JPH0619493U - 漬床用マット製造機 - Google Patents

漬床用マット製造機

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JPH0619493U
JPH0619493U JP2773992U JP2773992U JPH0619493U JP H0619493 U JPH0619493 U JP H0619493U JP 2773992 U JP2773992 U JP 2773992U JP 2773992 U JP2773992 U JP 2773992U JP H0619493 U JPH0619493 U JP H0619493U
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pressure roller
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upper pressure
mat
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JP2773992U
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Inventor
謙三 桑野
隆司 大竹
Original Assignee
大友食品工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 泥状漬床の所定量を収容し封口して成る泥状
漬床容り包袋を、均一な厚さに加圧成形する漬床用マッ
ト製造機を提供する。 【構成】 上部加圧ローラー1と下部加圧ローラー2と
を所定の間隔3を存して配設し、無端搬送シート5をそ
の往動走行シート部5aが該間隔3内を通して走行せし
めるようにし、該上部加圧ローラー1の背後から該往動
走行シート部5a上に、漬床容り包袋を供給する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、獣肉、魚肉、野菜などの漬物の製造に使用される漬床用マットの製 造機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上記の目的に使用される漬床用マットは、実公昭58−24189号公 報などの刊行物に公知である。この漬床用マットを実際に製造するには、味噌、 糠味噌、酒粕などの泥状漬床を多孔性袋内に所定量充填し、封口した後、手によ りその泥状漬床容り包袋を上から押圧し、均一な厚さに延ばして平坦なマット状 に漬床に、即ち、漬床用マットに成形することが考えられる。このように製造さ れた漬床用マットは、次のように使用される。即ち、その複数個の漬物床マット を用意し、漬物用容器内に、漬込むべき獣肉、魚肉、野菜、果実などの任意の漬 込むべき原料と交互に積層収容する。かくして、各漬込むべき原料には、その上 、下の該漬床用マットから滲み出す漬液が滲み込むので、所定の時間経過後、漬 物として得られる。かくしてその漬物を取り出すには、該漬床用マットを除去す るだけで良く、その表面には泥状漬床が全く付着しないので、従来のように泥状 漬床から直接取り出した漬物を洗浄する面倒がない等の便利をもたらす。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
該漬床用マットは、上記のように漬物の製造に使用され、便利であるが、その 製造には、多孔性袋内に泥状漬床を所定量充填し、封口することにより得られた 泥状漬床容り包袋の上から押圧し、平らに延ばしてマット状に平坦な漬床に形成 するには、即ち、漬床用マットに加工成形するには作業能率が悪く、また、その 多量生産には多くの人手を要し、該漬床用マットの高能率に大量生産ができない 欠点があった。 かゝる該漬床用マットの製造を、工業的に大量生産を行うべく、泥状漬床容り 包袋を、上下一対の加圧ローラー間を通過させることにより、該充填泥状漬床が 包袋全体に均一な厚さに平らに押し伸ばされると考え、これを試みたが、該包袋 が該加圧ローラーを通過する際、これらローラーにより挟持加圧されたとき、該 包袋の内部の泥状漬物の漬液がその多孔性袋の両面から外面に滲み出すので、こ れら加圧ローラーの周面は濡れて滑り易くなり、その通過が困難となり、目的と する該充填泥状漬床が均一な厚さに押し伸ばされた漬床用マットは得られなかっ た。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、漬床用マットを円滑に、能率良く連続的に且つ大量生産できる製造 機を提供するもので、上部加圧ローラーと下部加圧ローラーとを所定の間隔を存 して配設すると共に、無端搬送シートをその往動走行シート部が該間隔内を挿通 し、これら加圧ローラー間に介在した状態で張設せしめて成る。
