JP2972118B2 - ロール状米飯の成形装置 - Google Patents

ロール状米飯の成形装置

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JP2972118B2
JP2972118B2 JP7130956A JP13095695A JP2972118B2 JP 2972118 B2 JP2972118 B2 JP 2972118B2 JP 7130956 A JP7130956 A JP 7130956A JP 13095695 A JP13095695 A JP 13095695A JP 2972118 B2 JP2972118 B2 JP 2972118B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロール状米飯の製造装
置に関し、特に、シート状米飯からロール状のお握り、
ロール状の巻き寿司等のロール状米飯造装置に関す
る。また、本発明は、米飯により具を巻いた巻き寿司の
製造装置に関し、特に、海苔を入れた包装フィルムに包
装された米飯により具が巻かれた海苔手巻き寿司用の巻
き寿司自動製造装置に関する。また、本発明は、米飯
により具が巻かれた巻き寿司を成形する、所謂、巻き寿
の自動製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】寿司包装物、例えば、海苔手巻き寿司
は、防湿性のフィルムの袋内に海苔が封入されている、
所謂、海苔の包装フィルムで米飯により具が巻かれた所
謂巻き寿司を包んで携帯用とされたものであり、使用時
は、該包装フィルムの袋部から海苔を取出し、この取り
出された海苔で、フィルムに包装された具を巻いた寿司
を包んで海苔手巻寿司として食されている。このような
海苔手巻き寿司は、海苔を、湿気を吸わないように、長
方形の胴部及びこの胴部から直角に突き出た袖部を有
し、全体的に十字型又はT字型に形成されている海苔入
り包装フィルムにより包装されており、直接成形機によ
り成形された具を巻いた寿司を載せて、包装機で該海苔
入り包装フィルムにより包装されて製造されている。こ
のように包装された海苔手巻き寿司は、一般に、透明な
包装フィルムを使用して端部から具が顧客から見えるよ
うにされている。
【0003】以上のように、従来の海苔手巻き寿司は、
巻き寿司を海苔の包装フィルムで包んで製造されている
ので、例えば、従来の巻き寿司は、シート状米飯に具を
載せて、シート状米飯により具を巻くための包装用シー
トに載せ、包装用シートでシート状米飯を包むようにし
て、具を中心にシート状米飯を丸めて製造されており、
シート状米飯に具を載せる工程、具を載せられたシート
状米飯を丸めて巻き寿司を形成する工程及び形成された
巻き寿司を搬出する工程から成っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、シート状米飯
に具を載せる工程、具を載せた米飯をシートに包んで丸
めて巻き寿司を形成する工程及び形成された巻き寿司を
搬出する工程は、具を載せた米飯をシートにより包んで
丸めることにより巻き寿司を形成する工程が、独自のシ
ートを使用する工程であるために、他の工程とは別個の
作業となり、一つの装置での作業とすることができず、
夫々独立した装置により行われている。
【0005】したがって 従来の巻き寿司の製造方法及
び装置は、各工程毎に独立した装置を設けることが不可
欠であり、一貫した自動化が難しく、また装置間の米飯
の移動に多くの手間を要する上に、各装置を夫々の箇所
に配置するために多くの場所を要して問題とされてい
た。本発明は、従来の巻き寿司を製造する方法及び装置
において、シート状米飯に具を載せる工程、具を載せら
れた米飯をシートに包んで丸めて巻き寿司を形成する工
程及び形成された巻き寿司を搬出する工程が、夫々独立
した装置により行われることによる自動化、装置間の移
動に要する手間及び装置が占有面積に係る問題点を解決
することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ロール状米
飯、即ちロール状のお握り及び巻き寿司、即ちシート状
米飯により具を巻いた寿司が、一貫した工程で、且つ一
様な形状で、自動的に製造でき、しかも柔らかい具の場
合にも、具が具を巻いた寿司の外部に出ないシート状米
飯により具が巻かれた寿司を製造することができるロー
ル状米飯の製造装置を提供することを目的としている。
【0007】即ち、本発明は、ヘッドローラと、テール
ローラと、前記ヘッドローラ及びテールローラより下方
に位置する駆動ローラと、前記ヘッドローラ、テールロ
