JPH06194594A - 光学再形成系 - Google Patents

光学再形成系

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JPH06194594A
JPH06194594A JP5246295A JP24629593A JPH06194594A JP H06194594 A JPH06194594 A JP H06194594A JP 5246295 A JP5246295 A JP 5246295A JP 24629593 A JP24629593 A JP 24629593A JP H06194594 A JPH06194594 A JP H06194594A
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plane
reflective surface
respect
azimuth
optical
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JP5246295A
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Fred Mast
マスト フレート
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Gretag Imaging AG
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B17/00Systems with reflecting surfaces, with or without refracting elements
    • G02B17/02Catoptric systems, e.g. image erecting and reversing system

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  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】再形成されるべき物体に対して90°回転され
る物体の像を物体面に対して平行な像平面上に形成する
ための4つの反射表面(第1の鏡像A1を形成し、鏡像
A1と入射光軸A0とで第1の平面を規定する第1の反
射表面S1;第2の鏡像A2を形成し、鏡像A1と鏡像
A2とで第2の平面を規定する第2の反射表面S2;入
射光軸A0と出射光軸A5との延長線と交差する第3の
鏡像A3を形成する第3の反射表面S3;出射光軸A5
上に形成される第4の鏡像A4を形成する第4の反射表
面S4)からなる光学再形成系。 【効果】反射表面が少なく、その精密な調整のためのコ
ストが低い。フルフォーマット原本の再形成系とハーフ
フォーマット原本の再形成系を備えた印刷機や写真処理
装置に好適である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光学再形成系に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】物体の面に平行な像平面に物体を再形成
し、そしてその像平面に形成された像が前記物体に対し
て90°だけ回転されている光学再形成系は多くの形態
で従来公知である。例として、いわゆるドーブ/アミシ
プリズム、アッベ/ケニッヒプリズムおよびシュミット
/ペッハンプリズムがある。これらの再形生系はそれら
が用いる反射表面の数においてそれらの間で著しく相違
する(ドーブ/アミシ:1,アッベ/ケニッヒ:3,シ
ュミット/ペッハン:5)。しかし、それらの各々は奇
数の反射表面を有するものであり、その結果として、形
成された像が物体に対する像平面上で実際に90°回転
されており、しかもその各々において、像はその向きで
反転されてもいる(右回り系は左回り系に変わり、逆も
また同様)。
【0003】物体を90°回転させる上記再形成系は興
味深く、そして写真複写機および写真処理経路に使用さ
れる。原本から、例えばネガフィルムのネガから複写の
形成の際には、フルフォーマットのフィルムフレーム
(フルフレーム,例えば24mm×36mm)およびハ
ーフフォーマットのフィルムフレーム(ハーフフレー
ム,例えば24mm×18mm)の両方がある。ネガフ
ィルム上でハーフフレームは均一なフィルム幅に起因し
フルフレームに対して90°回転されている。印画紙へ
の通常の簡単な露光の場合にはまた、ハーフフレーム原
本の複写された像はフルフレーム原本の像に対して印画
紙上で90°だけ回転されているだろう。
【0004】一般に、フルフレームで原本を有するフィ
ルム(フィルムフレーム)は90°回転されるハーフフ
レームを有するフィルムに比べより頻繁に現れる。にも
かかわらず、回転されたハーフフレームを有するフィル
ムは、今日広く流布しており、そして複写機または写真
処理経路での処理物の効率のよい分配のために、90°
回転されたハーフフレーム原本を印画紙上に複写するこ
とを可能にする必要がある程、多数生じ、そしてそのよ
うにして90°回転されたハーフフレーム原本の複写は
フルフレーム原本の複写と同一な位置さらには寸法を印
