JPH061939U - バタフライバルブ - Google Patents
バタフライバルブInfo
- Publication number
- JPH061939U JPH061939U JP4244192U JP4244192U JPH061939U JP H061939 U JPH061939 U JP H061939U JP 4244192 U JP4244192 U JP 4244192U JP 4244192 U JP4244192 U JP 4244192U JP H061939 U JPH061939 U JP H061939U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- seat ring
- surface portion
- valve body
- box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Lift Valve (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シートリングに管接続面部と弁体シール面部
とを兼備してなるバタフライバルブにおいて、弁開閉操
作性を向上すること。 【構成】 バタフライバルブ10において、シートリン
グ12の外周の管接続面部12Aと弁体シール面部12
Bとの境界相当部に凹部12Cを設け、弁箱11の内周
部に上記シートリング12の凹部12Cが嵌着する凸部
11Aを設けたもの。
とを兼備してなるバタフライバルブにおいて、弁開閉操
作性を向上すること。 【構成】 バタフライバルブ10において、シートリン
グ12の外周の管接続面部12Aと弁体シール面部12
Bとの境界相当部に凹部12Cを設け、弁箱11の内周
部に上記シートリング12の凹部12Cが嵌着する凸部
11Aを設けたもの。
Description
【0001】
本考案は、バタフライバルブに関する。
【0002】
従来、バタフライバルブとして、弁箱と、弁箱内周部に装着され、管接続面部 と弁体シール面部とを備えるシートリングと、シートリングを貫通して弁箱に支 持される弁棒と、弁棒の中間部に固定され、弁棒の回転とともに回転して弁箱内 のシートリングが形成する流体通路を開閉する弁体とを有してなるものがある。
【0003】 図1(B)において、1は弁箱、2はシートリング、2Aは管接続面部、2B は弁体シール面部、3は弁棒、4は弁体、5は配管、5Aは管フランジ部である 。
【0004】 この従来のバタフライバルブによれば、単一のシートリングに管接続のための ガスケット機能と弁体シール機能とを兼備したから、それら2機能のそれぞれ を個別に備える2部材(ガスケット材とシール材)を用いるものに比して、組み 立て性を向上でき、かつ管接続用受口を設けるものに比して管軸方向幅寸法を コンパクトにできる。
【0005】
然しながら、従来技術では、弁箱1に配管5の管フランジ部5Aを締結して接 続し、シートリング2の管接続面部2Aに管フランジ部5Aが圧接せしめられる とき、管接続面部2Aが圧縮(図1(B)のKは圧縮量)され、ひいてはシート リング2の内周が図1(B)にPで示す如くに縮径変形して弁体シール面部2B に膨らみ変形を生ずる。このため、膨らんだ弁体シール面部2Bと弁体4との接 触力が過大となり、弁開閉操作性が悪くなる。
【0006】 本考案は、シートリングに管接続面部と弁体シール面部とを兼備してなるバタ フライバルブにおいて、弁開閉操作性を向上することを目的とする。
【0007】
本考案は、弁箱と、弁箱内周部に装着され、管接続面部と弁体シール面部とを 備えるシートリングと、シートリングを貫通して弁箱に支持される弁棒と、弁棒 の中間部に固定され、弁棒の回転とともに回転して弁箱内のシートリングが形成 する流体通路を開閉する弁体とを有してなるバタフライバルブにおいて、シート リング外周の管接続面部と弁体シール面部との境界相当部に凹部を設け、弁箱内 周部に上記シートリングの凹部が嵌着する凸部を設けたものである。
【0008】
弁箱に管のフランジ部を締結して接続し、シートリングの管接続面部にフラン ジ部が圧接せしめられ、該管接続面部が圧縮(図1(A)のKは圧縮量)され、 ひいてはシートリングの内周が図1(A)にPで示す如くに縮径変形しても、弁 箱内周部に設けた凸部の存在により、この圧縮変形の弁体シール面部への伝播が 遮断される。従って、シートリングの弁体シール面部は従来の如くに膨らみ変形 することなく、弁体シール面部と弁体との接触力が過大になることを防止でき、 弁開閉操作性を向上できる。
【0009】
図1は本考案の作用を示す模式図、図2はバタフライバルブの一例を示す模式 図である。
【0010】 バタフライバルブ10は、配管5のフランジ5A間に挟まれて設置されるウエ ハー型バタフライバルブであり、図2に示す如く、弁箱11と、弁箱11の内周 部に装着されるシートリング12と、シートリング12を貫通して弁箱11に支 持される弁棒13と、弁棒13の中間部に固定され、弁棒13の回転とともに回 転して弁箱11内のシートリング12が形成する流体通路を開閉する弁体14と を有して構成される。尚、15は弁棒13の外方端部に固定された操作ハンドル である。
【0011】 尚、弁箱11はPVC又はPPG、シートリング12はEPDM又はEPM、 弁体14はPP等にて構成される。
【0012】 然るに、バタフライバルブ10にあっては、シートリング12に、管接続面部 12Aと弁体シール面部12Bとを兼備している。管接続面部12Aは弁箱11 の端面より突出している。そして、図1(A)に示す如く、シートリング12外 周の管接続面部12Aと弁体シール面部12Bとの境界相当部に凹部12Cを設 け、弁箱11の内周部に上記シートリング12の凹部12Cが嵌着する凸部11 Aを設けてある。
【0013】 次に、本実施例の作用について説明する。 弁箱11に配管5のフランジ部5Aを締結して接続し、シートリング12の管 接続面部12Aにフランジ部5Aが圧接せしめられ、該管接続面部が圧縮(図1 (A)のKは圧縮量)され、ひいてはシートリング12の内周が図1(A)にP で示す如くに縮径変形しても、弁箱11内周部に設けた凸部11Aの存在により 、この圧縮変形の弁体シール面部12Bへの伝播が遮断される。従って、シート リング12の弁体シール面部12Bは従来の如くに膨らみ変形することなく、弁 体シール面部12Bと弁体14との接触力が過大になることを防止でき、弁開閉 操作性を向上できる。
【0014】
以上のように本考案によれば、シートリングに管接続面部と弁体シール面部と を兼備してなるバタフライバルブにおいて、弁開閉操作性を向上することができ る。
【図1】図1は本考案の作用を示す模式図である。
【図2】図2はバタフライバルブの一例を示す模式図で
ある。
ある。
10 バタフライバルブ 11 弁箱 11A 凸部 12 シートリング 12A 管接続面部 12B 弁体シール面部 12C 凹部 13 弁棒 14 弁体
Claims (1)
- 【請求項1】 弁箱と、弁箱内周部に装着され、管接続
面部と弁体シール面部とを備えるシートリングと、シー
トリングを貫通して弁箱に支持される弁棒と、弁棒の中
間部に固定され、弁棒の回転とともに回転して弁箱内の
シートリングが形成する流体通路を開閉する弁体とを有
してなるバタフライバルブにおいて、シートリング外周
の管接続面部と弁体シール面部との境界相当部に凹部を
設け、弁箱内周部に上記シートリングの凹部が嵌着する
凸部を設けたことを特徴とするバタフライバルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4244192U JPH061939U (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | バタフライバルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4244192U JPH061939U (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | バタフライバルブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH061939U true JPH061939U (ja) | 1994-01-14 |
Family
ID=12636168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4244192U Pending JPH061939U (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | バタフライバルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH061939U (ja) |
-
1992
- 1992-06-19 JP JP4244192U patent/JPH061939U/ja active Pending
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