演算ユニット回路
(2PMPY)と4点基本演算ユニット回路(4PMP
Y)を使って、cheen高速アルゴリズムを基にして
一次元8×8IDCT回路を構成した実施例が示され
る。
【0038】図示するように、4点基本演算ユニット回
路1、2点基本演算ユニット回路2〜4、既存のバタフ
ライ回路BT5〜BT12、データ格納するためのレジ
スタreg を用いて図1の一次元8点DCT/IDCT変
換シグナルフローグラフに対応した回路構成とすること
で、cheen高速IDCT(DCT)アルゴリズムを
実現する。
【0039】すなわち、4入力の係数乗算部分には4点
基本演算ユニット回路を配し、また2入力の係数乗算部
分には2点基本演算ユニット回路2、3、4を配し、加
算演算部分にはバタフライ回路BT5〜BT12を配す
る。
【0040】かかる回路構成とすれば、従来20個を要
した乗算演算回路が4個で実現できるようになるので、
回路規模を削減することができる。
【0041】この実施例回路の演算回数を従来回路と比
較すると、従来の行列演算の場合は8×8のIDCT
(DCT)では64回の演算が必要であるのに対して、
本発明では、シグナルフローの特徴により、全変換の処
理を4回のパイプライン処理タイミングに分けて処理で
きるので、1パイプライン処理では最大8回の演算とな
り、よって動作速度に十分な余裕を持っているため高速
度処理を実現できる。このように実施例回路は、高速演
算の保証と回路削減ができるものである。
【0042】図9には本発明の他の実施例が示される。
この実施例は、2点基本演算ユニット、4点基本演算ユ
ニットと既存のバタフライ回路により、cheen高速
アルゴリズムシグナルフローを改良して、回路を構成し
たものである。
【0043】改良点として図9の#1部分のシグナルフ
ローに新たなシグナル(点線部分)を追加することによ
り、高速アルゴリズムを実現する。追加した点線部分は
1個の4点基本演算ユニット回路(4PMY)を実現す
るので、回路上は前述の実施例と比較すると、バタフラ
イ回路(BT)2個を減らすことができ、さらに回路規
模の削減を図ることができる。
【0044】図10には本発明のまた他の実施例が示さ
れる。この実施例はcheen高速アルゴリズムのシグ
ナルフローを改良して4点基本演算ユニット(4PM
Y)と既存バタフライ回路(BT)により回路を構成す
るものである。
【0045】すなわち、図10の実施例は、シグナルフ
ローに図9の実施例と同様に、#1部分に2本のシグナ
ルを追加することと、#2部分で処理データの並びを変
えて等価なシグナルフローとすることで、高速アルゴリ
ズムを実現している。
【0046】このように図10の実施例では、4点基本
演算ユニット3個(乗算器3、加算器3)とバタフライ
回路(BT)8個で回路を構成するので、前述の二つの
実施例より、さらに回路規模を削減することができる。
【0047】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、高速アルゴリズムシグナルフローグラフを用いて、
離散コサイン変換/逆離散コサイン変換を構成すること
により、演算回数を行列演算式より約1/3にして全体
処理を高速させることができる。例えば 8×8のID
CT/DCT変換の場合、行列演算方式では64回の乗
算加算回数が必要であるのに対して、高速アルゴリズム
の場合は20回の乗算と26回の加算処理回数で実現す
ることができ、処理速度を約3倍に上げることができ
る。
【0048】また、2点基本演算ユニット、4点基本演
算ユニット、バタフライ演算ユニットで回路を構成する
ため、高速アルゴリズムの20回乗算加算を3回の乗算
加算で実現することができ、回路規模が17個の乗算加
算回路を削減することができる。
【0049】また変換回路系は対応性を持っているの
で、同じ回路構成で1次元/2次元変換ができる。ま
た、シグナルフローの順方向/逆方向が対称性を持って
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る原理説明図である。
【図2】2点基本演算ユニットのシグナルフローグラフ
を示す図である。
【図3】2点基本演算ユニットのハードウェア構成を示
す図である。
【図4】2点基本演算ユニットの動作タイミングチャー
トである。
【図5】4点基本演算ユニットのシグナルフローグラフ
を示す図である。
【図6】4点基本演算ユニットのハードウェア構成を示
す図である。
【図7】4点基本演算ユニットの動作タイミングチャー
トを示す図である。
【図8】本発明の一実施例としての高速アルゴリズム離
散コサイン変換器/逆変換器を示す図である。
【図9】本発明の他の実施例としての高速アルゴリズム
離散コサイン変換器/逆変換器のシグナルフローを示す
図である。
【図10】本発明のまた他の実施例としての高速アルゴ
リズム離散コサイン変換器/逆変換器のシグナルフロー
を示す図である。
【図11】cheenアルゴリズム一次元8点DCT/
IDCT変換シグナルフローグラフである。
【符号の説明】
1 4点基本演算ユニット回路 2〜4 2点基本演算ユニット回路 5〜12 バタフライ回路 21、22、27、31、32、37 セレクタ 23、33 乗算器 24、34 加算器 25、26、35、36 一時データ格納レジスタ 28、29、38〜41 レジスタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 cheen高速DCT/IDCT変換ア
    ルゴリズムの4段パイプライン処理の各段における積和
    演算処理を2点基本演算ユニット回路(102〜10
    4)と4点基本演算ユニット回路(101)で時分割処
    理するようにしたことを特徴とする高速アルゴリズム離
    散コサイン変換器/逆変換器。
  2. 【請求項2】 加算演算を行う部分はバタフライ回路で
    実現した請求項1記載の高速アルゴリズム離散コサイン
    変換器/逆変換器。
  3. 【請求項3】 cheenアルゴリズムのシグナルフロ
    ーを修正する事により、各段のパイプラインの積和演算
    回路を同一構成の4点基本演算ユニット回路で構成し、
    全体回路では3個の4点基本演算ユニット回路で積和演
    算を実現するよう構成した請求項1または2記載の高速
    アルゴリズム離散コサイン変換器/逆変換器。
JP35743992A 1992-12-24 1992-12-24 高速アルゴリズム離散コサイン変換器/逆変換器 Pending JPH06195369A (ja)

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