JP2001128174A - 画像の符号化および復号方法と装置 - Google Patents

画像の符号化および復号方法と装置

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政宏 岩橋
Noriyoshi Kanbayashi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 符号化(復号)装置は、加算器A、−1を乗
算する−1乗算器N、1/2を乗算する1/2乗算器
H、小数点以下を丸めて整数を得る丸め器Rと任意の乗
算をする乗算器Mを含む。この乗算器Mは演算に時間を
要し、構造も複雑であり、符号化(復号)装置の速度は
乗算器Mの使用個数に逆比例する。 【解決手段】 π/4又は−π/4回転する2点(逆)
変換器TWの4個分を1個の4点(逆)変換器TQで置
換できる。乗算器Mを含まない新規な4点(逆)変換器
TQを用いて、符号化(復号)装置を構成したから、従
来の装置に比べて乗算器Mの数は15/39に減少し、
極めて高速化することができ、構想も簡単になり、コス
トも安価で集積回路化が容易になった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は濃淡画像信号の高速
な可逆あるいはロスレス符号化方法と装置、および可逆
あるいはロスレス復号方法と装置に関する。さらに具体
的には従来の離散コサイン変換符号化を近似する可逆符
号化を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】濃淡画像信号の可逆符号化に関する次の
文献がある。 文献1、 太田 睦,大網 亮磨,“ロスレスDCT画
像符号化方式,”テレビジョン学会誌,VoI.50, No.8,
pp.1162-1171, Aug.1996.
【0003】文献2、 小松 邦紀,瀬崎 薫,“可逆
的離散コサイン変換とその画像情報圧縮への応用,”信
学技報,IE97-83, pp.1-6, Nov.1997.
【0004】文献3、 長田 大志,大山 公一他,
“ラダー回路網を用いた可逆的高速DCTの一構成
法,”1998 年電子情報通信学会ソサエティ大会,D-11-
22, pp.137,Sep. 1998.
【0005】文献1には、可逆量子化を用いたDCTに
近似の符号化方式が開示されている。
【0006】文献2には、多段に接続された2点可逆変
換および4点可逆変換に基づく可逆符号化方式が開示さ
れている。これらは、特殊な可逆量子化あるいは複雑な
4点可逆変換を必要とし、構成が複雑になっている。
【0007】文献3にはチェン(Chen)の高速DCTア
リゴリズムに基づく可逆符号化方式が開示されている。
ここで文献3についてさらに説明する。
【0008】図16は、チェンの高速DCTアリゴリズ
ムによる符号化装置の回路構成図である。そこにおい
て、デジタル化された濃淡画像信号である入力x0〜7
に対して変換された出力X0〜7を得ている。丸印の中
に+を書いた多くの印は加算器Aを表し、黒3角の多く
の印は−1を乗算する−1乗算器Nを表し、半黒3角の
多くの印は1/2を係数として乗算する1/2乗算器H
を表し、白抜き3角の多くの印のうちC(11〜24)
はコサイン乗算器を表し、S(11〜16)はサイン乗
算器を表している。
【0009】コサイン乗算器C11〜24は、cos(i
π/k)を係数として乗算している。サイン乗算器S1
1〜16は、sin(iπ/k)を係数として乗算してい
る。ここでC11,12,13,18,19,20はi
/k=1/4、C14,17はi/k=1/4の cosの
値に−1を乗じた値、C15はi/k=1/8、C16
はi/k=3/8、C21はi/k=1/16、C22
はi/k=5/16、C23はi/k=3/16、C2
4はi/k=7/16である。
【0010】さらにS11はi/k=1/8、S12は
i/k=3/8の sinの値に−1を乗じた値、S13は
i/k=1/16、S14はi/k=5/16、S15
はi/k=3/16の sinの値に−1を乗じた値、S1
6はi/k=7/16の sinの値に−1を乗じた値であ
る。
【0011】図17には、バタフライ演算器と呼ばれる
2点変換器が示されている。入力y0,1を受けた出力
Y0,1を得ている。ここには加算器A21,22、乗
算器Ma,b,c,dがある。各乗算器Ma,b,c,
dにおいては、係数a,b,c,dを乗算する。その結
果、 Y0=ay0+by1 Y1=cy0+dy1 を得る。
【0012】図18には、図17に示した2点変換器を
特定の条件下においてロスレスの2点変換器に置換可能
であることを示している。すなわち、図18(a)に
は、 ad−bc=1、ただし、b≠0 の条件下にある2点変換器があり、これは、図18
(b)のロスレスの2点変換器TW2に置換可能であ
る。2点変換器TW2には、加算器A1,2,3、乗算
器M1,2,3、および小数点以下を丸めて整数にする
2重丸で表した丸め器R1,2,3を用いている。乗算
器M1では(a−1)/bを、M2では(d−1)/b
を、M3ではbを乗算する。ここにおいても、ad−b
c=1,ただし、b≠0の条件は適用される。
【0013】図16において、コサイン乗算器C11,
12,13,14とその右側の2個の加算器Aの第1の
組を図17の2点変換器と対比すると同じ回路構成であ
る。同様に、乗算器S11,12,C15,16と2個
の加算器の第2の組、乗算器C17,18,19,20
と2個の加算器の第3の組、乗算器S13,16,C2
1,24と2個の加算器の第4の組、および乗算器S1
4,15,C22,23と2個の加算器の組も図17の
2点変換器と同じ構成である。したがって、この5組
は、ad−bc=1,ただし、b≠0の条件を付けれ
ば、図18(b)のロスレスの2点変換器TW2の5個
に置換可能である。
【0014】図16の符号化装置で可逆変換を実現する
には、文献3において明示されてはいないが、図16の
2点変換器を図18(b)の2点変換器TW2に置換え
て、図16の最終段にある8個の1/2乗算器(半黒3
角)を省くために、スケーリング因子である1/2を置
換え後の各2点変換器に吸収させる必要がある。
【0015】そのためには、
【数1】 [数1]に示した式(1a),(1b),(1c)又は
(1d)の(行列内は1または−1の)乗算を必要とし
ない2点変換t1,t2,t3又はt4を、式(1
e),(1f),(1g)又は(1h)の1/√2の乗
算をする2点変換t5,t6,t7又はt8にしなくて
はならない。この乗算を、置換した図18(b)の2点
変換器で実行すると1個の2点変換器について、M1,
2,3の3個の乗算器を必要とする。
【0016】たとえば、式(1e)の変換t5は、図1
7の変換器において、 a=c=sin(π/4)=1/21/2 b=−d= cos(π/4)=1/21/2 としたときであり、 Y0=y0sin(π/4)+y1cos(π/4) Y1=y0sin(π/4)−y1cos(π/4) で表される変換をすることを意味している。
【0017】同様に、式(1f)の変換t6は、 Y0=−y0sin(π/4)+y1cos(π/4) Y1=y0sin(π/4)+y1cos(π/4) を表している。
【0018】同じく、式(1g)の変換t7は、 Y0=y0sin(π/4)+y1cos(π/4) Y1=−y0sin(π/4)+y1cos(π/4) を表している。
【0019】式(1h)の変換t8は、 Y0=y0sin(π/4)−y1cos(π/4) Y1=y0sin(π/4)+y1cos(π/4) を表している。
【0020】図19(a)にはロスレスの2点逆変換器
の回路ブロックが、同(b)には、その具体的な回路が
示されている。これは図18に示したロスレスの2点変
換器の逆変換を行うものである。図18におけるのと同
様に、ad−bc=1、ただし、b≠0の条件下にある
図19(a)の2点変換器RTW1は図19(b)の2
点逆変換器RTW2に置換可能である。画像信号を変換
して符号化した変換入力Y0,Y1により、逆変換復号
して逆変換出力y0,y1を得ている。
【0021】それらの間の関係は、 Y0=ay0+by1 Y1=cy0+dy1 すなわち、 y0=(dY0−bY1)/(ad−bc) y1=(cY0−aY1)/(bc−ad) であり、図17において説明したものと式の形は同じで
あり、入出力は逆転している。
【0022】図19(b)の2点逆変換器RTW2に
は、加算器A11,12,13、乗算器M11,12,
13および小数点以下を丸めて整数にする2重丸で表し
た丸め器R11,12,13を用いており、図18の回
路とは入出力(左右)が逆転しており、同じ構成で、可
逆性がある。乗算器 M11では(d−1)/bを乗算
する。加算器A11,A12およびA13では、それぞ
れへの1つの入力に−の符号が付いているので減算機能
を果している。ここでも、1個の2点逆変換器につい
て、M11,12,13の3個の乗算器を必要とする。
【0023】図20には、文献3に開示されているチェ
ンの高速DCTアルゴリズムによる可逆符号化方式の符
号化装置の回路構成図が示されている。ここで、13個
の2点変換器TW111〜123を用いて入力の画像信
号x0〜7に対して変換された出力信号X0〜7を得て
いる。2点変換器TW111〜116,118,120
は、式(1b)の変換t2を、TW121は式(1c)
の変換t3を行っている。
【0024】さらに、TW117は、図17において示
した乗算係数a,b,c,dとして、それぞれ、 a=−cos(π/4) b=c=d=cos(π/4) を用いている。
【0025】同様に、TW119は、 a=sin(π/8) b=cos(π/8) c=−sin(3π/8) d=cos(3π/8)
【0026】同じく、TW122は、 a=sin(π/16) b=cos(π/16) c=−sin(7π/16) d=cos(7π/16)
【0027】同じく、TW123は、 a=sin(5π/16) b=cos(5π/16) c=−sin(3π/16) d=cos(3π/16) である。
【0028】これら13個の2点変換器TW111〜1
23に、図18(b)に示した3個の乗算器M1,2,
3を含んだ2点変換器TW2を用いると、図20の符号
化装置には、合計39個の乗算器を含むことになる。入
力の画像信号x0〜7から出力の符号X0〜7を得るた
めの計算速度は、加算器A,丸め器R,−1乗算器N,
1/2乗算器Hの速度は乗算器Mに対して十分に速いた
めに、ほとんどその乗算器Mの数に比例する。
【0029】−1乗算器Nでは、入出力の符号を反転さ
せるのみであるから、その速度は十分に速い。また、1
/2乗算器Hではn=−1の場合であり、2進数で表さ
れた入力値の桁を−1だけずらす(シフトする)のみで
出力値を得ることができる。また、丸め器Rでは、小数
点以下の桁を切り捨て、または切り上げあるいは四捨五
入をするのみであるから、この場合も速度は十分に速
い。したがって、出力符号を得るための計算速度は乗算
器Mの数によって支配される。
【0030】このことは、図19からも明らかなように
逆変換およびそれを用いる復号装置においても同じであ
るから、復号装置における演算速度も、そこに含まれる
乗算器Mの数に比例することになる。したがって、乗算
器Mの数が多い程、演算速度は遅くならざるを得ない。
【0031】図21にはリグテンバーグ(Ligtenberg
)の高速DCTアルゴリズムによる符号化装置の回路
構成が示されている。ここで入力x0〜7に対して出力
X0〜7を得ている。13個の2点変換器TW131〜
143と4個の−1乗算器Nを用いている。TW131
〜137,139〜141は図17において示した乗算
係数a,b,c,dとして、それぞれ、 a=d=cos(π/4) b=−c=sin(π/4) を用いている。
【0032】さらにTW138は、図17において示し
た乗算係数a,b,c,dとして、それぞれ、 a=d=cos(3π/8) b=−c=sin(3π/8) を用いている。
【0033】同様にして、TW142は、 a=d=cos(5π/16) b=−c=sin(5π/16) を用いている。
【0034】同じく、TW143は、 a=d=cos(7π/16) b=−c=sin(7π/16) を用いている。
【0035】以上の説明について要約すると、加算器
A,−1乗算器Nの動作速度は、複雑な回路構成を有す
るコサイン乗算器C,サイン乗算器S,乗算器Mに比べ
て十分に速い。したがって、これらの要素を用いた符号
化器および復号器の動作速度は、入力が出力となるまで
に、何個のコサイン乗算器C,サイン乗算器S,乗算器
Mを通過するかによって決定される。これらの乗算器の
数を減少することは、高速化と回路の簡略化につなが
る。
【0036】図20のチェンのアルゴリズムを回転を施
す変換器で実現すると変換器TW(111〜123)は
13個であり、そこに含まれる乗算器M(図18参照)
の数は3×13=39個である。
【0037】図21のリグテンバーグの回転を施す変換
器TW(131〜143)は13個であり、そこに含ま
れる乗算器M(図18参照)の数は3×13=39個で
ある。
【0038】
【発明が解決しようとする課題】
【0039】図20のチェンの回転を施す変換器を13
個用いた符号化装置は、変換速度を決定する構造の複雑
な乗算器Mの数は13×3=39個と多く、変換速度が
十分に速くはなく、回路が複雑であるという課題があっ
た。
【0040】図21のリグテンバーグの符号化装置は、
回転を施す変換器を13個用い、図20の場合と同じ
く、乗算器Mの数は39個と多く、変換速度が十分に速
くはなく、回路が複雑であるという解決されなければな
らない課題があった。
【0041】
【課題を解決するための手段】変換速度の遅い構造の複
雑な乗算器(C,S,M)を用いることなく、変換速度
に実質的な影響を与えることのない加算器(A),−1
乗算器(N),1/2乗算器(H)および丸め器(R)
を用いて、ロスレスの4点アダマール変換器および逆ア
ダマール変換器を構成した。これを用いて符号化装置
(又は方法)および復号装置(又は方法)を実現した。
これによって、変換(又は逆変換)速度の遅い構造の複
雑な乗算器(M)の数は大幅に少なくなり、集積回路化
の容易な高速の装置(又は方法)を実現した。
【0042】
【発明の実施の形態】図1には、本発明の実施の形態を
示す回路構成図が示されている。ここで、濃淡画像信号
を表す2進の入力x0〜7に対して、変換後の符号化さ
れた2進の出力X0〜7を得ている。TQ1〜3は本発
明を特徴づけるロスレス4点アダマール変換器(以下、
単に4点変換器という)であり、TW1〜5は、図18
に示した従来の2点ロスレス変換器(以下、単に2点変
換器という)であり、黒3角は極性を反転する−1乗算
器N1である。
【0043】ここで、2点変換器TW1およびTW2
は、式(1g)に示した変換t7を行っている。