画紙上に有する。
【0005】この要求は即座に明らかになる:顧客はハ
ーフフレームまたはフルフレーム原本を有するフィルム
のいずれで撮影しても、彼は紙複写を、例えば特に一般
的な9cm×13cmのフォーマットで受け取ることを
希望するであろう。同時に、複写機での複写は通常、個
々のフィルムまたはフィルムストリップを最初に結合し
て長いテープを形成する工程を包含する。この長いテー
プは次いで印画紙上への露光により処理される。同様
に、感光紙の長いテープが1つのおよび同一なフォーマ
ットの複写のために使用される。この長い紙テープは均
一な幅(1つのおよび同一なフォーマットの複写のため
には常に)を有する。フルフレームでの原本および90
°回転されたハーフフレーム原本の両方を前記紙上に単
一の拡大で複写する試みがなされるならば、フルフレー
ム原本の複写のより小さい寸法(例えば9cmの大き
さ)に調整された紙幅はハーフフレーム原本の複写には
不十分であろう。紙幅が適当な大きさで与えられた場合
でも(フルフレーム原本の複写のために、紙余白に大量
の余分な長さを生じるであろうように)、紙テープ上へ
の次の複写がフルフレームまたはハーフフレーム原本の
ものであるかに応じて(つまりハーフフレーム原本の複
写は90°回転で回転させた紙上に複写されるであろう
ように)、次の複写が紙テープから切断され得る前に、
紙テープを不均一な距離だけ各々の時間前進させなけれ
ばならないであろう。
【0006】それ故に、90°回転されたハーフフレー
ム原本の場合には、これらの回転された原本が90°
「逆回転」して印画紙上に複写され、そしてそのような
複写は、複写の際に回転されなかったフルフレーム原本
の複写と同じ位置を印画紙上に結果として占める複写機
が過去において提案された。確かに、最初に記載した再
形成系はこの目的のためには不向きであるが、それは既
に記載したように、それらが非偶数個の反射表面を有す
るからであり、そしてそれらが90°回転を提示するけ
れども、原本上に見られる物体の配置は反転されている
であろうからである。他方、90°回転を提示し得る偶
数個の反射表面は再形成された物体の向きを保持するで
あろう。これらの偶数個の反射表面を有する複写機は例
えば米国特許第4743103号およびEP01573
25号に記載されている。
【0007】2つのシュミット/ペッハンプリズムおよ
び多数個のレンズを用いる米国特許第4743103号
に記載された解決法はいくつかの面で不利である。1つ
は空間の必要性に関する問題である(複写機の使用のた
めの再形成系は所望の大きさでは何らあり得ない)。し
かし主たる問題は、増加する数の反射(実施例において
反射の数は10である)を有するプリズムの反射表面の
調整に必要な高い精度に関する費用が非常に高いこと、
および形成された複写による原本の真の再形成が非常に
高いコストに結びつくか、またはさもなければ、プリズ
ムおよびそれらの反射表面のより不正確な調整によりか
なり損なわれるであろうことである。
【0008】EP0157325号において示唆された
別法は全部で6つの反射表面からなり、そのうち4つが
所望の90°回転を達成するのに必要とされる。確か
に、4回の反射の後では、系の入射光軸および出射光軸
は一致しないであろうし、そして結果的に像は印画紙上
にズレを生じて複写されるであろう。そのようなズレ
は、ハーフフレーム原本から形成される複写とフルフレ
ーム原本から形成される複写との間の紙テープにおける
ギャップがフルフレーム原本の複写だけが形成される場
合に比べより大きいので、結果として紙の消費を増やす
であろう。さらに、ズレは相当する複写機または写真処
理経路の移送手段および切断装置に関する費用を高め
る:紙テープ上の次の複写がフルフレームの複写である
か、またはハーフフレームの複写であるかに応じて、紙
テープは次の複写が紙テープから切断され得る前に異な
る距離だけ前進されなければならない。この種のズレお
よび関連する費用を避けるために、EP0157325
号は90°回転させた像がズレを生ぜずに、フルフレー
ム原本の回転されていない像と同じ位置で印画紙に確実
に複写されるようにさらに2つの反射表面を備えてい
る。しかしながら、追加の反射表面は追加の鏡により提
示される高められた費用の他に、空間をさらに必要とす
る。しかし、最も重要な問題は、プリズムおよびそれら
の反射表面の調整に必要な高い精度に関する費用が非常
に高いままであり、その結果、形成される複写による原
本の真の再形成が莫大な費用で達成され得るのみであ
り、また、コストを下げた場合、プリズムおよびそれら
の反射表面の調整がより低い精度で行われることにな
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】それ故に、本発明は、
ハーフフレーム原本の像が像の回転の必要のないフルフ
レーム原本の像と同じ位置で紙テープ上に再形成される
ように、フルフレーム原本に対して90°だけハーフフ
レーム原本の像を回転させる再形成系の創製に関する。
同時に、該再形成系は、要求される反射表面の調整に必
要な精度に関しては特に、できるだけ安価であるべきで
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、わずか4つの
