JPH06194439A - 地域情報表示装置 - Google Patents
地域情報表示装置Info
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- JPH06194439A JPH06194439A JP3182092A JP3182092A JPH06194439A JP H06194439 A JPH06194439 A JP H06194439A JP 3182092 A JP3182092 A JP 3182092A JP 3182092 A JP3182092 A JP 3182092A JP H06194439 A JPH06194439 A JP H06194439A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、複数の衛星からの受信信号を処理し
て現在位置を算出する位置検出システムを使用し、現在
位置を地図上に表示する地域情報表示装置に関し、CD
−ROMのような電子情報を用いずに現在位置を簡素な
装置で安価かつ正確に表示できるようにしながら、媒体
毎に多量の情報を保持することなく同等の情報を各媒体
の識別情報として本体に通知できるようにすることを目
的とする。 【構成】そこで、地図7a等の地域情報を予め表現する
媒体7を本体部6に交換可能に装着するとともに、媒体
7に、識別情報を記憶する媒体識別情報記憶手段7bを
そなえる一方、識別情報毎に定数表を記憶する媒体情報
カード17を本体部6に対して交換可能にそなえ、前記
識別情報を入力する入力手段12と、信号処理手段8か
らの現在位置情報と識別情報,定数表とに基づき地図7
a上の対応指示範囲を算出する演算手段9と、その演算
結果に従い地図7a上を指示する指示手段14と、その
指示点と地図7a上の対応位置との位置合わせを行なう
位置合わせ手段とをそなえたことを特徴とする。
て現在位置を算出する位置検出システムを使用し、現在
位置を地図上に表示する地域情報表示装置に関し、CD
−ROMのような電子情報を用いずに現在位置を簡素な
装置で安価かつ正確に表示できるようにしながら、媒体
毎に多量の情報を保持することなく同等の情報を各媒体
の識別情報として本体に通知できるようにすることを目
的とする。 【構成】そこで、地図7a等の地域情報を予め表現する
媒体7を本体部6に交換可能に装着するとともに、媒体
7に、識別情報を記憶する媒体識別情報記憶手段7bを
そなえる一方、識別情報毎に定数表を記憶する媒体情報
カード17を本体部6に対して交換可能にそなえ、前記
識別情報を入力する入力手段12と、信号処理手段8か
らの現在位置情報と識別情報,定数表とに基づき地図7
a上の対応指示範囲を算出する演算手段9と、その演算
結果に従い地図7a上を指示する指示手段14と、その
指示点と地図7a上の対応位置との位置合わせを行なう
位置合わせ手段とをそなえたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の衛星からの電波
を受信し、その受信信号を処理することにより現在位置
を算出するGPSと呼ばれる位置検出システムを使用し
て、自分の現在位置を地図上に表示する地域情報表示装
置に関し、特に自動車の運転ガイドなどに用いて好適の
地域情報表示装置に関する。
を受信し、その受信信号を処理することにより現在位置
を算出するGPSと呼ばれる位置検出システムを使用し
て、自分の現在位置を地図上に表示する地域情報表示装
置に関し、特に自動車の運転ガイドなどに用いて好適の
地域情報表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の地域情報表示装置として
は、例えば、図19に示すような構成のものがある。こ
の図19において、1は衛星からの電波を受信するGP
Sアンテナ、2はGPSアンテナ1にて受信した信号に
基づき現在位置を算出するGPS信号処理手段2aおよ
びその現在位置を表示するための表示制御手段2bを含
む制御部、3は地図情報を記憶するCD−ROM、4は
このCD−ROM3内の情報を読み出すためのCD−R
OM読み取り部、5は液晶ディスプレイ5aを使用した
表示を行うための表示部で、前述した表示制御手段2b
により表示状態を制御されるものである。
は、例えば、図19に示すような構成のものがある。こ
の図19において、1は衛星からの電波を受信するGP
Sアンテナ、2はGPSアンテナ1にて受信した信号に
基づき現在位置を算出するGPS信号処理手段2aおよ
びその現在位置を表示するための表示制御手段2bを含
む制御部、3は地図情報を記憶するCD−ROM、4は
このCD−ROM3内の情報を読み出すためのCD−R
OM読み取り部、5は液晶ディスプレイ5aを使用した
表示を行うための表示部で、前述した表示制御手段2b
により表示状態を制御されるものである。
【0003】上述の構成により、制御部2のGPS信号
処理手段2aにおいてGPSアンテナ1から受信した信
号に基づき現在位置(緯度経度)が算出され、制御部2の
表示制御手段2bにより、算出された現在位置が、CD
−ROM3から読み出された地図情報上に重ね合わさ
れ、表示部5の液晶ディスプレイ5a上に表示される。
処理手段2aにおいてGPSアンテナ1から受信した信
号に基づき現在位置(緯度経度)が算出され、制御部2の
表示制御手段2bにより、算出された現在位置が、CD
−ROM3から読み出された地図情報上に重ね合わさ
れ、表示部5の液晶ディスプレイ5a上に表示される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の地域情報表示装置では、次のような種々の課題
がある。
た従来の地域情報表示装置では、次のような種々の課題
がある。
【0005】CD−ROM3に格納される電子的な地
図情報を制作する作業が膨大で多大な費用がかかる。
図情報を制作する作業が膨大で多大な費用がかかる。
【0006】電子的な表示装置(液晶ディスプレイ5
a)上に地図を表示するのには表示の分解能が著しく低
く、また分解能の低さをカバーするために地図を分割し
て表示するので、その地図の全体像を掴み難く、地図の
代替品として使用することは現状では不可能である。
a)上に地図を表示するのには表示の分解能が著しく低
く、また分解能の低さをカバーするために地図を分割し
て表示するので、その地図の全体像を掴み難く、地図の
代替品として使用することは現状では不可能である。
【0007】地図をカラー表示するためには、表示部
5の液晶ディスプレイ5aとして高価なカラー液晶ディ
スプレイが必要となる。
5の液晶ディスプレイ5aとして高価なカラー液晶ディ
スプレイが必要となる。
【0008】地図情報を電子的に記憶するために高価
なCD−ROM読み取り装置4が必要になる。
なCD−ROM読み取り装置4が必要になる。
【0009】そこで、紙やフィルムなどの媒体上に描か
れた地図を地域情報として使用して地域情報表示装置を
構成することにより、機能面でCD−ROMを使用した
方式と同等のサービスを実現することも行なわれている
が、このような場合、図20や図21に示すように、地
域情報表現媒体7に、磁気ストライプ7cやICメモリ
7eのような多量の電子的情報を蓄積可能な記憶手段を
そなえる必要があった。しかし、図20に示す磁気スト
ライプ7cに多量のデータを記録する場合は、読み取り
装置が複雑かつ高価なものとなり、また図21に示すI
Cメモリ7eに記録する場合は媒体7自体が高価なもの
になってしまうという問題があった。なお、図中、7a
は地図、7fはICメモリ7eに接続される接点を示し
ている。
れた地図を地域情報として使用して地域情報表示装置を
構成することにより、機能面でCD−ROMを使用した
方式と同等のサービスを実現することも行なわれている
が、このような場合、図20や図21に示すように、地
域情報表現媒体7に、磁気ストライプ7cやICメモリ
7eのような多量の電子的情報を蓄積可能な記憶手段を
そなえる必要があった。しかし、図20に示す磁気スト
ライプ7cに多量のデータを記録する場合は、読み取り
装置が複雑かつ高価なものとなり、また図21に示すI
Cメモリ7eに記録する場合は媒体7自体が高価なもの
になってしまうという問題があった。なお、図中、7a
は地図、7fはICメモリ7eに接続される接点を示し
ている。
【0010】本発明は、これらの課題を解決しようとす
るもので、地域情報としてCD−ROMのような電子情
報を用いず、現在位置を簡素な装置で安価かつ正確に表
示できるようにしながら、媒体毎に多量の情報を保持す
ることなく同等の情報を各媒体の識別情報として本体に
通知できるようにして、高度なサービスを実現した地域
情報表示装置を提供することを目的とする。
るもので、地域情報としてCD−ROMのような電子情
報を用いず、現在位置を簡素な装置で安価かつ正確に表
示できるようにしながら、媒体毎に多量の情報を保持す
ることなく同等の情報を各媒体の識別情報として本体に
通知できるようにして、高度なサービスを実現した地域
情報表示装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の地域情報表示装置(請求項1)は、衛星から
の電波を受信するアンテナと、前記アンテナによる受信
情報に基づき現在位置を算出する信号処理手段とを含む
本体部を有し、前記信号処理手段により算出された現在
位置を表示するものにおいて、人が視覚により地域情報
を取得するために少なくとも一つの地図や文字等の地域
情報を予め表現する地域情報表現媒体を、前記本体部に
交換可能に装着するとともに、前記地域情報表現媒体
に、該媒体の媒体種別を識別情報として記憶し外部から
前記識別情報を読取・判別可能な媒体識別情報記憶手段
をそなえる一方、前記識別情報毎に定数表を記憶する識
別情報別地域情報属性記憶手段を、前記本体部に対して
交換可能にそなえ、前記媒体識別情報記憶手段の識別情
報を判別して入力する入力手段と、前記入力手段により
取得した識別情報から前記識別情報別地域情報属性記憶
手段を参照して得られた定数表と前記信号処理手段によ
り算出された現在位置情報とに基づき前記地域情報表現
媒体上の地域情報の少なくとも一つの対応指示範囲を算
出する演算手段と、前記演算手段の演算結果に従って前
記地域情報表現媒体上の地域情報の少なくとも一範囲を
指示する指示手段と、前記指示手段による指示点と前記
地域情報表現媒体の対応位置との位置合わせを行なう位
置合わせ手段とを前記本体部にそなえたことを特徴とし
ている。
に、本発明の地域情報表示装置(請求項1)は、衛星から
の電波を受信するアンテナと、前記アンテナによる受信
情報に基づき現在位置を算出する信号処理手段とを含む
本体部を有し、前記信号処理手段により算出された現在
位置を表示するものにおいて、人が視覚により地域情報
を取得するために少なくとも一つの地図や文字等の地域
情報を予め表現する地域情報表現媒体を、前記本体部に
交換可能に装着するとともに、前記地域情報表現媒体
に、該媒体の媒体種別を識別情報として記憶し外部から
前記識別情報を読取・判別可能な媒体識別情報記憶手段
をそなえる一方、前記識別情報毎に定数表を記憶する識
別情報別地域情報属性記憶手段を、前記本体部に対して
交換可能にそなえ、前記媒体識別情報記憶手段の識別情
報を判別して入力する入力手段と、前記入力手段により
取得した識別情報から前記識別情報別地域情報属性記憶
手段を参照して得られた定数表と前記信号処理手段によ
り算出された現在位置情報とに基づき前記地域情報表現
媒体上の地域情報の少なくとも一つの対応指示範囲を算
出する演算手段と、前記演算手段の演算結果に従って前
記地域情報表現媒体上の地域情報の少なくとも一範囲を
指示する指示手段と、前記指示手段による指示点と前記
地域情報表現媒体の対応位置との位置合わせを行なう位
置合わせ手段とを前記本体部にそなえたことを特徴とし
ている。
【0012】また、請求項2の地域情報表示装置は、衛
星からの電波を受信するアンテナと、前記アンテナによ
る受信情報に基づき現在位置を算出する信号処理手段と
を含む本体部を有し、前記信号処理手段により算出され
た現在位置を表示するものにおいて、少なくとも1つの
