JP2957419B2 - ナビゲーション装置 - Google Patents

ナビゲーション装置

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JP2957419B2
JP2957419B2 JP19884294A JP19884294A JP2957419B2 JP 2957419 B2 JP2957419 B2 JP 2957419B2 JP 19884294 A JP19884294 A JP 19884294A JP 19884294 A JP19884294 A JP 19884294A JP 2957419 B2 JP2957419 B2 JP 2957419B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、車両の現在位置、道路
地図及び走行時に必要な情報等を表示する車載用ナビゲ
ーション装置に関する。 【0002】 【従来の技術】車両の現在位置を検出し、道路地図上に
表示し、走行時に必要な情報等を表示する自動車用走行
案内装置として、例えば特開昭57−169785号公報の「車
両用走行誘導装置」が知られている。これは、車両の位
置と進行方向を表すマークを表示画面上の所定位置に一
定の方向を向けて表示し、車両の走行に伴って上記表示
画面に表示している。そして、この中では、地図のパタ
ーンを移動するようにした装置を開示している。該装置
では、地図上での車両の現在位置の識別を容易にするた
めに、予め定めた複数倍率で表示地図の拡大と縮小とが
出来るようにしている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】この公知例に開示され
ている装置においては、表示地図は画面上の点(ドッ
ト)の集合として表わされるものであり、表示地図を拡
大する時は、表示画面データから対応するM行N列の表
示点を取り出し、表示画面上にその表示点を分散させる
ことによって表示地図を拡大している。 【0004】ところで、地図には、単に、道路図形にの
みならず、地名等を表すための文字・記号も記載され
る。 【0005】しかし、上記したように、地図を単に、拡
大、縮小すると、これにともなって、文字・記号も拡
大、縮小される。そのため、文字・記号の大きさが変化
して、文字・記号が非常に読みにくくなるという問題が
ある。 【0006】また、表示点の分散によって地図を拡大表
示すると、表示地図が視認しにくいという欠点がある。
故に、拡大の倍率は、表示点が分散しても肉眼で見たと
きに、地図表示として十分に視認できる程度に抑えられ
る。 【0007】上記公知例において、例えば、縮尺25万
分の1の地図を表示するのに必要な表示点の数がM行N
列(M×N個)で十分であったとする。次に、この縮尺
25万分の1の地図を縮尺5万分の1(倍率5倍)で表
示すると、表示点の分散が大きくなり(即ち、表示点の
面積は5×5=25倍となる)、表示地図として視認性
に乏しいものとなる。 【0008】そこで、縮尺5万分の1(倍率5倍)で拡
大表示可能とするには、表示点の数を縮尺25万分の1
の地図の25倍、5M行5N例(5M×5N個)の精度
で記憶しておかないと、視認性のよい表示地図は得られ
ない。即ち、倍率5倍縮尺5万分の1で地図表示を行う
には、元となる地図(縮尺25万分の1)を記憶するに
必要な記憶容量の25倍の記憶容量が必要である。拡大
地図の倍率を10倍とすると、元となる地図の100倍
の記憶容量が必要である。 【0009】以上のように、従来技術では、拡大図を必
要とする場合に、地図データの記憶容量が膨大なものと
なる欠点がある。地図データを記憶する磁気テープの量
が多くなれば、それによって、地図データ1枚分を読み
込む時の読み込み時間が長くなり、また、車両用走行誘
導装置として扱うデータの量が大きなものとなるので、
装置全体として大容量の記憶部を必要とし、コストの面
でも問題がある。 【0010】本発明は、上記従来技術の問題に鑑みなさ
れたものであり、その第1の目的は、地図の拡大縮小が
なされても、表示される文字・記号の大きさが変化せ
ず、文字・記号が視認しやすいナビゲーション装置を得
ることにある。 【0011】また、本発明の第2の目的は、ナビゲーシ
ョン装置における記憶媒体及び記憶装置の記憶容量を過
度に増大させることなく、比較的小さな記憶容量で拡大
図をも含めた多数の地図情報を記憶し得るナビゲーショ