【0044】さらに、TW3は、図17において示した
乗算係数a,b,c,dとして、それぞれ、 a=sin(π/8) b=cos(π/8) c=−sin(3π/8) d=cos(3π/8) を用いている。
【0045】同様に、TW4は、 a=−sin(3π/16) b=cos(3π/16) c=−cos(3π/16) d=−sin(3π/16) を用いている。
【0046】同じく、TW5は、 a=sin(π/16) b=cos(π/16) c=−cos(π/16) d=sin(π/16) を用いている。
【0047】図2には、図1のロスレスの4点変換器T
Q1〜3の回路が示されている。この4点変換器は、図
3〜8の4点変換器TQ200,210,220,23
0,240,250に置換え可能である。
【0048】図2の4点変換器は、加算器A51〜5
8、−1乗算器N51〜53、1/2乗算器H51,5
2、丸め器R51,52により構成されており、従来例
にみられる、たとえば図18の乗算器Mは1個も使用し
ていない。すなわち、演算に時間を要し、その構造も複
雑な乗算器Mを使用しないことにより、変換速度の速
い、回路構成の簡単な集積回路化し易い4点変換器であ
る。
【0049】このような高機能をなぜ簡単な構成で得る
ことができるのかについて説明する。
【0050】
【数2】 4点アダマール変換行列は式(2)に示すようになって
いる。これをロスレス変換として実現する場合について
検討する。
【0051】これは、対角要素が1(又は−1)となる
3角行列の積、たとえば、次の式(3)のようになる。
【数3】
【0052】この式(3)をみると、対角要素1(又は
−1)以外の要素で、0でない要素は10個である。こ
れは、10個の加算器を要することを意味する。また、
n(nは正又は負の整数)の演算はビット(桁)をシ
フトするのみで可能となる。たとえば、2はn=1、1
/2はn=−1のようにn(桁)をシフトする。
【0053】ここで、4個の1/2(又は−1/2)の
要素があるが、2個ずつ加算してシフト処理するので、
4個の1/2(又は−1/2)の要素に対して2個のビ
ット・シフトを要する。また、2(又は−2)の要素が
2個含まれており、それらのそれぞれが各1個のビット
・シフトを要する。そこで合計4個のビット・シフトを
要する。つまり、式(3)を回路で実現するには10個
の加算器と4個のビット・シフトの演算のみで実現でき
ることを、式(3)は意味している。
【0054】ロスレスの4点アダマール変換には、式
(3)の他にいくつかのバリエーションがある。たとえ
ば、もとの変換行列Tに、式(4)に示す行の入れ替え
操作Qを加える。
【数4】
【0055】そこで式(3)のTの行を入れ替えたQ・
Tを示すと、次式(5)のようになる。
【数5】
【0056】式(5)について、式(3)の場合と同様
に、これの回路化を検討する。対角要素1(又は−1)
以外の要素で0でない要素は8個であるから、加算器A
を8個要し、4個の1/2(又は−1/2)の要素に対
して(加算又は減算において)2個のビット・シフト演
算をするように回路構成すれば実現できることを意味し
ている。
【0057】これを実現したのが図2の回路である。8
個の加算は加算器A51〜58においてなされる。1/
2乗算器H52は、1/2を加算器A52とA54に対
して出力し、1/2乗算器H51は加算器A52とA5
4に対して出力するが、A54においては、H52から
の値に対してH51からの値は減算されるようになって
いる。加算器A52においては、1/2乗算器H51,
H52の両方の値が加算される。
【0058】この加算作用をする加算器A52と、減算
作用をする加算器A54において、それぞれビットシフ
トが行われる。式(5)における3個の1/2は1/2
乗算器H52からの加算器A52とA54への加算信号
とH51からのA52への加算信号を表し、1個の−1
/2は1/2乗算器H51からの加算器A54への減算
信号を表している。
【0059】他の加算器A51,53,55は加算作用
をし、A56,57,58はそれぞれの一方の入力に−
の記号を付してあるように減算作用をしている。丸め器
R51は、加算器A52で出た値の小数点以下を丸め、
R52はA54で出た値の小数点以下を丸めて整数値を
出している。
【0060】図3(a)および(b)は、4個の2点変
換器TW201〜204の(乗算器Mを12個含んだ)
回路から図2に示した乗算器Mを含まない1個の4点変
換器TQ200に置換できることを示している。4入力
z0〜3を変換して4出力Z0〜3を得ている。ここで
4個の2点変換器TW201〜204は式(1e)に示
した変換t5をそれぞれ実行している。
【0061】図4(a)および(b)は、4個の2点変
換器TW211〜214の(乗算器Mを12個含んだ)
回路から図2に示した乗算器Mを含まない1個の4点変
換器TQ210に置換できることを示している。4入力
z0〜3から4出力Z0〜3を得ている。ここで3個の
2点変換器TW211〜213は式(1e)に示した変
換t5を、TW214は式(1f)に示した変換t6を
それぞれ実行している。
【0062】図5(a)および(b)は、4個の2点変
換器TW221〜224の(乗算器Mを12個含んだ)
回路から図2に示した乗算器Mを含まない1個の4点変
換器TQ220に置換できることを示している。4入力
z0〜3から4出力Z0〜3を得ている。ここで3個の
2点変換器TW221,223,224は式(1e)に
示した変換t5を、TW222は式(1f)に示した変
換t6をそれぞれ実行している。
【0063】図6(a)および(b)は、4個の2点変
換器TW231〜234の(乗算器Mを12個含んだ)
回路から図2に示した乗算器Mを含まない1個の4点変
換器TQ230と2個の−1乗算器N231,232に
置換できることを示している。4入力z0〜3から4出
力Z0〜3を得ている。ここで4個の2点変換器TW2
31〜234は式(1g)に示した変換t7をそれぞれ
実行している。
【0064】図7(a)および(b)は、4個の2点変
換器TW241〜244の(乗算器Mを12個含んだ)
回路から図2に示した乗算器Mを含まない1個の4点変
換器TQ240と2個の−1乗算器N241,242に
置換できることを示している。4入力z0〜3から4出
力Z0〜3を得ている。ここで4個の2点変換器TW2
41〜244は式(1g)に示した変換t7をそれぞれ
実行している。
【0065】図8(a)および(b)は、4個の2点変
換器TW251〜254の(乗算器Mを12個含んだ)
回路から図2に示した乗算器Mを含まない1個の4点変
換器TQ250に置換できることを示している。4入力
z0〜3から4出力Z0〜3を得ている。ここで4個の
2点変換器TW251〜254は式(1g)に示した変
換t7をそれぞれ実行している。
【0066】図9には、図1の回路を従来の2点変換器
TWを用いて構成した場合の回路を示している。これ
は、図20のチェンの回路を変形したものである。2進
の入力画像信号x0〜7に対して2進の出力X0〜7を
得ている。2点変換器TW51〜57,59,60,6
2,64,65は、式(1e)に示した変換t5を行っ
ている。2点変換器TW58,63は式(1f)に示し
た変換t6を行っている。
【0067】さらに、2点変換器TW61は、図17に
おいて示した乗算係数a,b,c,dとして、それぞ
れ、 a=sin(π/8) b=cos(π/8) c=−sin(3π/8) d=cos(3π/8) を用いている。
【0068】同様に、2点変換器TW66は、 a=−d=cos(3π/16) b=c=−sin(3π/16) を用いている。
【0069】同じく、2点変換器TW67は、 a=−d=cos(π/16) b=c=sin(π/16) を用いている。
【0070】図10には、図9の構成に図2の4点変換
器を適用した場合の回路が示されている。ここで、TQ
11〜13は図2に示した4点変換器である。2点変換
器TW11,12は式(1e)の変換t5を行ってい
る。
【0071】さらに、2点変換器TW13は、図17に
おいて示した乗算係数a,b,c,dとして、それぞ
れ、 a=sin(π/8) b=cos(π/8) c=−sin(3π/8) d=cos(3π/8) を用いている。
【0072】同様に、2点変換器TW14は、 a=−d=cos(3π/16) b=c=−sin(3π/16) を用いている。
【0073】同じく、2点変換器TW15は、 a=−d=cos(π/16) b=c=sin(π/16) を用いている。
【0074】図9に戻ってみると、2点変換器TW5
1,52,55,56の組合せは、図3(a)に示した
ものと同じであり、TW201,202,203,20
4にそれぞれ対応しているから、これらを4点変換器T
Q11(図10)に置換える。
【0075】同様に2点変換器TW53,54,57,
58の組合せは、図4(a)に示したものと同じであ
り、TW211,212,213,214にそれぞれ対
応しているから、これらを4点変換器TQ12(図1
0)に置換える。
【0076】同じく、2点変換器TW62,63,6
4,65の組合せは、図5(a)に示したものと同じで
あり、TW221,222,223,224にそれぞれ
対応しているから、これらを4点変換器TQ13(図1
0)に置換える。
【0077】2点変換器TW59は、2点変換器TW1
1(図10)に置換える。同様に、TW66,67はそ
れぞれTW14,15(図10)に置換える。
【0078】このようにして、図2の4点変換器を用い
た図10の回路をみると、乗算器M(図18参照)を含
む2点変換器はTW11〜15の5個であり、その各々
には、3個の乗算器Mを含んでいるから、合計15個の
乗算器Mを含んでいる。
【0079】図1に示した回路構成は、図10に示した
ものと等価である。その対応関係を示すと、4点変換器
TQ1,2,3は、それぞれTQ11,12,13に、
2点変換器TW1,2,3,4,5は、それぞれTW1
1,12,13,14,15に、−1乗算器N1はN1
1に対応している。
【0080】ここで、2点変換器TW3とTW13は変
換のタイプは完全に一致しているが、TW1,2(変換
t7)はTW11,12(変換t5)と、TW4,5は
TW14,15と行列の各要素の極性が異なるために各
4点変換器と2点変換器の間の接続関係が、図1と図1
0の間では異なっている。このような変換のタイプの異
なる(行列の各要素の極性の異なる)2点変換器を用い
るならば、それらの間の接続関係を変えることにより対
応できる。
【0081】図11には、本発明の他の実施例が示され
ている。これは、図21のリグテンバーグの回路に本発
明を適用したものである。図11において4点変換器T
Q21〜23は図2において示したものである。
【0082】2点変換器TW21は図17において示し
た乗算係数a,b,c,dとして、それぞれ、 a=d=cos(π/4) −b=c=sin(π/4) を用いている。
【0083】同様に、2点変換器TW22は、 a=d=cos(3π/8) b=−c=sin(3π/8) を用いている。
【0084】同じく、2点変換器TW23は、 a=d=cos(π/4) b=−c=sin(π/4) を用いている。
【0085】同じく、2点変換器TW24は、 a=d=cos(π/16) b=−c=sin(π/16) を用いている。
【0086】同じく、2点変換器TW25は、 a=d=cos(3π/16) b=−c=sin(3π/16) を用いている。ここで信号の極性を合わせるために、−
1乗算器N21〜29が使用されている。
【0087】図12は、図21のリグテンバーグの回路
を変形して4点変換器を適用するための図を示してい
る。2点変換器TW71〜78,81〜85は図17に
おいて示した乗算係数a,b,c,dとして、それぞ
れ、 a=d=cos(π/4) b=−c=sin(π/4) を用いている。
【0088】同様に、2点変換器TW79は、 a=d=cos(π/4) −b=c=sin(π/4) を用いている。
【0089】同じく、2点変換器TW80は、 a=d=cos(3π/8) b=−c=sin(3π/8) を用いている。
【0090】同じく、2点変換器TW86は、 a=d=cos(π/16) b=−c=sin(π/16) を用いている。
【0091】同じく、2点変換器TW87は、 a=d=cos(3π/16) b=−c=sin(3π/16) を用いている。さらに4個の−1乗算器Nが使用されて
いる。
【0092】ここで図12と図21の対応関係について
説明する。2点変換器TW71はTW131に対応して
いる。2点変換器TW75,79は、それぞれ、π/4
回転し、それを再び−π/4回転してもとに戻している
ので何の機能もしておらず省略可能であり、図21では
そのまま線で接続されている。
【0093】2点変換器TW72,76は、それぞれT
W132,TW135に対応している。同様にTW7
3,77は、TW133,136に対応している。同じ
くTW74,78は、TW134,137に対応してい
る。同じくTW80,81,82,83は、TW13
8,139,140,141に対応している。
【0094】さらに、TW84と86の組は、TW14
2に対応している。ここで、TW84はπ/4=4π/
16回転をし、TW86はπ/16回転しているから、
TW84とTW86の組で5π/16回転しており、T
W142の5π/16回転に一致している。
【0095】また、TW85と87の組はTW143に
対応している。ここでTW85はπ/4=4π/16回
転をし、TW87は3π/16回転しているから、TW
85とTW87の組で7π/16回転しており、TW1
43の7π/16回転に一致している。
【0096】つぎに、図11と図12の対応関係につい
て説明する。 sin(π/4)=cos(π/4)=1/√2 であることを考慮すると、2点変換器TW71,72,
75,76の組は、図6(a)のTW231,232,
233,234と等価であり、図6(b)の4点変換器
TQ230と−1乗算器N231,232に置換えでき
る。
【0097】したがって、それらに対応するTQ21,
N21,22(図11)に置換される。また、TW79
はTW21(図11)に置換される。
【0098】2点変換器TW73,74,77,78
(図12)の組は、図7(a)のTW241,242,
243,244と等価であり、図7(b)の4点変換器
240と−1乗算器N241,242に置換できる。し
たがって、それらに対応するTQ22,N23,24
(図11)に置換される。
【0099】2点変換器TW80(図12)は、TW2
2(図11)に対応し、TW81(図12)はTW23
に対応している。
【0100】2点変換器TW82,83,84,85
(図12)の組は、図8(a)のTW251,252,
253,254と等価であり、図8(b)の−1乗算器
N251と4点変換器TQ250に置換できる。したが
って、それらに対応するN25,TQ23(図11)に