地域情報が表現されている地域情報表現媒体と、外部に
対しどの媒体の表示が指定されているかを通知する通知
手段と、各媒体の地域情報に対応する定数表を記憶する
識別情報別地域情報属性記憶手段とを含み、少なくとも
2つの媒体を有する交換可能な媒体ホルダーを前記本体
部に装着する一方、前記通知手段からの情報に基づき表
示指定される媒体を判別する判別手段と、前記識別情報
別地域情報属性記憶手段から情報を読み取る読取手段
と、前記の判別手段および読取手段により取得された現
在表示中の地域情報に対応する定数表と前記信号処理手
段により算出された現在位置情報とに基づき前記地域情
報表現媒体上の地域情報の少なくとも一つの対応指示範
囲を算出する演算手段と、前記演算手段の演算結果に従
って前記地域情報表現媒体上の地域情報の少なくとも一
範囲を指示する指示手段と、前記指示手段による指示点
と前記地域情報表現媒体の対応位置との位置合わせを行
なう位置合わせ手段とを前記本体部にそなえたことを特
徴としている。
星からの電波を受信するアンテナと、前記アンテナによ
る受信情報に基づき現在位置を算出する信号処理手段と
を含む本体部を有し、前記信号処理手段により算出され
た現在位置を表示するものにおいて、少なくとも1つの
地域情報が表現されている地域情報表現媒体と、外部に
対しどの媒体の表示が指定されているかを通知する通知
手段と、各媒体の地域情報に対応する定数表を記憶する
識別情報別地域情報属性記憶手段とを含み、少なくとも
2つの媒体を有する交換可能な媒体ホルダーを前記本体
部に装着する一方、前記通知手段からの情報に基づき表
示指定される媒体を判別する判別手段と、前記識別情報
別地域情報属性記憶手段から情報を読み取る読取手段
と、前記の判別手段および読取手段により取得された現
在表示中の地域情報に対応する定数表と前記信号処理手
段により算出された現在位置情報とに基づき前記地域情
報表現媒体上の地域情報の少なくとも一つの対応指示範
囲を算出する演算手段と、前記演算手段の演算結果に従
って前記地域情報表現媒体上の地域情報の少なくとも一
範囲を指示する指示手段と、前記指示手段による指示点
と前記地域情報表現媒体の対応位置との位置合わせを行
なう位置合わせ手段とを前記本体部にそなえたことを特
徴としている。
【0013】また、前記定数表に保持される情報として
は、前記地域情報上の少なくとも1個の特定点の位置情
報および縮尺情報(請求項3),前記地域情報の表現方向
の情報(請求項4),前記地域情報の図法に関する情報
(請求項5),前記地域情報の少なくとも4点の位置情報
(請求項6),前記指示手段により指し示される一範囲の
形状および大きさの少なくとも一方に関する指示形状情
報(請求項7),前記指示手段が前記地域情報上に文字を
表示する文字表示機能を有する場合に前記地域情報上に
文字表示用に用意されている領域の形および大きさの少
なくとも一方に関する文字表示領域情報(請求項8),前
記地域情報の表現領域を示す表現領域情報(請求項9)な
どとしてもよい。
は、前記地域情報上の少なくとも1個の特定点の位置情
報および縮尺情報(請求項3),前記地域情報の表現方向
の情報(請求項4),前記地域情報の図法に関する情報
(請求項5),前記地域情報の少なくとも4点の位置情報
(請求項6),前記指示手段により指し示される一範囲の
形状および大きさの少なくとも一方に関する指示形状情
報(請求項7),前記指示手段が前記地域情報上に文字を
表示する文字表示機能を有する場合に前記地域情報上に
文字表示用に用意されている領域の形および大きさの少
なくとも一方に関する文字表示領域情報(請求項8),前
記地域情報の表現領域を示す表現領域情報(請求項9)な
どとしてもよい。
【0014】さらに、前記識別情報別地域情報属性記憶
手段に、現在位置情報に基づき前記指示手段により指し
示される少なくとも一範囲を算出するための変換関数も
しくは演算機能を保持させてもよい(請求項10)。
手段に、現在位置情報に基づき前記指示手段により指し
示される少なくとも一範囲を算出するための変換関数も
しくは演算機能を保持させてもよい(請求項10)。
【0015】
【作用】上述した本発明の地域情報表示装置(請求項1)
では、地域情報表現媒体を本体部に装着した状態で、ア
ンテナにて受信した信号に基づき信号処理手段により現
在位置が算出される一方、入力手段により、地域情報表
現媒体の媒体識別情報記憶手段から識別情報が読み取ら
れる。このように入力手段により取得された識別情報に
基づき識別情報別地域情報属性記憶手段を参照して得ら
れた定数表と、現在位置情報とに基づいて、演算手段に
より地域情報表現媒体上の対応指示範囲が算出される。
つまり、平面上に描画された地図や文字等を地域情報表
現媒体として使用することにより高い分解能の地図等を
使用できるほか、地域情報表現媒体を本体部にセットす
るだけで地域属性情報が入力されるため、操作性の低下
を最小限に抑えることができる。また、位置合わせ手段
により、指示手段による指示点と地域情報表現媒体の対
応位置との位置合わせが行なわれ、指示表示にズレが生
じることはない。
では、地域情報表現媒体を本体部に装着した状態で、ア
ンテナにて受信した信号に基づき信号処理手段により現
在位置が算出される一方、入力手段により、地域情報表
現媒体の媒体識別情報記憶手段から識別情報が読み取ら
れる。このように入力手段により取得された識別情報に
基づき識別情報別地域情報属性記憶手段を参照して得ら
れた定数表と、現在位置情報とに基づいて、演算手段に
より地域情報表現媒体上の対応指示範囲が算出される。
つまり、平面上に描画された地図や文字等を地域情報表
現媒体として使用することにより高い分解能の地図等を
使用できるほか、地域情報表現媒体を本体部にセットす
るだけで地域属性情報が入力されるため、操作性の低下
を最小限に抑えることができる。また、位置合わせ手段
により、指示手段による指示点と地域情報表現媒体の対
応位置との位置合わせが行なわれ、指示表示にズレが生
じることはない。
【0016】また、この請求項1の装置では、交換可能
な識別情報別地域情報属性記憶手段を各媒体グループ毎
に設け、各媒体グループを使用する際にこれに対応する
識別情報別地域情報属性記憶手段を本体部に交換接続す
ることにより、各媒体は媒体の識別情報だけを保持する
だけで済み、各媒体が保有すべき情報量を大幅に減少さ
せることができるほか、同時に媒体に対応する識別情報
別地域情報属性記憶手段を本体部が装備する必要性が無
く、本体部の記憶容量の削減が可能になる。
な識別情報別地域情報属性記憶手段を各媒体グループ毎
に設け、各媒体グループを使用する際にこれに対応する
識別情報別地域情報属性記憶手段を本体部に交換接続す
ることにより、各媒体は媒体の識別情報だけを保持する
だけで済み、各媒体が保有すべき情報量を大幅に減少さ
せることができるほか、同時に媒体に対応する識別情報
別地域情報属性記憶手段を本体部が装備する必要性が無
く、本体部の記憶容量の削減が可能になる。
【0017】請求項2の装置では、請求項1と同様の作
用が得られるほか、さらに操作性向上に寄与しうるもの
であり、同一グループの媒体と識別情報別地域情報属性
記憶手段を一つの媒体ホルダーにまとめることにより、
媒体ホルダーを交換するだけで媒体と識別情報別地域情
報属性記憶手段の同時交換が可能になる。また、媒体と
識別情報別地域情報属性記憶手段とが媒体ホルダーによ
って一体化されるため、異なるグループの媒体と識別情
報別地域情報属性記憶手段とが組み合わされることが無
くなりる。
用が得られるほか、さらに操作性向上に寄与しうるもの
であり、同一グループの媒体と識別情報別地域情報属性
記憶手段を一つの媒体ホルダーにまとめることにより、
媒体ホルダーを交換するだけで媒体と識別情報別地域情
報属性記憶手段の同時交換が可能になる。また、媒体と
識別情報別地域情報属性記憶手段とが媒体ホルダーによ
って一体化されるため、異なるグループの媒体と識別情
報別地域情報属性記憶手段とが組み合わされることが無
くなりる。
【0018】請求項3の装置では、定数表の情報とし
て、地域情報上の特定の1点の位置情報と地域情報上の
縮尺とを使用することにより、記憶手段が保有する情報
量を削減できるほか、使用者が手持ちの地図等を本装置
の地域情報として利用するような場合に地域情報に関す
る属性情報の取得を容易に行える。
て、地域情報上の特定の1点の位置情報と地域情報上の
縮尺とを使用することにより、記憶手段が保有する情報
量を削減できるほか、使用者が手持ちの地図等を本装置
の地域情報として利用するような場合に地域情報に関す
る属性情報の取得を容易に行える。
【0019】請求項4の装置では、定数表に地域情報の
表現方向情報(地図の図取りの方向情報)を含めることに
より、地域情報を使い良い方向に回転させて図取りする
ことができる。
表現方向情報(地図の図取りの方向情報)を含めることに
より、地域情報を使い良い方向に回転させて図取りする
ことができる。
【0020】請求項5の装置では、定数表に地域情報の
図法情報を含めることにより、図法に合わせた位置情報
の補正が可能となる。
図法情報を含めることにより、図法に合わせた位置情報
の補正が可能となる。
【0021】請求項6の装置では、定数表の情報として
4点の位置情報を使用することにより、回転させての図
取りや指示位置の精度の向上を少量の情報量で可能にす
るとともに、使用者が手持ちの地図等を本装置の地域情
報として利用する場合に地域情報に関する属性情報の取
得が回転や図法に注意を払うことなく行える。
4点の位置情報を使用することにより、回転させての図
取りや指示位置の精度の向上を少量の情報量で可能にす
るとともに、使用者が手持ちの地図等を本装置の地域情
報として利用する場合に地域情報に関する属性情報の取
得が回転や図法に注意を払うことなく行える。
【0022】請求項7の装置では、定数表に指示形状情
報を含めることにより、地域情報上の1点を指し示す指
示点として、当該媒体に適したサイズや形状の物を使用
可能となる。
報を含めることにより、地域情報上の1点を指し示す指
示点として、当該媒体に適したサイズや形状の物を使用
可能となる。
【0023】請求項8の装置では、指示手段が地域情報
上に文字を表示する文字表示機能を有し、定数表に文字
表示領域情報が含められているので、地域情報上の図形
等が描かれていない場所に文字表示を行なうことが可能
となる。
上に文字を表示する文字表示機能を有し、定数表に文字
表示領域情報が含められているので、地域情報上の図形
等が描かれていない場所に文字表示を行なうことが可能
となる。
【0024】請求項9の装置では、定数表に表現領域情
報を含めることにより、一つの媒体上に複数の地図等を
任意の位置,任意の形状,任意の大きさで配置すること
が可能となるほか、また同一位置情報地点の概要地図と
拡大地図を一つの媒体上に併記することにより、一つの
媒体で概要地図と拡大地図の二つの地図等に現在位置を
同時に表示することが可能となる。
報を含めることにより、一つの媒体上に複数の地図等を
任意の位置,任意の形状,任意の大きさで配置すること
が可能となるほか、また同一位置情報地点の概要地図と
拡大地図を一つの媒体上に併記することにより、一つの
媒体で概要地図と拡大地図の二つの地図等に現在位置を
同時に表示することが可能となる。
【0025】請求項10の装置では、識別情報別地域情
報属性記憶手段に、現在位置情報に基づき指示手段によ
り指し示される少なくとも一範囲を算出するための変換
関数もしくは演算機能を持たせることにより、座標算出
の関数やプログラムが本体内に記憶されている物に固定
化されず自由に変更が行えるため、自由な地図の図法を
関数やプログラムと組み合わせることにより選択するこ
とができる。
報属性記憶手段に、現在位置情報に基づき指示手段によ
り指し示される少なくとも一範囲を算出するための変換
関数もしくは演算機能を持たせることにより、座標算出
の関数やプログラムが本体内に記憶されている物に固定
化されず自由に変更が行えるため、自由な地図の図法を
関数やプログラムと組み合わせることにより選択するこ
とができる。