ン装置を得ることにある。 【0012】 【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、本発明の第1の態様によれば、地図および車両
の位置を表示するナビゲーション装置において、少なく
とも道路地図情報および文字・記号情報を含む地図デー
タを、予め区画された各地図ごとに記憶する記憶媒体
と、上記記憶媒体から地図データを読み出すための情報
記憶装置と、少なくとも地図および車両の位置を表示す
ることができる表示装置と、車両の現在位置の演算処
理、地図データの処理および表示データの処理を行うた
めの信号演算処理装置とを備え、上記記憶媒体は、予め
区画された各地図ごとに、当該地図に表われる道路を示
す道路地図情報を記憶するための記憶場所と、文字・記
号情報を記憶するための記憶場所とを有し、上記文字・
記号情報の記憶場所には、それぞれの文字・記号が表示
されるべき地図における表示位置を示す位置座標情報
と、それらの形を表わすフォント情報とを記憶し、上記
信号演算処理装置は、上記情報記憶装置を介して、道路
地図情報の記憶場所から、表示すべき区画の地図データ
に含まれる道路地図情報を読みだして、表示のための道
路地図を生成する手段と、上記情報記憶装置を介して、
上記文字・記号情報の記憶場所から、上記表示すべき区
画の地図データに含まれる、文字・記号についての、そ
れらが表示されるべき地図上の表示位置を示す位置座標
情報と、それらの形を表わすフォント情報とを読みだし
て、上記生成した道路地図の前記位置座標情報に対応す
る位置に、上記フォント情報によって表される形で文字
・記号を書き込む手段と、車両の位置を算出する手段
と、上記文字・記号が書き込まれた道路地図と、算出さ
れた車両の位置とを上記表示装置に表示させる手段とを
備えることを特徴とするナビゲーション装置が提供され
る。 【0013】また、上記第1および第2の目的を達成す
るため、本発明の第2の態様によれば、上記第1の態様
に加えて、上記信号演算処理装置に対して指示を入力す
るための入力装置をさらに備え、上記道路地図を生成す
る手段は、上記入力装置から入力される指示に従って、
拡大または縮小して道路地図を生成する手段をさらに備
え、かつ、上記道路地図情報の記憶場所には、当該地図
に表われる各道路について、それぞれの道路を直線補間
できる範囲で分割した分割点の位置座標情報が、道路ご
とに、一端から他端までそれぞれの道路に沿って順次記
憶され、上記表示のための道路地図を生成する手段は、
上記道路地図情報の記憶場所から、表示すべき地図デー
タに含まれる上記位置座標情報を、各道路ごとに、記憶
される順に従って読み出し、読み出した位置座標情報
の、隣り合う座標どうしを直線補間して、分割点を順に
接続する線を形成し、該線の情報を道路を示すデータと
して道路地図を生成することを特徴とするナビゲーショ
ン装置が提供される。 【0014】 【実施例】本発明の一実施例を以下図面によって説明す
る。 【0015】第1図は本発明になるナビゲーション装置
の全体構成を示す。 【0016】図中において、走行距離検出器1は、例え
ば、車速に応じたパルス信号を発生する。進行方向検出
器2は、車両の進行方向を検出するための検出器であ
り、例えば、地磁気を利用して進行方向を検出する磁気
センサである。これら走行距離検出器1と進行方向検出
器2から検出された信号は、信号演算処理装置3に読み
込まれる。 【0017】信号演算処理装置3は、これら2つの信号
を演算処理することにより、車両の現在走行位置を算出
する。また、信号演算処理装置3は、現在走行位置を算
出すると共に、現在走行位置に見合った地図データを情
報記憶装置4から入力する。この情報記憶装置4として
は、カセットテープレコーダを使用しているが、RA
M、磁気ディスク等の記憶手段も考えられる。そして、
この信号演算処理装置3は、現在走行位置と情報記憶装
置4の情報とを比較し、CRTからなる表示装置5の画
面上に、地図データと地図データ上の正確な現在走行位
置とを同時に表示する。 【0018】入力装置6は、信号演算処理装置3の動作
を制御する入力装置である。 【0019】次に、信号演算処理装置3の構成について
第2図を用いて詳細に説明する。 【0020】信号演算処理装置3は、走行距離検出器
1、進行方向検出器2、入力装置6からの信号をそれぞ
れ入力し、車両の現在位置を算出する。そして、現在位
置に見合った地図データを情報記憶装置4から読み出
し、表示装置2にそれらを表示する。第2図では、テレ