置換される。
【0101】2点変換器TW86,87(図12)は、
それぞれ同じ機能のTW24,25に置換される。この
ように、図21の従来例に本発明を適用すると、図21
の場合は39個の乗算器M(図18参照)を含んでいた
ものが、図11においては、大幅に減少して15個の乗
算器Mを含む回路となる。
【0102】図13には、図1の符号化装置の逆変換を
する復号装置の回路構成を示している。ここでは、2進
の入力符号X0〜7に対して逆変換後の2進の出力x0
〜7を得ている。ロスレスの4点逆変換器RTQ1〜3
は、それぞれ4点変換器TQ1〜3(図1)の逆変換を
している。2点逆変換器RTW1〜5は、それぞれ2点
変換器TW1〜5(図1)の逆変換をしており、図19
に示したロスレスの2点逆変換器である。−1乗算器N
2はN1(図1)に対応している。ここにおける接続
は、図1の入出力(左右)を逆転したもの(図1とは可
逆)になっている。
【0103】図14には、図13のロスレスの4点逆ア
ダマール変換器RTQ1〜3の回路が示されている。こ
の4点逆変換器は、図2の4点変換器の入出力を逆にし
て、2進の入力符号Z0〜3に対して逆変換した画像信
号の出力z0〜3を得ている。
【0104】この4点逆変換器は、加算器A61〜68
(図2のA51〜58にそれぞれ対応)、−1乗算器N
61〜63(図2のN51〜53にそれぞれ対応)、1
/2乗算器H61,62(図2のH51,52にそれぞ
れ対応)、丸め器R61,62(図2のR51,52に
それぞれ対応)により構成されており、図18の乗算器
Mは1個も使用していない。
【0105】すなわち、演算に時間を要し、その構造も
複雑な乗算器Mを使用しないことにより、変換速度の速
い、回路構成の簡単な集積回路化し易い4点逆変換器を
実現している。ここで、加算器A61,63,64,6
5は、2つの入力信号の差をとる減算の機能を有してい
る。
【0106】図15には、図11符号化装置の逆変換を
する復号装置の回路構成を示している。ロスレスの4点
変換器RTQ21〜23は図14に示したものであり、
それぞれ4点変換器TQ21〜23(図11)の逆変換
をしている。2点逆変換器RTW21〜25は、それぞ
れ2点変換器TW21〜25の逆変換をしており、図1
9に示したロスレスの逆変換器である。−1乗算器N2
21〜229は、それぞれN21〜29(図11)に対
応している。ここにおける接続は図11の入出力(左
右)を逆転したものとなっている。
【0107】従来例と対比すると、図20および図21
の従来の回路は、いずれも乗算器Mを39個含むもので
あった。これに対して図1および図10の本発明による
ならば、乗算器Mを15個含むだけであるから変換速度
は速く、複雑な構造の乗算器Mが従来比で15/39と
少ないために、回路が簡単で、コストも低く実現するこ
とができる。これらの利点は、図13および図15の復
号装置においても同じである。
【0108】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によるならば、加算器Aと、−1乗算器Nと、1/2乗
算器Hと、丸め器Rとからなる新規な4点変換器(又は
4点逆変換器)と、2点変換器(又は2点逆変換器)と
によって符号化装置(又は復号装置)を構成することに
より、乗算器Mの数を大幅に減少した。その結果、符号
化(又は復号)速度は極めて高速となり、複雑な構造の
乗算器Mの数も少ないから、廉価に集積回路化すること
ができるようになった。したがって、本発明の効果は極
めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す符号化装置の回路構
成図である。
【図2】本発明によるロスレス4点アダマール変換器の
回路構成図である。
【図3】本発明による図2のロスレス4点アダマール変
換器が、従来の2点変換器を用いた回路と置き換え可能
であることを示す回路図である。
【図4】本発明による図2のロスレス4点アダマール変
換器が、従来の2点変換器を用いた回路と置き換え可能
であることを示す他の回路図である。
【図5】本発明による図2のロスレス4点アダマール変
換器が、従来の2点変換器を用いた回路と置き換え可能
であることを示すさらに他の回路図である。
【図6】本発明による図2のロスレス4点アダマール変
換器が、従来の2点変換器を用いた回路と置き換え可能
であることを示すさらに他の回路図である。
【図7】本発明による図2のロスレス4点アダマール変
換器が、従来の2点変換器を用いた回路と置き換え可能
であることを示すさらに他の回路図である。
【図8】本発明による図2のロスレス4点アダマール変
換器が、従来の2点変換器を用いた回路と置き換え可能
であることを示すさらに他の回路図である。
【図9】図1の回路に至る手順を説明するための回路構
成図である。
【図10】図9の手順により変換した本発明の符号化装
置の回路構成図である。
【図11】本発明の他の符号化装置の実施例を示す回路
構成図である。
【図12】図11の回路に至る手順を説明するための回
路構成図である。
【図13】本発明の復号装置の実施例を示す回路構成図
である。
【図14】本発明によるロスレス4点逆アダマール変換
器の回路構成図である。
【図15】本発明の復号装置の他の実施例を示す回路構
成図である。
【図16】従来のチェンの高速DCTアルゴリズムによ
る符号化装置の回路構成図である。
【図17】従来のバタフライ演算器の回路図である。
【図18】従来のロスレス2点変換器の回路図である。
【図19】従来のロスレス2点逆変換器の回路図であ
る。
【図20】従来のチェンの高速DCTアルゴリズムを、
回転を施す変換器で構成した回路構成図である。
【図21】従来のリグテンバーグの高速DCTアルゴリ
ズムによる符号化装置の回路構成図である。
【符号の説明】
A 加算器 C コサイン乗算器 H 1/2乗算器 M 乗算器 N −1乗算器 R 丸め器 RTQ 4点逆変換器 RTW 2点逆変換器 S サイン乗算器 TQ 4点変換器 TW 2点変換器 X,Y,Z 出力(又は入力) x,y,z 入力(又は出力)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神林 紀嘉 新潟県長岡市悠久町268番地12 Fターム(参考) 5C021 PA66 PA67 PA83 XA01 YC08 5C059 KK06 KK11 MA04 MA22 MA23 MA45 MC14 SS06 UA02 UA05 5C078 BA56 CA25 CA31 DA00 DA01 DA02 9A001 HH27

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号を符号化する方法において、 複数の加算および減算処理(A)をし、−1を乗算する
    ための複数の−1乗算処理(N)をし、1/2を乗算す
    るための複数の1/2乗算処理(H)をし、小数点以下
    の値を丸めて複数の丸め処理(R)をし、4個の入力
    (z0〜3)をアダマール変換して4個の変換出力(Z
    0〜3)を得るための複数の4点変換処理(TQ)を
    し、 前記複数の4点変換処理(TQ)と組合せて、2個の入
    力(y0,1)をロスレス変換して2個の変換出力(Y
    0,1)を得るための複数の2点変換処理(TW)とを
    含んだ画像の符号化方法。
  2. 【請求項2】 前記複数の4点変換処理(TQ)のそれ
    ぞれにおいて、 前記4個の入力(z0〜3)のうちの第1の入力(z
    0)に−1を乗算するための第1の−1乗算処理(N5
    1)をし、 前記4個の入力(z0〜3)のうちの第2の入力(z
    1)に−1を乗算するための第2の−1乗算処理(N5
    3)をし、 前記4個の入力(z0〜3)のうちの第3の入力(z
    2)と前記第1の入力(z0)とを加算するための第1
    の加算処理(A55)をし、 前記4個の入力(z0〜3)のうちの第4の入力(z
    3)から前記第2の入力(z1)を減算するための第1
    の減算処理(A57)をし、 前記第1の減算処理(A57)の結果に1/2を乗算す
    るための第1の1/2乗算処理(H51)をし、 前記第1の加算処理(A55)の結果に1/2を乗算す
    るための第2の1/2乗算処理(H52)をし、 前記第2の1/2乗算処理(H52)の結果から前記第
    1の1/2乗算処理(H51)の結果を減算するための
    第2の減算処理(A54)をし、 前記第1の1/2乗算処理(H51)の結果に前記第2
    の1/2乗算処理(H52)の結果を加算するための第
    2の加算処理(A52)をし、 前記第2の加算処理(A52)の結果の小数点以下を丸
    めて整数を得るための第1の丸め処理(R51)をし、 前記第2の減算処理(A54)の結果の小数点以下を丸
    めて整数を得るための第2の丸め処理(R52)をし、 前記第1の−1乗算処理(N51)の結果に前記第1の
    丸め処理(R51)の結果を加算するための第3の加算
    処理(A51)をし、 前記第2の−1乗算処理(N53)の結果に前記第2の
    丸め処理(R52)の結果を加算して、アダマール変換
    後の第2の変換出力(Z1)を得る第4の加算処理(A
    53)をし、 前記第1の加算処理(A55)の結果から前記第2の変
    換出力(Z1)を減算してアダマール変換後の第1の変
    換出力(Z0)を得るための第3の減算処理(A56)
    をし、 前記第3の加算処理(A51)の結果に−1を乗算して
    アダマール変換後の第3の変換出力(Z2)を得るため
    の−1乗算処理(N52)をし、 前記第1の減算処理(A57)の結果から前記第3の加
    算処理(A51)の結果を減算してアダマール変換後の
    第4の変換出力(Z3)を得るための第4の減算処理
    (A58)をする請求項1の画像の符号化方法。
  3. 【請求項3】 前記複数の2点変換処理(TW)のそれ
    ぞれにおいて、 前記2個の入力(y0,1)のうちの第1の入力(y
    0)に所定の係数を乗算するための第1の乗算処理(M
    1)をし、 前記第1の乗算処理(M1)の結果の小数点以下を丸め
    て整数を得るための第1の丸め処理(R2)をし、 前記2個の入力(y0,1)のうちの第2の入力(y
    1)に前記第1の丸め処理(R2)の結果を加算するた
    めの第1の加算処理(A2)をし、 前記第1の加算処理(A2)の結果に所定の係数を乗算
    するための第2の乗算処理(M3)をし、 前記第2の乗算処理(M3)の結果の小数点以下を丸め
    て整数を得るための第2の丸め処理(R1)をし、 前記第1の入力(y0)に前記第2の丸め処理(R1)
    の結果を加算してロスレス変換後の第1の変換出力(Y
    0)を得るための第2の加算処理(A1)をし、 前記第2の加算処理(A1)の結果に所定の係数を乗算
    するための第3の乗算処理(M2)をし、 前記第3の乗算処理(M2)の結果の小数点以下を丸め
    て整数を得るための第3の丸め処理(R3)をし、 前記第1の加算処理(A2)の結果に前記第3の丸め処
    理(R3)の結果を加算してロスレス変換後の第2の変
    換出力(Y1)を得るための第3の加算処理(A3)を
    する請求項1の画像の符号化方法。
  4. 【請求項4】 8個の画像信号(x0〜7)を符号化し
    て8個の符号(X0〜7)を得る画像の符号化方法にお
    いて、 前記第1の画像信号(x0)を第1の入力(TQ1のz
    0)とし、 前記第8の画像信号(x7)を第2の入力(TQ1のz
    1)とし、 前記第4の画像信号(x3)を第3の入力(TQ1のz
    2)とし、 前記第5の画像信号(x4)を第4の入力(TQ1のz
    3)としてアダマール変換して変換後の4個の変換出力
    (TQ1のZ0〜3)を得るための第1の4点変換処理
    (TQ1)をし、 前記第2の画像信号(x1)を第1の入力(TQ2のz
    0)とし、 前記第7の画像信号(x6)を第2の入力(TQ2のz
    1)とし、 前記第3の画像信号(x2)を第3の入力(TQ2のz
    2)とし、 前記第6の画像信号(x5)を第4の入力(TQ2のz
    3)としてアダマール変換して変換後の4個の変換出力
    (TQ2のZ0〜3)を得るための第2の4点変換処理
    (TQ2)をし、 前記第1の4点変換処理(TQ1)における第4の変換
    出力(Z3)に−1を乗算(N1)した値を第1の入力
    (TW1のy0)とし、前記第1の4点変換処理(TQ
    1)における第2の変換出力(Z1)を第2の入力(T
    W1のy1)としてロスレス変換して2個の変換出力
    (TW1のY0,1)を得るための第1の2点ロスレス
    変換処理(TW1)をし、 前記第2の4点変換処理(TQ2)における第1の変換
    出力(TQ2のZ0)を第1の入力(TW2のy0)と
    し、前記第1の4点変換処理(TQ1)における第1の
    変換出力(TQ1のZ0)を第2の入力(TW2のy
    1)としてロスレス変換して2個の変換出力(TW2の
    Y0,1)をそれぞれ第1および第5の符号(X0およ
    びX4)として得るための第2の2点変換処理(TW
    2)をし、 前記第2の4点変換処理(TQ2)における第3の変換
    出力(TQ2のZ2)を第1の入力(TW3のy0)と
    し、前記第1の4点変換処理(TQ1)における第3の
    変換出力(TQ1のZ2)を第2の入力(TW3のy
    1)としてロスレス変換して2個の変換出力(TW3の
    Y0,1)をそれぞれ第3および第7の符号(X2およ
    びX6)として得るための第3の2点変換処理(TW
    3)をし、 前記第1の2点変換処理(TW1)における第1の変換
    出力(TW1のY0)を第1の入力(TQ3のz0)と
    し、前記第2の4点変換処理(TQ2)における第4の
    変換出力(TQ2のZ3)を第2の入力(TQ3のz
    1)とし、前記第2の4点変換処理(TQ2)における
    第2の変換出力(TQ2のz1)を第3の入力(TQ3
    のz2)とし、前記第1の2点変換処理(TW1)にお
    ける第2の変換出力(TW1のY1)を第4の入力(T
    Q3のz3)としてアダマール変換して変換後の4個の
    変換出力(TQ3のZ0〜3)を得るための第3の4点
    変換処理(TQ3)をし、 前記第3の4点変換処理(TQ3)の第3の変換出力
    (TQ3のZ2)を第1の入力(TW4のy0)とし、
    前記第3の4点変換処理(TQ3)の第1の変換出力
    (TQ3のZ0)を第2の入力(TW4のy1)として
    ロスレス変換し、2個の変換出力(TW4のY0,Y