【0026】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例としての
地域情報表示装置について説明すると、図1(a)はその
模式的な斜視図、図1(b)はその構成を示すブロック
図、図2はその交換可能な地域情報表示媒体を示す図、
図3はその本体内部表示部分を示す断面図、図4はその
位置合わせ機構を示す斜視図、図5はその交換可能な地
域情報表示媒体の機能構成図、図6はその媒体情報カー
ドの機能構成図、図7はその液晶ディスプレイによる現
在位置表示状態を示す図である。
地域情報表示装置について説明すると、図1(a)はその
模式的な斜視図、図1(b)はその構成を示すブロック
図、図2はその交換可能な地域情報表示媒体を示す図、
図3はその本体内部表示部分を示す断面図、図4はその
位置合わせ機構を示す斜視図、図5はその交換可能な地
域情報表示媒体の機能構成図、図6はその媒体情報カー
ドの機能構成図、図7はその液晶ディスプレイによる現
在位置表示状態を示す図である。
【0027】図1(a),(b)において、1は衛星からの
電波を受信するアンテナ、6は本実施例の装置の本体部
で、この本体部6を成す筐体6Aには、図2に示すよう
な地域情報表現媒体7が媒体挿入口6aから差し込まれ
るようになっている。この地域情報表現媒体7は、例え
ば紙,フィルム,板,箱などからなる交換可能なもので
(本実施例ではフィルム状のものとする)、その表面に
は、人が視覚により情報を取得するために表現されてい
る少なくとも一つの地図7aが同じ縮尺で印刷されてい
る。また、本実施例では、交換可能な各媒体7の地図7
aの側方部には、文字,数字等の並びによる当該媒体7
の識別コード7b(図5の符号18参照)が印刷され、こ
の識別コード7bが、各媒体7の媒体種別を識別情報と
して記憶し外部からその識別情報を読取・判別可能な媒
体識別情報記憶部7A(図5参照)として機能している。
電波を受信するアンテナ、6は本実施例の装置の本体部
で、この本体部6を成す筐体6Aには、図2に示すよう
な地域情報表現媒体7が媒体挿入口6aから差し込まれ
るようになっている。この地域情報表現媒体7は、例え
ば紙,フィルム,板,箱などからなる交換可能なもので
(本実施例ではフィルム状のものとする)、その表面に
は、人が視覚により情報を取得するために表現されてい
る少なくとも一つの地図7aが同じ縮尺で印刷されてい
る。また、本実施例では、交換可能な各媒体7の地図7
aの側方部には、文字,数字等の並びによる当該媒体7
の識別コード7b(図5の符号18参照)が印刷され、こ
の識別コード7bが、各媒体7の媒体種別を識別情報と
して記憶し外部からその識別情報を読取・判別可能な媒
体識別情報記憶部7A(図5参照)として機能している。
【0028】また、12は媒体識別情報記憶部7Aの識
別情報を判別して入力するための入力手段としてのキー
ボード(識別コード入力部ともいう)、17は本体部6に
対して着脱交換可能に装着され各媒体7の識別コード7
b毎の定数値を表(定数表)19としてROM内に記憶す
る媒体情報カード(識別情報別地域情報属性記憶手段)
で、この媒体情報カード17には、コネクタ17aがそ
なえられ、媒体情報カード17の本体部6への装着時に
は、そのコネクタ17aが本体部6側のコネクタ13に
接続され、媒体情報カード17内の定数表のデータが、
後述するCPU9からコネクタ13,17aを介してア
クセスされるようになっている。
別情報を判別して入力するための入力手段としてのキー
ボード(識別コード入力部ともいう)、17は本体部6に
対して着脱交換可能に装着され各媒体7の識別コード7
b毎の定数値を表(定数表)19としてROM内に記憶す
る媒体情報カード(識別情報別地域情報属性記憶手段)
で、この媒体情報カード17には、コネクタ17aがそ
なえられ、媒体情報カード17の本体部6への装着時に
は、そのコネクタ17aが本体部6側のコネクタ13に
接続され、媒体情報カード17内の定数表のデータが、
後述するCPU9からコネクタ13,17aを介してア
クセスされるようになっている。
【0029】8はアンテナ1にて受信した信号に基づき
現在位置の緯度経度(α,β)を算出するGPS信号処理
部、9はGPS信号処理部8により算出された現在位置
情報(α,β)と媒体情報カード17から取得される定数
表19とに基づいて地域情報表現媒体7の地図7a上の
少なくとも一つの対応指示範囲[x,y]を算出する演
算手段として機能するCPUである。このCPU9は、
ROM10内に格納されるプログラムに従って動作する
ものであり、対応指示範囲算出のためにCPU9へ入力
されるデータとしては、GPS信号処理部8からの経度
緯度情報(α,β)と、キーボード12から取得された識
別コード18に基づき媒体情報カード17を参照して得
られた定数表19とがあり、これらのデータをROM1
0に記憶された変換関数データ20における変換関数に
代入することにより、対応指示範囲[x,y]が算出さ
れるようになっている。なお、キーボード12から入力
された識別コード18は、RAM11に一旦蓄積される
ようになっている。
現在位置の緯度経度(α,β)を算出するGPS信号処理
部、9はGPS信号処理部8により算出された現在位置
情報(α,β)と媒体情報カード17から取得される定数
表19とに基づいて地域情報表現媒体7の地図7a上の
少なくとも一つの対応指示範囲[x,y]を算出する演
算手段として機能するCPUである。このCPU9は、
ROM10内に格納されるプログラムに従って動作する
ものであり、対応指示範囲算出のためにCPU9へ入力
されるデータとしては、GPS信号処理部8からの経度
緯度情報(α,β)と、キーボード12から取得された識
別コード18に基づき媒体情報カード17を参照して得
られた定数表19とがあり、これらのデータをROM1
0に記憶された変換関数データ20における変換関数に
代入することにより、対応指示範囲[x,y]が算出さ
れるようになっている。なお、キーボード12から入力
された識別コード18は、RAM11に一旦蓄積される
ようになっている。
【0030】CPU9により算出された対応指示範囲
は、表示情報(地図7a上の座標[x,y])として液晶
ディスプレイ(表示部ともいう)へ出力され、その表示情
報に従って液晶ディスプレイ14による表示が行なわれ
るようになっている。液晶ディスプレイ14は、透過型
のディスプレイパネルで、任意の点を非透過にすること
ができ、CPU9の演算結果に従って地域情報表現媒体
7上の地図7aの少なくとも一範囲を現在位置として指
示する指示手段として機能する。ここで、液晶ディスプ
レイ14は、図7に示すように、現在位置を、直交する
2つのカーソル14a,14bの交点(指示点)として、
地域情報表現媒体7上の地図7a上に表示する。
は、表示情報(地図7a上の座標[x,y])として液晶
ディスプレイ(表示部ともいう)へ出力され、その表示情
報に従って液晶ディスプレイ14による表示が行なわれ
るようになっている。液晶ディスプレイ14は、透過型
のディスプレイパネルで、任意の点を非透過にすること
ができ、CPU9の演算結果に従って地域情報表現媒体
7上の地図7aの少なくとも一範囲を現在位置として指
示する指示手段として機能する。ここで、液晶ディスプ
レイ14は、図7に示すように、現在位置を、直交する
2つのカーソル14a,14bの交点(指示点)として、
地域情報表現媒体7上の地図7a上に表示する。
【0031】そして、本実施例では、図3に示すよう
に、本体部6の前面側に液晶ディスプレイ14が配置さ
れるとともに、本体部6の後面側にバックライト15が
配置され、これらの液晶ディスプレイ14とバックライ
ト15との間に、フィルム状の地域情報表現媒体7が挿
入配置されるようになっている。
に、本体部6の前面側に液晶ディスプレイ14が配置さ
れるとともに、本体部6の後面側にバックライト15が
配置され、これらの液晶ディスプレイ14とバックライ
ト15との間に、フィルム状の地域情報表現媒体7が挿
入配置されるようになっている。
【0032】このとき、液晶ディスプレイ14による指
示点と地域情報表現媒体7の地図7a上の対応位置とが
合致するように、本実施例では、本体部6の筐体6A
に、図4に示すようなガイドレール16が内蔵されてい
る。このガイドレール16は、地域情報表現媒体7の両
側を案内・保持することにより、液晶ディスプレイ14
の画面に対して地域情報表現媒体7の地図7aを位置決
めする位置合わせ手段として機能する。つまり、このガ
イドレール16により、地図7a上の座標と液晶ディス
プレイ14上の座標とが一致するように、地域情報表現
媒体7が保持されるようになっている。
示点と地域情報表現媒体7の地図7a上の対応位置とが
合致するように、本実施例では、本体部6の筐体6A
に、図4に示すようなガイドレール16が内蔵されてい
る。このガイドレール16は、地域情報表現媒体7の両
側を案内・保持することにより、液晶ディスプレイ14
の画面に対して地域情報表現媒体7の地図7aを位置決
めする位置合わせ手段として機能する。つまり、このガ
イドレール16により、地図7a上の座標と液晶ディス
プレイ14上の座標とが一致するように、地域情報表現
媒体7が保持されるようになっている。
【0033】ガイドレール16により地域情報表現媒体
7を位置決めした状態で、バックライト15を点灯する
とともに、液晶ディスプレイ14による表示を行なうこ
とにより、図5に示すごとく、地域情報表現媒体7の地
図7aに液晶ディスプレイ14のカーソル14a,14
bによる指示点が重ね合わされて、現在位置の表示が行
なわれるようになっている。
7を位置決めした状態で、バックライト15を点灯する
とともに、液晶ディスプレイ14による表示を行なうこ
とにより、図5に示すごとく、地域情報表現媒体7の地
図7aに液晶ディスプレイ14のカーソル14a,14
bによる指示点が重ね合わされて、現在位置の表示が行
なわれるようになっている。
【0034】上述の構成により、本実施例の装置の利用
者は、まず、任意の媒体7を選択し、その媒体7に対応
する媒体情報カード17を本体部6にセットするととも
に、その媒体7に印刷されている識別コード7bを読み
取ってキーボード12から入力した後、その媒体7を本
体部6の媒体挿入口6aから挿入して本体部6aにセッ
トする。このとき、媒体7は、図4に示すようなガイド
レール16によって案内・保持され、液晶ディスプレイ
14の座標と媒体7上に印刷された地図7aの座標とが
一致するように位置決めされる。このような状態でバッ
クライト15が点灯し媒体7は裏面から照明され、利用
者には、媒体7に印刷されている地図7aの情報と液晶
ディスプレイ14の表示とが重ね合わされて視覚的に伝
達される。なお、キーボード12から入力された識別コ
ード情報はRAM11内に一旦蓄積される。
者は、まず、任意の媒体7を選択し、その媒体7に対応
する媒体情報カード17を本体部6にセットするととも
に、その媒体7に印刷されている識別コード7bを読み
取ってキーボード12から入力した後、その媒体7を本
体部6の媒体挿入口6aから挿入して本体部6aにセッ
トする。このとき、媒体7は、図4に示すようなガイド
レール16によって案内・保持され、液晶ディスプレイ
14の座標と媒体7上に印刷された地図7aの座標とが
一致するように位置決めされる。このような状態でバッ
クライト15が点灯し媒体7は裏面から照明され、利用
者には、媒体7に印刷されている地図7aの情報と液晶
ディスプレイ14の表示とが重ね合わされて視覚的に伝
達される。なお、キーボード12から入力された識別コ
ード情報はRAM11内に一旦蓄積される。
【0035】さて、GPS衛星(図示せず)からの電波を
アンテナ1が受信すると、その受信信号に基づいて、G
PS信号処理部8が現在位置の緯度経度(α,β)を算出
しCPU9へ出力する。CPU9は、RAM11に格納
された識別コード情報を用いて媒体情報カード17のR
OM内の定数表19をコネクタ13,17aを介して参
照し、その識別コード7bに対応する定数を取得し、そ
の定数とGPS信号処理部8からの現在緯度経度情報
(α,β)とを、ROM10内に格納されている変換関数