反射表面からなる光学再形成系でもって上記課題を解決
する。ここで反射表面は特別な様式で配置されている。
光路における第1の反射表面は入射光軸の最初の鏡像を
形成する。この入射光軸の最初の鏡像は入射光軸と一緒
になって第1の平面を規定する。光路において第1の反
射表面に続く第2の反射表面は入射光軸の第2の鏡像を
形成し、そしてこの入射光軸の第2の鏡像は第1の平面
を離れる。入射光軸の第1および第2の鏡像は従って第
1の平面とは異なる第2の平面を規定する。光路におい
て第2の反射表面に続く第3の反射表面は入射光軸の第
3の鏡像を形成し、そしてこの入射光軸の第3の鏡像は
第2の平面を離れ、そして入射または出射光軸の延長線
と交差する。光路において第3の反射表面に続く第4の
反射表面は最後に入射光軸の第4の反射像を形成する
が、これは出射光軸と一致する。4つのみの反射表面を
用いることにより、費用は必要な反射表面の数の点で、
そして特にその調整に要求される必要な高い精度(小さ
い許容範囲)の点で最低限に抑えられる。
【0011】反射表面は本発明の種々の有利な態様にお
いて異なった様式で配置される。入射光軸は第1の反射
表面に対する垂直面に対して45°ないし60°の入射
角度を規定する。第2の反射表面に対する垂直面は第1
の平面に対して45°ないし120°の方位角(azi
muth)および方位面(azimuth plan
e)に対して40°ないし70°の仰角(elevat
ion)を有する。第3の反射表面に対する垂直面は第
1の平面に対して60°ないし85°の方位角および方
位面に対して−10°ないし−45°の仰角を有し、そ
して第4の反射表面に対する垂直面は第1の平面に対し
て120°ないし160°の方位角および方位面に対し
て−15°ないし−45°の仰角を有する。
【0012】特に有利な態様において、入射光軸は第1
の反射表面に対する垂直面に対して60°の入射角度を
規定する。この態様において、第2の反射表面に対する
垂直面は第1の平面に対して109°ないし110°の
方位角、特に109.734°の方位角および方位面に
対して64°ないし65°の仰角、特に64.296°
の仰角を有する。第3の反射表面に対する垂直面は第1
の平面に対して70°ないし71°の方位角、特に7
0.529°の方位角および方位面に対して16°ない
し17°の仰角、特に16.779°の仰角を有する。
最後にこの態様において、第4の反射表面に対する垂直
面は第1の平面に対して149°ないし151°の方位
角、特に150°の方位角および方位面に対して−35
°ないし−36°の仰角、特に−35.260°の仰角
を有する。この態様において、第1の反射表面から第2
の表面への光路の長さ:第2の表面から第3の表面への
光路の長さ:第3の表面から第4の表面への光路の長さ
の比率は(√2):1:1〔ここで(√2)は2の平方
根を表す〕である。
【0013】別の有利な態様において、本発明に係る再
形成系は、その各々が2つの反射表面を有する第1およ
び第2の同一なハーフシステムからなる。第2のハーフ
システムはその配置が第1のハーフシステムの配置から
誘導されるように設置されており、その第1のハーフシ
ステムの配置において、第1のハーフシステムは光軸に
対して垂直である分離平面上に反射され、そしてその反
射された第1のハーフシステムは次に出射光軸の回りに
設定角度を回転される。
【0014】別の特に有利な態様および上で説明した態
様のさらなる詳細において、入射光軸は第1の反射表面
に対する垂直面に対して60°の入射角度を規定する。
第2の反射表面に対する垂直面は第1の平面に対して1
09°ないし110°の方位角、特に109.735°
の方位角および方位面に対して64°ないし65°の仰
角、特に64.296°の仰角を有する。第3の反射表
面に対する垂直面は第1の平面に対して81°ないし8
2°の方位角、特に81.548°の方位角および方位
面に対して−4°ないし−5°の仰角、特に−4.85
0°の仰角を有する。最後に、第4の反射表面に対する
垂直面は第1の平面に対して121°ないし122°の
方位角、特に121.482°の方位角および方位面に
対して−16°ないし−17°の仰角、特に−16.7
78°の仰角を有する。この態様において、第1の反射
表面から第2の表面への光路の長さ:第2の表面から第
3の表面への光路の長さ:第3の表面から第4の表面へ
の光路の長さの比率は1:(√2):1である。
【0015】本発明に係る再形成系の別の特に有利な態
様において、入射光軸は第1の反射表面に対する垂直面
に対して45°の入射角度を規定する。第2の反射表面
に対する垂直面は第1の平面に対して138°ないし1
39°の方位角、特に138.093°の方位角および
方位面に対して44°ないし46°の仰角、特に45°
の仰角を有する。第3の反射表面に対する垂直面は第1
の平面に対して64°ないし65°の方位角、特に6
4.082°の方位角および方位面に対して31°ない
し32°の仰角、特に31.821°の仰角を有する。
最後に、第4の反射表面に対する垂直面は第1の平面に
対して154°ないし155°の方位角、特に154.