ーラ及び駆動ローラに掛け渡されているコンベヤベルト
と、駆動ローラに対し前方及び/又は後方において、コ
ンベヤベルトの走行路の内側に位置して、コンベヤベル
トに対して往復動可能に設けられ、押出し位置で、コン
ベヤベルトを緊張させ、引き戻し位置でコンベヤベルト
を弛緩させる移動ローラと、ヘッドローラ及びテールロ
ーラ間でコンベヤベルト上方走行路下方に位置し、少な
くとも一方が往復動可能に設けられている一対のコンベ
ヤベルト支持板部材とを備えることを特徴とするロール
状米飯製造装置にある。
【0008】また、本発明は、ヘッドローラと、テール
ローラと、前記ヘッドローラ及びテールローラより下方
に位置する駆動ローラと、前記ヘッドローラ、テールロ
ーラ及び駆動ローラに掛け渡されているコンベヤベルト
と、駆動ローラに対し前方及び/又は後方において、コ
ンベヤベルトの走行路の内側に位置して、コンベヤベル
トに対して往復動可能に設けられ、押出し位置で、コン
ベヤベルトを緊張させ、引き戻し位置でコンベヤベルト
を弛緩させる移動ローラと、該移動ローラが連結固定さ
れる揺動体と、該揺動体を連結固定する回転体と、該回
転体の回転軸に一端で連結し、他端で直線型往復動装置
の作動軸に連結するクランク装置とを備えることを特徴
とするロール状米飯製造装置にある。
【0009】さらに、本発明は、ヘッドローラと、テー
ルローラと、前記ヘッドローラ及びテールローラより下
方に位置する駆動ローラと、前記ヘッドローラ、テール
ローラ及び駆動ローラに掛け渡されているコンベヤベル
トと、駆動ローラに対し前方及び/又は後方において、
コンベヤベルトの走行路の内側に位置して、コンベヤベ
ルトに対して往復動可能に設けられ、押出し位置で、コ
ンベヤベルトを緊張させ、引き戻し位置でコンベヤベル
トを弛緩させる移動ローラと、ヘッドローラ及びテール
ローラ間でコンベヤベルト上方走行路下方に位置し、少
なくとも一方が往復動可能に設けられている一対のコン
ベヤベルト支持板部材と、テールローラ及び駆動ローラ
の間で、且つコンベヤベルトを緊張及び弛緩させる移動
ローラの下流側で、コンベヤベルトに対し外側に位置
し、前記コンベヤベルトに対して往復動可能のコンベヤ
ベルト緊張部材とを備えることを特徴とするロール状米
飯製造装置にある。
【0010】本発明において、ロール状お握りは、シー
ト状の米飯を丸めて即ち巻いて製造されるが、巻き寿司
を製造する場合には、例えば、シート状の米飯の上面に
具を載せ、この具が載せられたシート状の米飯を、具を
中心に巻いて製造することができる。本発明において、
コンベヤベルトは、無端に形成されており、シート状の
米飯又は具を載せたシート状米飯を、所定位置に搬送
し、この所定位置にシート状米飯が搬送されたところ
で、コンベヤベルトを緩めて、コンベヤベルトの下方の
一対の支持板部材間に形成された隙間から、シート状米
飯をコンベヤベルトに支持させながら懸垂させて、シー
ト状米飯をコンベヤベルトの湾曲面に倣って巻くことが
できる。また、具を上面に載せたシート状の米飯の場合
には、コンベヤベルトの湾曲面に倣って具を中心にシー
ト状の米飯を巻いて巻き寿司を形成し、この形成された
巻き寿司を、シート状の米飯を巻く作業に使用したコン
ベヤベルトにより搬出するものである。
【0011】したがって、本発明においてコンベヤベル
トは、比較的狭い間隙からシート状米飯の重量で垂下で
きるように、耐水性を有し、且つ充分に柔軟性を有する
と共に延び難く、さらにコンベヤベルトとして充分に機
能する強度を有する材料で形成されている。本例におい
て、コンベヤベルトには、ガラス繊維入りのテフロン樹
脂製の帯状フィルムが使用される。このようなテフロン
樹脂装の帯状フイルムは、シート状米飯を丸めるのに適
した柔軟性を有し、延びが小さく、引張り及び圧縮強度
が大きく、水平方向搬送用のコンベヤベルトとしても充
分使用できるものである。
【0012】本発明において、コンベヤベルトは、ヘッ
ドローラ、テールローラ及び駆動ローラに、コンベヤベ
ルトの支持板部材間の隙間から懸垂できるように余分の
長さを有して、緩く掛け渡されている。本発明におい
て、コンベヤベルトは、その支持板部材間に隙間が形成
されたときには、該隙間から、シート状米飯を支持しな
がら垂下できるように、垂下する長さ分だけ緩められる
が、巻き寿司を形成するときは、コンベヤベルトを垂下
させた状態で、コンベヤベルトの支持板部材間の間隙を
狭めて、前記支持板部材間の隙間からコンベヤベルトを
引上げることにより、コンベヤベルトを緊張させ、一定
の太さ及び一定の形状にシート状の米飯を、コンベヤベ
ルトにより巻くように絞り込む。
【0013】したがって、本発明においては、コンベヤ
ベルトを緩めたり、緊張させたりすることができるよう