ビアンテナ7を設け、表示装置5をテレビとして使用し
得るようにしている。 【0021】次に、信号演算処理装置3の構成について
説明する。 【0022】信号演算処理装置3は、二つのマイクロプ
ロセッサ31,32でコントロールする。マイクロプロ
セッサ31は、現在位置の演算処理やシステム全体の制
御を行い、マイクロプロセッサ32は、地図データの処
理や地図表示を行う。 【0023】入出力回路311は、キーボード等の入力
装置6からの信号の読み込みを行う。処理装置312
は、走行距離検出器1と進行方向検出器2からの信号を
マイクロプロセッサ31で演算処理しやすいように波形
整形処理を行う。インターフェイス313は、マイクロ
プロセッサ32をマイクロプロセッサ31でコントロー
ルするための回路である。 【0024】マイクロプロセッサ32は、読み出し専用
メモリ(ROM)321上に記憶されたプログラムに従
って動作する。読み書きメモリ(RAM322は、マイ
クロプロセッサ32のスタック・メモリデータや地図デ
ータなどを一時的に記憶するものである。入出力回路3
23は、情報記憶装置(本実施例ではカセット・デッ
キ)4の再生・早送り・巻戻し動作等の地図データのサ
ーチを行い、また、カセットデッキ4からのシリアルな
地図データをパラレルデータに変換し、一時記憶してお
く等の地図データの再生編集を行う。 【0025】ビデオRAM324は、表示地図一枚分の
表示データを記憶する読み書きメモリである。ビデオR
AM324に書き込まれた表示データは、ビデオ・ディ
スプレイ・ジェネレータ(VDG)325により表示装
置5に表示される。 【0026】尚、本実施例では、テレビアンテナ7、テ
レビチューナ33、復調回路331を有しており、切換
え回路314をマイクロプロセッサ31でテレビ受信側
に切換えることによって、テレビ受信もできる。表示装
置5は、偏向回路501、映像増幅回路502、CRT
503で構成される。 【0027】このような構成のナビゲーション装置で、
第3図のような地図を表示装置5に表示させる場合、第
3図における文字や記号等の地図データと、道路地図の
地図データとを、第4図に示す磁気テープ11等の記録
媒体上で、地図番号記録部111、文字・記号情報記録
部112及び道路地図情報記録部113のように、記憶
する内容によりそのエリアを分割して記録する。 【0028】まず、文字・記号情報記録部112につい
て説明する。文字・記号情報記録部112のデータフォ
ーマットは、第5図に示すように、一文字に対して、そ
の文字がメイン縮尺図(常に表示される地図データであ
り、本実施例では、第8図に示した縮尺25万分の1の
地図)のどの位置にあたるかを、第8図のメイン縮尺図
のX,Y座標のメイン縮尺位置情報部112Aとして記
憶文字の先頭に記録する。そして、メイン縮尺位置情報
部112Aの後に、キャラクタ・ジェネレータの出力と
同様に、文字・記号等のキャラクタ・ドット位置情報を
キャラクタ情報記録部112Bに記録する。このような
文字・記号等の記憶情報をフォント情報という。 【0029】そこで、カセット・デッキ5は、所定の地
図番号をサーチし、読み込まれた文字・記号等のデータ
は、そのデータの位置情報に対応するビデオRAM32
4内の所定の場所に書き込まれる。このようにすると、
表示画の拡大・縮小に伴って文字の大きさが変更を受け
ることはない。また、拡大と縮小の表示画面で常に同数
の文字を表示すると、縮小した場合の表示画面がたいへ
ん見にくいものとなるので、メイン縮尺位置情報部11
2Aには、各文字・記号情報に対し拡大図で表示する
か、縮小図で表示するかの判別情報が記録される。 【0030】次に、道路地図の記録部113について説
明する。 【0031】第6図は、直線補間の説明図であり、第7
図は、第6図の各点O,P,Q,Rの位置座標情報の記
録状態図である。まず、カセット・デッキ4で地図番号
Nをサーチし、次に、道路地図上の各位置座標情報を読
み込む。即ち、位置座標情報O(x1,y1)を読み込
み、次に、位置座標情報P(x2,y2),Q(x3
3),R(x4,y4),……の順に、次々と道路地図
上の各位置座標が読み込まれる。そして、読み込まれた
位置座標情報の順に直線補間を行うことによって、第6
図のようなO・P・Q・Rの道路地図が描かれる。 【0032】このようにすると、道路地図O・P・Q・
Rを描くのに必要な位置情報の数は、第6図では4個で
足りる。このような直線補間法を利用することにより、