【0005】
【作用】
該無端搬送シートを回転走行させた状態で、回転する該上部加圧ローラーの背 後から、該無端搬送シートの該往動走行シート部の上面に、予め多孔性袋内に泥 状漬床の所定量の泥状漬床を充填し、封口して成る包袋を供給すれば、その往動 走行シート部の往動走行と該上部加圧ローラーの回転に伴い、両者間に引き込ま れて前方へ搬送され、次で該上部加圧ローラーと該下部加圧ローラーとの間の所 定の間隔を通過する際、該包袋に挟圧力が加わり所定の厚さに圧縮されると共に 、その挟圧下で該袋は引き続く該往動走行シート部の走行で前方へ搬送される。 従って、該包袋内部の泥状漬床は、その間隔で定められた厚さに圧縮され、その 圧縮からはみ出した余分の泥状漬床は、該袋体の全幅に亘り且つその後方へ押し やられる。その結果、該上,下部加圧ローラーを通過したときには、包袋全体に 亘り均一の厚さに加圧成形された漬床用マットが得られる。かくして、同様に、 泥状漬床容り包袋を、回転する該上部加圧ローラーと前進走行する無端ベルトの 該往動走行シート部との間に次々と供給することにより漬床用マットが連続的に 製造される。 この場合、該上部加圧ローラーと該下部加圧ローラーの少なくとも一方を間隔 調節機構により該上部加圧ローラーと該下部加圧ローラーとの間の間隔を所望に 応じ調節するときは、厚さの異なる泥状漬床マットを所望に応じ製造することが できる。 また、該上部加圧ローラーの前方並に後方に且つ該上部加圧ローラーの下端よ りも上位に位置して案内用ローラーを配設するときは、該無端搬送シートの該往 動走行シート部は、該上部加圧ローラーの下部周面に圧接するので、該無端搬送 シートの走行に伴い、これに同期して該上部加圧ローラーを回動せしめるべく作 用し、該往動走行シート部上に供給された泥状漬床容り包袋は、回動する該上部 加圧ローラーと走行する該往動走行シート部との間に導入せしめられ、且つ該無 端搬送シートの該往動走行シート部は、凹状弯曲面となるので、加工すべき袋体 を安定良好に搬送でき、漬床用マットの連続生産を安定良好に行うことができる 。
【0006】
【実施例】
次に、本考案の実施例を、添付図面に基づいて説明する。 図面で、1は比較的大径のドラム状の上部加圧ローラー、2はその下方に所定 の間隔3を存して設けた比較的小径の下部加圧ローラーを示す。これら加圧ロー ラー1及び2はその幅方向に左右に配設された機筐4の対向左右側板壁4a,4 aに夫々の両端に延びる軸を介し回動自在に架設され、互いに幅方向に平行に前 記所定の間隔3を存し、横たわるように設けられる。本考案によれば、更に、無 端搬送シート5を、例えば、その上部加圧ローラー1と下部加圧ローラー2の幅 と略同じ広幅のものを、その往動走行シート部5aが前記の所定の間隔3内を挿 通し、これら上部及び下部加圧ローラー1,2間に介在した状態で張設して本考 案の漬床用マット製造機を構成する。
【0007】 該無端搬送シート5は、強靭な材料から成り、合成樹脂成形シート、合成繊維 、無機繊維の単独または混合から成る織布、不織布など任意であり、その表面は 、織布繊維などによる微細な粗面をもつようにしたものが好ましい。 尚、図示の無端搬送シート5は、強靭な合成繊維を織製した無端織布から成り 、その両側縁部には、比較的肉厚の皮革製などの補強用帯状部5b,5b,…で その両面を補強し、両側縁の各該無端帯状部5b,5b,…には、一定間隔で係 止用孔6,6,…を配設し、これら孔6,6,…は後記する駆動兼案内用ローラ ーの両端の周面に配設した係止用突起に順次係合するようにした。従って、前記 の上部加圧ローラー1は、該無端搬送シート5の該無端帯部5b,5bに対応す る両端部はその無端帯部5b,5bの厚さの分だけ小径の周面をもつようにした 。 該無端搬送シート5の張設は、該上部加圧ローラー1の近傍において、その前 方と後方に位置する案内用ローラー7と案内用ローラー8と下部前側の案内用ロ ーラー9と下部後端の案内用ローラー10との外周面にかけ渡され、その下部後 端の案内用ローラー10は、アジャスティングスクリュータイプのテンション機 構11を備えたテンションローラーを兼ね、該テンション機構11のねじ調節に より、該無端搬送シート5全体を適度の緊張状態に調節できるようにした。 