に代入することにより、液晶ディスプレイ14上の座標
つまりは地図7a上の座標[x,y]を対応指示範囲と
して算出し、その座標[x,y]が表示情報として表示
部14へ出力される。
アンテナ1が受信すると、その受信信号に基づいて、G
PS信号処理部8が現在位置の緯度経度(α,β)を算出
しCPU9へ出力する。CPU9は、RAM11に格納
された識別コード情報を用いて媒体情報カード17のR
OM内の定数表19をコネクタ13,17aを介して参
照し、その識別コード7bに対応する定数を取得し、そ
の定数とGPS信号処理部8からの現在緯度経度情報
(α,β)とを、ROM10内に格納されている変換関数
に代入することにより、液晶ディスプレイ14上の座標
つまりは地図7a上の座標[x,y]を対応指示範囲と
して算出し、その座標[x,y]が表示情報として表示
部14へ出力される。
【0036】そして、このような表示情報を受けた表示
部つまり液晶ディスプレイ14では、カーソル14a,
14bの表示位置が制御され、カーソル14a,14b
の表示が、図7に示すように、地図7aと重なり合って
現在位置が表示される。
部つまり液晶ディスプレイ14では、カーソル14a,
14bの表示位置が制御され、カーソル14a,14b
の表示が、図7に示すように、地図7aと重なり合って
現在位置が表示される。
【0037】このように、本実施例の装置によれば、既
に本などの形で出版されている地図を地域情報表示媒体
7上に印刷することで、その地図をそのまま現在位置表
示に利用することができ、地域情報としてCD−ROM
のような電子情報を用いずに、現在位置を簡素な装置で
安価かつ正確に表示することができる。
に本などの形で出版されている地図を地域情報表示媒体
7上に印刷することで、その地図をそのまま現在位置表
示に利用することができ、地域情報としてCD−ROM
のような電子情報を用いずに、現在位置を簡素な装置で
安価かつ正確に表示することができる。
【0038】また、交換可能な媒体情報カード17を各
媒体グループ毎に設け、各媒体グループを使用する際に
これに対応する媒体情報カード17を本体部6に交換接
続することにより、各媒体7はその識別情報(識別コー
ド7b,18)を保持するだけで済み、各媒体7が保有
すべき情報量を大幅に減少させることが可能となり、全
ての媒体7に大容量の記憶手段を装備させたり、複雑か
つ高価な大容量メモリの読取手段を本体に準備する必要
が無くなり、高度なサービスを安価に提供することが可
能になる。
媒体グループ毎に設け、各媒体グループを使用する際に
これに対応する媒体情報カード17を本体部6に交換接
続することにより、各媒体7はその識別情報(識別コー
ド7b,18)を保持するだけで済み、各媒体7が保有
すべき情報量を大幅に減少させることが可能となり、全
ての媒体7に大容量の記憶手段を装備させたり、複雑か
つ高価な大容量メモリの読取手段を本体に準備する必要
が無くなり、高度なサービスを安価に提供することが可
能になる。
【0039】同時に媒体7に対応する媒体情報カード1
7が保持する情報を本体部6において記憶する必要性が
無くなるため、本体部6の記憶容量を削減できるととも
に、媒体7の追加や更新に対して本体部6に手を加える
こと無く、媒体情報カード17を交換するだけで対処で
き、媒体7の追加や更新に対し柔軟な対応が可能とな
る。
7が保持する情報を本体部6において記憶する必要性が
無くなるため、本体部6の記憶容量を削減できるととも
に、媒体7の追加や更新に対して本体部6に手を加える
こと無く、媒体情報カード17を交換するだけで対処で
き、媒体7の追加や更新に対し柔軟な対応が可能とな
る。
【0040】次に、媒体情報カード17のROMに記憶
される定数表の具体的な例を、以下、図8〜図16によ
り説明する。なお、各例が適用される装置構成は、図1
に示したものと同様であるので、その説明は省略する。
される定数表の具体的な例を、以下、図8〜図16によ
り説明する。なお、各例が適用される装置構成は、図1
に示したものと同様であるので、その説明は省略する。
【0041】まず、図8(a)〜(c)は、定数表に、地図
7a上の少なくとも1個の特定点の緯度経度情報と縮尺
情報とを保持した例(請求項3に対応)を示すもので、定
数表19Aには、図8(a)に示すように、識別コードI
D毎に、地図7aの左下点の緯度経度情報(Px,Py)
と地図7a上の寸法差:経度緯度差の比である縮尺情報
Sとが記憶され、本体部6のROM10内には、図8
(b)に示すように、変換関数データ20Aとしてx=S
(α−Px),y=S(β−Py)が記憶されている。CP
U9は、定数表19Aから緯度経度(Px,Py)と縮尺
情報Sとを読み取り、現在位置の緯度経度情報(α,β)
をGPS信号処理部8から取得し、これらのデータをR
OM10内の変換関数に代入して、図8(c)に示すよう
に、地図7a上の座標[x,y]を求め、これを現在位
置として表示部14にカーソル14a,14bによる表
示を行なう。
7a上の少なくとも1個の特定点の緯度経度情報と縮尺
情報とを保持した例(請求項3に対応)を示すもので、定
数表19Aには、図8(a)に示すように、識別コードI
D毎に、地図7aの左下点の緯度経度情報(Px,Py)
と地図7a上の寸法差:経度緯度差の比である縮尺情報
Sとが記憶され、本体部6のROM10内には、図8
(b)に示すように、変換関数データ20Aとしてx=S
(α−Px),y=S(β−Py)が記憶されている。CP
U9は、定数表19Aから緯度経度(Px,Py)と縮尺
情報Sとを読み取り、現在位置の緯度経度情報(α,β)
をGPS信号処理部8から取得し、これらのデータをR
OM10内の変換関数に代入して、図8(c)に示すよう
に、地図7a上の座標[x,y]を求め、これを現在位
置として表示部14にカーソル14a,14bによる表
示を行なう。
【0042】このような定数表19Aおよび変換関数デ
ータ20Aを用いることにより、媒体情報カード17が
記憶する情報量が3個の定数のみで済み情報量を削減で
きるほか、縮尺情報Sを変更することにより自由な縮尺
の地図7aの選択を行なえ、地図7aの図取りの自由度
が向上する。また、地図7a上の特定点の緯度経度や地
図7aの縮尺は取得し易い情報であるために、使用者が
手持ちの地図を本装置の地域情報表現媒体7として利用
するような場合に、本体部6に入力する地域情報属性の
取得が容易に行なえるという利点がある。
ータ20Aを用いることにより、媒体情報カード17が
記憶する情報量が3個の定数のみで済み情報量を削減で
きるほか、縮尺情報Sを変更することにより自由な縮尺
の地図7aの選択を行なえ、地図7aの図取りの自由度
が向上する。また、地図7a上の特定点の緯度経度や地
図7aの縮尺は取得し易い情報であるために、使用者が
手持ちの地図を本装置の地域情報表現媒体7として利用
するような場合に、本体部6に入力する地域情報属性の
取得が容易に行なえるという利点がある。
【0043】図9(a)〜(c)は、定数表に、地図7aの
表現方向の情報を保持した例(請求項4に対応)を示すも
ので、定数表19Bには、図9(a)に示すように、識別
コードID毎に、地図7aの左下点の緯度経度情報(P
x,Py)と地図7a上の寸法差:経度緯度差の比であ
る縮尺情報Sと方向情報Rとが記憶され、本体部6のR
OM10内には、図9(b)に示すように、縦置方向,横
置方向の地図7aの方向毎、すなわち方向情報R毎に2
組の変換関数データ20Bが記憶されている。CPU9
は、定数表19Bから方向情報Rを読み取り、これによ
り使用する変換関数を選択し、選択した変換関数に対し
て、定数表19Bから読み取った左下点の緯度経度情報
(Px,Py)および縮尺情報Sと、GPS信号処理部8
から取得した現在位置の緯度経度情報(α,β)とを代入
して地図7a上の座標[x,y]を求め、これを現在位
置として表示部14にカーソル表示を行なう。
表現方向の情報を保持した例(請求項4に対応)を示すも
ので、定数表19Bには、図9(a)に示すように、識別
コードID毎に、地図7aの左下点の緯度経度情報(P
x,Py)と地図7a上の寸法差:経度緯度差の比であ
る縮尺情報Sと方向情報Rとが記憶され、本体部6のR
OM10内には、図9(b)に示すように、縦置方向,横
置方向の地図7aの方向毎、すなわち方向情報R毎に2
組の変換関数データ20Bが記憶されている。CPU9
は、定数表19Bから方向情報Rを読み取り、これによ
り使用する変換関数を選択し、選択した変換関数に対し
て、定数表19Bから読み取った左下点の緯度経度情報
(Px,Py)および縮尺情報Sと、GPS信号処理部8
から取得した現在位置の緯度経度情報(α,β)とを代入
して地図7a上の座標[x,y]を求め、これを現在位
置として表示部14にカーソル表示を行なう。
【0044】このような定数表18Bおよび変換関数デ
ータ20Bを用い、定数表19Bの情報に地図7aの図
取りの方向情報を含めることにより、地図7aを使い良
い方向に回転させて図取りすることが可能となり、地図
7aの図取りの自由度が大幅に向上する。
ータ20Bを用い、定数表19Bの情報に地図7aの図
取りの方向情報を含めることにより、地図7aを使い良
い方向に回転させて図取りすることが可能となり、地図
7aの図取りの自由度が大幅に向上する。
【0045】図10,図11は、定数表に、地図7aの
図法に関する情報を保持した例(請求項5に対応)を示す
ものである。地図7aの図法としては、一般に円筒図法
やメルカトル図法など様々なものがある。例えば、図1
0(a)は経度緯度を格子状に分割した図法を示し、図1
0(b)は経度を直線で近似し放射状に分割した図法を示
しており、図10(b)に示す図法において、座標[O
X,OY]は、表示部14すなわち地図7aの左下点か
らの座標を示している。各図法における任意の緯度経度
情報(α,β)に対する地図7a上の点を求める関数は各
図の枠下に記述されている。なお、図10(b)に記載の
関数において座標[OX,OY]は定数となっている。
図法に関する情報を保持した例(請求項5に対応)を示す
ものである。地図7aの図法としては、一般に円筒図法
やメルカトル図法など様々なものがある。例えば、図1
0(a)は経度緯度を格子状に分割した図法を示し、図1
0(b)は経度を直線で近似し放射状に分割した図法を示
しており、図10(b)に示す図法において、座標[O
X,OY]は、表示部14すなわち地図7aの左下点か
らの座標を示している。各図法における任意の緯度経度
情報(α,β)に対する地図7a上の点を求める関数は各
図の枠下に記述されている。なお、図10(b)に記載の
関数において座標[OX,OY]は定数となっている。
【0046】このような場合の定数表19Cには、図1
1(a)に示すように、識別コードID毎に、地図7aの
左下点の緯度経度情報(Px,Py)と地図7a上の寸法
差:経度緯度差の比である縮尺情報Sと図法情報Tとが
記憶され、本体部6のROM10内には、図11(b)に
示すように、例えば図10(a),(b)にそれぞれ示すよ
うな2組の図法の変換関数データ20Cが記憶されてい
る。CPU9は、定数表18Cから図法情報Tを読み取
り、これにより使用する変換関数を選択し、選択した変
換関数に対して、定数表19Cから読み取った左下点の
緯度経度情報(Px,Py)および縮尺情報Sと、GPS
信号処理部8から取得した現在位置の緯度経度情報
(α,β)とを代入して地図7a上の座標[x,y]を求
め、これを現在位置として表示部14にカーソル表示を
行なう。
1(a)に示すように、識別コードID毎に、地図7aの
左下点の緯度経度情報(Px,Py)と地図7a上の寸法
差:経度緯度差の比である縮尺情報Sと図法情報Tとが
記憶され、本体部6のROM10内には、図11(b)に
示すように、例えば図10(a),(b)にそれぞれ示すよ
うな2組の図法の変換関数データ20Cが記憶されてい
る。CPU9は、定数表18Cから図法情報Tを読み取
り、これにより使用する変換関数を選択し、選択した変
換関数に対して、定数表19Cから読み取った左下点の
緯度経度情報(Px,Py)および縮尺情報Sと、GPS
信号処理部8から取得した現在位置の緯度経度情報