に、コンベヤベルトを緊張及び弛緩させる移動ローラが
設けられている。コンベヤベルトを緊張させる場合、移
動ローラは、コンベヤベルトと接触する位置からさらに
外方に押し出される。またコンベヤベルトを弛緩させる
場合には、移動ローラをコンベヤベルトに接触しない位
置にまで引き戻される。本発明において、このベルトを
緊張及び弛緩させる移動ローラの動作は、エアシリンダ
等の往復動装置により行われる。
【0014】本発明において、コンベヤベルトを緊張及
び弛緩させる移動ローラは、コンベヤベルトの支持板部
材の動作と関連して動作することができる。この場合、
連動機構を設けて、移動ローラを支持板部材に連結固定
するのが好ましい。この場合、各支持板部材は、互いに
噛合う一対の歯車の夫々の周辺部の一部に固定されてい
る揺動板部材の一端に固定される。この場合、歯車の一
方はテールローラ側であり、他方の歯車はヘッドローラ
側であり、テールローラ側及びヘッドローラ側の歯車の
夫々の回転軸には、固定アイドラローラが取付けられ
る。したがって、テールローラ側において、固定アイド
ラローラとテールローラの間には、コンベヤベルトの緊
張及び弛緩用の移動ローラが設けられ、ヘッドローラ側
においても同様に、ヘッドローラと固定アイドラローラ
の間に移動ローラが設けられる。移動ローラは、例えば
側板に設けられている案内溝孔に挿通されている軸棒に
より案内溝孔を往復動する。
【0015】本発明において、歯車は、エアシリンダ等
の往復動装置の往復動軸に設けられている連結子に溝付
きスライダーを係合することにより、一定角度の回動可
能に設けられる。本発明において、固定アイドラローラ
は、必ずしも必要としないが、移動ローラによるコンベ
ヤベルトの緊張及び弛緩が効率良く行うために設けられ
るのが好ましい。
【0016】本発明において、往復動装置の往復動軸の
一端に、ピニオンに係合するラックを取付け、歯車にラ
ックを係合させて、往復動軸の往復動作により、歯車を
一定角度回動させることができる。もとより、コンベヤ
ベルトの支持板部材及びコンベヤベルトを緊張及び弛緩
させる移動ローラを、例えば別個にエアシリンダ等の往
復動装置の往復動杆に連結して、作動信号系統を制御回
路を介して、支持板部材及び移動ローラの差動を別個に
又は連動させて制御することができる。
【0017】本発明において、コンベヤベルトを緊張及
び弛緩させる移動ローラは、駆動ローラに対し、前後両
方、即ちヘッドローラと駆動ローラの間及びテールロー
ラと駆動ローラの間に、夫々少なくとも一個宛設けるこ
とができるが、駆動ローラの前後何れか一方、即ち、ヘ
ッドローラと駆動ローラの間又はテールローラと駆動ロ
ーラの間の何れか一方、少なくとも一個に設けるように
することができる。本発明において、コンベヤベルトを
緊張及び弛緩させる移動ローラと支持板部材を互いに連
動させて、駆動ローラに対し前後、即ち、ヘッドローラ
側及びテールローラ側に夫々設けるようにするのが好ま
しい。
【0018】本発明において、コンベヤベルトの動作
は、シート状米飯又は具を載せたシート状米飯を搬送す
る段階、シート状米飯をコンベヤベルトの支持板部材間
の隙間からコンベヤベルトに支持させながら落とし込ん
で、コンベヤベルトの支持板部材の隙間からコンベヤベ
ルトに支持されて垂下状態として、例えば具を包み込む
ようにシート状米飯を曲げる段階、コンベヤベルトの支
持板部材の開きを狭めて、コンベヤベルトを緊張させ
て、コンベヤベルトの支持板部材の隙間からコンベヤベ
ルトを引上げ、シート状米飯を丸め又は具を中心にシー
ト状米飯を丸めて、さらに絞り込んで、お握り又は巻き
寿司を形成する段階、コンベヤベルトを弛緩させて、コ
ンベヤベルトの支持板部材間を開き、次いでコンベヤベ
ルトを緊張させて、コンベヤベルトの支持板部材間の隙
間からコンベヤベルトを平らになるように引き上げて、
コンベヤベルトに支持されて形成されているお握り又は
巻き寿司をコンベヤベルトに載置させる段階及びコンベ
ヤベルトに載置されたお握り又は巻き寿司を搬出する段
階とからなっている。
【0019】したがって、本発明において、コンベヤベ
ルトを緊張及び弛緩させる移動ローラの突き出すストロ
ークは、二段階又は二段階以上に設定することができ
る。例えば、コンベヤベルトの支持板部材の動作と移動
ローラの動作を別個に行う場合は、移動ローラの動作は
二段階に設定することができる。したがって、移動ロー
ラの第一段階は、コンベヤベルトを弛緩させることによ
り、シート状米飯を載せたコンベヤベルトを、コンベヤ
ベルトの支持板部材間の隙間から垂下させてシート状米
飯る段階であり、移動ローラは、引き戻されてコンベヤ