而して、図示の実施例において、上記に配設した案内用ローラーのうち、該上 部加圧ローラー1の近傍でその前方に位置する案内用ローラー7を、該無端搬送 シート5の回動駆動を兼ねるように、その両端の周面に配設した係止用突起7a ,7a,…を前記の該無端搬送シート5の両側縁に配設の係止用孔6,6,…に 嵌合係止させる一方、その一端に突設の軸に固設のスプロケット12とこれに噛 み合わせたチェーン13と減速機14aを介して、機筐4の機台4bに設けた駆 動用モータ14に接続し、該駆動用モータ14の始動により、該減速機14aを 介し該駆動兼案内用ローラー7は所定の速度で回動し、その係止用突起7a,7 a,…を介して該無端搬送シート5を矢示のように回動せしめるようにした。
【0008】 尚、該上部加圧ローラー1の前方の案内用ローラー7とその後方の案内用ロー ラー8とは、該上部加圧ローラー1の下端より上位に位置せしめるように配設す ることが好ましい。然るときは、該無端搬送シート5の往動走行シート部5aは 通常の不作動時は、図4に明示のように、該後方の案内用ローラー8と該前方の 案内用ローラー7との間において、該上部加圧ローラー1の下部周面に圧接し、 その往動走行シート部5aの走行に伴い、該上部加圧ローラー1は同期し同速度 で回転せしめられるようにすることができ、また、該上部加圧ローラー1を各別 に駆動する駆動モーターを不要とする等の便利をもたらす。
【0009】 尚、該無端搬送シート5は、その張設状態においても、図4に想像線で示す如 く、下方に撓むことができる余裕をもつことが好ましい。この目的を達成する手 段としては、該無端搬送シート5の材質を適度の可撓性或いは弾性を有するもの を選ぶこと又は該無端搬送シート5の張設時に適度の緊張状態に調節すること、 又はこれらの組み合わせにより得られる。 かくして、味噌などの泥状漬床aを多孔性の袋a内に所定量充填し、封口 して成る処理すべき即ち加圧成形すべき包袋Aを、回動する無端搬送シート5の 往動走行シート部5aにより回転される該上部加圧ローラー1の背後から、その 往動走行する該往動走行シート部5a上面に供給するときは、該シート部5aは 下方へ撓み、該供給された泥状漬床容り包袋Aを回動する該上部加圧ローラー1 周面との間に導き入れることができると共に、該往動走行シート部5aは下方へ 撓み、その下面は、図5に明示の如く、その下方の該下部加圧ローラー2の上面 に当接するので、該下部加圧ローラー2は該往動走行シート部5aの往動に伴い 矢示方向に同期回転する。かくして、該包袋Aは、該往動走行シート部5aの往 動走行により搬送され乍ら、これに伴い矢示方向に同期回転する該上部加圧ロー ラー1と該下部加圧ローラー2との間の所定の間隔3を通過せしめられる間にこ れらローラー1,2により一定の厚さに挟圧されるので、該袋体A内部の泥状漬 床aは一定の厚さに圧縮されると共に、その圧縮されない過剰分は後方へ押し やられる。かくして、該包袋A全体が上部並に下部加圧ローラー1,2間を通過 したときには、完全に厚さ均等の扁平な泥状潰床aを内部に有する漬床用マッ トAが得られ、該漬床用マットAは、引き続く搬送シート5により図3及び図4 示の如く前方へ搬送され、その前方に備えたテーブル15上の受容器16内に受 容される。 この上部及び下部加圧ローラー1,2により包袋Aが挟圧される際に、該包袋 Aの多孔性袋aの両面から、該泥状漬床aの汁液が滲み出して表面が濡れた 状態になっても、該包袋Aは、該往動走行シート部5aによって前方への搬送が 可能となると共に、該往動走行シート部5aを介しての該上部及び下部加圧ロー ラー1,2による間の通過挟圧による一定厚さの加圧をもたらされる。 この場合、図示のように、該往動走行シート部5aの該案内用ローラー8と該 駆動兼案内ローラー7との間で弯曲状凹面となっているので、該包袋Aの加圧と 搬送を安定良好に行い、漬床用マットAの製造を安定良好に行うことができる。 かくして、このように加工成形すべき袋体Aを次々と上記のように供給すると きは、連続的に漬床用マットの製造が得られ、高能率にその大量生産が可能とな る。 尚、このように構成した本考案の漬床用マット製造機は、図示のように、該機 台4bに車輪17を配設することにより、移動式とすることができる。