地図上に道路を表示するのに必要なデータ数を大幅に縮
小することができる。 【0033】上述の直線補間できる範囲で分割された分
割点の決定法を、第10図を用いて説明する。 【0034】第10図の弧ACBは道路地図である。こ
の道路地図上の点Aを基準点として、点Bを道路地図上
に沿ってスライドさせる。この時、点A,B間に出来る
弦AB(直線L)と距離間隔Dを持つような平行線L1
を仮定する。すると、点Bのスライドに伴なって平行線
L1と道路地図(弧ACB)が交わる時がある。この交
わった時の点Cを直線補間できる範囲で分割された分割
点とする。そして、基準点Aと分割点Cを結ぶ。この直
線(破線)ACが直線補間で出来る道路地図である。次
に、点Cを基準点として、上記と同様の操作を順次繰り
返すことによって、直線補間できる範囲で分割された分
割点が決定される。 【0035】上記の方法で作成される地図の精度は、平
行線L1と弦AB(直線L)との距離Dによって決ま
る。上述の方法の他にも、例えば、道路の曲率半径によ
る決定法もある。以上のことを、第9図を用いてより詳
細に説明する。 【0036】第9図は、第3図の道路地図を上述の直線
補間で表示したものである。まず、カセット・デッキ5
で位置座標a1〜a13までを順次読み込み、これらの
位置座標の2点間を、それぞれ直線補間する。次に、位
置座標b1〜b11までを読み込み、最終的に位置座標
E1〜E5までを読み込み、それらの位置座標の直線補
間を行うことによって、第9図のような道路地図ができ
あがる。 【0037】第3図の道路地図を従来技術のような表示
点の集合として記録すると、表示に必要な表示点の数と
して約350個の位置座標情報を記録しなければならな
い。ところが、本発明のように直線補間できる範囲の分
割点の位置座標として記憶すると、第9図より明らかな
ように、位置座標点の数は、44個で充分であり、しか
も、第3図と第9図を比較した場合における地図情報の
視認性にも問題はない。 【0038】本実施例によれば、一つの道路地図に対し
て、記憶容量を大巾に小さくすることができ、地図デー
タの読み込み時間等も短縮することができる。 【0039】以上の説明では、文字・記号等はフォント
情報とし、道路地図を直線補間できる範囲の分割点の位
置座標としたが、文字・記号等も直線補間できる範囲の
分割点の位置座標として記録してもよい。 【0040】次に、前述のように本発明になるナビゲー
ション装置は、記録した地図データを用いて地図の拡大
・縮小を行うものである。そこで、この動作について以
下に説明する。 【0041】まず、第2図において、前述のように記録
した地図データをカセット・デッキ4で読み込む。この
時、道路地図情報は、文字・記号情報の後に読み込ま
れ、読み書きメモリ322に書き込まれる。読み書きメ
モリ322に書き込まれた道路地図情報の位置座標情報
は、マイクロプロセッサ32で直線補間され、直線の集
合としてビデオRAM324内の所定の場所に書き込ま
れる。 【0042】以上のようにして、ビデオRAM324に
書き込まれた地図データは、ビデオ・ディスプレイ・ジ
ェネレータ325で制御され、第8図(文字・記号は省
略)のような道路地図として表示装置5に表示される。 【0043】そこで、第8図の道路地図の一部分を拡大
する場合には、表示画面上の拡大すべき領域(第8図領
域Z)と倍率(10倍)を、入力装置6により指定す
る。この領域指定の方法として、表示画面上の一点にカ
ーソルを固定し、その一点を中心として地図を拡大す
る。そして、この指定領域の範囲内に入る地図データ
を、磁気テープ11から選択し、読み込む。 【0044】読み込まれた地図データの位置座標は、指
定倍率で拡大され、上述と同様の操作で、文字・記号情
報は、ビデオRAM324に書き込まれ、ビデオ・ディ
スプレイ・ジェネレータ325によって表示される。こ
こで、元となる道路情報、即ち、最も縮尺の大きい地図
(第9図)が直線補間で充分表示できる精度で記録され
ていれば、この記憶された情報より縮尺の小さい地図を
精度よく表示することは容易である。 【0045】上述のものでは、拡大図を表示するとき、
拡大したい部分の地図データを再度磁気テープ11から
読み出している。そこで、地図を拡大表示する他の方法
として、読み書きメモリ322に元となる道路情報を拡
大表示できる精度で記録しておけば、再度磁気テープの
検索が不要となる。この場合、読み書きメモリ322に
記録された元の地図情報から拡大表示されるべき部分を