ベルトに接触しない状態にある。前記移動ローラの第二
段階は、コンベヤベルトを緊張させて、シート状米飯及
び形成されたお握り又は巻き寿司を搬送する位置及び形
成されたお握り又は巻き寿司を絞り込み成形する段階で
あり、移動ローラは、コンベヤベルトに接触して外方に
突き出された状態にある。
【0020】本発明において、コンベヤベルトを緊張及
び弛緩させる移動ローラとコンベヤベルトの支持板部材
を連動させる場合には、コンベヤベルトの緊張時には、
コンベヤベルトの支持板部材間の隙間が狭められるか
ら、コンベヤベルトが緩む方向に移動ローラを後退させ
ながら、コンベヤベルトを緊張させることにより、絞り
込まれて、コンベヤベルトの移送レベルより下方に垂下
するお握り又は巻き寿司を、コンベヤベルトの移送レベ
ルまで持ち上げることができる。本発明において、コン
ベヤベルトの複数の緊張状態を達成するために、コンベ
ヤベルトを緊張及び弛緩させる移動ローラの外に、例え
ロール状お握り又は巻き寿司の絞り段階及び持上げ段
階に作動するコンベヤベルトの押し部材が設けることが
できる。このようにコンベヤベルトの押し部材を設ける
と、コンベヤベルトの緊張の段階をコンベヤベルトの支
持板部材と連動する機構が簡単となるので好ましい。こ
の場合、押し部材は、専用のエアシリンダ等の往復動装
置に連結させて設けるのが好ましい。
【0021】
【作用】本発明の巻き寿司製造装置は、シート状米飯を
緊張状態にあるコンベヤベルトに載せて搬送し、前記シ
ート状米飯を、二基のコンベヤベルト支持板部材間の隙
間の上方に送り、前記二枚のコンベヤベルト支持板部材
の隙間の上方にシート状米飯が送られたところで、コン
ベヤベルトを弛緩させて、コンベヤベルトをシート状米
飯の重力で、コンベヤベルトにシート状米飯を載せた
侭、前記二枚のコンベヤベルト支持部材間の隙間より垂
下させ、ついで、前記二枚のコンベヤベルト支持板部材
を相対的に接近する方向に移動させて前記二枚のコンベ
ヤベルト支持板部材間の隙間を狭めると共に、垂下した
コンベヤベルトを引き上げて、狭められた具を中心にシ
ート状米飯を丸め、ついで、コンベヤベルトを弛緩さ
せ、コンベヤベルトが弛緩されたところで、前記二枚の
コンベヤベルト支持板部材間の隙間を開き、ついで、コ
ンベヤベルトを緊張させて、ロール状に丸められた米飯
を載せた状態でコンベヤベルトを、前記二枚のコンベヤ
ベルト支持板部材の隙間を通って上方に移動させ、ロー
ル状米飯を載せた状態でコンベヤベルトを循環移動させ
て、ロール状米飯を搬出するので、シート状米飯又は具
を載せたシート状米飯を、コンベヤベルトの支持板部材
及び閉部材の隙間形成位置に搬送する工程、シート状米
飯をコンベヤベルトに包んで懸垂させて、巻き寿司を形
成する工程及びこの形成された巻き寿司を搬送工程の総
て工程を、一貫してコンベヤベルト上で行うことがで
き、巻き寿司形成作業が、小さいスペースファクタで、
簡単且つ容易に行うことができる。
【0022】ヘッドローラと、テールローラと、前記ヘ
ッドローラ及びテールローラより下方に位置する駆動ロ
ーラと、前記ヘッドローラ、テールローラ及び駆動ロー
ラに掛け渡されているコンベヤベルトと、駆動ローラに
対し前方及び/又は後方において、コンベヤベルトの走
行路の内側に位置して、コンベヤベルトに対して往復動
可能に設けられ、押出し位置で、コンベヤベルトを緊張
させ、引き戻し位置でコンベヤベルトを弛緩させる移動
ローラと、ヘッドローラ及びテールローラ間でコンベヤ
ベルト上方走行路下方に位置し、少なくとも一方が往復
動可能に設けられている一対のコンベヤベルト支持板部
材とを備えるようにしたので、成形位置までコンベヤベ
ルトに載せて運ばれ、成形位置において、そのコンベヤ
ベルトの上でシート状米飯又は具を載せたシート状米飯
を丸め、即ち巻いてお握り又は巻き寿司を形成し、その
侭、成形に使用されたコンベヤベルトで運び出すことが
でき、全工程をコンベヤベルト上で一貫させることがで
きる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施の態様について図面を参
照して説明するが本発明は、以下の例示及び説明により
何ら限定されつものではない。図1は、本発明の一実施
例において、コンベヤベルトを緊張させたときの一部を
切り欠いて示す概略の側断面図であり、図2は図1の概
略の正面図であり、図3は、図1におけるコンベヤベル
トを中心に示す一部切り欠いた側断面図である。図4は
本発明の前記一実施例において、コンベヤベルトを弛緩
させたときの一部を切り欠いて示す概略の側断面図であ
り、図5は図4の概略の正面図である。図6は、本発明
の他の一実施例について、コンベヤベルトを中心に示す