241°の方位角および方位面に対して−38°ないし
−39°の仰角、特に−38.268°の仰角を有す
る。この態様において、第1の反射表面から第2の表面
への光路の長さ:第2の表面から第3の表面への光路の
長さ:第3の表面から第4の表面への光路の長さの比率
は1:0.7:1.1417である。例えば、lの大き
さを有する光路の標準化された長さは約35−35m
m、とりわけ約40mmである。反射表面は全反射表面
として設計されてもよい。各反射表面が別個の表面とし
て設計される場合、それらは使用されるガラスに対して
約1.7の屈折率を有する、金属的に被覆されたガラス
表面の形態にあると理解され得る。
【0016】しかしながら、再形成系は、適当に配置さ
れた反射表面が備えられている1または複数のガラス体
を含むことも可能である。ガラス体に進入した後、光は
該ガラス体内に導かれるであろう。設定された反射表面
(鏡映表面)への入射光の角度が全反射が起こる臨界角
度より大きい限り、表面は金属被覆される必要がない。
しかしながら、値がこの臨界角度より低下するならば、
反射表面は金属被覆されなければならない。
【0017】任意の態様として、色彩の欠陥および/ま
たは幾何学的種類の光学的欠陥(例えば球面収差)を補
償するためにレンズが備えられてもよい。そのようなレ
ンズは第1の反射表面の前方または第4の反射表面の後
方に設置されてもよい。
【0018】
【実施例】その他の対象および利点は、図面を参照して
記載される本発明の好ましい実施態様についての以下の
詳細な記述から明らかになるであろう。同じ部品に同じ
参照番号が与えられている各図面はそれぞれ以下のもの
を示す:図1は本発明に係る再形成系の反射表面の配置
の第1の実施態様を示す;図2ないし5は図1に示す再
形成系の反射表面の配置の第1の実施態様に係る、光線
の経路に沿って連続した個々の反射表面の各々に対する
垂直面の位置を示す;図6は本発明に係る再形成系の反
射表面の配置の第2の実施態様を示す;図7ないし10
は図6に示す再形成系の反射表面の配置の第2の実施態
様に係る、光線の経路に沿って連続した個々の反射表面
の各々に対する垂直面の位置を示す;図11は本発明に
係る再形成系の反射表面の配置の第3の実施態様を示
す;図12ないし15は図11に示す再形成系の反射表
面の配置の第2の実施態様に係る、光線の経路に沿って
連続した個々の反射表面の各々に対する垂直面の位置を
示す。
【0019】図1、6および11において、S1は光路
における第1の反射表面を表し、S2は光路における第
2の反射表面を表し、S3は光路における第3の反射表
面を表し、そしてS4は光路における第4の反射表面を
表す。図2ないし5、7ないし10および12ないし1
5におけるL1、L2、L3、L4は与えられた反射表
面S1、S2、S3、S4に対する垂直面を表し、その
垂直面の位置は小さい三次元の座標系に示されている。
図1、6および11にはまた、破線でレンズOが示され
ており、該レンズは第1の反射表面S1の前方または第
4の反射表面S4の後方の光路内に設置され得る。これ
らの図はまた入射光軸A0、入射光軸A0の第1の鏡像
A1、入射光軸A0の第2の鏡像A2、入射光軸A0の
第3の鏡像A3、そして入射光軸A0の第4の鏡像A4
を示すが、該鏡像A4は出射光軸A5と一致する
【0020】再形成系の基本的操作は図1の実施態様に
基づいて次に説明されるであう。まず、反射表面S1、
S2、S3およびS4は描かれた大きさにその寸法が制
限されずに、当然ながらより大きいか、もしくはより小
さいということが記載されなければならない。これらの
寸法は系の機能を明確にするために図面では選択され
た。単純化のために、光路は入射光軸A0に沿って再形
成系に入る光線に基づいて説明されている。
【0021】上記光線は映写面にある入射光軸A0に沿
って第1の反射表面S1にぶつかる。図1に示された第
1の反射表面S1は、反射光線およびそれ故に入射光軸
A0の第1の鏡像A1もまた映写面に沿って進む、すな
わち入射光線と第1の反射表面S1により反射される光
線、または入射光軸A0とその第1の鏡像A1が最初の
平面を規定するように配置される。図1において、この
平面は映写面に相当する。ここで、入射光軸A0に沿っ
て進む入射光線により、および第1の反射表面S1に対
する垂直面L1により確立される入射角は60°であ
り、入射光軸A0とその第1の鏡像A1により確立され
る全角α1は120°である。反射表面S1に対する垂
直面L1の位置は図2に示されている。この図から、垂
直面L1は映写面にあり、そして方位面(ドットを付し
て示す)に対してε1=−60°の仰角を有することが
わかるであろう。
【0022】第1の反射表面S1により反射され、そし
て入射光軸の第1の鏡像A1に沿って進む光線は、第2
の反射表面S2にぶつかる。この表面S2は、該面に対
する垂直面L2(図3)が第1の平面(映写面)に対し
てγ2=109.374°の方位角および方位面(ドッ
トが付されている)に対してε2=64.296°の仰
角を有するように配置されている(図3参照)。表面S
2にぶつかる光線は反射により映写面の外、従ってこの
図面の後方にある映写面の外に回転され(図1)、一
方、第1の表面S1により反射され、表面S2にぶつか
る光線、または入射光軸の第1の鏡像A1と表面S2に
より反射される光線、または入射光軸の第2の鏡像A2
とはα2=−90°の角度をなし、そして第1の平面