    1)をそれぞれ第2および第8の符号(X1およびX
    7)として得るための第4の2点変換処理(TW4)を
    し、 前記第3の4点変換処理(TQ3)の第2の変換出力
    (TQ3のZ1)を第1の入力(TW5のy0)とし、
    前記第3の4点変換処理(TQ3)の第4の変換出力
    (TQ3のZ3)を第2の入力(TW5のy1)とし
    て、ロスレス変換し、2個の変換出力(TW5のY0,
    Y1)をそれぞれ第6および第4の符号(X5およびX
    3)として得るための第5の2点変換処理(TW5)を
    する画像の符号化方法。
  5. 【請求項5】 8個の画像信号(x0〜7)を符号化し
    て8個の符号(X0〜7)を得る画像の符号化方法にお
    いて、 前記第1の画像信号(x0)を第1の入力(TQ11の
    z0)とし、 前記第8の画像信号(x7)を第2の入力(TQ11の
    z1)とし、 前記第4の画像信号(x3)を第3の入力(TQ11の
    z2)とし、 前記第5の画像信号(x4)を第4の入力(TQ11の
    z3)としてアダマール変換して変換後の4個の変換出
    力(TQ11のZ0〜3)を得るための第1の4点変換
    処理(TQ11)をし、 前記第2の画像信号(x1)を第1の入力(TQ12の
    z0)とし、 前記第7の画像信号(x6)を第2の入力(TQ12の
    z1)とし、 前記第3の画像信号(x2)を第3の入力(TQ12の
    z2)とし、 前記第6の画像信号(x5)を第4の入力(TQ12の
    z3)としてアダマール変換して変換後の4個の変換出
    力(TQ12のZ0〜3)を得るための第2の4点変換
    処理(TQ12)をし、 前記第1の4点変換処理(TQ11)における第2の変
    換出力(Z0)を第1の入力(TW11のy0)とし、
    前記第1の4点変換処理(TQ11)における第4の変
    換出力(Z3)に−1を乗算(N11)した値を第2の
    入力(TW11のy1)としてロスレス変換して2個の
    変換出力(TW11のY0,1)を得るための第1の2
    点ロスレス変換処理(TW11)をし、 前記第1の4点変換処理(TQ11)における第1の変
    換出力(TQ11のZ0)を第1の入力(TW12のy
    0)とし、前記第2の4点変換処理(TQ12)におけ
    る第1の変換出力(TQ12のZ0)を第2の入力(T
    W12のy1)としてロスレス変換して2個の変換出力
    (TW12のY0,1)をそれぞれ第1および第5の符
    号(X0およびX4)として得るための第2の2点変換
    処理(TW12)をし、 前記第2の4点変換処理(TQ12)における第3の変
    換出力(TQ12のZ2)を第1の入力(TW3のy
    0)とし、前記第1の4点変換処理(TQ11)におけ
    る第3の変換出力(TQ11のZ2)を第2の入力(T
    W13のy1)としてロスレス変換して2個の変換出力
    (TW13のY0,1)をそれぞれ第3および第7の符
    号(X2およびX6)として得るための第3の2点変換
    処理(TW13)をし、 前記第1の2点変換処理(TW11)における第1の変
    換出力(TW1のY0)を第1の入力(TQ13のz
    0)とし、前記第2の4点変換処理(TQ12)におけ
    る第4の変換出力(TQ12のZ3)を第2の入力(T
    Q13のz1)とし、前記第2の4点変換処理における
    第2の変換出力(TQ12のz1)を第3の入力(TQ
    13のz2)とし、前記第1の2点変換処理(TW1
    1)における第2の変換出力(TW11のY1)を第4
    の入力(TQ13のz3)としてアダマール変換して変
    換後の4個の変換出力(TQ13のZ0〜3)を得るた
    めの第3の4点変換処理(TQ13)をし、 前記第3の4点変換処理(TQ13)における第1の変
    換出力(TQ13のZ0)を第1の入力(TW14のy
    0)とし、前記第3の4点変換処理(TQ13)の第3
    の変換出力(TQ13のZ2)を第2の入力(TW14
    のy1)としてロスレス変換して2個の変換出力(TW
    14のY0,Y1)をそれぞれ第2および第8の符号
    (X1およびX7)として得るための第4の2点変換処
    理(TW14)をし、 前記第3の4点変換処理(TQ13)の第4の変換出力
    (TQ13のZ3)を第1の入力(TW15のy0)と
    し、前記第3の4点変換処理(TQ13)の第2の変換
    出力(TQ13のZ1)を第2の入力(TW15のy
    1)として、ロスレス変換して2個の変換出力(TW1
    5のY0,Y1)をそれぞれ第6および第4の符号(X
    5およびX3)として得るための第5の2点変換処理
    (TW15)をする画像の符号化方法。
  6. 【請求項6】 8個の画像信号(x0〜7)を符号化し
    て8個の符号(X0〜7)を得る画像の符号化方法にお
    いて、 前記第5の画像信号(x4)を第1の入力(TQ21の
    z0)とし、 前記第4の画像信号(x3)を第2の入力(TQ21の
    z1)とし、 前記第1の画像信号(x0)を第3の入力(TQ21の
    z2)とし、 前記第8の画像信号(x7)を第4の入力(TQ21の
    z3)としてアダマール変換して変換後の4個の変換出
    力(TQ21のZ0〜3)を得るための第1の4点変換
    処理(TQ21)をし、 前記第3の画像信号(x2)を第1の入力(TQ22の
    z0)とし、 前記第2の画像信号(x1)を第2の入力(TQ22の
    z1)とし、 前記第6の画像信号(x5)を第3の入力(TQ22の
    z2)とし、 前記第7の画像信号(x6)を第4の入力(TQ22の
    z3)としてアダマール変換して変換後の4個の変換出
    力(TQ22のZ0〜3)を得るための第2の4点変換
    処理(TQ22)をし、 前記第1の4点変換処理(TQ21)における第2の変
    換出力(Z1)に−1を乗算(N21)した値を第1の
    入力(TW21のy0)とし、前記第1の4点変換処理
    (TQ21)における第4の変換出力(Z3)に−1を
    乗算(N22)した値を第2の入力(TW21のy1)
    としてロスレス変換して2個の変換出力(TW1のY
    0,1)を得るための第1の2点ロスレス変換処理(T
    W21)をし、 前記第1の4点変換処理(TQ21)における第3の変
    換出力(TQ21のZ2)を第1の入力(TW22のy
    0)とし、前記第2の4点変換処理(TQ22)におけ
    る第2の変換出力(TQ22のZ1)に−1を乗算(N
    23)した値を第2の入力(TW22のy1)としてロ
    スレス変換して2個の変換出力(TW22のY0,1)
    を得て第1の変換出力(TW22のY0)に−1を乗算
    (N26)した値を第7の符号(X6)とし、第2の変
    換出力(TW22のY1)を第3の符号(X2)として
    得るための第2の2点変換処理(TW22)をし、 前記第1の4点変換処理(TQ21)における第1の変
    換出力(TQ21のZ0)を第1の入力(TW23のy
    0)とし、前記第2の4点変換処理(TQ22)におけ
    る第1の変換出力(TQ22のZ0)を第2の入力(T
    W23のy1)としてロスレス変換して2個の変換出力
    (TW23のY0,1)を得て第1の変換出力(TW2
    3のY0)を第1の符号(X0)とし、第2の変換出力
    (TW23のY1)に−1を乗算(N27)した値を第
    5の符号(X4)として得るための第3の2点変換処理
    (TW23)をし、 前記第1の2点変換処理(TW21)における第2の変
    換出力(TW21のY1)を第1の入力(TQ23のz
    0)とし、前記第2の4点変換処理(TQ22)におけ
    る第3の変換出力(TQ22のZ2)を第2の入力(T
    Q23のz1)とし、前記第2の4点変換処理(TQ2
    2)における第4の変換出力(TQ22のz3)を第3
    の入力(TQ23のz2)とし、前記第1の2点変換処
    理(TW21)における第1の変換出力(TW21のY
    0)に−1を乗算(N25)した値を第4の入力(TQ
    23のz3)としてアダマール変換して変換後の4個の
    変換出力(TQ23のZ0〜3)を得るための第3の4
    点変換処理(TQ23)をし、 前記第3の4点変換処理(TQ23)の第1の変換出力
    (TQ23のZ0)を第1の入力(TW24のy0)と
    し、前記第3の4点変換処理(TQ23)の第2の変換
    出力(TQ23のZ1)を第2の入力(TW24のy
    1)としてロスレス変換し、2個の変換出力(TW24
    のY0,Y1)を得て第1の変換出力(TW24のY
    0)を第6の符号(X5)とし、第2の変換出力(TW
    24のY1)に−1を乗算(N28)した値を第4の符
    号(X3)として得るための第4の2点変換処理(TW
    24)をし、 前記第3の4点変換処理(TQ23)の第3の変換出力
    (TQ23のZ2)を第1の入力(TW25のy0)と
    し、前記第3の4点変換処理(TQ23)の第4の変換
    出力(TQ23のZ3)を第2の入力(TW25のy
    1)として、ロスレス変換し、2個の変換出力(TW2
    5のY0,Y1)を得て第1の変換出力(TW25のY
    0)に−1を乗算(N29)した値を第8の符号とし、
    第2の変換出力(TW25のY1)を第2の符号(X
    1)として得るための第5の2点変換処理(TW25)
    をする画像の符号化方法。
  7. 【請求項7】 前記第1,第2および第3の4点変換処
    理(TQ1,2,3,11,12,13,21,22,
    23)のそれぞれにおいて、 前記4個の入力(z0〜3)のうちの第1の入力(z
    0)に−1を乗算するための第1の−1乗算処理(N5
    1)をし、 前記4個の入力(z0〜3)のうちの第2の入力(z
    1)に−1を乗算するための第2の−1乗算処理(N5
    3)をし、 前記4個の入力(z0〜3)のうちの第3の入力(z
    2)と前記第1の入力(z0)とを加算するための第1
    の加算処理(A55)をし、 前記4個の入力(z0〜3)のうちの第4の入力(z
    3)から前記第2の入力(z1)を減算するための第1
    の減算処理(A57)をし、 前記第1の減算処理(A57)の結果に1/2を乗算す
    るための第1の1/2乗算処理(H51)をし、 前記第1の加算処理(A55)の結果に1/2を乗算す
    るための第2の1/2乗算処理(H52)をし、 前記第2の1/2乗算処理(H52)の結果から前記第
    1の1/2乗算処理(H51)の結果を減算するための
    第2の減算処理(A54)をし、 前記第1の1/2乗算処理(H51)の結果に前記第2
    の1/2乗算処理(H52)の結果を加算するための第
    2の加算処理(A52)をし、 前記第2の加算処理(A52)の結果の小数点以下を丸
    めて整数を得るための第1の丸め処理(R51)をし、 前記第2の減算処理(A54)の結果の小数点以下を丸
    めて整数を得るための第2の丸め処理(R52)をし、 前記第1の−1乗算処理(N51)の結果に前記第1の
    丸め処理(R51)の結果を加算するための第3の加算
    処理(A51)をし、 前記第2の−1乗算処理(N53)の結果に前記第2の
    丸め処理(R52)の結果を加算して、アダマール変換
    後の第2の変換出力(Z1)を得る第4の加算処理(A
    53)をし、 前記第1の加算処理(A55)の結果から前記第2の変
    換出力(Z1)を減算してアダマール変換後の第1の変
    換出力(Z0)を得るための第3の減算処理(A56)
    をし、 前記第3の加算処理(A51)の結果に−1を乗算して
    アダマール変換後の第3の変換出力(Z2)を得るため
    の−1乗算処理(N52)をし、 前記第1の減算処理(A57)の結果から前記第3の加
    算処理(A51)の結果を減算してアダマール変換後の
    第4の変換出力(Z3)を得るための第4の減算処理
    (A58)をする請求項4,5または6の画像の符号化
    方法。
  8. 【請求項8】 前記第1ないし第5の2点変換処理(T
    W1〜5,11〜15,21〜25)のそれぞれにおい
    て、 前記2個の入力(y0,1)のうちの第1の入力(y
    0)に所定の係数を乗算するための第1の乗算処理(M
    1)をし、 前記第1の乗算処理(M1)の結果の小数点以下を丸め
    て整数を得るための第1の丸め処理(R2)をし、 前記2個の入力(y0,1)のうちの第2の入力(y
    1)に前記第1の丸め処理(R2)の結果を加算するた
    めの第1の加算処理(A2)をし、 前記第1の加算処理(A2)の結果に所定の係数を乗算
    するための第2の乗算処理(M3)をし、 前記第2の乗算処理(M3)の結果の小数点以下を丸め
    て整数を得るための第2の丸め処理(R1)をし、 前記第1の入力(y0)に前記第2の丸め処理(R1)
    の結果を加算してロスレス変換後の第1の変換出力(y
    0)を得るための第2の加算処理(A1)をし、 前記第2の加算処理(A1)の結果に所定の係数を乗算
    するための第3の乗算処理(M2)をし、 前記第3の乗算処理(M2)の結果の小数点以下を丸め
    て整数を得るための第3の丸め処理(R3)をし、 前記第1の加算処理(A2)の結果に前記第3の丸め処
    理(R3)の結果を加算してロスレス変換後の第2の変
    換出力(Y1)を得るための第3の加算処理(A3)を
    する請求項4,5または6の画像の符号化方法。
  9. 【請求項9】 符号化した画像信号を復号する方法にお
    いて、 複数の加算および減算処理(A)をし、−1を乗算する
    ための複数の−1乗算処理(N)をし、1/2を乗算す
    るための複数の1/2乗算処理(H)をし、小数点以下
    の値を丸めるための複数の丸め処理(R)をし、4個の
    変換入力(Z0〜3)を逆アダマール変換して4個の逆
    変換出力(z0〜3)を得るための複数の4点逆変換処
    理(RTQ)をし、 前記複数の4点逆変換処理(RTQ)と組合せて、2個
    の変換入力(Y0,1)をロスレス逆変換して2個の逆
    変換出力(y0,1)を得るための複数の2点逆変換処
    理(RTW)とを含んだ画像の復号方法。
  10. 【請求項10】 前記複数の4点逆変換処理(RTQ)