一部切り欠いて示すの概略の側断面図である。図1乃至
図6において、対応する箇所には同一の符号が付されて
いる。
【0024】図1、図3及び図4において、巻き寿司製
造装置1は、ヘツドローラ2、テールローラ3及び駆動
ローラ4の周囲にコンベヤベルト5を掛け渡して形成さ
れる。ヘツドローラ2及びテールローラ3の間には巻き
寿司形成領域6が形成される。巻き寿司形成領域6に
は、コンベヤベルト5の下方に一対のコンベヤベルト支
持板部材7及び8が配置されている。支持板部材7及び
8は、コンベヤベルト5が移動し得る狭い隙間を形成し
て互いに突き合わせる段階では、コンベヤベルト支持板
部材7及び8の夫々の上面9は、共にコンベヤベルト5
の下面に接触するレベルに位置している。
【0025】本例において、コンベヤベルト支持板部材
7及び8は、夫々揺動体10及び11の中央側端部に固
定されている。揺動体10及び11の外側端部には、コ
ンベヤベルト5を外側に押してコンベヤベルト5を緊張
させる押しローラ12及び13が設けられている。ヘツ
ドローラ2、テールローラ3、駆動ローラ4は、巻き寿
司製造装置1の両側に設けられている側板14に回動可
能に支持されており、押しローラ12及び13の軸15
は、該側板14に形成されている円弧状の案内用溝孔1
6に係合している。揺動体10及び11は、互いに噛合
っている一対の歯車17及び18に固定されており、こ
の一対の歯車17及び18の回転により、揺動体10及
び11は、夫々、歯車17及び18の回転軸を中心に回
動する。押しローラ12及び13は、歯車17及び18
の回転により側板14の両側に夫々線対称の円弧状に形
成されている溝孔16に沿って上下に移動する。押しロ
ーラ12及び13は、夫々溝孔16内で下方位置をとっ
たときには、コンベヤベルト5は、緊張状態にあり、上
方位置をとったときには、コンベヤベルト5は弛緩した
状態にある。
【0026】本例において、一対の歯車17及び18の
中、一方の歯車18は駆動歯車であり、他方の歯車17
は、従動歯車である。駆動歯車18の回転軸19には、
下部に溝孔20が形成されている溝付きスライダー21
が固定されている。スライダー21の溝孔20には、エ
アシリンダ22の往復動軸23の先端部材24に設けら
れているピン25が、該溝孔20内を移動できるよう
に、遊挿されている。エアシリンダ22は、上に開くコ
の字形の支持枠部材26の一方の支持板部27に固定さ
れると共に、支柱28及び29に支持されている支持板
30に固定されている。エアシリンダ22の先端部材2
4は、支持枠部材26の支持板部材27及び31に保持
されている案内棒32が遊挿されて、該案内棒32に移
動可能に支持されている。支持板部31の案内棒32の
取付け位置下方には、エアシリンダ22の先端部材24
の停止部材33が取付けられている。
【0027】本例において、エアシリンダ22が往復動
軸23を押し出した状態では、スライダー21の下部3
4は、図1において、右に移動しており、シリンダ22
の往復動軸23が引き戻されたときに、スライダー21
の下部34は左側に移動している。スライダー21の下
部34が図1に示すように、右に移動しているときに
は、押しローラ12及び13は、案内用溝孔15及び1
6内の上方位置にあって、コンベヤベルト5は、弛緩し
た状態にあり、スライダー21が図3に示すように左に
移動しているときは、図4に示すようにコンベヤベルト
5は緊張状態にある。
【0028】本例においては、図4に示す緊張状態にお
いて、緊張を強めるために、先端が半円筒状に形成され
ている押し板部材37′が設けられている。押し板部材
34は第2のエアシリンダ35の往復動軸36に取付け
られており、エアシリンダ35の作動により往復動軸3
6を押し出して半円筒状の押し板部材37′をコンベヤ
ベルト5に押し付けて、コンベヤベルトを緊張状態にさ
せることができる。
【0029】本例において、巻き寿司製造装置1は、テ
ールローラ3側をシート状米飯搬送コンベヤ装置38の
ヘッドローラ39側に接続して設けられている。シート
状米飯搬送コンベヤ装置38には、ヘッドローラ39、
テールローラ40、駆動ローラ41及び二つのアイドラ
ローラ42にコンベヤベルト43が掛け渡されている。
本例においては、側板14側は、スライダー21が、エ
アシリンダ22の先端部材24とピン25を介して連結
するのみであるから、側板14及び15の上端の折曲げ
られた縁部44に把手45が設けて、この把手45を上
方に引き上げることにより、支持板枠部材26から離れ
て取り出すことができ、巻寿司製造装置1の側面部及び
各種ローラを容易に洗浄することができる。
【0030】本例は以上のように構成されているので、