(ここでは映写面)から分離した第2の平面を規定す
る。ここで、角度αiの向きは映写面において時計回り
の方向に進行するように常に選択される。結果的にいく
つかの角度αiは負の値となる。
【0023】光路のさらに進んだ経路において、第2の
反射表面S2により反射され、そして入射光軸の第2の
鏡像A2に沿って進む光線は、第3の反射表面S3にぶ
つかる。この表面S3は、該面に対する垂直面L3(図
3)が第1の平面(映写面)に対してγ3=70.52
9°の方位角および方位面に対してε3=16.779
°の仰角を有するように配置されている(図4参照)。
表面S3にぶつかる光線は反射により、第2の表面S2
にぶつかる光線によるか、または入射光軸の第1の鏡像
A1により、および上記表面S2により反射された光線
によるか、または入射光軸の第2の鏡像A2により規定
される第2の平面の外に回転される(図1)。従って、
この図面(図1)において、空間に存在するように描か
れている表面S3は映写面の方向に後方から光線を反射
する。ここで、第2の反射表面S2により反射され、そ
して表面S3にぶつかる光線、または入射光軸の第2の
鏡像A2と、この表面S3により反射された光線または
入射光軸の第3の鏡像A3とはα3=−90°の角度を
なす。
【0024】光路をさらに進むと、光線は入射光軸の延
長線と交差する。この交差の点で、第3の反射表面S3
により反射され、そして入射光軸の第3の鏡像A3に沿
って進む光線は、第4の反射表面S4にぶつかる。この
表面S4は、該面に対する垂直面L4が第1の平面(こ
こでは映写面)に対してγ4=150°の方位角および
方位面に対してε4=−35.260°の仰角を有する
ように配置されている。この表面S4にぶつかる光線
は、反射光線または入射光軸の第4の鏡像A4が入射光
軸A0と同一直線上にある出射光軸A5と一致するよう
に反射される。ここに示された図面において、反射表面
S4から前方に進む光線は出射光軸A5の方向に反射さ
れ、一方、第3の表面S3により反射され、そして表面
S4にぶつかる光線、または入射光軸の第3の鏡像A3
と、表面S4により反射された光線または入射光軸の第
4の鏡像A4とはα4=90°の角度であると記載して
いる。反射表面S1とS2、S2とS3、およびS3と
S4の間の分断距離D12、D23およびD34は本実
施例では(√2):1:1の比率を有する。
【0025】破線で示され、そして第1の反射表面S1
の前方または第4の反射表面S4の後方の光路内に設置
されたレンズOが、色彩の欠陥および/または幾何学的
性質の光学的欠陥、例えば球面収差を補償するために使
用され得る。
【0026】再形成系の実際の態様において、分断距離
D23は例えば約35−45mm、とりわけ約40mm
であってよい。その他の分断距離D12およびD34は
その時、上記の分断距離の比率により与えられる。全体
の再形成系は100−130mm、とりわけ約113.
5mmの入射または出射光軸の方向の長さ(光路の長さ
ではない)を有し得る。
【0027】個々の反射表面S1、S2、S3およびS
4は例えば金属被覆された(例えば蒸着された)ガラス
表面であってよい。原理的に、再形成系は、反射表面が
それに結合されるいくつかのガラス体を包含し得る。光
は次にガラス体に入り、ガラス体内に案内され、そして
4つの反射領域で鏡映され、そしてガラス体から出るで
あろう。2またはそれ以上のガラス体が互いに結合され
得るけれども、技術的な形成の理由で、単一のガラス体
上に反射領域を供給することは可能ではない。1つまた
はいくつかのガラス体における光の処理は、反射表面が
小さく維持され、そしてその表面が精密に磨かれ得ると
いう利点を有し、それ故に精確に調整した取付けが不要
となる。
【0028】光がガラス体内において全反射により案内
され得るという事実は、ガラスがガラス体の周囲の空気
に比べ光学的にはるかに濃密な媒質を提示するという事
実と関連づけられる。例えば、この種のガラス体はスコ
ット社から市販されている屈折率n=1.71のSF1
ガラスから製造され得る。このことは当然ながら、反射
表面が分離した表面(複合ガラス体ではない)として設
計される場合にも同様に当てはまる。この場合、それら
は金属被覆、すなわち鏡面が与えられてもよい。
【0029】図6は反射表面S1、S2、S3およびS
4の配置の別の実施態様を示す。図6に示された第1の
反射表面は、反射光線およびそれ故に入射光軸A0の第
1の鏡像A1もまた映写面内を進み、そしてそれによっ
て入射光線と第1の反射表面S1により反射される光
線、または入射光軸A0とその第1の鏡像A1が平面を
規定するように配置される。図6では図1の場合と同様
に、この平面は映写面に相当する。ここで、入射光軸A
0に沿って進む入射光線と第1の反射表面S1に対する
垂直面L1とでなす入射角は60°であり、入射光軸A
0とその第1の鏡像A1とでなす全角α1は120°で
ある。
【0030】再形成系のこの態様の残りの操作は図1に
基づいて既に説明したものと全く同様である。図6およ
び図7ないし10に関して説明されているように、反射
表面S2の典型的な該当する角度は以下のとおりであ
る:α2=−90°,γ2=109.734°,ε2=
64.296°。反射表面S3に対する角度は以下のと
おりであり:α3=−90°,γ3=81.548°,
ε3=−4.850°、そして反射表面S4に対しては
以下のとおりであり:α4=120°,γ4=141.