選択し、そのまま表示することができる。このような実
施例の効果として、任意の場所を瞬時に拡大することが
でき、拡大図表示にかかる遅れ時間、即ち、再度の読み
出し等の時間をなくすことができる。 【0046】上述した実施例では、マイクロプロセッサ
32に直線補間の機能を設けているが、マイクロプロセ
ッサ32とは別個に直線補間を行う装置を設けてもよい
し、ビデオ・ディスプレイ・ジェネレータ325にその
機能を付加してもよい。 【0047】 【発明の効果】以上のように、本発明によれば、道路地
図情報と、それに付される文字・記号情報とを独立に記
憶し、道路とは別に、文字・記号が書き込まれるため、
道路の表示が拡大、縮小されても、それに伴って文字の
大きさが変更を受けることはない。従って、地図の拡大
縮小による文字・記号の視認性の悪化を防ぐことができ
る。なお、各文字・記号情報に対し拡大図で表示する
か、縮小図で表示するかの判別情報が記録する構成とす
れば、拡大と縮小の表示画面で常に同数の文字を表示し
た場合に、縮小した場合の表示画面がたいへん見にくい
ものとなることを防ぐことができる。 【0048】また、本発明によれば、地図データの記憶
に要する記憶容量を小さくすることができ、このことに
より記憶容量を増大させることなく拡大地図をも表示す
ることができるようになり、ナビゲータ装置としての利
用性、有用性をさらに向上することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明になるナビゲーション装置の概要を説明
する図である。 【図2】ナビゲーション装置の基本構成を示すブロック
図である。 【図3】表示装置に表示される地図の一例を示す図であ
る。 【図4】磁気テープに記録された地図データ・フォーマ
ットの一例を示す図である。 【図5】磁気テープに記録された文字・記号等のデータ
・フォーマットの一例を示す図である。 【図6】直線補間の説明図である。 【図7】磁気テープに記録された道路地図のデータ・フ
ォーマットの一例を示す図である。 【図8】通常表示される縮尺25万分の1の地図の一例
を示す図である。 【図9】図8の地図の一部分を直線補間により拡大表示
された地図の一例を示す図である。 【図10】直線補間法を説明する図である。 【符号の説明】 1…走行距離検出計、2…進行方向検出計、3…信号演
算処理装置、4…カセット・デッキ、5…表示装置、6
…入力装置、11…磁気テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 孝則 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会 社日立製作所 佐和工場内 (56)参考文献 特開 昭56−14286(JP,A) 特開 昭57−144589(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G09B 29/10 G01C 21/00 G08G 1/0969

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.地図および車両の位置を表示するナビゲーション装
    置において、 少なくとも道路地図情報および文字・記号情報を含む地
    図データを、予め区画された各地図ごとに記憶する記憶
    媒体と、 上記記憶媒体から地図データを読み出すための情報記憶
    装置と、 少なくとも地図および車両の位置を表示することができ
    る表示装置と、 車両の現在位置の演算処理、地図データの処理および表
    示データの処理を行うための信号演算処理装置と 上記信号演算処理装置に対して指示を入力するための入
    力装置と を備え、 上記記憶媒体は、予め区画された各地図ごとに、当該地
    図に表われる道路を示す道路地図情報を記憶するための
    記憶場所と、文字・記号情報を記憶するための記憶場所
    とを有し、上記文字・記号情報の記憶場所には、それぞ
    れの文字・記号が表示されるべき地図における表示位置
    を示す位置座標情報と、それらの形を表わすフォント情
    報とを記憶し、 上記信号演算処理装置は、 上記情報記憶装置を介して、道路地図情報の記憶場所か
    ら、表示すべき区画の地図データに含まれる道路地図情
    報を読みだして、表示のための道路地図を生成する手段
    と、 上記情報記憶装置を介して、上記文字・記号情報の記憶