【0010】 本考案の漬床用マット製造機は、必要に応じ、厚さの異なる各種の漬床用マッ トを製造するべく、該上部加圧ローラー1又は該下部加圧ローラー2の少なくと もいずれか一方に間隔調節機構を設けて、両者加圧ローラー1,2間の間隔3を 調節するようにすることが好ましい。図示の例では、その両上,下部加圧ローラ ー1,2に夫々該間隔調節機構18,19を設けた場合を示す。即ち、該上部加 圧ローラー1側に設けた間隔調節機構18は、該加圧ローラー1の端面にその中 心を少許はずして突設した偏心軸18aとその偏心軸18aの外端に連結し且つ 該機筐4の該側壁4aの外部に位置して設けた回動調節用レバー18bと、該レ バー18bを所定の回動位置で固定する固定レバー18cとから成り、該固定レ バー18cを一旦緩め、該調節用レバー18bを左または右に所望量少許回動す ることにより、該上部加圧ローラー1と該下部加圧ローラー2との間隔3即ち、 スペース3を少許拡げ或いは狭く調節するようにした。 該下部加圧ローラー2側に設けた間隔調節機構19は、該下部加圧ローラー2 の各端面から水平に突出する中心軸に垂直に連結した調節用螺杆19aとこれら 螺合した調節用ナット19bとから成るアジャスティングスクリュータイプの調 節機構から成り、その調節用ナット19bを左または右に僅か回動することによ り、これに伴い該螺杆19aを介し、該下部加圧ローラー2を上方又は下方へ僅 か移動させて該上部加圧ローラー1との間隔3のスペースを僅か拡げ或いは狭く 調節するようにした。 かくして、そのいずれか一方の間隔調節機構18又は19により該上下部加圧 ローラー1,2間の間隔3内、即ちスペース空間3を所定の大きさに調節し、所 望の厚さの漬床用マットAを製造することができる。
【0011】 上記の本考案の漬床マット製造機は次のように作動する。即ち、該駆動モータ ー14を始動することにより、該駆動兼案内用ローラー7は回動し、該無端搬送 シート5を矢示方向に適度の速度で、例えば、毎分1.5m程度の緩徐な速度で 回動させると、該上部加圧ローラー1もこれに圧接している該無端搬送シート5 の該往動走行シート部5aの往動走行により、これに同期し且つ同方向に同速度 で回転する。この状態から、泥状漬床容り包袋A、例えば、白味噌200gを多 孔性袋内に充填し且つ熱融着封口して成る135×230mm角の包袋Aを図4 示の如く該上部加圧ローラー1の背後から該往動走行シート部5aとの間の空間 を介しそのシート部5a状面に供給すれば、該上部加圧ローラー1の回動と該往 動走行シート部5aの走行により引き込まれ且つ前方へ挟持搬送される。該往動 走行シート部5aは、該包袋Aの介入により下降してその下面の該下部加圧ロー ラー2に圧接する。かくして、該下部加圧ローラー2は、該往動走行シート部5 aの走行に伴い、これと同期して矢示のように回動し、該袋体Aを前方へ円滑に 走行せしめることを許容すると共に、該上部加圧ローラー1との協働で、該包袋 Aをその所定の厚さに圧縮せしめる。該包袋A内の泥状漬床aの余剰分は、該 包袋Aの前方移動に伴い、後方へ押しやられて、該上部及び下部加圧ローラー1 ,2間を通過したときには、全体に亘り所定の厚さに均一に圧縮されて漬床用マ ットAの成形体が得られ、該往動走行シート部5aの引き続く走行により搬送さ れ、その前方下部に用意された受容器16内に受容される。かくして、同様にし て、このように加圧成形すべき泥状漬床容り包袋Aを次々と上記のように供給す れば、所定の漬床用マットAが次々と高能率に連続的に生産される。 加圧成形処理すべき泥状漬床容り包袋の多孔性袋aの形状は、矩形に限らず 、多角形、円形など任意で、その大きさも種々のものがあるが、上記の本考案の 漬床用マット製造機により、いずれも漬床用マットに成形加工できる。
【0012】
【考案の効果】
このように本考案によるときは、上部加圧ローラーと下部加圧ローラーとを所 定の間隔を存せしめて配設すると共に、無端搬送シートをその往動走行シート部 が該間隔内スペースを通し走行せしめる状態で張設したので、多孔性袋内に泥状 漬床を所定量充填し、封口して成る処理すべき包袋を、該上部加圧ローラーと該 往動走行シート部との間に供給するときは、該上部加圧ローラーと該下部加圧ロ ーラーにより所定の厚さに圧縮され且つ平坦なマット状に成形加工された漬床用 マットを製造することができ、高能率な連続生産を可能とする効果をもたらす。 この場合、該上部加圧ローラーの前方又は後方に、該上部加圧ローラーの下端 より上方に位置して案内用ロールを配設するときは、該無端搬送シートの該往動 走行シート部を該上部加圧ローラーの下部周面に圧接して該無端搬送シートの走 行に伴い、該加圧ローラーを同期、回動せしめることができ、また成形加工すべ き漬床入り袋体の挟持搬送を安定良好に行うことができる。 また、該上部加圧ローラー及び該下部加圧ローラーの少なくとも一方に、間隔 張設機構を設けるときは、必要に応じ、厚さの異なる漬床マットの製造を可能に する効果をもたらす。