482°,ε4=−16.778°。反射表面間の分断
距離D12、D23およびD34は1:(√2):1の
比率を有する。
【0031】反射表面の配置の別の実施態様は図11に
示されている。この態様の操作は既に説明した2つのそ
の他の態様の操作と同様である。図11に示される第1
の反射表面S1は、反射光線およびそれ故に入射光軸A
0の第1の鏡像A1もまた映写面に沿って進み、そして
それによって入射光線と第1の反射表面S1により反射
される光線、または入射光軸A0とその第1の鏡像A1
が平面を規定するように配置される。図11では図1お
よび図6の場合と同様に、この平面は映写面に相当す
る。ここで、入射光軸A0に沿って進む入射光線と第1
の反射表面S1に対する垂直面とでなす入射角は45°
であり、入射光軸A0とその第1の鏡像A1とでなす全
角α1は90°である。
【0032】図11および図12ないし15に関して説
明されているように、反射表面S2の典型的な該当する
角度は以下のとおりである:α2=−90°,γ2=1
38.093°,ε2=45°。反射表面S3に対する
角度は以下のとおりであり:α3=−67.68°,γ
3=64.082°,ε3=−31.821°、そして
反射表面S4に対しては以下のとおりであり:α4=9
0°,γ4=154.241°,ε4=−38.268
°。反射表面間の分断距離D12、D23およびD34
は1:0.7:1の比率を有する。
【0033】その他の配置は、それらが同様の様式で全
て設計され、そして同様にして作用するので、独立した
図面には示していない。しかしながら、図6に示された
実施態様には、図6における変形が特別な特徴を示す
(すなわち、再形成系のこの変形は結合された2つの同
一なハーフシステムと見なされる得る)ので、いくつか
のその他の可能性が言及されるべきである。反射表面S
3およびS4からなり、そして映写面に対して垂直に伸
びる分離平面Tの右側にあるハーフシステムである第2
のハーフシステムは反射表面S1およびS2からなる第
1のハーフシステムにより形成され、そこで第1のハー
フシステムは平面T上に最初に反射される。分離平面T
上に反射されたハーフシステムは次に出射光軸A5の回
りを矢印DWの方向に角度βだけ回転される。
【0034】下の表1に、第1のハーフシステムと第2
のハーフシステムとから形成される再形成系がまとめて
示されており、そこでは第2のハーフシステムは、分離
平面T上に第1のハーフシステムを反射させ、次いで出
射光軸A5の回りに分離平面T上に反射された第1のハ
ーフシステムを回転させることにより第1のハーフシス
テムから形成される。ここで、回転は、全体の再形成系
が出射光軸から観察される場合に時計回りの方向に角度
βを回転させて生じる。図6において、再形成系はそれ
故に、右側から観察される。ハーフシステムに関する上
記観察に基づいて、角度γ1およびε1、γ2およびε
2ならびに分断距離D12および分断距離D23の半分
D23/2を示すことが十分である。分離平面T上に反
射された第1のハーフシステムが時計回りの方向で、矢
印DWの方向に出射光軸の回りを回転される回転角β
が、全体の再形成系を提示するために示されなければな
らない。角度1に対する負の値は、垂直面L1が方位面
の下方を進むことを示す。よりわかりやすくするため
に、表1は入射光軸A0およびその第1鏡像A1によ
り、そしてA1と鏡像A2により確立された角度α1お
よびα2を提示する。表1の実施例b)が図6の実施態
様に該当することは容易に理解され得る。
【表1】
【0035】この種類の再形成系が2つのハーフシステ
ムから構成され得るという事実のために、平面Tで結合
される(例えばグルー)2つのガラス体により実現され
てもよい。
【0036】
【発明の効果】本発明において、2つの同一なハーフシ
ステムからなる上記光学再形成系を例えば写真印刷機に
使用する場合には、90°だけ回転されているハーフフ
レーム原本の像は、回転が必要でないフルフレーム原本
の像と同じ紙テープの位置で再形成または露光される。
同時に、本発明に係る再形成系は最低数の反射表面を提
示し、その結果、費用は特に個々の反射表面の精密な調
整に関して最低限に抑えられる。それは、像が印画紙上
での露光のために回転される必要のないフルフォーマッ
トの原本のための再形成系と印画紙上への露光のために
90°最初に回転させなければならない90°だけ回転
されたハーフフレーム原本のための再形成系の両方を備
えた印刷機の提供に特に好適である。両方のオプション
は印刷機内のジョイント再形成装置に配置され得、そこ
では原本のタイプにより要求される再形成系(90°回
転または回転なし)が露光の間の光路に自動的に設置さ
れる。全ての複写は均一な位置と幅を有するから、この
ことは切断装置への紙供給の制御のための嵩張る手段を
不要にする。このことはまた、印刷機または写真処理経
路の効率を高める。本発明がその精神または本質的な特
徴を逸脱せずにその他の特定の形態に具体化され得るこ