    のそれぞれにおいて、 前記4個の変換入力(Z0〜3)のうちの第3の入力
    (Z2)に−1を乗算するための第1の−1乗算処理
    (N62)をし、 前記4個の変換入力(Z0〜3)のうちの第4の変換入
    力(Z3)に前記第1の−1乗算処理(N62)の結果
    を加算するための第1の加算処理(A68)をし、 前記4個の変換入力(Z0〜3)のうちの第1の変換入
    力(Z0)に前記4個の変換入力(Z0〜3)のうちの
    第2の変換入力(Z1)を加算するための第2の加算処
    理(A66)をし、 前記第1の加算処理(A68)の結果に1/2を乗算す
    るための第1の1/2乗算処理(H61)をし、 前記第2の加算処理(A66)の結果に1/2を乗算す
    るための第2の1/2乗算処理(H62)をし、 前記第2の1/2乗算処理(H62)の結果から前記第
    1の1/2乗算処理(H61)の結果を減算するための
    第1の減算処理(A64)をし、 前記第1の1/2乗算処理(H61)の結果に前記第2
    の1/2乗算処理(H62)の結果を加算するための第
    3の加算処理(A62)をし、 前記第3の加算処理(A62)の結果の小数点以下を丸
    めて整数を得るための第1の丸め処理(R61)をし、 前記第1の減算処理(A64)の結果の小数点以下を丸
    めて整数を得るための第2の丸め処理(R62)をし、 前記第1の−1乗算処理(N62)の結果から前記第1
    の丸め処理(R61)の結果を減算するための第2の減
    算処理(A61)をし、 前記第2の変換入力(Z1)から前記第2の丸め処理
    (R62)の結果を減算するための第3の減算処理(A
    63)をし、 前記第2の減算処理(A61)の結果に−1を乗じて逆
    アダマール変換後の第1の逆変換出力(z0)を得るた
    めの第2の−1乗算処理(N61)をし、 前記第3の減算処理(A63)の結果に−1を乗じて逆
    アダマール変換後の第2の逆変換出力(z1)を得るた
    めの第3の−1乗算処理(N63)をし、 前記第2の加算処理(A66)の結果から前記第1の逆
    変換出力(z0)を減算して、逆アダマール変換後の第
    3の逆変換出力(z2)を得るための第3の減算処理
    (A65)をし、 前記第1の加算処理(A68)の結果に前記第2の逆変
    換出力(z1)を加算して、逆アダマール変換後の第4
    の逆変換出力(z3)を得るための第4の加算処理をす
    る請求項9の画像の復号方法。
  11. 【請求項11】 前記複数の2点変換処理(RTW)の
    それぞれにおいて、 前記2個の変換入力(Y0,1)のうちの第1の変換入
    力(Y0)に所定の係数を乗算するための第1の乗算処
    理(M11)をし、 前記第1の乗算処理(M11)の結果の小数点以下を丸
    めて整数を得るための第1の丸め処理(R12)をし、 前記2個の変換入力(Y0,1)のうちの第2の変換入
    力(Y1)から前記第1の丸め処理(R12)の結果を
    減算するための第1の減算処理(A12)をし、 前記第1の減算処理(A12)の結果に所定の係数を乗
    算するための第2の乗算処理(M13)をし、 前記第2の乗算処理(M13)の結果の小数点以下を丸
    めて整数を得るための第2の丸め処理(R11)をし、 前記第1の変換入力(Y0)から前記第2の丸め処理
    (R11)の結果を減算してロスレス逆変換後の第1の
    逆変換出力(y0)を得るための第2の減算処理(A1
    1)をし、 前記第2の減算処理(A11)の結果に所定の係数を乗
    算するための第3の乗算処理(M12)をし、 前記第3の乗算処理(M12)の結果の小数点以下を丸
    めて整数を得るための第3の丸め処理(R13)をし、 前記第1の減算処理(A12)の結果から前記第3の丸
    め処理(R13)の結果を減算してロスレス逆変換後の
    第2の逆変換出力(y1)を得るための第3の減算処理
    (A13)をする請求項9の画像の復号方法。
  12. 【請求項12】 8個の画像信号を符号化した符号(X
    0〜7)を復号して符号化前の8個の画像信号(x0〜
    7)を得る復号方法において、 前記第2の符号(X1)を第1の入力(RTW4のY
    0)とし、前記第8の符号(X7)を第2の入力(RT
    W4のY1)としてロスレス逆変換して2個の逆変換出
    力(y0,1)を得るための第1の2点逆変換処理(R
    TW4)をし、 前記第6の符号(X5)を第1の入力(RTW5のY
    0)とし、前記第4の符号(X3)を第2の入力(RT
    W5のY1)としてロスレス逆変換して2個の逆変換出
    力(y0,1)を得るための第2の2点逆変換処理(R
    TW5)をし、 前記第1の符号(X0)を第1の入力(RTW2のY
    0)とし、前記第5の符号(X4)を第2の入力(RT
    W2のY1)としてロスレス逆変換して2個の逆変換出
    力(y0,1)を得るための第3の2点逆変換処理(R
    TW2)をし、 前記第3の符号(X2)を第1の入力(RTW3のY
    0)とし、前記第7の符号(X6)を第2の入力(RT
    W3のY1)としてロスレス逆変換して2個の逆変換出
    力(y0,1)を得るための第4の2点逆変換処理(R
    TW3)をし、 前記第1の2点変換処理(RTW4)における第2の逆
    変換出力(y1)を第1の入力(RTQ3のZ0)と
    し、 前記第2の2点変換処理(RTW5)における第1の逆
    変換出力(y0)を第2の入力(RTQ3のZ1)と
    し、 前記第1の2点変換処理(RTW4)における第1の逆
    変換出力(y0)を第3の入力(RTQ3のZ2)と
    し、 前記第2の2点変換処理(RTW5)における第2の逆
    変換出力(y1)を第4の入力(RTQ3のZ3)と
    し、逆アダマール変換して逆変換後の4個の逆変換出力
    (RTQ3のz0〜3)を得るための第1の4点逆変換
    処理(RTQ3)をし、 前記第1の4点逆変換処理(RTQ3)における第1の
    逆変換出力(RTQ3のz0)を第1の入力(RTW1
    のY0)とし、前記第1の4点逆変換処理(RTQ3)
    における第4の逆変換出力(RTQ3のz3)を第2の
    入力(RTW1のY1)としてロスレス逆変換して2個
    の逆変換出力(y0,1)を得るための第5の2点逆変
    換処理(RTW1)をし、 前記第3の2点逆変換処理(RTW2)における第2の
    逆変換出力(y1)を第1の入力(RTQ1のZ0)と
    し、 前記第5の2点逆変換処理(RTW1)における第2の
    逆変換出力(y1)を第2の入力(RTQ1のZ1)と
    し、 前記第4の2点逆変換処理(RTW3)における第2の
    逆変換出力(y1)を第3の入力(RTQ1のZ2)と
    し、 前記第5の2点逆変換処理(RTW1)における第1の
    逆変換出力(y0)に−1を乗算(N2)した値を第4
    の入力(RTQ1のZ3)とし、逆アダマール変換して
    逆変換後の4個の逆変換出力(RTQ1のz0〜3)を
    得て、第1の逆変換出力(RTQ1のz0)を前記第1
    の画像信号(x0)とし、前記第2の逆変換出力(RT
    Q1のz1)を前記第8の画像信号(x7)とし、前記
    第3の逆変換出力(RTQ1のz2)を前記第4の画像
    信号(x3)とし、前記第4の逆変換出力(RTQ1の
    z3)を前記第5の画像信号(x4)とする第2の4点
    逆変換処理(RTQ1)をし、 前記第3の2点逆変換処理(RTW2)における第1の
    逆変換出力(y0)を第1の入力(RTQ2のZ0)と
    し、 前記第1の4点逆変換処理(RTQ3)における第3の
    逆変換出力(z3)を第2の入力(RTQ2のZ1)と
    し、 前記第4の2点逆変換処理(RTW3)における第1の
    逆変換出力(y0)を第3の入力(RTQ2のZ2)と
    し、 前記第1の4点逆変換処理(RTQ3)における第2の
    逆変換出力(z1)を第4の入力(RTQ2のZ3)と
    し、逆アダマール変換して逆変換後の4個の逆変換出力
    (RTQ2のz0〜3)を得て、第1の逆変換出力(R
    TQ2のz0)を前記第2の画像信号(x1)とし、第
    2の逆変換出力(RTQ2のz1)を前記第7の画像信
    号(x6)とし、 第3の逆変換出力(RTQ2のz
    2)を前記第3の画像信号(x2)とし、第4の逆変換
    出力(RTQ2のz3)を前記第6の画像信号(x5)
    とする第3の4点逆変換処理(RTQ2)をする画像の
    復号方法。
  13. 【請求項13】 8個の画像信号を符号化した符号(X
    0〜7)を復号して符号化前の8個の画像信号(x0〜
    7)を得る復号方法において、 前記第6の符号(X5)を第1の入力(RTW24のY
    0)とし、前記第4の符号(X3)に−1を乗算(N2
    28)して第2の入力(RTW24のY1)としてロス
    レス逆変換して2個の逆変換出力(y0,1)を得るた
    めの第1の2点逆変換処理(RTW24)をし、 前記第8の符号(X7)に−1を乗算(N229)して
    第1の入力(RTW25のY0)とし、前記第2の符号
    (X1)を第2の入力(RTW25のY1)としてロス
    レス逆変換して2個の逆変換出力(y0,1)を得るた
    めの第2の2点逆変換処理(RTW25)をし、 前記第7の符号(X6)に−1を乗算(N226)して
    第1の入力(RTW22のY0)とし、前記第3の符号
    (X2)を第2の入力(RTW22のY1)としてロス
    レス逆変換して2個の逆変換出力(y0,1)を得るた
    めの第3の2点逆変換処理(RTW22)をし、 前記第1の符号(X0)を第1の入力(RTW23のY
    0)とし、前記第5の符号(X4)に−1を乗算(N2
    27)して第2の入力(RTW23のY1)としてロス
    レス逆変換して2個の逆変換出力(y0,1)を得るた
    めの第4の2点逆変換処理(RTW23)をし、 前記第1の2点変換処理(RTW24)における第1の
    逆変換出力(y0)を第1の入力(RTQ23のZ0)
    とし、 前記第1の2点変換処理(RTW24)における第2の
    逆変換出力(y1)を第2の入力(RTQ23のZ1)
    とし、 前記第2の2点変換処理(RTW25)における第1の
    逆変換出力(y0)を第3の入力(RTQ23のZ2)
    とし、 前記第2の2点変換処理(RTW25)における第2の
    逆変換出力(y1)を第4の入力(RTQ23のZ3)
    とし、逆アダマール変換して逆変換後の4個の逆変換出
    力(RTQ23のz0〜3)を得るための第1の4点逆
    変換処理(RTQ23)をし、 前記第1の4点逆変換処理(RTQ23)における第4
    の逆変換出力(RTQ23のz3)に−1を乗算(N2
    25)して第1の入力(RTW21のY0)とし、前記
    第1の4点逆変換処理(RTQ23)における第1の逆
    変換出力(RTQ23のz0)を第2の入力(RTW2
    1のY1)としてロスレス逆変換して2個の逆変換出力
    (y0,1)を得るための第5の2点逆変換処理(RT
    W21)をし、 前記第4の2点逆変換処理(RTW23)における第1
    の逆変換出力(y0)を第1の入力(RTQ21のZ
    0)とし、 前記第5の2点逆変換処理(RTW21)における第1
    の逆変換出力(y0)に−1を乗算(N221)して第
    2の入力(RTQ21のZ1)とし、 前記第3の2点逆変換処理(RTW22)における第1
    の逆変換出力(y0)を第3の入力(RTQ21のZ
    2)とし、 前記第5の2点逆変換処理(RTW21)における第2
    の逆変換出力(y1)に−1を乗算(N222)した値
    を第4の入力(RTQ21のZ3)とし、逆アダマール
    変換して逆変換後の4個の逆変換出力(RTQ21のz
    0〜3)を得て、第1の逆変換出力(RTQ21のz
    0)を前記第5の画像信号(x4)とし、前記第2の逆
    変換出力(RTQ21のz1)を前記第4の画像信号
    (x3)とし、前記第3の逆変換出力(RTQ21のz
    2)を前記第1の画像信号(x0)とし、前記第4の逆
    変換出力(RTQ21のz3)を前記第8の画像信号
    (x7)とする第2の4点逆変換処理(RTQ21)を
    し、 前記第4の2点逆変換処理(RTW23)における第2
    の逆変換出力(y1)を第1の入力(RTQ22のZ
    0)とし、 前記第3の2点逆変換処理(RTW22)における第2
    の逆変換出力(y1)に−1を乗算(N223)して第
    2の入力(RTQ22のZ1)とし、 前記第1の4点逆変換処理(RTQ23)における第2
    の逆変換出力(z1)に−1を乗算(N224)して第
    3の入力(RTQ22のZ2)とし、 前記第1の4点逆変換処理(RTQ23)における第3
    の逆変換出力(z2)を第4の入力(RTQ22のZ
    3)とし、逆アダマール変換して逆変換後の4個の逆変
    換出力(RTQ22のz0〜3)を得て、第1の逆変換
    出力(RTQ22のz0)を前記第3の画像信号(x
    2)とし、第2の逆変換出力(RTQ22のz1)を前
    記第2の画像信号(x1)とし、 第3の逆変換出力
    (RTQ22のz2)を前記第6の画像信号(x5)と
    し、第4の逆変換出力(RTQ22のz3)を前記第7
    の画像信号(x6)とする第3の4点逆変換処理(RT
    Q22)をする画像の復号方法。
  14. 【請求項14】 前記第1,第2および第3の4点逆変
    換処理RT3,1,2,23,21,22)のそれぞれ
    において、 前記4個の変換入力(Z0〜3)のうちの第3の入力
    (Z2)に−1を乗算するための第1の−1乗算処理
    (N62)をし、 前記4個の変換入力(Z0〜3)のうちの第4の変換入
    力(Z3)に前記第1の−1乗算処理(N62)の結果
    を加算するための第1の加算処理(A68)をし、 前記4個の変換入力(Z0〜3)のうちの第1の変換入
    力(Z0)に前記4個の変換入力(Z0〜3)のうちの
    第2の変換入力(Z1)を加算するための第2の加算処
    理(A66)をし、 前記第1の加算処理(A68)の結果に1/2を乗算す
    るための第1の1/2乗算処理(H61)をし、 前記第2の加算処理(A66)の結果に1/2を乗算す
    るための第2の1/2乗算処理(H62)をし、 前記第2の1/2乗算処理(H62)の結果から前記第