(α,β)とを代入して地図7a上の座標[x,y]を求
め、これを現在位置として表示部14にカーソル表示を
行なう。
【0047】このような定数表19Cおよび変換関数デ
ータ20Cを用い、定数表19Cの情報に地図7aの図
法情報を含めることにより、図法に合わせた緯度経度の
補正が可能となり、指示位置の精度を向上させることが
でき、また地図7aの図法が限定されず自由度が向上す
る。
ータ20Cを用い、定数表19Cの情報に地図7aの図
法情報を含めることにより、図法に合わせた緯度経度の
補正が可能となり、指示位置の精度を向上させることが
でき、また地図7aの図法が限定されず自由度が向上す
る。
【0048】図12,図13は、定数表に、地図7aの
少なくとも4点の緯度経度情報を保持した例(請求項6
に対応)を示すものである。図法や縮尺等があらかじめ
定まっている場合は、地図7aの特定の点、例えば左下
点の緯度経度情報さえ本体部6が取得できれば現在位置
の表示を地図7a上に行なえるのに対し、利用者が任意
に使用する地図7aを選択し、これを本体部6にセット
して現在位置を表示させる場合には数々のパラメータを
入力する必要が発生する。この場合、入力する位置が3
点であると、例えば、図12(a)に示す図法と図12
(b)に示す図法のa,b,c点が共に同じ緯度経度を示
すため、図法の識別は行なえず、誤った図法の変換関数
により現在位置表示を行なうことになり、精度の低下が
発生する。これに対し、d点を入力情報に含めることに
より、例えば、各点からO点までの距離を半径とする円
を描き、その円の交点が全て重なる図法を、ここで使用
されている地図7aの図法と判定する、などの手段で現
在位置指定用の変換関数を決定することが可能となる。
少なくとも4点の緯度経度情報を保持した例(請求項6
に対応)を示すものである。図法や縮尺等があらかじめ
定まっている場合は、地図7aの特定の点、例えば左下
点の緯度経度情報さえ本体部6が取得できれば現在位置
の表示を地図7a上に行なえるのに対し、利用者が任意
に使用する地図7aを選択し、これを本体部6にセット
して現在位置を表示させる場合には数々のパラメータを
入力する必要が発生する。この場合、入力する位置が3
点であると、例えば、図12(a)に示す図法と図12
(b)に示す図法のa,b,c点が共に同じ緯度経度を示
すため、図法の識別は行なえず、誤った図法の変換関数
により現在位置表示を行なうことになり、精度の低下が
発生する。これに対し、d点を入力情報に含めることに
より、例えば、各点からO点までの距離を半径とする円
を描き、その円の交点が全て重なる図法を、ここで使用
されている地図7aの図法と判定する、などの手段で現
在位置指定用の変換関数を決定することが可能となる。
【0049】定数表19Dには、図13(a)に示すよう
に、識別コードID毎に、地図7aの4隅の点の緯度経
度(Ax,Ay),(Bx,By),(Cx,Cy),(D
x,Dy)が記憶され、本体部6のROM10内には、
図13(b)に示すように、4点の緯度経度を元に現在位
置の座標計算に使用する変換関数およびその変換関数で
使用するパラメータを算出する変換関数判別プログラム
21と、複数の変換関数データ20Dとが記憶されてい
る。CPU9は、定数表19Dから4点の緯度経度を取
得し、これを元に変換関数判別プログラム21にて使用
する変換関数とパラメータを抽出し、これを用いて現在
位置の地図7a上の点[x,y]を求め、表示部14上
にてカーソル14a,14bによる表示を行なう。
に、識別コードID毎に、地図7aの4隅の点の緯度経
度(Ax,Ay),(Bx,By),(Cx,Cy),(D
x,Dy)が記憶され、本体部6のROM10内には、
図13(b)に示すように、4点の緯度経度を元に現在位
置の座標計算に使用する変換関数およびその変換関数で
使用するパラメータを算出する変換関数判別プログラム
21と、複数の変換関数データ20Dとが記憶されてい
る。CPU9は、定数表19Dから4点の緯度経度を取
得し、これを元に変換関数判別プログラム21にて使用
する変換関数とパラメータを抽出し、これを用いて現在
位置の地図7a上の点[x,y]を求め、表示部14上
にてカーソル14a,14bによる表示を行なう。
【0050】このような定数表19Cおよび変換関数デ
ータ20Cを用い、定数表19Cの情報として4点の緯
度経度情報を使用することにより、回転させての図取り
や指示位置の精度の向上を少量の情報量で可能にすると
ともに、緯度経度は使用者が理解し取得し易い情報であ
るために、使用者が手持ちの地図を本装置の媒体7とし
て利用する場合に、本体部6に入力させる地域情報属性
の取得が回転や図法を注意を払うことなく容易に行なえ
るという利点がある。
ータ20Cを用い、定数表19Cの情報として4点の緯
度経度情報を使用することにより、回転させての図取り
や指示位置の精度の向上を少量の情報量で可能にすると
ともに、緯度経度は使用者が理解し取得し易い情報であ
るために、使用者が手持ちの地図を本装置の媒体7とし
て利用する場合に、本体部6に入力させる地域情報属性
の取得が回転や図法を注意を払うことなく容易に行なえ
るという利点がある。
【0051】図14(a)〜(c)は、定数表に、表示部1
4により指し示される一範囲の形状,大きさの少なくと
も一方に関する指示形状情報を保持した例(請求項7に
対応)を示すもので、定数表19Eには、図14(a)に
示すように、識別コードID毎に、地図7aの左下点の
緯度経度情報(Px,Py)と地図7a上の寸法差:経度
緯度差の比である縮尺情報Sと指示形状情報Iとが記憶
され、本体部6のROM10内には、図14(b)に示す
ように、変換関数データ20Eと、複数個の表示パター
ンデータ22とが記憶されている。CPU9は、定数表
19Eから読み取った緯度経度(Px,Py)および縮尺
情報Sと、GPS信号処理部8から取得した現在位置の
緯度経度情報(α,β)とをROM10内の変換関数に代
入して、図14(c)に示すように、地図7a上の座標
[x,y]を求める一方、定数表19Eから読み取った
指示形状情報Iに従い、表示パターンiを選択し、地図
7aの座標[x,y]上に表示パターンiの形のカーソ
ル23を表示するよう表示部14に伝える。
4により指し示される一範囲の形状,大きさの少なくと
も一方に関する指示形状情報を保持した例(請求項7に
対応)を示すもので、定数表19Eには、図14(a)に
示すように、識別コードID毎に、地図7aの左下点の
緯度経度情報(Px,Py)と地図7a上の寸法差:経度
緯度差の比である縮尺情報Sと指示形状情報Iとが記憶
され、本体部6のROM10内には、図14(b)に示す
ように、変換関数データ20Eと、複数個の表示パター
ンデータ22とが記憶されている。CPU9は、定数表
19Eから読み取った緯度経度(Px,Py)および縮尺
情報Sと、GPS信号処理部8から取得した現在位置の
緯度経度情報(α,β)とをROM10内の変換関数に代
入して、図14(c)に示すように、地図7a上の座標
[x,y]を求める一方、定数表19Eから読み取った
指示形状情報Iに従い、表示パターンiを選択し、地図
7aの座標[x,y]上に表示パターンiの形のカーソ
ル23を表示するよう表示部14に伝える。
【0052】このような定数表19Eおよび表示パター
ンデータ22を用い、地図7a上の一点を指し示すカー
ソル23として、当該媒体7に適したサイズや形状のも
のを使用できるようになる。例えば、縮尺比が低い地図
に対してGPSの精度の関係から一点を示せない場合に
広い範囲を指し示す形状のカーソルを使用したり、陸上
に於いては自動車の形、海図に於いては船の形のカーソ
ルを使用したりと、地図7aに適した形状のカーソル2
2を使用できることで、マンマシンインタフェースとし
ての機能を向上できる効果がある。
ンデータ22を用い、地図7a上の一点を指し示すカー
ソル23として、当該媒体7に適したサイズや形状のも
のを使用できるようになる。例えば、縮尺比が低い地図
に対してGPSの精度の関係から一点を示せない場合に
広い範囲を指し示す形状のカーソルを使用したり、陸上
に於いては自動車の形、海図に於いては船の形のカーソ
ルを使用したりと、地図7aに適した形状のカーソル2
2を使用できることで、マンマシンインタフェースとし
ての機能を向上できる効果がある。
【0053】図15(a)〜(c)は、表示部14が地図7
a上に文字を表示する文字表示機能を有する場合であっ
て、定数表に、地図7a上に文字表示用に用意されてい
る領域の形,大きさの少なくとも一方に関する文字表示
領域情報を保持した例(請求項8に対応)を示すものであ
る。このとき、定数表19Fには、図15(a)に示すよ
うに、識別コードID毎に、地図7aの左下点の緯度経
度情報(Px,Py)と地図7a上の寸法差:経度緯度差
の比である縮尺情報Sとのほか、地図7a上の左下点を
原点とした図形が描かれていない文字表示領域25〔図
15(c)参照〕の左下点座標[MX1,MY1]および
右上点座標[MX2,MY2]が記憶され、本体部6の
ROM10内には、図15(b)に示すように、変換関数
データ20Fと、複数個の表示メッセージが表示制御プ
ログラム24として記憶されている。
a上に文字を表示する文字表示機能を有する場合であっ
て、定数表に、地図7a上に文字表示用に用意されてい
る領域の形,大きさの少なくとも一方に関する文字表示
領域情報を保持した例(請求項8に対応)を示すものであ
る。このとき、定数表19Fには、図15(a)に示すよ
うに、識別コードID毎に、地図7aの左下点の緯度経
度情報(Px,Py)と地図7a上の寸法差:経度緯度差
の比である縮尺情報Sとのほか、地図7a上の左下点を
原点とした図形が描かれていない文字表示領域25〔図
15(c)参照〕の左下点座標[MX1,MY1]および
右上点座標[MX2,MY2]が記憶され、本体部6の
ROM10内には、図15(b)に示すように、変換関数
データ20Fと、複数個の表示メッセージが表示制御プ
ログラム24として記憶されている。
【0054】そして、CPU9は、定数表19Fから読
み取った緯度経度(Px,Py)および縮尺情報Sと、G
PS信号処理部8から取得した現在位置の緯度経度情報
(α,β)とをROM10内の変換関数に代入して、図1
5(c)に示すように、地図7a上の座標[x,y]を求
め、表示部14上にてカーソル14a,14bによる表
示を行なう。一方、CPU9の表示制御プログラム24
は、文字メッセージを表示する条件が揃ったとき、定数
表19Fから取得した文字表示領域25の範囲内に収ま
るように表示部14に対し文字情報を送出し表示させ
る。
み取った緯度経度(Px,Py)および縮尺情報Sと、G
PS信号処理部8から取得した現在位置の緯度経度情報
(α,β)とをROM10内の変換関数に代入して、図1
5(c)に示すように、地図7a上の座標[x,y]を求
め、表示部14上にてカーソル14a,14bによる表
示を行なう。一方、CPU9の表示制御プログラム24
は、文字メッセージを表示する条件が揃ったとき、定数
表19Fから取得した文字表示領域25の範囲内に収ま
るように表示部14に対し文字情報を送出し表示させ
る。
【0055】このような定数表19Fおよび表示制御プ
ログラム24を用い、表示部14上の図形が描かれてい
ない場所に文字表示を行なうことが可能となるため、図
形に文字が重なることによる判読性の低下を回避でき、
また文字表示領域25を媒体7毎に任意の大きさ,位置
に設定することが可能となり、地図編集の自由度を向上
させる効果がある。
ログラム24を用い、表示部14上の図形が描かれてい
ない場所に文字表示を行なうことが可能となるため、図
形に文字が重なることによる判読性の低下を回避でき、
また文字表示領域25を媒体7毎に任意の大きさ,位置
に設定することが可能となり、地図編集の自由度を向上
させる効果がある。
【0056】図16(a)〜(c)は、定数表に、地図7a
の表現領域を示す表現領域情報を保持した例(請求項9
に対応)を示すものである。ここで、図16(c)に示す
地図7aは、地図情報を描画可能な範囲すなわち表示部
14が表示可能な最大範囲である表現範囲26に対し、