    場所から、上記表示すべき区画の地図データに含まれ
    る、文字・記号についての、それらが表示されるべき地
    図上の表示位置を示す位置座標情報と、それらの形を表
    わすフォント情報とを読みだして、上記生成した道路地
    図の前記位置座標情報に対応する位置に、上記フォント
    情報によって表される形で文字・記号を書き込む手段
    と、 車両の位置を算出する手段と、 上記文字・記号が書き込まれた道路地図と、算出された
    車両の位置とを上記表示装置に表示させる手段とを備
    上記道路地図を生成する手段は、上記入力装置から入力
    される指示に従って、拡大または縮小して道路地図を生
    成する手段をさらに備えること を特徴とするナビゲーシ
    ョン装置。 2.請求項1において、上記信号演算処理装置は、表示
    地図一枚分の表示データを記憶する読み書きメモリをさ
    らに備え、 上記表示のための道路地図を生成する手段は、上記道路
    地図を上記読み書きメモリに書き込み、 文字・記号を書き込む手段は、上記フォント情報を、上
    記読み書きメモリの、それに書き込まれた道路地図の対
    応する位置に書き込むこと を特徴とするナビゲーション
    装置。 3.請求項1または2において、上記文字・記号情報の
    記憶場所には、それぞれの文字・記号情報について、当
    該文字・記号を、拡大図で表示するか、縮小図で表示す
    るかを判別するための判別情報がさらに記憶されるナビ
    ゲーション装置。 4.装着された記憶媒体から地図データを読み出して、
    地図および車両の位置を表示するナビゲーション装置に
    おいて、 上記装着された記憶媒体から地図データを読み出すため
    の情報記憶装置と、 少なくとも地図および車両の位置を表示することができ
    る表示装置と、 車両の現在位置の演算処理、地図データの処理および表
    示データの処理を行うための信号演算処理装置とを備
    え、 上記情報記憶装置に装着される記憶媒体として、地図に
    表われる道路を示す道路地図情報および地図に含まれる
    文字・記号情報を少なくとも含む地図データを、予め区
    画された各地図ごとに記憶し、各地図内では、道路地図
    情報を記憶するための記憶場所と、文字・記号情報を記
    憶するための記憶場所とを有し、上記文字・記号情報の
    記憶場所に、文字・記号情報として、それぞれの文字・
    記号が表示されるべき地図における表示位置を示す位置
    座標情報と、それらの形を表わすフォント情報とを記憶
    したものが用いられ、 上記信号演算処理装置は、 上記情報記憶装置を介して、道路地図情報の記憶場所か
    ら、表示すべき区画の地図データに含まれる道路地図情
    報を読みだして、表示のための道路地図を生成する手段
    と、 上記情報記憶装置を介して、上記文字・記号情報の記憶
    場所から、上記表示すべき区画の地図データに含まれ
    る、文字・記号についての、それらが表示されるべき地
    図上の表示位置を示す位置座標情報と、それらの形を表
    わすフォント情報とを読みだして、上記生成した道路地
    図の前記位置座標情報に対応する位置に、上記フォント
    情報によって表される形で文字・記号を書き込む手段
    と、 車両の位置を算出する手段と、 上記文字・記号が書き込まれた道路地図と、算出された
    車両の位置とを上記表示装置に表示させる手段とを備え
    ることを特徴とするナビゲーション装置。 5.請求項4において、上記信号演算処理装置は、表示
    地図一枚分の表示データを記憶する読み書きメモリをさ
    らに備え、 上記表示のための道路地図を生成する手段は、上記道路
    地図を上記読み書きメモリに書き込み、 文字・記号を書き込む手段は、上記フォント情報を、上
    記読み書きメモリの、それに書き込まれた道路地図の対
    応する位置に書き込むことを特徴とするナビゲーション
    装置。 6.請求項または5において、上記文字・記号情報の
    記憶場所には、それぞれの文字・記号情報について、当
    該文字・記号を、拡大図で表示するか、縮小図で表示す
    るかを判別するための判別情報がさらに記憶されるナビ
    ゲーション装置。
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