巻き寿司製造装置1及びシート状米飯搬送コンベヤ装置
38を夫々作動させる。シート状米飯搬送コンベヤ装置
38は、シート状米飯を、巻き寿司製造装置1に送る。
巻き寿司製造装置1は、シート状米飯搬送コンベヤ装置
38から、シート状米飯を受け取り、巻き寿司製造装置
1の巻き寿司形成領域6に送る。巻き寿司形成領域6に
シート状米飯が送られたことを、例えばセンサ(図示さ
れていない)により感知して、巻き寿司製造装置1の駆
動を停止させる。本例において、巻き寿司製造装置1の
駆動は、駆動ローラ4に伝動装置44′を介して接続す
る駆動装置45′を作動して行う。
【0031】巻き寿司製造装置1の駆動が停止されたと
ころで、エアシリンダ22を作動させて、往復動軸23
を突き出し、スライダー21の下部34を図1の右側位
置に移動させて、コンベヤベルト5を弛緩させる。この
時点では、コンベヤベルト5の支持板部材7及び8は移
動して、支持板部材間の隙間が狭まるが、コンベヤベル
ト5が弛緩されているので、シート状米飯(図示されて
いない)は、その重量によりコンベヤベルトに支持され
ながら、コンベヤベルト支持板部材7及び8の間の隙間
から垂下される。さらに、エアシリンダ22の往復動軸
23を一杯に突き出して、スライダー21の下部33を
図1の右側に移動させ、支持板部材は、支持板部材間
に、コンベヤベルトが移動できる程度の隙間を残してそ
の動作を停止する。エアシリンダ22の往復動軸23の
作動が停止し、支持板部材がその動きを停止したところ
で、第2のエアシリンダ35の往復動軸36を突き出し
て、押し板部材37′でコンベヤベルトを押してコンベ
ヤベルトを緊張させる。コンベヤベルトにより包まれて
支持板部材間の隙間から垂下したシート状米飯は、コン
ベヤベルトを緊張させることにより断面円形の米飯成形
体37に成形される。
【0032】第2のエアシリンダ35は、その押し板部
材37′がコンベヤベルト5を押して、コンベヤベルト
5を緊張させたところで引き戻される。第2のエアシリ
ンダ35の往復動軸36が引き戻されたところで、エア
シリンダ22の往復動軸23も引き戻される。エアシリ
ンダ22の往復動軸23を引き戻すことにより、コンベ
ヤベルト5を緊張させて、コンベヤベルト5の上走路を
水平に張り、コンベヤベルト5の移動を開始させる。丸
められた米飯成形体37は、コンベヤベルトを緊張させ
ることにより、水平に張られたコンベヤベルト5の上走
路上に戻されコンベヤベルト5の作動により移動し、例
えば米飯成形体の取出し用ハンド等(図示されていな
い)によりに取り出される。
【0033】本例においては、支持板部材7、8は、夫
々別個のピニオン46及び47に連結して設けられてい
る。本例において、ピニオン46は駆動用であって、ラ
ック48に噛合っており、ラック48は、エアシリンダ
49の往復動軸50に設けられている。ピニオン46は
ピニオン47に噛合って従動用である。ピニオン46及
び47の回転軸51及び52には、支軸53及び54
(共に鎖線で示されている)を介して、押しローラ12
及び13が連結している。したがって、エアシリンダ4
9のラック48ピニオンの回転により押しローラ9及び
10は、往復動し、これと連動して、支持板部材7及び
8は開閉動作を行う。本例において、緊張及び弛緩させ
る押しローラ12及び13を支持板部材7及び8と連動
させるときは、支持板部材7及び8間に形成される隙間
の大きさと押しローラ12及び13のストロークの大き
さを対応させることが必要である。しかし、巻き寿司を
形よく形成するには、支持板部材7及び8を閉じた状態
で、コンベヤベルト5の緊張を2段階にするのが望まし
い。
【0034】本例は以下のように構成されているので、
押しローラ12及び13並びに支持板部材7及び8が係
合するピニオン(図示されていない)を、エアシリンダ
49の駆動させて、押しローラ12及び13をコンベヤ
ベルト5から離れる方に移動させて、コンベヤベルト5
を緩め、これと同時に、支持板部材7及び8を隙間が開
く方に移動させる。支持板部材7及び8並びに押しロー
ラ12及び13が所定距離移動したところでピニオンは
停止する。
【0035】
【発明の効果】本発明のロール状お握り製造装置及び巻
き寿司製造装置等のロール状米飯製造装置は、シート状
米飯を緊張状態にあるコンベヤベルトに載せて搬送し、
前記シート状米飯を、二基のコンベヤベルト支持板部材
間の隙間の上方に送り、前記二枚のコンベヤベルト支持
板部材の隙間の上方にシート状米飯が送られたところ
で、コンベヤベルトを弛緩させて、コンベヤベルトをシ
ート状米飯の重力で、コンベヤベルトにシート状米飯を
載せた侭、前記二枚のコンベヤベルト支持部材間の隙間
より垂下させ、ついで、前記二枚のコンベヤベルト支持