この表現範囲26の左下点を原点[0,0]とした座標
[WX11,WY11]と[WX12,WY12]の二
点で示される表現領域26aと、座標[WX21,WY
21]と[WX22,WY22]の二点で示される表現
領域26bとの二つの表現領域に描画されている。そし
て、この表現領域26a,26bを示す座標と、それぞ
れの領域における各地図7a,7c左下点の緯度経度情
報(Px1,Py1),(Px2,Py2)と、各地図7
a,7c上の寸法差:経度緯度差の比である縮尺情報S
1,S2とが、識別コードID毎に定数表19Gに格納
されている。CPU9は、媒体情報カード17から取得
したこれらの値と、GPS信号処理部8から取得した現
在位置の緯度経度情報(α,β)とを変換関数データ20
Gに代入して地図7a上の座標[x,y]を求め、その
x,y点上にカーソル14a,14bを表示するよう表
示部14に伝える。
の表現領域を示す表現領域情報を保持した例(請求項9
に対応)を示すものである。ここで、図16(c)に示す
地図7aは、地図情報を描画可能な範囲すなわち表示部
14が表示可能な最大範囲である表現範囲26に対し、
この表現範囲26の左下点を原点[0,0]とした座標
[WX11,WY11]と[WX12,WY12]の二
点で示される表現領域26aと、座標[WX21,WY
21]と[WX22,WY22]の二点で示される表現
領域26bとの二つの表現領域に描画されている。そし
て、この表現領域26a,26bを示す座標と、それぞ
れの領域における各地図7a,7c左下点の緯度経度情
報(Px1,Py1),(Px2,Py2)と、各地図7
a,7c上の寸法差:経度緯度差の比である縮尺情報S
1,S2とが、識別コードID毎に定数表19Gに格納
されている。CPU9は、媒体情報カード17から取得
したこれらの値と、GPS信号処理部8から取得した現
在位置の緯度経度情報(α,β)とを変換関数データ20
Gに代入して地図7a上の座標[x,y]を求め、その
x,y点上にカーソル14a,14bを表示するよう表
示部14に伝える。
【0057】なお、図16(c)に示すように、第1の表
現領域26aに第2,第3の表現領域が重なる場合に
は、いずれか一つ、例えば本実施例では後者を優先と
し、他は同領域内には表示を行なわないように制御を行
なう。
現領域26aに第2,第3の表現領域が重なる場合に
は、いずれか一つ、例えば本実施例では後者を優先と
し、他は同領域内には表示を行なわないように制御を行
なう。
【0058】このような定数表19Gを用い、一つの媒
体7上に複数の地図7a,7cを任意の位置,任意の形
状,任意の大きさで配置することが可能となり、余白を
有効活用して地図の縮尺比を下げ、より大きく見やすい
地図編集を可能とし、また同一緯度経度地点の概要地図
と拡大地図を1つの媒体7上に併記することにより、1
つの媒体7で概要地図と拡大地図の2つの地図に現在位
置を同時に表示することが可能となり、現在位置表示の
利便性を大幅に向上させることができる。
体7上に複数の地図7a,7cを任意の位置,任意の形
状,任意の大きさで配置することが可能となり、余白を
有効活用して地図の縮尺比を下げ、より大きく見やすい
地図編集を可能とし、また同一緯度経度地点の概要地図
と拡大地図を1つの媒体7上に併記することにより、1
つの媒体7で概要地図と拡大地図の2つの地図に現在位
置を同時に表示することが可能となり、現在位置表示の
利便性を大幅に向上させることができる。
【0059】次に、媒体情報カード17のROMに関数
表を保持する場合について説明する。例えば、媒体7上
の地域情報として地図7aを使用し、媒体情報カード1
7のROMに、図17に示すように、現在緯度経度情報
(α,β)に基づいて表示部14により指し示される少な
くとも一範囲を算出するための変換関数表(変換関数も
しくは演算機能)27を識別コードID毎に保持するよ
うに構成してもよい(請求項10に対応)。このとき、使
用される本体部6の構成は、図1に示したものとどうよ
うであるので、その説明は省略する。
表を保持する場合について説明する。例えば、媒体7上
の地域情報として地図7aを使用し、媒体情報カード1
7のROMに、図17に示すように、現在緯度経度情報
(α,β)に基づいて表示部14により指し示される少な
くとも一範囲を算出するための変換関数表(変換関数も
しくは演算機能)27を識別コードID毎に保持するよ
うに構成してもよい(請求項10に対応)。このとき、使
用される本体部6の構成は、図1に示したものとどうよ
うであるので、その説明は省略する。
【0060】CPU9は、媒体7の識別情報記憶部7A
に記憶されている識別コードに従い、媒体情報カード1
7に記憶されている変換関数表27を、コネクタ13,
17aを介して取得するとともに、GPS信号処理部8
から現在位置の緯度経度情報(α,β)を取得する。そし
て、CPU9は、緯度経度情報(α,β)を変換関数表2
7から得られる関数X,Yに代入して地図7a上の座標
[x,y]を求め、この値を表示部14に送り、この表
示部14にカーソルを表示させることにより地図7a上
に現在位置を指し示す。
に記憶されている識別コードに従い、媒体情報カード1
7に記憶されている変換関数表27を、コネクタ13,
17aを介して取得するとともに、GPS信号処理部8
から現在位置の緯度経度情報(α,β)を取得する。そし
て、CPU9は、緯度経度情報(α,β)を変換関数表2
7から得られる関数X,Yに代入して地図7a上の座標
[x,y]を求め、この値を表示部14に送り、この表
示部14にカーソルを表示させることにより地図7a上
に現在位置を指し示す。
【0061】このような関数表27を用いることによ
り、座標算出の関数やプログラムが本体部6内に記憶さ
れているものに固定化されず自由に変更が行なえるた
め、自由な地図の図法を関数やプログラムと組み合わせ
ることにより選択することができ、例えば、これまでに
無い全く新しい図法に従った地図であっても、地図上の
緯度経度に対応する現在位置を指示することが可能とな
り、図法に関しての自由度を大幅に向上させる効果があ
る。
り、座標算出の関数やプログラムが本体部6内に記憶さ
れているものに固定化されず自由に変更が行なえるた
め、自由な地図の図法を関数やプログラムと組み合わせ
ることにより選択することができ、例えば、これまでに
無い全く新しい図法に従った地図であっても、地図上の
緯度経度に対応する現在位置を指示することが可能とな
り、図法に関しての自由度を大幅に向上させる効果があ
る。
【0062】なお、ここでは関数をCPU9が一旦取得
し演算を行なったが、媒体情報カード17に関数演算用
のCPUを登載することにより、CPUから変数を媒体
情報カード17に与えることにより演算を媒体情報カー
ド17側で行ない、表示座標を媒体情報カード17側よ
り取得することもできる。このような手段によれば、複
雑な変換関数を使用する媒体7において演算に適したD
SP等のCPUを付加することができ、演算CPUの最
適化,本体価格の低減を実現できる。
し演算を行なったが、媒体情報カード17に関数演算用
のCPUを登載することにより、CPUから変数を媒体
情報カード17に与えることにより演算を媒体情報カー
ド17側で行ない、表示座標を媒体情報カード17側よ
り取得することもできる。このような手段によれば、複
雑な変換関数を使用する媒体7において演算に適したD
SP等のCPUを付加することができ、演算CPUの最
適化,本体価格の低減を実現できる。
【0063】最後に、図18に示すように、地域情報表
現媒体7と媒体情報カード17とを一体化した媒体ホル
ダー28を用いる場合(請求項2に対応)について説明す
る。この媒体ホルダー28では、図18に示すように、
媒体7をフィルム状にして2本のロールで巻き取る構成
とし、且つ、媒体情報カード17と同様の機能を果たす
ROMの定数表を外部からコネクタ17aを介して読み
出し可能にして、媒体7とROMとが一つの媒体ホルダ
ー28内に収納されている。
現媒体7と媒体情報カード17とを一体化した媒体ホル
ダー28を用いる場合(請求項2に対応)について説明す
る。この媒体ホルダー28では、図18に示すように、
媒体7をフィルム状にして2本のロールで巻き取る構成
とし、且つ、媒体情報カード17と同様の機能を果たす
ROMの定数表を外部からコネクタ17aを介して読み
出し可能にして、媒体7とROMとが一つの媒体ホルダ
ー28内に収納されている。
【0064】そして、媒体ホルダー28のコネクタ17
aは本体部6のコネクタ13(図1参照)と接続され、本
体部6のCPU9は、コネクタ13,17aを介して媒
体ホルダー28内の定数表をアクセスできるようになっ
ている。また、図示しないが、媒体ホルダー28には、
外部に対しどの媒体7の表示が指定されているかを本体
部6側へ通知する通知手段がそなえられるほか、本体部
6には、前記通知手段からの情報に基づき表示指定され
る媒体を判別する判別手段がそなえられている。媒体ホ
ルダー28を本体部6に装着した後の動作は、前述した
各装置と同様であるので、その説明は省略する。
aは本体部6のコネクタ13(図1参照)と接続され、本
体部6のCPU9は、コネクタ13,17aを介して媒
体ホルダー28内の定数表をアクセスできるようになっ
ている。また、図示しないが、媒体ホルダー28には、
外部に対しどの媒体7の表示が指定されているかを本体
部6側へ通知する通知手段がそなえられるほか、本体部
6には、前記通知手段からの情報に基づき表示指定され
る媒体を判別する判別手段がそなえられている。媒体ホ
ルダー28を本体部6に装着した後の動作は、前述した
各装置と同様であるので、その説明は省略する。
【0065】このような媒体ホルダー28を用いること
により、装置の操作性が大幅に向上する。つまり、同一
グループの媒体7と媒体情報カード17(識別情報別地
域情報属性記憶手段)とを一つの媒体ホルダー28にま
とめ、この媒体ホルダー28を交換するだけで媒体7と
媒体情報カード17との同時交換をが能になり、操作性
が向上するとともに、媒体7と媒体情報カード17とを
グループ毎に分けて保存・交換・管理するという必要性
を皆無にする。
により、装置の操作性が大幅に向上する。つまり、同一
グループの媒体7と媒体情報カード17(識別情報別地
域情報属性記憶手段)とを一つの媒体ホルダー28にま
とめ、この媒体ホルダー28を交換するだけで媒体7と
媒体情報カード17との同時交換をが能になり、操作性
が向上するとともに、媒体7と媒体情報カード17とを
グループ毎に分けて保存・交換・管理するという必要性
を皆無にする。
【0066】また、媒7体と媒体情報カード17とが媒
体ホルダー28によって一体化されるため、異なるグル
ープの媒体7と媒体情報カード17とが組み合わされる
ことが無くなり、誤操作の防止が行なえるとともに、媒
体7が保有する媒体識別情報記憶部7Aに誤った組み合
わせを検出するための媒体グループ情報を含める必要が
無くなることにより、媒体識別情報記憶部7Aの情報量
が削減され、スイッチやフォトセンサなどによる識別情
報入力手段のコストダウンを実現できる。
体ホルダー28によって一体化されるため、異なるグル
ープの媒体7と媒体情報カード17とが組み合わされる
ことが無くなり、誤操作の防止が行なえるとともに、媒
体7が保有する媒体識別情報記憶部7Aに誤った組み合
わせを検出するための媒体グループ情報を含める必要が
無くなることにより、媒体識別情報記憶部7Aの情報量
が削減され、スイッチやフォトセンサなどによる識別情
報入力手段のコストダウンを実現できる。
【0067】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の地域情報
表示装置(請求項1)によれば、交換可能な識別情報別地
域情報属性記憶手段を各媒体グループ毎に設け、各媒体
グループを使用する際にこれに対応する識別情報別地域
情報属性記憶手段を本体に交換接続することにより、各
媒体は媒体の識別情報だけを保持させるだけで済み、各
媒体が保有すべき情報量を大幅に減少させることが可能
となり、全ての媒体に大容量の記憶手段を装備させた
り、複雑かつ高価な大容量メモリの読取手段を本体に準