    1の1/2乗算処理(H61)の結果を減算するための
    第1の減算処理(A64)をし、 前記第1の1/2乗算処理(H61)の結果に前記第2
    の1/2乗算処理(H62)の結果を加算するための第
    3の加算処理(A62)をし、 前記第3の加算処理(A62)の結果の小数点以下を丸
    めて整数を得るための第1の丸め処理(R61)をし、 前記第1の減算処理(A64)の結果の小数点以下を丸
    めて整数を得るための第2の丸め処理(R62)をし、 前記第1の−1乗算処理(N62)の結果から前記第1
    の丸め処理(R61)の結果を減算するための第2の減
    算処理(A61)をし、 前記第2の変換入力(Z1)から前記第2の丸め処理
    (R62)の結果を減算するための第3の減算処理(A
    63)をし、 前記第2の減算処理(A61)の結果に−1を乗じて逆
    アダマール変換後の第1の逆変換出力(z0)を得るた
    めの第2の−1乗算処理(N61)をし、 前記第3の減算処理(A63)の結果に−1を乗じて逆
    アダマール変換後の第2の逆変換出力(z1)を得るた
    めの第3の−1乗算処理(N63)をし、 前記第2の加算処理(A66)の結果から前記第1の逆
    変換出力(z0)を減算して、逆アダマール変換後の第
    3の逆変換出力(z2)を得るための第3の減算処理
    (A65)をし、 前記第1の加算処理(A68)の結果に前記第2の逆変
    換出力(z1)を加算して、逆アダマール変換後の第4
    の逆変換出力(z3)を得るための第4の加算処理をす
    る請求項12または13の画像の復号方法。
  15. 【請求項15】 前記第1ないし第5の2点逆変換処理
    (RTW4,5,2,3,1,24,25,22,2
    3,21)のそれぞれにおいて、 前記2個の変換入力(Y0,1)のうちの第1の変換入
    力(Y0)に所定の係数を乗算するための第1の乗算処
    理(M11)をし、 前記第1の乗算処理(M11)の結果の小数点以下を丸
    めて整数を得るための第1の丸め処理(R12)をし、 前記2個の変換入力(Y0,1)のうちの第2の変換入
    力(Y1)から前記第1の丸め処理(R12)の結果を
    減算するための第1の減算処理(A12)をし、 前記第1の減算処理(A12)の結果に所定の係数を乗
    算するための第2の乗算処理(M13)をし、 前記第2の乗算処理(M13)の結果の小数点以下を丸
    めて整数を得るための第2の丸め処理(R11)をし、 前記第1の変換入力(Y0)から前記第2の丸め処理
    (R11)の結果を減算してロスレス逆変換後の第1の
    逆変換出力(y0)を得るための第2の減算処理(A1
    1)をし、 前記第2の減算処理(A11)の結果に所定の係数を乗
    算するための第3の乗算処理(M12)をし、 前記第3の乗算処理(M12)の結果の小数点以下を丸
    めて整数を得るための第3の丸め処理(R13)をし、 前記第1の減算処理(A12)の結果から前記第3の丸
    め処理(R13)の結果を減算してロスレス逆変換後の
    第2の逆変換出力(y1)を得るための第3の減算処理
    (A13)をする請求項12または13の画像の復号方
    法。
  16. 【請求項16】 画像信号を符号化する装置において、 複数の加算および減算手段(A)と、−1を乗算するた
    めの複数の−1乗算手段(N)と、1/2を乗算するた
    めの複数の1/2乗算手段(H)と、小数点以下の値を
    丸める複数の丸め手段(R)とを含む、4個の入力(z
    0〜3)をアダマール変換して4個の変換出力(Z0〜
    3)を得るための複数の4点変換手段(TQ)と、 前記複数の4点変換手段(TQ)と組合せて、2個の入
    力(y0,1)をロスレス変換して2個の変換出力(Y
    0,1)を得るための複数の2点変換手段(TW)とを
    含んだ画像の符号化装置。
  17. 【請求項17】 前記複数の4点変換手段(TQ)のそ
    れぞれにおいて、 前記4個の入力(z0〜3)のうちの第1の入力(z
    0)に−1を乗算するための第1の−1乗算手段(N5
    1)と、 前記4個の入力(z0〜3)のうちの第2の入力(z
    1)に−1を乗算するための第2の−1乗算手段(N5
    3)と、 前記4個の入力(z0〜3)のうちの第3の入力(z
    2)と前記第1の入力(z0)とを加算するための第1
    の加算手段(A55)と、 前記4個の入力(z0〜3)のうちの第4の入力(z
    3)から前記第2の入力(z1)を減算するための第1
    の減算手段(A57)と、 前記第1の減算手段(A57)の出力に1/2を乗算す
    るための第1の1/2乗算手段(H51)と、 前記第1の加算手段(A55)の出力に1/2を乗算す
    るための第2の1/2乗算手段(H52)と、 前記第2の1/2乗算手段(H52)の出力から前記第
    1の1/2乗算手段(H51)の出力を減算するための
    第2の減算手段(A54)と、 前記第1の1/2乗算手段(H51)の出力に前記第2
    の1/2乗算手段(H52)の出力を加算するための第
    2の加算手段(A52)と、 前記第2の加算手段(A52)の出力の小数点以下を丸
    めて整数を得るための第1の丸め手段(R51)と、 前記第2の減算手段(A54)の出力の小数点以下を丸
    めて整数を得るための第2の丸め手段(R52)と、 前記第1の−1乗算手段(N51)の出力に前記第1の
    丸め手段(R51)の出力を加算するための第3の加算
    手段(A51)と、 前記第2の−1乗算手段(N53)の出力に前記第2の
    丸め手段(R52)の出力を加算して、アダマール変換
    後の第2の変換出力(Z1)を得る第4の加算手段(A
    53)と、 前記第1の加算手段(A55)の出力から前記第2の変
    換出力(Z1)を減算してアダマール変換後の第1の変
    換出力(Z0)を得るための第3の減算手段(A56)
    と、 前記第3の加算手段(A51)の出力に−1を乗算して
    アダマール変換後の第3の変換出力(Z2)を得るため
    の−1乗算手段(N52)と、 前記第1の減算手段(A57)の出力から前記第3の加
    算手段(A51)の出力を減算してアダマール変換後の
    第4の変換出力(Z3)を得るための第4の減算手段
    (A58)とを含む請求項16の画像の符号化装置。
  18. 【請求項18】 前記複数の2点変換手段(TW)のそ
    れぞれにおいて、 前記2個の入力(y0,1)のうちの第1の入力(y
    0)に所定の係数を乗算するための第1の乗算手段(M
    1)と、 前記第1の乗算手段(M1)の出力の小数点以下を丸め
    て整数を得るための第1の丸め手段(R2)と、 前記2個の入力(y0,1)のうちの第2の入力(y
    1)に前記第1の丸め手段(R2)の出力を加算するた
    めの第1の加算手段(A2)と、 前記第1の加算手段(A2)の出力に所定の係数を乗算
    するための第2の乗算手段(M3)と、 前記第2の乗算手段(M3)の出力の小数点以下を丸め
    て整数を得るための第2の丸め手段(R1)と、 前記第1の入力(y0)に前記第2の丸め手段(R1)
    の出力を加算してロスレス変換後の第1の変換出力(Y
    0)を得るための第2の加算手段(A1)と、 前記第2の加算手段(A1)の出力に所定の係数を乗算
    するための第3の乗算手段(M2)と、 前記第3の乗算手段(M2)の出力の小数点以下を丸め
    て整数を得るための第3の丸め手段(R3)と、 前記第1の加算手段(A2)の出力に前記第3の丸め手
    段(R3)の出力を加算してロスレス変換後の第2の変
    換出力(Y1)を得るための第3の加算手段(A3)と
    を含む請求項16の画像の符号化装置。
  19. 【請求項19】 8個の画像信号(x0〜7)を符号化
    して8個の符号(X0〜7)を得る画像の符号化装置に
    おいて、 前記第1の画像信号(x0)を第1の入力(TQ1のz
    0)とし、 前記第8の画像信号(x7)を第2の入力(TQ1のz
    1)とし、 前記第4の画像信号(x3)を第3の入力(TQ1のz
    2)とし、 前記第5の画像信号(x4)を第4の入力(TQ1のz
    3)としてアダマール変換して変換後の4個の変換出力
    (TQ1のZ0〜3)を得るための第1の4点変換手段
    (TQ1)と、 前記第2の画像信号(x1)を第1の入力(TQ2のz
    0)とし、 前記第7の画像信号(x6)を第2の入力(TQ2のz
    1)とし、 前記第3の画像信号(x2)を第3の入力(TQ2のz
    2)とし、 前記第6の画像信号(x5)を第4の入力(TQ2のz
    3)としてアダマール変換して変換後の4個の変換出力
    (TQ2のZ0〜3)を得るための第2の4点変換手段
    (TQ2)と、 前記第1の4点変換手段(TQ1)における第4の変換
    出力(Z3)に−1を乗算(N1)した値を第1の入力
    (TW1のy0)とし、前記第1の4点変換手段(TQ
    1)における第2の変換出力(Z1)を第2の入力(T
    W1のy1)としてロスレス変換して2個の変換出力
    (TW1のY0,1)を得るための第1の2点ロスレス
    変換手段(TW1)と、 前記第2の4点変換手段(TQ2)における第1の変換
    出力(TQ2のZ0)を第1の入力(TW2のy0)と
    し、前記第1の4点変換手段(TQ1)における第1の
    変換出力(TQ1のZ0)を第2の入力(TW2のy
    1)としてロスレス変換して2個の変換出力(TW2の
    Y0,1)をそれぞれ第1および第5の符号(X0およ
    びX4)として得るための第2の2点変換手段(TW
    2)と、 前記第2の4点変換手段(TQ2)における第3の変換
    出力(TQ2のZ2)を第1の入力(TW3のy0)と
    し、前記第1の4点変換手段(TQ1)における第3の
    変換出力(TQ1のZ2)を第2の入力(TW3のy
    1)としてロスレス変換して2個の変換出力(TW3の
    Y0,1)をそれぞれ第3および第7の符号(X2およ
    びX6)として得るための第3の2点変換手段(TW
    3)と、 前記第1の2点変換手段(TW1)における第1の変換
    出力(TW1のY0)を第1の入力(TQ3のz0)と
    し、前記第2の4点変換手段(TQ2)における第4の
    変換出力(TQ2のZ3)を第2の入力(TQ3のz
    1)とし、前記第2の4点変換手段(TQ2)における
    第2の変換出力(TQ2のz1)を第3の入力(TQ3
    のz2)とし、前記第1の2点変換手段(TW1)にお
    ける第2の変換出力(TW1のY1)を第4の入力(T
    Q3のz3)としてアダマール変換して変換後の4個の
    変換出力(TQ3のZ0〜3)を得るための第3の4点
    変換手段(TQ3)と、 前記第3の4点変換手段(TQ3)の第3の変換出力
    (TQ3のZ2)を第1の入力(TW4のy0)とし、
    前記第3の4点変換手段(TQ3)の第1の変換出力
    (TQ3のZ0)を第2の入力(TW4のy1)として
    ロスレス変換し、2個の変換出力(TW4のY0,Y
    1)をそれぞれ第2および第8の符号(X1およびX
    7)として得るための第4の2点変換手段(TW4)
    と、 前記第3の4点変換手段(TQ3)の第2の変換出力
    (TQ3のZ1)を第1の入力(TW5のy0)とし、
    前記第3の4点変換手段(TQ3)の第4の変換出力
    (TQ3のZ3)を第2の入力(TW5のy1)とし
    て、ロスレス変換し、2個の変換出力(TW5のY0,
    Y1)をそれぞれ第6および第4の符号(X5およびX
    3)として得るための第5の2点変換手段(TW5)と
    を含む画像の符号化装置。
  20. 【請求項20】 8個の画像信号(x0〜7)を符号化
    して8個の符号(X0〜7)を得る画像の符号化装置に
    おいて、 前記第1の画像信号(x0)を第1の入力(TQ11の
    z0)とし、 前記第8の画像信号(x7)を第2の入力(TQ11の
    z1)とし、 前記第4の画像信号(x3)を第3の入力(TQ11の
    z2)とし、 前記第5の画像信号(x4)を第4の入力(TQ11の
    z3)としてアダマール変換して変換後の4個の変換出
    力(TQ11のZ0〜3)を得るための第1の4点変換
    手段(TQ11)と、 前記第2の画像信号(x1)を第1の入力(TQ12の
    z0)とし、 前記第7の画像信号(x6)を第2の入力(TQ12の
    z1)とし、 前記第3の画像信号(x2)を第3の入力(TQ12の
    z2)とし、 前記第6の画像信号(x5)を第4の入力(TQ12の
    z3)としてアダマール変換して変換後の4個の変換出
    力(TQ12のZ0〜3)を得るための第2の4点変換
    手段(TQ12)と、 前記第1の4点変換手段(TQ11)における第2の変
    換出力(Z0)を第1の入力(TW11のy0)とし、
    前記第1の4点変換手段(TQ11)における第4の変
    換出力(Z3)に−1を乗算(N11)した値を第2の
    入力(TW11のy1)としてロスレス変換して2個の
    変換出力(TW11のY0,1)を得るための第1の2
    点ロスレス変換手段(TW11)と、 前記第1の4点変換手段(TQ11)における第1の変
    換出力(TQ11のZ0)を第1の入力(TW12のy
    0)とし、前記第2の4点変換手段(TQ12)におけ
    る第1の変換出力(TQ12のZ0)を第2の入力(T
    W12のy1)としてロスレス変換して2個の変換出力
    (TW12のY0,1)をそれぞれ第1および第5の符
    号(X0およびX4)として得るための第2の2点変換
    手段(TW12)と、 前記第2の4点変換手段(TQ12)における第3の変
    換出力(TQ12のZ2)を第1の入力(TW3のy
    0)とし、前記第1の4点変換手段(TQ11)におけ
    る第3の変換出力(TQ11のZ2)を第2の入力(T
    W13のy1)としてロスレス変換して2個の変換出力
    (TW13のY0,1)をそれぞれ第3および第7の符
    号(X2およびX6)として得るための第3の2点変換
    手段(TW13)と、 前記第1の2点変換手段(TW11)における第1の変
    換出力(TW1のY0)を第1の入力(TQ13のz
    0)とし、前記第2の4点変換手段(TQ12)におけ