板部材を相対的に接近する方向に移動させて前記二枚の
コンベヤベルト支持板部材間の隙間を狭めると共に、垂
下したコンベヤベルトを引き上げて、狭められた具を中
心にシート状米飯を丸め、ついで、コンベヤベルトを弛
緩させ、コンベヤベルトが弛緩されたところで、前記二
枚のコンベヤベルト支持板部材間の隙間を開き、つい
で、コンベヤベルトを緊張させて、ロール状に丸められ
た米飯を載せた状態でコンベヤベルトを、前記二枚のコ
ンベヤベルト支持板部材の隙間を通って上方に移動さ
せ、ロール状米飯を載せた状態でコンベヤベルトを循環
移動させて、ロール状米飯を搬出するので、従来のロー
ル状米飯製造装置に比して、シート状米飯又は具を載せ
たシート状米飯から、ロール状お握り又は巻き寿司等の
ロール状米飯に形成し、この形成されたお握り又は巻き
寿司等のロール状米飯を搬送して取り出すまでの工程
を、一貫してコンベヤベルト上で機械により自動的に行
うことができることとなり、ロール状米飯成作業が、小
さいスペースファクタで、簡単且つ容易に、しかも比較
的短時間で行うことができる。
【0036】ヘッドローラと、テールローラと、前記ヘ
ッドローラ及びテールローラより下方に位置する駆動ロ
ーラと、前記ヘッドローラ、テールローラ及び駆動ロー
ラに掛け渡されているコンベヤベルトと、駆動ローラに
対し前方及び/又は後方において、コンベヤベルトの走
行路の内側に位置して、コンベヤベルトに対して往復動
可能に設けられ、押出し位置で、コンベヤベルトを緊張
させ、引き戻し位置でコンベヤベルトを弛緩させる移動
ローラと、ヘッドローラ及びテールローラ間でコンベヤ
ベルト上方走行路下方に位置し、少なくとも一方が往復
動可能に設けられている一対のコンベヤベルト支持板部
材とを備えるようにしたので、従来のロール状米飯成形
装置に比して、成形位置までコンベヤベルトに載せて運
ばれ、成形位置において、そのコンベヤベルトの上でシ
ート状米飯又は具を載せたシート状米飯を丸め、即ち巻
いて、ロール状お握り又は巻き寿司等のロール状米飯を
形成し、その侭、成形に使用されたコンベヤベルトで運
び出すことができ、全工程をコンベヤベルト上で一貫さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例において、コンベヤベルトを
緊張させたときの一部を切り欠いて示す概略の側断面図
である。
【図2】図1の概略の正面図である。
【図3】図1におけるコンベヤベルトを中心に示す一部
切り欠いた側断面図である。
【図4】図4は本発明の前記一実施例において、コンベ
ヤベルトを弛緩させたときの一部を切り欠いて示す概略
の側断面図である。
【図5】図4の概略の正面図である。
【図6】図6は、本発明の他の一実施例について、コン
ベヤベルトを中心に示す一部切り欠いて示すの概略の側
断面図である。
【符号の説明】
1 巻き寿司製造装置 2、39 ヘッドローラ 3、40 テールローラ 4、41 駆動ローラ 5、43 コンベヤベルト 6 寿司形成領域 7、8 支持板部材 9 支持板部材7及び8の上面 10、11 揺動体 12、13 押しローラ 14 側板 15、16 案内用溝孔 17、18 歯車 19 歯車18の回転軸 20 溝孔 21 スライダー 22 エアシリンダ 23 エアシリンダ22の往復動軸 24 往復動軸23の先端部材 25 ピン 26 支持枠部材 27、31 支持板部材 28、29 支柱 30 支持板 32 案内棒 33 停止部材 34 スライダー21の下部 35 第2エアシリンダ 36 エアシリンダ35の往復動軸 37 米飯成形体 38 シート状米飯搬送コンベヤ装置 42 アイドラローラ 44 側板14の上端の折り曲げられた縁部 44′ 伝動装置 45 把手 45′駆動装置 46、47 ピニオン 48 ラック 49 エアシリンダ 50 往復動軸 51、52 ピニオン回転軸 53、54 支軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−196269(JP,A) 特開 平6−78699(JP,A) 特開 平6−7097(JP,A) 実開 昭56−33029(JP,U) 実開 昭56−59881(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A23L 1/10

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドローラと、テールローラと、前記
    ヘッドローラ及びテールローラより下方に位置する駆動
    ローラと、前記ヘッドローラ、テールローラ及び駆動ロ
    ーラに掛け渡されているコンベヤベルトと、駆動ローラ