備する必要が無くなり、高度なサービスを安価に提供す
ることが可能となる。同時に媒体に対応する識別情報別
地域情報属性記憶手段を本体が装備する必要性が無くな
るため、本体の記憶容量の削減が可能になるとともに、
媒体の追加や更新に対して本体に手を加えること無く識
別情報別地域情報属性記憶手段を交換するだけで対処が
行なえ、媒体の追加や更新に対し柔軟な対応が可能とな
る。
表示装置(請求項1)によれば、交換可能な識別情報別地
域情報属性記憶手段を各媒体グループ毎に設け、各媒体
グループを使用する際にこれに対応する識別情報別地域
情報属性記憶手段を本体に交換接続することにより、各
媒体は媒体の識別情報だけを保持させるだけで済み、各
媒体が保有すべき情報量を大幅に減少させることが可能
となり、全ての媒体に大容量の記憶手段を装備させた
り、複雑かつ高価な大容量メモリの読取手段を本体に準
備する必要が無くなり、高度なサービスを安価に提供す
ることが可能となる。同時に媒体に対応する識別情報別
地域情報属性記憶手段を本体が装備する必要性が無くな
るため、本体の記憶容量の削減が可能になるとともに、
媒体の追加や更新に対して本体に手を加えること無く識
別情報別地域情報属性記憶手段を交換するだけで対処が
行なえ、媒体の追加や更新に対し柔軟な対応が可能とな
る。
【0068】また、請求項2の地域情報表示装置によれ
ば、同一グループの媒体と識別情報別地域情報属性記憶
手段を一つの媒体ホルダーにまとめ、媒体ホルダーを交
換するだけで媒体と識別情報別地域情報属性記憶手段の
同時交換を可能にし、操作性を向上させるとともに媒体
と識別情報別地域情報属性記憶手段をグループ毎に分け
て保存・交換・管理する必要性が皆無になる。また、媒
体と識別情報別地域情報属性記憶手段とが媒体ホルダー
に一体化されるため、異なるグループの媒体と識別情報
別地域情報属性記憶手段が組み合わされることが無くな
り、誤操作の防止が行なえると共に、媒体が保有する媒
体識別情報記憶手段に誤った組み合わせを検出するため
の媒体グループ情報を含める必要が無くなり、媒体識別
情報記憶手段の情報量を削減できる。
ば、同一グループの媒体と識別情報別地域情報属性記憶
手段を一つの媒体ホルダーにまとめ、媒体ホルダーを交
換するだけで媒体と識別情報別地域情報属性記憶手段の
同時交換を可能にし、操作性を向上させるとともに媒体
と識別情報別地域情報属性記憶手段をグループ毎に分け
て保存・交換・管理する必要性が皆無になる。また、媒
体と識別情報別地域情報属性記憶手段とが媒体ホルダー
に一体化されるため、異なるグループの媒体と識別情報
別地域情報属性記憶手段が組み合わされることが無くな
り、誤操作の防止が行なえると共に、媒体が保有する媒
体識別情報記憶手段に誤った組み合わせを検出するため
の媒体グループ情報を含める必要が無くなり、媒体識別
情報記憶手段の情報量を削減できる。
【0069】定数表の情報として地域情報上の特定の1
点の位置情報と地域情報の縮尺とを使用することにより
(請求項3)、識別情報別地域情報属性記憶手段が保有す
る情報量を削減できるとともに、地域情報上の特定点の
位置情報や縮尺は取得し易い情報であるために、使用者
が手持ちの地図を本装置の媒体として利用するような場
合に、本体部に入力する地域情報属性の取得が容易に行
なえるという利点がある。
点の位置情報と地域情報の縮尺とを使用することにより
(請求項3)、識別情報別地域情報属性記憶手段が保有す
る情報量を削減できるとともに、地域情報上の特定点の
位置情報や縮尺は取得し易い情報であるために、使用者
が手持ちの地図を本装置の媒体として利用するような場
合に、本体部に入力する地域情報属性の取得が容易に行
なえるという利点がある。
【0070】定数表の情報に地域情報の表現方向情報を
含めることにより(請求項4)、地域情報を使い良い方向
に回転させて図取りすることが可能となり、地図等の地
域情報の図取りの自由度が向上する。
含めることにより(請求項4)、地域情報を使い良い方向
に回転させて図取りすることが可能となり、地図等の地
域情報の図取りの自由度が向上する。
【0071】定数表の情報に地域情報の図法情報を含め
ることにより(請求項5)、図法に合わせた位置情報の補
正が可能となり、指示位置の精度を向上させることがで
き、また地図の図法が限定されず自由度が向上する。
ることにより(請求項5)、図法に合わせた位置情報の補
正が可能となり、指示位置の精度を向上させることがで
き、また地図の図法が限定されず自由度が向上する。
【0072】定数表の情報として4点の位置情報を使用
することにより(請求項6)、回転させての図取りや指示
位置の精度の向上を少量の情報量で可能にするととも
に、緯度経度は使用者が理解し取得し易い情報であるた
めに、使用者が手持ちの地図を本装置の媒体として利用
する場合に、本体部に入力させる地域情報属性の取得が
回転や図法を注意を払うことなく容易に行なえるという
利点がある。
することにより(請求項6)、回転させての図取りや指示
位置の精度の向上を少量の情報量で可能にするととも
に、緯度経度は使用者が理解し取得し易い情報であるた
めに、使用者が手持ちの地図を本装置の媒体として利用
する場合に、本体部に入力させる地域情報属性の取得が
回転や図法を注意を払うことなく容易に行なえるという
利点がある。
【0073】定数表の情報として指示手段による指示点
の指示形状情報を含めることにより(請求項7)、地域情
報上の一点を指し示す指示点に当該媒体に適したサイ
ズ,形状のものをが使用でき、例えば縮尺比が低い地図
に対してGPSの精度の関係から一点を示せない場合に
広い範囲を指し示す形状のカーソルを使用したり、陸上
に於いては自動車の形、海図に於いては船の形のカーソ
ルを使用したりと、地図に適した形状のカーソルが使用
できることでマンマシンインタフェースの機能を向上で
きる効果がある。
の指示形状情報を含めることにより(請求項7)、地域情
報上の一点を指し示す指示点に当該媒体に適したサイ
ズ,形状のものをが使用でき、例えば縮尺比が低い地図
に対してGPSの精度の関係から一点を示せない場合に
広い範囲を指し示す形状のカーソルを使用したり、陸上
に於いては自動車の形、海図に於いては船の形のカーソ
ルを使用したりと、地図に適した形状のカーソルが使用
できることでマンマシンインタフェースの機能を向上で
きる効果がある。
【0074】指示手段が地域情報上に文字を表示する文
字表示機能を有し、定数表の情報として文字表示領域情
報を含めることにより(請求項8)、図形が描かれていな
い場所に文字表示を行なうことが可能となって、図形に
文字が重なることによる判読性の低下を回避でき、また
文字表示領域を媒体毎に任意の大きさ、位置に設定する
ことを可能とし、地図編集の自由度を向上できる効果が
ある。
字表示機能を有し、定数表の情報として文字表示領域情
報を含めることにより(請求項8)、図形が描かれていな
い場所に文字表示を行なうことが可能となって、図形に
文字が重なることによる判読性の低下を回避でき、また
文字表示領域を媒体毎に任意の大きさ、位置に設定する
ことを可能とし、地図編集の自由度を向上できる効果が
ある。
【0075】定数表の情報に表現領域情報を含めること
により(請求項9)、一つの地域情報表現媒体上に複数の
地図を任意の位置,任意の形状,任意の大きさで配置す
ることが可能となり、余白を有効活用して地図の縮尺比
を下げ、より大きく見やすい地図編集を可能とし、また
同一緯度経度地点の概要地図と拡大地図を一つの交換可
能媒体上に併記して一つの媒体で概要地図と拡大地図の
二つの地図に現在位置を同時に表示することが可能とな
り、現在位置表示の利便性を大幅に向上できる効果があ
る。
により(請求項9)、一つの地域情報表現媒体上に複数の
地図を任意の位置,任意の形状,任意の大きさで配置す
ることが可能となり、余白を有効活用して地図の縮尺比
を下げ、より大きく見やすい地図編集を可能とし、また
同一緯度経度地点の概要地図と拡大地図を一つの交換可
能媒体上に併記して一つの媒体で概要地図と拡大地図の
二つの地図に現在位置を同時に表示することが可能とな
り、現在位置表示の利便性を大幅に向上できる効果があ
る。
【0076】識別情報別地域情報属性記憶手段に、指示
手段による指示点の位置を算出するための変換関数もし
くは演算器能を保持させることにより(請求項10)、座
標算出の関数やプログラムが本体部内に記憶されている
ものに固定化されず自由に変更が行なえ、自由な地図の
図法を関数やプログラムと組み合わせることにより選択
することができ、例えばこれまでに無い全く新しい図法
に従った地図であっても、地図上の緯度経度に対応する
現在位置を指示することが可能となり、図法に関しての
自由度を大幅に向上させる効果がある。
手段による指示点の位置を算出するための変換関数もし
くは演算器能を保持させることにより(請求項10)、座
標算出の関数やプログラムが本体部内に記憶されている
ものに固定化されず自由に変更が行なえ、自由な地図の
図法を関数やプログラムと組み合わせることにより選択
することができ、例えばこれまでに無い全く新しい図法
に従った地図であっても、地図上の緯度経度に対応する
現在位置を指示することが可能となり、図法に関しての
自由度を大幅に向上させる効果がある。
【0077】更が行なえ、自由な地図の図法を関数やプ
ログラムと組み合わせることにより選択することがで
き、例えばこれまでに無い全く新しい図法に従った地図
であっても、地図上の緯度経度に対応する現在位置を指
示することが可能となり、図法に関しての自由度を大幅
に向上させる効果がある。
ログラムと組み合わせることにより選択することがで
き、例えばこれまでに無い全く新しい図法に従った地図
であっても、地図上の緯度経度に対応する現在位置を指
示することが可能となり、図法に関しての自由度を大幅
に向上させる効果がある。
【図1】本発明の一実施例としての地域情報表示装置を
示すもので、(a)はその模式的な斜視図、(b)はその構
成を示すブロック図である。
示すもので、(a)はその模式的な斜視図、(b)はその構
成を示すブロック図である。
【図2】本実施例の交換可能な地域情報表現媒体を示す
図である。
図である。
【図3】本実施例の本体内部表示部分を示す断面図であ
る。
る。
【図4】本実施例の位置合わせ機構を示す斜視図であ
る。
る。
【図5】本実施例の交換可能な地域情報表示媒体の機能
構成図である。
構成図である。
【図6】本実施例の媒体情報カードの機能構成図であ
る。
る。
【図7】本実施例の液晶ディスプレイによる現在位置表
示状態を示す図である。
示状態を示す図である。
【図8】定数表に特定点の位置情報および縮尺情報を保
持する例を示すもので、(a)はその定数表を示す図、
(b)はそのROMにおける格納データを示す図、(c)は
その動作を説明すべく地図の表示状態を示す図である。
持する例を示すもので、(a)はその定数表を示す図、
(b)はそのROMにおける格納データを示す図、(c)は
その動作を説明すべく地図の表示状態を示す図である。
【図9】定数表に地域情報の表現方向情報を保持する例
を示すもので、(a)はその定数表を示す図、(b)はその
ROMにおける格納データを示す図、(c)はその動作を
説明すべく地図の表示状態を示す図である。
を示すもので、(a)はその定数表を示す図、(b)はその
ROMにおける格納データを示す図、(c)はその動作を
説明すべく地図の表示状態を示す図である。
【図10】(a),(b)は各種図法の例を示す図である。
【図11】定数表に地域情報の図法情報を保持する例を
示すもので、(a)はその定数表を示す図、(b)はそのR
OMにおける格納データを示す図、(c)はその動作を説
明すべく地図の表示状態を示す図である。
示すもので、(a)はその定数表を示す図、(b)はそのR
OMにおける格納データを示す図、(c)はその動作を説
明すべく地図の表示状態を示す図である。
【図12】(a),(b)は2つの異なる図法の例を示す図
である。
である。
【図13】定数表に地域情報の少なくとも4点の位置情
報を保持する例を示すもので、(a)はその定数表を示す
図、(b)はそのROMにおける格納データを示す図、