とは当業者には理解され得るであろう。それ故に、本明
細書に開示された実施態様は全て説明のためのものと考
慮され、制限のためのものではない。本発明の範囲はこ
れまでの記載よりはむしろ上記の特許請求の範囲により
明示され、そしてその同等物の意味や範囲内にある全て
の変更は本発明内に包含されるものと理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る再形成系の反射表面の配置の第1
の実施態様を示す。
【図2】図1に示す再形成系の反射表面の配置のうちの
第1の反射表面に対する第1の垂直面の位置を示す。
【図3】図1に示す再形成系の反射表面の配置のうちの
第2の反射表面に対する第2の垂直面の位置を示す。
【図4】図1に示す再形成系の反射表面の配置のうちの
第3の反射表面に対する第3の垂直面の位置を示す。
【図5】図1に示す再形成系の反射表面の配置のうちの
第4の反射表面に対する第4の垂直面の位置を示す。
【図6】本発明に係る再形成系の反射表面の配置の第2
の実施態様を示す。
【図7】図6に示す再形成系の反射表面の配置のうちの
第1の反射表面に対する第1の垂直面の位置を示す。
【図8】図6に示す再形成系の反射表面の配置のうちの
第2の反射表面に対する第2の垂直面の位置を示す。
【図9】図6に示す再形成系の反射表面の配置のうちの
第3の反射表面に対する第3の垂直面の位置を示す。
【図10】図6に示す再形成系の反射表面の配置のうち
の第4の反射表面に対する第4の垂直面の位置を示す。
【図11】本発明に係る再形成系の反射表面の配置の第
3の実施態様を示す。
【図12】図11に示す再形成系の反射表面の配置のう
ちの第1の反射表面に対する第1の垂直面の位置を示
す。
【図13】図11に示す再形成系の反射表面の配置のう
ちの第2の反射表面に対する第2の垂直面の位置を示
す。
【図14】図11に示す再形成系の反射表面の配置のう
ちの第3の反射表面に対する第3の垂直面の位置を示
す。
【図15】図11に示す再形成系の反射表面の配置のう
ちの第4の反射表面に対する第4の垂直面の位置を示
す。
【符号の説明】
A0 入射光軸 A1,A2,A3,A4 鏡像 A5 出射光軸 S1,S2,S3,S4 反射表面 L1,L2,L3,L4 反射表面に対する垂直面 α1,α2,α3,α4 全角 D12,D23,D34 分断距離 O レンズ

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再形成されるべき物体に対して90°回
    転される物体の像を物体面に対して平行な像平面上に形
    成するための偶数の4つのみの反射表面からなり、該反
    射表面は単一直線上にある入射光軸と別の出射光軸とを
    有する光路を作る、光学再形成系。
  2. 【請求項2】 前記反射表面が、 入射光軸の第1の鏡像を形成し、そしてこの入射光軸の
    第1の鏡像が入射光軸と一緒になって第1の平面を規定
    する、光路内の第1の反射表面、 光路内の第1の反射表面に続き、そして第1の平面を離
    れるように入射光軸の第2の鏡像を形成し、その結果、
    入射光軸の第1および第2の鏡像は第1の平面とは異な
    る第2の平面を規定する、第2の反射表面、 光路内の第2の反射表面に続き、そして第2の平面を離
    れ、そして前記単一直線と交差する入射光軸の第3の鏡
    像を形成する、第3の反射表面、および光路内の第3の
    反射表面に続き、入射光軸の第4の鏡像を形成するが、
    該第4の鏡像は出射光軸上に形成される、第4の反射表
    面、を含む請求項1記載の光学再形成系。
  3. 【請求項3】 入射光軸が第1の反射表面に対する垂直
    面に対して45°ないし60°の入射角度を規定し、第
    2の反射表面に対する垂直面が第1の平面に対して45
    °ないし120°の方位角および方位面に対して40°
    ないし70°の仰角を有し、第3の反射表面に対する垂
    直面が第1の平面に対して60°ないし85°の方位角
    および方位面に対して−10°ないし45°の仰角を有
    し、そして第4の反射表面に対する垂直面が第1の平面
    に対して120°ないし160°の方位角および方位面
    に対して−15°ないし−45°の仰角を有する請求項
    2記載の光学再形成系。
  4. 【請求項4】 入射光軸が第1の反射表面に対する垂直
    面に対して60°の入射角度を規定し、第2の反射表面
    に対する垂直面が第1の平面に対して109.734°
    の方位角および方位面に対して64.296°の仰角を
    有し、第3の反射表面に対する垂直面が第1の平面に対
    して70.529°の方位角および方位面に対して1
    6.779°の仰角を有し、そして第4の反射表面に対
    する垂直面が第1の平面に対して150°の方位角およ
    び方位面に対して−35.260°の仰角を有する請求
    項3記載の光学再形成系。