    に対し前方及び/又は後方において、コンベヤベルトの
    走行路の内側に位置して、コンベヤベルトに対して往復
    動可能に設けられ、押出し位置で、コンベヤベルトを緊
    張させ、引き戻し位置でコンベヤベルトを弛緩させる移
    動ローラと、ヘッドローラ及びテールローラ間でコンベ
    ヤベルト上方走行路下方に位置し、少なくとも一方が往
    復動可能に設けられている一対のコンベヤベルト支持板
    部材とを備えることを特徴とするロール状米飯製造装
    置。
  2. 【請求項2】 ヘッドローラと、テールローラと、前記
    ヘッドローラ及びテールローラより下方に位置する駆動
    ローラと、前記ヘッドローラ、テールローラ及び駆動ロ
    ーラに掛け渡されているコンベヤベルトと、駆動ローラ
    に対し前方及び/又は後方において、コンベヤベルトの
    走行路の内側に位置して、コンベヤベルトに対して往復
    動可能に設けられ、押出し位置で、コンベヤベルトを緊
    張させ、引き戻し位置でコンベヤベルトを弛緩させる移
    動ローラと、該移動ローラが連結固定される揺動体と、
    該揺動体を連結固定する回転体と、該回転体の回転軸に
    一端で連結し、他端で直線型往復動装置の作動軸に連結
    するクランク装置とを備えることを特徴とするロール状
    米飯製造装置。
  3. 【請求項3】 ヘッドローラと、テールローラと、前記
    ヘッドローラ及びテールローラより下方に位置する駆動
    ローラと、前記ヘッドローラ、テールローラ及び駆動ロ
    ーラに掛け渡されているコンベヤベルトと、駆動ローラ
    に対し前方及び/又は後方において、コンベヤベルトの
    走行路の内側に位置して、コンベヤベルトに対して往復
    動可能に設けられ、押出し位置で、コンベヤベルトを緊
    張させ、引き戻し位置でコンベヤベルトを弛緩させる移
    動ローラと、ヘッドローラ及びテールローラ間でコンベ
    ヤベルト上方走行路下方に位置し、少なくとも一方が往
    復動可能に設けられている一対のコンベヤベルト支持板
    部材と、テールローラ及び駆動ローラの間で、且つコン
    ベヤベルトを緊張及び弛緩させる移動ローラの下流側
    で、コンベヤベルトに対し外側に位置し、前記コンベヤ
    ベルトに対して往復動可能のコンベヤベルト緊張部材と
    を備えることを特徴とするロール状米飯製造装置。
  4. 【請求項4】 ヘッドローラと、テールローラと、前記
    ヘッドローラ及びテールローラより下方に位置する駆動
    ローラと、前記ヘッドローラ、テールローラ及び駆動ロ
    ーラに掛け渡されているコンベヤベルトと、駆動ローラ
    に対し前方及び/又は後方において、コンベヤベルトの
    走行路の内側に位置して、コンベヤベルトに対して往復
    動可能に設けられ、押出し位置で、コンベヤベルトを緊
    張させ、引き戻し位置でコンベヤベルトを弛緩させる移
    動ローラと、該移動ローラが連結固定される揺動体と、
    該揺動体を連結固定する回転体と、該回転体の回転軸に
    一端で連結し、他端で直線型往復動装置の作動軸に連結
    するクランク装置と、テールローラ及び駆動ローラの間
    で、且つコンベヤベルトを緊張及び弛緩させる移動ロー
    ラの下流側で、コンベヤベルトに対し外側に位置し、前
    記コンベヤベルトに対して往復動可能のコンベヤベルト
    緊張部材とを備えることを特徴とするロール状米飯製造
    装置。
  5. 【請求項5】 コンベヤベルトを緊張及び弛緩させる移
    動ローラが、駆動ローラとヘッドローラ及び駆動ローラ
    とテールローラ間に設けられていることを特徴とする請
    求項乃至の何れか一項に記載のロール状米飯製造装
  6. 【請求項6】 回転体がピニオンを備え、直線型往復動
    装置の作動軸が前記ピニオンに係合するラックを備える
    ことを特徴とする請求項乃至の何れか一項に記載の
    ロール状米飯製造装置。
  7. 【請求項7】 テールローラ及び駆動ローラの間で、且
    つコンベヤベルトを緊張及び弛緩させる移動ローラの下
    流側で、コンベヤベルトに対し外側に位置し、前記コン
    ベヤベルトに対して往復動可能に、往復動装置の作動杆
    に連結されており、コンベヤベルト緊張部材が設けられ
    ていることを特徴とする請求項乃至の何れか一項に
    記載の巻き寿司製造装置
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