【提出日】平成4年5月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】 上記の本考案の漬床マット製造機は次のように作動する。即ち、該駆動モータ ー14を始動することにより、該駆動兼案内用ローラー7は回動し、該無端搬送 シート5を矢示方向に適度の速度で、例えば、毎分5.7m程度の緩徐な速度で 回動させると、該上部加圧ローラー1もこれに圧接している該無端搬送シート5 の該往動走行シート部5aの往動走行により、これに同期し且つ同方向に同速度 で回転する。この状態から、泥状漬床容り包袋A、例えば、白味噌200gを多 孔性袋内に充填し且つ熱融着封口して成る135×230mm角の包袋Aを図4 示の如く該上部加圧ローラー1の背後から該往動走行シート部5aとの間の空間 を介しそのシート部5a状面に供給すれば、該上部加圧ローラー1の回動と該往 動走行シート部5aの走行により引き込まれ且つ前方へ挟持搬送される。該往動 走行シート部5aは、該包袋Aの介入により下降してその下面の該下部加圧ロー ラー2に圧接する。かくして、該下部加圧ローラー2は、該往動走行シート部5 aの走行に伴い、これと同期して矢示のように回動し、該袋体Aを前方へ円滑に 走行せしめることを許容すると共に、該上部加圧ローラー1との協働で、該包袋 Aをその所定の厚さに圧縮せしめる。該包袋A内の泥伏漬床aの余剰分は、該 包袋Aの前方移動に伴い、後方へ押しやられて、該上部及び下部加圧ローラー1 ,2間を通過したときには、全体に亘り所定の厚さに均一に圧縮されて漬床用マ ットAの成形体が得られ、該往動走行シート部5aの引き続く走行により搬送さ れ、その前方下部に用意された受容器16内に受容される。かくして、同様にし て、このように加圧成形すべき泥状漬床容り包袋Aを次々と上記のように供給す れば、所定の漬床用マットAが次々と高能率に連続的に生産される。 加圧成形処理すべき泥状漬床容り包袋の多孔性袋aの形状は、矩形に限らず 、多角形、円形など任意で、その大きさも種々のものがあるが、上記の本考案の 漬床用マット製造機により、いずれも漬床用マットに成形加工できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の漬床用マット製造機の斜面図である。
【図2】該漬床用マット製造機の側面図である。
【図3】該漬床用マット製造機の正面図である。
【図4】該漬床用マット製造機の作動態勢を示す拡大断
面図である。
【図5】該漬床用マット製造機の作動状態を示す拡大断
面図である。
【符号の説明】
1 上部加圧ローラー 2 下部加圧ロ
ーラー 3 間隔 4 機筐 5 無端搬送シート 5a 往動走行
シート部 7 駆動兼案内ローラー 8,9,10
案内ローラー 18 間隔調節機構 19 間隔調節
機構

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部加圧ローラーと下部加圧ローラーと
    を所定の間隔を存して配設すると共に、無端搬送シート
    をその往動走行シート部が該間隔内を挿通し、これら加
    圧ローラー間に介在した状態で張設せしめて成る漬床用
    マット製造機。
  2. 【請求項2】 該上部加圧ローラーと該下部加圧ローラ
    ーの少なくとも一方を間隔調節機構により該両者の該間
    隔を調節自在として成る請求項1記載の漬床用マット製
    造機。
  3. 【請求項3】 該上部加圧ローラーの前方並に後方に且
    つ該上部加圧ローラーの下端よりも上位に位置して案内
    用ローラーを配設して成る請求項1記載の漬床用マット
    製造機。
JP2773992U 1992-03-13 1992-03-13 漬床用マット製造機 Pending JPH0619493U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6139010A (ja) * 1984-07-31 1986-02-25 Canon Inc カメラ
JPS6341894U (ja) * 1986-09-04 1988-03-18

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