  5. 【請求項5】 第1の反射表面から第2の反射表面への
    光路の長さ:第2の反射表面から第3の反射表面への光
    路の長さ:第3の反射表面から第4の反射表面への光路
    の長さの比率が(√2):1:1である請求項4記載の
    光学再形成系。
  6. 【請求項6】 第1のハーフシステムと該第1のハーフ
    システムと同一な第2のハーフシステムとが、その各々
    が2つの反射表面を有して備えられ、第1のハーフシス
    テムは光路に対して垂直である分離平面上に反射され、
    そしてその反射された第1のハーフシステムは次に出射
    光軸の回りに設定角度を回転される、第1のハーフシス
    テムの配置から誘導される配置で前記第2のハーフシス
    テムは設置される請求項1記載の光学再形成系。
  7. 【請求項7】 入射光軸が第1の反射表面に対する垂直
    面に対して60°の入射角度を規定し、第2の反射表面
    に対する垂直面が第1の平面に対して109.734°
    の方位角および方位面に対して64.296°の仰角を
    有し、第3の反射表面に対する垂直面が第1の平面に対
    して81.548°の方位角および方位面に対して−
    4.850°の仰角を有し、そして第4の反射表面に対
    する垂直面が第1の平面に対して121.482°の方
    位角および方位面に対して−16.778°の仰角を有
    する請求項6記載の光学再形成系。
  8. 【請求項8】 入射光軸が第1の反射表面に対する垂直
    面に対して60°の入射角度を規定し、第2の反射表面
    に対する垂直面が第1の平面に対して109.734°
    の方位角および方位面に対して64.296°の仰角を
    有し、第3の反射表面に対する垂直面が第1の平面に対
    して81.548°の方位角および方位面に対して−
    4.850°の仰角を有し、そして第4の反射表面に対
    する垂直面が第1の平面に対して121.482°の方
    位角および方位面に対して−16.778°の仰角を有
    する請求項3記載の光学再形成系。
  9. 【請求項9】 第1の反射表面から第2の反射表面への
    光路の長さ:第2の反射表面から第3の反射表面への光
    路の長さ:第3の反射表面から第4の反射表面への光路
    の長さの比率は1:(√2):1である請求項7記載の
    光学再形成系。
  10. 【請求項10】 第1の反射表面から第2の反射表面へ
    の光路の長さ:第2の反射表面から第3の反射表面への
    光路の長さ:第3の反射表面から第4の反射表面への光
    路の長さの比率が1:(√2):1である請求項8記載
    の光学再形成系。
  11. 【請求項11】 入射光軸が第1の反射表面に対する垂
    直面に対して45°の入射角度を規定し、第2の反射表
    面に対する垂直面が第1の平面に対して138.093
    °の方位角および方位面に対して45°の仰角を有し、
    第3の反射表面に対する垂直面が第1の平面に対して6
    4.082°の方位角および方位面に対して31.82
    1°の仰角を有し、そして第4の反射表面に対する垂直
    面が第1の平面に対して154.241°の方位角およ
    び方位面に対して−38.268°の仰角を有する請求
    項3記載の光学再形成系。
  12. 【請求項12】 第1の反射表面から第2の反射表面へ
    の光路の長さ:第2の反射表面から第3の反射表面への
    光路の長さ:第3の反射表面から第4の反射表面への光
    路の長さの比率が1:0.7:1.142である請求項
    11記載の光学再形成系。
  13. 【請求項13】 光路のlと定義される標準化された長
    さが約40mmである請求項5記載の光学再形成系。
  14. 【請求項14】 光路のlと定義される標準化された長
    さが約40mmである請求項9記載の光学再形成系。
  15. 【請求項15】 光路のlと定義される標準化された長
    さが約40mmである請求項10記載の光学再形成系。
  16. 【請求項16】 光路のlと定義される標準化された長
    さが約40mmである請求項13記載の光学再形成系。
  17. 【請求項17】 前記反射表面の各々が全反射表面であ
    る請求項1記載の光学再形成系。
  18. 【請求項18】 前記反射表面の各々が約1.7の屈折
    率を有するガラスで形成された金属被覆ガラス表面であ
    る請求項17記載の光学再形成系。
  19. 【請求項19】 色彩欠陥または幾何学的種類の光学的
    欠陥を補償するためのレンズであって、前記光路に対し
    て第1の反射表面の前方または第4の反射表面の後方に
    設置されている前記レンズをさらに含む請求項2記載の
    光学再形成系。
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