    る第4の変換出力(TQ12のZ3)を第2の入力(T
    Q13のz1)とし、前記第2の4点変換手段における
    第2の変換出力(TQ12のz1)を第3の入力(TQ
    13のz2)とし、前記第1の2点変換手段(TW1
    1)における第2の変換出力(TW11のY1)を第4
    の入力(TQ13のz3)としてアダマール変換して変
    換後の4個の変換出力(TQ13のZ0〜3)を得るた
    めの第3の4点変換手段(TQ13)と、 前記第3の4点変換手段(TQ13)における第1の変
    換出力(TQ13のZ0)を第1の入力(TW14のy
    0)とし、前記第3の4点変換手段(TQ13)の第3
    の変換出力(TQ13のZ2)を第2の入力(TW14
    のy1)としてロスレス変換して2個の変換出力(TW
    14のY0,Y1)をそれぞれ第2および第8の符号
    (X1およびX7)として得るための第4の2点変換手
    段(TW14)と、 前記第3の4点変換手段(TQ13)の第4の変換出力
    (TQ13のZ3)を第1の入力(TW15のy0)と
    し、前記第3の4点変換手段(TQ13)の第2の変換
    出力(TQ13のZ1)を第2の入力(TW15のy
    1)として、ロスレス変換して2個の変換出力(TW1
    5のY0,Y1)をそれぞれ第6および第4の符号(X
    5およびX3)として得るための第5の2点変換手段
    (TW15)とを含む画像の符号化装置。
  21. 【請求項21】 8個の画像信号(x0〜7)を符号化
    して8個の符号(X0〜7)を得る画像の符号化装置に
    おいて、 前記第5の画像信号(x4)を第1の入力(TQ21の
    z0)とし、 前記第4の画像信号(x3)を第2の入力(TQ21の
    z1)とし、 前記第1の画像信号(x0)を第3の入力(TQ21の
    z2)とし、 前記第8の画像信号(x7)を第4の入力(TQ21の
    z3)としてアダマール変換して変換後の4個の変換出
    力(TQ21のZ0〜3)を得るための第1の4点変換
    手段(TQ21)と、 前記第3の画像信号(x2)を第1の入力(TQ22の
    z0)とし、 前記第2の画像信号(x1)を第2の入力(TQ22の
    z1)とし、 前記第6の画像信号(x5)を第3の入力(TQ22の
    z2)とし、 前記第7の画像信号(x6)を第4の入力(TQ22の
    z3)としてアダマール変換して変換後の4個の変換出
    力(TQ22のZ0〜3)を得るための第2の4点変換
    手段(TQ22)と、 前記第1の4点変換手段(TQ21)における第2の変
    換出力(Z1)に−1を乗算(N21)した値を第1の
    入力(TW21のy0)とし、前記第1の4点変換手段
    (TQ21)における第4の変換出力(Z3)に−1を
    乗算(N22)した値を第2の入力(TW21のy1)
    としてロスレス変換して2個の変換出力(TW1のY
    0,1)を得るための第1の2点ロスレス変換手段(T
    W21)と、 前記第1の4点変換手段(TQ21)における第3の変
    換出力(TQ21のZ2)を第1の入力(TW22のy
    0)とし、前記第2の4点変換手段(TQ22)におけ
    る第2の変換出力(TQ22のZ1)に−1を乗算(N
    23)した値を第2の入力(TW22のy1)としてロ
    スレス変換して2個の変換出力(TW22のY0,1)
    を得て第1の変換出力(TW22のY0)に−1を乗算
    (N26)した値を第7の符号(X6)とし、第2の変
    換出力(TW22のY1)を第3の符号(X2)として
    得るための第2の2点変換手段(TW22)と、 前記第1の4点変換手段(TQ21)における第1の変
    換出力(TQ21のZ0)を第1の入力(TW23のy
    0)とし、前記第2の4点変換手段(TQ22)におけ
    る第1の変換出力(TQ22のZ0)を第2の入力(T
    W23のy1)としてロスレス変換して2個の変換出力
    (TW23のY0,1)を得て第1の変換出力(TW2
    3のY0)を第1の符号(X0)とし、第2の変換出力
    (TW23のY1)に−1を乗算(N27)した値を第
    5の符号(X4)として得るための第3の2点変換手段
    (TW23)と、 前記第1の2点変換手段(TW21)における第2の変
    換出力(TW21のY1)を第1の入力(TQ23のz
    0)とし、前記第2の4点変換手段(TQ22)におけ
    る第3の変換出力(TQ22のZ2)を第2の入力(T
    Q23のz1)とし、前記第2の4点変換手段(TQ2
    2)における第4の変換出力(TQ22のz3)を第3
    の入力(TQ23のz2)とし、前記第1の2点変換手
    段(TW21)における第1の変換出力(TW21のY
    0)に−1を乗算(N25)した値を第4の入力(TQ
    23のz3)としてアダマール変換して変換後の4個の
    変換出力(TQ23のZ0〜3)を得るための第3の4
    点変換手段(TQ23)と、 前記第3の4点変換手段(TQ23)の第1の変換出力
    (TQ23のZ0)を第1の入力(TW24のy0)と
    し、前記第3の4点変換手段(TQ23)の第2の変換
    出力(TQ23のZ1)を第2の入力(TW24のy
    1)としてロスレス変換し、2個の変換出力(TW24
    のY0,Y1)を得て第1の変換出力(TW24のY
    0)を第6の符号(X5)とし、第2の変換出力(TW
    24のY1)に−1を乗算(N28)した値を第4の符
    号(X3)として得るための第4の2点変換手段(TW
    24)と、 前記第3の4点変換手段(TQ23)の第3の変換出力
    (TQ23のZ2)を第1の入力(TW25のy0)と
    し、前記第3の4点変換手段(TQ23)の第4の変換
    出力(TQ23のZ3)を第2の入力(TW25のy
    1)として、ロスレス変換し、2個の変換出力(TW2
    5のY0,Y1)を得て第1の変換出力(TW25のY
    0)に−1を乗算(N29)した値を第8の符号とし、
    第2の変換出力(TW25のY1)を第2の符号(X
    1)として得るための第5の2点変換手段(TW25)
    とを含む画像の符号化装置。
  22. 【請求項22】 前記第1,第2および第3の4点変換
    手段(TQ1,2,3,11,12,13,21,2
    2,23)のそれぞれにおいて、 前記4個の入力(z0〜3)のうちの第1の入力(z
    0)に−1を乗算するための第1の−1乗算手段(N5
    1)と、 前記4個の入力(z0〜3)のうちの第2の入力(z
    1)に−1を乗算するための第2の−1乗算手段(N5
    3)と、 前記4個の入力(z0〜3)のうちの第3の入力(z
    2)と前記第1の入力(z0)とを加算するための第1
    の加算手段(A55)と、 前記4個の入力(z0〜3)のうちの第4の入力(z
    3)から前記第2の入力(z1)を減算するための1の
    減算手段(A57)と、 前記第1の減算手段(A57)の出力に1/2を乗算す
    るための第1の1/2乗算手段(H51)と、 前記第1の加算手段(A55)の出力に1/2を乗算す
    るための第2の1/2乗算手段(H52)と、 前記第2の1/2乗算手段(H52)の出力から前記第
    1の1/2乗算手段(H51)の出力を減算するための
    第2の減算手段(A54)と、 前記第1の1/2乗算手段(H51)の出力に前記第2
    の1/2乗算手段(H52)の出力を加算するための第
    2の加算手段(A52)と、 前記第2の加算手段(A52)の出力の小数点以下を丸
    めて整数を得るための第1の丸め手段(R51)と、 前記第2の減算手段(A54)の出力の小数点以下を丸
    めて整数を得るための第2の丸め手段(R52)と、 前記第1の−1乗算手段(N51)の出力に前記第1の
    丸め手段(R51)の出力を加算するための第3の加算
    手段(A51)と、 前記第2の−1乗算手段(N53)の出力に前記第2の
    丸め手段(R52)の出力を加算して、アダマール変換
    後の第2の変換出力(Z1)を得る第4の加算手段(A
    53)と、 前記第1の加算手段(A55)の出力から前記第2の変
    換出力(Z1)を減算してアダマール変換後の第1の変
    換出力(Z0)を得るための第3の減算手段(A56)
    と、 前記第3の加算手段(A51)の出力に−1を乗算して
    アダマール変換後の第3の変換出力(Z2)を得るため
    の−1乗算手段(N52)と、 前記第1の減算手段(A57)の出力から前記第3の加
    算手段(A51)の出力を減算してアダマール変換後の
    第4の変換出力(Z3)を得るための第4の減算手段
    (A58)とを含む請求項19,20または21の画像
    の符号化装置。
  23. 【請求項23】 前記第1ないし第5の2点変換手段
    (TW1〜5,11〜15,21〜25)のそれぞれに
    おいて、 前記2個の入力(y0,1)のうちの第1の入力(y
    0)に所定の係数を乗算するための第1の乗算手段(M
    1)と、 前記第1の乗算手段(M1)の出力の小数点以下を丸め
    て整数を得るための第1の丸め手段(R2)と、 前記2個の入力(y0,1)のうちの第2の入力(y
    1)に前記第1の丸め手段(R2)の出力を加算するた
    めの第1の加算手段(A2)と、 前記第1の加算手段(A2)の出力に所定の係数を乗算
    するための第2の乗算手段(M3)と、 前記第2の乗算手段(M3)の出力の小数点以下を丸め
    て整数を得るための第2の丸め手段(R1)と、 前記第1の入力(y0)に前記第2の丸め手段(R1)
    の出力を加算してロスレス変換後の第1の変換出力(y
    0)を得るための第2の加算手段(A1)と、前記第2
    の加算手段(A1)の出力に所定の係数を乗算するため
    の第3の乗算手段(M2)と、 前記第3の乗算手段(M2)の出力の小数点以下を丸め
    て整数を得るための第3の丸め手段(R3)と、 前記第1の加算手段(A2)の出力に前記第3の丸め手
    段(R3)の出力を加算してロスレス変換後の第2の変
    換出力(Y1)を得るための第3の加算手段(A3)と
    を含む請求項19,20または21の画像の符号化装
    置。
  24. 【請求項24】 符号化した画像信号を復号する装置に
    おいて、 複数の加算および減算手段(A)と、−1を乗算するた
    めの複数の−1乗算手段(N)と、1/2を乗算するた
    めの複数の1/2乗算手段(H)と、小数点以下の値を
    丸めるための複数の丸め手段(R)とを含む、4個の変
    換入力(Z0〜3)を逆アダマール変換して4個の逆変
    換出力(z0〜3)を得るための複数の4点逆変換手段
    (RTQ)と、 前記複数の4点逆変換処理(RTQ)と組合せて、2個
    の変換入力(Y0,1)をロスレス逆変換して2個の逆
    変換出力(y0,1)を得るための複数の2点逆変換手
    段(RTW)とを含む画像の復号装置。
  25. 【請求項25】 前記複数の4点逆変換手段(RTQ)
    のそれぞれにおいて、 前記4個の変換入力(Z0〜3)のうちの第3の入力
    (Z2)に−1を乗算するための第1の−1乗算手段
    (N62)と、 前記4個の変換入力(Z0〜3)のうちの第4の変換入
    力(Z3)に前記第1の−1乗算手段(N62)の出力
    を加算するための第1の加算手段(A68)と、 前記4個の変換入力(Z0〜3)のうちの第1の変換入
    力(Z0)に前記4個の変換入力(Z0〜3)のうちの
    第2の変換入力(Z1)を加算するための第2の加算手
    段(A66)と、 前記第1の加算手段(A68)の出力に1/2を乗算す
    るための第1の1/2乗算手段(H61)と、 前記第2の加算手段(A66)の出力に1/2を乗算す
    るための第2の1/2乗算手段(H62)と、 前記第2の1/2乗算手段(H62)の出力から前記第
    1の1/2乗算手段(H61)の出力を減算するための
    第1の減算手段(A64)と、 前記第1の1/2乗算手段(H61)の出力に前記第2
    の1/2乗算手段(H62)の出力を加算するための第
    3の加算手段(A62)と、 前記第3の加算手段(A62)の出力の小数点以下を丸
    めて整数を得るための第1の丸め手段(R61)と、 前記第1の減算手段(A64)の出力の小数点以下を丸
    めて整数を得るための第2の丸め手段(R62)と、 前記第1の−1乗算手段(N62)の出力から前記第1
    の丸め手段(R61)の出力を減算するための第2の減
    算手段(A61)と、 前記第2の変換入力(Z1)から前記第2の丸め手段
    (R62)の出力を減算するための第3の減算手段(A
    63)と、 前記第2の減算手段(A61)の出力に−1を乗じて逆
    アダマール変換後の第1の逆変換出力(z0)を得るた
    めの第2の−1乗算手段(N61)と、 前記第3の減算手段(A63)の出力に−1を乗じて逆
    アダマール変換後の第2の逆変換出力(z1)を得るた
    めの第3の−1乗算手段(N63)と、 前記第2の加算手段(A66)の出力から前記第1の逆
    変換出力(z0)を減算して、逆アダマール変換後の第
    3の逆変換出力(z2)を得るための第3の減算手段
    (A65)と、 前記第1の加算手段(A68)の出力に前記第2の逆変
    換出力(z1)を加算して、逆アダマール変換後の第4
    の逆変換出力(z3)を得るための第4の加算手段とを
    含む請求項24の画像の復号装置。
  26. 【請求項26】 前記複数の2点変換手段(RTW)の
    それぞれにおいて、 前記2個の変換入力(Y0,1)のうちの第1の変換入
    力(Y0)に所定の係数を乗算するための第1の乗算手
    段(M11)と、 前記第1の乗算手段(M11)の出力の小数点以下を丸
    めて整数を得るための第1の丸め手段(R12)と、 前記2個の変換入力(Y0,1)のうちの第2の変換入
    力(Y1)から前記第1の丸め処理(R12)の結果を
    減算するための第1の減算手段(A12)と、 前記第1の減算手段(A12)の出力に所定の係数を乗
    算するための第2の乗算手段(M13)と、 前記第2の乗算手段(M13)の出力の小数点以下を丸
    めて整数を得るための第2の丸め手段(R11)と、 前記第1の変換入力(Y0)から前記第2の丸め手段