(c)はその動作を説明すべく地図の表示状態を示す図で
ある。
報を保持する例を示すもので、(a)はその定数表を示す
図、(b)はそのROMにおける格納データを示す図、
(c)はその動作を説明すべく地図の表示状態を示す図で
ある。
【図14】定数表に指示点の指示形状情報を保持する例
を示すもので、(a)はその定数表を示す図、(b)はその
ROMにおける格納データを示す図、(c)はその動作を
説明すべく地図の表示状態を示す図である。
を示すもので、(a)はその定数表を示す図、(b)はその
ROMにおける格納データを示す図、(c)はその動作を
説明すべく地図の表示状態を示す図である。
【図15】定数表に文字表示領域情報を保持する例を示
すもので、(a)はその定数表を示す図、(b)はそのRO
Mにおける格納データを示す図、(c)はその動作を説明
すべく地図の表示状態を示す図である。
すもので、(a)はその定数表を示す図、(b)はそのRO
Mにおける格納データを示す図、(c)はその動作を説明
すべく地図の表示状態を示す図である。
【図16】定数表に表現領域情報を保持する例を示すも
ので、(a)はその定数表を示す図、(b)はそのROMに
おける格納データを示す図、(c)はその動作を説明すべ
く地図の表示状態を示す図である。
ので、(a)はその定数表を示す図、(b)はそのROMに
おける格納データを示す図、(c)はその動作を説明すべ
く地図の表示状態を示す図である。
【図17】指示点位置算出用の変換関数表をそなえた場
合の媒体情報カードを示す図である。
合の媒体情報カードを示す図である。
【図18】本実施例の媒体ホルダーの例を示す図であ
る。
る。
【図19】従来の地域情報表示装置の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図20】磁気ストライプを有する地域情報表現媒体を
示す図である。
示す図である。
【図21】ICメモリを有する地域情報表現媒体を示す
図である。
図である。
1 アンテナ 6 本体部 6A 筐体 6a 媒体挿入口 7 地域情報表現媒体 7a 地図 7b 識別コード 7c 地図 7A 媒体識別情報記憶部 8 GPS信号処理部 9 CPU(演算手段) 10 ROM 11 RAM 12 キーボード(識別コード入力部,入力手段) 13 コネクタ 14 液晶ディスプレイ(表示部,指示手段) 15 バックライト 16 ガイドレール(位置合わせ手段) 17 媒体情報カード(識別情報別地域情報属性記憶手
段) 17a コネクタ 18 識別コード 19,19A〜19G 定数表 20,20A〜20G 変換関数データ 21 変換関数判別プログラム 22 表示パターンデータ 23 カーソル 24表示制御プログラム 25 文字表示領域 26 表現範囲 26a,26b 表現領域 27 変換関数表
段) 17a コネクタ 18 識別コード 19,19A〜19G 定数表 20,20A〜20G 変換関数データ 21 変換関数判別プログラム 22 表示パターンデータ 23 カーソル 24表示制御プログラム 25 文字表示領域 26 表現範囲 26a,26b 表現領域 27 変換関数表
Claims (10)
- 【請求項1】 衛星からの電波を受信するアンテナと、
前記アンテナによる受信情報に基づき現在位置を算出す
る信号処理手段とを含む本体部を有し、前記信号処理手
段により算出された現在位置を表示する地域情報表示装
置において、 人が視覚により地域情報を取得するために少なくとも一
つの地図や文字等の地域情報を予め表現する地域情報表
現媒体が、前記本体部に交換可能に装着されるととも
に、前記地域情報表現媒体に、該媒体の媒体種別を識別
情報として記憶し外部から前記識別情報を読取・判別可
能な媒体識別情報記憶手段がそなえられる一方、 前記識別情報毎に定数表を記憶する識別情報別地域情報
属性記憶手段が、前記本体部に対して交換可能にそなえ
られ、 前記媒体識別情報記憶手段の識別情報を判別して入力す
る入力手段と、 前記入力手段により取得した識別情報から前記識別情報
別地域情報属性記憶手段を参照して得られた定数表と、
前記信号処理手段により算出された現在位置情報とに基
づき前記地域情報表現媒体上の地域情報の少なくとも一
つの対応指示範囲を算出する演算手段と、 前記演算手段の演算結果に従って前記地域情報表現媒体
上の地域情報の少なくとも一範囲を指示する指示手段
と、 前記指示手段による指示点と前記地域情報表現媒体の対
応位置との位置合わせを行なう位置合わせ手段とが前記
本体部にそなえられていることを特徴とする地域情報表
示装置。 - 【請求項2】 衛星からの電波を受信するアンテナと、
前記アンテナによる受信情報に基づき現在位置を算出す
る信号処理手段とを含む本体部を有し、前記信号処理手
段により算出された現在位置を表示する地域情報表示装
置において、 少なくとも1つの地域情報が表現されている地域情報表
現媒体と、外部に対しどの媒体の表示が指定されている
かを通知する通知手段と、各媒体の地域情報に対応する
定数表を記憶する識別情報別地域情報属性記憶手段とを
含み、少なくとも2つの媒体を有する交換可能な媒体ホ
ルダーが前記本体部に装着される一方、 前記通知手段からの情報に基づき表示指定される媒体を
判別する判別手段と、 前記識別情報別地域情報属性記憶手段から情報を読み取
る読取手段と、 前記の判別手段および読取手段により取得された現在表
示中の地域情報に対応する定数表と、前記信号処理手段
により算出された現在位置情報とに基づき前記地域情報
表現媒体上の地域情報の少なくとも一つの対応指示範囲
を算出する演算手段と、 前記演算手段の演算結果に従って前記地域情報表現媒体
上の地域情報の少なくとも一範囲を指示する指示手段
と、 前記指示手段による指示点と前記地域情報表現媒体の対
応位置との位置合わせを行なう位置合わせ手段とが前記
本体部にそなえられていることを特徴とする地域情報表
示装置。 - 【請求項3】 前記定数表が、前記地域情報上の少なく
とも1個の特定点の位置情報と縮尺情報とを保持してい
ることを特徴とする請求項1または2記載の地域情報表
示装置。 - 【請求項4】 前記定数表が、前記地域情報の表現方向
の情報を保持していることを特徴とする請求項1または
2記載の地域情報表示装置。 - 【請求項5】 前記定数表が、前記地域情報の図法に関
する情報を保持していることを特徴とする請求項1また
は2記載の地域情報表示装置。 - 【請求項6】 前記定数表が、前記地域情報の少なくと
も4点の位置情報を保持していることを特徴とする請求
項1または2記載の地域情報表示装置。 - 【請求項7】 前記定数表が、前記指示手段により指し
示される一範囲の形状,大きさの少なくとも一方に関す
る指示形状情報を保持していることを特徴とする請求項
1または2記載の地域情報表示装置。 - 【請求項8】 前記指示手段が前記地域情報上に文字を
表示する文字表示機能を有し、前記定数表に、前記地域
情報上に文字表示用に用意されている領域の形,大きさ
の少なくとも一方に関する文字表示領域情報を保持して
いることを特徴とする請求項1または2記載の地域情報
表示装置。 - 【請求項9】 前記定数表が、前記地域情報の表現領域
を示す表現領域情報を保持していることを特徴とする請
求項1または2記載の地域情報表示装置。 - 【請求項10】 前記識別情報別地域情報属性記憶手段
が、現在位置情報に基づき前記指示手段により指し示さ
れる少なくとも一範囲を算出するための変換関数もしく
は演算機能を保持していることを特徴とする請求項1ま
たは2記載の地域情報表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3182092A JPH06194439A (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | 地域情報表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3182092A JPH06194439A (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | 地域情報表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06194439A true JPH06194439A (ja) | 1994-07-15 |
Family
ID=12341727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3182092A Pending JPH06194439A (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | 地域情報表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06194439A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20220196407A1 (en) * | 2020-12-04 | 2022-06-23 | Korea National University Of Transportation Industry - Academy Cooperation Foundation | Method for indoor route planning and automatic marker making for indoor navigation using markers |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5915814A (ja) * | 1982-07-17 | 1984-01-26 | Alps Electric Co Ltd | 走行誘導装置 |
JPS6063584A (ja) * | 1983-05-27 | 1985-04-11 | フアオ・デ−・オ−・ア−ドルフ・シントリング・アクチエンゲゼルシヤフト | 情報入力部材 |
JPH01195316A (ja) * | 1988-01-29 | 1989-08-07 | Aisin Seiki Co Ltd | 位置表示装置 |
JPH01248084A (ja) * | 1988-03-29 | 1989-10-03 | Aisin Seiki Co Ltd | 自位置測位装置 |
-
1992
- 1992-02-19 JP JP3182092A patent/JPH06194439A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5915814A (ja) * | 1982-07-17 | 1984-01-26 | Alps Electric Co Ltd | 走行誘導装置 |
JPS6063584A (ja) * | 1983-05-27 | 1985-04-11 | フアオ・デ−・オ−・ア−ドルフ・シントリング・アクチエンゲゼルシヤフト | 情報入力部材 |
JPH01195316A (ja) * | 1988-01-29 | 1989-08-07 | Aisin Seiki Co Ltd | 位置表示装置 |
JPH01248084A (ja) * | 1988-03-29 | 1989-10-03 | Aisin Seiki Co Ltd | 自位置測位装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20220196407A1 (en) * | 2020-12-04 | 2022-06-23 | Korea National University Of Transportation Industry - Academy Cooperation Foundation | Method for indoor route planning and automatic marker making for indoor navigation using markers |
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