    (R11)の出力を減算してロスレス逆変換後の第1の
    逆変換出力(y0)を得るための第2の減算手段(A1
    1)と、 前記第2の減算手段(A11)の出力に所定の係数を乗
    算するための第3の乗算手段(M12)と、 前記第3の乗算手段(M12)の出力の小数点以下を丸
    めて整数を得るための第3の丸め手段(R13)と、 前記第1の減算手段(A12)の出力から前記第3の丸
    め手段(R13)の出力を減算してロスレス逆変換後の
    第2の逆変換出力(y1)を得るための第3の減算手段
    (A13)とを含む請求項24の画像の復号装置。
  27. 【請求項27】 8個の画像信号を符号化した符号(X
    0〜7)を復号して符号化前の8個の画像信号(x0〜
    7)を得る復号装置において、 前記第2の符号(X1)を第1の入力(RTW4のY
    0)とし、前記第8の符号(X7)を第2の入力(RT
    W4のY1)としてロスレス逆変換して2個の逆変換出
    力(y0,1)を得るための第1の2点逆変換手段(R
    TW4)と、 前記第6の符号(X5)を第1の入力(RTW5のY
    0)とし、前記第4の符号(X3)を第2の入力(RT
    W5のY1)としてロスレス逆変換して2個の逆変換出
    力(y0,1)を得るための第2の2点逆変換手段(R
    TW5)と、 前記第1の符号(X0)を第1の入力(RTW2のY
    0)とし、前記第5の符号(X4)を第2の入力(RT
    W2のY1)としてロスレス逆変換して2個の逆変換出
    力(y0,1)を得るための第3の2点逆変換手段(R
    TW2)と、 前記第3の符号(X2)を第1の入力(RTW3のY
    0)とし、前記第7の符号(X6)を第2の入力(RT
    W3のY1)としてロスレス逆変換して2個の逆変換出
    力(y0,1)を得るための第4の2点逆変換手段(R
    TW3)と、 前記第1の2点変換手段(RTW4)における第2の逆
    変換出力(y1)を第1の入力(RTQ3のZ0)と
    し、 前記第2の2点変換手段(RTW5)における第1の逆
    変換出力(y0)を第2の入力(RTQ3のZ1)と
    し、 前記第1の2点変換手段(RTW4)における第1の逆
    変換出力(y0)を第3の入力(RTQ3のZ2)と
    し、 前記第2の2点変換手段(RTW5)における第2の逆
    変換出力(y1)を第4の入力(RTQ3のZ3)と
    し、逆アダマール変換して逆変換後の4個の逆変換出力
    (RTQ3のz0〜3)を得るための第1の4点逆変換
    手段(RTQ3)と、 前記第1の4点逆変換手段(RTQ3)における第1の
    逆変換出力(RTQ3のz0)を第1の入力(RTW1
    のY0)とし、前記第1の4点逆変換手段(RTQ3)
    における第4の逆変換出力(RTQ3のz3)を第2の
    入力(RTW1のY1)としてロスレス逆変換して2個
    の逆変換出力(y0,1)を得るための第5の2点逆変
    換手段(RTW1)と、 前記第3の2点逆変換手段(RTW2)における第2の
    逆変換出力(y1)を第1の入力(RTQ1のZ0)と
    し、 前記第5の2点逆変換手段(RTW1)における第2の
    逆変換出力(y1)を第2の入力(RTQ1のZ1)と
    し、 前記第4の2点逆変換手段(RTW3)における第2の
    逆変換出力(y1)を第3の入力(RTQ1のZ2)と
    し、 前記第5の2点逆変換手段手段(RTW1)における第
    1の逆変換出力(y0)に−1を乗算(N2)した値を
    第4の入力(RTQ1のZ3)とし、逆アダマール変換
    して逆変換後の4個の逆変換出力(RTQ1のz0〜
    3)を得て、第1の逆変換出力(RTQ1のz0)を前
    記第1の画像信号(x0)とし、前記第2の逆変換出力
    (RTQ1のz1)を前記第8の画像信号(x7)と
    し、前記第3の逆変換出力(RTQ1のz2)を前記第
    4の画像信号(x3)とし、前記第4の逆変換出力(R
    TQ1のz3)を前記第5の画像信号(x4)とする第
    2の4点逆変換手段(RTQ1)と、 前記第3の2点逆変換手段(RTW2)における第1の
    逆変換出力(y0)を第1の入力(RTQ2のZ0)と
    し、 前記第1の4点逆変換手段(RTQ3)における第3の
    逆変換出力(z3)を第2の入力(RTQ2のZ1)と
    し、 前記第4の2点逆変換手段(RTW3)における第1の
    逆変換出力(y0)を第3の入力(RTQ2のZ2)と
    し、 前記第1の4点逆変換手段(RTQ3)における第2の
    逆変換出力(z1)を第4の入力(RTQ2のZ3)と
    し、逆アダマール変換して逆変換後の4個の逆変換出力
    (RTQ2のz0〜3)を得て、第1の逆変換出力(R
    TQ2のz0)を前記第2の画像信号(x1)とし、第
    2の逆変換出力(RTQ2のz1)を前記第7の画像信
    号(x6)とし、 第3の逆変換出力(RTQ2のz
    2)を前記第3の画像信号(x2)とし、第4の逆変換
    出力(RTQ2のz3)を前記第6の画像信号(x5)
    とする第3の4点逆変換手段(RTQ2)とを含む画像
    の復号装置。
  28. 【請求項28】 8個の画像信号を符号化した符号(X
    0〜7)を復号して符号化前の8個の画像信号(x0〜
    7)を得る復号装置において、 前記第6の符号(X5)を第1の入力(RTW24のY
    0)とし、前記第4の符号(X3)に−1を乗算(N2
    28)して第2の入力(RTW24のY1)としてロス
    レス逆変換して2個の逆変換出力(y0,1)を得るた
    めの第1の2点逆変換手段(RTW24)と、 前記第8の符号(X7)に−1を乗算(N229)して
    第1の入力(RTW25のY0)とし、前記第2の符号
    (X1)を第2の入力(RTW25のY1)としてロス
    レス逆変換して2個の逆変換出力(y0,1)を得るた
    めの第2の2点逆変換手段(RTW25)と、 前記第7の符号(X6)に−1を乗算(N226)して
    第1の入力(RTW22のY0)とし、前記第3の符号
    (X2)を第2の入力(RTW22のY1)としてロス
    レス逆変換して2個の逆変換出力(y0,1)を得るた
    めの第3の2点逆変換手段(RTW22)と、 前記第1の符号(X0)を第1の入力(RTW23のY
    0)とし、前記第5の符号(X4)に−1を乗算(N2
    27)して第2の入力(RTW23のY1)としてロス
    レス逆変換して2個の逆変換出力(y0,1)を得るた
    めの第4の2点逆変換手段(RTW23)と、 前記第1の2点変換手段(RTW24)における第1の
    逆変換出力(y0)を第1の入力(RTQ23のZ0)
    とし、 前記第1の2点変換手段(RTW24)における第2の
    逆変換出力(y1)を第2の入力(RTQ23のZ1)
    とし、 前記第2の2点変換手段(RTW25)における第1の
    逆変換出力(y0)を第3の入力(RTQ23のZ2)
    とし、 前記第2の2点変換手段(RTW25)における第2の
    逆変換出力(y1)を第4の入力(RTQ23のZ3)
    とし、逆アダマール変換して逆変換後の4個の逆変換出
    力(RTQ23のz0〜3)を得るための第1の4点逆
    変換手段(RTQ23)と、 前記第1の4点逆変換手段(RTQ23)における第4
    の逆変換出力(RTQ23のz3)に−1を乗算(N2
    25)して第1の入力(RTW21のY0)とし、前記
    第1の4点逆変換手段(RTQ23)における第1の逆
    変換出力(RTQ23のz0)を第2の入力(RTW2
    1のY1)としてロスレス逆変換して2個の逆変換出力
    (y0,1)を得るための第5の2点逆変換手段(RT
    W21)と、 前記第4の2点逆変換手段(RTW23)における第1
    の逆変換出力(y0)を第1の入力(RTQ21のZ
    0)とし、 前記第5の2点逆変換手段(RTW21)における第1
    の逆変換出力(y0)に−1を乗算(N221)して第
    2の入力(RTQ21のZ1)とし、 前記第3の2点逆変換手段(RTW22)における第1
    の逆変換出力(y0)を第3の入力(RTQ21のZ
    2)とし、 前記第5の2点逆変換手段(RTW21)における第2
    の逆変換出力(y1)に−1を乗算(N222)した値
    を第4の入力(RTQ21のZ3)とし、逆アダマール
    変換して逆変換後の4個の逆変換出力(RTQ21のz
    0〜3)を得て、第1の逆変換出力(RTQ21のz
    0)を前記第5の画像信号(x4)とし、前記第2の逆
    変換出力(RTQ21のz1)を前記第4の画像信号
    (x3)とし、前記第3の逆変換出力(RTQ21のz
    2)を前記第1の画像信号(x0)とし、前記第4の逆
    変換出力(RTQ21のz3)を前記第8の画像信号
    (x7)とする第2の4点逆変換手段(RTQ21)
    と、 前記第4の2点逆変換手段(RTW23)における第2
    の逆変換出力(y1)を第1の入力(RTQ22のZ
    0)とし、 前記第3の2点逆変換手段(RTW22)における第2
    の逆変換出力(y1)に−1を乗算(N223)して第
    2の入力(RTQ22のZ1)とし、 前記第1の4点逆変換手段(RTQ23)における第2
    の逆変換出力(z1)に−1を乗算(N224)して第
    3の入力(RTQ22のZ2)とし、 前記第1の4点逆変換手段(RTQ23)における第3
    の逆変換出力(z2)を第4の入力(RTQ22のZ
    3)とし、逆アダマール変換して逆変換後の4個の逆変
    換出力(RTQ22のz0〜3)を得て、第1の逆変換
    出力(RTQ22のz0)を前記第3の画像信号(x
    2)とし、第2の逆変換出力(RTQ22のz1)を前
    記第2の画像信号(x1)とし、 第3の逆変換出力
    (RTQ22のz2)を前記第6の画像信号(x5)と
    し、第4の逆変換出力(RTQ22のz3)を前記第7
    の画像信号(x6)とする第3の4点逆変換手段(RT
    Q22)とを含む画像の復号装置。
  29. 【請求項29】 前記第1,第2および第3の4点逆変
    換手段RT3,1,2,23,21,22)のそれぞれ
    において、 前記4個の変換入力(Z0〜3)のうちの第3の入力
    (Z2)に−1を乗算するための第1の−1乗算手段
    (N62)と、 前記4個の変換入力(Z0〜3)のうちの第4の変換入
    力(Z3)に前記第1の−1乗算手段(N62)の出力
    を加算するための第1の加算手段(A68)と、 前記4個の変換入力(Z0〜3)のうちの第1の変換入
    力(Z0)に前記4個の変換入力(Z0〜3)のうちの
    第2の変換入力(Z1)を加算するための第2の加算手
    段(A66)と、 前記第1の加算手段(A68)の出力に1/2を乗算す
    るための第1の1/2乗算手段(H61)と、 前記第2の加算手段(A66)の出力に1/2を乗算す
    るための第2の1/2乗算手段(H62)と、 前記第2の1/2乗算手段(H62)の出力から前記第
    1の1/2乗算手段(H61)の出力を減算するための
    第1の減算手段(A64)と、 前記第1の1/2乗算手段(H61)の出力に前記第2
    の1/2乗算手段(H62)の出力を加算するための第
    3の加算手段(A62)と、 前記第3の加算手段(A62)の出力の小数点以下を丸
    めて整数を得るための第1の丸め手段(R61)と、 前記第1の減算手段(A64)の出力の小数点以下を丸
    めて整数を得るための第2の丸め手段(R62)と、 前記第1の−1乗算手段(N62)の出力から前記第1
    の丸め手段(R61)の出力を減算するための第2の減
    算手段(A61)と、 前記第2の変換入力(Z1)から前記第2の丸め手段
    (R62)の出力を減算するための第3の減算手段(A
    63)と、 前記第2の減算手段(A61)の出力に−1を乗じて逆
    アダマール変換後の第1の逆変換出力(z0)を得るた
    めの第2の−1乗算手段(N61)と、 前記第3の減算手段(A63)の出力に−1を乗じて逆
    アダマール変換後の第2の逆変換出力(z1)を得るた
    めの第3の−1乗算手段(N63)と、 前記第2の加算手段(A66)の出力から前記第1の逆
    変換出力(z0)を減算して、逆アダマール変換後の第
    3の逆変換出力(z2)を得るための第3の減算手段
    (A65)と、 前記第1の加算手段(A68)の出力に前記第2の逆変
    換出力(z1)を加算して、逆アダマール変換後の第4
    の逆変換出力(z3)を得るための第4の加算手段とを
    含む請求項27または28の画像の復号装置。
  30. 【請求項30】 前記第1ないし第5の2点逆変換手段
    (RTW4,5,2,3,1,24,25,22,2
    3,21)のそれぞれにおいて、 前記2個の変換入力(Y0,1)のうちの第1の変換入
    力(Y0)に所定の係数を乗算するための第1の乗算手
    段(M11)と、 前記第1の乗算手段(M11)の出力の小数点以下を丸
    めて整数を得るための第1の丸め手段(R12)と、 前記2個の変換入力(Y0,1)のうちの第2の変換入
    力(Y1)から前記第1の丸め手段(R12)の出力を
    減算するための第1の減算手段(A12)と、 前記第1の減算手段(A12)の出力に所定の係数を乗
    算するための第2の乗算手段(M13)と、 前記第2の乗算手段(M13)の出力の小数点以下を丸
    めて整数を得るための第2の丸め手段(R11)と、 前記第1の変換入力(Y0)から前記第2の丸め手段
    (R11)の出力を減算してロスレス逆変換後の第1の
    逆変換出力(y0)を得るための第2の減算手段(A1
    1)と、 前記第1の加算手段(A11)の出力に所定の係数を乗
    算するための第3の乗算手段(M12)と、 前記第3の乗算手段(M12)の出力の小数点以下を丸
    めて整数を得るための第3の丸め手段(R13)と、 前記第1の減算手段(A12)の出力から前記第3の丸
    め手段(R13)の出力を減算してロスレス逆変換後の
    第2の逆変換出力(y1)を得るための第3の減算手段
    (A13)とを含む請求項27または28の画像の復号
    装置。
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